JP3110520U - 屈曲可能な裁断具 - Google Patents
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Abstract
【課題】裁断具によって物品を裁断する際に、裁断した物品が使用者の手に当たって障害となることを防止する。
【解決手段】裁断具は、柄11、裁断部12とからなり、裁断部は回動軸21で相互に枢着して裁断操作可能とする。裁断部一端にU字型断面の角度調整用溝部123を設けて柄の一端111を嵌合すると共に溝部内側に形成した複数の定位孔125に定位部品113を嵌合せしめ、角度調整固定軸22を挿通して柄と裁断部とを締結固定する。柄と裁断部との角度は、任意に選定してその角度を調整可能であるから、裁断した物品の障害とならないような角度にすることにより、上記の障害は回避できる。
【選択図】図1
【解決手段】裁断具は、柄11、裁断部12とからなり、裁断部は回動軸21で相互に枢着して裁断操作可能とする。裁断部一端にU字型断面の角度調整用溝部123を設けて柄の一端111を嵌合すると共に溝部内側に形成した複数の定位孔125に定位部品113を嵌合せしめ、角度調整固定軸22を挿通して柄と裁断部とを締結固定する。柄と裁断部との角度は、任意に選定してその角度を調整可能であるから、裁断した物品の障害とならないような角度にすることにより、上記の障害は回避できる。
【選択図】図1
Description
本考案は一種の屈曲可能な裁断具に関する。特に、操作が簡単、便利で、安全性が高い屈曲可能な裁断具に係る。
台湾の手工具産業は安定的な発展を遂げ既に成熟の域に達し、その製品の種類、構造、品質はともに内外の高い評価を得ている。一方、ここ数年、自らの創意工夫で居住環境に手を加えるDIY(Do It Yourself)が流行しており、台湾手工具生産界は、一般消費者がより容易に使用でき、DIYで満足のいく作品を製作できるよう、操作が容易で人体工学に適合した機能を付帯した手工具を次々に発売している。
図13、14に示すように、公知の構造のハサミは2本の対応する柄91により構成する。該2本の柄91前端には回動軸92を設置し、相互に可動設置し相対的に転動する状態とし、しかも該柄91は該回動軸92の可動設置位置においてそれぞれ前方に向かい刀部93を延長して形成する。こうして、使用者は該柄91の操作により該刀部93の裁断動作を制御し、物品を裁断する。
しかし上記の公知裁断具は簡単で、操作も非常に容易であるが、この種の公知のハサミを用い物品を裁断する時、はさみを操作する使用者の手指は裁断される物品の裁断線を挟んで両側に位置する必要がある。そのため、使用者の手が裁断されたばかりの切り口で傷つき、或いは物品が硬い(例えば、厚紙、鉄板など)ため簡単に屈曲しない時には、物品が引っかかり裁断が難しいという問題が存する。さらには、裁断しようとする物品の反対端に障害物がある時には、使用者はスムーズに該ハサミを操作できず、しかも使用者は該ハサミの屈曲構造に気を配る必要があり、使用において非常にぎこちなくなってしまう。すなわち、公知構造は実用性を具えず改良の必要がある。
特開昭60−70013号公報
特開昭58−1485号公報
図13、14に示すように、公知の構造のハサミは2本の対応する柄91により構成する。該2本の柄91前端には回動軸92を設置し、相互に可動設置し相対的に転動する状態とし、しかも該柄91は該回動軸92の可動設置位置においてそれぞれ前方に向かい刀部93を延長して形成する。こうして、使用者は該柄91の操作により該刀部93の裁断動作を制御し、物品を裁断する。
しかし上記の公知裁断具は簡単で、操作も非常に容易であるが、この種の公知のハサミを用い物品を裁断する時、はさみを操作する使用者の手指は裁断される物品の裁断線を挟んで両側に位置する必要がある。そのため、使用者の手が裁断されたばかりの切り口で傷つき、或いは物品が硬い(例えば、厚紙、鉄板など)ため簡単に屈曲しない時には、物品が引っかかり裁断が難しいという問題が存する。さらには、裁断しようとする物品の反対端に障害物がある時には、使用者はスムーズに該ハサミを操作できず、しかも使用者は該ハサミの屈曲構造に気を配る必要があり、使用において非常にぎこちなくなってしまう。すなわち、公知構造は実用性を具えず改良の必要がある。
公知構造には以下の欠点があった。
すなわち公知の裁断具を用い物品を裁断する時には使用者の手は柄の位置に対応して物品の両側に位置する必要があるため、物品がひっかかり容易に裁断できず、また裁断されたばかりの切り口で手が傷つくなどの恐れがある。
本考案は上記構造の問題点を解決した屈曲可能な裁断具を提供するものである。
すなわち公知の裁断具を用い物品を裁断する時には使用者の手は柄の位置に対応して物品の両側に位置する必要があるため、物品がひっかかり容易に裁断できず、また裁断されたばかりの切り口で手が傷つくなどの恐れがある。
本考案は上記構造の問題点を解決した屈曲可能な裁断具を提供するものである。
上記課題を解決するため、本考案は下記の屈曲可能な裁断具を提供する。
そのため、裁断具本体は柄と裁断部とを別体とし、柄の一端に角度調整部を形成し、他方の裁断部の一端に該角度調整部と相互に対応する角度調整用溝部を設けて、相互に嵌合して角度調整固定軸により任意の角度において締結固定する。
