JP2018079871A - 車両用灯具向け光源 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高品質の車両用灯具向け光源を提供する。【解決手段】 車両用灯具向け光源は、第1半導体発光素子と、第2半導体発光素子と、第1半導体発光素子及び第2半導体発光素子を交流駆動する駆動装置とを有し、第1半導体発光素子のp側電極と、第2半導体発光素子のn側電極は電気的に接続され、かつ、第1半導体発光素子のn側電極と、第2半導体発光素子のp側電極は電気的に接続され、第1、第2の半導体発光素子は一方向に沿って配置され、駆動装置は、第1半導体発光素子に電流を流す時間と、第2半導体発光素子に電流を流す時間が異なるように交流駆動を行う。【選択図】 図3

Description

本発明は、車両用灯具向け光源に関する。
近年、自動車用ヘッドライトにおいて、前方の状況、すなわち対向車や前走車などの有無及びその位置に応じて、配光形状をリアルタイムで制御する技術が注目されている。この技術によれば、たとえば走行用の配光形状(ハイビーム)での走行中に対向車を検知した際には、ヘッドライトに照射される領域のうち、検知された対向車の領域のみをリアルタイムで遮光する。このため、常にドライバーにハイビームに近い視界を与えることができ、その一方で、対向車に幻惑光(グレア)を与えることが防止される。
また、たとえばハンドル操作やナビゲーションシステムに連動し、配光方向が進行方向に応じてリアルタイムで移動するヘッドライトシステムが一般化しつつある。
このような配光可変型のヘッドライトシステムは、たとえば、複数の半導体発光素子、一例としてLED(light emitting diode)素子を行列(マトリクス)状に配置した半導体発光素子アレイを用い、個々のLED素子の導通と非導通(点消灯)及び導通時の投入電流(輝度)をリアルタイムで制御して実現する。
半導体発光素子間の暗部が投影されることに起因する違和感が抑制された車両用前照灯装置の発明が開示されている(たとえば、特許文献1参照)。この装置においては、可視光を放射する複数のLEDチップがマトリクス状に配置されてLEDチップアレイを構成し、複数のLEDチップには、これらの点消灯を独立に制御可能なように駆動電源が接続されている。LEDチップアレイの前方には発光パターンを投影するためのレンズが配置され、複数のLEDチップの点灯パターンを制御することで、所定の配光パターンを形成する。
図9A及び図9Bは、複数のLED素子を独立に駆動するための配線例を示す概略図である。
図9Aに示すように、各LED素子のアノードまたはカソード(図9Aに示す例においてはカソード)を共通電極(共通配線)Cとして接続し、他方の電極(図9Aに示す例においてはアノード)を独立配線W〜Wとして引き出す構造とすることにより、複数のLED素子を独立に駆動可能である。
また、図9Bに示すように、複数のLED素子を直列に接続し、各LED素子の両電極をスイッチング配線S〜Sとして引き出す構造としても、各LED素子の独立駆動を実現することができる。
図9A及び図9Bに示す構造においては、独立駆動可能なLED素子に対し、同数の引き出し配線が必要となる。このため、LED素子アレイの内部配線構造が複雑になる。また、独立駆動可能なLED素子と同数の駆動電源が必要とされる。更に、引き出し配線数が多くなると、LED素子アレイの駆動部へのコンタクト数(たとえばワイヤーボンディング数)が増加し、機械的強度や信頼性の低下が生じる。なお、たとえば引き出し配線数を増やさないためには、独立駆動可能なLED素子数を少なくする必要がある。
特開2013−54849号公報
図10に、車両用灯具、一例として自動車用ヘッドライトから出射される配光パターン(輝度分布)を示す。本図に示すのは、直進全点灯状態における配光パターンである。
直進全点灯状態においては、水平軸(H軸)と垂直軸(V軸)が交差する位置(原点)を含む領域に最高輝度の配光中心が形成され、周辺に向かって輝度が徐々に低下する配光パターン(輝度分布)が望まれる。
配光パターンの上側に水平軸(H軸)に沿う位置の輝度分布を示す。また、配光パターンの右側に垂直軸(V軸)に沿う位置の輝度分布を示す。配光中心から離れるにつれて輝度が低下する、山型(弓型)の輝度分布が形成される。
配光パターン(輝度分布)は、LED素子アレイを出射する光の輝度分布に対応して形成される。したがって、LED素子アレイにおいて、このような輝度パターンが実現されることが好ましい。
配光可変型の自動車用ヘッドライトでは、対向車や歩行者に眩惑を与えないための遮光領域をできるだけ小さくし、広い範囲を照明することが望まれる。そのためにLED素子アレイにおいて、LED素子を高密度に配置する必要がある。しかし、たとえば図9A及び図9Bに示す配線例では、前述のように、構造の複雑化や、機械的強度及び信頼性の低下が招来される。他方、LED素子アレイやその駆動電源を複雑化せず構成するとすれば、LED素子を高密度に配置することが難しく、対向車や歩行者に眩惑を与えないための遮光領域を小さくすることが困難となる。
本発明の目的は、高品質の車両用灯具向け光源を提供することである。
本発明の一観点によると、第1の半導体発光素子、または、直列に接続された複数の半導体発光素子からなる第1の半導体発光素子群と、第2の半導体発光素子、または、直列に接続された複数の半導体発光素子からなる第2の半導体発光素子群と、前記第1の半導体発光素子または半導体発光素子群、及び、前記第2の半導体発光素子または半導体発光素子群を交流駆動する駆動装置とを有し、前記第1の半導体発光素子または半導体発光素子群のp側電極と、前記第2の半導体発光素子または半導体発光素子群のn側電極は電気的に接続され、かつ、前記第1の半導体発光素子または半導体発光素子群のn側電極と、前記第2の半導体発光素子または半導体発光素子群のp側電極は電気的に接続され、前記第1の半導体発光素子または半導体発光素子群、及び、前記第2の半導体発光素子または半導体発光素子群は、一方向に沿って配置され、前記駆動装置は、前記第1の半導体発光素子または半導体発光素子群に電流を流す時間と、前記第2の半導体発光素子または半導体発光素子群に電流を流す時間が異なるように交流駆動を行う車両用灯具向け光源が提供される。
本発明によれば、高品質の車両用灯具向け光源を提供することができる。
