JP2018075998A - 車両用ドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用ドアを構成するパネルの接合部に、閉塞部が形成されることを防止し、電着塗装不良を低減し、腐食等の発生を抑制できるようにする。
【解決手段】車両ドアを構成する第1パネル10及び第2パネル20の周縁には接合部13,23が設けられ、接合部13,23よりもパネル中央側には、パネル面10a,20aが間隔を空けた状態で配置されている離間部15,25が設けられ、離間部15,25は、接合部13,23からパネル中央側に向かうに従い、パネル面10a,20a間の距離が大きくなり、離間部25を構成する第2パネル面20aは、第1パネル面10aに接触する接触発生部35を有し、接触発生部35と接合部23との間の第2パネル面20aには、貫通孔30が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用ドア構造に関する。
車両用ドアは、少なくとも2枚のパネルが重ねられて構成されている。当該パネルには、例えば、ドアアウターパネル、ドアインナーパネル、及びこれらの間に配置されているリンフォースメント等が含まれる。また、車両用ドアのウィンドウの下端には、ベルトライン部が設けられている。当該ベルトライン部は、ウィンドウの下端において車両前後方向に延びている部分である。
ベルトライン部は、最外のドアアウターパネルと、該ドアアウターパネルの内側に配置されているアウターリンフォースメント等によって構成されている。アウターリンフォースメントを設けることによって、ドアアウターパネルの張り剛性及びベルトライン部の強度を向上させている。
ベルトライン部は、ヘミング接合及び合わせ溶接等の接合によって構成されているものがある。例えば、特許文献1に開示されているように、ドアアウターパネルの外周部を、内側に折り返してヘミング部を設け、該ヘミング部によってアウターリンフォースメントの外周部を包み込んで接合するような構造が知られている。
特開2008−68757号公報
アウターリンフォースメントとドアアウターパネルが、カシメ接合及びヘミング接合によって接合されるような構造においては、当該接合部に隣接する部位で、2枚のパネル(アウターリンフォースメントとドアアウターパネル)が接触することによって、袋形状(閉塞部)が形成される可能性がある。
閉塞部が形成されると、電着塗装の際にエアポケットが発生する可能性がある。また、当該閉塞部が形成されると、該閉塞部内に水分が保持されることにより、パネル面に腐食が起こる可能性がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、車両用ドアを構成するパネルの接合部に隣接する部位で、2枚のパネル(アウターリンフォースメントとドアアウターパネル)が接触する場合であっても、当該部位に、閉塞部が形成されることを防止し、電着塗装不良を低減し、腐食等の発生を抑制できるようにすることである。
上記目的を達成するため本発明に係る車両用ドア構造は、車両用ドアを構成する第1パネル及び第2パネルを有し、前記第1パネルの車幅方向内側の第1パネル面と、前記第2パネルの車幅方向外側の第2パネル面とが対向するように配置されている。当該車両用ドア構造において、前記第1パネル及び前記第2パネルの周縁には、前記第1パネル面と前記第2パネル面が接合されている接合部が設けられており、前記接合部のパネル中央側に隣接している部分には、前記第1パネル面及び前記第2パネル面が互いに間隔を空けた状態で配置されている離間部が設けられ、該離間部は、前記接合部からパネル中央側に向かうに従い、前記第1パネル面と前記第2パネル面との距離が大きくなるように構成されており、前記離間部を構成する前記第2パネル面は、前記第1パネル面に対する接触発生部を有し、該接触発生部と前記接合部との間に位置する前記第2パネル面には、貫通孔が形成されている。
本発明によれば、車両用ドアを構成するパネルの接合部に隣接する部位で、2枚のパネル(アウターリンフォースメントとドアアウターパネル)が接触する場合であっても、当該部位に閉塞部が形成されることを防止し、電着塗装不良を低減し、腐食等の発生を抑制できるようにすることが可能である。
本発明に係る車両用ドア構造の一実施形態を示す車両用ドアであって、当該ドアを車幅方向内側から見た概略側面図である。 図1のA−A矢視の斜視図である。 図2のB−B矢視の正断面図である。 図3の貫通孔がない状態を示す正断面図であり、(a)は正常な状態を示し、(b)はアウターリンフォースメントがせり上がって閉塞部が形成されている状態を示している。 図2のベルトライン部に水が流れ込んでいる状態を概略的に示す一部断面の斜視図である。
以下、本発明に係る車両用ドア構造の実施形態について、図面(図1〜図5)を参照して説明する。
