JP2018073762A - 素子搭載基板、車両用灯具および素子搭載方法 - Google Patents

素子搭載基板、車両用灯具および素子搭載方法 Download PDF

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【課題】上下左右方向での位置決め精度を向上させるとともに、良好なフィレットを形成することが可能な素子搭載基板、車両用灯具および素子搭載方法を提供する。【解決手段】表面に設けられたランド(111,112)に発光素子を面実装するための素子搭載基板であって、ランド(111,112)の外縁は、発光素子に形成されている電極パターン(102,103)の延在方向における少なくとも2箇所(103a,103b)で電極パターン(102,103)と外接する。【選択図】図5

Description

本発明は、素子搭載基板、車両用灯具および素子搭載方法に関し、特に表面に複数の発光素子を設ける素子搭載基板、車両用灯具および素子搭載方法に関する。
車両用灯具は、一般にロービームとハイビームとを切りかえることが可能である。ロービームは、近方を所定の照度で照明するものであって、対向車や先行車にグレアを与えないよう配光規定が定められており、主に市街地を走行する場合に用いられる。一方、ハイビームは、前方の広範囲および遠方を比較的高い照度で照明するものであり、主に対向車や先行車が少ない道路を高速走行する場合に用いられる。したがって、ハイビームはロービームと比較してより運転者による視認性に優れているが、車両前方に存在する車両の運転者や歩行者にグレアを与えてしまうという問題がある。
近年、車両の周囲の状態にもとづいて、ハイビームの配光パターンを動的、適応的に制御するADB(Adaptive Driving Beam)技術が提案されている。ADB技術は、車両の前方の先行車、対向車や歩行者の有無を検出し、車両あるいは歩行者に対応する領域を減光するなどして、車両あるいは歩行者に与えるグレアを低減するものである。このようなADB技術では、複数のLED(Light Emitting Diode)などの発光素子を基板上に列状に搭載して、車両や歩行者に対応する領域のLEDを消灯するものも提案されている(例えば特許文献1)。
さらに近年では、発光素子を基板上に二次元的に多数配置して、選択的に発光素子の消灯と点灯を切り替えることでハイビームの配光パターンをより詳細に制御するものも提案されている。このような二次元的な発光素子の配列を行う車両用灯具では、二次元的な配光パターンを良好に照射するために、発光素子の実装密度を上げるとともに実装位置の精度を向上させる必要がある。発光素子としてLEDを用いる場合には、表面実装型のパッケージを採用して、基板上に形成したランドに個々のLEDを位置決めして実装する構造を採用して高密度に実装している。
特開2015−016773号公報
従来の発光素子を一列並べたADB技術では、上下方向での位置決め精度に対する要求精度は横方向ほど厳しくなかったが、二次元的に発光素子を配列する場合には上下方向の位置決め精度が横方向と同程度まで要求される。
図6は、基板上にLEDを実装するためのランドとLED電極の位置合わせについて説明する模式図である。基板上の発光素子搭載領域1には、基板上の配線パターンの一部として一対のランド2が形成されている。LEDの電極パターン3は、ランド2よりも若干小さいサイズに一対形成されており、そのアノードとカソードの内側がランド2の内側と一致する幅とされている。LEDをランド2上に実装する際には、ランド2上に設けられた半田等の表面張力により電極パターン3がセルフアラインで所定位置に位置決めされる。
このとき、ランド2と電極パターン3の内側が略同程度とされているため、ランド2の内側で対向する辺2a,2bと電極パターン3の内側が一致して図中横方向への位置が正確に定まっている。しかし、電極パターン3はランド2よりも若干小さいため、図中上下方向へはランド2が形成された領域内で移動可能となっており、上下方向での位置決め精度は横方向よりも劣ってしまう。また、電極パターン3とランド2の幅が略同程度なため、ランド2の内側辺2a,2bには半田のフィレットが形成されず、半田の長期的信頼性が損なわれるという問題もあった。
そこで本発明は、上下左右方向での位置決め精度を向上させるとともに、良好なフィレットを形成することが可能な素子搭載基板、車両用灯具および素子搭載方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明の素子搭載基板は、表面に設けられたランドに発光素子を面実装するための素子搭載基板であって、前記ランドの外縁は、前記発光素子に形成されている電極パターンの延在方向における少なくとも2箇所で前記電極パターンと外接することを特徴とする。
