JP6000320B2 - 高周波放電点火装置 - Google Patents

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Description

本発明は、火花放電経路に高周波交流電流を流し込み、点火プラグの電極間の間隙に放電プラズマを形成させることにより内燃機関を点火させる高周波放電点火装置に関するものである。
近年、環境保全、燃料枯渇の問題が提起されており、自動車業界においても、これらへの対応が急務となっている。この対応の一例として、過給器を利用したエンジンダウンサイジング、軽量化により燃料消費量を飛躍的に改善する方法がある。
高過給状態になると、エンジン燃焼室内の圧力が燃焼を伴っていない状態でも非常に高くなり、この中では燃焼を開始するための火花放電を発生させることが困難になることが知られている。この理由の一つに、点火プラグの高圧電極とGND(グランド)電極の間(ギャップ)で絶縁破壊を引起すための要求電圧が非常に高くなり、点火プラグの絶縁碍子部の耐電圧値を超えてしまう点がある。
この課題を解決するために、碍子部の耐圧を上げる研究がなされているが、実情では要求に対し十分な耐圧を確保することは困難であり、点火プラグのギャップ間隔を狭める手段をとらざるを得ない状況となっている。しかしながら、点火プラグのギャップを狭めると、今度は電極部による消炎作用の影響が大きくなり、始動性の低下、燃焼性の低下を引起す点に課題が発生してしまう。
この問題を解決するためには、消炎作用によって電極部に取られる熱を上回るエネルギーを火花放電で与える、もしくは電極から少しでも遠いところで燃焼を引起す、といった回避手段が考えられ、例えば特許文献1に示すような点火コイル装置が提案されている。
特許文献1に開示された点火コイル装置は、従来の点火コイルにより点火プラグのギャップに火花放電を発生させ、この火花放電経路にミキサを介して高周波交流電流を流し込むことで高エネルギーの火花放電、かつ通常の火花放電よりも広範囲に拡がる放電プラズマを形成することを可能にするものである。
特許第5351874号公報 特開2013−177881号公報
特許文献1に示された従来の点火コイル装置は、交流電流を火花放電経路に流し込むものであるため、火花放電経路が形成されている必要がある。
しかしながら、過剰な交流電流による放電プラズマには点火プラグの電極消耗を促進させてしまい、電極が消耗すると火花放電間隙が広がることで、点火プラグの放電電圧が高くなり、点火プラグの絶縁耐電圧を超えて点火プラグが絶縁破壊することがある。
また、点火プラグの放電電圧が点火コイルの発生する高電圧を上回ると、点火プラグに火花放電経路を形成出来なくなるため、点火プラグの放電電圧を把握して点火プラグの放電状態および点火プラグの劣化状態を把握する必要がある。
特許文献2によれば点火プラグの劣化をある程度把握することが可能であるが、点火プラグの放電電圧が高くなったことは把握できるものの、放電電圧が異常に低くなったことは把握できない。また電圧の高いツェナーダイオードなど特殊な素子が必要となり、これら素子を電圧の高い2次コイルに接続するため、高電圧に耐える素子が必要になることや絶縁処理が必要になるなど、コスト的に問題が有る。
本発明は、従来の装置に於ける前述のような課題を解決するためになされたものであって、コストアップの少ない手段で、点火プラグの放電電圧の低過ぎや高過ぎを把握して、点火プラグの放電状態に応じて、交流電流を火花放電経路に投入でき、効率良く放電プラズマを形成することのできる高周波放電点火装置を提供することを目的とするものである。
本発明の高周波放電点火装置は、
磁気結合された1次コイルと2次コイルを有する点火コイル部と、前記1次コイルの電流を通電し通電後遮断するスイッチ素子とを有し、前記スイッチ素子が通電状態になり、前記1次コイルに電流を流すことで磁束を発生、蓄積し、次に前記スイッチ素子が遮断状態になることで前記2次コイルに所定の高電圧が発生し、発生した所定の高電圧を、間隙を有する電極間に火花放電を発生して内燃機関の燃焼室内の可燃混合気に点火する点火プラグに供給することで、前記間隙に火花放電経路を形成させる点火コイル装置、
