JP4664830B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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    • F21Y2115/10Light-emitting diodes [LED]

Description

本発明は、半導体発光素子を光源とする灯具ユニットを備えた車両用灯具に関する。
近年では、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を用いたLEDランプが開発されてきている。LEDは、高輝度化が可能であるとともに、消費電力が小さいことが特徴であり、次世代の車両用光源として期待されている。例えば特許文献1に開示される車両用前照灯は、図13に示すように、反射型の灯具ユニット1を備え、光源を構成する半導体発光素子(LED)3と、LED3の下方側に配置されたリフレクタ5とを備えてなる。
特許文献1では、リフレクタ5は、水平方向に延びる焦線FLを有する放物柱状曲面からなる反射面5aを有しており、この反射面5aの両側には不図示の1対の側面壁が形成されている。焦線FLは、ユニット中心軸Axと直交する方向に延びるように設定されている。LED3は、0.3〜1mm四方程度の大きさの発光チップ3aを有する白色発光ダイオードであって、その発光チップ3aが焦線FL上において鉛直下向きになるように配置されている。
そして、この灯具ユニット1は、リフレクタ5からの反射光が、上下方向に関してはやや下向きの平行光となり、左右方向に関してはユニット中心軸Axを中心にして左右両側に大きく拡散する光となる。また、この種の車両用前照灯は、上記した反射型の灯具ユニット1に加え、PES型灯具ユニットを同一ランプボディ内に収容してなるものもある。このような一体収容型の車両用灯具では、反射型の灯具ユニットと、PES型灯具ユニットとが同一ランプボディ内において離散的に配置される。なお、反射型の灯具ユニットとしては、回転放物面を基準とした反射面で構成してもよい。
特開2005−141919号公報
しかしながら、上記したような反射型灯具ユニットでは、前方から直接LED3が視認可能となっていることからわかるように、リフレクタからの反射光が、図14に示す照射パターンPL1を形成するのに加え、LED3からの直接照射光が、照射パターンPL1の手前側に、照射パターンPL2を形成する。このため、リフレクタからのLED反射光と、LED直射光(前方下方へ照射)との間に暗部PLbが生じる。ここで、LED3から直接前方の下方へ出射される光成分の光量は多くはないが、照射パターンPL2が手前にあるのでドライバーからは明るく感じてしまい、結果として暗部PLbが相対的に暗く感じてしまう。また、従来の反射型灯具ユニットとPES型灯具ユニットとを同一ランプボディ内に収容してなる一体収容型の車両用灯具は、反射型の灯具ユニットとPES型灯具ユニットとを離散的に配置していたため、空間利用効率が悪く、灯具が大型化する問題があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、灯具を大型化させることなく、反射光とLEDから直接前方の下方へ出射される直射光との間に暗部を生じさせないようにする車両用灯具を提供し、前方視認性の向上を図ることにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 下向きに光出射する第1LEDからの光を反射面で反射して灯具前方へ出射させるとともに、前記第1LEDからの光の一部を直射光として直接灯具前方の下方へ出射させる反射型灯具ユニットを備える車両用灯具において、
前記直射光は第1の照射パターンを形成し、
前記第1LEDからの光に対し前記反射面は、
上下方向には略平行光、左右方向には拡散光反射して第2の照射パターンを形成する第1反射部と、
前記第1の照射パターンより側であって、前記第2の照射パターンよりは側へ向けて反射して第3の照射パターンを形成する第2反射部と、を具備したことを特徴とする車両用灯具。
(2) 前記第1LEDは水平配置される光源台の下面に配設され、
