JP2018073743A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】照度の低下を抑制することができる照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具1は、複数の発光素子4と、電源部5と、基板3と、器具本体2と、電源カバー6と、を備える。電源部5は、複数の第1電子部品51、及び複数の第2電子部品52を有し、複数の発光素子4に電力を供給する。基板3は、第1面31及び前記第1面31と反対側の第2面32を有する。基板3は、第1面31における第1領域S1に複数の第1電子部品51が配置され、第1面31における第1領域S1よりも外側の第2領域S2に複数の発光素子4が配置され、第2面32に第2電子部品52が配置される。器具本体2は、第2面32が対向するように基板3が取り付けられる。電源カバー6は、基板3に配置された複数の第1電子部品51を覆う。複数の第1電子部品51は、表面実装部品である。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に照明器具に関し、より詳細には発光素子を備える照明器具に関する。
従来、天井に設けられた被取付部(引掛けシーリング)に取り付けられる照明器具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の照明器具は、器具本体と、筒状の器具取付部と、器具本体固定部材と、光源部と、を備えている。器具取付部は、器具本体の中央部に形成された貫通孔に設けられる。器具本体固定部材は、器具取付部の内部に固定され、被取付部に設けられた被取付部固定部材に固定可能である。光源部は、器具取付部の周囲に設けられ、器具本体における被取付部とは反対側に設けられる。
光源部は、器具本体に支持される回路基板と、回路基板の電源部を覆う電源部カバーと、を有する。回路基板は、器具取付部を迂回するような平面形状に形成され、器具本体の表面に支持される。
回路基板における器具本体とは反対側の表面において、器具取付部に対して近い領域に電源部が環状に設けられる。回路基板の表面において、器具取付部に対して遠い領域にLEDの発光部が環状に設けられる。
電源カバーは、略ドーム状に形成されている。電源カバーは、回路基板の表面のうち電源部と発光部との境界に外周部が設けられる。
特開2016−103373号公報
電源部カバー(電源カバー)は、LED(発光素子)よりも基板の内側に設けられた電源部(電源部)の電子部品を覆うように設けられる。したがって、発光素子の照射光の一部が電源カバーに遮られて照度が低下するおそれがあった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされており、その目的は、照度の低下を抑制することができる照明器具を提供することにある。
本発明の一態様に係る照明器具は、複数の発光素子と、電源部と、基板と、器具本体と、電源カバーと、を備える。前記電源部は、複数の第1電子部品、及び複数の第2電子部品を有し、前記複数の発光素子に電力を供給する。前記基板は、第1面及び前記第1面と反対側の第2面を有する。前記基板は、前記第1面における第1領域に前記複数の第1電子部品が配置され、前記第1面における前記第1領域よりも外側の第2領域に前記複数の発光素子が配置され、前記第2面に前記第2電子部品が配置される。前記器具本体は、前記第2面が対向するように前記基板が取り付けられる。前記電源カバーは、前記基板に配置された前記複数の第1電子部品を覆う。前記複数の第1電子部品は、表面実装部品である。
本発明の照明器具では、照度の低下を抑制することができるという効果がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る照明器具の分解斜視図である。 図2Aは、同上の照明器具が有する基板の上面図である。図2Bは、同上の照明器具が有する基板の下面図である。 図3は、同上の照明器具における光源カバー及びグローブを外した状態の要部を拡大した断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、本発明の様々な実施形態の一つに過ぎない。下記の実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。なお、以下の実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、各構成要素の寸法比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