前記点火プラグの間隙に形成された火花放電経路に高周波交流電流を供給する電流供給装置、
前記電流供給装置の前記高周波交流電流を出力する側に設けられ、前記高周波交流電流を通過させて前記高周波交流電流が前記点火プラグの電極間に供給されるのを許容すると共に、前記火花放電経路を形成させるための前記高電圧が前記電流供給装置へ印加されることを防止するためのフィルタ
記スイッチ素子が遮断状態になった後に発生する前記1次コイルの磁気誘導電圧が所定の電圧を超えている区間の信号を出力する電圧検出装置、および
前記電圧検出装置の出力を入力し前記電流供給装置を制御する制御装置
を備え、
前記制御装置は、前記電圧検出装置の出力信号に応じて、前記点火プラグの間隙に火花放電経路が形成されたタイミングを判断し、
前記制御装置から制御される前記電流供給装置は、前記火花放電経路が形成されたタイミングから所定の設定時間を経過した後に、前記点火プラグの間隙に形成された火花放電経路に高周波交流電流を供給し、
前記制御装置は、前記点火プラグの放電電圧の判定結果に応じて前記点火プラグの異常状態を判定する点火プラグ状態判定装置を備え、前記点火プラグ状態判定装置は、前記点火プラグが異常状態であることを判定すると前記電流供給装置の動作を停止させる
ことを特徴とする高周波放電点火装置である。
本発明の高周波放電点火装置によれば、磁気結合された1次コイルと2次コイルを有する点火コイル部と、前記1次コイルの電流を通電し通電後遮断するスイッチ素子とを有し、前記スイッチ素子が通電状態になり、前記1次コイルに電流を流すことで磁束を発生、蓄積し、次に前記スイッチ素子が遮断状態になることで前記2次コイルに所定の高電圧が発生し、発生した所定の高電圧を、間隙を有する電極間に火花放電を発生して内燃機関の燃焼室内の可燃混合気に点火する点火プラグに供給することで、前記間隙に火花放電経路を形成させる点火コイル装置、前記点火プラグの間隙に形成された火花放電経路に高周波交流電流を供給する電流供給装置、前記電流供給装置の前記高周波交流電流を出力する側に設けられ、前記高周波交流電流を通過させて前記高周波交流電流が前記点火プラグの電極間に供給されるのを許容すると共に、前記火花放電経路を形成させるための前記高電圧が前記電流供給装置へ印加されることを防止するためのフィルタ、前記スイッチ素子が遮断状態になった後に発生する前記1次コイルの磁気誘導電圧が所定の電圧を超えている区間の信号を出力する電圧検出装置、および前記電圧検出装置の出力を入力し前記電流供給装置を制御する制御装置、を備え、前記制御装置は、前記電圧検出装置の出力信号に応じて、前記点火プラグの間隙に火花放電経路が形成されたタイミングを判断し、前記制御装置から制御される前記電流供給装置は、前記火花放電経路が形成されたタイミングから所定の設定時間を経過した後に、前記点火プラグの間隙に形成された火花放電経路に高周波交流電流を供給し、前記制御装置は、前記点火プラグの放電電圧の判定結果に応じて前記点火プラグの異常状態を判定する点火プラグ状態判定装置を備え、前記点火プラグ状態判定装置は、前記点火プラグが異常状態であることを判定すると前記電流供給装置の動作を停止させるので、コストアップの少ない手段で、点火プラグの放電電圧の低過ぎや高過ぎを把握して、点火プラグの放電状態に応じて、交流電流を火花放電の経路に投入でき、効率良く放電プラズマを形成することができる。
本発明の実施の形態1に係わる高周波放電点火装置の回路構成図である。 本発明の実施の形態1に係わる高周波放電点火装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1に係わる高周波放電点火装置の動作において、図2とは異なる電圧Vbでのタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1に係わる高周波放電点火装置の制御手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係わる高周波放電点火装置において、電圧Vbと時間tの関係を示すグラフである。 本発明の実施の形態1に係わる高周波放電点火装置において、時間tcと時間tの関係を示すグラフである。 本発明の実施の形態2に係わる高周波放電点火装置の回路構成図である。 