前記反射面はリフレクタに形成され、
前記光源台及び前記リフレクタは、互いの相対的な位置を決める位置決め要素を備えることを特徴とする(1)に記載の車両用灯具。
(3) 前記第1反射部は、隣接同士が連続して形成され略鉛直方向に延びる複数の反射セグメントからなり、
前記第2反射部は、前記複数の反射セグメントのうち前記第1LEDの下方に位置する中心反射セグメントに連接して形成されたことを特徴とする(1)または(2)に記載の車両用灯具。
(4) 灯具内には、上向きに光出射する第2LEDと、前記第2LEDから出射した光を反射する第3反射部と、前記第3反射部で反射した光の一部を反射する直進光阻止部と、投影レンズとを有し、カットラインパターンを形成するPES型灯具ユニットをさらに備え、
前記第1LEDと、前記第2LEDは、水平配置される光源台の面と面にそれぞれ配設され、
前記第1LEDは、前記投影レンズの後方位置に配置されたことを特徴とする(1)〜(3)の何れか1項に記載の車両用灯具。
(5) 前記第1反射部と、前記第2反射部と、前記第3反射部は、リフレクタの一部として一体的に形成されたことを特徴とする(4)記載の車両用灯具。
本発明に係る車両用灯具によれば、第1反射部からの反射光より下側へ向けて反射する第2反射部を備えたので、第1反射部からの反射光と、LEDから直接前方の下方へ出射される光成分との間に生じる暗部に、第2反射部からの反射光を照射し、照射範囲を連続的に見せ、前方視認性を向上させることができる。特に二輪車の前照灯や補助前照灯では、運転者から視認可能な前方手前部分の範囲が広いので、照射範囲を連続させることで前方視認性の向上に有効となる。
そして、本発明によれば、第1反射部と第2反射部を一体的に成形し、第2反射部を反射面の上端近傍に形成したので、反射光を下側に照射する第2反射部の場合、反射面の上側に形成した方が、反射部の前方にある部品(エクステンション等)で邪魔される成分が少なくて済み、効率の良い照射が可能となる。また、反射部が一体的に形成されれば、隙間(漏れ光)が無く、光利用率を向上させることができる。
また、本発明によれば、第1反射部を複数の反射セグメントで構成し、これら複数の反射セグメントのうちLEDの下方に位置する中心反射セグメントの両側に、少なくとも1つが連接する連接反射セグメントをそれぞれ連接して備え、第2反射部を中心反射セグメントに連接して形成したので、LEDからの距離が最も近く、かつ左右対象に拡散出射が可能な中心反射セグメントの上端近傍に、第2反射部が配置されることとなり、反射光を所望の照射範囲に、精度良く出射させることができる。
さらに、本発明によれば、灯具内に、上向きに光出射する第2LEDと、第3反射部と、直進光阻止部と、投影レンズとを有するPES型灯具ユニットをさらに備え、第1LEDと、第2LEDを水平配置される光源台の上面と下面に配設したので、精度良いカットラインをもつ配光パターンを形成することができる。また、2つのLEDが1つの光源台に固定され、第1LEDを投影レンズの後方位置に配置したので、各光学部品を密集でき、灯具を小型化することができる。さらに、第1LEDが投影レンズに隠れて配置されるので、前方から直接視認される部分がほぼ無くなり、意匠性を向上させることができる。
また、本発明によれば、第1反射部と、第2反射部と、第3反射部とを一体的に形成したので、部品点数を削減してコストを低減することができるとともに、さらなる小型化も可能となる。
以下、本発明に係る車両用灯具の好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る車両用灯具の縦断面図、図2は図1に示した車両用灯具の横断面図、図3は図1に示した車両用灯具の分解斜視図、図4は光源台の分解斜視図、図5は第1反射部の側面図、図6は第1反射部の正面図である。
図1及び図3に示すように、車両用灯具100は、素通し状の透光カバー11とランプボディ13とで形成される灯室内に、PES型灯具ユニットである灯具ユニット200と、反射型灯具ユニットである灯具ユニット300とが上下にそれぞれ配置された構成となっている。