(実施形態)
本実施形態の照明器具1について図1〜3を参照して説明する。本実施形態の照明器具1は、天井9に取り付けられるシーリングライトである。照明器具1は、器具本体2、基板3、複数の発光素子4、電源部5、電源カバー6、光源カバー7、及びグローブ8を備えている。以下の説明では、天井9に取り付けられた状態の照明器具1に対して、天井9側を上方向、床側を下方向として説明する。ただし、照明器具1の設置方向は上記の方向に限定されない。
天井9には、引掛シーリングローゼット91が設けられている。引掛シーリングローゼット91は、照明器具1を支持し、かつ照明器具1に電力を供給する電源ソケットである。
照明器具1は、引掛シーリングローゼット91に対して電気的、及び機械的に接続される円柱状のアダプタ11を備えている。アダプタ11は、外周面の一部から進退可能な状態で設けられた2つの引掛爪111が設けられている。2つの引掛爪111は、アダプタ11の外周面から互いに反対向きに突出している。
器具本体2は、金属板(例えば鋼板等)で構成されている。器具本体2は、おおよそ円盤状に形成されており、支持台21、収納凹部22、及び貫通孔23を有する。支持台21は、円錐台状に形成されており、器具本体2の下面から下向きに突出している。支持台21の下面211には、基板3が取り付けられる。収納凹部22は、円錐台状に形成されており、支持台21の下端部から上向きに形成されている。収納凹部22には、電源部5が有する複数の第1電子部品51、及び複数の第2電子部品52のうち、複数の第2電子部品52が収納される。貫通孔23は、収納凹部22の上端部に形成されている。貫通孔23は、円形に形成されており、上下方向に貫通している。貫通孔23には、アダプタ11が通される。器具本体2、支持台21、収納凹部22、及び貫通孔23は、上下方向から見た外形が同心円となるように形成されている。
照明器具1は、ホルダ12、及び保護カバー13を更に備えている。
ホルダ12は、筒体121とフランジ122とを有し、器具本体2の下面に取り付けられる。筒体121は、円筒状に形成されており、上下方向に貫通した円形の貫通孔123を有する。器具本体2の貫通孔23と筒体121の貫通孔123とは、略同径である。フランジ122は、筒体121の上端部に形成されている。フランジ122には、ホルダ12を器具本体2に取り付けるためのビスが通される孔が形成されている。ホルダ12は、筒体121の貫通孔123が器具本体2の貫通孔23と略同心となるように、器具本体2に取り付けられる。
器具本体2を天井9に取り付けるには、作業者が器具本体2の貫通孔23にアダプタ11を通すように天井9に向かって器具本体2を押し上げればよい。これにより、アダプタ11の引掛爪111がホルダ12の筒体121の下端部に引っ掛かり、器具本体2が天井9に取り付けられる。
また、器具本体2の上面には、弾性を有する弾性部材202が設けられている。弾性部材202は、例えばエステル系ポリウレタンフォームで構成されている。また、弾性部材202は、例えば直方体状に形成されている。本実施形態では、器具本体2の上面に3つの弾性部材202が、器具本体2の上面の縁に沿って略等間隔に設けられている。弾性部材202は、器具本体2が天井9に取り付けられた際に、天井9と器具本体2とに挟まれて圧縮される。これにより、器具本体2のがたつき、回転等が抑制される。
保護カバー13は、筒体131とフランジ132とを有し、ホルダ12を囲うように設けられる。筒体131は、円筒状に形成されており、上下方向に貫通した円形の貫通孔133を有する。筒体131の内径は、筒体121の外径よりも僅かに大きい。また、筒体131の上下方向の寸法は、筒体121の上下方向の寸法よりも長い。フランジ132は、筒体131の上端部に形成されている。保護カバー13は、筒体131がホルダ12の筒体121の外周面を囲うようにホルダ12の下側に設けられる。保護カバー13は、器具本体2が天井9に取り付けられた状態で、ホルダ12の下側に突出したアダプタ11を、下面のみが露出するようにアダプタ11の外周面を囲うことにより、アダプタ11を保護する。
基板3は、器具本体2の支持台21の下面211に、例えばビス等で取り付けられる。本実施形態では、下面を第1面31、上面を第2面32として説明する。つまり、基板3は、第2面32が器具本体2の支持台21の下面211と上下方向に対向した状態で、器具本体2に取り付けられる。