このような本発明の素子搭載基板では、電極パターンの延在方向における少なくとも2箇所でランドの外縁が電極パターンと外接しているため、上下左右方向での位置決め精度を向上させるとともに、良好なフィレットを形成することが可能となる。
また本発明の一態様では、前記ランドの外縁は、前記電極パターンの極性判別部と外接する。
また本発明の一態様では、前記ランドの外縁は、一対の前記電極パターンにおける内側で外接する。
また本発明の一態様では、前記ランドの外縁は、前記電極パターンと点で外接する。
また本発明の一態様では、前記ランドの外縁は、前記電極パターンと辺で外接する。
上記課題を解決するために本発明の車両用灯具は、何れか一つに記載の素子搭載基板を備えた車両用灯具であって、前記表面には前記ランドおよび前記発光素子が複数設けられていることを特徴とする。
上記課題を解決するために本発明の素子搭載方法は、発光素子に形成されている電極パターンを、前記電極パターンの延在方向における少なくとも2箇所で、素子搭載基板の表面に設けられたランドの外縁に対して内接させて、前記発光素子を前記ランドに位置決めして面実装することを特徴とする。
本発明では、上下左右方向での位置決め精度を向上させるとともに、良好なフィレットを形成することが可能な素子搭載基板、車両用灯具および素子搭載方法を提供することができる。
第1実施形態における車両用灯具10を示す模式斜視図である。 第1実施形態における素子搭載基板40の概略を示す模式平面図である。 発光素子42の構造の一例を示す模式断面図である。 発光素子42の裏面側における電極102,103の電極パターンを示す模式平面図である。 ランドと電極パターンの位置合わせについて説明する模式図であり、図5(a)は第1実施形態、図5(b)は第2実施形態、図5(c)は第3実施形態、図5(d)は第4実施形態を示している。 基板上にLEDを実装するためのランドとLED電極の位置合わせについて説明する模式図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付すものとし、適宜重複した説明は省略する。図1は、本実施形態における車両用灯具10を示す模式斜視図である。車両用灯具10は、ベース部材20と、レンズホルダー21と、基板ホルダー22と、レンズ30と、素子搭載基板40と、放熱部50とを備えている。図1では車両用灯具10の外部からの電気的接続や車両用灯具10内部の配線等については図示を省略している。また、所望の配光パターンと光量を得るために反射鏡とを備えていてもよい。
ベース部材20は、各部材を保持する板状の部材であり、両脇にレンズホルダー21と基板ホルダー22が取り付けられている。レンズホルダー21は、ベース部材20の両脇に取り付けられた一対の部材であり、ベース部材20の上方に支柱が立設されて、支柱の間にレンズ30が固定されている。基板ホルダー22は、ベース部材20の両脇に取り付けられた一対の部材であり、ベース部材20の上方に支柱が立設されて、支柱の間に素子搭載基板40と放熱部50が固定されている。ここではベース部材20として板状の部材を示し、レンズホルダー21とベース部材20として支柱を示したが、それぞれが車両用灯具10の外形を構成する筐体等の一部であってもよい。
レンズ30は、素子搭載基板40の前方に配置された光学要素であり、ベース部材20の上方においてレンズホルダー21の間で保持されている。素子搭載基板40は、配線がパターニングされた表面上に複数の発光素子と電子部品、コネクタ等が実装された基板であり、レンズ30よりも後方に配置されて基板ホルダー22の間で保持されている。放熱部50は、素子搭載基板40上の発光素子で発光に伴って生じた熱を放熱するため要素であり、例えばフィンや冷却ファンを備えて素子搭載基板40の後方に取り付けられている。
図2は、本実施形態における素子搭載基板40の概略を示す模式平面図である。素子搭載基板40は、発光面41上に複数の発光素子42と、複数の制御素子43,44と、制御用コネクタ45と、電力供給用コネクタ46とが搭載されている。図2では発光面41上に形成された配線パターンは図示を省略している。
発光面41は、素子搭載基板40の一方の面であり、図2では図示を省略した配線パターンと複数のランドが形成されて、発光素子42、制御素子43,44、制御用コネクタ45、電力供給用コネクタ46が実装される。ここでは素子搭載基板40の一方の面に全ての電子部品を実装した例を示したが、発光面41には少なくとも発光素子42を実装していればよく、両面に他の電子部品を実装する形態であってもよい。
発光素子42は、発光面41の表面に設けられたランドに表面実装で搭載され、配線パターンを介して制御素子43,44と電力供給用コネクタ46に電気的に接続され、所定の光を発光するLEDである。発光素子42は発光面41に行列方向に複数配列して搭載されている。図2では96個の発光素子42が24個ずつ4列に配列された例を示しているが、二次元的に配列されていれば個数や行列方向の個数は限定されない。
