JP2018073857A - インプリント方法、インプリント装置、および物品の製造方法 - Google Patents

インプリント方法、インプリント装置、および物品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板と型との重ね合わせ精度の向上に有利なインプリント方法を提供する。【解決手段】型に形成された型側パターンと、基板上のパターン領域に供給されたインプリント材と、を接触させてパターン領域にインプリント材のパターンを形成するインプリント方法であって、パターン領域に対して、型を介して第1の光を照射し(S140)、第1の光の照射により、インプリント材、パターン領域が形成された基板の第1の面、および当該第1の面とは異なる基板の第2の面のうち少なくとも1つに熱を蓄積させ、型側パターンとインプリント材とを接触させた状態で第1の光の照射により蓄積された熱でパターン領域を変形させて型側パターンの形状に近づけ(S160)、熱が蓄積される、インプリント材、第1の面、または第2の面の第1の光の吸収率がパターン領域の第1の光の吸収率よりも高い。【選択図】図4

Description

本発明は、インプリント方法、インプリント装置、および物品の製造方法に関する。
基板上のインプリント材にパターン部が形成された型を接触させて微細パターンを形成するインプリント技術がある。インプリント技術の一つに、インプリント材として光硬化性樹脂を用いる光硬化法がある。この光硬化法を採用したインプリント装置では、まず、基板上にインプリント材が供給される。次に、基板上のインプリント材と型を接触させ(押型)、接触させた状態で光を照射することによりインプリント材を硬化させる。そして、硬化したインプリント材から型を引き離すこと(離型)により、基板上にインプリント材のパターンが形成される。
高精度なパターンを形成するために、型とインプリント材を接触させる際、基板に予め形成されたパターン領域の形状と型に形成されたパターン部の形状とを精度良く重ね合わせる必要がある。しかしながら、インプリント技術を用いて基板上にインプリント材のパターンを形成する工程では、基板が変形することがあり、基板に形成されたパターン領域と型に形成されたパターン部との高精度な重ね合わせが困難となりうる。特許文献1に記載された装置は、型を光で加熱してパターン部を熱変形させて、重ね合わせ精度を向上させている。
国際公開第2009/153925号
しかしながら、インプリント技術で用いる基板は型よりも熱膨張係数が高く、上記特許文献の技術により型を熱変形させる場合、型に照射する光の影響で基板が型よりも大きく変形しうる。これにより、重ね合わせ精度の向上が困難となりうる。
本発明は、例えば、基板と型との重ね合わせ精度の向上に有利なインプリント方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、型に形成された型側パターンと、基板上のパターン領域に供給されたインプリント材と、を接触させてパターン領域にインプリント材のパターンを形成するインプリント方法であって、パターン領域に対して、型を介して第1の光を照射し、第1の光の照射により、インプリント材、パターン領域が形成された基板の第1の面、および当該第1の面とは異なる基板の第2の面のうち少なくとも1つに熱を蓄積させ、型側パターンとインプリント材とを接触させた状態で第1の光の照射により蓄積された熱でパターン領域を変形させて型側パターンの形状に近づけ、熱が蓄積される、インプリント材、第1の面、または第2の面の第1の光の吸収率がパターン領域の第1の光の吸収率よりも高いことを特徴とする。
本発明によれば、例えば、基板と型との重ね合わせ精度の向上に有利なインプリント方法を提供することができる。
インプリント装置の構成を例示する図である。 加熱部の構成を示す概略図である。 光吸収剤を含むインプリント材を塗布したパターン領域を示す図である。 第1実施形態に係るインプリント方法を示すフローチャートである。 基板上のパターン領域の形状補正とそのための温度分布を例示する図である。 基板の裏面に光吸収膜を形成した場合を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、インプリント装置の代表的な装置構成を例示する図である。インプリント装置1は、基板上に供給されたインプリント材を型と接触させ、インプリント材に硬化用のエネルギーを与えることにより、型の凹凸パターンが転写された硬化物のパターンを形成する装置である。本実施形態では、インプリント装置1は光硬化法を採用したインプリント装置とする。なお、図1においては、基板上のインプリント材14に対して、光を照射する。照明系の光軸と平行にZ軸を取り、Z軸に垂直な平面内において、互いに直交するX軸およびY軸を取る。以下の図において、X軸、Y軸、Z軸は同様に定義する。
