JP2000350337A - 線材束の結束具 - Google Patents

線材束の結束具

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JP2000350337A
JP2000350337A JP11157766A JP15776699A JP2000350337A JP 2000350337 A JP2000350337 A JP 2000350337A JP 11157766 A JP11157766 A JP 11157766A JP 15776699 A JP15776699 A JP 15776699A JP 2000350337 A JP2000350337 A JP 2000350337A
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harness
branch
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main
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Hironori Yoshino
広紀 吉野
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、幹線線材束と分岐線材束を束ねる
作業を容易にしつつ、分岐線材束がたるんでしまうのを
防止することができるとともに、外力により幹線線材束
に対して分岐線材束が位置ずれして分岐線材束の分岐方
向が変化してしまうのを防止することができ、線材束を
所望するレイアウトで相手側部材に装着することができ
る線材束の結束具を提供するものである。 【解決手段】 幹線ハーネス26の外周部に装着可能な結
束バンド35および分岐ハーネス27の外周部に装着可能な
結束バンド32を備え、結束バンド32および結束バンド35
を互いに結合可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤハーネス等
の線材束の結束具に関し、詳しくは、基幹となる幹線線
材束および該幹線線材束から分岐された部分岐線材束を
束ねることができる線材束の結束具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車体や電気機器等のパネルの所
定位置に、線材束として、例えばワイヤハーネスを配線
することが知られている。このワイヤハーネスは複数の
電気機器に配線されるため、基幹となる幹線ハーネスか
ら複数の分岐ハーネスを分岐して幹線ハーネスおよび分
岐ハーネスを対応する電気機器に接続するようにしてい
る。
【0003】ところで、車体のように多数の電気機器や
機械部品が配線されたものにワイヤハーネスを装着する
場合には、ワイヤハーネスが他の電気機器や機械部品と
干渉するのを避けるためにワイヤハーネスの配線方向を
規制する必要があり、この場合の配線方法の1つとして
は分岐ハーネスを幹線ハーネスに束ねて配線することが
行われる。
【0004】従来のこの種の配線方法としては、例え
ば、図6、7に示す方法がある。図6において、1はワ
イヤハーネスであり、このワイヤハーネス1は基幹とな
る幹線ハーネス2および幹線ハーネス2から分岐された
分岐ハーネス3を有している。
【0005】そして、分岐ハーネス3を幹線ハーネス2
に寄せて幹線ハーネス2および分岐ハーネス3を束ねる
には、テープ4を幹線ハーネス2および分岐ハーネス3
に巻回したり、図7に示すように結束バンド5を幹線ハ
ーネス2および分岐ハーネス3に取付けるようにしてい
る。
【0006】また、この幹線ハーネス2および分岐ハー
ネス3を束ねる作業は、ワイヤハーネス1の配線作業が
終了したときに行われるようになっており、具体的に
は、図8に示すようなワイヤハーネスの組立基板上で行
われる。
【0007】図8(a)(b)において、11はワイヤハ
ーネスの組立基板であり、この組立基板11にはワイヤハ
ーネス1を配線するための配線用治具12〜14が立設さ
れ、特に配線用治具14は分岐位置に立設されている。そ
して、この配線用治具12〜14上に電線を配線して幹線ハ
ーネス2および分岐ハーネス3を配線した後、幹線ハー
ネス2および分岐ハーネス3の外周部にはコルゲート管
15、16を装着した後、図8(b)に示すように分岐ハー
ネス3を配線用治具13から取り外して幹線ハーネス2に
寄せた後、位置決め用の治具17に合わせて幹線ハーネス
2および分岐ハーネス3にテープ4または結束バンド5
