JP2018073889A - センサ用基板およびセンサ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多軸のセンサ装置の製作が容易なセンサ用基板等を提供すること。【解決手段】第1搭載面1aおよび外部実装面1bを有する第1基板部1と、第1搭載面1aに直交して接するように配置される第2搭載面2aを有する第2基板部2と、第1搭載面1aおよび第2搭載面2aのそれぞれから第1基板部1の外部実装面1bにかけて配置された配線導体4とを備えており、第1搭載面1aおよび第2搭載面2aのいずれに対しても平行な方向から見たときにL字状になるように第1基板部1および第2基板部が配置されて、第1搭載面1aおよび第2搭載面2aを含む実装領域3を形成するセンサ用基板10等である。【選択図】 図1

Description

本発明は、検知方向が互いに異なる複数のセンサ素子が搭載されるセンサ用基板およびセンサ装置に関するものである。
加速度センサ素子または磁気センサ素子等のセンサ素子が複数個、基板に搭載されてなるセンサ装置が知られている。これらのセンサ素子は、例えば自動車または撮像機器等の機器における前後左右上下等の多方向の加速度等の物理量を検知する。検知した物理量が、機器の制御等に利用される。
複数のセンサ素子は、それぞれに直線状(一方向であって正負等の両方向)の検知方向を有している。これらのセンサ素子は、それぞれの検知方向が互いに異なる方向になるようにして実装され、使用される(例えば引用文献1を参照)。
特開2007−113919号公報 特開2005−371522号公報 特開2011−117858号公報
従来技術のセンサ用基板およびこれを含むセンサ装置では、上下方向(例えば引用文献1におけるZ軸方向)において物理量の検知を行なうセンサ素子のセンサ用基板に対する接続時の作業性等の向上が難しいという課題があった。なお、例えば引用文献1では、3軸半導体センサにおいてZ軸方向の検知行なう半導体素子を外側の実装面に実装する技術が提案されているが、この場合でも、垂直方向(重力方向)に半導体素子が実装されるので、X軸方向に比べて実装が難しい可能性がある。
また、この場合にはZ軸方向の半導体センサ素子をX軸方向の半導体センサ素子とともに気密封止することが難しい。
本発明の1つの態様のセンサ用基板は、第1搭載面および該第1搭載面と反対側の外部実装面を有する第1基板部と、前記第1搭載面に直交して接する第2搭載面を有する第2基板部と、前記第1搭載面および前記第2搭載面のそれぞれから前記第1基板部の外部実装面にかけて配置された配線導体とを備えており、前記第1搭載面および第2搭載面のいずれに対しても平行な方向から見たときにL字状であり、前記第1搭載面および前記第2搭載面を含む実装領域を有する。
本発明の1つの態様のセンサ装置は、上記構成のセンサ用基板と、それぞれが直線状の検知方向を有し、前記第1搭載面および前記第2搭載面にそれぞれ搭載された複数のセンサ素子とを備えており、前記複数の素子のうち前記第1搭載面に搭載されたセンサ素子と前記第2搭載面に搭載されたセンサ素子とは、互いの検知方向が直交し合っている。
本発明の一つの態様のセンサ用基板によれば、上記構成であり、第2基板部の第2搭載
面を第1基板部の第1搭載面と同じ水平面に配置した状態で、第2搭載面にセンサ素子を搭載することができる。センサ素子が搭載された第2基板部は、第2搭載面が第1搭載面に直交するように配置される。そのため、互いに直交し合う2方向に検知が可能なセンサ装置の製作が容易なセンサ用基板を提供することができる。
また、このセンサ用基板は、第1搭載面および第2搭載面を含む実装領域を形成するため、この実装領域を覆うことによって、第1搭載面および第2搭載面に搭載されるセンサ素子を容易に気密封止することもできる。