インプリント装置1は、光照射部2と、型保持機構3と、ステージ(基板ステージ)4と、塗布部5と、加熱機構(加熱部)6と、アライメント計測部26と、制御部7等の構成要素を備える。
光照射部2は、インプリント処理の際に、基板10上のインプリント材14に対して光9を照射する。光照射部2は、光源(不図示)と、この光源から照射された光9をインプリントのために適切な光に調整する光学素子(不図示)とから構成される。
基板10は、ガラス、セラミックス、金属、半導体、樹脂等が用いられ、必要に応じて、その表面に基板10とは別の材料からなる部材が形成されていてもよい。基板10としては、具体的に、シリコンウエハ、化合物半導体ウエハ、石英ガラスなどである。本実施形態では、シリコンウエハを用いる。また、インプリント材14の付与前に、必要に応じて、インプリント材14と基板10との密着性を向上させるための密着層を設けてもよい。
インプリント材14は、基板10の面に塗布され、型8に形成されたパターン部(型側パターン)8aにより成形される。インプリント材14には、硬化用のエネルギーが与えられることにより硬化する硬化性組成物(未硬化状態の樹脂と呼ぶこともある)が用いられる。硬化用のエネルギーとしては、電磁波、放射線、熱等が用いられる。電磁波としては、例えば、その波長が10nm以上1mm以下の範囲から選択される、赤外線、可視光線、紫外線などの光であり、或いは、X線やガンマ線などの電磁放射線であってもよい。また、放射線としては電子線などの粒子放射線であってもよい。
硬化性組成物は、光や放射線の照射により、あるいは、加熱により硬化する組成物である。このうち、光により硬化する光硬化性組成物は、重合性化合物と光重合開始剤とを少なくとも含有し、必要に応じて非重合性化合物または溶剤を含有してもよい。非重合性化合物は、増感剤、水素供与体、内添型離型剤、界面活性剤、酸化防止剤、ポリマー成分などの群から選択される少なくとも一種である。
重合性化合物は、光重合開始剤から発生した重合因子(ラジカル等)と反応し、連鎖反応(重合反応)によって高分子化合物からなる固体を形成する化合物である。例えば、アクリロイル基又はメタクリロイル基を1つ以上有する化合物、すなわち、(メタ)アクリル化合物である。光重合開始剤は、受光により重合因子を発生させる化合物であり、例えば、アシルフォスフィンオキサイド化合物のようなラジカル発生剤である。本実施形態では、紫外線で硬化する紫外線硬化樹脂をインプリント材14として用いる。
インプリント材14は、スピンコーターやスリットコーターにより基板10上に膜状に付与される。或いは液体噴射ヘッドにより、液滴状、或いは複数の液滴が繋がってできた島状又は膜状となって基板10上に付与されてもよい。インプリント材14の粘度(25℃における粘度)は、例えば、1mPa・s以上100mPa・s以下である。
型8は、外周形状は例えば角形であり、型8の基板10に対する面は、例えば回路パターンなどの転写すべき凹凸パターンが3次元状に形成されたパターン部8aを含む。また、型8を構成する材料は、例えば、ガラス、石英、PMMA、ポリカーボネート樹脂等の光透明性樹脂、透明金属蒸着膜、ポリジメチルシロキサン等の柔軟膜、光硬化膜、金属膜等の光透過性の材料が好ましい。さらに、型8は、後述するような変形を容易とするために、光9が照射される面に、平面形状が円形で、かつ、ある程度の深さを有するキャビティ(凹部)が形成された形状としても良い。本実施形態では、石英により構成される型8を用いる。
型保持機構3は、型8を保持する型保持部11と、型保持部11を保持する型駆動機構12とを有する。型駆動機構12は、型8を保持する型保持部11を移動することで型8を移動する。型保持部11は、型8における光9の照射面の外周領域を真空吸着力や静電力により引き付けることで型8を保持し得る。例えば、型保持部11が真空吸着力により型8を保持する場合には、型保持部11は、外部に設置された真空ポンプ(不図示)に接続され、この真空ポンプのON/OFFにより型8の脱着が切り替えられる。また、型保持部11および型駆動機構12は、光照射部2から照射された光9が基板10に向かうように、中心部(内側)に開口領域13を有する。開口領域13には、開口領域13の一部と型8とで囲まれる空間を密閉空間とする光透過部材(不図示)が設置される。前記光透過部材は例えばガラスなど光9を透過する。前記密閉空間は、真空ポンプなどを含む圧力調整装置(不図示)により空間内の圧力が調整される。前記圧力調整装置は、例えば、型8を基板10上のインプリント材14に押し付ける際、空間内の圧力をその外部よりも高く設定する。空間内の圧力が高くなると、パターン部8aが基板10に向かい凸形に撓み、インプリント材14に対してパターン部8aの中心部から接触させ得る。これにより、パターン部8aとインプリント材14との間に気体(例えば空気)が残留することを抑え、パターン部8aの凹凸部にインプリント材14を隅々まで充填させることができる。