ランプボディ13の後端部には開口部15が形成されており、開口部15には灯室内を開放可能とする防水キャップ17がビス等により脱着自在に取り付けられる。防水キャップ17と透光カバー11との間には光源台19が設けられている。光源台19は、図4に示すように、基台部21の上面に灯具ユニット200の光源となる第2LED23を搭載した第2基板25と、その下面に、灯具ユニット300の光源となる第1LED27を搭載した第1基板29とを装着している。
第1基板29、第2基板25は、基台部21に装着後、それぞれが係止板31,33によって脱落が規制される。基台部21には第1基板29と第2基板25との給電回路と接触するバスバー(不図示)が配索され、バスバーは端部が給電ケーブル35と接続されている。この給電ケーブル35の末端には接続用のコネクタ36が取り付けられている。コネクタ36は、防水キャップ17内に収納された制御回路基板38上に実装されたコネクタ(不図示)と接続され、制御回路基板38からコネクタ36及び給電ケーブル35を介して第1LED27及び第2LED23に電力が供給される。
図3に示すように、光源台19と透光カバー11との間には、第1LED27用の第1反射部41a及び第2反射部41b(詳細については後述する)からなる反射面41と、第2LED23用の反射面(第3反射部43)とを一体に形成したリフレクタ45が配設される。リフレクタ45は、左右に設けられた取付片47,47を、光源台19左右の取付孔49,49に不図示のビスで螺着される。なお、図中、51は位置決めピン、53は位置決め孔を示す。
このリフレクタ45の第3反射部43の左右にはレンズ位置決め突起55,55が突設され、レンズ位置決め突起55,55は後述する投影レンズ57の固定孔59が挿入される。リフレクタ45と透光カバー11との間には円形状のエクステンション61が、ランプボディ13の前端開口縁に嵌合するように取り付けられる。エクステンション61には投影レンズ57を表出させる投影レンズ開口穴63と、灯具ユニット300から光りを出射させる略扇形状の開口穴65とが上下位置に穿設されている。
以下、各灯具ユニット300、200の具体的構成について説明する。
灯具ユニット300は、光源としての第1LED27と、リフレクタ45の一部であって、第1LED27から出射した光を反射する反射面41とによって構成されている。第1LED27は、鉛直方向下方へ向けて配置されており、この状態で第1基板29を介して基台部21に固定されている。
リフレクタ45の反射面41には、第1LED27から出射した光を反射して前方に配光パターンPL3b(図9参照)を形成する第1反射部41aと、第1LED27から出射した光を第1反射部41aからの反射光より下方に向けて反射して前方に配光パターンPL4(図11参照)を形成する第2反射部41bとの2つの機能の異なる反射部が設けられている。
具体的に、第1反射部41aは、第1LED27の下方に設けられており、略回転放物面形状を基準として形成された反射面である。第1反射部41aは、第1LED27からの光を、上下方向には略平行光に、左右方向には拡散光に反射するように構成されている。ここで、第1反射部41aを構成する反射面上端近傍には第2反射部41bが形成されている。
第2反射部41bは、第1LED27からの光を、第1反射部41aの反射光より下側へ向けて反射する反射面であって、反射面41aの上端近傍となるように第1反射部41aと連接して形成されている。
本実施の形態では、第1反射部41aと第2反射部41bとを一体的に成形し、第2反射部41bを反射面41aの上端近傍に形成したので、反射光を下側に照射する第2反射部41bの場合、反射面41aの上側に形成した方が、反射面41aの前方にある部品(エクステンション等)で邪魔される成分が少なくて済み、効率の良い照射が可能となる。また、反射部が一体的に形成されれば、隙間(漏れ光)が無く、光利用率を向上させることができる。