本発明の一つの態様のセンサ装置によれば、上記構成のセンサ用基板を含むことから、互いに直交し合う2方向等の多方向の物理量の検知が可能で、製作も容易なセンサ装置を提供することができる。
(a)は本発明の実施形態のセンサ用基板を含むセンサ装置の一例を示す平面図であり、(b)は(a)のA−A線における断面図である。 図1のB部分の他の例を拡大して示す断面図である。 図1に示すセンサ装置の第1の変形例を示す断面図である。 (a)は図1に示すセンサ装置の第2の変形例を示す平面図であり、(b)は(a)のC−C線における断面図である。 (a)は図1に示すセンサ装置の第3の変形例を示す平面図であり、(b)は(a)のD−D線における断面図である。 図5に示すセンサ装置を実装領域側から見た斜視図である。 (a)は本発明の実施形態のセンサ装置の他の例を示す平面図であり、(b)は(a)のE−E線における断面図である。
本発明の実施形態のセンサ用基板およびセンサ装置を、添付の図面を参照して説明する。なお、以下の説明における上下の区別は便宜的なものであり、実際にセンサ用基板またはセンサ装置が使用されるときの上下を限定するものではない。また、以下の各図においては、説明の便宜上、適宜に3軸の直交座標系(xyz座標系)を定義して参照する場合がある。この実施形態の場合には、z軸が上下方向に相当する。
図1(a)は本発明の実施形態のセンサ用基板を含むセンサ装置を示す平面図であり、図1(b)は図1(a)のA−A線における断面図である。
実施形態のセンサ用基板10は、第1搭載面1aおよび第1搭載面1a(図1の例では上面)と反対側の外部実装面1b(図1の例では下面)を有する第1基板部1と、第1搭載面1aに直交して接するように配置される第2搭載面2a(図1の例では左側の主面)を有する第2基板部2とを有している。また、センサ用基板10は、第1搭載面1aおよび第2搭載面2aのそれぞれから第1基板部1の外部実装面1bにかけて配線導体4が配置されている。このセンサ用基板10は、例えば図1(b)に示す例のように、第1搭載面1aおよび第2搭載面2aのいずれに対しても平行な方向(x軸方向)から見たときにL字状になるように第1基板部1および第2基板部2が配置される。このときに、第1搭載面1aおよび第2搭載面2aを含む実装領域3が形成される。
実装領域3は、図1(b)において仮想線(二点鎖線)と第1搭載面1aと第2搭載面2aとで囲まれる空間であり、この中に後述する複数のセンサ素子11が搭載されて実装される。仮想線で示す範囲は、第1搭載面1aおよび第2搭載面2aをそれぞれの面に対して直交する方向に延ばした柱状の空間同士が互いに重なる範囲に相当する。
上記構成のセンサ用基板10と、それぞれが直線状の検知方向を有し、第1搭載面1aおよび第2搭載面2aにそれぞれ搭載された複数のセンサ素子11(11X、11Z)とによって実施形態のセンサ装置20が構成されている。直線状の検知方向は、例えば図1におけるx軸方向またはz軸方向であり、それぞれ正負の両方向を含んでいる。なお、以下において互いに直交し合う複数のセンサ素子11X、11Z等を特に区別せず、単にセンサ素子11という場合がある。
センサ素子11としては、例えば加速度センサ素子、圧力センサ素子、磁気センサ素子等が挙げられる。これらのセンサ素子11が検知する物理量は、例えば加速度、圧力または磁束等であり、加速度等の増加または減少といった一方向(正負方向)に作用する物理量である。
これらの複数のセンサ素子11のうち第1搭載面1aに搭載されたセンサ素子11(11X)と第2搭載面2aに搭載されたセンサ素子11(11Z)とは、互いの検知方向が直交し合っている。このようなセンサ素子11を含むセンサ装置20によれば、互いに直交し合う2つの方向において、センサ素子11が検知可能な物理量の検知ができる。
なお、以下の説明においては、センサ素子11が加速度センサ素子である例を挙げて説明する。センサ素子11が加速度センサ素子以外のセンサ素子であっても、この説明の例と同様に、センサ用基板10およびセンサ装置20に適用することができる。