制御素子43,44は、発光面41に形成された配線パターンを介して発光素子42と制御用コネクタ45に電気的に接続され、制御用コネクタ45から伝達される制御信号に基づいて発光素子42の点灯、消灯、減光を制御する素子である。制御素子43と制御素子44は、複数の発光素子42が搭載された領域を挟んで発光面41の周辺近くに配置されている。複数の発光素子42は所定個数グループ化されており、各グループの発光素子42が一つの制御素子43または制御素子44に接続されている。図2で示した例では96個の発光素子42を8グループに区分して、8個の制御素子43,44で制御している。
制御用コネクタ45は、発光面41に形成された配線パターンを介して制御素子43,44に接続されたコネクタであり、素子搭載基板40の外部からケーブル等が接続されて制御素子43,44に対して制御信号を伝達する。電力供給用コネクタ46は、発光面41に形成された配線パターンを介して発光素子42に接続されたコネクタであり、素子搭載基板40の外部からケーブル等が接続されて発光素子42に電力を供給する。
車両用灯具10に対して図示しないケーブル等を介して、制御用コネクタ45に制御信号が供給され、電力供給用コネクタ46に電力が供給されると、制御素子43,44によって複数の発光素子42が発光制御され、発光素子42からの光がレンズ30を透過して車両用灯具10の前方に照射される。このとき、二次元的に配列された発光素子42の位置に応じて点灯、消灯、減光等が制御されることで、レンズ30から前方に照射される光は、車両あるいは歩行者に対応する領域を減光した配光となる。
図3は、発光素子42の構造の一例を示す模式断面図である。本実施形態の発光素子42は、基板101と、電極102,103と、反射部104と、LEDチップ105と、ワイヤ106と、封止部107を備えた表面実装型のLEDパッケージである。発光素子42は、電極102,103が基板101の裏面側に露出した表面実装型であればよく、他の具体的構造は図3に示したものに限定されない。
基板101は、LEDチップ105を搭載する薄板状の部材であり、例えば金属、セラミック、樹脂等で形成されている。電極102,103は、基板101の表面側から裏面側にかけて延在して設けられた電極であり、それぞれ発光素子42のアノードとカソードを構成している。反射部104は、基板101上でLEDチップ105を囲むように設けられ、LEDチップ105からの光を反射する部材である。LEDチップ105は、電極102の上に搭載されてワイヤ106で電極103に接続され、電力が供給されることで所定波長の光を発光する。ワイヤ106は、LEDチップ105の上面と電極103の露出部とを電気的に接続する金属細線である。封止部107は、反射部104内でLEDチップ105とワイヤ106を樹脂で封止する部材であり、例えばシリコーン樹脂やエポキシ樹脂で構成される。封止部107中には蛍光体粒子を含有されており、LEDチップ105からの光を波長変換して発光素子42は白色光を発光する
図3ではLEDチップ105が両面電極タイプでワイヤ106を1本の例を示したが、LEDチップ105を片面電極タイプとしてワイヤ106を2本用いるとしてもよく、LEDチップ105を電極102,103にフリップチップ接続するとしてもよい。また、反射部104を設けない構成としてもよく、LEDチップ105に代えて半導体レーザチップを用いる構成としてもよい。
図4は、発光素子42の裏面側における電極102,103の電極パターンを示す模式平面図である。電極102,103は基板101の裏面に図中上下を延在方向として図中横方向に所定間隔を空けて、一対の略矩形状に形成されている。電極102は発光素子42のアノードであり、4つの角部102a,102b,102c,102dのうち、内側に位置する102a,102bが略直角に形成され、外側に位置する102c,102dが円弧状に形成されている。電極103はカソードであり、4つの角部103a,103b,103c,103dのうち、内側に位置する角部103a,103bには極性判別部として切欠きが斜め方向の直線として形成され、外側に位置する103c,103dが円弧状に形成されている。電極103の裏面電極パターンに切欠きとして極性判別部である角部103a,103bが形成されていることで、発光素子42のカソードとアノードがどちらかを判別して素子搭載基板40上に実装できる。
図5(a)は、第1実施形態におけるランドと電極パターンの位置合わせについて説明する模式図である。素子搭載基板40上において発光素子42を搭載する搭載領域110には、素子搭載基板40上の配線パターンの一部として一対のランド111,112が形成されている。ランド111,112は、図中上下を延在方向として図中横方向に所定間隔を空けて、一対の略矩形状に形成されている。ランド111,112は、発光素子42の電極102,103の裏面側電極パターンよりも図中横方向の間隔が小さく、幅が大きく形成され、図中上下方向である延在方向にも幅が大きく形成されている。ランド111,112の内側には角部が斜めに直線上に切り欠かれた切欠き部111a,111b,112a,112bが形成されている。