図1A〜図1Dは、実施例による車両用灯具向け光源に使用される半導体発光素子アレイの製造方法を示す概略的な断面図である。 図1E〜図1Gは、実施例による車両用灯具向け光源に使用される半導体発光素子アレイの製造方法を示す概略的な断面図である。 図1H〜図1Kは、実施例による車両用灯具向け光源に使用される半導体発光素子アレイの製造方法を示す概略的な断面図である。 図2Aは、LED素子アレイ100を示す概略図であり、図2Bは、実施例による車両用灯具向け光源を示す概略図である。 図3A及び図3Bは、駆動の一例を示す概略図である。 図4A及び図4Bは、第1変形例による車両用灯具向け光源について説明する概略図である。 図5A及び図5Bは、第2変形例による車両用灯具向け光源について説明する概略図である。 図6A及び図6Bは、第3変形例による車両用灯具向け光源について説明する概略図である。 図7A及び図7Bは、他の変形例による車両用灯具向け光源について説明する概略図である。 図8A及び図8Bは、更に他の変形例による車両用灯具向け光源について説明する概略図である。 図9A及び図9Bは、複数のLED素子を独立に駆動するための配線例を示す概略図である。 図10は、自動車用ヘッドライトから出射される配光パターンを示す概略図である。
図1A〜図1Kを参照し、実施例による車両用灯具向け光源に使用される半導体発光素子アレイの製造方法の概略について説明する。なお、実施例においては、2つの半導体発光素子が相互に逆向きに並列接続される例を示すが、並列接続される半導体発光素子の個数は2つに限られない。また、半導体発光素子としてLED素子を用いる例を示すが、LED素子に限らず、種々の半導体発光素子、たとえばLD(laser diode)素子等を使用可能である。
図1Aを参照する。成長基板11の上方に、たとえば有機金属化学気相成長(metal organic chemical vapor deposition; MOCVD)法を用いてGaN系半導体からなる光半導体積層20を形成する。成長基板11として、たとえばサファイア基板が用いられる。スピネル、ZnO等からなる基板を用いてもよい。
具体的には、まず、成長基板11をサーマルクリーニングし、GaNからなるバッファ層21を成長する。続いて、Si等をドープしたn型GaNからなるn型半導体層22、InGaNで形成される井戸層とGaNで形成される障壁層とを含む多重量子井戸構造からなる活性層(発光層)23、及び、Mg等をドープしたp型GaNからなるp型半導体層24を順次成長し、光半導体積層20を形成する。
次に、光半導体積層20表面(p型半導体層24表面)に、p側電極30を形成する。具体的には、電子ビーム蒸着法やスパッタ法等により、たとえばITO(indium tin oxide)/Ag/Ti/Pt/Auからなる多層膜を成膜する。そしてこの多層膜をフォトリソグラフィ法やリフトオフ法等によりパターニングし、所定形状のp側電極30を形成する。パターニングは、p側電極30に開口部30hが形成されるように行う。
図1Bを参照する。レジストマスクを形成し、塩素ガスを用いたドライエッチング法により、開口部30hに対応する光半導体積層20をエッチングし、ビア20dを形成する。ビア20dはp型半導体層24及び活性層23を貫通する。ビア20dの底面にはn型半導体層22が露出する。
図1Cを参照する。光半導体積層20のビア20d内に、n型半導体層22に接触するn側電極50を形成する。
具体的には、まず、p側電極30上及び光半導体積層20のビア20d内に、たとえばスパッタ法によりSiO膜を成膜する。SiO膜に限らず、たとえばSiON膜等の絶縁膜を成膜してもよい。
次に、レジストマスクを形成し、CF/Ar混合ガスを用いたドライエッチング法により、p側電極30の上面一部及びビア20dの底面部に位置するSiO膜をエッチングして、絶縁層40を形成する。
p側電極30の上面一部に位置するSiO膜のエッチングにより、コンタクトホール40hが形成される。コンタクトホール40hの底面には、p側電極30が露出する。また、ビア20dの底面部に位置するSiO膜のエッチングにより、ビア20dの底面にn型半導体層22が露出する。
続いて、主にビア20d内のn型半導体層22が露出する領域に、電子ビーム蒸着法やスパッタ法等により、例えばTi/Ag/Ti/Pt/Auからなる金属多層膜を成膜する。そして金属多層膜をリフトオフ法等によりパターニングして、n側電極50を形成する。
図1Dを参照する。絶縁層40上、n側電極50上、及び、p側電極30上に、第1接合層60を形成する。具体的には、まず、絶縁層40上、n側電極50上、及び、コンタクトホール40h内(p側電極30上)に、電子ビーム蒸着法やスパッタ法等により、たとえばTi/Pt/Auからなる金属多層膜を成膜する。そして金属多層膜をリフトオフ法等でパターニングし、第1接合層60を形成する。
第1接合層60は、間隙60zにより、第1導電領域61と第2導電領域62に電気的に分離される。第1導電領域61はp側電極30と電気的に接続し、第2導電領域62はn側電極50と電気的に接続する。
レジストマスクを形成し、塩素ガスを用いたドライエッチング法により、光半導体積層20の一部をエッチングして、光半導体積層20を所望のサイズに分割する。成長基板11上の、光半導体積層20から第1接合層60までを含む積層構造は、1つのLED素子と見ることができる。この積層構造を、LED構造層90と呼ぶこととする。
続いて、LED構造層90を支持基板12に固定した後、成長基板11をLED構造層90から剥離する。
図1Eを参照する。まず、LED構造層90を固定するための支持基板12を準備する。支持基板12として、たとえばSi基板を用いる。Si基板に限らず、サファイア、GaN、Ge、Mo、CuW、AlN等の各基板を使用することができる。
支持基板12上には、たとえばSiOからなる絶縁膜12aを介して、配線構造層85を形成する。この配線構造層85により、後述するLED構造層90と支持基板12との固定後に、一方のLED素子のアノード(p側電極)と他方のLED素子のカソード(n側電極)が電気的に接続され、かつ、配線として引き出されることで一方のLED素子のカソードと他方のLED素子のアノードが電気的に接続される(LED素子どうしが逆向きに並列接続される)。また、一方のLED素子のアノード側及び他方のLED素子のカソード側は、配線構造層85及び絶縁膜12aに部分的に形成されたビアホールを介して支持基板12と電気的に接続される。配線構造層85上には、たとえばSiOからなる絶縁膜12bを介して、パターニングされた第2接合層70が形成されている。第2接合層70は、たとえばTi/Ni/Au/Pt/AuSnからなる金属多層膜である。間隙70zによって、第1導電領域71と第2導電領域72とに電気的に分離されている。絶縁膜12bにはビアホールが形成され、配線構造層85と第2接合層70が電気的に接続される。
次に、LED構造層90を支持基板12に対向配置する。具体的には、第1接合層60の間隙60zと第2接合層70の間隙70zが相対するように対向させる。
図1Fを参照する。200℃に加熱した状態で第1接合層60と第2接合層70とを接触させ、3MPaで加圧しながら2分間保持する。その後、室温まで冷却し、第1接合層60と第2接合層70とを融着接合する。これによりLED構造層90が支持基板12上に固定される。