センサ装置20は、外部実装面1bが外部の回路基板(図示せず)に対向するように位置決めされて実装される。外部の回路基板は、検知しようとする物理量の情報が必要な機器であり、例えば自動車、カメラ、ゲーム機用端末またはビデオカメラ等である。例えばカメラにおいて手振れ防止および検出等のためにセンサ装置20が実装される。
第1基板部1および第2基板部2は、センサ素子11を搭載して固定するための絶縁基体(絶縁基体としては符号なし)としての機能を有している。第1基板部1の第1搭載面1aに、x軸方向の検知を行なうセンサ素子11(11X)が搭載され、第2基板部2の第2搭載面2aに、z軸方向の検知を行なうセンサ素子11(11Z)が搭載されている。
このような形態のセンサ装置20の場合には、x軸方向(平面方向)およびz軸方向(垂直方向)における加速度(減速も含む正負の加速度)の検知および測定等を行なうことができる。そのため、センサ装置が実装された機器における加速度の水平方向の成分および垂直方向の成分を検知し、測定することができる。
それぞれのセンサ素子11の第1搭載面1aまたは第2搭載面2aに対する搭載は、例えば、金−スズろう材等の低融点ろう材、樹脂材料またはガラス材料等の接合材(図示せず)を介してセンサ素子11を第1搭載面1aまたは第2搭載面2aに接合することによって行なわれる。このときに、加速度等の検知する物量の検知方向(例えば車両用の加速度センサ装置における車両の前後方向)に沿うように、センサ素子11を位置決めする。
第1基板部1および第2基板部2は、例えば正方形状または長方形状等の四角形状の板状である。図1に示す例では第1基板部1および第2基板部2がともに四角形の平板状であるが、x軸方向およびz軸方向にセンサ素子11(11X)、11(11Z)を搭載できる搭載面を有するものであれば、他の形状でもよい。このような他の形状としては、例えば、八角形状または三角形状等の四角形以外の多角形状、角部分を円弧状に成形した四角形状等の多角形状、および平板状であってセンサ素子11をはめこむような窪みを有するもの等が挙げられる。
第1基板部1および第2基板部2は、例えば酸化アルミニウム質焼結体、窒化アルミニウム質焼結体、ムライト質焼結体またはガラスセラミック焼結体等のセラミック焼結体(セラミック材料)によって形成されている。
第1基板部1および第2基板部2は、例えば酸化アルミニウム質焼結体からなる場合であれば、次のようにして製作することができる。すなわち、まず酸化アルミニウムを主成分として、酸化ケイ素および酸化カルシウム等が添加材とする原料粉末を適当な有機バインダおよび有機溶剤とともにシート状に成形して四角シート状の複数のセラミックグリーンシートを作製する。次に、これらのセラミックグリーンシートを必要に応じて複数積層して積層体を作製する。その後、このセラミックグリーンシートまたはその積層体を1300〜1600℃の温度で焼成する。以上の工程によって第1基板部1および第2基板部2をそれぞれに製作することができる。
また、第1基板部1および第2基板部2は、例えば第1基板部1の四角形状の搭載面1a1つの辺に沿って第2基板部2の1つの側面を接合すれば、第1基板部1および第2基板部2を含む、複数のセンサ素子11搭載用の上記絶縁基体を形成することができる。第1基板部と第2基板部2との接合は、例えば、ろう材またはガラス材料等の接合材を介して行なうことができる。ろう材を用いるときには、第1基板部1の上面および第2基板部2の側面の互いに対向し合う接合面部分に、下地金属層(図示せず)を設けておいてもよい。下地金属層は、例えば、タングステン、モリブデン、マンガン、銅、銀、パラジウム、金、白金、ニッケルもしくはコバルト等の金属材料またはこれらの金属材料を含む合金材料等によって形成されている。このような金属材料等は、メタライズ層またはめっき層等の金属層として第1基板部1および第2基板部2の上面(第1搭載面1a)または側面等の所定部位に設けられている。
