JP2018077293A - 結束バンド引締訓練用装置および回転図板 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、バンド引締カット作業の訓練に適する技術を提供することを目的とする。【解決手段】結束バンド引締訓練用装置10は、訓練用結束バンド30と、訓練用バンド引締工具50とを備える。訓練用結束バンド30は、バンド部32とバンド係止部36との係止を解除可能な係止解除部を含む。訓練用バンド引締工具50は、バンド係止部36から延出するバンド部32を所定の張力を有する状態に引締め可能である。所定の張力を有する状態に引締められたバンド部32は、バンド係止部36から延出したままの状態に維持される。【選択図】図7

Description

この発明は、結束バンドの引締め作業の訓練に用いられる装置に関する。
ワイヤーハーネスの製造工程では、結束バンド又は結束バンドに車両固定部が設けられたバンドクランプを電線に巻付けて固定する結束バンド取付工程が含まれる。かかる結束バンド取付工程としては、結束バンドのバンドを電線周りに巻付けた後にバンド係止部に挿通するバンド巻付工程と、バンド係止部に挿通されたバンドを引き締めてカットするバンド引締カット工程とが含まれる。
このとき、バンド引締カット工程に従事する作業者は、通常、専用のバンド引締カット工具を用いてバンド引締カット作業を行う。かかるバンド引締カット工具は、トリガ等を介して作業者により入力された運動をバンドの先端を引締めるための運動に変換する引締機構と、バンドの先端が所定の張力を有する状態に引締められた際にさらなる引締を防止するための係止機構と、所定の張力を有する状態に引締められたバンドをカットするカット機構とを含むものである。このようなバンド引締カット工具が、例えば、特許文献1に開示されている。
ここで、上記バンド引締カット工具を用いてバンド引締めカット作業を行う場合には、工具の取扱に係る作業者の熟練度によって、生産性が大きく変化する。そのため、作業者の熟練度を早期に一定レベルに向上させることが要請される。
特開2014−148354号公報
しかしながら、通常のバンド引締カット工具を用いてバンド引締カット作業を訓練しようとすると、1回の作業ごとに結束バンドがカットされてしまうためコストがかかる。
ここで、結束バンドにおいて引締められたバンドは戻り防止が図られており、バンドを戻すためには労力がいる。このため、仮に結束バンドをカットしないようにした場合でも、結束バンドの引締めの訓練に通常の結束バンドを用いると時間又はコストがかかる。
そこで、本発明は、バンド引締カット作業の訓練に適する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様に係る結束バンド引締訓練用装置は、バンド部と、前記バンド部の先端を挿通可能に且つ挿通された前記バンド部を係止可能に前記バンド部の基端に設けられたバンド係止部と、前記バンド部と前記バンド係止部との係止を解除可能な係止解除部と、を含む訓練用結束バンドと、長尺筐体の先端に設けられ前記バンド係止部から突出する前記バンド部の先端を保持する保持部と、作業者に保持されるハンドルと、作業者により運動が入力されるトリガと、前記トリガに入力された運動を前記保持部に保持された前記バンド部の先端を引締めるための運動に変換する引締機構と、前記バンド部の先端が所定の張力を有する状態に引締められた際にさらなる引締を防止するための係止機構とを含み、所定の張力を有する状態に引締められた前記バンド部が前記バンド係止部から延出したままの状態に維持される訓練用バンド引締工具と、を備える。
第2の態様に係る結束バンド引締訓練用装置は、第1の態様に係る結束バンド引締訓練用装置であって、平板状に形成された図板本体と、前記図板本体に設けられ前記訓練用結束バンドを取付ける線状体を支持可能な複数の線状体支持部と、前記図板本体を前記図板本体の主面に対して交差する方向に沿った軸周りに回転可能な回転機構とを含む回転図板をさらに備える。
第3の態様に係る結束バンド引締訓練用装置は、第2の態様に係る結束バンド引締訓練用装置であって、前記線状体が1つの位置から少なくとも3方向に延びるように前記複数の線状体支持部が前記図板本体に配置されている。
第4の態様に係る結束バンド引締訓練用装置は、第3の態様に係る結束バンド引締訓練用装置であって、前記複数の線状体支持部は、前記図板本体の1つの中心点回りに15度刻みで配置可能である。