発光素子42をランド111,112上に実装する際には、ランド111,112上に設けられた半田等の表面張力により電極102,103の裏面側電極パターンがセルフアラインで所定位置に位置決めされる。このとき、電極103の角部103a,103bに形成された極性判別部の切欠きと、ランド112に形成された切欠き部112a,112bとの斜辺が一致し、ランド111の外縁が電極103の裏面電極パターンと辺で外接している。また、ランド111に形成された切欠き部111a,111bの外縁が、それぞれ電極102の内側である角部102a,102bと点で外接している。
図5(a)に示したように、ランド111またはランド112の外縁は、発光素子42に形成されている電極102,103の裏面電極パターンの延在方向における少なくとも2箇所で外接する。換言すると発光素子42は、電極102,103の裏面側電極パターンが延在する方向における少なくとも2箇所で、ランド111,112の外縁に対して内接し、ランド111,112に位置決めして面実装されている。これにより、発光素子42の図中上下方向における位置決め精度を向上させることができる。また、ランド111,112の外縁は、一対の電極102,103の裏面電極パターンにおける内側でそれぞれ外接する。これにより、発光素子42の図中左右方向における位置決め精度を向上させることができる。
さらにランド111,112の外縁は、電極102,103の角部102a,102b,103a,103b以外とは重ならず、電極102,103の外縁よりも広い領域に形成されて露出している。これにより、ランド111,112の外縁から電極102,103の外縁に半田のフィレットを良好に形成することができ、長期的信頼性を確保することが可能となる。
上述したように、本実施形態の素子搭載基板40およびこれを用いた素子搭載方法では、素子搭載基板40の表面に設けられたランド111,112の外縁は、搭載される発光素子42に形成されている電極102,103の電極パターンの延在方向における少なくとも2箇所で外接し、延在方向と幅方向での位置決め精度を向上することができる。また、素子搭載基板40を用いた車両用灯具では、電極パターンの延在方向と幅方向において発光素子42の位置決め精度を向上させることができるため、複数の発光素子42を二次元的に配列した場合にも配光特性の精度を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態と重複する部分についての説明は省略する。図5(b)は、第2実施形態におけるランドと電極パターンの位置合わせについて説明する模式図である。搭載領域110には、素子搭載基板40上の配線パターンの一部として一対のランド121,122が形成されている。ランド121,122は、図中上下を延在方向として図中横方向に所定間隔を空けて、一対の略矩形状に形成されている。ランド121,122は、発光素子42の電極102,103の裏面側電極パターンよりも図中横方向の間隔が小さく、幅が大きく形成され、図中上下方向である延在方向にも幅が大きく形成されている。ランド121,122の内側と外側には、角部が斜めに直線上に切り欠かれた切欠き部121a〜121d,122a〜122dが形成されている。
発光素子42をランド121,122上に実装した状態では、電極103の角部103a,103bに形成された極性判別部の切欠きと、ランド122に形成された切欠き部122a,122bとの斜辺が一致し、ランド111の外縁が電極103の裏面電極パターンと辺で外接している。また、ランド121に形成された切欠き部121a〜dの外縁が、それぞれ電極102の角部102a〜102dと点で外接している。ランド122に形成された切欠き部122c,122dの外縁もそれぞれ電極103の角部103c,103dと点で外接している。
図5(b)に示したように、ランド121またはランド122の外縁は、発光素子42に形成されている電極102,103の裏面電極パターンの延在方向における少なくとも2箇所で外接し、幅方向においても少なくとも2箇所で外接する。これにより、発光素子42の図中上下方向および左右方向における位置決め精度を向上させることができる。
さらにランド121,122の外縁は、電極102,103の角部102a〜102d,103a〜103d以外とは重ならず、電極102,103の外縁よりも広い領域に形成されて露出している。これにより、ランド121,122の外縁から電極102,103の外縁に半田のフィレットを良好に形成することができ、長期的信頼性を確保することが可能となる。
(第3実施形態)