本発明の実施の形態2に係わる高周波放電点火装置の動作において、失火時のタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2に係わる高周波放電点火装置の制御手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係わる高周波放電点火装置において、電圧Vbと時間tの関係を示すグラフである。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1による高周波放電点火装置は、点火コイル装置で作る高電圧により点火プラグの間隙に火花放電を発生させ、加えて、火花放電経路に交流電流を流しこむことで、点火プラグの間隙に大きな放電プラズマを形成させる装置である。
図1に本実施の形態1における高周波放電点火装置の回路構成図を示す。図1において、高周波放電点火装置は、間隙を有する電極間に火花放電を発生して内燃機関の燃焼室内の可燃混合気に点火する点火プラグ40と、磁気結合された1次コイル31aと2次コイル31bを有する点火コイル部31、制御装置10からIgt信号に基づき1次コイル31aの電流を通電・遮断するスイッチ素子20より成り、スイッチ素子20が通電状態になり、1次コイル31aに電流を流すことで磁束を発生、蓄積し、次にスイッチ素子20が遮断状態になることで2次コイル31bに所定の高電圧が発生し、発生した所定の高電圧を点火プラグ40に供給することで、点火プラグ40の間隙に火花放電経路を形成させる点火コイル装置30と、点火プラグ40の間隙に形成された火花放電経路に高周波交流電流Iaを供給する電流供給装置70と、電流供給装置70の高周波交流電流Iaを出力する側に設けられ、高周波交流電流Iaを通過させて高周波交流電流Iaが点火プラグ40の電極間に供給されるのを許容すると共に、点火コイル装置30が点火プラグ40の間隙に火花放電経路を形成させるための高電圧が電流供給装置70へ印加されることを防止するためのフィルタ62と、電流供給装置70の動作を制御する制御装置10と、スイッチ素子20が遮断状態になった後に発生する1次コイル31aの磁気誘導電圧が所定の電圧を超えている区間の信号を出力する電圧検出装置50と、により構成されている。
フィルタ62は、電流供給装置70により生成された高周波交流電流Iaを通過させて高周波交流電流Iaが点火プラグ40の電極間に供給すると共に、高周波交流電流Iaより低周波となる点火コイル装置30の2次コイル31bで発生する高電圧や、高周波交流電流Iaより高周波となる点火コイル装置30が点火プラグ40の間隙に火花放電経路を形成される際に発生する点火ノイズが、電流供給装置70へ印加されることを防止するためのバンドパスフィルタを構成するコンデンサ60とインダクタ61とを備えている。参考までに一例を示すと、バンドパスフィルタの通過帯域は1〜4MHz程度である。なお、フィルタ62は、電流供給装置70内に設置する構成としてもよい。
電流供給装置70は、例えばハーフブリッジ構成のスイッチング回路を備え、電流供給装置70の出力側にコンデンサ60とインダクタ61で構成されるバンドパスフィルタを配置しているので、このバンドパスフィルタの共振周波数に合わせて、スイッチング回路は、ハーフブリッジのHIGH側スイッチ、LOW側スイッチが交互にON/OFFとなるように動作させる。
バンドパスフィルタの共振周波数に合わせてスイッチング回路を動作することで、バンドパスフィルタのインピーダンスが最少となるので、電流供給装置70が出力する高周波交流電流Iaは最大となる。従って点火プラグ40の間隙に形成される火花放電経路に最大の高周波交流電流Iaを送り込めるようになり、点火プラグ40の間隙に大きな放電プラズマを形成させることができる。
電圧検出装置50は、1次コイル31aで発生する電圧V1が所定値以上になったことを検出し、出力がオープンコレクタであるコンパレータ51と、コンパレータ51の比較基準電圧を作るための分圧抵抗52と53と、電圧V1を分圧してコンパレータ51に入力する分圧抵抗54と55と、コンパレータ51の出力と電源との間に接続された抵抗56とを備えている。