を取付けることにより、幹線ハーネス2および分岐ハー
ネス3を束ねるようにしている。なお、図8中、18、19
は幹線ハーネス2または分岐ハーネス3の端部に取付け
られたコネクターである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようにテープ4ま
たは結束バンド5によって幹線ハーネス2および分岐ハ
ーネス3を束ねる方法にあっては、分岐ハーネス3をフ
リーな状態で幹線ハーネス2に寄せて束ねるようにして
いるため、幹線ハーネス2と分岐ハーネス3を束ねる作
業が非常に面倒である上に、図9に示すように分岐ハー
ネス3がたるんでしまい、分岐ハーネス3が短尺となっ
てワイヤハーネス1を車体パネルに取付けたときに分岐
ハーネス3のコネクター19を電気機器に接続できないこ
とがあった。
【0009】また、車体パネルに対するレイアウトに応
じた仕様によっては、図10(a)(b)に示すように幹
線ハーネス2と分岐ハーネス3の接続位置が組立基板11
上で指定されている場合があるが、この仕様によって幹
線ハーネス2と分岐ハーネス3をテープ4または結束バ
ンド5でまとめて束ねたときにテープ4または結束バン
ド5の取付け強度にばらつきが発生してしまうことか
ら、ワイヤハーネス1の梱包時や搬送時の外力によって
幹線ハーネス2に対して分岐ハーネス3が図10(c)に
示すように位置ずれしてしまうことがあった。
【0010】この場合には分岐ハーネス3の分岐方向が
所望する方向に分岐されなくなってしまい、ワイヤハー
ネス1を所望するレイアウトで車体パネルに装着するこ
とができないという問題が発生してしまった。
【0011】そこで本発明は、幹線線材束と分岐線材束
を束ねる作業を容易にしつつ、分岐線材束がたるんでし
まうのを防止することができるとともに、外力により幹
線線材束に対して分岐線材束が位置ずれして分岐線材束
の分岐方向が変化してしまうのを防止することができ、
線材束を所望するレイアウトで相手側部材に装着するこ
とができる線材束の結束具を提供することを目的として
いる。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、幹線線材束および該幹線線
材束から分岐された分岐線材束を束ねる結束具であっ
て、前記幹線線材束の外周部に装着可能な第1の結束具
および分岐線材束の外周部に装着可能な第2の結束具を
備え、前記第1の結束具および第2の結束具が互いに結
合可能なことを特徴としている。
【0013】その場合、線材束の配線後に幹線線材束の
外周部に第1の結束具を取付けるとともに、分岐線材束
に第2の結束具を取付けた後、分岐線材束を幹線線材束
に寄せて第2の結束具を第1の結束具に結合することに
より、幹線線材束と分岐線材束をワンタッチで簡単に束
ねることができるため、幹線線材束と分岐線材束を束ね
る作業を容易にしつつ分岐線材束がたるんでしまうのを
防止することができる。
【0014】これに加えて、強固に結合された第1の結
束具と第2の結束具によって幹線線材束と分岐線材束を
束ねることができるため、線材束に外力が加わったとき
に幹線線材束に対して分岐線材束が位置ずれしてしまう
のを防止することができ、分岐線材束の分岐方向が変化
してしまうのを防止することができる。
【0015】以上の結果、線材束を所望するレイアウト
で相手側部材に取付けることができる。
【0016】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記第1の結
束具および第2の結束具の何れか一方は係合凸部を有
し、前記第1の結束具および第2の結束具の何れか他方
は、前記係合凸部に係合する係合凹部を有することを特
徴としている。
【0017】その場合、第1の結束具および第2の結束
具の何れか一方に形成された係合凸部に第1の結束具お
よび第2の結束具の何れか他方に形成された係合凹部を
係合させることにより、第1の保持具と第2の保持具を
結合させることができ、幹線線材束と分岐線材束を確実
に束ねることができる。
【0018】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記第1の結
束具および第2の結束具の何れか一方は、内周部に係合
凸部を有するとともに外周部に係合凹部を有する断面略
コの字形の係合部を備え、前記第1の結束具および第2
の結束具の何れか一方は、内周部に前記係合凸部に係合
する係合凹部を有するとともに外周部に前記係合凹部に
係合する係合凸部を有する断面略コの字形の係合部を備
えることを特徴としている。