基板3は、例えばガラス布基材エポキシ樹脂基板で構成されている。基板3は、四隅が切り欠かれた矩形状に形成されており、上下方向に貫通した略円形の貫通孔33が略中央部に形成されている。貫通孔33の直径は、保護カバー13の筒体131の外径よりも僅かに大きく、貫通孔33には、保護カバー13が通される。本実施形態では、基板3における貫通孔33に近い側を内側、貫通孔33から遠い側を外側という。
基板3は、いわゆるプリント配線板であり、膜状の配線路を構成する導電体を一体に有している。本実施形態では、基板3は、片面基板であり、第1面31側にのみ導電体が設けられている。基板3には、光源である複数の発光素子4と、複数の発光素子4に電力を供給する電源部5が有する複数の第1電子部品51、及び複数の第2電子部品52とが実装されている。つまり、複数の発光素子4、複数の第1電子部品51、及び複数の第2電子部品52は、はんだにより基板3の導電体と電気的及び機械的に接続されている。
複数の発光素子4、複数の第1電子部品51、及び複数の第2電子部品52が実装された状態の基板3の上面図を図2A、下面図を図2Bに示す。
複数の発光素子4の各々は、LED(Light Emitting Diode)であり、基板3の第1面31(下面)に配置されている。具体的には、複数の発光素子4は、基板3の第1面31における第2領域S2に配置されている。第2領域S2とは、基板3の第1面31における、基板3の外側の縁に沿った略環状の領域である。図2Bでは、第2領域S2の内縁を一点鎖線で模式的に表している。複数の発光素子4は、第2領域S2において、複数の発光素子4が同心円状に2列(2重)に並べて配置されている。複数の発光素子4は、各列において等間隔で並んでいる。ここでいう「等間隔」とは、厳密に同じ間隔でなくてもよく、間隔が所定の範囲内でばらついていてもよい。なお、発光素子4は、LEDに限らず、有機EL(Electro Luminescence)等であってもよい。
複数の発光素子4の各々は、表面実装型LEDであり、LEDチップと、LEDチップを収納する直方体状のパッケージと、パッケージから露出した電極と、を備えている。複数の発光素子4は、表面実装により、電極が、基板3の表面に設けられたレジスト層から露出した導電体の一部であるパッド電極と電気的に接続される。複数の発光素子4は、基板3に実装されることで、直列接続される。複数の発光素子4が基板3に実装されることにより、電源部5から電力が供給される負荷回路がプリント回路で実現される。なお、複数の発光素子4が、基板3に実装されることで、直並列接続されるように基板3の導電体が形成されていてもよい。
発光素子4の発光色は、例えば白色、電球色等がある。複数の発光素子4の発光色は、互いに同じ色でもよいし、例えば白色と電球色とが混在していてもよい。
電源部5は、複数の第1電子部品51、及び複数の第2電子部品52を有しており、商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換して複数の発光素子4に供給するように構成されている。複数の第1電子部品51、及び複数の第2電子部品52が基板3に実装されることにより、負荷回路に電力を供給する電源回路がプリント回路で実現される。電源回路は、例えば力率変換回路、降圧型のDC/DC変換回路等を有している。
複数の第1電子部品51は、基板3の第1面31(下面)に配置されている。具体的には、複数の第1電子部品51は、基板3の第1面31における第1領域S1に配置されている。第1領域S1とは、基板3の第1面31における、貫通孔33の縁に沿った略環状の領域であり、第2領域S2よりも内側にある。図2Bでは、第1領域S1の外縁を一点鎖線で模式的に表している。
複数の第1電子部品51は、表面実装部品(SMD:Surface Mount Device)であり、例えばチップ型の回路素子(抵抗、コンデンサ、インダクタ、ダイオード等)、IC部品(IC:Integrated Circuit)等が含まれている。複数の第1電子部品51は、表面実装により、電極が、基板3の表面に設けられたレジスト層から露出した導電体の一部であるパッド電極と電気的に接続される。
複数の第2電子部品52は、基板3の第2面32(上面)に配置されている。具体的には、複数の第2電子部品52は、基板3の第2面32における第3領域S3に配置されている。第3領域S3とは、基板3の第2面32における貫通孔33の縁に沿った略環状の領域である。図2Aでは、第3領域S3の外縁を一点鎖線で模式的に表している。