コンパレータ51は抵抗52、53で設定された電圧よりも、電圧V1を抵抗54、55で分圧された電圧の方が上回った場合に出力がオープンコレクタ状態となり、コンパレータ51は抵抗52、53で設定された電圧よりも、電圧V1を抵抗54、55で分圧された電圧の方が下回った場合に出力がGNDレベルとなるため、電圧検出装置の出力信号Vsは、電圧V1が抵抗52、53で設定された電圧を上回った場合は、電源から抵抗56を介してハイレベルの信号を出力し、電圧V1が抵抗52、53で設定された電圧を下回った場合は、ローレベルの信号を出力する。
制御装置10は、マイクロコンピュータ11を備え、マイクロコンピュータ11は、電圧検出装置50より出力される信号Vsがハイレベルからローレベルに転ずるタイミングを計測することで点火プラグ40の間隙に火花放電経路が形成されたタイミングを判断することができる。
またマイクロコンピュータ11は、電圧検出装置50より出力される信号Vsがハイレベルの時間幅を計測することで、点火プラグ40の放電電圧を判断することができる。
図2に本実施の形態1における高周波放電点火装置の動作について、タイミングチャートを示す。
時点T1において、制御装置10から信号Igtがハイレベルになると、スイッチ素子20が導通状態となり、1次コイル31aに電流I1が流れ始める。
時点T2において、制御装置10から信号Igtがローレベルに転ずると、スイッチ素子20が遮断状態となり、1次コイル31aに流れていた電流I1が遮断され、これによる急激なコイル磁束変化が発生し、電磁誘導により1次コイル31aには電圧V1が、2次コイル31bには電圧V2が発生する。2次コイル31bに誘導電流が流れ始め、点火プラグ40が潜在的に備えている対地間容量およびコンデンサ60が充電され、電圧V2は時点T2から徐々に上昇する電圧となり、電圧V1は時点T2の直後に高いピーク電圧が発生し、その後は徐々に上昇する電圧となる。電圧V1が時点T2の直後に高いピーク電圧が発生するのは、1次コイル31aと2次コイル31bが100%磁気結合していないことによる1次コイル漏えいインダクタンスにより発生するサージ電圧である。また、サージ電圧に続いて徐々に上昇する電圧は、1次コイル31aと2次コイル31bの巻き数比Nのトランスになっていることによって発生する電圧で、V1=V2/Nとなる。
電圧検出装置50は抵抗52、53、54、55で設定された所定値V1Lを検出しており、電圧V1が所定値V1Lを超えるとコンパレータ51の出力がオープンコレクタ状態となり、出力する信号Vsがハイレベルとなる。
マイクロコンピュータ11は、電圧検出装置50より出力される信号Vsがローレベルからハイレベルに転ずるタイミングの時間ta1を計測する。
時点T3において、発生した電圧V2が点火プラグ40の間隙の絶縁耐電圧Vb1を超えると間隙に火花放電経路が形成され、電圧V2はグロ一/アーク放電電圧へ急激に低下する。これに伴い電圧V1も急激に低下して所定値V1Lを下回る電圧V1aとなる。電圧V1が所定値V1Lを下回ると電圧検出装置50の出力する信号Vsがローレベルとなる。
マイクロコンピュータ11は、電圧検出装置50より出力される信号Vsがハイレベルからローレベルに転ずるタイミングの時間ta2を計測することで、点火プラグ40の間隙に火花放電経路が形成されたタイミングを判断することができる。
また、マイクロコンピュータ11は、時間ta1から時間ta2のハイレベルの時間幅t1を計測することで、点火プラグ40の放電状態を判定することができる。
所定値V1Lは時間幅t1期間中の電圧V1よりも低く、グロ一/アーク放電期間の電圧V1aよりも高い、例えば100V程度に設定する。
また、誘導電流により、点火プラグ40が潜在的に備えている対地間容量およびコンデンサ60に蓄積される電荷の放出による容量電流Icがコンデンサ60から電流供給装置70に向かって流れ始め、時間幅tc1後に略ゼロアンペアに終息する。
マイクロコンピュータ11が判定した点火プラグ40の間隙に火花放電経路が形成されたタイミングta2を基準に設定時間ts1経過した後、
時点T4において、制御装置10は、信号Sigをハイレベルに転ずることで電流供給装置70を動作させる。