これにより該柄と該裁断部は相対して回動して裁断操作可能であり、かつ該柄は同一側に所要の角度で屈曲した状態に設定することができる。
こうして使用者は操作時に、柄の位置に対応して手が物品の両側に来ることはなくなり、物品裁断時の利便性を向上させ、使用者の手が物品の切り口により傷つくことを防止できることを特徴とする屈曲可能な裁断具である。
そのため、裁断具本体は柄と裁断部とを別体とし、柄の一端に角度調整部を形成し、他方の裁断部の一端に該角度調整部と相互に対応する角度調整用溝部を設けて、相互に嵌合して角度調整固定軸により任意の角度において締結固定する。
これにより該柄と該裁断部は相対して回動して裁断操作可能であり、かつ該柄は同一側に所要の角度で屈曲した状態に設定することができる。
こうして使用者は操作時に、柄の位置に対応して手が物品の両側に来ることはなくなり、物品裁断時の利便性を向上させ、使用者の手が物品の切り口により傷つくことを防止できることを特徴とする屈曲可能な裁断具である。
上記のように、本考案は柄と裁断部の相対的な角度調整可能な構造により柄は同一側に屈曲し、これにより使用者は操作時に、柄の位置に対応して手を物品の両側に置く必要はなくなり、物品裁断時の利便性を向上させ、使用者の手が物品の切り口により傷つく状況の発生を防止することができる。
図1、2に示すように、本考案の屈曲可能な裁断具は、ハサミに関し、該ハサミ本体は柄11、裁断部12を具える。該裁断部12は該柄11の一端に可動設置される。
使用者は該柄11を握って力を加え、該柄11前端は角度調整部111で、該角度調整部111上には穿孔112、及びバネとスチールボールにより構成する定位部品113を設置する。
使用者は該柄11を握って力を加え、該柄11前端は角度調整部111で、該角度調整部111上には穿孔112、及びバネとスチールボールにより構成する定位部品113を設置する。
該裁断部12上には回動軸孔121を設置し、回動軸21に対応し、該2本の裁断部12を可動設置し、相対して転動可能な結合状態を呈する。しかも、該2本の裁断部12前端の相互に対応する内側にはそれぞれ刀部122を形成し、該2本の裁断部12が挟合する時、該2本の刀部122を利用して物品を裁断することができる。
該裁断部12後端には該柄111の角度調整部111が嵌設する角度調整用溝部123を形成する。該角度調整用溝部123上には穿設孔124を設置し、これにより該柄11の角度調整部111を該裁断部12の角度調整用溝部123内に嵌入することができ、該角度調整部111の穿孔112を該角度調整用溝部123の穿設孔124に対応させることができる。これにさらに角度調整固定軸22を組合せ可動設置する。
該角度調整用溝部123内にはさらに数個の定位孔125を設置する。これにより、該角度調整用溝部123と該角度調整部111を嵌設後、該定位孔125は該柄11の定位部品113と係合する。こうして、該角度調整用溝部123と該角度調整部111間の滑りを防止し、角度調整の固定を達成する。
該裁断部12後端には該柄111の角度調整部111が嵌設する角度調整用溝部123を形成する。該角度調整用溝部123上には穿設孔124を設置し、これにより該柄11の角度調整部111を該裁断部12の角度調整用溝部123内に嵌入することができ、該角度調整部111の穿孔112を該角度調整用溝部123の穿設孔124に対応させることができる。これにさらに角度調整固定軸22を組合せ可動設置する。
該角度調整用溝部123内にはさらに数個の定位孔125を設置する。これにより、該角度調整用溝部123と該角度調整部111を嵌設後、該定位孔125は該柄11の定位部品113と係合する。こうして、該角度調整用溝部123と該角度調整部111間の滑りを防止し、角度調整の固定を達成する。
本考案の組立て時には、先ず該2本の裁断部12の回動軸孔121を合わせ、一方の回動軸21により可動固定する。次に、該柄11の角度調整部111を該裁断部12の角度調整用溝部123中に嵌設し、該角度調整固定軸22により該角度調整部111と該角度調整用溝部123を可動固定する。これにより、該柄11と該裁断部12は自由に転動可能な結合状態を呈し、該柄11の角度調整部111の定位部品113は該裁断部12の角度調整用溝部123の定位孔125内に係合し、該定位部品113と該定位孔125の対応により、該裁断部12と該柄11は適当な角度を調整後は随意に揺動することはない。こうして図2に示すハサミ本体の組立てを完成する。
次に図3、4、5に示すように、本考案の使用時には、該柄11と該裁断部12は適当に角度を調整され、該2本の柄11は同時に片側に屈曲可能である(図3参照)。この時、物品を裁断しようとする場合には、使用者の手は物品の同一側に位置する(図5参照)ため、裁断された物品の干渉或いは阻害を受けることはないため、手を傷つける恐れもなく、使用者は便利でスピーディー、かつ安全に物品を裁断することができる。
特に硬いものを裁断する時には、該柄11を同一側に屈曲させればその効力を一層効果的に発揮することができ、物品がひっかかり裁断しにくくなる状況の発生を減少させることができる。