下地金属層は、例えばタングステンのメタライズ層である場合には、タングステンの粉末を有機溶剤および有機バインダと混合して作製した金属ペーストを第1基板部1および第2基板部2となるそれぞれのセラミックグリーンシートの所定位置にスクリーン印刷法等の方法で印刷して焼成する方法で形成することができる。また、このメタライズ層の露出表面に、電気めっき法または無電解めっき法等のめっき法でニッケルおよび金等のめっき層をさらに被着させてもよい。
また、実施形態のセンサ用基板10において、第1搭載面1aおよび第2搭載面2aのそれぞれから第1基板部1の外部実装面1b(図1の例では下面)にかけて、配線導体4が配置されている。第1基板部1の外部実装面1bは、センサ装置20を外部の回路基板に実装するときに、その回路基板に対向する面である。例えば、センサ装置20の外部実装面に配置された配線導体4を外部の回路基板が有する端子(図示せず)に対向するように位置合せする。その後、これらの配線導体4と端子とをはんだ等の低融点ろう材または導電性接着剤等の導電性接続材(図示せず)を介して電気的および機械的に接続する。これによって、センサ装置20の回路基板への実装を行なうことができる。
上記実施形態のセンサ用基板10によれば、第2基板部2の第2搭載面2aを第1基板部1の第1搭載面1aと同じ水平面に配置した状態で、第2搭載面2aにセンサ素子11(11Z)を搭載することができる。センサ素子11(11Z)が搭載された第2基板部2は、第2搭載面2aが第1搭載面1aに直交するように配置される。そのため、互いに直交し合う2方向に検知が可能なセンサ装置20の製作が容易なセンサ用基板10を提供することができる。
また、このセンサ用基板は、前述したように第1搭載面1aおよび第2搭載面2aを含
む実装領域3を形成するため、この実装領域3を覆うことによって、第1搭載面2aおよび第2搭載面2bに搭載される複数のセンサ素子11をまとめて、効果的に封止することもできる。実装領域3を覆う封止の具体的な例については後述する。
なお、配線導体4のうち第1基板部1に配置された部分は、例えば第1搭載面1aから外部実装面1bにかけて、第1基板1の内部等を通って電気的に導出するように形成されている。また、配線導体4のうち第2基板部2に配置された部分は、例えば第2搭載面2aから第2基板部2の第1基板部1に接する側面にかけて、第2基板2の内部等を通って電気的に導出するように形成されている。第2基板部2の上記側面に電気的に導出された配線導体4は、例えば、この導出部分に接するように第1基板1の上面外周部に配置された配線導体4の一部(図示せず)等を介して、第1基板部1の外部実装面1bまで電気的に導出させることができる。
配線導体4は、複数センサ素子11を外部の回路基板に電気的に接続するための導電路として機能する。配線導体4とセンサ素子11との電気的な接続は、ボンディングワイヤ12等の導電性接続材を介して行なわれる。この場合には、センサ素子11を第1搭載面1aおよび第2搭載面2aにそれぞれ接合した後、センサ素子11の電極と配線導体4との互いに対応し合う所定部位をボンディングワイヤ12で接続する。これによって、センサ素子11と外部の回路基板とを互いに電気的に接続させることができるようになる。
配線導体4は、例えばタングステン、モリブデン、マンガン、銅、銀、パラジウム、金、白金、ニッケルもしくはコバルト等の金属材料またはこれらの金属材料を含む合金材料等によって形成されている。このような金属材料等は、メタライズ層またはめっき層等の金属層として第1基板部1および第2基板部2の第1搭載面1aおよび第2搭載面2aを含む表面および内部の所定部位に設けられている。この配線導体4は、1層でもよく、複数層でもよい。