複数の第2電子部品52は、ラジアルリード、アキシャルリード等を有するリードタイプ電子部品であり、例えば電解コンデンサ、巻線型インダクタ、セラミック抵抗、ダイオード、ヒューズ、バリスタ等が含まれている。複数の第2電子部品52は、スルーホール実装により、基板3に実装されている。つまり、基板3の第2面32に配置された第2電子部品52のリードは、基板3に形成されたスルーホールに通り、基板3の第1面31側において、はんだにより導電体と電気的に接続される。複数の第2電子部品52には、第1電子部品51に比べて発熱量が大きい電子部品(例えば巻線型インダクタ等)が含まれている。
また、複数の第2電子部品52には、電源ケーブルの一端が接続される電源コネクタ521が含まれている。なお、図1、3において、電源ケーブルの図示は省略している。基板3は、貫通孔33の縁の一部に凹部34が形成されている。凹部34は、略矩形状に形成されており、貫通孔33と連続している。電源ケーブルは、基板3の凹部34、及び保護カバー13の筒体131の下端部に形成された凹部を通り、一端が基板3の第2面32に設けられた電源コネクタ521に接続され、他端がアダプタ11の下面に設けられた電源コネクタ112に接続される。これにより、電源部5は、電源ケーブル、アダプタ11を介して、商用電源から交流電力が供給される。
本実施形態では、基板3の第1面31に配置される複数の電子部品(複数の発光素子4、及び複数の第1電子部品51を含む)の全ては、基板3に表面実装される表面実装部品である。また、基板3の第2面32に配置される複数の電子部品(複数の第2電子部品52を含む)の全ては、基板3にスルーホール実装されるリードタイプ電子部品である。
ここで、基板3に実装された状態における複数の第1電子部品51、及び複数の第2電子部品52の上下方向の寸法を、高さ寸法とする。複数の第1電子部品51の高さ寸法は、複数の第2電子部品52の高さ寸法よりも小さい。具体的には、複数の第1電子部品51のうち高さ寸法が最も大きい第1電子部品51の高さ寸法をH1とする。複数の第2電子部品52のうち高さ寸法が最も大きい第2電子部品52の高さ寸法をH2とする。高さ寸法H1は、高さ寸法H2よりも小さい(H1<H2)。また、複数の第1電子部品51の高さ寸法の平均値は、複数の第2電子部品52の高さ寸法の平均値よりも小さい。なお、複数の第1電子部品51の全ての高さ寸法が、複数の第2電子部品52の全ての高さ寸法よりも小さいことが好ましいが、複数の第2電子部品52に第1電子部品51よりも高さ寸法が小さい第2電子部品52が含まれていてもよい。例えば、複数の第2電子部品52に、複数の第1電子部品51のうち高さ寸法が比較的大きい第1電子部品51(例えば、表面実装型の巻線インダクタ等)よりも高さ寸法が小さい第2電子部品52(例えば、アキシャル型ダイオード等)が含まれていてもよい。
図2Aにおいて、第2領域S2、第1領域S1、及び第3領域S3の位置関係を説明するために、基板3の第1面31にある第1領域S1の外縁、第2領域S2の内縁を破線で模式的に表す。図2Aに示すように、基板3を厚さ方向(上下方向)から見た平面視において、基板3の第2面32にある第3領域S3の外縁は、基板3の第1面31にある第1領域S1の外縁よりも内側にある。つまり、第3領域S3は、第1領域S1よりも第2領域S2から離れた領域である。したがって、第2電子部品52は、第1電子部品51よりも発光素子4から離れた位置に配置される。具体的には、複数の第2電子部品52のうち最も基板3の外側に配置された第2電子部品52と、この第2電子部品52から最も近い発光素子4との間の距離をL2とする。複数の第1電子部品51のうち最も基板3の外側に配置された第1電子部品51と、この第1電子部品51から最も近い発光素子4との間の距離をL1とする。距離L2は、距離L1よりも長い(L2>L1)。つまり、第1電子部品51に比べて発熱量が比較的大きい第2電子部品52と発光素子4とが互いに離れて配置されている。
また、基板3には、常夜灯及び赤外線受光素子が実装されている。常夜灯及び赤外線受光素子は、基板3の第1面31における第1領域S1に配置されている。常夜灯は、表面実装型LEDであり、基板3に表面実装されている。常夜灯は、電源部5から供給される電力により点灯する。赤外線受光素子は、表面実装型の電子部品であり、赤外線式のリモートコントローラから送信される赤外線信号を受信可能である。電源部5は、赤外線受光素子が受信した赤外線信号に含まれるコマンドに応じて、複数の発光素子4の点灯状態(点灯、消灯、調光等)を制御する。また、電源部5は、赤外線受光素子が受信した赤外線信号に含まれるコマンドに応じて、常夜灯の点灯状態(点灯、消灯)を制御する。
