JP2006149014A - 十字結束用バンド、十字結束バンド、十字結束構造、及び十字結束方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】合成樹脂製のバンド主部32の基端に、これの先端32aから挿通させて抜け止め状に係止させる挿通係止孔33aを有するロック部33が一体に連設された結束バンドV2と、十字結束用バンドV1とを用いて、ワイヤーハーネスWの十字状部分Bを十字結束するに当たり、結束バンドV2のバンド主部32を十字結束用バンドV1の挿通孔7に通して、バンド主部2を十字状部分Bの隅角部sk1,sk3どうしに亘る状態で巻回させて対応する挿通係止孔3aに通して結束し、かつ、結束バンドV2のバンド主部32を、残りの対向する隅角部sk2,sk4どうしに亘る状態で巻回させて対応する挿通係止孔33aに通して結束する十字結束構造。
【選択図】図8
Description
前記結束バンドV2のバンド主部32を前記挿通孔7に通した状態で、前記バンド主部2と前記結束バンドV2のバンド主部32との一方2を、前記十字状部分Bに形成される四箇所の隅角部sk1〜sk4のうちの対向する隅角部sk1,sk3どうしに亘る状態で前記結束対象Wに巻回させて対応する前記挿通係止孔3aに通して結束し、かつ、前記バンド主部2と前記結束バンドV2のバンド主部32との他方32を、前記四箇所の隅角部sk1〜sk4のうちの残りの対向する隅角部sk2,sk4どうしに亘る状態で前記結束対象Wに巻回させて対応する前記挿通係止孔33aに通して結束してあることを特徴とするものである。
前記バンド主部42と前記第二のバンド主部52との一方42を、前記十字状部分Bに形成される四箇所の隅角部sk1〜sk4のうちの対向する隅角部sk1,sk3どうしに亘る状態で前記結束対象Wに巻回させて対応する前記挿通係止孔3aに通して結束し、かつ、前記バンド主部42又は前記結束バンドのバンド主部52の他方52を、前記四箇所の隅角部sk1〜sk4のうちの残りの対向する隅角部sk2,sk4どうしに亘る状態で前記結束対象Wに巻回させて対応する前記挿通係止孔3aに通して結束してあることを特徴とするものである。
前記バンド挿通工程の後に、前記バンド主部2と前記結束バンドV2のバンド主部32との一方2を、結束対象Wにおける十字状又は略十字状に枝分かれ若しくは交差する十字状部分Bに形成される四箇所の隅角部sk1〜sk4のうちの対向する隅角部sk1,sk3どうしに亘る状態で前記結束対象Wに巻回させて対応する前記挿通係止孔3aに通して結束させる第1結束工程と、
前記第1結束工程の後に、前記バンド主部2と前記結束バンドV2のバンド主部32との他方32を、前記四箇所の隅角部sk1〜sk4のうちの残りの対向する隅角部sk2,sk4どうしに亘る状態で前記結束対象Wに巻回させて対応する前記挿通係止孔33aに通して結束させる第2結束工程と、から成ることを特徴とするものである。
実施例1による十字結束バンドAは、図1に示すように、十字結束用バンドV1と、この十字結束用バンドV1の挿通孔に通される結束バンドV2との二部品で構成され、ワイヤーハーネスWの十字状部分B(図8,9参照)を十字結束する部品として用いられる。十字状部分Bは、電線rの立体交差箇所において互いに二股分岐することで形成されているが、一群の電線rが互いに逆向きに二股分岐するとか、三股状に枝分かれ、又は電線rの立体交差箇所という構造でも良い。
実施例2による十字結束バンドAは、図10に示すように、一対の結束バンドがX状に一体化されたような単一の部品に構成されている。即ち、可撓性を有する第一のバンド主部42と、この第一のバンド主部42をその先端42aから挿通させて抜け止め状に係止させる挿通係止孔3aを有してバンド主部42の基端に連設される第一のロック部3と、第一のバンド主部42の長手方向で中間部にその長手方向と交差する方向に伸びる第二のバンド主部52が一体形成されるとともに、第二のバンド主部52の一端には、その第二のバンド主部52の先端52aから挿通させて抜け止め状に係止させる挿通係止孔3aを有する第二のロック部3が形成されることにより、十字結束バンドAが構成されている。
実施例3による十字結束バンドAは、図11に示すように、図1等に示す実施例1による十字結束バンドAの十字結束用バンドV1のクランプ部1Bを有さず、挿通本体1Aのみから成るターミナル部1を持つ十字結束用バンドV1を有する構造のものである。クランプ部1Bが省略され、かつ、挿通本体1Aの形状が若干異なる以外は、実施例1によるものと基本的に同じである。
実施例4による十字結束バンドAは、図12に示すように、図10に示す実施例2による十字結束バンドAのクランプ部1Bを持たない構造のものである。クランプ部1Bが省略されている以外は、実施例2によるものと基本的に同じである。
十字結束用バンドV1としては、ターミナル部1が挿通本体1Aのみから成るもの(図11参照)や、実施例1によるクランプ部1Bとは異なる構造のクランプ部が挿通本体1Aに形成されたものでも良い。尚、挿通孔7は、一対のバンド主部2,32の最大交差角度が90度未満でも良く、要はバンド主部2,32どうしが互いに交差する状態に結束バンドV1のバンド主部32が挿通できる孔であれば良い。また、結束対象Wとしては、ワイヤーハーネスの他、複数のパイプ材(配管)、通信ケーブル、紐、木材といった種々のものが可能である。
1B クランプ部
2,32,42,52 バンド主部
2a,32a,42a 先端
3,33 ロック部、第二のロック部
3a,33a 挿通係止孔
4 当接部
7 挿通孔
21 支持部材