本実施形態に係る車両用ドア構造は、車体側部の車両用ドア1を構成する2枚のパネル10,20の上部における接合構造に関するものである。この例では、車両用ドア1のベルトライン部3を構成するドアアウターパネル(第1パネル)10とアウターリンフォースメント(第2パネル)20の接合構造について説明する。
本実施形態の車両用ドア1は、図1に示すように、車体側部に配置されているドアであって、ドアアウターパネル10と、アウターリンフォースメント20を備えている。ドアアウターパネル10の車幅方向内側のパネル内側面(第1パネル面)10aは、アウターリンフォースメント20の車幅方向外側のリンフォースメント外側面(第2パネル面)20aに対向しており、この状態で、ドアアウターパネル10の周縁部とアウターリンフォースメント20の周縁部が接合されている。
また、詳細な説明は省略しているが、当該車両用ドア1は、ドアアウターパネル10の車幅方向内側には、ドアインナーパネル4が配置されている。ドアアウターパネル10とドアインナーパネル4においても、周縁部で接合される部分がある。
ベルトライン部3は、図1に示すように、車両用ドア1のウィンドウ2の下端に設けられており、車両前後方向に延びている。当該ベルトライン部3は、ウィンドウ2の外面から車幅方向外側に膨出しており、ドアアウターパネル10の一部と、アウターリンフォースメント20の一部等によって構成されている。
ここで、ベルトライン部3のドアアウターパネル10とアウターリンフォースメント20の車両前方視における断面形状について説明する。ベルトライン部3では、ドアアウターパネル10の周縁部が、車幅方向内側に折り返され、U字形状となり、該U字形状の内側にアウターリンフォースメント20の上部が配置されている状態で、接合されている。以下に、詳細に説明する。
図2及び図3に示すように、ベルトライン部3を構成するドアアウターパネル10の上部には、車幅方向内側に折り返すことによって車両下方に開口するU字形状が形成されている。当該U字形状の底の部分が、ドアアウターパネル10の上端部11となっている。
上端部11の車両下方には、折返し部12と、パネル側接合部13が対向配置されている。折返し部12とパネル側接合部13との間には、アウターリンフォースメント20が挿入されている。折返し部12は、上端部11から車両下方に延びており、アウターリンフォースメント20の車幅方向内側に配置されている。
パネル側接合部13は、上端部11から車両下方に延びており、アウターリンフォースメント20の車幅方向外側に配置されている。パネル側接合部13の下端には、外方湾曲部14が設けられている。ドアアウターパネル10は、外方湾曲部14で車幅方向外側に湾曲している。
外方湾曲部14の車幅方向外側におけるパネル内側面10aには、パネル側離間部15が設けられている。該パネル側離間部15は、車幅方向外側に向かうに従い、車両下方に傾斜するように延びている。パネル側離間部15の下端には、下方湾曲部16が設けられている。該下方湾曲部16よりも車両下方には、ドア主面部17が設けられている。
ドア主面部17は、下方湾曲部16から車両下方に延び、車両用ドア1の最外部を構成している。この例におけるベルトライン部3を構成するドアアウターパネル10は、上端部11、折返し部12、パネル側接合部13及びパネル側離間部15が含まれる。
続いて、ベルトライン部3を構成するアウターリンフォースメント20について説明する。アウターリンフォースメント20は、リンフォースメント側接合部22と、リンフォースメント側離間部25を有している。
リンフォースメント側接合部22は、アウターリンフォースメント20の上部であって、車両上方に張り出している状態で車両前後方向に延びている板状の部分である。リンフォースメント側接合部22は、ドアアウターパネル10のパネル側接合部13と、折返し部12との間に挟まれている状態で、接合されている。
図2及び図3に示すように、リンフォースメント側接合部22の上端21は、ドアアウターパネル10の折返し部12及びパネル側接合部13によって形成されるU字形状の底面に対して、車両下方に間隔を空けて配置されている。
リンフォースメント側接合部22の下端には、外方折曲げ部24が設けられている。ドアアウターリンフォースメント20は、外方折曲げ部24で、車幅方向外側に折り曲げられている。リンフォースメント側離間部25は、外方折曲げ部24の車幅方向外側におけるリンフォースメント外側面20aに設けられている。
リンフォースメント側離間部25は、外方折曲げ部24から車幅方向外側に向かうに従い、車両下方に傾斜するように延びている。リンフォースメント側離間部25の下端には、下方折曲げ部26が設けられており、下方折曲げ部26の車両下方には、板状の主部27が設けられている。該主部27は、下方折曲げ部26から車両下方に延び、ドア主面部17に対して間隔を空けて配置されている。
リンフォースメント側離間部25と、パネル側離間部15との車両上下方向距離は、車幅方向外側に向かうに従い、大きくなる。この例では、パネル側離間部15よりも、リンフォースメント側離間部25の方が、傾斜勾配が大きい。