配線導体4は、例えばタングステンのメタライズ層である場合には、タングステンの粉末を有機溶剤および有機バインダと混合して作製した金属ペーストを絶縁基板1となるセラミックグリーンシートの所定位置にスクリーン印刷法等の方法で印刷して焼成する方法で形成することができる。また、このメタライズ層の露出表面に、電気めっき法または無電解めっき法等のめっき法でニッケルおよび金等のめっき層をさらに被着させてもよい。
図2は図1のB部分の他の例を拡大して示す断面図である。図2において図1と同様の部位には同様の符号を付している。また、図2では、わかりやすくするために、第1基板部1と第2基板部2とが互いに分かれた状態を示している。図2に示す例において、第1基板部1の上面(第1搭載面1a)のうち第2基板部2が接続される外周部分が段状に成形されている。言い換えれば、第1基板部1の外周部分が凹んでいる。
この段部分の上面(凹んだ部分の底面)(符号なし)に、第1基板部1に設けられた配線導体4のうち第2基板部2の配線導体4と電気的に接続される接続用の端子部分(4A)が配置されている。また、第2基板部2の主面の外周部から下側の端面(側面、図2では下端面)にかけて、第1基板部1の配線導体4の端子部分(4A)と接続される端子部
分(4B)が配置されている。
この場合、第1基板部1の段部分に第2基板部2の端面を載せることで、第1基板部1と第2基板部2とを容易に位置合わせすることができる。また、この段部分の上面で配線導体の端子部分4A、4Bとが対向し合うため、第1基板部1の配線導体4と第2基板部2の配線導体4との互いの位置合わせが容易である。これらの端子部分4Aおよび4Bは、前述したようにはんだ等の導電性接続材を介して互いに電気的および機械的に接続され
る。
このような例の場合には、第1搭載面1aに搭載されるセンサ素子11(11X)と第2搭載面2aに搭載されるセンサ素子11(11Z)とのそれぞれの加速度の方向同士を互いに直交し合う方向に、高い精度で設定することが容易である。また、センサ用基板10にセンサ素子11を搭載した後のセンサ装置20の製作工程が容易であり、センサ装置20としての生産性の向上に対して有効である。
図2に示すような形態のセンサ用基板10は、例えば次のようにして製作することができる。すなわち、第1基板部1となる複数のセラミックグリーンシートのうち第1搭載面1aを含む上側の層に積層されるものの外形寸法を、それよりも下側に積層されるものの外形寸法よりも小さくしておく。これらのセラミックグリーンシートを積層して焼成すれば、セラミックグリーンシートの外形寸法の差に応じて、第1基板部1の外周部に段部分を設けることができる。
また、第2基板部2の配線導体4における端子部分(4B)は、例えば、第2基板部2となるセラミックグリーンシートの主面(金属ペースト印刷時の上面)から側面にかけてタングステン等のペーストを印刷し、同時焼成することで形成することができる。この場合には、例えば、第2基板部2の上記側面に溝(いわゆるキャスタレーション状のもの)(図示せず)を設けておいて、この溝内に金属ペーストを充填するようにして印刷してもよい。
図3は、図1に示すセンサ装置の第1の変形例を示す断面図である。図3において図1と同様の部位には同様の符号を付している。図3に示す例では、第1基板部1が凹部1cを有している。また、この凹部1cの底面が第1搭載面1aを含んでいる。また、第2基板部2が凹部1c内に位置している。
さらにこの図3に示す例では、凹部1aを塞ぐようにして第1基板部1の凹部1cを囲む枠状面(最上面)(符号なし)に蓋体13が接合される。蓋体13で凹部1cが塞がれれば、蓋体13と凹部1cとで形成される容器内に複数のセンサ素子11(11X、11Z)がまとめて気密封止される。このようにして形成される容器が、この例における実装領域3に相当する。