第5の態様に係る回転図板は、平板状に形成された図板本体と、前記図板本体に設けられ結束バンドを取付ける線状体を支持可能な複数の線状体支持部と、前記図板本体を前記図板本体の主面に対して交差する方向に沿った軸周りに回転可能な回転機構と、を備える。
第6の態様に係る回転図板は、第5の態様に係る回転図板であって、前記線状体が1つの位置から少なくとも3方向に延びるように前記複数の線状体支持部が前記図板本体に配置されている。
第1から第4の態様によると、訓練用バンド引締工具は、所定の張力を有する状態に引締められたバンド部をバンド係止部から延出したままの状態に維持するため、引締められたバンド部がカットされない。この際、訓練用結束バンドには、係止解除部が設けられているため、引締められたバンド部を容易に元の状態に戻すことが可能である。これらより、バンド引締カット工具の取扱に係る訓練に1つの結束バンドを繰り返し使用することが容易となる。従って、本結束バンド引締訓練用装置は、バンド引締カット作業の訓練に適する。
特に、第2の態様によると、図板本体が回転するため、作業者が1つの作業位置に位置したままで訓練可能な線状体の延在方向が増える。
分岐部分近傍に結束バンドを取付ける場合、他の分岐線があることで作業領域が比較的狭くなる。この場合でも、特に第3の態様によると、分岐部分近傍に取付けられる結束バンドのバンド引締カット作業を訓練できる。
特に、第4の態様によると、訓練可能となる線状体の配設形態がより多様となる。
第5又は第6の態様によると、図板本体が回転するため、本回転図板を用いてバンド引締作業を行うと、作業者が1つの作業位置に位置したままで訓練可能な線状体の延在方向が増える。
分岐部分近傍に結束バンドを取付ける場合、他の分岐線があることで作業領域が比較的狭くなる。この場合でも、特に第6の態様によると、分岐部分近傍に取付けられる結束バンドのバンド引締カット作業を訓練できる。
結束バンド引締訓練用装置における回転図板を示す平面図である。 結束バンド引締訓練用装置における回転図板を示す側面図である。 回転図板への線状体の配設例を示す平面図である。 結束バンド引締訓練用装置における訓練用結束バンドを示す平面図である。 図4のV−V線に沿って切断した断面図である。 バンド部とバンド係止部との係止を解除する様子を示す説明図である。 結束バンド引締訓練用装置における訓練用バンド引締工具の構成を示す説明図である。 結束バンド引締訓練用装置における訓練用バンド引締工具の構成を示す説明図である。 訓練用バンド引締工具の一部を拡大した説明図である。 訓練用バンド引締工具の一部を拡大した説明図である。 訓練用バンド引締工具の一部を拡大した説明図である。 訓練用バンド引締工具の一部を拡大した説明図である。 訓練用バンド引締工具の一部を拡大した説明図である。 訓練用バンド引締工具の一部を拡大した説明図である。 回転図板の使用例を示す説明図である。
{実施形態}
以下、実施形態に係る結束バンド引締訓練用装置について説明する。結束バンド引締訓練用装置は、ワイヤーハーネスの製造工程に含まれる結束バンドの引締めカット作業を訓練するための装置である。より詳細には、引締めカット作業とは、電線等の線状体へ巻付けられた結束バンドの先端を引締めてカットする作業のことを言う。このとき作業者は、バンド引締カット工具を用いて引締めカット作業を行う。ここで、作業者によるバンド引締カット工具の取扱いに係る熟練度が高いと、その分、生産速度および製品の品質が向上する。そのため、作業者の熟練度を早期に一定レベルに向上させることが要請される。本実施形態に係る結束バンド引締訓練用装置は、バンド引締カット工具の取扱いに係る熟練度を高めるためのものである。
具体的には、結束バンド引締訓練用装置は、線状体及びそれを支持する支持部材と、訓練用結束バンドと、訓練用バンド引締工具とを備える。ここでは、線状体を支持する支持部材として、回転図板が用いられているものとして説明する。
まず、図1及び図2を参照しつつ回転図板20について説明する。図1は、結束バンド引締訓練用装置10における回転図板20を示す平面図である。図2は、結束バンド引締訓練用装置10における回転図板20を示す側面図である。具体的には、回転図板20は、図板本体22と、線状体支持部24と、回転機構26とを備える。
図板本体22は、平板状に形成されている。ここでは、図板本体22は、円板状に形成されている。もっとも、図板本体22の形状は、上記したものに限られず、例えば、角形板状等に形成されていてもよい。