電流供給装置70は、点火プラグ40の間隙に形成される火花放電経路に交流電流Iaを供給することで、点火プラグ40の間隙に放電プラズマを形成させる。電圧V2は交流電流Iaによりゼロボルトを中心とした正負のグロ一/アーク放電電圧となる。
時点T5において、制御装置10は、信号Sigをローレベルに転ずることで電流供給装置70の動作を停止する。電流供給装置70は、交流電流Iaの供給を停止することで、交流電流Iaは略ゼロアンペアに終息し、点火プラグ40の間隙に形成される放電プラズマも停止する。電圧V2は時点T3と同様にグロ一/アーク放電電圧となる。
時点T6において、点火コイル装置30による火花放電が終了すると電圧V2および電圧V1ともに略ゼロボルトに終息する。
次に、図3に本実施の形態1における高周波放電点火装置の動作について、点火プラグ40の間隙の絶縁耐電圧が図2とは異なる場合のタイミングチャートを示す。
時点T1、T2及びT5、T6の説明は図2と同じであるため省略する。時点T3’において、発生した電圧V2が点火プラグ40の間隙の絶縁耐電圧Vb2を超えると間隙に火花放電経路が形成され、電圧V2はグロ一/アーク放電電圧へ急激に低下する。図2の絶縁耐電圧Vb1に対して図3の絶縁耐電圧Vb2の電圧が負側に高いので、これに伴い時間幅t2は図2の時間幅t1よりも長くなる。また、電圧V2の増加に伴い、容量電流Ic’も増加するため、時間幅tc2は図2の時間幅tc1よりも長くなる。
時点T4’において、制御装置10は、信号Sigをハイレベルに転ずることで、電流供給装置70を動作させる。電流供給装置70は、点火プラグ40の間隙に形成される火花放電経路に交流電流Iaを供給することで、点火プラグ40の間隙に放電プラズマを形成させる。電圧V2は交流電流Iaによりゼロボルトを中心とした正負のグロ一/アーク放電電圧となる。
図4に本実施の形態1における高周波放電点火装置の制御手順について、フローチャートを示す。
図4において、ステップS1では、制御装置10は、信号Igtをハイレベルにする。
ステップS2では、制御装置10は、ステップS1から1次コイル31aの通電時間経過後、信号Igtをローレベルにする。
ステップS3では、マイクロコンピュータ11は、電圧検出装置50の出力する信号Vsがローレベルからハイレベルに転ずるタイミングの時間ta1を計測する。
ステップS4では、マイクロコンピュータ11は、電圧検出装置50の出力する信号Vsがハイレベルからローレベルに転ずるタイミングの時間ta2を計測する。
ステップS5では、マイクロコンピュータ11は、時間ta1からta2の時間幅t1を計測する。
ステップS6では、制御装置10は、時間ta2から設定時間ts1経過するのを待つ。
ステップS7では、ステップS6において、判定条件が成立した場合、制御装置10は電流供給装置70を動作させる。
設定時間ts1は、運転条件や放電状態等に依存して設定されるマップ値や計算値にしておくと良い。また、設定時間ts1は、点火プラグの放電電圧の判定結果に応じて決定しても良い。図5は、点火プラグ40の間隙が絶縁破壊して火花放電経路が形成される電圧Vbと電圧V1が所定値V1Lを上回る時間tの関係を示した図である。
図5より、電圧V1が所定値V1Lを上回る時間tは点火プラグ40の間隙に火花放電経路が形成される電圧Vbと比例の関係があり、電圧V1が所定値V1Lを上回る時間tが長くなるほど、点火プラグ40の間隙が絶縁破壊して火花放電経路が形成される電圧Vbが増加することから、電圧V1が所定値V1Lを上回る時間tを計測することで、点火プラグ40の間隙が絶縁破壊して火花放電経路が形成される電圧Vbを判定することができる。
また、図6は、容量電流Icが流れる時間tcと電圧V1が所定値V1Lを上回る時間tの関係を示した図である。図6においても、電圧V1が所定値V1Lを上回る時間tは容量電流Icが流れる時間tcと比例の関係があり、電圧V1が所定値V1Lを上回る時間tが長くなるほど、容量電流Icが流れる時間tc時間tcが増加する。
ことから、電圧V1が所定値V1Lを上回る時間tを計測することで、点火プラグ40の間隙が絶縁破壊して火花放電経路が形成される電圧Vbが判定できるとともに、点火プラグ40の間隙が絶縁破壊して火花放電経路が形成される電圧Vbに応じて変化する、容量電流Icが流れる時間tcをも判断することができる。設定時間ts1を容量電流Icが流れる時間tc以上に設定することで、容量電流Icが流れている期間に電流供給装置70を動作させると容量電流Icにより電流供給装置70が破壊される危険を回避するこ