さらに、第1反射部41aは、隣接同士が連続して形成され略鉛直方向に延びる複数の反射セグメントからなり、この複数の反射セグメントは、第1LED27を通るXZ平面(図1の紙面に平行な面)を含む、すなわち第1LED27の下方に位置する中心反射セグメント41C1と、少なくとも1つの反射セグメント41C3が連接する連接反射セグメント41C2を、中心反射セグメント41C1の両側にそれぞれ連接して備えてなることが好ましい。この場合、第2反射部41bは、中心反射セグメント41C1の上端近傍に連接して形成されることとなる。
本実施の形態では、このように、第1反射部41aを複数の反射セグメント41C1、41C2、41C3で構成し、中心反射セグメント41C1の両側に、少なくとも1つの反射セグメント41C3が連接する連接反射セグメント41C2をそれぞれ連接して備え、第2反射部41bを中心反射セグメント41C1の上端近傍に連接して形成したので、第1LED27の距離が最も近く、かつ左右対象に拡散出射が可能な中心反射セグメント41C1の上端近傍に、第2反射部41bが配置されることとなり、反射光を所望の照射範囲に、精度良く出射させることができる。
そして、この灯具ユニット300においては、第1LED27からの出射光を第1反射部41a、第2反射部41bによって、やや下向きの左右拡散光として前方へ反射させ、透光カバー11を介してそのまま灯具前方へ照射するようになっている。
次に、プロジェクタ型の灯具ユニット200の構成について説明する。
灯具ユニット200は、光源としての第2LED23と、第3反射部43と、直進光阻止部(光制御部材)81とを備えている。第2LED23は、1mm四方程度の大きさの単一の発光チップを有する白色発光ダイオードであって、第2基板25に支持された状態で鉛直方向上方に向かって配置されている。
第3反射部43は、第2LED23の上方側に設けられた略ドーム状の部材であって、第2LED23からの光を前方へ向けて光軸Ax(図7参照)寄りに集光反射させる反射面43aを有している。この反射面43aは、第2LED23から該反射面43aまでの鉛直方向の距離が10mm程度となるように形成されている。
この反射面43aは、光軸Axを中心軸とする略回転楕円形状を基準として形成されている。具体的には、この反射面43aは、光軸Axを含む断面形状が略楕円形状に設定されており、その離心率が鉛直断面から水平断面へ向けて徐々に大きくなるように設定されている。ただし、これら各断面を形成する楕円の後方側頂点は同一位置に設定されている。第2LED23は、この反射面43aの鉛直断面を形成する楕円の第1焦点に配置されている。そしてこれにより、反射面43aは、第2LED23からの光を前方へ向けて光軸Ax寄りに集光反射させ、その際、光軸Axを含む鉛直断面内においては上記楕円の第2焦点に略収束させるようになっている。
灯具ユニット200の投影レンズ57は、前方側表面が凸面で後方側表面が平面の平凸レンズで構成されており、その上下両側に面取りが施されている。この投影レンズ57は、その後方側焦点を第3反射部43の反射面43aの第2焦点に対して僅かに後方に位置させるようにして光軸Ax上に配置されており、これにより後方側焦点を含む焦点面上の像を反転像として前方へ投影するようになっている。
光制御部材81は、第3反射部43に設けられた板状部材であって、灯具正面視において略へ字状に形成されており、その上面には反射面処理が施された光制御面が形成されている。そして、この光制御部材81は、その光制御面において反射面43aからの反射光の一部を上向きに反射させることにより、投影レンズ57から上向きに出射すべき光を該投影レンズ57から下向きに出射する光に変換する制御を行い、これにより第2LED23からの出射光の光束利用率を高めるようになっている。
具体的には、この光制御面は、光軸Axを中心としてから左右方向へ水平に延びる水平カットオフ形成面からなり、その前端縁(すなわち光制御面と光制御部材81の前端面との間の稜線)が、投影レンズ57の後方側焦点Fを通るように形成されている。そして、第2LED23からの出射光のうち、第3反射部43の反射面43aで反射した光は、その一部が光制御部材81の光制御面に入射し、その残りはそのまま投影レンズ57に入射する。その際、光制御面に入射した光は、この光制御面で上向きに反射して投影レンズ57に入射し、この投影レンズ57から下向き光として出射する。このように、灯具ユニット200は、第2LED23と、第3反射部43と、投影レンズ57とを備えることで、カットラインパターンを形成するPES型灯具ユニット200を構成している。