線状体支持部24は、図板本体22に設けられている。線状体Wは、訓練用結束バンド30を取付ける線状体Wを支持可能である。線状体支持部24は、複数設けられている。複数の線状体支持部24は、線状体Wが1つの位置から少なくとも3方向に延びることができるように配置されている。複数の線状体支持部24は、図板本体22の1つの中心点回りに15度刻みで配置可能である。
ここでは、線状体支持部24として、先端がU字状に形成されたU治具25aと呼ばれる治具が採用されている。当該U治具25aは、例えば、ネジ等により、図板本体22に固定される。従って、ここでは、図板本体22には、U治具25aを固定するためのネジを螺合可能なネジ穴23aが形成されている。ネジ穴23aが、図板本体22に同心円状に15度刻みで設けられている。このうち45度ずれた位置のネジ穴23aにU治具25aが配置されている。また、同心円の中心にもネジ穴23bが設けられている。当該ネジ穴23bを用いて、上記U治具25aを2つ組み合わせたような4つ股の治具25bが設置されている。
回転機構26は、図板本体22を図板本体22の主面に対して交差する方向(ここでは、直交する方向)に沿った軸周りに回転可能である。回転機構26として、ここでは、図板本体22に回転不能に設けられた軸部27と、軸部27を回転可能に支持する支持台28とが設けられている。なお、回転機構26は、バンド引締作業中に図板本体22を回転させないことが好ましい。例えば、回転機構26は、支持台28に対して軸部27をネジ締め固定可能に構成され、図板本体22はネジ締めされて回転不可の状態とネジ締めが解除されて回転可能な状態との間で状態変更可能であることが考えられる。
回転図板20に対して、例えば、線状体Wを図3のように配設する。図3は、回転図板20への線状体Wの配設例を示す平面図である。
図3に示す例では、線状体Wが図板本体22の中心から8方向に延びる態様で線状体Wが配設されている。以下では、8方向に延びる線を分岐線と称することがある。また、ここでは、分岐線のうち左右に延びる2本が他よりも太く形成されている。これは、ワイヤーハーネスにおいて通常、幹線が枝線よりも太いことによる。もっとも、各分岐線の延在方向及び太さは適宜設定可能である。なお、線状体Wは、粘着テープ等で一体的に結束されているとよい。またここでは、訓練用であるため線状体WのうちU治具25aより外側に延びる部分は省略可能である。
図3に示す例では、8本の分岐線それぞれに対して長手方向に異なる2箇所に訓練用結束バンド30が巻付けられている。従って、全体でみると、16個の訓練用結束バンド30が巻付けられている。
次に、図4乃至図6を参照しつつ訓練用結束バンド30について説明する。図4は、結束バンド引締訓練用装置10における訓練用結束バンド30を示す平面図である。図5は、図4のV−V線に沿って切断した断面図である。図6は、バンド部32とバンド係止部36との係止を解除する様子を示す説明図である。具体的には、訓練用結束バンド30は、バンド部32と、バンド係止部36と、係止解除部42とを含む。
バンド部32は、長尺帯状に形成された部材である。バンド部32には、バンド係止部36の突起40が嵌る凹凸部33が形成されている。凹凸部33は、バンド部32の延在方向に沿って凸部35と凹部34とが交互に連続する形状に形成されている。図5に示す例では、凹凸部33は、バンド部32が線状体Wに巻付けられた際に内を向く主面(内向き面)に形成されている。もっとも、凹凸部33は、バンド部32のうち内向き面に対して反対を向く外向き面に形成されていてもよいし、側面に形成されていてもよい。
バンド係止部36は、バンド部32の先端を挿通可能に形成されている。さらにバンド係止部36は、挿通されたバンド部32を係止可能に形成されている。バンド係止部36は、バンド部32の基端に設けられている。ここでは、バンド係止部36は、バンド挿通部37と突起40とで構成される。
バンド挿通部37は、直方体状に形成された挿通本体部38と、挿通本体部38に形成された貫通孔39とを有する。貫通孔39は、バンド部32を挿通可能な態様で、挿通本体部38の一対の主面を貫くように形成されている。
突起40は、貫通孔39の内周面から貫通孔39の内部に向けて突出するように形成されている。突起40は、凹凸部33の凹部34に嵌まる形状に形成されている。より詳細には、凸部35における先端側を向く面35aと、突起40における後端側を向く面40aとは傾斜面状に形成されている。これにより、バンド部32が貫通孔39に対して深く挿通される向きに移動しようとすると、凹凸部33及び突起40が傾斜面35a、40aで滑りつつ少なくとも一方が弾性変形して移動可能とされている。また、凸部35の後端側を向く面35bと、突起40の先端側を向く面40bとは垂直面状に形成されている。これにより、バンド部32が貫通孔39から抜ける向きに移動しようとすると、凸部35の垂直面35bと突起40の垂直面40bとが挿通方向と直交する方向に広がる面同士で面接触することで移動不能とされている。