図1Gを参照する。レーザリフトオフ法により、光半導体積層20と成長基板11を分離する。具体的には、成長基板11側からKrFエキシマレーザ光を照射し、バッファ層21を熱分解する。これにより光半導体積層20(LED構造層90)と成長基板11が分離される。
成長基板11の剥離によって露出したn型半導体層22表面に、マイクロコーン構造層(微細凹凸層)22aを形成する。マイクロコーン構造層22aは、n型半導体層22表面を、TMAH(水酸化フェニルトリメチルアンモニウム)水溶液(温度約70℃、濃度約25%)等によりウエットエッチングすることで形成される。マイクロコーン構造層22aによって、光半導体積層20で発光される光が効率的に外部に取り出される。
図1Hを参照する。n型半導体層22(マイクロコーン構造層22a)上に、化学気相堆積(chemical vapor deposition; CVD)法等により、たとえばSiOからなる表面保護膜25を形成する。
図1Iを参照する。支持基板12の裏面側を研削、研磨することで薄くし、支持基板12の熱抵抗を下げる。また、後出の実装基板との接合密着性を確保するため、支持基板12の研削、研磨面上に、電子ビーム蒸着法、スパッタ法等により、たとえばTi/Pt/Auを厚さ50nm/150nm/200nmに堆積して、裏面金属層75を形成する。その後、レーザスクライブまたはダイシングにより、支持基板12を、LED構造層(LED素子)90が含まれる所定のサイズに分割する。
図1Jを参照する。支持基板12を実装基板76上にダイボンディングする。その後ワイヤーボンディング等の工程を経て配線構造が形成される。
図1Kを参照する。LED構造層(LED素子)90を覆うように、波長変換層(蛍光体層)80を形成する。具体的には、蛍光体材料82を含むペースト状の波長変換部材81を、LED構造層(LED素子)90上方に滴下または塗布した後に、波長変換部材81を硬化させて形成する。
波長変換部材81には、透光性を有する熱硬化性樹脂、たとえばシリコーン樹脂、エポキシ樹脂等を用いることができる。蛍光体材料82には、たとえばYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット、YAl12)を用いる。波長変換部材81中における蛍光体材料82の濃度は50重量%程度である。また、波長変換層80の厚さは50μm程度である。
こうして、複数のLED構造層(LED素子)90を含むLED素子アレイ(半導体発光素子アレイ)が製造される。
各LED素子90においては、配線を介し、第2導電層70の第1導電領域71(p側電極30)、及び、第2導電領域72(n側電極50)から、光半導体積層20に正孔及び電子が注入される(電流が供給される)。正孔と電子は活性層23において再結合し、再結合に係るエネルギが光及び熱として放出される。このように各LED素子90は、配線を介してON/OFF制御(発光駆動)される。
活性層23から放出された光は、主としてn型半導体層22表面(保護膜25表面)から出射される。出射された光の一部は、蛍光体材料82に入射することなく波長変換層80を透過する。他の一部は蛍光体材料82に入射し、異なる波長の光に変換されて波長変換層80を出射する。
光半導体積層20にGaN系半導体を用いる場合、光半導体積層20から青色光が放出される。また、蛍光体材料82にYAGを用いる場合、蛍光体材料82からは黄色光が放出される。蛍光体材料82に入射せず、波長変換層80を透過した青色光と、蛍光体材料82に入射し、波長変換されて波長変換層80を出射する黄色光とで白色光を得ることができる。
図2Aに、製造されたLED素子アレイ100の概略図を示す。LED素子アレイ100は、たとえば6行6列のマトリクス状に配置された36個のLED素子を含む。36個のLED素子は、たとえば相互にサイズの等しい矩形、一例として正方形の平面形状の発光領域を有する。なお、実施例においては6行6列のLED素子アレイ100とするが、行数、列数はこれに限られず、複数のLED素子を含むLED素子アレイとすることができる。たとえば2行1列でもよい。
LED素子アレイ100の行を、上から順に、A行、B行、C行、D行、E行、F行と規定する。LED素子アレイ100においては、列単位で配線が施されている。本図には、最も右側の列の6個のLED素子90a〜90fについて配線を示すが、他の5列についても等しい配線構造が形成されている。
LED素子アレイ100においては、列方向に沿って相互に隣接する3組のLED素子、すなわちA行とB行の素子(たとえばLED素子90a、90b)、C行とD行の素子(たとえばLED素子90c、90d)、及び、E行とF行の素子(たとえばLED素子90e、90f)が、それぞれ対を形成する。
詳細には、A行、C行、E行の素子(たとえばLED素子90a、90c、90e)のアノード(p側電極30)と、B行、D行、F行の素子(たとえばLED素子90b、90d、90f)のカソード(n側電極50)が共通電極(共通配線)Cに電気的に接続される。また、対を形成するLED素子の、共通電極Cに接続されていない電極どうしが電気的に接続され、引き出し配線によって引き出される。たとえばLED素子90a、90c、90eのカソード(n側電極50)と、LED素子90b、90d、90fのアノード(p側電極30)が、それぞれ電気的に接続され、カソードとアノードの間で配線Wα、Wβ、Wγによって引き出される。すなわち、LED素子90a、90bは、配線Wαと共通電極Cの間に相互に逆向きに並列接続され、LED素子90c、90dは、配線Wβと共通電極Cの間に相互に逆向きに並列接続され、LED素子90e、90fは、配線Wγと共通電極Cの間に相互に逆向きに並列接続される。
LED素子アレイ100は、たとえば一列ごとに、1本の共通電極(共通配線)C、及び、3本の引き出し配線Wα、Wβ、Wγを備える。
図2Bは、実施例による車両用灯具向け光源を示す概略図である。実施例による車両用灯具向け光源は、LED素子アレイ100、及び、たとえば電源を備え、LED素子アレイ100の各LED素子に電流を供給することのできる駆動装置200を含んで構成される。駆動装置200は、たとえば配線Wαに電気的に接続され、LED素子90a、90bを駆動する駆動装置201、配線Wβに電気的に接続され、LED素子90c、90dを駆動する駆動装置202、及び、配線Wγに電気的に接続され、LED素子90e、90fを駆動する駆動装置203を含む。なお、駆動装置200は、最も右側の列のLED素子90a〜90fを駆動する駆動装置201〜203に加え、他の列のLED素子を駆動する駆動装置も含む。駆動装置200は、たとえば各配線Wα、Wβ、Wγ等に、正負の電流を供給する(正負の電圧を印加する(交流駆動))。ここで正の電流は、各配線Wα、Wβ、Wγ等側が正極となるように電圧を印加したときに流れる向きの電流を意味し、負の電流は、各配線Wα、Wβ、Wγ等側が負極となるように電圧を印加したときに流れる向きの電流を意味する。
