JP2014010942A - バスバーを用いた車両用灯具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の発光素子をバスバーとプリント基板に分別して装着し、異なる機能光を照射する車両用灯具を安価に製作する。
【解決手段】 二輪車用灯具1において、車体2に取り付けられるボディ3の前面にレンズ4を装着し、両者の間に灯室6を形成する。灯室6内にバスバー12を配置し、バスバー12の第1部分121に車体後方を照射する第1LED13を装着する。バスバー12の第2部分122に第1プリント基板15を取り付け、第1プリント基板15にライセンスプレート3を照射する第2LED14を装着する。第1部分121の裏面に第2プリント基板16を取り付け、第2プリント基板16に各LED13,14の点灯制御回路を設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】 二輪車用灯具1において、車体2に取り付けられるボディ3の前面にレンズ4を装着し、両者の間に灯室6を形成する。灯室6内にバスバー12を配置し、バスバー12の第1部分121に車体後方を照射する第1LED13を装着する。バスバー12の第2部分122に第1プリント基板15を取り付け、第1プリント基板15にライセンスプレート3を照射する第2LED14を装着する。第1部分121の裏面に第2プリント基板16を取り付け、第2プリント基板16に各LED13,14の点灯制御回路を設ける。
【選択図】 図1
Description
本発明は、バスバー上に異なる機能の光を照射する複数の発光素子を装着した車両用灯具に関する。
従来、同じバスバーの2つの部分にそれぞれ異なる機能光を照射するLEDを装備した車両用灯具が知られている。例えば、特許文献1には、二輪車用灯具において、バスバーの第1部分に車体後方を照射する第1LEDを設け、同じバスバーの第2部分に車体下方のライセンスプレートを照射する第2LEDを設け、さらに、同じバスバーの別の部分に第1および第2LEDの点灯制御回路を設けた技術が提案されている。
しかし、従来の車両用灯具によると、複数のLEDと点灯制御回路を同一のバスバー上に設けているので、バスバーに対するLEDの組付工数が増えるうえ、バスバーの配線パターンも複雑となり、総じて灯具の製作コストが高くつくという問題点があった。また、異なる機能光の混合、混色を避けるために、専用の遮光部材を灯室内に設置する必要もあった。
そこで、本発明の目的は、バスバーにプリント基板を併用することで、灯具をより安価に製作することができる車両用灯具を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、次のような車両用灯具を提供する。
(1)ボディとレンズで囲まれた灯室内にバスバーを配置し、バスバーの第1部分に第1発光素子を装着し、バスバーの第2部分に第1プリント基板を取り付け、第1プリント基板に第2発光素子を装着し、バスバーの第2部分と第1プリント基板との間に第2発光素子への給電線路を設けたことを特徴とする車両用灯具。
(1)ボディとレンズで囲まれた灯室内にバスバーを配置し、バスバーの第1部分に第1発光素子を装着し、バスバーの第2部分に第1プリント基板を取り付け、第1プリント基板に第2発光素子を装着し、バスバーの第2部分と第1プリント基板との間に第2発光素子への給電線路を設けたことを特徴とする車両用灯具。
(2)第1プリント基板は、第1発光素子からの光が第2発光素子による照射領域内に侵入しないような向きで、バスバーの第2部分に取り付けられていることを特徴とする車両用灯具。
(3)バスバーの第1部分に第2プリント基板を取り付け、第2プリント基板に第1および第2発光素子の点灯制御回路を設けたことを特徴とする車両用灯具。
(4)第1プリント基板に第1発光素子よりも少数の第2発光素子を装着したことを特徴とする車両用灯具。
(5)バスバーの第2部分が第1部分に対して所定の角度で折り曲げられるとともに、第2発光素子の出射光を第1発光素子から離間する方向へ反射する反射面を備えたことを特徴とする車両用灯具。
本発明の車両用灯具によれば、複数の発光素子をバスバーとプリント基板とに分別して装着するので、バスバーに対する発光素子の組付工数を減らし、かつバスバーの配線パターンを簡略化し、もって、灯具を安価に製作できるという効果がある。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示す二輪車用灯具1は、車体2の後部においてライセンスプレート3の上側に装備されている。灯具1のボディ4は車体2に取り付けられ、ボディ4の前面にレンズ5が装着されている。そして、レンズ5とボディ4で囲まれた灯室6内に発光ユニット11が配置されている。
図1、図2に示すように、発光ユニット11は、配線パターンを形成するバスバー12と、車体2の後方を照射する第1LED13と、ライセンスプレート3を照射する第2LED14と、第2LED14を保持する第1プリント基板15と、第1および第2LED13,14の点灯制御回路を備えた第2プリント基板16とから構成されている。
図2、図3に示すように、バスバー12は、金属製薄板で四角形、多角形、円形または長円形に形成され、相対的に大きな面積の第1部分121と、相対的に小さな面積の第2部分122とを備えている。第1部分121は灯室6内に垂直に保持され、その前面(車体後方を向く面)に3つの第1LED13が装着されている。第1LED13には赤色LEDが用いられ、ストップ・テールランプとしての機能光を出射する。
バスバー12の第2部分122は、第1部分121の下端から車体後方へ突出するように、第1部分121に対して直角に折り曲げられ(折曲部17)、灯室6内に水平に配置されている。第1プリント基板15は、第2部分122の下側に配置され、折曲部17の一対の垂下片17aにより第2部分122に取り付けられるとともに、給電部18,19により第1部分121に電気的に接続されている。
第1プリント基板15の下面には第2LED14が下向きに装着され、第2LED14への給電線路が給電部18,19により第1プリント基板15と第2部分122との間に形成されている。第2LED14には、第1LED13よりも消費電力および発熱量が少ない白色LEDが用いられ、第1LED13より少数の一灯だけ第1プリント基板15に装着されている。そして、第1プリント基板15は、第1LED13からの光が第2LED14による照射領域内に侵入しないように、第2部分122に水平に取り付けられている。