係止解除部42は、バンド部32とバンド係止部36との係止を解除可能である。ここでは、係止解除部42は、突起40の一部から延出する操作部43を介して突起40を弾性変形可能に形成されている。より詳細には、突起40の下面から下方に操作部43が突出している。この操作部43の先端側部分は、訓練用結束バンド30のうち操作部43周辺に位置する部分と間隔をあけて配置されている。従って操作部43の周囲には、操作部43を移動可能に操作用空間44が設けられている。そして、図6に示すように、操作部43の先端側部分をバンド部32の基端側部分に近づける向き(図6の矢印に示す向き)に移動させることによって、突起40がバンド挿通部37との連結部分周りに凹部34から外れる方向に弾性変形する。これにより、バンド部32とバンド係止部36との係止が解除されるため、貫通孔39からバンド部32を引き抜くことができる。すなわち、係止状態(図5の仮想線に示す状態)にあるバンド部32を係止前の状態(図5の実線に示す状態)に戻すことができる。
なお、訓練用結束バンド30は、線状体Wに異なる姿勢で巻付けられていることが好ましい。より詳細には、バンド係止部36からのバンド部32の延出方向が、図板本体22の主面と水平な方向、図板本体22の主面に直交する方向、及びこれらと交差する方向など、多様に設定されていることが好ましい。これにより、多様な方向に延びるバンド部32に対する訓練用バンド引締工具の取扱性を訓練することができる。
次に、図7乃至図14を参照しつつ訓練用バンド引締工具50について説明する。図7は、結束バンド引締訓練用装置10における訓練用バンド引締工具50の構成を示す説明図である。図8は、結束バンド引締訓練用装置10における訓練用バンド引締工具50の構成を示す説明図である。図9乃至図14は、訓練用バンド引締工具50の一部を拡大した説明図である。図9及び図10は、訓練用バンド引締工具50における先端側近傍を拡大した図であり、図11乃至図14は、訓練用バンド引締工具50における中間部分近傍を拡大した図である。
訓練用バンド引締工具50は、訓練用結束バンド30を引締める際に作業者が用いる工具である。訓練用バンド引締工具50は、バンド部32をカットする機能を有していない。このため、訓練用バンド引締工具50によって所定の張力を有する状態に引締められたバンド部32は、バンド係止部36から延出したままの状態に維持される。具体的には、訓練用バンド引締工具50は、保持部54と、ハンドル60と、トリガ62と、引締機構64と、係止機構74とを備える。
保持部54は、訓練用バンド引締工具50における長尺筐体52の先端に設けられている。保持部54は、バンド係止部36から突出するバンド部32の先端を保持する。具体的には、保持部54は、保持爪55と、受部材56と、爪姿勢規制部材57とを有する。
保持爪55は、引締機構64の後述する爪リンク部材72の先端に設けられて、爪リンク部材72と共に前後方向に往復移動する。保持爪55は、受部材56と離して配設されている。そして、保持爪55と受部材56との間に挿通されたバンド部32を受部材56とで挟み込み可能とされている。保持爪55は、先端部の向きを変更可能となるように回転可能に軸支されている。この際、保持爪55は、回転することで、先端部が受部材56と平行に延在する第1姿勢(図9参照)と、先端部が受部材56側を向く第2姿勢(図10参照)との間で姿勢変更可能とされている。第1姿勢では、保持爪55と受部材56との間にバンド部32を挿通容易とされる。また、第2姿勢では、保持爪55と受部材56とでバンド部32を挟持可能とされる。例えば、保持爪55は、図示省略の付勢部材によって第2姿勢を取るように付勢されている。また、保持爪55の姿勢は、トリガ62が初期位置にある状態では、爪姿勢規制部材57によって第1姿勢に規制される。そして、この状態からトリガ62を引くと、保持爪55が後方に移動し、爪姿勢規制部材57から離れる。これにより、保持爪55は付勢部材80の付勢力を受けて第2姿勢を取ることが可能となる。
受部材56は、保持爪55と共にバンド部32を挟持する部材である。受部材56は、例えば、長尺筐体52の幅方向一方から上方に延びつつ、途中で曲がって幅方向に延びるようにL字状に形成されている。これにより、保持爪55と共にバンド部32を挟持可能でありつつ、バンド部32を側方から保持爪55と受部材56との間にセット可能とされる。