蓋体13は、例えば第1基板部1および第2基板部2と同様の材料を用い、同様の方法で作製することができる。また、蓋体13は、第1基板部1等とは異なるセラミック材料からなるものでもよく、鉄−ニッケル−コバルト合金等の金属材料からなるものでもよく、ガラス材料等からなるものでもよい。また、蓋体13は、これらの材料が組み合わされて製作されたものでもよい。
蓋体13の第1基板部1(凹部1cを囲む枠状部分の上面)に対する接合は、例えばガラス、樹脂材料または金−スズ合金等の低融点ろう材等の接合材(図示せず)を介して行なうことができる。低融点ろう材を含む金属接合材が接合材として用いられるときには、第1基板部1のうち金属接合材が接合される部分にあらかじめ下地金属層(図示せず)を設けておいてもよい。下地金属層は、例えば配線導体4と同様の金属材料を用い、同様の方法で形成することができる。
また、図3に示す例では、第2基板部2と凹部1cの内側面との間に補助材14が配置されている。補助材14は、例えば低融点ガラス材料等のガラス材料、またはエポキシ樹脂等の樹脂材料であり、第2基板部2と第1基板部1との機械的な接続の強度を高める機能を有している。また、補助材14は、第1基板部1に対する第2基板部2の位置精度を高める
機能および位置合わせを容易にする機能も有している。
補助材14は、例えば低融点ガラスからなるものである場合には、次のように所定位置に形成することができる。すなわち、センサ用基板10の第1実装面2aにx軸方向の加速度を検知するセンサ素子11(11X)を搭載し、第2実装面2aにz軸方向の加速度を検知するセンサ素子11(11Z)を搭載する。その後、あらかじめ凹部1cの内側面に補助材14用の低融点ガラス材料等を配置しておいて、凹部1cの内側面のうち第2基板部2の第2搭載面と反対側の面(図3では右側の主面)とを互いに対向させて位置合わせする。この状態で低融点ガラス材料を溶融させることで、第2基板部2の第1基板部1に対する接合を行なう。この時に、第2基板部2の配線導体4を第1基板部1の配線導体4に電気的に接続する。これによって、補助材14を所定位置に形成することができる。
第2基板部2の配線導体4と第1基板部1の配線導体4との電気的な接続は、配線導体4のうち前述したような端子部分4A、4Bとを互いに対向させてはんだ等で接続することによって行なうことができる。この場合の配線導体4の端子部分4A、4Bは、いずれも、第1基板部1および第2基板部2の比較的広い主面に設けられているため、それらの形成が容易であり、また、互いの対向し合う面積を大きくすることも容易である。そのため、センサ装置20としての生産性および配線導体4間の電気的な接続信頼性等を効果的に向上させることもできる。
図4(a)は図1に示すセンサ装置の第2の変形例を示す平面図であり、図4(b)は図4(a)のC−C線における断面図である。図4において図1と同様の部位には同様の符号を付している。
図4に示す例において、センサ用基板10は、第1基板部1および第2基板部2と接続された補助基板部5をさらに有している。補助基板部5は、第1搭載面1aに対向する方向から見て、第2基板部2とともに第1搭載面1aを囲んでいる。すなわち、第2基板2と補助基板部5とによって、z方向に開放しているとともにx方向およびy方向において遮られた空間(符号なし)がセンサ用基板10に設けられている。この空間のz方向を、例えば前述した例における蓋体13と同様の蓋体で塞げば、空間内に複数のセンサ素子11を気密封止することができる。この場合には、上記の空間が実装領域3に相当する。
補助基板部5は、第1基板部1および第2基板部2と同様の材料を用い、同様の方法で製作することができる。図4の例における補助基板部5は、第1搭載面1aに対向する方向から見て「コ」字状である。補助基板部5と第2基板部2とによって第1搭載面1aを囲んでいる。