型駆動機構12は、型8と基板10上のインプリント材14との押し付け、または引き離しを選択的に行うように型8を各軸方向に移動させる。型駆動機構12に採用可能なアクチュエータとしては、例えばリニアモータまたはエアシリンダがある。また、型8の高精度な位置決めに対応するために、型駆動機構12は粗動駆動系や微動駆動系などの複数の駆動系から構成されていても良い。さらに、Z軸方向だけでなく、X軸方向やY軸方向、または各軸のθ方向(回転方向)の位置調整機能や、型8の傾きを補正するためのチルト機能などを有する構成としても良い。なお、インプリント装置1における押し付け(押型)および引き離し(離型)は、型駆動機構12により型8をZ軸方向に移動させることで実現してもよく、後述のステージ4をZ軸方向に移動させることで実現してもよい。または、その双方を相対的に移動させてもよい。
ステージ4は、基板10を保持し、型8と基板10上のインプリント材14との押し付けに際して型8とインプリント材14との位置合わせを実施する。ステージ4は、基板1
0を、吸着力により保持する基板保持部16と、基板保持部16を機械的手段により保持し、各軸方向に移動可能とするステージ駆動機構17とを有する。ステージ駆動機構17に採用可能なアクチュエータとしては、例えばリニアモータや平面モータがある。ステージ駆動機構17も、X軸およびY軸の各方向に対して、粗動駆動系や微動駆動系などの複数の駆動系から構成されていても良い。さらに、Z軸方向の位置調整のための駆動系や、基板10のθ方向の位置調整機能、または基板10の傾きを補正するためのチルト機能などを有する構成としても良い。また、ステージ4は、その側面に、X、Y、Z、θx、θy、θzの各方向に対応した複数の参照ミラー18を備える。複数の参照ミラー18に対応して、インプリント装置1は、前記複数の参照ミラー18のそれぞれにビームを照射する複数のレーザー干渉計19を備える。前記複数のレーザー干渉計19により、ステージ4の位置を計測する。レーザー干渉計19は、ステージ4の位置を実時間で計測し、後述する制御部7は、このときの計測値に基づいて、ステージ4上の基板10の位置決め制御
を実行する。
塗布部5は、型保持機構3の近傍に設置され、基板10上に未硬化状態のインプリント材14を塗布する。また、塗布部5の吐出ノズル5aから吐出されるインプリント材14の量は、基板10上に形成されるインプリント材14の所望の厚さや、形成されるパターンの密度などにより適宜決定される。
アライメント計測部26は、インプリント処理に際し、基板10上に存在し、被処理部となるパターン領域20の形状、またはサイズを取得する。アライメント計測部26は、インプリント処理中においても、パターン部8aと、基板10上に形成されたパターン領域20の形状を取得出来るように構成しても構わない。アライメント計測部26は、不図示のアライメント光により、例えばパターン部8aとパターン領域20とに設けられたアライメントマークを観測し、両者の形状差を取得する事が出来る。アライメント光は、例えば500〜800nmの波長の光が用いられる。
制御部7は、インプリント装置1の各構成要素の動作および調整などを制御する。制御部7は、例えばコンピュータなどの演算部や記憶部を含み、インプリント装置1の各構成要素に回線を介して接続され、プログラムなどにしたがって各構成要素の制御を実行する。なお、制御部7は、インプリント装置1の他の部分と共通の筐体内に構成しても良いし、インプリント装置1の他の部分とは別の筐体内に構成しても良い。また、制御部7は複数のコンピュータなどから構成され、制御する各構成要素に含まれても良い。
インプリント装置1は、ステージ4を載置するベース定盤27と、型保持機構3を固定するブリッジ定盤28と、ベース定盤27から延設され、除振器29を介してブリッジ定盤28を支持するための支柱30とを備える。除振器29は、床面からブリッジ定盤28へ伝わる振動を除去する。さらに、インプリント装置1は、共に不図示であるが、型8を装置外部から型保持機構3へ搬送する型搬送機構や、基板10を装置外部からステージ4へ搬送する基板搬送機構などを含み得る。