図7は図1に示した車両用灯具の光照射状況を表した作用説明図、図8はPES型灯具ユニットの等照度曲線図、図9は反射型灯具ユニットの等照度曲線図、図10はPES型灯具ユニットと反射型灯具ユニットとを合成した車両用灯具の等照度曲線図、図11は図1に示した車両用灯具から前方へ照射される光により灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成されるロービーム用配光パターンを透視的に示す図である。
図7に示した灯具ユニット200からの光LB1は、図8に示すように、水平カットオフラインCL1の下方において、上下に広がるように形成されており、これにより車両前方路面を前方方向広範囲にわたって照射される配光パターンPL3aを形成する。
一方、灯具ユニット300からの光LB2は、図9に示すように、水平カットオフラインCL2の下方において、V−V線に対して左右両側に大きく広がって照射されるように構成されており、これにより車両前方路面を広範囲にわたって照射する配光パターンPL3bを形成する。その際、第1反射部41aを構成する各拡散反射素子は、その左右拡散反射角が互いに異なる値に設定されているので、拡散領域形成用パターンは、その周縁部へ向けて徐々に光度が減少する配光パターンとなる。
そして、これら2つの配光パターンPL3a,PL3bが重畳されることで、図10に示すように、水平カットオフラインCL3の下方において、上下に広がり、車両前方路面を前方方向広範囲にわたって照射するとともに、V−V線に対して左右両側に大きく広がるように形成され、車両前方路面を広範囲にわたって照射する配光パターンPL3が形成されるようになっている。
ここで、車両用灯具100は、灯具ユニット200及び灯具ユニット300からの反射光が、図10,図11に示す照射パターンPL3を形成するのに加え、灯具ユニット300の第1LED27からの直接照射光が、照射パターンPL3の手前側に、照射パターンPL2を形成する。そして、照射パターンPL3と照射パターンPL2との間の暗部には、灯具ユニット300の第2反射部41bからの反射光によって照射パターンPL4が形成される。これにより、従来、暗部が形成されることにより、分断されていた照射パターンPL3と照射パターンPL2とが、照射パターンPL4によって連続することとなり、視認性が改善されるようになっている。
また、車両用灯具100では、上記のように、第1LED27と、第2LED23とが、水平配置される光源台19の上面と下面に配設されている。これにより、精度良いカットラインをもつ配光パターンを形成することができる。また、2つのLEDが1つの光源台に固定され、第1LED27が投影レンズ57の後方位置に配置さているので、各光学部品を密集でき、灯具が小型化されている。さらに、第1LED27が投影レンズ57に隠れて配置されるので、前方から直接視認される部分がほぼ無くなり、意匠性が向上されている。
そして、本実施の形態では、第1反射部41aと、第2反射部41bと、第3反射部43とが、一体的に形成されているので、部品点数を削減してコストを低減することができるとともに、さらなる小型化も可能となっている。
したがって、上記の車両用灯具100によれば、第1反射部41aからの反射光より下側へ向けて反射する第2反射部41bを備えたので、第1反射部41aからの反射光と、第1LED27から直接前方の下方へ出射される光成分との間に生じる暗部に、第2反射部41bからの反射光を照射し、照射範囲を連続的に見せ、前方視認性を向上させることができる。特に二輪車用では、運転者から視認可能な前方手前部分の範囲が広いので、照射範囲を連続させることは前方視認性の向上に有効となる。
次に、上記した実施の形態と略同一構成の第1反射部41a、第2反射部41bを実際に設計する際の手法(手順)を説明する。
図12は、実施例によって形成される第1反射部の形成を説明する模式図である。
[第1反射部の作り方]