次に本発明の第3実施形態について説明する。第1実施形態と重複する部分についての説明は省略する。図5(c)は、第3実施形態におけるランドと電極パターンの位置合わせについて説明する模式図である。本実施形態は第1実施形態の変形例であり、ランド131,132の内側に角部が円弧状に切り欠かれた切欠き部131a,131b,132a,132bが形成されている。
発光素子42をランド131,132上に実装した状態では、ランド131,132に形成された内側の切欠き部131a,131b,132a,132bは、電極102の角部102a,102bと電極103の角部103a,103bに形成された極性判別部の切欠きと点で外接している。
本実施形態でも、ランド131またはランド132の外縁は、電極パターンの延在方向における少なくとも2箇所で外接し、図中上下方向における位置決め精度を向上させることができる。また、ランド131,132の外縁は、電極パターンにおける内側でそれぞれ外接し、図中左右方向における位置決め精度を向上させることができる。また、ランド131,132の外縁から電極102,103の外縁に半田のフィレットを良好に形成することができ、長期的信頼性を確保することが可能となる。
(第4実施形態)
次に本発明の第4実施形態について説明する。第1実施形態と重複する部分についての説明は省略する。図5(d)は、第4実施形態におけるランドと電極パターンの位置合わせについて説明する模式図である。本実施形態は第2実施形態の変形例であり、ランド141,142の内側と外側に角部が円弧状に切り欠かれた切欠き部141a〜141d,142a〜142dが形成されている。
発光素子42をランド141,142上に実装した状態では、ランド141,142に形成された切欠き部141a〜141d,142a〜142dは、電極102の角部102a〜102dと電極103の角部103a〜103dに形成された角部および極性判別部の切欠き部と点で外接している。
本実施形態でも、ランド141またはランド142の外縁は、電極パターンの延在方向における少なくとも2箇所で外接し、幅方向においても少なくとも2箇所で外接する。これにより、発光素子42の図中上下方向および左右方向における位置決め精度を向上させることができる。また、ランド141,142の外縁から電極102,103の外縁に半田のフィレットを良好に形成することができ、長期的信頼性を確保することが可能となる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
10…車両用灯具
20…ベース部材
21…レンズホルダー
22…基板ホルダー
30…レンズ
40…素子搭載基板
41…発光面
42…発光素子
43,44…制御素子
45…制御用コネクタ
46…電力供給用コネクタ
50…放熱部
101…基板
102,103…電極
102a〜102d,103a〜103d…角部
104…反射部
105…LEDチップ
106…ワイヤ
107…封止部
110…搭載領域
2,111,112,121,122,131,132,141,142…ランド
111a,111b,112a,112b,121a〜121d,122a〜122d,131a,131b,132a,132b,141a〜141d,142a〜142d…切欠き部

Claims (7)

  1. 表面に設けられたランドに発光素子を面実装するための素子搭載基板であって、
    前記ランドの外縁は、前記発光素子に形成されている電極パターンの延在方向における少なくとも2箇所で前記電極パターンと外接することを特徴とする素子搭載基板。
  2. 請求項1に記載の素子搭載基板であって、
    前記ランドの外縁は、前記電極パターンの極性判別部と外接することを特徴とする素子搭載基板。
  3. 請求項1または2に記載の素子搭載基板であって、
    前記ランドの外縁は、一対の前記電極パターンにおける内側で外接することを特徴とする素子搭載基板。
  4. 請求項1から3の何れか一つに記載の素子搭載基板であって、
    前記ランドの外縁は、前記電極パターンと点で外接することを特徴とする素子搭載基板。
  5. 請求項1から3の何れか一つに記載の素子搭載基板であって、
    前記ランドの外縁は、前記電極パターンと辺で外接することを特徴とする素子搭載基板。
  6. 請求項1から5の何れか一つに記載の素子搭載基板を備えた車両用灯具であって、
    前記表面には前記ランドおよび前記発光素子が複数設けられていることを特徴とする車両用灯具。
  7. 発光素子に形成されている電極パターンを、前記電極パターンの延在方向における少なくとも2箇所で、素子搭載基板の表面に設けられたランドの外縁に対して内接させて、前記発光素子を前記ランドに位置決めして面実装することを特徴とする素子搭載方法。
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