32 別のバンド主部
52a 他端
A 十字結束バンド
B 十字状部分
r 電線
sk1 第1隅角部
sk2 第2隅角部
sk3 第3隅角部
sk4 第4隅角部
V1 十字結束用バンド
V2 結束バンド
W 結束対象、ワイヤーハーネス
Claims (10)
- 可撓性を有するバンド主部と、このバンド主部をその先端から挿通させて抜け止め状に係止させる挿通係止孔を有して前記バンド主部の基端に連設されるロック部と、前記バンド主部における長手方向の中間部又は前記ロック部側部に一体化されるターミナル部とを有し、前記ターミナル部は、前記バンド主部とは別のバンド主部を通すための挿通孔と、結束対象における十字状又は略十字状に枝分かれ若しくは交差する十字状部分にあてがわれる当接部とを有するとともに、前記挿通孔は、前記バンド主部の長手方向に交差する方向に前記ターミナル部を貫通する孔に形成されている十字結束用バンド。
- 前記挿通孔の向きが、前記バンド主部の長手方向と直交又はほぼ直交する方向に設定されている請求項1に記載の十字結束用バンド。
- 前記ターミナル部に、結束対象を支持部材に係止するためのクランプ部が設けられている請求項1又は2に記載の十字結束用バンド。
- 可撓性を有するバンド主部と、このバンド主部をその先端から挿通させて抜け止め状に係止させる挿通係止孔を有して前記バンド主部の基端に連設されるロック部と、前記バンド主部の長手方向で中間部にその長手方向と交差する方向に伸びる第二のバンド主部が一体形成されるとともに、前記第二のバンド主部の一端には、その第二のバンド主部の他端から挿通させて抜け止め状に係止させる挿通係止孔を有する第二のロック部が形成されている十字結束バンド。
- 前記バンド主部と前記第二のバンド主部とが互いに直交又はほぼ直交する状態に構成されている請求項4に記載の十字結束バンド。
- 前記バンド主部と前記第二のバンド主部との枝分かれ箇所に、結束対象を支持部材に係止するためのクランプ部が設けられている請求項4又は5に記載の十字結束バンド。
- 可撓性を有するバンド主部の基端に、前記バンド主部をその先端から挿通させて抜け止め状に係止させる挿通係止孔を有したロック部が一体に連設されて成る結束バンドと、請求項1〜3の何れか一項に記載の十字結束用バンドとを用いて、結束対象における十字状又は略十字状に枝分かれ若しくは交差する十字状部分を十字結束するに当たり、
前記結束バンドのバンド主部を前記挿通孔に通した状態で、前記バンド主部と前記結束バンドのバンド主部との一方を、前記十字状部分に形成される四箇所の隅角部のうちの対向する隅角部どうしに亘る状態で前記結束対象に巻回させて対応する前記挿通係止孔に通して結束し、かつ、前記バンド主部と前記結束バンドのバンド主部との他方を、前記四箇所の隅角部のうちの残りの対向する隅角部どうしに亘る状態で前記結束対象に巻回させて対応する前記挿通係止孔に通して結束してある十字結束構造。 - 請求項4〜6の何れか一項に記載の十字結束バンドを用いて、結束対象における十字状又は略十字状に枝分かれ若しくは交差する十字状部分を十字結束するに当たり、
前記バンド主部と前記第二のバンド主部との一方を、前記十字状部分に形成される四箇所の隅角部のうちの対向する隅角部どうしに亘る状態で前記結束対象に巻回させて対応する前記挿通係止孔に通して結束し、かつ、前記バンド主部又は前記結束バンドのバンド主部の他方を、前記四箇所の隅角部のうちの残りの対向する隅角部どうしに亘る状態で前記結束対象に巻回させて対応する前記挿通係止孔に通して結束してある十字結束構造。 - 可撓性を有するバンド主部の基端に、前記バンド主部をその先端部から挿通させて抜け止め状に係止させる挿通係止孔を有したロック部が一体に連設されて成る結束バンドの前記バンド主部を、請求項1〜3の何れか一項に記載の十字結束用バンドの前記挿通孔に通すバンド挿通工程と、
前記バンド挿通工程の後に、前記バンド主部と前記結束バンドのバンド主部との一方を、結束対象における十字状又は略十字状に枝分かれ若しくは交差する十字状部分に形成される四箇所の隅角部のうちの対向する隅角部どうしに亘る状態で前記結束対象に巻回させて対応する前記挿通係止孔に通して結束させる第1結束工程と、
前記第1結束工程の後に、前記バンド主部と前記結束バンドのバンド主部との他方を、前記四箇所の隅角部のうちの残りの対向する隅角部どうしに亘る状態で前記結束対象に巻回させて対応する前記挿通係止孔に通して結束させる第2結束工程と、から成る十字結束方法。 - 前記結束対象が、複数の電線の集合で成るワイヤーハーネスであり、前記十字状部分は、前記ワイヤーハーネスが十字状に分岐若しくは交差される箇所である請求項1〜3の何れか一項に記載の十字結束用バンド、又は請求項4〜6の何れか一項に記載の十字結束バンド、又は請求項7若しくは8に記載の十字結束構造、又は請求項9に記載の十字結束方法。
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JP2004332774A JP2006149014A (ja) | 2004-11-17 | 2004-11-17 | 十字結束用バンド、十字結束バンド、十字結束構造、及び十字結束方法 |
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2004
- 2004-11-17 JP JP2004332774A patent/JP2006149014A/ja active Pending
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