図2(A)および(B)は、加熱部6の構成を示す概略図である。なお、図1と同一構成のものには同一の符号を付し、説明を省略する。インプリント材14は、基板10上のパターン領域20に供給される。加熱部6は、照射光21を出射する加熱用光源22と、照射光21の照射量を調整する光調整器(調整部)23と、調整された調整光24がパターン部8aに向かうように光路を規定する反射板25とを含む。照射光21は、インプリント材14が感光(硬化)する光の波長帯域の範囲外にある波長を有する光とするのが望ましい。本実施形態のようにインプリント材14が200〜400nmの波長帯域の紫外線により硬化する光硬化性樹脂である場合、照射光21は400〜1200nmの波長帯域にある波長を有する光とするのが望ましい。本実施形態では、型8(パターン部8a)の材料を石英としており、特に400〜750nmの波長帯域の可視光が望ましい。さらに、アライメント光の波長と異なる波長であるとよい。
光調整器23は、パターン領域20の少なくとも平面領域にて所望の照射量分布を形成させるために、照射光21のうち不図示の光学フィルタを通して、特定の波長を有する光をパターン領域20の表面に向けて照射可能とする。光調整器23は、例えば、光変調素子として複数の液晶素子を光透過面に配置し、複数の液晶素子に対する電圧を個別に制御することで照射量分布を変化させることが可能な液晶装置を採用し得る。また、光調整器23は、例えば、光変調素子として複数のミラー素子を光反射面に配置し、各ミラー素子の面方向を個別に調整することで照射量分布を変化させることが可能なDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)を採用しても良い。また、加熱用光源22が照射する光を個別に調整できる複数の光源を有し、照射する光を個別に調整することで照射量分布を変化させる方式を採用しても良い。また、光調整器23は、いずれの方式を採用しても、パターン領域20の表面に均一な照射量分布で照射光21を照射することもできる。
加熱用光源22と光調整器23とは、インプリント装置1内にて、インプリント材14を硬化させる際に光照射部2から照射される光9の光路を妨げないように設置されることが望ましい。そこで、本実施形態では、加熱用光源22と光調整器23とは、開口領域13の上側(光照射部2側)のX軸方向側面から調整光24を照射する位置に設置される。この場合、調整光24は、開口領域13に連設された空間内に進入した後、反射板25により反射されてパターン部8aを透過し、パターン領域20に照射される。一方、光照射部2から照射される光9は、反射板25を透過し、そのまま基板10上に照射される。反射板25は光の波長によって、透過、反射を選択出来るダイクロイックミラー等を採用し得る。
型保持部11には、パターン形状補正部201が設けられている。パターン形状補正部201は、型8の外周に外力を加えて型8を弾性変形させることでパターン部8aの形状を変形させる機構である。パターン形状補正部201としては、例えば、空気や油等の流体で作動するシリンダ、または圧電素子を用いうる。
石英で構成された型8(パターン部8a)の可視光の光吸収率(吸収率)は、シリコンで構成された基板10の光吸収率より低いため、パターン部8aは基板10よりも調整光24で加熱されにくい。光吸収率とはある物質に照射した光が吸収される比率とし、光吸収率が高いと光吸収により蓄積される熱量は大きい。また、パターン領域20にすでに金属の配線パターン(金属膜)が設けられている場合、パターン領域20の面内の調整光24に対する平均の反射率が高くなりうる。すなわち、調整光24の吸収率が低下してパターン領域20が加熱されにくい場合がありうる。そこで、本実施形態では、パターン部8aとパターン領域20との間にあるインプリント材14に、調整光24を吸収する光吸収剤をインプリント材14中で均一となるように混ぜて、インプリント材14自体を発熱源としてパターン領域20を加熱する。なお、この光吸収剤は、光9とアライメント光は透過する。
図2(A)で示すように、加熱部6は、パターン部8aを通過した調整光24により、インプリント材14を加熱する。その後、図2(B)で示すように、パターン領域20上のインプリント材14にパターン部8aを接触させ、インプリント材14の熱をパターン領域20に伝えて、パターン領域20が所望の熱変形をするように設定された温度分布をパターン領域20に形成する。図2(A)では、パターン領域20に所望の温度分布が形成されるようにインプリント材14を加熱する。インプリント材14の加熱は、図2(A)のような押型前の段階においてのみ行ってもよいし、図2(B)の押型時にも引き続き行っていてもよい。