たとえば共通電極Cは、グランドに接続される。駆動装置200によって、たとえば配線Wα、Wβ、Wγに正の電流が供給(正の電圧が印加)されるとき、LED素子90a、90c、90eは逆方向バイアスとなるために電流が流れず、順方向バイアスとなるLED素子90b、90d、90fのみが発光駆動される。配線Wα、Wβ、Wγに負の電流が供給(負の電圧が印加)されるときには、LED素子90b、90d、90fは逆方向バイアスとなるために電流が流れず、順方向バイアスとなるLED素子90a、90c、90eのみが発光駆動される。このように駆動装置200は、LED素子アレイ100に交流電圧を印加することによって(各引き出し配線への印加電圧の極性を変えることによって)正負の電流を供給し、LED素子を発光駆動する。
図3A及び図3Bを参照し、駆動の一例を説明する。両図は、LED素子90a〜90fの駆動例を示す。
図3Aに示すように、本例においては、たとえばLED素子90a〜90fを、それぞれ20%、30%、40%、50%、60%、40%のデューティ比で発光駆動する。
図3Bは、駆動装置200(駆動装置201、202、203)によって配線Wα、Wβ、Wγに供給される駆動電流波形を示すグラフである。グラフの横軸は時間を表し、縦軸は電流を表す。各駆動波形の周波数は、たとえば1kHzである。
配線Wαに供給される駆動電流波形を参照する。周期(1ms)のうち30%の期間(0.3ms)において正の電流(I[mA])が供給される。また、周期(1ms)のうち20%の期間(0.2ms)において負の電流(−I[mA])が供給される。正の供給電流と負の供給電流の大きさ(I)は等しい。本図に示す例においては、正の電流の供給終了に連続する形で(供給終了と同時に)負の電流の供給が開始される。
このような電流の供給で、LED素子90aは、0.2ms間の点灯と0.8ms間の消灯を繰り返す。LED素子90bは、0.3ms間の点灯と0.7ms間の消灯を繰り返す。
なお、各LED素子90a〜90fが、たとえば300μm×300μmの正方形状の発光領域を有する場合、電流値I=100[mA]程度であり、700μm×700μmの正方形状の発光領域を有する場合、電流値I=500[mA]程度である。
配線Wβに供給される駆動電流波形を参照する。周期(1ms)のうち50%の期間(0.5ms)において正の電流(I[mA])が供給される。また、周期(1ms)のうち40%の期間(0.4ms)において負の電流(−I[mA])が供給される。正の供給電流と負の供給電流の大きさ(I)は等しい。また、配線Wβに供給される正負の電流値は、配線Wαに供給されるそれらに等しい。本図に示す例においては、正の電流の供給終了に連続する形で(供給終了と同時に)負の電流の供給が開始される。
このような電流の供給で、LED素子90cは、0.4ms間の点灯と0.6ms間の消灯を繰り返す。LED素子90dは、0.5ms間の点灯と0.5ms間の消灯を繰り返す。
配線Wγに供給される駆動電流波形を参照する。周期(1ms)のうち40%の期間(0.4ms)において正の電流(I[mA])が供給される。また、周期(1ms)のうち60%の期間(0.6ms)において負の電流(−I[mA])が供給される。正の供給電流と負の供給電流の大きさ(I)は等しい。また、配線Wγに供給される正負の電流値は、配線Wα、配線Wβに供給されるそれらに等しい。本図に示す例においては、正の電流の供給終了に連続する形で(供給終了と同時に)負の電流の供給が開始され、負の電流の供給終了に連続する形で(供給終了と同時に)正の電流の供給が開始される。
このような電流の供給で、LED素子90eは、0.6ms間の点灯と0.4ms間の消灯を繰り返す。LED素子90fは、0.4ms間の点灯と0.6ms間の消灯を繰り返す。
電流の供給により、各LED素子90a〜90fは点消灯を繰り返す。しかし点消灯は、短い周期(1ms)で繰り返されるため、人間の目には連続して点灯されているように視認される。そして電流供給時間の長短が発光輝度の高低と対応する。
なお、各配線Wα、Wβ、Wγと共通電極Cの間に相互に逆向きに並列接続される2つのLED素子は同時には点灯されず、電流の供給は、合計で最大100%のデューティ比となるように時間配分される。図3Bに示す例では、配線Wαに供給される駆動電流波形における合計デューティ比は50%、配線Wβに供給される駆動電流波形における合計デューティ比は90%、配線Wγに供給される駆動電流波形における合計デューティ比は100%である。合計デューティ比を、各配線Wα、Wβ、Wγの電流の使用効率と捉えることもできる。
LED素子90a〜90fは、輝度が最も高くなる行(E行)のLED素子90eから列方向上側、列方向下側の各方向について、離れた行のLED素子ほど輝度が低い、山型(弓型)の輝度分布を形成する。図3Bに示す駆動電流波形でLED素子90a〜90fを駆動し、たとえばレンズを使用して、LED素子90a〜90fの発光パターンを投影すれば、図10に示す配光パターンに類似する配光パターンの一部(垂直軸(V軸)に平行な、LED素子1列分の投影領域)を形成することが可能である。
LED素子アレイ100の他の列についても、たとえば図3Bに示す駆動電流波形と類似の駆動電流波形で駆動することによって、E行のLED素子の輝度を最も高くし、E行から列方向上側、列方向下側の各方向について、離れた行のLED素子ほど低輝度となる、山型(弓型)の輝度分布を形成することができる。更に、行方向について、配光中心が位置する列のLED素子輝度を最も高くし、その列から行方向右側、行方向左側の各方向について、離れた列のLED素子ほど輝度が低い、山型(弓型)の輝度分布を形成することで、たとえば図10に示す配光パターンに類似する配光パターンを形成することが可能である。
行方向の輝度分布は、たとえば行方向に沿って供給電流値を異ならせる、または、行方向に沿って電流供給時間を異ならせることで形成することができる。両者を併用してもよい。
前者の方法を採用する場合、たとえば配光中心に近い列のLED素子ほど、図3Bに示す駆動電流波形の供給電流値を大きくする。後者の方法を採用する場合、たとえば配光中心に近い列のLED素子ほど、駆動電流波形のデューティ比を高くする。
列方向については同様の発光輝度比としながら、配光中心に近い列のLED素子ほど発光輝度を高くすることも可能である。
なお、最も右の列のLED素子が、図3Bに示す駆動電流波形で駆動される場合、後者の方法は採用することができない。駆動電流波形の電流供給時間を長くすれば(高デューティ比とすれば)LED素子の発光輝度が高くなるところ、たとえば配線Wγに供給する駆動電流波形においては、LED素子90e、90f双方に対して、電流供給時間をより長くすることはできないためである。