基板3の第1面31には、基板3に実装された常夜灯及び赤外線受光素子を囲うようにケース601が設けられる。ケース601は、上下方向に貫通した円形の貫通孔602を有しており、可視光を遮断する合成樹脂で構成されている。ケース601は、常夜灯及び赤外線受光素子が貫通孔602内に位置するように設けられる。これにより、複数の発光素子4から赤外線受光素子への光の入射が抑制される。なお、常夜灯及び赤外線受光素子は、照明器具1に必須の構成ではなく、省略されていてもよい。
電源カバー6は、金属板(例えば鋼板等)で構成されており、上面が開口した略円錐台状(ボウル(bowl)状)に形成されている。電源カバー6は、上端部に形成されたフランジ61が基板3の第1領域S1と第2領域S2との間の領域と対向し、基板3に実装された複数の第1電子部品51を下側から覆うように基板3の第1面31側に設けられる(図3参照)。図3は、照明器具1における、基板3の貫通孔33の中心部を通る上下方向に平行な断面図である。図3では、アダプタ11、光源カバー7、及びグローブ8の図示を省略している。なお、電源カバー6は、フランジ61が省略され、電源カバー6の上端部が複数の発光素子4と複数の第1電子部品51との間に位置するように構成されていてもよい。
また、電源カバー6は、下面の略中央部に円形の貫通孔62が形成されている。貫通孔62の直径は、保護カバー13の筒体131の内径と略同じであり、アダプタ11の下面を露出させる。また、電源カバー6は、ケース601を避けるように略矩形状の凹部63が形成されている。したがって、ケース601で囲われている常夜灯及び赤外線受光素子は、電源カバー6から露出する。
光源カバー7は、円環状のベース71と、複数のレンズ72とを有している。複数のレンズ72は、半球状に形成されており、ベース71の下面から突出するように形成されている。複数のレンズ72は、基板3に実装された複数の発光素子4と一対一に対応するように、同心円状に2列(2重)に並んでいる。光源カバー7は、各レンズ72が発光素子4を覆うように基板3の下側に設けられる。ベース71と複数のレンズ72とは、ガラス又は透光性を有する合成樹脂(例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等)によって一体に形成されている。また、光源カバー7は、ベース71の内側の縁から突出した受光部カバー73を有している。受光部カバー73は、ケース601の貫通孔602を下側から覆う。
グローブ8は、透光性を有する合成樹脂で構成されており、上面が開口した扁平なドーム状に形成されている。器具本体2の下面には、グローブ8を保持する複数(図1では3つ)の取付具201が設けられている。3つの取付具201は、器具本体2の下面において、周方向に略等間隔で設けられている。グローブ8は、3つの取付具201を介して、器具本体2に着脱可能に取り付けられる。
次に、本実施形態の照明器具1の利点について説明する。
図2A、2B、3に示すように、基板3の第1面31における第2領域S2に複数の発光素子4が配置され、第1領域S1に複数の第1電子部品51が配置されている。また、基板3の第2面32における第3領域S3に複数の第2電子部品52が配置されている。複数の第1電子部品51は、電源カバー6に覆われている。
ここで、比較例の照明器具について説明する。比較例の照明器具は、複数の第1電子部品と複数の第2電子部品とが同一平面に配置され、これらが電源カバーで覆われている。この比較例の照明器具では、電源カバーが複数の第2電子部品と接触しないように、電源カバーの高さ寸法(上下方向の寸法)を、高さ寸法が比較的大きい複数の第2電子部品よりもさらに大きくする必要がある。
一方、本実施形態の照明器具1では、高さ寸法が比較的小さい表面実装部品である複数の第1電子部品51は、複数の発光素子4と同一の第1面31に配置されている。また、高さ寸法が比較的大きい複数の第2電子部品52は、第1面31とは反対側の第2面32に配置されている。したがって、高さ寸法が比較的小さい複数の第1電子部品51のみを覆う電源カバー6の高さ寸法を、複数の第1電子部品と複数の第2電子部品との両方を覆う比較例の電源カバーの高さ寸法に比べて低くすることができる。つまり、電源カバー6の高さ寸法の低減を図ることができる。これにより、複数の発光素子4の照射光のうち電源カバー6によって遮られる光の光量が低減するので、照明器具1を下から見た場合、外周部に比べて中央部が暗く見えることが抑制され、照度の低下を抑制することが可能となる。