とができる。
このように実施の形態1においては、点火プラグ40の間隙が絶縁破壊して火花放電経路が形成される電圧Vbに応じて、電圧V1が所定値V1Lを上回る時間t、および容量電流Icが流れる時間tcが変化する。電圧V1が所定値V1Lを上回る時間tを測定することで、点火プラグ40の間隙が絶縁破壊して火花放電経路が形成されるタイミングを判断することができ、かつ点火プラグ40の放電電圧を判断することができる。
点火プラグ40の間隙が絶縁破壊して火花放電経路が形成されるタイミングから点火プラグ40の放電電圧判断した適切な設定時間経過した後に、前記点火プラグの間隙に形成された火花放電経路に交流電流を供給する前記電流供給装置を動作させ、前記火花放電経路に前記交流電流を供給することをできるため、効率良く放電プラズマを形成することができる。
また、高電圧に耐える素子が不要で、高電圧側への部品、配線が不要で電圧の低い1次コイル側への配線のみとなり、電圧検出装置も低電圧用の汎用的な部品で実現することができコスト的な問題が少ない。
実施の形態2.
図7に本実施の形態2における高周波放電点火装置の回路構成図を示す。
本実施の形態2における高周波放電点火装置は、実施の形態1の構成に対して、点火プラグ40の異常な状態を判定する点火プラグ状態判定装置を追加している。
点火プラグ状態判定装置12は、マイクロコンピュータ11が判定した点火プラグ40の放電電圧の判定結果に応じて、電流供給装置70の動作を停止する。
次に、図8に本実施の形態2における高周波放電点火装置の動作について、点火プラグ40の間隙が絶縁破壊せず失火状態になった場合のタイミングチャートを示す。
時点T1、T2説明は図2と同じであるため省略する。
時点T3’’において、発生した電圧V2が点火プラグ40の間隙の絶縁耐電圧を超えずに火花放電経路が形成されないため、電圧V2、電圧V1ともに急激な電圧低下は発生せず、なだらかな山型波形となり、電圧V1が所定値V1Lを超える時間t3は図2の時間t1や図3の時間t2よりも長くなる。
時間t3より、点火プラグの状態が異常であると判断し、制御装置10は、信号Sigをローレベルのまま電流供給装置の動作を停止にする。
図9に本実施の形態1における高周波放電点火装置の制御手順について、フローチャートを示す。
図9において、ステップS1’では、制御装置10は、信号Igtをハイレベルにする。
ステップS2’では、制御装置10は、ステップS1’から1次コイル31aの通電時間経過後、信号Igtをローレベルにする。
ステップS3’では、マイクロコンピュータ11は、電圧検出装置50の出力する信号Vsがローレベルからハイレベルに転ずるタイミングの時間ta1’を計測する。
ステップS4’では、マイクロコンピュータ11は、電圧検出装置50の出力する信号Vsがハイレベルからローレベルに転ずるタイミングの時間ta2’を計測する。
ステップS5’では、マイクロコンピュータ11は、時間ta1’からta2’の時間幅t’を計測する。
ステップS6’では、点火プラグ状態判定装置12、時間幅t’が第一しきい値と第二しきい値の間であるか判定する。
ステップS7’では、ステップS6’において、時間幅t’が判定条件を満たしていた場合、点火プラグは正常と判断する。
ステップS8’では、制御装置10は、時間ta2’から設定時間ts1’経過するのを待つ。
ステップS9’では、ステップS8’において、判定条件を満たした場合、制御装置10は電流供給装置70を動作させる。
ステップS10’では、ステップS6’において、時間幅t’が判定条件を満たしていない場合、点火プラグが異常と判断する。
ステップS11’では、制御装置10は電流供給装置70の動作を停止する。
図10は、点火プラグ40の間隙が絶縁破壊して火花放電が発生する電圧Vbと電圧V1が所定値V1Lを上回る時間t’の関係を示した図である。
図10において、時間t’が第一しきい値以下であれば点火プラグ40の間隙以外の場所でリーク放電している可能性があると判断できる。また第二しきい値以上であれば点火プラグ40の電極摩耗により放電電圧が異常に高くなっていると判断できる。さらに第三しきい値以上であれば点火プラグ40が絶縁破壊せずに失火していると判断できる。