図3(A)〜(C)は、光吸収剤を含むインプリント材を塗布したパターン領域を示す図である。図3(B)および(C)は、図3(A)の丸で囲った部分Aを拡大した図である。図3(B)は、光吸収剤102を含むインプリント材14をパターン領域20上に均一に塗布した状態、図3(C)は光吸収剤102を含むインプリント材14をパターン領域20上に点状に距離d離して分散させて塗布した状態を示す。光吸収剤102は、インプリント材14中に予め溶解または分散される。光吸収剤102は、露光感度、解像能力と言ったインプリント材14の特性には影響を与えないものが選ばれる。光吸収剤102の例としては、イソインドリノン系の有機顔料を使用する事が出来る。例えば、イルガジンレッド(顔料名)を使用した場合、400〜600nmの波長の光を吸収する。
調整光24の照度は1mm角程度の格子毎に設定されるが、距離dはμmオーダーであり、当該格子中には十分な個数のインプリント材14の液滴が存在するため所望の解像度で温度分布を形成する事が出来る。本実施形態では、光吸収剤102をインプリント材14に分散させたが、例えば、基板10上にパターン領域20を形成した後、光吸収剤102を含む薄膜(NDフィルタ膜)または蓄熱する層をパターン領域20の上に形成しても良い。なお、パターン領域20の調整光24の透過率が高く吸収率が低くなる場合も本実施形態によればパターン領域20を十分に加熱しうる。
図4は、本実施形態に係るインプリント方法を示すフローチャートである。工程S100で制御部7は、塗布部5を制御して基板10上のパターン領域20に光吸収剤102を溶解または分散したインプリント材14を塗布する。その後、制御部7は、ステージ駆動機構17を制御して基板10上のパターン領域20がパターン部8aの下にくるように基板10を搬送する。
ここで、基板10は、一連のデバイス製造工程において、例えばスパッタリングなどの成膜工程での加熱処理などを経た後に、インプリント装置1内に搬入される。したがって、基板10は、インプリント装置1内に搬入される前に拡大または縮小し、XY平面内で直交する2軸方向でパターン領域20の形状(またはサイズ)が変化している場合がある。パターン領域20の変形成分としては、倍率、平行四辺形、または台形の線形成分や、弓形、糸巻・樽型の高次成分とがあり、大抵の場合、それらが組み合わされている。そこで、インプリント装置1は、型8と基板10上のインプリント材14とを押し付けるに際し、基板10上に予め形成されているパターン領域20の形状と、パターン部8aの形状とを高精度で重ね合わせすることが出来るように、それぞれの形状を補正する。特に、本実施形態では、アライメント計測部26による計測結果から算出された補正量に基づいて、基板10上のパターン領域20を熱変形させ、さらにパターン部8aを弾性変形させることで、高精度な重ね合わせを実現する。
工程S110で制御部7は、アライメント計測部26を制御してパターン部8aの形状と、基板10上に形成されたパターン領域20の形状計測を行い、計測結果を記憶部に保存する。なお、工程S110を行わず、インプリント工程前に当該形状計測を実施し、計測結果を制御部7の記憶部に保存しておいても構わない。工程S120で制御部7は、工程S110で得た計測結果から、パターン領域20に含まれている変形成分を分析して分析結果を記憶部に保存する。工程S130で制御部7は、工程S120で得た分析結果から、パターン部8aの補正量およびパターン領域20の補正量を演算部により算出して算出結果を記憶部に保存する。
工程S140で制御部7に含まれる演算部は、パターン領域20の補正量に基づいて照度分布(温度分布)を算出する。制御部7は、算出した照度分布に基づいて加熱用光源22および光調整器23を制御して調整光24を形成する。調整光24の照射により、インプリント材14が加熱される。照度分布は、各変形成分と補正量に対応した照度分布のパターンを予め用意しておき、パターン領域20の形状補正のために必要な照度分布を導出するようにしても構わない。なお、調整光24の照射は、後述する工程S180(離型)時まで連続して照射しても構わない。
工程S150で制御部7は、工程S130で得たパターン部8aの補正量に基づいて、パターン形状補正部201を制御して、型8に外力を加え、パターン部8aの形状を補正する。工程S160で制御部7は、型駆動機構12またはステージ駆動機構17を制御して、インプリント材14を介して、型8と基板10を接触させる押印動作(押型動作)を行う。この時、パターン領域20にインプリント材14の熱が伝えられ形状補正が行われる。
なお、パターン部8aは型8と同様に石英からなり、線膨張係数は0.5ppmであり、基板10やパターン領域20に含まれうる金属膜(銅など)の線膨張係数よりも小さい。例えば、基板10の線膨張係数は2.4ppmであり、石英の約5倍である。そのため、熱によるパターン部8aの変形量は基板10やパターン領域20に比べて小さい。さらにパターン部8aの形状はパターン形状補正部201により外力で形状補正が行われるため、パターン部8aが温度分布を有しても、所定の形状に補正することが出来る。