この場合に、補助基板部5についても、平板状のものを3つ作製して、これらを互い組み合わせて接合する方法で、上記「コ」字状の補助基板部5を製作することもできる。この場合の補助基板部5となる3つの平板状のものは、あらかじめ互いに接合させてから第1基板部1に接合してもよく、個々に第1基板部1に接合して上記形態の補助基板部5を形成するようにしてもい。
また、この例においても、第1搭載面1a上に形成される補助基板部5と第2基板部2とで構成される空間の開放部分(開口)が蓋体13で塞がれて、複数のセンサ素子11が気密封されてもよい。言い換えれば、補助基板部5は、複数のセンサ素子11の気密封止を容易にする機能を有している。なお、補助基板部5のz軸方向の寸法と、第2基板部2のz軸方向の寸法とが互いに同じであれば、蓋体13の接合が容易である。
図5(a)は図1に示すセンサ装置の第3の変形例を示す平面図であり、図5(b)は
図5(a)のD−D線における断面図である。また、図6は、図5に示すセンサ装置20を実装領域3側から見た斜視図である。図5および図6において図1と同様の部位には同様の符号を付している。
図5に示す例において、センサ用基板10は、第1基板部1および第2基板部2と接続された第3基板部6をさらに有している。第3基板部6のうち実装領域3内に位置する面(図5では紙面手前側の主面)が第3搭載面6aになっている。この第3搭載面6aにもセンサ素子11が搭載されている。
また、第3基板部6にも配線導体4が形成されている。第3基板部6の配線導体4は、第3基板部6と第1基板部1とが互いに接合されるときに、第1基板部1の配線導体4と電気的に接続される。第3基板部6の配線導体4は、第1基板部1の配線導体4を介して外部電気回路都の電気的な接続ができる。この電気的な接続によって、z方向の加速度の情報を外部電気回路に送信できる。
第3搭載面6aに搭載されるセンサ素子11は、例えばy方向の加速度を検知するセンサ素子11(11Y)である。この場合には、xyzの3方向において加速度を検知し、測定することが可能なセンサ装置20を容易に形成することができる。このセンサ装置20は、いわゆる3軸の加速度センサ装置であり、自動車等の移動を行なう各種の機器用のジャイロセンサ装置として用いられる。
このようなセンサ装置20の場合には、上記3方向(いわゆる3軸)の加速度を高い精度で検知することが可能なセンサ装置20を、複雑で高価なジャイロセンサ素子を用いることなく製作することができる。そのため、いわゆる3軸センサとしての生産性および経済性の向上において有利なセンサ装置20を提供することができる。
図5および図6に示す例では、xyz3方向の加速度の検知が可能なように実装領域3に配置された3つのセンサ素子11(11X、11Y、11Z)は気密封止されていない。このように、センサ素子11は、必ずしも気密封止されたものである必要はない。これらのセンサ素子11は、センサ装置20が検知する物理量、使用される条件、生産性および経済性等の状況に応じて、気密封止または開放された実装等の形態を選択することができる。
図5および図6に示す形態のセンサ装置20において複数のセンサ素子11(11X、11Y、11Z)を気密封止する場合には、例えば前述したような補助基板部5および蓋体13を用いて実装領域3を塞ぐ方法で気密封止を行なうようにすればよい。
図7(a)は本発明の実施形態のセンサ装置の他の例を示す平面図であり、図7(b)は図7(a)のE−E線における断面図である。図7において図1と同様の部位には同様の符号を付している。この例のセンサ用基板10およびセンサ装置20において、実装領域3を封止する封止材13(13A)がさらに含まれている。
図7に示す例の蓋体13(13A)は、第1搭載面1aおよび第2搭載面2aに平行な方向から見て、図7(b)に示すように「逆L」字状であり、第1搭載面1aに対向する方向および第2搭載面2aに対向する方向から見て、いずれも四角形状(平板状)である。すなわち、この例における蓋体13は、実装領域3を4方向から塞ぐような形状であり、蓋体13と第1基板部1と第2基板部2とによって実装領域3内の複数のセンサ素子11が気密封止される。