爪姿勢規制部材57は、長尺筐体52の先端に、保持爪55と受部材56との間に設けられる。爪姿勢規制部材57は、例えば、保持爪55の移動経路に沿った一部の区間にのみ設けられる。これにより、保持爪55が長尺筐体52の後端側に移動する際に、保持爪55が爪姿勢規制部材57から離れて、第1姿勢から第2姿勢に姿勢変更することが可能となっている。また、保持爪55が長尺筐体52の先端側に移動する際に、爪姿勢規制部材57の後端部が保持爪55の先端側に当接することで、保持爪55が回転し、第2姿勢から第1姿勢に姿勢変更することが可能となっている。
ハンドル60は、作業者に保持される部分である。ハンドル60は、長尺筐体52の後端側から長尺筐体52の長尺方向と交差する方向に延びる。これにより、訓練用バンド引締工具50は、全体にピストル状の形状を有する。ハンドル60は、例えば、長尺筐体52と一体的に設けられる。
トリガ62は、作業者により運動が入力される部分である。トリガ62は、ハンドル60と離れるようにして配設され、ハンドル60に対して接近及び離間移動可能に設けられている。
引締機構64は、トリガ62に入力された運動を保持部54に保持されたバンド部32の先端を引締めるための運動に変換する機構である。引締機構64は、トリガリンク部材66と、爪リンク部材72と、を含む。
トリガリンク部材66は、それぞれトリガ62に支持された第1リンク部材68と第2リンク部材70とを有する。
第1リンク部材68は、一端側68aがトリガ62に支持されつつ、他端側68bが係止機構74の後述するカム部材76に支持される。ここでは、一端側68aはトリガ62と共に移動可能に且つトリガ62に対して回転不能にトリガ62に固定される。また、ここでは、中間部分68cでもトリガ62と共に移動可能にトリガ62に支持される。他端側68bは、カム部材76に対して回転可能に支持される。例えば、他端側68bに形成された貫通孔に挿通されたピン部材Pがカム部材76の後述する溝78に支持される。
また、ここでは、第1リンク部材68の外方に図示省略のリンク部材が設けられる。当該リンク部材は、一端側は第1リンク部材68の一端側と同じ位置でトリガ62に回転不能に固定され、他端側が初期状態におけるピン部材Pの延長線上で長尺筐体52に回転可能に軸支される。
第2リンク部材70は、一端側70aがトリガ62に支持されつつ、他端側70bが爪リンク部材72に支持されている。ここでは、一端側70aは、第1リンク部材68の中間部分68cが支持されている部分にトリガ62と共に移動可能に且つトリガ62及び第1リンク部材68と相対回転可能に軸支されている。また、他端側68bは、爪リンク部材72と共に移動可能に爪リンク部材72に固定されている。また、第2リンク部材70は、図示省略の付勢部材によって、長尺筐体52の長尺方向前方に向けて付勢されている。これにより、トリガ62がハンドル60から離れる向きに付勢されている。
爪リンク部材72は、長尺筐体52の長尺方向に沿って長尺状に形成されている。そして爪リンク部材72の先端に上記保持爪55が設けられている。また、爪リンク部材72の後端に第2リンク部材70がつながっている。
係止機構74は、バンド部32の先端が所定の張力を有する状態に引締められた際にさらなる引締を防止するための機構である。係止機構74は、カム部材76と、付勢部材80と、ピニオン82と、ラック84とを有する。
カム部材76は、軸部77によって長尺筐体52に回転可能に軸支されている。そして、カム部材76には、先端側に上記ピン部材Pを支持する溝78が形成されている。また、後端側に付勢部材80が接続されている。
溝78は、ピン部材Pがカム部材76に対して長尺方向後方には移動不能に、且つ、長尺方向前方には所定張力未満の力がかけられた場合には移動不能であって所定張力以上の力がかけられると移動可能な形状に形成されている。ここでは、溝78のうち後端側の内面78aが初期状態で長尺方向と直交する方向に延びる垂直面状に形成されている。また、溝78のうち先端側の内面78bが初期状態で長尺方向及び垂直面が延びる方向と交差する傾斜面状に形成されている。
付勢部材80は、カム部材76を長尺筐体52の後方に向けて付勢する。当該付勢部材80の付勢力が上記張力を規定する。付勢部材80は、例えば、コイルバネ等で構成される。