【0019】その場合、断面略コの字形の係合部の内周
部および外周部に形成された係合凸部および係合凹部に
断面略コの字形の係合部の外周部および内周部に形成さ
れた係合凸部および係合凹部を係合させることにより、
第1の保持具と第2の保持具を結合させることができ、
幹線線材束と分岐線材束を確実に束ねることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0021】図1、2は本発明に係る線材束の保持具の
第1実施形態を示す図である。
【0022】まず、構成を説明する。図1において、21
は線材束としてのワイヤハーネス22の組立基板であり、
この組立基板21にはワイヤハーネス22を配線するための
配線用治具23〜25が立設されている。特に配線用治具25
は分岐位置に立設されている。
【0023】この配線用治具23〜25によって配線される
ワイヤハーネス22は基幹となる幹線ハーネス(幹線線材
束)26および幹線ハーネス26から配線用治具25によって
分岐される分岐ハーネス(分岐線材束)27を構成してお
り、配線後の幹線ハーネス26および分岐ハーネス27の外
周部にはコルゲート管28、29が装着されている。なお、
符号、30、31は幹線ハーネス26および分岐ハーネス27の
端部に取付けられたコネクターであり、このコネクター
30、31はワイヤハーネス21を図示しない車体パネル(相
手側部材)に取付けたときに、車両の電気機器に接続さ
れるようになっている。
【0024】一方、図2において、符号32は第1の結束
具としての結束バンドであり、この結束バンド32は分岐
ハーネス27に巻回され、延在方向に鋸状凹凸部33aが形
成されたバンド部材33と、バンド部材33の基端部が取付
けられ、バンド部材33の先端部が挿通される挿通孔34a
およびバンド部材33の先端部が挿通孔34a内に挿通され
たときに鋸状凹凸部33aに係合する図示しない係合片を
備えた基部34とから構成されている。
【0025】また、符号35は第2の結束具としての結束
バンドであり、この結束バンド35は幹線ハーネス26に巻
回され、延在方向に鋸状凹凸部36aが形成されたバンド
部材36と、バンド部材36の基端部が取付けられ、バンド
部材36の先端部が挿通される挿通孔38aおよびバンド部
材36の先端部が挿通孔38a内に挿通されたときに鋸状凹
凸部36aに係合する図示しない係合片を備えた基部37と
から構成されている。
【0026】また、基部34には係合凸部39が立設されて
いるとともに、基部38にはこの係合凸部39が係合する係
合凹部40が設けられており、結束バンド32および結束バ
ンド35は結合するようになっている。
【0027】次に、幹線ハーネス26と分岐ハーネス27を
束ねる方法を説明する。
【0028】配線用治具23〜25によって幹線ハーネス26
および分岐ハーネス27を配線するとともに幹線ハーネス
26および分岐ハーネス27の端部にコネクター30、31を接
続した後、幹線ハーネス26および分岐ハーネス27にコル
ゲート管28、29を装着する。
【0029】次いで、幹線ハーネス26の外周部の任意の
位置にバンド部材36を巻回して幹線ハーネス26に結束バ
ンド35を装着するとともに、分岐ハーネス27の外周部の
任意の位置にバンド部材33を巻回して分岐ハーネス27に
結束バンド32を装着する。
【0030】次いで、配線用治具24から分岐ハーネス27
を外して係合凸部39を係合凹部40に係合して結束バンド
32と結束バンド35を結合することにより、幹線ハーネス
26と分岐ハーネス27を束ねる。
【0031】このように本実施形態では、ワイヤハーネ
ス21の配線後に幹線ハーネス26の外周部に結束バンド32
を取付けるとともに、分岐ハーネス27に結束バンド35を
取付けた後、分岐ハーネス27を幹線ハーネス26に寄せて
係合凸部39を係合凹部40に係合して結束バンド32と結束
バンド35を結合することにより、幹線ハーネス26と分岐
ハーネス27をワンタッチで簡単に束ねることができるた
め、幹線ハーネス26と分岐ハーネス27を束ねる作業を容
易にしつつ、分岐ハーネス27がたるんでしまうのを防止
することができる。
【0032】これに加えて、強固に結合された結束バン
ド32、35によって幹線ハーネス26と分岐ハーネス27を束
ねることができるため、ワイヤハーネス21の梱包時や搬
送時等にワイヤハーネス21に外力が加わったときに幹線
ハーネス26に対して分岐ハーネス27が位置ずれしてしま
うのを防止することができ、分岐ハーネス27の分岐方向