実施例による車両用灯具向け光源に用いられるLED素子アレイ100は、一方のアノード(p側電極30)と他方のカソード(n側電極50)が電気的に接続され、一方のカソード(n側電極50)と他方のアノード(p側電極30)が電気的に接続された(逆向きに並列接続された)LED素子の組(LED素子90a、90b等)を含む。
逆向きに並列接続された、たとえば2つのLED素子90a、90bの組は交流駆動される。駆動は、駆動装置200を用いて行う。一例として、一方のLED素子90aのアノード側を共通電極(共通配線)Cに電気的に接続して接地し、一方のLED素子90aのカソード側を引き出し配線によって引き出して、正負の電流を供給する。正の電流が供給されるときには他方のLED素子90bが、負の電流が供給されるときには一方のLED素子90aが発光する。たとえば図3Bに示す駆動電流波形で駆動した場合には、一方のLED素子90aと他方のLED素子90bは交互に発光する。
このように、実施例による車両用灯具向け光源においては、逆向きに並列接続されたLED素子の組に接続された1本の引き出し配線に、順方向/逆方向の電流を注入し、注入する電流の向きによって点灯させるLED素子を選択する。注入する電流の順方向/逆方向の時間配分(デューティ比)を調整することにより、各LED素子の発光輝度の制御を行う。時間配分は不等分とする。すなわち、一方のLED素子90aに電流を流す時間(引き出し配線に負の電流を供給する時間)と他方のLED素子90bに電流を流す時間(引き出し配線に正の電流を供給する時間)が等しくないように駆動を行い、一方のLED素子90aと他方のLED素子90bを、相互に異なる輝度で発光させる。これにより、車両用灯具向け光源としてグラデーションを形成する。
また、前述のように、LED素子アレイ100は、一列ごとに、1本の共通電極(共通配線)Cと3本の引き出し配線Wα、Wβ、Wγを備えれば足りる。
すなわち、実施例による車両用灯具向け光源は、たとえば図9A及び図9Bに示す配線構造と比較したとき、少ない引き出し配線数でLED素子を駆動することができ、内部配線構造を簡素化することが可能である。また、駆動装置の数を少なくすることもできる。引き出し配線数を一定数とする場合には、搭載するLED素子の数を多くすることが可能である。引き出し配線数を少なくすることができるため、駆動部へのコンタクト数も少なくなり、機械的強度や信頼性が向上する。車両用灯具向け光源として、簡素化された配線構造で、LED素子を高密度に配置することができる。このように、実施例による車両用灯具向け光源は、高品質の車両用灯具向け光源である。
図4A及び図4Bを参照し、第1変形例による車両用灯具向け光源について説明する。第1変形例は、LED素子アレイの配線構造、及び、駆動電流波形が実施例と異なる。
図4Aを参照する。第1変形例においても、LED素子アレイ100にはたとえば列単位で配線が施されている。本図には、最も右側の列の6個のLED素子90a〜90fについて配線を示すが、他の5列についても等しい配線構造が形成されている。
第1変形例においても、実施例と同様に、LED素子90a、90b、及び、LED素子90c、90dは、それぞれ1組を形成し、配線Wα、Wβと共通電極Cの間に相互に逆向きに並列接続される。LED素子90e、90fは、それぞれアノード(p側電極30)が配線Wγ、Wδによって引き出され、カソード(n側電極50)が共通電極(共通配線)Cに電気的に接続される。駆動装置200により配線Wγ、Wδに電流が供給されることで、LED素子90e、90fは、他の素子と独立して駆動される。共通電極(共通配線)Cは、たとえば接地される。
第1変形例のLED素子アレイは、たとえば一列ごとに、1本の共通電極(共通配線)C、及び、4本の引き出し配線Wα、Wβ、Wγ、Wδを備える。
第1変形例においては、たとえばLED素子90a〜90fを、それぞれ10%、20%、40%、60%、100%、100%のデューティ比で発光駆動する。
図4Bは、第1変形例における駆動電流波形(LED素子90a〜90fに供給する駆動電流波形)を示すグラフである。グラフの横軸は時間を表し、縦軸は電流を表す。各駆動波形の周波数は、たとえば1kHzである。
配線Wαに供給される駆動電流波形を参照する。周期(1ms)のうち20%の期間(0.2ms)において正の電流(I[mA])が供給される。また、周期(1ms)のうち10%の期間(0.1ms)において負の電流(−I[mA])が供給される。正の供給電流と負の供給電流の大きさ(I)は等しい。本図に示す例においては、正の電流の供給終了に連続する形で(供給終了と同時に)負の電流の供給が開始される。
このような電流の供給で、LED素子90aは、0.1ms間の点灯と0.9ms間の消灯を繰り返す。LED素子90bは、0.2ms間の点灯と0.8ms間の消灯を繰り返す。
配線Wβに供給される駆動電流波形を参照する。周期(1ms)のうち60%の期間(0.6ms)において正の電流(I[mA])が供給される。また、周期(1ms)のうち40%の期間(0.4ms)において負の電流(−I[mA])が供給される。正の供給電流と負の供給電流の大きさ(I)は等しい。また、配線Wβに供給される正負の電流値は、配線Wαに供給されるそれらに等しい。本図に示す例においては、正の電流の供給終了に連続する形で(供給終了と同時に)負の電流の供給が開始され、負の電流の供給終了に連続する形で(供給終了と同時に)正の電流の供給が開始される。
このような電流の供給で、LED素子90cは、0.4ms間の点灯と0.6ms間の消灯を繰り返す。LED素子90dは、0.6ms間の点灯と0.4ms間の消灯を繰り返す。
配線Wγ、Wδに供給される駆動電流波形を参照する。配線Wγ、Wδには、正の電流(I[mA])が連続して(デューティ比100%で)供給される。配線Wγ、Wδに供給される正の電流値は、配線Wα、配線Wβに供給されるそれに等しい。
このような電流の供給で、LED素子90e、90fは、点灯状態が継続する。
他の列における輝度分布や行方向の輝度分布等については、実施例と同様である。
図3Bに示す駆動電流波形(実施例)においては、最高輝度となるLED素子90eでもデューティ比は60%であり、やや暗い。第1変形例では、高輝度とするのが好ましいLED素子を一つずつ独立に駆動する。具体的には、LED素子90e、90fをそれぞれデューティ比100%で独立に駆動する。このため、第1変形例においては、実施例と同様の効果に加え、実施例よりも高輝度の発光を実現することができる。
図5A及び図5Bを参照し、第2変形例による車両用灯具向け光源について説明する。第2変形例は、LED素子アレイの配線構造、及び、駆動電流波形が実施例や第1変形例と異なる。
図5Aを参照する。第2変形例においても、LED素子アレイ100にはたとえば列単位で配線が施されている。本図には、最も右側の列の6個のLED素子90a〜90fについて配線を示すが、他の5列についても等しい配線構造が形成されている。