付勢部材80は、付勢力を調整可能であることが好ましい。ここでは、調節ネジ機構86により、付勢部材80の付勢力を調節可能である。具体的には、調節ネジ機構86は、筐体の外部に設けられた調節ダイヤル87と一端が調節ダイヤル87に連なり、他端が付勢部材80の他端に連なる調節ネジ88とで構成される。調節ダイヤル87を回すことにより調節ネジ88の先端の位置を変化させることができる。これにより、コイルバネのバネ長を変化させることができ、付勢部材80の付勢力を調整可能とされている。
ピニオン82は、L字状に形成されている。ピニオン82の一端側82aがカム部材76の後端側に当接しつつ他端側82bの先端に歯部83が設けられている。また、ピニオン82は、その中間部分82cで長尺筐体52に回転可能に軸支されている。ピニオン82は、図示省略の付勢部材によって、一端側82aがカム部材76に接近するように回転付勢されている。従って、カム部材76は、ピニオン82の回転を規制しているとも言える。歯部83は、初期状態では、ラック84と離れて設けられる。そして、カム部材76が回転することでピニオン82が回転すると、歯部83がラック84に噛合うようになっている。
ラック84は、爪リンク部材72の上面に、長尺方向に沿って連続的に形成されている。ラック84は、爪リンク部材72が移動する際に、歯部83の下方に位置する領域に形成されている。
以下、結束バンド引締訓練用装置10を用いたバンド引締訓練について説明する。
まずは、図3に示すように、線状体Wが配設された回転図板20を準備する。この際、線状体Wには訓練用結束バンド30が巻付けられている。訓練用結束バンド30は、線状体Wに対して線状体W周りに回転不能な程度に巻付けられていることが好ましい。これにより、バンド部32が線状体Wの径方向に沿って多様な方向に延びる状態を保ったまま、訓練用結束バンド30の引締め作業を行うことができる。
次に、作業者は、訓練用バンド引締工具50を用いて、順次訓練用結束バンド30の引締め作業を行っていく。
具体的には、まず、爪姿勢規制部材57によって第1姿勢にある保持爪55と受部材56との間にバンド係止部36から延出するバンド部32の先端を通す。上述したように、バンド部32の側方から上記間に通すことが可能である。次に、作業者は、トリガ62を引き、バンド部32を引締める。より詳細には、作業者がトリガ62を引くとトリガリンク部材66のうちトリガ62に固定された部分が後方に移動する。これにより、トリガリンク部材66とリンクする爪リンク部材72も後方に移動する。爪リンク部材72が僅かに後方に移動すると、保持爪55と爪姿勢規制部材57との当接状態が解除される。このため保持爪55の姿勢が規制された状態が解除されて保持爪55が第2姿勢に姿勢変更し、受部材56とでバンド部32を挟持した状態となる。この状態で、さらにトリガ62が引かれ続けると、保持爪55が後方に移動することで、バンド部32も後方に移動し、バンド部32が引締められる。この引締めの際、図11に示す初期状態から図12に示すトリガ62が最後まで引かれた状態になっても、張力が所定の値以上にならなければ、トリガ62を元に戻し、再びトリガ62を引く動作を繰り返す。
一方、図11に示す状態から図12に示す状態の間に、図13に示すように、張力が所定の値以上になると、ピン部材Pが溝78から飛び出し、カム部材76が回転することによって、図14に示すように、ラック84と歯部83がかみ合いその状態で係止する。
より詳細には、初期状態では、カム部材76は、付勢部材80の付勢力によって軸周りにおいて時計回りに回転しようとしている。この際、ピン部材Pが溝78に嵌まることでその回転を抑制している。そしてトリガ62が引かれると、第1リンク部材68の一端側68aがトリガ62と一緒に後方に移動する。この際、張力が弱い状態では、中間部分68cもトリガ62と一緒に後方に移動する。このとき第1リンク部材68の他端側68bもトリガ62と一緒に後方に移動しようとする。しかしながら、溝78の垂直面78aによって第1リンク部材68の他端側68bの移動は妨げられるため、第1リンク部材68は、他端側68bにおいてピン部材Pと共にピン部材Pの中心軸周りに回転する。つまり、ピン部材Pは、カム部材76に対して空転する。これにより、ピン部材Pが溝78から抜けることがなく、引締めが継続される。