工程S160の押型動作でインプリント材14は、パターン部8aの凹凸部に充填される。工程S170で制御部7は、硬化工程として、光照射部2を制御して型8の上面から光9を照射して型8を透過した光9によりインプリント材14を硬化させる(露光)。工程S180で制御部7は、インプリント材14が硬化した後に、型駆動機構12またはステージ駆動機構17を再び駆動させ、型8をインプリント材14から引き離す(離型)。以上により、基板10上のパターン領域20の表面には、パターン部8aの凹凸部に倣った3次元形状のインプリント材14のパターン(層)が成形される。工程S190で制御部7は、次の押印位置にインプリント材14を塗布するためにステージ駆動機構17を制御してステージ4を駆動させる。このような一連のインプリント動作をステージ4の駆動によりパターン形成領域を変更しつつ複数回実施することで、1枚の基板10上に複数のインプリント材14のパターンを成形することができる。
図5は、基板10上のパターン領域20の形状補正とそのための温度分布を例示する図である。ここでは、一例として、パターン領域20に台形成分のみを含む変形が生じている場合について説明する。補正前形状108の基板10上に温度分布110が形成されるように調整光24をインプリント材14に照射し加熱する。この場合、パターン領域20に含まれる台形成分の変形はX方向のみであるため、温度分布110はY方向のみに勾配を与えている。温度分布110を与えることにより、補正前形状108は、パターン領域20の補正後形状109へ熱変形する。パターン部8aは、パターン領域20の補正後形状109に合うように形状補正される。
以上のように、調整光24を吸収する光吸収剤102をインプリント材14に溶解または分散させることでパターン領域20が調整光24を十分に吸収しない(反射率や透過率が吸収率に比べ高い)場合でも、パターン領域20を十分に熱変形できる。また、パターン部8aの変形は主に外力によるものであるため、加熱光の照射量をパターン領域20の変形のために必要な量よりも過剰に大きくする必要がない。本実施形態によれば、基板と型との重ね合わせ精度の向上に有利なインプリント方法を提供することができる。
(第2実施形態)
第1実施形態は、パターン領域20の調整光24の反射率や透過率が高く加熱に十分な調整光24の吸収率を得られ難い場合に対応する実施形態である。本実施形態では、パターン領域20の調整光24に対する透過率が反射率および吸収率よりも高い場合に対応する。このような場合は、例えば、パターン領域20に金属膜(金属配線)が設けられていない、または当該金属膜の調整光24の透過率が高い場合である。本実施形態では、パターン領域20が設けられた基板10の上面または、当該上面とは異なる面に調整光24の波長の光を選択的に吸収するNDフィルタ膜として、光吸収膜を形成する。上面とは異なる面とは、例えば、基板10の下面(=裏面)や側面である。
図6は、基板10の裏面に光吸収膜103を形成した場合を示す図である。例えば基板10の材質がSiで厚さ0.8mmの場合、波長1.5〜7μmの光はおよそ90%透過する。パターン領域20も波長1.5〜7μmの光の透過率が高い場合、図6のように基板10のパターン領域20が形成されている面の反対面に光吸収膜103を形成する。調整光24は、パターン部8a、パターン領域20、基板10を透過した後、光吸収膜103で吸収され、光吸収膜103が加熱される。光吸収膜103の熱が基板10を介してパターン領域20に伝わり所望の温度分布が形成される。光吸収膜103を基板10のパターン領域20が形成されている面に形成しても同様に所望の温度分布を形成できる。本実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果を得られる。
(第3実施形態)
パターン領域20の調整光24に対する透過率が反射率および吸収率よりも高い場合、第2実施形態では、基板それぞれに光吸収膜を形成する必要がある。本実施形態では、ステージ4の基板10を保持する面に第2実施形態と同様の光吸収膜103を形成する。これにより、基板に光吸収膜を形成するプロセスを省略でき、複数枚の基板に対しインプリント処理を行う場合は、スループットの向上が期待できる。さらに、第1実施形態と同様の効果も得られる。
なお、上記実施形態は、パターン部8a、基板10、インプリント材14およびパターン領域20のそれぞれの材質や特性によって適宜組み合わせることも可能である。すなわち、インプリント材14に光吸収剤102を溶解または分散させつつ、ステージ4に光吸収膜103を形成することもできる。この場合、より効率よくパターン領域20を熱変形しうる。