第2変形例においては、LED素子90a、90d、及び、LED素子90b、90cが、それぞれ1組を形成する。具体的には、LED素子90aのカソード(n側電極50)とLED素子90dのアノード(p側電極30)が電気的に接続されて配線Wαによって引き出される。また、LED素子90aのアノード(p側電極30)とLED素子90dのカソード(n側電極50)が電気的に接続されて共通電極(共通配線)Cに接続される。更に、LED素子90bのカソード(n側電極50)とLED素子90cのアノード(p側電極30)が電気的に接続されて配線Wβによって引き出される。LED素子90bのアノード(p側電極30)とLED素子90cのカソード(n側電極50)は電気的に接続されて共通電極(共通配線)Cに接続される。LED素子90e、90fは、第1変形例と同様に、それぞれアノード(p側電極30)が配線Wγ、Wδによって引き出され、カソード(n側電極50)が共通電極(共通配線)Cに電気的に接続される。LED素子90e、90fは、他の素子と独立して駆動される。共通電極(共通配線)Cは、たとえば接地される。
第2変形例においては、実施例や第1変形例と異なり、相互に隣接しない2つのLED素子90a、90dが1組を形成し、配線Wαと共通電極Cの間に相互に逆向きに並列接続される。
第2変形例のLED素子アレイは、たとえば一列ごとに、1本の共通電極(共通配線)C、及び、4本の引き出し配線Wα、Wβ、Wγ、Wδを備える。
第2変形例においては、たとえばLED素子90a〜90fを、それぞれ20%、40%、60%、80%、100%、100%のデューティ比で発光駆動する。
図5Bは、第2変形例における駆動電流波形(LED素子90a〜90fに供給する駆動電流波形)を示すグラフである。グラフの横軸は時間を表し、縦軸は電流を表す。各駆動波形の周波数は、たとえば1kHzである。
配線Wαに供給される駆動電流波形を参照する。周期(1ms)のうち80%の期間(0.8ms)において正の電流(I[mA])が供給される。また、周期(1ms)のうち20%の期間(0.2ms)において負の電流(−I[mA])が供給される。正の供給電流と負の供給電流の大きさ(I)は等しい。本図に示す例においては、正の電流の供給終了に連続する形で(供給終了と同時に)負の電流の供給が開始され、負の電流の供給終了に連続する形で(供給終了と同時に)正の電流の供給が開始される。
このような電流の供給で、LED素子90aは、0.2ms間の点灯と0.8ms間の消灯を繰り返す。LED素子90dは、0.8ms間の点灯と0.2ms間の消灯を繰り返す。
配線Wβに供給される駆動電流波形を参照する。周期(1ms)のうち60%の期間(0.6ms)において正の電流(I[mA])が供給される。また、周期(1ms)のうち40%の期間(0.4ms)において負の電流(−I[mA])が供給される。正の供給電流と負の供給電流の大きさ(I)は等しい。また、配線Wβに供給される正負の電流値は、配線Wαに供給されるそれらに等しい。本図に示す例においては、正の電流の供給終了に連続する形で(供給終了と同時に)負の電流の供給が開始され、負の電流の供給終了に連続する形で(供給終了と同時に)正の電流の供給が開始される。
このような電流の供給で、LED素子90bは、0.4ms間の点灯と0.6ms間の消灯を繰り返す。LED素子90cは、0.6ms間の点灯と0.4ms間の消灯を繰り返す。
配線Wγ、Wδに供給される駆動電流波形を参照する。配線Wγ、Wδには、正の電流(I[mA])が連続して(デューティ比100%で)供給される。配線Wγ、Wδに供給される正の電流値は、配線Wα、配線Wβに供給されるそれに等しい。
このような電流の供給で、LED素子90e、90fは、点灯状態が継続する。
他の列における輝度分布や行方向の輝度分布等については、実施例と同様である。
たとえば図4Bに示す駆動電流波形(第1変形例)においては、LED素子90d(デューティ比60%)とLED素子90e(デューティ比100%)の間で輝度むらが生じる場合がある。
第2変形例では、相互に隣接しない(間に他のLED素子90b、90cが配置されている)2つのLED素子90a、90dで1組を形成することにより、第1変形例と同様の効果に加え、隣接するLED素子間におけるデューティ比の差を小さくして輝度むらを抑制する(滑らかなグラデーションを実現する)という効果を奏することができる。
なお、第2変形例においては、配線Wα、Wβ、Wγ、Wδに供給する駆動電流波形の合計デューティ比はすべて100%であり、各配線Wα、Wβ、Wγ、Wδの電流の使用効率が高い。
図6A及び図6Bを参照し、第3変形例による車両用灯具向け光源について説明する。第3変形例は、LED素子アレイの配線構造、及び、駆動電流波形が実施例や第1、第2変形例と異なる。
図6Aを参照する。第3変形例においても、LED素子アレイ100にはたとえば列単位で配線が施されている。本図には、最も右側の列の6個のLED素子90a〜90fについて配線を示すが、他の5列についても等しい配線構造が形成されている。
第3変形例においては、LED素子90a、90e、LED素子90c、90d、及び、LED素子90b、90fが、それぞれ1組を形成する。具体的には、LED素子90aのカソード(n側電極50)とLED素子90eのアノード(p側電極30)が電気的に接続されて配線Wαによって引き出される。また、LED素子90aのアノード(p側電極30)とLED素子90eのカソード(n側電極50)が電気的に接続されて共通電極(共通配線)Cに接続される。LED素子90cのカソード(n側電極50)とLED素子90dのアノード(p側電極30)は電気的に接続されて配線Wβによって引き出され、LED素子90cのアノード(p側電極30)とLED素子90dのカソード(n側電極50)は電気的に接続されて共通電極(共通配線)Cに接続される。更に、LED素子90bのカソード(n側電極50)とLED素子90fのアノード(p側電極30)が電気的に接続されて配線Wγによって引き出され、LED素子90bのアノード(p側電極30)とLED素子90fのカソード(n側電極50)は電気的に接続されて共通電極(共通配線)Cに接続される。共通電極(共通配線)Cは、たとえば接地される。
第3変形例においては、配線と共通電極Cの間に相互に逆向きに並列接続される2つのLED素子の組が、隣接する態様で1組、隣接しない態様で2組形成される。
第3変形例のLED素子アレイは、たとえば一列ごとに、1本の共通電極(共通配線)C、及び、3本の引き出し配線Wα、Wβ、Wγを備える。
第3変形例においては、たとえばLED素子90a〜90fを、それぞれ10%、20%、40%、60%、90%、80%のデューティ比で発光駆動する。
図6Bは、第3変形例における駆動電流波形(LED素子90a〜90fに供給する駆動電流波形)を示すグラフである。グラフの横軸は時間を表し、縦軸は電流を表す。各駆動波形の周波数は、たとえば1kHzである。