これに対して、トリガ62が引かれた際に張力が大きくなってくると、爪リンク部材72が後方に移動する際に抵抗が生じる。この抵抗によって、第1リンク部材68の中間部分68cの後方への移動が阻害され、第1リンク部材68は中間部分68cの軸周りに反時計回りに回転する。すると、第1リンク部材68の他端側68bに設けられたピン部材Pが溝78から脱出しようとして溝78の先端側の面を押す。張力が所定の値以上になると、つまり、この押す力による軸周りのモーメントが付勢部材80の付勢力による軸周りのモーメント以上になると、カム部材76が反時計回りに回転する。これにより、ピニオン82も回転し、もって歯部83がラック84に噛合い、係止する。
このとき、作業者は、係止したことを例えば、触覚又は聴覚などの感覚器官により感じることが可能であることが好ましい。例えば、係止に伴いハンドル60が重くなることで、触覚により係止を感じることが可能である。また、係止の際に、歯部83とラック84との間で嵌合音が生じるなどすることで、聴覚により係止を感じることが可能である。
係止機構74が係止した状態をもって、1つの訓練用結束バンド30に係るバンド引締め作業が完了となる。あとは、これを訓練用結束バンド30の数だけ繰り返すことで、回転図板20を用いた1度目のバンド引締め訓練が完了となる。その後は、係止解除部42によってバンド部32の係止状態を解除することで、訓練用結束バンド30は、引締め前の状態に戻ることができる。これにより、当該結束バンド引締訓練用装置10を用いて、繰り返しバンド引締め訓練を行うことができる。
ここで、図15に示すように、回転図板20の図板本体22を回転させることで、作業者は、1つの位置にいたまま、異なる方向に延びる線状体Wに巻付けられた訓練用結束バンド30の引締め作業を行うことができる。
なお、ワイヤーハーネスの製造に用いられる通常のバンド引締カット工具では、バンドが十分に引締められて係止した状態からカット動作に移行する際に特別な操作は必要としないことが多い。例えば、上記特開2014−148354に記載のツールでは、本願発明と同様にピン部材がカム部材から出るとピニオンがラックと噛み合って係止する。この際、ピン部材には、カット機構が連結され、ピン部材のカム部材からの脱出に伴い、カット機構がバンド部をカットする構成とされている。このため、本願発明の結束バンド引締訓練用装置を用いることによって引締め動作からカット動作に至る一連の動作の訓練をすることができる。
上記のように構成された結束バンド引締訓練用装置10によると、訓練用バンド引締工具50は、所定の張力を有する状態に引締められたバンド部32をバンド係止部36から延出したままの状態に維持するため、引締められたバンド部32がカットされない。この際、訓練用結束バンド30には、係止解除部42が設けられているため、引締められたバンド部32を容易に元の状態に戻すことが可能である。これらより、バンド引締カット工具に類似した訓練用バンド引締工具50の取扱に係る訓練に1つの訓練用結束バンド30を繰り返し使用することが容易となる。従って、本結束バンド引締訓練用装置10は、バンド引締カット作業の訓練に適する。
また、回転図板20を用いることによって、図板本体22が回転するため、作業者が1つの作業位置に位置したままで訓練可能な線状体Wの延在方向が増える。
また、分岐部分近傍に訓練用結束バンド30を取付ける場合、他の分岐線があることで作業領域が比較的狭くなる。この場合でも、1つの分岐部分から分岐線が少なくとも3方向に延びているため、分岐部分近傍に取付けられる訓練用結束バンド30のバンド引締め作業を訓練できる。
また、図板本体22に対して15度刻みで線状体支持部24を配置可能であるため、訓練可能となる線状体Wの配設形態がより多様となる。
{変形例}
実施形態において、回転図板20を用いるものとして説明したが、このことは必須ではない。回転図板20に替えて、ワイヤーハーネスを製造するために通常用いられる図板(回転機構26を備えない図板)を採用することもあり得る。なお、回転機構26を備える上記回転図板20については、トレーニング用にとどまらず、実際の組み立てラインで用いることもあり得る。
また、回転図板20を用いる場合でも、回転図板20が線状体支持部24を3つ以上配置可能である必要はない。つまり、回転図板20は、1つの方向に延在する線状体Wを1本のみ支持するものであってもよい。
また、実施形態において、訓練用結束バンド30がバンド部32とバンド係止部36とを含むものとして説明したが、結束バンドは、さらに車両固定部を含む場合も考えられる。車両固定部は、例えば、バンド係止部36の上面から突出する柱部と柱部の先端に設けられる羽部とで構成され、取付対象に形成された取付孔に挿入係止可能に形成される。このような車両固定部を含む訓練用結束バンドを用いる場合、回転図板20に車両固定部を固定可能な治具を設けるとよい。これにより、訓練用結束バンドが線状体Wに対してより確実に位置決めされる。また、引締め作業前において、線状体Wに対するバンド部32の仮係止状態が甘い場合でも、訓練用結束バンドが線状体W周りに回転しなくなる。