(物品製造方法に係る実施形態)
物品としてのデバイス(半導体集積回路素子、液晶表示素子等)の製造方法は、上述した型を用いたインプリント装置を用いて基板(ウエハ、ガラスプレート、フィルム状基板)上にインプリント材のパターンを形成する工程を含む。さらに、該製造方法は、パターンを形成された基板をエッチングする工程を含みうる。なお、パターンドメディア(記録媒体)や光学素子などの他の物品を製造する場合には、該製造方法は、エッチングの代わりにパターンを形成された基板を加工する他の処理を含みうる。本実施形態の物品の製造方法は、従来の方法に比べて、物品の性能・品質・生産性・生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
(その他の実施形態)
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明はこれらの実施の形態に限定されず、その要旨の範囲内において様々な変更が可能である。
1 インプリント装置
2 光照射部
3 型保持機構
4 ステージ(基板ステージ)
5 塗布部
6 加熱機構(加熱部)
7 制御部
8 型
8a パターン部(型側パターン)
10 基板
14 インプリント材
20 パターン領域
26 アライメント計測部

Claims (7)

  1. 型に形成された型側パターンと、基板上のパターン領域に供給されたインプリント材と、を接触させて前記パターン領域にインプリント材のパターンを形成するインプリント方法であって、
    前記パターン領域に対して、前記型を介して第1の光を照射し、
    前記第1の光の照射により、前記インプリント材、前記パターン領域が形成された前記基板の第1の面、および当該第1の面とは異なる前記基板の第2の面のうち少なくとも1つに熱を蓄積させ、
    前記型側パターンと前記インプリント材とを接触させた状態で前記第1の光の照射により蓄積された熱で前記パターン領域を変形させて前記型側パターンの形状に近づけ、
    前記熱が蓄積される、前記インプリント材、前記第1の面、または前記第2の面の前記第1の光の吸収率が前記パターン領域の前記第1の光の吸収率よりも高いことを特徴とするインプリント方法。
  2. 前記パターン領域および前記型側パターンの形状を計測し、
    計測結果に基づいて決定された照射量分布で前記基板を照射することを特徴とする請求項1に記載のインプリント方法。
  3. 前記熱が蓄積される前記インプリント材は、前記第1の光を吸収して蓄熱する材料を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のインプリント方法。
  4. 前記熱が蓄積される前記第1の面または前記第2の面は、前記第1の光を吸収して蓄熱する層を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインプリント方法。
  5. 前記第1の光は、前記インプリント材を硬化する第2の光および前記形状の計測に用いる第3の光とは異なる波長の光であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインプリント方法。
  6. 型に形成された型側パターンと、基板に形成されたパターン領域に供給されたインプリント材と、を接触させて前記基板上にパターンを形成するインプリント装置であって、
    前記基板を保持して移動可能な基板ステージと、
    前記パターン領域および前記型側パターンの形状を計測する計測部と、
    所定の照射量分布で前記基板ステージの面のうち、前記基板を保持する面に向かって第1の光を照射する照射部と、を有し、
    前記第1の光の波長は、前記インプリント材を硬化する第2の光の波長および前記計測部が用いる第3の光の波長とは異なり、
    前記基板ステージは、前記基板を保持する面に前記第1の光を吸収して蓄熱する層を有し、
    前記層の前記第1の光の吸収率は、前記パターン領域の前記第1の光の吸収率よりも高いことを特徴とするインプリント装置。
  7. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のインプリント方法または請求項6に記載のインプリント装置を用いて基板上にパターンを形成する工程と、
    前記工程で前記パターンを形成された前記基板を加工する工程と、
    を含むことを特徴とする物品製造方法。
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