配線Wαに供給される駆動電流波形を参照する。周期(1ms)のうち90%の期間(0.9ms)において正の電流(I[mA])が供給される。また、周期(1ms)のうち10%の期間(0.1ms)において負の電流(−I[mA])が供給される。正の供給電流と負の供給電流の大きさ(I)は等しい。本図に示す例においては、正の電流の供給終了に連続する形で(供給終了と同時に)負の電流の供給が開始され、負の電流の供給終了に連続する形で(供給終了と同時に)正の電流の供給が開始される。
このような電流の供給で、LED素子90aは、0.1ms間の点灯と0.9ms間の消灯を繰り返す。LED素子90eは、0.9ms間の点灯と0.1ms間の消灯を繰り返す。
配線Wβに供給される駆動電流波形を参照する。周期(1ms)のうち60%の期間(0.6ms)において正の電流(I[mA])が供給される。また、周期(1ms)のうち40%の期間(0.4ms)において負の電流(−I[mA])が供給される。正の供給電流と負の供給電流の大きさ(I)は等しい。また、配線Wβに供給される正負の電流値は、配線Wαに供給されるそれらに等しい。本図に示す例においては、正の電流の供給終了に連続する形で(供給終了と同時に)負の電流の供給が開始され、負の電流の供給終了に連続する形で(供給終了と同時に)正の電流の供給が開始される。
このような電流の供給で、LED素子90cは、0.4ms間の点灯と0.6ms間の消灯を繰り返す。LED素子90dは、0.6ms間の点灯と0.4ms間の消灯を繰り返す。
配線Wγに供給される駆動電流波形を参照する。周期(1ms)のうち80%の期間(0.8ms)において正の電流(I[mA])が供給される。また、周期(1ms)のうち20%の期間(0.2ms)において負の電流(−I[mA])が供給される。正の供給電流と負の供給電流の大きさ(I)は等しい。また、配線Wγに供給される正負の電流値は、配線Wα、配線Wβに供給されるそれらに等しい。本図に示す例においては、正の電流の供給終了に連続する形で(供給終了と同時に)負の電流の供給が開始され、負の電流の供給終了に連続する形で(供給終了と同時に)正の電流の供給が開始される。
このような電流の供給で、LED素子90bは、0.2ms間の点灯と0.8ms間の消灯を繰り返す。LED素子90fは、0.8ms間の点灯と0.2ms間の消灯を繰り返す。
他の列における輝度分布や行方向の輝度分布等については、実施例と同様である。
たとえば第1、第2変形例においては、1列に4本の引き出し配線が形成されるが、第3変形例においては、引き出し配線は1列につき3本である。
第3変形例では、第2変形例と同様の効果に加え、引き出し配線数を少なくするという効果を奏することができる。第1変形例に対しては、なだらかな輝度分布と引き出し配線数の低減が可能となる。実施例に対しては、高輝度の発光が実現される。
以上、実施例、変形例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。
たとえば、実施例及び変形例においては、LED素子アレイ100の列ごとに共通電極(共通配線)Cを形成したが、すべての列のそれを電気的に接続してもよい。
また、実施例及び変形例においては、輝度が最も高くなる、単数または複数のLED素子から列方向上側、列方向下側の各方向について、離れた行のLED素子ほど輝度が低い、山型(弓型)の輝度分布を形成したが、最高輝度で発光する、単数または複数のLED素子から端部(列方向上側及び列方向下側)に向かって単調減少する輝度分布を形成する構成とすることができる。単調減少には、隣接するLED素子の発光輝度が相互に等しい場合が含まれる。
更に、実施例及び変形例においては、発光領域の面積が相互に等しいLED素子を用いてLED素子アレイ100を形成したが、LED素子アレイには、発光領域の面積が異なるLED素子が含まれていてもよい。
図7Aには、発光領域の面積が相対的に大きいLED素子90xと相対的に小さいLED素子90yが対を形成する例を示した。LED素子90xの発光領域の面積とLED素子90yのそれとの比は、たとえば3:2である。LED素子90xのカソード(n側電極50)とLED素子90yのアノード(p側電極30)が電気的に接続されて配線Wεによって引き出される。LED素子90xのアノード(p側電極30)とLED素子90yのカソード(n側電極50)は、共通電極(共通配線)Cに電気的に接続される。
発光領域の面積が相互に異なるLED素子90x、90yで対を形成する場合、たとえば図7Bに示す駆動電流波形を供給して駆動してもよい。
図7Bは、配線Wε(LED素子90x、90y)に供給する駆動電流波形を示すグラフである。グラフの横軸は時間を表し、縦軸は電流を表す。駆動波形の周波数は、たとえば1kHzである。
周期(1ms)のうち60%の期間(0.6ms)において正の電流(2i[mA])が供給される。また、周期(1ms)のうち40%の期間(0.4ms)において負の電流(−3i[mA])が供給される。正の供給電流の大きさと負の供給電流の大きさは相互に異なり、その比は2:3である。正の電流の供給終了に連続する形で(供給終了と同時に)負の電流の供給が開始され、負の電流の供給終了に連続する形で(供給終了と同時に)正の電流の供給が開始される。
このような電流の供給で、LED素子90xは、0.4ms間の点灯と0.6ms間の消灯を繰り返す。LED素子90yは、0.6ms間の点灯と0.4ms間の消灯を繰り返す。
図7Bに示す駆動電流波形においては、正の供給電流と負の供給電流の大きさの比(2:3)を、各々の電流が供給されるときに発光するLED素子90yとLED素子90xの発光領域の面積の比(2:3)に等しくすることで、LED素子90x、90yにおける、電流供給時の電流密度の大きさを相互に等しくする。
波長変換層(蛍光体層)80における波長変換効率は、LED素子90x、90yに供給される電流の電流密度によって異なり、たとえば電流密度が低い場合、波長変換層80から黄味を帯びた出射光が出射される。LED素子90x、90yに供給する電流の電流密度の大きさを相互に等しくすることによって、光源出射光における色むらの発生が防止される。
なお、実施例及び第1〜第3変形例においては、発光領域の面積が相互に等しいLED素子に、相互に大きさの等しい電流を供給し、各LED素子における、電流供給時の電流密度の大きさを等しくしている。