パネル側離間部15の車幅方向の水平距離は、リンフォースメント側離間部25の水平距離よりも長い。すなわち、図3に示すように、ドアアウターパネル10の上端部11から、ドアアウターパネル10の下方湾曲部16まで車幅方向の水平距離(X)は、上端部11から、アウターリンフォースメント20の下方折曲げ部26までの水平距離(Y)よりも長い。
リンフォースメント側離間部25の車幅方向外側の傾斜面は、該傾斜面に対向するパネル側離間部15に接触する可能性がある接触発生部35を有している。また、当該傾斜面において、リンフォースメント側接合部25と接触発生部35との間には、複数の貫通孔30が形成されている。複数の貫通孔30は、車両前後方向に間隔を空けて配置されている。
ここで、接触発生部35が、パネル側離間部15に接触する状態について説明する。図0(a)は、ベルトライン部3の断面形状を示している。図4(a)では、接触発生部35が、パネル側離間部15に接触してない状態を示している。これに対して、リンフォースメント側接合部22の上端21が、図4(b)に示すように、プレス時(接合時)に矢印Tに示す方向にせり上がってしまうと、接触発生部35は、ドアアウターパネル10の外方湾曲部14またはその車幅方向外側のパネル側離間部15に、接触する可能性がある。このような接触が起こると、図4(b)に示すように、接触発生部35よりも車幅方向内側の部分に閉塞部38が形成される可能性がある。
なお、図4の破線は、せり上がった量を示している。図4における下側の破線L1は、上端21が正常な位置を示し、上側の破線L2は、上端21がせり上がった位置を示している。
この閉塞部38は、上述したように、電着塗装の際にエアポケットが発生する可能性がある。また、当該閉塞部38が形成されると、該閉塞部38内、特に接触発生部35の周辺に水分が保持されることにより、パネル面10a,20aに腐食が起こる可能性がある。
これに対して、本実施形態では、図3に示すように、リンフォースメント側接合部25と接触発生部35との間に、貫通孔30が形成されている。当該貫通孔30が形成されている場合であっても、図4に示すようにプレス中にせり上がりが起きて、接触発生部35がドアアウターパネルのパネル内側面10aに接触すると、図4(b)に示すような閉塞部38に相当する空間38aが形成されることになる。
貫通孔30は、当該空間38aに連通しているため、当該空間38aは図4(b)に示す閉塞部38とは異なり、開放されている空間となる。すなわち、本実施形態のように貫通孔30を形成することによって、図4(b)に示すような閉塞部38が形成されることを防止することができる。
これにより、車両製作時の電着塗装の際に空気及び脱脂、化成処理、及び電着塗装に用いられる各種液体が、ドアアウターパネル10とアウターリンフォースメント20との間から、適切に抜ける。よって、電着塗装が全体に行き渡り未塗装部分を抑制でき、また、エアポケットの発生を抑制できる。したがって良好な電着塗装ができるため、耐食性が向上する。また、自然落下する電着塗装に用いられる各種液体が貫通孔30から抜けることで、各種液体残りを抑制できる。その結果、電着塗装に用いられる各種液体の再利用率が向上する。
例えば車両走行時に、ベルトライン部3には、図5の矢印Sで示すように、外部からドアアウターパネル10とアウターリンフォースメント20との間に雨水や融雪水等の水Wが浸入する場合がある。なお、図5では、ドアアウターパネル10の一部を切り欠いて、アウターリンフォースメント20が、ドアアウターパネル10に覆われていない状態を示している。
このように水が浸入しても、接合部13,22の周辺に閉塞部38が形成されないため、空気が閉塞部に相当する空間38a内の全体に渡りやすくなり、かつ、貫通孔30により効率よく水が抜けることから、乾燥しやすい。よって、図3に示す閉塞部38が形成される可能性のある空間38a内への水残りを抑制できるため、離間部15,25に錆が発生することを抑制できる。
図3に示すように、パネル側接合部13と、リンフォースメント側接合部22の接合面には、接着剤が塗布されている接着部32が設けられている。当該接着部32は、車両前後方向に延びる略長方形の領域に設けられており、当該領域は、接合面における後部に配置されている。
各貫通孔30は、接着部32の前端32aよりも車両後方に配置されている。この例では、接着部35の領域の長手方向(車両前後方向)に沿って、貫通孔30が配置されている。
このように構成することで、車両走行中に、車体前部から接合部13,22に例えば雨水等の水が入り込んでしまった場合であっても、接着部32には水が入り込まない。その結果、接着部32の車両下方の離間部15,25に、水が入りにくい構造とすることができるため、当該離間部15,25に水が入り込む量を抑制できる。