このような形状の蓋体をあらかじめ準備しておけば、センサ素子11が搭載されたセンサ用基板10を用いたセンサ装置20の生産性を効果的に向上させることができる。
封止材13(13A)は、前述した蓋体13と同様に、実装領域3を塞いで気密封止する機能を有する。この場合、例えば図3または図4に示す例のようにz方向の封止のみで実装領域3を塞ぐことができるものであれば、封止材13(13A)は、上記の例と同様に平板状の蓋体13でも構わない。
なお、上記の各例において、例えば図5に示すような3軸の検知が可能な加速度センサ装置20およびそれを製作するためのセンサ用基板10において、第1搭載面1aが複数の素子搭載部(図示せず)を有するものであってもよい。この場合には、例えば第1搭載面に、水平方向に互いに直交し合う2方向(xy方向)を検知する複数のセンサ素子11(11X、11Y)を搭載することができる。これによって、複数のセンサ素子11(11X、11Y)の素子搭載部(搭載面)に対する搭載の作業性等が向上する。すなわち、センサ装置20の生産性等の向上において有利なセンサ用基板10を提供することができる。
1・・・第1基板部
1a・・・第1搭載面
1b・・・外部実装面
1c・・・凹部
2・・・第2基板部
2a・・・第2搭載面
3・・・実装領域
4・・・配線導体
5・・・補助基板部
6・・・第3基板部
6a・・・第3搭載面
10・・・センサ用基板
11(11X〜11Z)・・・センサ素子
12・・・ボンディングワイヤ
13、13A・・・蓋体
14・・・補助材
20・・・センサ装置

Claims (8)

  1. 第1搭載面および該第1搭載面と反対側の外部実装面を有する第1基板部と、
    前記第1搭載面に直交して接するように配置される第2搭載面を有する第2基板部と、
    前記第1搭載面および前記第2搭載面のそれぞれから前記第1基板部の外部実装面にかけて配置された配線導体とを備えており、
    前記第1搭載面および第2搭載面のいずれに対しても平行な方向から見たときにL字状になるように前記第1基板部および前記第2基板部が配置されて、前記第1搭載面および前記第2搭載面を含む実装領域を形成するセンサ用基板。
  2. 前記第1基板部が凹部を有しているとともに該凹部の底面が前記第1搭載面を含んでおり、
    前記第2基板部が前記凹部内に位置している請求項1に記載のセンサ用基板。
  3. 前記第2基板部と前記凹部の内側面との間に補助材が配置されている請求項2に記載のセンサ用基板。
  4. 前記第1基板部および前記第2基板部と接続されており、前記第1搭載面に対向する方向から見て、前記第2基板部とともに前記前記第1搭載面を囲んでいる補助基板部をさらに備える請求項1に記載のセンサ用基板。
  5. 前記第1搭載面が複数の素子搭載部を有する請求項1〜請求項4のいずれかに記載のセンサ用基板。
  6. 前記第1搭載面および前記第2搭載面のいずれに対しても直交して接する第3搭載面を有する第3基板部と、
    前記第3搭載面から前記外部実装面にかけて配置された配線導体とをさらに備える請求項1に記載のセンサ用基板。
  7. 前記実装領域を封止する封止材をさらに備える請求項1〜請求項6のいずれかに記載のセンサ用基板。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載のセンサ用基板と、
    それぞれが直線状の検知方向を有し、前記第1搭載面および前記第2搭載面にそれぞれ搭載された複数のセンサ素子とを備えており、
    前記複数の素子のうち前記第1搭載面に搭載されたセンサ素子と前記第2搭載面に搭載されたセンサ素子とは、それぞれの検知方向が互いに直交し合っているセンサ装置。
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