(1)光源を原点O、配光軸をX軸、水平方向をY軸、鉛直上方をZ軸と定める。リフレクタ面としてY≧0,Z≦0の領域を考え、その後、平面y=0の面対象形状を全体とする。
(2)Z=0の水平断面内で、x=−f0の位置にリフレクタ基準点を置く。座標は(−f0,0,0)。本実施例では、f0=10mmとした。
(3)Z=0面上で光源を焦点とする放物線X=−f0+Y2/(4・f0)…(Q曲線)を基準線とする。Q曲線をY軸方向に、N個のセグメントに分け、Y座標値を定める。本実施例ではN=4,Y(0)=0,Y(1)=10,Y(2)=20,Y(3)=30,Y(4)=40(但しサイズ制約上33mmでカットした)。
(4)各セグメントの曲線をS0n(n=1〜N)とする。また各セグメントの始点をP(S0nB)、終点をP(S0nE)とする。P(S0nB)のY座標がY(n−1)、P(S0nE)のY座標がY(n)となる。(n≦N)また、各セグメントの始点と終点における反射方向とX軸との角度をβとする。
(5−1)第1セグメントの始点の反射方向β(S01B)は0°、終点の反射方向β(S01E)は約35°と設定する。
(5−2)Q0曲線に沿って始点P(S01B)=(−f0,0,0)からβ(S01E)となる曲線(スプライン曲線S01)を引くと、終点P(S01E)の位置座標か決まる。
(6)第2〜4セグメントにおける端点の反射方向が、β(S0nB)が約−40°、β(S0nE)が約+20°程度となる様に曲線(スプライン曲線S0n)を引く。この結果、次の終点P(S0nE)の位置座標が定まる。但しβは基本的には、Q0曲線の接線より内側かつエクステンションより内側となる角度とする。
(7)(4)〜(8)によりN本のスプライン曲線から成る水平断面上の反射曲線S0nが決められる(以上、図12参照の事)。
以下の説明では、図示省略する。
(8)次に、S0nの各セグメントの端点となる2N個の点P(S0nB)、P(S0nE)を起点にして、角度βを含む鉛直断面に沿って下方へ向かって2N本の曲線RnB、RnEを引き、Z1下がった位置(Z=−Z1平面との交点)をP(S1nB):始点の端点、P(S1nE):終点の端点とする。Z1は実際のリフレクタより大きい値とし、今回は40mm程度に設定した。この時P(S1nB)、P(S1nE)における光源からの反射光角度は、Z軸成分は全て0,Y軸成分はP(S0nB)P(S0nE)と比べ同じβとなる様に曲線RnB、RnEを決める。(即ち反射光は水平方向成分のみとする)
(9)P(S1nB)、P(S1nE)を各始点・終点とするスプライン曲線S1n(計N本)が引かれる。(S1NはS0Nより長くなる。)これによりN個の3次元曲面SSnが形成される。なお、各曲面の4辺はS0n−RnE−S1n−RnB、光源を含む鉛直断面は基本的に放物線とする。
(10)SSnが隣り合う同士で段差が生じるので、両面が交わるまで前方側の面を延長し、連接面とする。
(11)連接面を所望の大きさにカットする。これにより、リフレクタ面が完成する。
[第2反射部の作り方]
(12)3次元曲面SS1(第1セグメント面)のうち、上端から幅Z2を第2反射部とする。(本実施の形態ではZ2=8mm程度とした。)
(13)第2反射部のXY面内の反射方向は、始点が0°であり終点が35°である。これにより、第2反射部の下側境界の曲線は、第1反射部とZ=−Z2(水平断面)との交線となるスプライン曲線S31となる。このスプライン曲線S31の視点P(S31B)と終点P(S31E)の反射方向β(31B)及びβ(31E)は、それぞれβ(31B)=0°及びβ(31E)=35°となる。
(14)次に、XZ面(Y=0の鉛直断面)内において、P(S31B)を始点として上方に、第1焦点を光源、第2焦点を光源から「前方約15mm、下方Z2近傍」の位置(X≒15,Y=0,Z≒―8)とした略楕円形曲線をZ≒0まで上方に引いた曲線を第2反射部のY=0面内の曲線D1Bとする。
(15)そして、D1B曲線をS31曲線に沿って水平方向にP(S31E)まで移動させて形成される曲線をD1Eとする。このとき、光源からD1E近傍上で反射される光の水平方向反射角βは約35°となり、反射方向を含む鉛直断面内の(X≒15,Z≒―8)の座標位置近傍を第2焦点として灯具の前方下方へ拡散照射する反射面となる。