貫通孔30は、閉塞部38を形成させないようにすればよいため、貫通孔30の形状等は、特に限定されるものではないが、各貫通孔30の車両前後方向長さは、貫通孔30が設けられるリンフォースメント離間部25の傾斜面に沿った車幅方向長さ以上であることが望ましい。これにより、自然落下する電着塗装に用いられる各種液体を貫通孔30から抜けやすくすることができ、各種液体残りを抑制できる。その結果、各種液体の再利用率が特に向上し、軽量化にも繋がる。また、空気が閉塞部に相当する空間内の全体に渡りやすくなるため、空気が効率よく流動し、かつ、貫通孔30により効率よく水が抜ける。これらにより、閉塞部が形成された場合においても錆を一層抑制することができる。
本実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
本実施形態では、ドアアウターパネル10及びアウターリンフォースメント20の接合をヘミング接合としているが、これに限らない。例えば、スポット溶接接合、接着剤を用いた接合、カシメ接合等でもよい。また、本実施形態では、接着部32の前端32aよりも車両後方に貫通孔30を配置しているが、これに限らず前方に配置することも可能である。
また、上記実施形態では、貫通孔30は、車両前後方向に間隔を空けて直線的に配列されているが、これに限らない。例えば、千鳥配置のように、車両前後方向延びる2つの列をなすように配置してもよい。接触発生部35の領域には、ばらつきがあるため、貫通孔30について、車幅方向位置をランダム配置にする方が好ましい。
また、貫通孔30は1つでもよい。例えば、接着部32の前端32aより後方であって、センターピラー(図示せず)に近い位置に配置してもよい。
また、本実施形態の貫通孔30の形状は、車両前後方向に延びる楕円形であるが、これに限らない。例えば、真円でもよく、長方形等の矩形でもよい。
また、本実施形態では、ベルトライン部3におけるドアアウターパネル10及びアウターリンフォースメント20の接合について説明しているが、これに限らない。ドアアウターパネル10とドアインナーパネル4の接合においても適用することができる。また、ドアインナーパネル4とリンフォースメントとの接合にも適用することが可能である。さらに、車両用ドアの前部、後部または下部における接合に当該構造を用いることも可能である。
1 車両用ドア
2 ウィンドウ
3 ベルトライン部
4 ドアインナーパネル
10 ドアアウターパネル(第1パネル)
10a パネル内側面(第1パネル面)
11 上端部
12 折返し部
13 パネル側接合部
14 外方湾曲部
15 パネル側離間部
16 下方湾曲部
17 ドア主面部
20 アウターリンフォースメント(第2パネル)
20a リンフォースメント外側面(第2パネル面)
21 上端
22 リンフォースメント側接合部
24 外方折曲げ部
25 リンフォースメント側離間部
26 下方折曲げ部
27 主部
30 貫通孔
32 接着部
32a 前端
35 接触発生部
38 閉塞部
38a 空間

Claims (4)

  1. 車両用ドアを構成する第1パネル及び第2パネルを有し、前記第1パネルの車幅方向内側の第1パネル面と、前記第2パネルの車幅方向外側の第2パネル面とが対向するように配置されている車両用ドア構造において、
    前記第1パネル及び前記第2パネルの周縁には、前記第1パネル面と前記第2パネル面が接合されている接合部が設けられており、
    前記接合部のパネル中央側に隣接している部分には、前記第1パネル面及び前記第2パネル面が互いに間隔を空けた状態で配置されている離間部が設けられ、該離間部は、前記接合部からパネル中央側に向かうに従い、前記第1パネル面と前記第2パネル面との距離が大きくなるように構成されており、
    前記離間部を構成する前記第2パネル面は、前記第1パネル面に対する接触発生部を有し、該接触発生部と前記接合部との間に位置する前記第2パネル面には、貫通孔が形成されていることを特徴とする車両用ドア構造。
  2. 前記接触発生部が前記第1パネル面に接触することによって、前記接触発生部と前記接合部の間に閉塞部が形成され、
    前記貫通孔は、前記閉塞部に連通していることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドア構造。
  3. 前記接合部は、車両前後方向に延び、前記接合部のうちの後部には、接着材により接着されている接着部が設けられており、
    前記貫通孔は、前記接着部の前端よりも車両後方に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用ドア構造。
  4. 前記貫通孔の車両前後方向長さは、車幅方向長さ以上であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の車両用ドア構造。
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