このように実施の形態2において、電圧V1が所定値V1Lを上回る時間t’を測定することにより、点火プラグ40の状態を制御装置10で判断することができ、この結果を、電流供給装置70の動作許可や停止、許可するタイミングの判断に利用できる。また、点火プラグの状態を制御装置10が外部の例えば警告等にて表示することにより運転手に警告し、さらには、ECUなどが制御している燃料噴射を止めて、未燃焼ガソリンが内燃機関外に放出されるのを防ぐこともできる。
本発明による高周波放電点火装置は、内燃機関を利用する自動車、二輪車、船外機、その他特殊機械などにも搭載され、燃料への着火を確実に行えるようになるので、内燃機関を効率よく運転できるようになり、燃料枯渇問題、環境保全に役立つものである。
なお、本発明は、本発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
なお、各図中、同一符合は同一または相当部分を示す。
10 制御装置、11 マイクロコンピュータ、12 点火プラグ状態検出装置、20 スイッチ素子、30 点火コイル装置、31 点火コイル部、31a 1次コイル、31b 2次コイル、40 点火プラグ、50 電圧検出装置、
51 コンパレータ、52,53,54,55 分圧抵抗、56 抵抗、 60 コンデンサ、61 インダクタ、 62 フィルタ、70 電流供給装置。

Claims (4)

  1. 磁気結合された1次コイルと2次コイルを有する点火コイル部と、前記1次コイルの電流を通電し通電後遮断するスイッチ素子とを有し、前記スイッチ素子が通電状態になり、前記1次コイルに電流を流すことで磁束を発生、蓄積し、次に前記スイッチ素子が遮断状態になることで前記2次コイルに所定の高電圧が発生し、発生した所定の高電圧を、間隙を有する電極間に火花放電を発生して内燃機関の燃焼室内の可燃混合気に点火する点火プラグに供給することで、前記間隙に火花放電経路を形成させる点火コイル装置、
    前記点火プラグの間隙に形成された火花放電経路に高周波交流電流を供給する電流供給装置、
    前記電流供給装置の前記高周波交流電流を出力する側に設けられ、前記高周波交流電流を通過させて前記高周波交流電流が前記点火プラグの電極間に供給されるのを許容すると共に、前記火花放電経路を形成させるための前記高電圧が前記電流供給装置へ印加されることを防止するためのフィルタ
    記スイッチ素子が遮断状態になった後に発生する前記1次コイルの磁気誘導電圧が所定の電圧を超えている区間の信号を出力する電圧検出装置、および
    前記電圧検出装置の出力を入力し前記電流供給装置を制御する制御装置
    を備え、
    前記制御装置は、前記電圧検出装置の出力信号に応じて、前記点火プラグの間隙に火花放電経路が形成されたタイミングを判断し、
    前記制御装置から制御される前記電流供給装置は、前記火花放電経路が形成されたタイミングから所定の設定時間を経過した後に、前記点火プラグの間隙に形成された火花放電経路に高周波交流電流を供給し、
    前記制御装置は、前記点火プラグの放電電圧の判定結果に応じて前記点火プラグの異常状態を判定する点火プラグ状態判定装置を備え、前記点火プラグ状態判定装置は、前記点火プラグが異常状態であることを判定すると前記電流供給装置の動作を停止させる
    ことを特徴とする高周波放電点火装置。
  2. 前記制御装置は、前記火花放電経路が形成されたタイミングから所定の設定時間を経過した後に、前記点火プラグの間隙に形成された火花放電経路に高周波交流電流を供給する前記電流供給装置を動作させて、前記火花放電経路に前記高周波交流電流を供給することを特徴とする請求項1に記載の高周波放電点火装置。
  3. 前記設定時間は、運転状態に応じたマップ値であることを特徴とする請求項2に記載の高周波放電点火装置。
  4. 前記設定時間は、前記点火プラグの放電電圧の判定結果に応じて決定することを特徴とする請求項2に記載の高周波放電点火装置。
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