また、実施形態において、訓練用バンド引締工具50がカット機構そのものを備えていないものとして説明したが、このことは必須ではない。例えば、上記特開2014−148354に記載のツールのような既存のバンド引締カット工具におけるカット機構から、刃部材のみを省略することで訓練用バンド引締工具とすることもできる。
また、実施形態において、訓練用バンド引締工具50がトリガ62の往復移動を直接保持爪55の往復移動に変換するリンク機構を備えるものとして説明したが、このことは必須ではない。例えば、トリガ62がスイッチとして機能し、エア又は電動で保持爪55を往復移動させるものであってもよい。このような訓練用バンド引締工具としては、周知のエア又は電動タイプのバンド引締カット工具の引締め動作に係る構成を採用することができる。
なお、上記実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 結束バンド引締訓練用装置
20 回転図板
22 図板本体
23a、23b ネジ穴
24 線状体支持部
25a U治具
26 回転機構
27 軸部
28 支持台
30 訓練用結束バンド
32 バンド部
33 凹凸部
34 凹部
35 凸部
35a、35b 面
36 バンド係止部
37 バンド挿通部
38 バンド挿通本体部
39 貫通孔
40 突起
41a、41b 面
42 係止解除部
43 操作部
44 操作用空間
50 訓練用バンド引締工具
52 長尺筐体
54 保持部
55 保持爪
56 受部材
57 爪姿勢規制部材
60 ハンドル
62 トリガ
64 引締機構
66 トリガリンク部材
68 第1リンク部材
70 第2リンク部材
72 爪リンク部材
74 係止機構
76 カム部材
77 軸部
78 溝
80 付勢部材
82 ピニオン
83 歯部
84 ラック
86 調節ネジ機構
87 ダイヤル
88 調節ネジ
P ピン部材

Claims (6)

  1. バンド部と、前記バンド部の先端を挿通可能に且つ挿通された前記バンド部を係止可能に前記バンド部の基端に設けられたバンド係止部と、前記バンド部と前記バンド係止部との係止を解除可能な係止解除部と、を含む訓練用結束バンドと、
    長尺筐体の先端に設けられ前記バンド係止部から突出する前記バンド部の先端を保持する保持部と、作業者に保持されるハンドルと、作業者により運動が入力されるトリガと、前記トリガに入力された運動を前記保持部に保持された前記バンド部の先端を引締めるための運動に変換する引締機構と、前記バンド部の先端が所定の張力を有する状態に引締められた際にさらなる引締を防止するための係止機構とを含み、所定の張力を有する状態に引締められた前記バンド部が前記バンド係止部から延出したままの状態に維持される訓練用バンド引締工具と、
    を備える、結束バンド引締訓練用装置。
  2. 請求項1に記載の結束バンド引締訓練用装置であって、
    平板状に形成された図板本体と、前記図板本体に設けられ前記訓練用結束バンドを取付ける線状体を支持可能な複数の線状体支持部と、前記図板本体を前記図板本体の主面に対して交差する方向に沿った軸周りに回転可能な回転機構とを含む回転図板をさらに備える、結束バンド引締訓練用装置。
  3. 請求項2に記載の結束バンド引締訓練用装置であって、
    前記線状体が1つの位置から少なくとも3方向に延びるように前記複数の線状体支持部が前記図板本体に配置されている、結束バンド引締訓練用装置。
  4. 請求項3に記載の結束バンド引締訓練用装置であって、
    前記複数の線状体支持部は、前記図板本体の1つの中心点回りに15度刻みで配置可能である、結束バンド引締訓練用装置。
  5. 平板状に形成された図板本体と、
    前記図板本体に設けられ結束バンドを取付ける線状体を支持可能な複数の線状体支持部と、
    前記図板本体を前記図板本体の主面に対して交差する方向に沿った軸周りに回転可能な回転機構と、
    を備える、回転図板。
  6. 請求項5に記載の回転図板であって、
    前記線状体が1つの位置から少なくとも3方向に延びるように前記複数の線状体支持部が前記図板本体に配置されている、回転図板。
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