図1、図4に示すように、第2プリント基板16は、バスバー12の裏側に配置され、複数の給電片21によって第1部分121に取り付けられている。第2プリント基板16には、抵抗、コンデンサ、ダイオード等の点灯制御回路を構成する部品に加え、複数本のコネクタピン22が灯具後方へ突設され、これらのピン22に接続された給電コネクタ23を介して、第1および第2LED13,14の動作電力が車体2側から第2プリント基板16に供給される。
上記構成の二輪車用灯具1によれば、次のような作用効果が得られる。
(a)第1LED13と第2LED14をバスバー12の2つの部分121,122に分けて装着したので、第1部分121に対する第1LED13の組付工数を減らすことができるとともに、第1部分121の配線パターンを簡略化できる。
(b)LED13,14の点灯制御回路を第2プリント基板16に設けたので、第1部分121の配線パターンをさらに簡略化できる。
(a)第1LED13と第2LED14をバスバー12の2つの部分121,122に分けて装着したので、第1部分121に対する第1LED13の組付工数を減らすことができるとともに、第1部分121の配線パターンを簡略化できる。
(b)LED13,14の点灯制御回路を第2プリント基板16に設けたので、第1部分121の配線パターンをさらに簡略化できる。
(c)バスバー12の第2部分122は、第1部分121と同様の放熱作用を発揮するとともに、第1LED13からの光を上方へ反射し、第1プリント基板15より下方への光漏れを抑制する。
(d)第1プリント基板15は第2LED14を下向きに保持しているので、このプリント基板15を遮光板として利用し、2種類の機能光の混色を簡単に防止できる。
(d)第1プリント基板15は第2LED14を下向きに保持しているので、このプリント基板15を遮光板として利用し、2種類の機能光の混色を簡単に防止できる。
図5に示す車両用前照灯31では、バスバー32がPES型ヘッドランプ37の横に配置されている。バスバー32は、車体前方を向く第1部分321と、車体側方を向く第2部分322とを備えている。第1部分321には、前面にデイライト・ランニングランプまたはクリアランスランプとしての機能光を照射する複数の第1LED33が装着され、背面にLED33の点灯制御回路を備えた第2プリント基板36が取り付けられている。ている。
バスバー32の第2部分322には第1プリント基板35が水平に取り付けられ、第1プリント基板35にフロント・サイドマーカーランプとしての機能光を照射する第2LED34が一灯だけ上向きに装着されている。第2部分322は、第1部分321に対して所定の角度で折り曲げられ、車体側方を向く反射面38を備えている。そして、反射面38が第2LED34の出射光を第1LED33から離間する方向へ反射し、サイドマーカーランプの光とヘッドランプ37、ランニングランプまたはクリアランスランプの光との混合を防止できるようになっている。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、バスバーの第2部分に取り付けられる第1プリント基板の向きを変えたり、バスバーの第1および第2部分に装着されるLEDの個数を変更したりするなど、発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の構成を適宜に変更して実施することも可能である。
1 二輪車用灯具
2 車体
3 ライセンスプレート
4 ボディ
5 レンズ
6 灯室
12 バスバー
121 バスバーの第1部分
122 バスバーの第1部分
13 第1LED
14 第2LED
15 第1プリント基板
16 第2プリント基板
31 車両用前照灯
38 反射面
2 車体
3 ライセンスプレート
4 ボディ
5 レンズ
6 灯室
12 バスバー
121 バスバーの第1部分
122 バスバーの第1部分
13 第1LED
14 第2LED
15 第1プリント基板
16 第2プリント基板
31 車両用前照灯
38 反射面
Claims (5)
- ボディとレンズで囲まれた灯室内にバスバーを配置し、バスバーの第1部分に第1発光素子を装着し、バスバーの第2部分に第1プリント基板を取り付け、第1プリント基板に第2発光素子を装着し、バスバーの第2部分と第1プリント基板との間に第2発光素子への給電線路を設けたことを特徴とする車両用灯具。
- 前記第1プリント基板は、第1発光素子からの光が第2発光素子による照射領域内に侵入しないような向きで、バスバーの第2部分に取り付けられている請求項1記載の車両用灯具。
- 前記バスバーの第1部分に第2プリント基板を取り付け、第2プリント基板に第1および第2発光素子の点灯制御回路を設けた請求項1または2記載の車両用灯具。
- 前記第1プリント基板に第1発光素子よりも少数の第2発光素子を装着した請求項1〜3の何れか一項に記載の車両用灯具。
- 前記バスバーの第2部分が第1部分に対して所定の角度で折り曲げられるとともに、第2発光素子の出射光を第1発光素子から離間する方向へ反射する反射面を備えた請求項1〜4の何れか一項に記載の車両用灯具。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2012145218A JP2014010942A (ja) | 2012-06-28 | 2012-06-28 | バスバーを用いた車両用灯具 |
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JP2012145218A JP2014010942A (ja) | 2012-06-28 | 2012-06-28 | バスバーを用いた車両用灯具 |
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JP (1) | JP2014010942A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017169643A1 (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 本田技研工業株式会社 | 灯火装置 |
WO2018180432A1 (ja) * | 2017-03-30 | 2018-10-04 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両の灯火装置 |
CN112744155A (zh) * | 2019-10-16 | 2021-05-04 | 矢崎总业株式会社 | 照明单元 |
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2012
- 2012-06-28 JP JP2012145218A patent/JP2014010942A/ja active Pending
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