が変化してしまうのを防止することができる。
【0033】以上の結果、ワイヤハーネス21を所望する
レイアウトで車体パネルに取付けることができる。
【0034】なお、本実施形態では、結束バンド32を幹
線ハーネス26に取付けるとともに、結束バンド35を分岐
ハーネス27に取付けるようにしているが、これに限ら
ず、結束バンド35を幹線ハーネス26に取付け、結束バン
ド32を分岐ハーネス27に取付けるようにしても良い。
【0035】図3〜5は本発明に係る線材束の保持具の
第2実施形態を示す図である。なお、本実施形態では、
結束具の構成が第1実施形態と異なるのみでその他の構
成は第1実施形態で同様であるため、第1実施形態と同
様の構成には同一バンドを付して説明を省略する。
【0036】図3〜5において、41は第1の結束具とし
ての結束バンドであり、この結束バンド41は分岐ハーネ
ス27に巻回され、延在方向に鋸状凹凸部42aが形成され
たバンド部材42と、バンド部材42の基端部が取付けら
れ、バンド部材42の先端部が挿通される挿通孔43aおよ
びバンド部材42の先端部が挿通孔43a内に挿通されたと
きに鋸状凹凸部42aに係合する図示しない係合片を備え
た基部(係合部)43とから構成されている。
【0037】また、符号44は第2の結束具としての結束
バンドであり、この結束バンド44は幹線ハーネス26に巻
回され、延在方向に鋸状凹凸部45aが形成されたバンド
部材45と、バンド部材45の基端部が取付けられ、バンド
部材45の先端部が挿通される挿通孔46aおよびバンド部
材45の先端部が挿通孔46a内に挿通されたときに鋸状凹
凸部45aに係合する図示しない係合片を備えた基部(係
合部)46とから構成されている。
【0038】また、基部43は断面コの字形に形成されて
おり、内周部に係合凸部43aを有するとともに外周部に
係合凹部43bが形成されている。
【0039】また、基部46は断面コの字形に形成されて
おり、内周部に係合凸部43aに係合する係合凹部46aを
有するとともに外周部に係合凹部43bに係合する係合凸
部46bが形成されている。
【0040】次に、幹線ハーネス26と分岐ハーネス27を
束ねる方法を説明する。
【0041】配線用治具23〜25によって幹線ハーネス26
および分岐ハーネス27を配線するとともに幹線ハーネス
26および分岐ハーネス27の端部にコネクター30、31を接
続した後、幹線ハーネス26および分岐ハーネス27にコル
ゲート管28、29を装着する。
【0042】次いで、分岐ハーネス27の外周部の任意の
位置にバンド部材42を巻回して分岐ハーネス27に結束バ
ンド41を装着するとともに、幹線ハーネス26の外周部の
任意の位置にバンド部材45を巻回して幹線ハーネス26に
結束バンド44を装着する。
【0043】次いで、配線用治具24から分岐ハーネス27
を外して基部43に基部46を嵌合すると、係合凸部43aと
係合凹部46aが係合するとともに係合凹部43bと係合凸
部46bが係合することにより、結束バンド41と結束バン
ド44が結合するため、幹線ハーネス26と分岐ハーネス27
が束ねられる。したがって、本実施形態でも第1実施形
態と同様の効果をえることができる。
【0044】なお、本実施形態でも、結束バンド41を幹
線ハーネス26に取付け、結束バンド44を分岐ハーネス27
に取付けるようにしても良い。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、幹線線材
束と分岐線材束をワンタッチで簡単に束ねることができ
るため、幹線線材束と分岐線材束を束ねる作業を容易に
しつつ分岐線材束がたるんでしまうのを防止することが
できる。
【0046】これに加えて、強固に結合された第1の結
束具と第2の結束具によって幹線線材束と分岐線材束を
束ねることができるため、線材束に外力が加わったとき
に幹線線材束に対して分岐線材束が位置ずれしてしまう
のを防止することができ、分岐線材束の分岐方向が変化
してしまうのを防止することができる。
【0047】以上の結果、線材束を所望するレイアウト
で相手側部材に取付けることができる。
【0048】請求項2記載の発明によれば、第1の結束
具および第2の結束具の何れか一方に形成された係合凸
部に第1の結束具および第2の結束具の何れか他方に形
成された係合凹部を係合させることにより、第1の保持
具と第2の保持具を結合させることができ、幹線線材束
と分岐線材束を確実に束ねることができる。
【0049】請求項3記載の発明によれば、断面略コの
字形の係合部の内周部および外周部に形成された係合凸