また、実施例及び変形例においては、LED素子の組を2つのLED素子で構成し、一方のアノード(p側電極30)と他方のカソード(n側電極50)を電気的に接続し、かつ、一方のカソード(n側電極50)と他方のアノード(p側電極30)を電気的に接続したが、LED素子の組は、3つ以上のLED素子を用いて構成することができる。たとえば1組を構成する一方または双方のLED素子に替えて、複数のLED素子が同じ向きに直列接続されたLED素子群を用いてもよい。すなわち、一方のLED素子またはLED素子群のアノード(p側電極30)と、他方のLED素子またはLED素子群のカソード(n側電極50)を電気的に接続するとともに、一方のLED素子またはLED素子群のカソード(n側電極50)と、他方のLED素子またはLED素子群のアノード(p側電極30)を電気的に接続する構成とすることができる。ここで、LED素子群のアノードとは、最上流に位置するLED素子のアノードを意味し、LED素子群のカソードとは、最下流に位置するLED素子のカソードを意味する。
図8Aには、LED素子の組を3つのLED素子で構成する例を示した。LED素子90xのアノード(p側電極30)と、同じ向きに直列接続された2つのLED素子90y、90yからなるLED素子群のカソード(LED素子90yのn側電極50)が電気的に接続され、共通電極(共通配線)Cに接続される。また、LED素子90xのカソード(n側電極50)とLED素子90y、90yからなるLED素子群のアノード(LED素子90yのp側電極30)が電気的に接続され、配線Wεによって引き出される。
図8Bには、LED素子の組を4つのLED素子で構成する例を示した。同じ向きに直列接続された2つのLED素子90x、90xからなるLED素子群のアノード(LED素子90xのp側電極30)と、同じ向きに直列接続された2つのLED素子90y、90yからなるLED素子群のカソード(LED素子90yのn側電極50)が電気的に接続され、共通電極(共通配線)Cに接続される。また、LED素子90x、90xからなるLED素子群のカソード(LED素子90xのn側電極50)とLED素子90y、90yからなるLED素子群のアノード(LED素子90yのp側電極30)が電気的に接続され、配線Wεによって引き出される。
図8Aに示す例においては、たとえばLED素子90yの発光領域の面積を、LED素子yのそれよりも大きくする。図8Bに示す例においては、たとえばLED素子90xの発光領域の面積を、LED素子90xのそれよりも大きくし、更に、LED素子90yの発光領域の面積を、LED素子yのそれよりも大きくする。
このように、3つ以上のLED素子を用いてLED素子の組を構成することで、たとえば発光パターンにおける一層滑らかなグラデーションを形成することが可能となる。
実施例、変形例を組み合わせてもよい。
その他、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者には自明であろう。
実施例及び変形例による光源は、車両用灯具一般、たとえば自動車用前照灯、二輪車用前照灯等に利用される。
11 成長基板
12 支持基板
12a、12b 絶縁膜
20 光半導体積層
20d ビア
21 バッファ層
22 n型半導体層
22a マイクロコーン構造層
23 活性層
24 p型半導体層
25 表面保護膜
30 p側電極
30h 開口部
40 絶縁層
40h コンタクトホール
50 n側電極
60 第1接合層
60z 間隙
61 第1導電領域
62 第2導電領域
70 第2接合層
70z 間隙
71 第1導電領域
72 第2導電領域
75 裏面金属層
76 実装基板
80 波長変換層
81 波長変換部材
82 蛍光体材料
85 配線構造層
90 LED構造層
90a〜90f LED素子
100 LED素子アレイ
200〜203 駆動装置

Claims (6)

  1. 第1の半導体発光素子、または、直列に接続された複数の半導体発光素子からなる第1の半導体発光素子群と、
    第2の半導体発光素子、または、直列に接続された複数の半導体発光素子からなる第2の半導体発光素子群と、
    前記第1の半導体発光素子または半導体発光素子群、及び、前記第2の半導体発光素子または半導体発光素子群を交流駆動する駆動装置と
    を有し、
    前記第1の半導体発光素子または半導体発光素子群のp側電極と、前記第2の半導体発光素子または半導体発光素子群のn側電極は電気的に接続され、かつ、前記第1の半導体発光素子または半導体発光素子群のn側電極と、前記第2の半導体発光素子または半導体発光素子群のp側電極は電気的に接続され、
    前記第1の半導体発光素子または半導体発光素子群、及び、前記第2の半導体発光素子または半導体発光素子群は、一方向に沿って配置され、
    前記駆動装置は、前記第1の半導体発光素子または半導体発光素子群に電流を流す時間と、前記第2の半導体発光素子または半導体発光素子群に電流を流す時間が異なるように交流駆動を行う車両用灯具向け光源。
  2. 前記第1の半導体発光素子または半導体発光素子群と、前記第2の半導体発光素子または半導体発光素子群の間に、第3の半導体発光素子が配置されている請求項1に記載の車両用灯具向け光源。
  3. 前記駆動装置は、前記第1、第2の半導体発光素子または半導体発光素子群を、最高輝度で発光する半導体発光素子から、前記一方向に平行な方向に向かって、輝度が単調減少するように駆動する請求項1または2に記載の車両用灯具向け光源。
  4. 前記駆動装置は、前記第1、第2の半導体発光素子または半導体発光素子群を、合計デューティ比が100%となるように駆動する請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用灯具向け光源。
  5. 前記第1、第2の半導体発光素子または半導体発光素子群には、発光領域の面積が相互に異なる半導体発光素子が含まれる請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用灯具向け光源。
  6. 前記第1の半導体発光素子または前記第1の半導体発光素子群に含まれる半導体発光素子の発光領域の面積と、前記第2の半導体発光素子または前記第2の半導体発光素子群に含まれる半導体発光素子の発光領域の面積が相互に異なり、
    前記駆動装置は、前記第1の半導体発光素子または前記第1の半導体発光素子群に含まれる半導体発光素子の発光時に供給する電流の大きさと、前記第2の半導体発光素子または前記第2の半導体発光素子群に含まれる半導体発光素子の発光時に供給する電流の大きさの比が、前記第1の半導体発光素子または前記第1の半導体発光素子群に含まれる半導体発光素子の発光領域の面積と、前記第2の半導体発光素子または前記第2の半導体発光素子群に含まれる半導体発光素子の発光領域の面積の比に等しくなるように、前記第1、第2の半導体発光素子または半導体発光素子群に電流を供給する請求項5に記載の車両用灯具向け光源。

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CN112970333A (zh) * 2018-11-09 2021-06-15 法雷奥照明公司 用于机动车辆的包括矩阵光源的照明装置

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