特に硬いものを裁断する時には、該柄11を同一側に屈曲させればその効力を一層効果的に発揮することができ、物品がひっかかり裁断しにくくなる状況の発生を減少させることができる。
続いて図6、7、8、9、10に示すように、本考案第二実施例の主要構造は第一実施例と概ね同様である。第二実施例では本考案屈曲可能な裁断具の適用範囲をさらに広汎とするため、該裁断具をハサミの形態とする。同様に該柄11は同一側に屈曲可能で、裁断時に使用者は容易に操作することができる。
さらに図11、12に示すように、本考案第三実施例の主要構造は第一実施例と概ね同様である。第三実施例では本考案屈曲可能な裁断具の適用範囲をさらに広汎とするため、該裁断具をペンチの形態とする。同様に該柄11は同一側に屈曲可能で、裁断時に使用者は容易に操作することができる。
さらに図11、12に示すように、本考案第三実施例の主要構造は第一実施例と概ね同様である。第三実施例では本考案屈曲可能な裁断具の適用範囲をさらに広汎とするため、該裁断具をペンチの形態とする。同様に該柄11は同一側に屈曲可能で、裁断時に使用者は容易に操作することができる。
11 柄
111 角度調整部
112 穿孔
113 定位部品
12 裁断部
121 回動軸孔
122 刀部
123 角度調整用溝部
124 穿設孔
125 定位孔
21 回動軸
22 角度調整固定軸
91 柄
92 回動軸
93 刀部
111 角度調整部
112 穿孔
113 定位部品
12 裁断部
121 回動軸孔
122 刀部
123 角度調整用溝部
124 穿設孔
125 定位孔
21 回動軸
22 角度調整固定軸
91 柄
92 回動軸
93 刀部
Claims (5)
- 裁断具本体は一対の柄と一対の裁断部からなり、
該一対の裁断部は相互に回動可能に枢着され、該2本一対の裁断部の相対する内側にはそれぞれ刀部を形成し、該2本の裁断部が挟合する時、該刀部により物品を裁断するものであり、
該裁断部は該一対の柄の一端に角度調整可能として相互にその角度を調整して締結固定することにより、該2本の柄を同一側に屈曲せしめて裁断操作をしやすくしたことを特徴とする屈曲可能な裁断具。 - 前記裁断具本体はハサミであることを特徴とする請求項1記載の屈曲可能な裁断具。
- 前記裁断具本体はペンチであることを特徴とする請求項1記載の屈曲可能な裁断具。
- 前記裁断部には角度調整用溝部を設け、前記柄には該角度調整用溝部に対応する角度調整部を設け、角度調整用軸により該角度調整用溝部に嵌合した該角度調整部を挿通して適宜の角度に締結固定し、前記柄と前記裁断部を組み立てて裁断具と成すことを特徴とする請求項1記載の屈曲可能な裁断具。
- 前記角度調整用溝部片側には定位孔を設け、前記角度調整部上には該定位孔と相互に対応する定位部品を設置し、該定位部品と該定位孔の係合により、前記柄と前記裁断部を位置決め固定してなることを特徴とする請求項4記載の屈曲可能な裁断具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005000839U JP3110520U (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 屈曲可能な裁断具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005000839U JP3110520U (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 屈曲可能な裁断具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3110520U true JP3110520U (ja) | 2005-06-23 |
Family
ID=43273056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005000839U Expired - Lifetime JP3110520U (ja) | 2005-02-22 | 2005-02-22 | 屈曲可能な裁断具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3110520U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017500181A (ja) * | 2013-12-04 | 2017-01-05 | ユーシザーズ・ベスローテン・フエンノートシャップUscissors B.V. | 調整可能な手工具 |
-
2005
- 2005-02-22 JP JP2005000839U patent/JP3110520U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017500181A (ja) * | 2013-12-04 | 2017-01-05 | ユーシザーズ・ベスローテン・フエンノートシャップUscissors B.V. | 調整可能な手工具 |
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