部および係合凹部に断面略コの字形の係合部の外周部お
よび内周部に形成された係合凸部および係合凹部を係合
させることにより、第1の保持具と第2の保持具を結合
させることができ、幹線線材束と分岐線材束を確実に束
ねることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る線材束の保持具の第1実施形態を
示す図であり、(a)はワイヤハーネスの組立基板上で
配線されたワイヤハーネスを示す図、(b)は分岐ハー
ネスを幹線ハーネスに寄せる状態を示す図である。
【図2】(a)(b)は第1実施形態の結束バンドの構
成図、(c)は結束バンドを結合した状態を示すその断
面図である。
【図3】本発明に係る線材束の保持具の第2実施形態を
示す図であり、(a)はワイヤハーネスの組立基板上で
配線されたワイヤハーネスを示す図、(b)は分岐ハー
ネスを幹線ハーネスに寄せる状態を示す図である。
【図4】(a)(b)は第2実施形態の結束バンドの構
成図、(c)は結束バンドを結合した状態を示す図であ
る。
【図5】第2実施形態の結束バンドを幹線ハーネスに取
付けた状態を示す図である。
【図6】(a)は従来の幹線ハーネスと分岐ハーネスを
束ねた状態を示す図、(b)は同図(a)のA−A方向
矢視断面図である。
【図7】(a)は従来の他の幹線ハーネスと分岐ハーネ
スを束ねた状態を示す図、(b)は同図(a)のB−B
方向矢視断面図である。
【図8】(a)は従来のワイヤハーネスの組立基板上で
配線されたワイヤハーネスを示す図、(b)は分岐ハー
ネスを幹線ハーネスに寄せる状態を示す図である。
【図9】従来の幹線ハーネスと分岐ハーネスを束ねたと
きに分岐ハーネスがたるんだ状態を示す図である。
【図10】(a)は従来の幹線ハーネスと分岐ハーネスを
束ねた状態を示す図、(b)は同図(a)のC−C方向
矢視断面図、(c)は幹線ハーネスに対して分岐ハーネ
スが位置ずれした状態を示す同図(a)のC−C方向矢
視断面図である。
【符号の説明】
22 ワイヤハーネス(線材束) 26 幹線ハーネス(幹線線材束) 27 分岐ハーネス(分岐線材束) 32、41 結束バンド(第1の結束具) 35、43 結束バンド(第2の結束具) 39 係合凸部 40 係合凹部 43、46 基部(係合部) 43a、46b 係合凸部 43b、46a 係合凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】幹線線材束および該幹線線材束から分岐さ
    れた分岐線材束を束ねる結束具であって、 前記幹線線材束の外周部に装着可能な第1の結束具およ
    び分岐線材束の外周部に装着可能な第2の結束具を備
    え、前記第1の結束具および第2の結束具が互いに結合
    可能なことを特徴とする線材束の結束具。
  2. 【請求項2】前記第1の結束具および第2の結束具の何
    れか一方は係合凸部を有し、前記第1の結束具および第
    2の結束具の何れか他方は、前記係合凸部に係合する係
    合凹部を有することを特徴とする請求項1記載の線材束
    の結束具。
  3. 【請求項3】前記第1の結束具および第2の結束具の何
    れか一方は、内周部に係合凸部を有するとともに外周部
    に係合凹部を有する断面略コの字形の係合部を備え、 前記第1の結束具および第2の結束具の何れか一方は、
    内周部に前記係合凸部に係合する係合凹部を有するとと
    もに外周部に前記係合凹部に係合する係合凸部を有する
    断面略コの字形の係合部を備えることを特徴とする請求
    項1の線材束の結束具。
JP11157766A 1999-06-04 1999-06-04 線材束の結束具 Pending JP2000350337A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6828509B2 (en) * 2002-06-10 2004-12-07 Yazaki Corporation Binding band for a wire harness diverging portion
CN108482852A (zh) * 2018-04-25 2018-09-04 广州市真格农业科技有限公司 一种用于连接农药瓶的便携式套环
CN112664718A (zh) * 2020-12-11 2021-04-16 安徽江淮汽车集团股份有限公司 扎带组件和多维管路组合扎带

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