このようにして、曲線D1B,S31,D1Eの3つにより形成される3次元曲面を第2反射部とする。
本発明においては、以上のような手法により第1反射部及び第2反射部からなる反射面を作成した。
本発明に係る車両用灯具の縦断面図である。 図1に示した車両用灯具の横断面図である。 図1に示した車両用灯具の分解斜視図である。 光源台の分解斜視図である。 第1反射部の側面図である。 第1反射部の正面図である。 図1に示した車両用灯具の光照射状況を表した作用説明図である。 PES型灯具ユニットの等照度曲線図である。 反射型灯具ユニットの等照度曲線図である。 PES型灯具ユニットと反射型灯具ユニットとを合成した車両用灯具の等照度曲線図である。 図1に示した車両用灯具から前方へ照射される光により灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成されるロービーム用配光パターンを透視的に示す図である。 実施例によって形成される第1反射部の水平断面図である。 従来の反射型灯具ユニットの要部断面図である。 従来の車両用灯具から前方へ照射される光により灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成されるロービーム用配光パターンを透視的に示す図である。
19…光源台
23…第2LED
27…第1LED
41…第1反射部
41a…反射面
41C1…中心反射セグメント
41C2…連接反射セグメント
43…第3反射部
57…投影レンズ
41b…第2反射部
81…光制御部材(直進光阻止部)
100…車両用灯具
200…灯具ユニット(PES型灯具ユニット)
300…灯具ユニット(反射型灯具ユニット)

Claims (5)

  1. 下向きに光出射する第1LEDからの光を反射面で反射して灯具前方へ出射させるとともに、前記第1LEDからの光の一部を直射光として直接灯具前方の下方へ出射させる反射型灯具ユニットを備える車両用灯具において、
    前記直射光は第1の照射パターンを形成し、
    前記第1LEDからの光に対し前記反射面は、
    上下方向には略平行光、左右方向には拡散光反射して第2の照射パターンを形成する第1反射部と、
    前記第1の照射パターンより側であって、前記第2の照射パターンよりは側へ向けて反射して第3の照射パターンを形成する第2反射部と、を具備したことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記第1LEDは水平配置される光源台の下面に配設され、
    前記反射面はリフレクタに形成され、
    前記光源台及び前記リフレクタは、互いの相対的な位置を決める位置決め要素を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記第1反射部は、隣接同士が連続して形成され略鉛直方向に延びる複数の反射セグメントからなり、
    前記第2反射部は、前記複数の反射セグメントのうち前記第1LEDの下方に位置する中心反射セグメントに連接して形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用灯具。
  4. 灯具内には、上向きに光出射する第2LEDと、前記第2LEDから出射した光を反射する第3反射部と、前記第3反射部で反射した光の一部を反射する直進光阻止部と、投影レンズとを有し、カットラインパターンを形成するPES型灯具ユニットをさらに備え、
    前記第1LEDと、前記第2LEDは、水平配置される光源台の面と面にそれぞれ配設され、
    前記第1LEDは、前記投影レンズの後方位置に配置されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両用灯具。
  5. 前記第1反射部と、前記第2反射部と、前記第3反射部は、リフレクタの一部として一体的に形成されたことを特徴とする請求項4に記載の車両用灯具。
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