また、本実施形態の照明器具1は、赤外線受光素子が表面実装部品であり、基板3の第1面31に配置されており、電源カバー6の凹部63に嵌め込まれたケース601の貫通孔602の内周面で囲われている。上述したように、電源カバー6の高さ寸法の低減を図ることができるので、ケース601の高さ寸法の低減も図ることができる。これにより、リモートコントローラから送信される赤外線信号がケース601で遮断されることが抑制され、赤外線受光素子における赤外線信号の受信可能範囲の拡大を図ることが可能となる。
また、本実施形態の照明器具1は、常夜灯が表面実装型LEDで構成されている。したがって、常夜灯をメインの光源である発光素子4と共通の部品とすることができ、照明器具1のコストの低減を図ることが可能となる。
また、本実施形態の照明器具1は、基板3が片面基板で構成されている。したがって、基板3の第1面31側及び第2面32側に導電体が設けられた両面基板で構成する場合に比べて、照明器具1のコストの低減を図ることが可能となる。
なお、基板3は、両面基板で構成され、第2面32に表面実装型の電子部品が配置されていてもよい。また、基板3の第2面32側には、銅箔が設けられていてもよい。この銅箔は、第2領域S2に対して基板3の反対側である第2面32側(上側)に設けられていることが好ましい。この銅箔により、複数の発光素子4から発生した熱を放熱することができ、温度上昇を抑制することが可能となる。さらに、銅箔により、基板3の反りを抑制することが可能となる。
また、本実施形態の照明器具1は、基板3の平面視において、第3領域S3は、第1領域S1よりも基板3の内側の領域であり、第1領域S1よりも第2領域S2から離れた領域である。つまり、比較的発熱量が大きい第2電子部品52と発光素子4とが離れた位置に配置される。したがって、発光素子4と第2電子部品52との熱干渉が抑制され、照明器具1の温度上昇を抑制することが可能となる。さらに、発光素子4と第2電子部品52とは、基板3を挟んで反対側の面に配置されているので、発光素子4と第2電子部品52との熱干渉をより抑制され、照明器具1の温度上昇をより抑制することが可能となる。なお、第3領域S3は、第1領域S1よりも外側の領域を含んでいてもよい。
<まとめ>
本実施形態の第1態様に係る照明器具1は、複数の発光素子4と、電源部5と、基板3と、器具本体2と、電源カバー6と、を備える。電源部5は、複数の第1電子部品51、及び複数の第2電子部品52を有し、複数の発光素子4に電力を供給する。基板3は、第1面31及び前記第1面31と反対側の第2面32を有する。基板3は、第1面31における第1領域S1に複数の第1電子部品51が配置され、第1面31における第1領域S1よりも外側の第2領域S2に複数の発光素子4が配置され、第2面32に第2電子部品52が配置される。器具本体2は、第2面32が対向するように基板3が取り付けられる。電源カバー6は、基板3に配置された複数の第1電子部品51を覆う。複数の第1電子部品51は、表面実装部品である。
上記構成により、電源カバー6の高さ寸法の低減を図ることができ、複数の発光素子4の照射光のうち電源カバー6によって遮られる光の光量が低減して、照度の低下を抑制することが可能となる。
また、第2態様に係る照明器具1は、第1態様において、基板3は、前記第1面31側にのみ導電体を有する片面基板であることが好ましい。複数の第2電子部品52は、リードタイプ電子部品であり、スルーホール実装により導電体と電気的に接続されることが好ましい。
上記構成により、基板3が片面基板で構成されるので、基板3を両面基板で構成する場合に比べて、照明器具1のコストの低減を図ることが可能となる。
また、第3態様に係る照明器具1は、第1又は第2態様において、複数の第2電子部品52は、第2面32における第3領域S3に配置されることが好ましい。基板3の平面視において、第3領域S3の外縁は、第1領域S1の外縁よりも内側であることが好ましい。
上記構成により、比較的発熱量が大きい第2電子部品52と発光素子4とが離れた位置に配置されるので、発光素子4と第2電子部品52との熱干渉が抑制され、照明器具1の温度上昇を抑制することが可能となる。
1 照明器具
2 器具本体
3 基板
31 第1面
32 第2面
4 発光素子
5 電源部
51 第1電子部品
52 第2電子部品
6 電源カバー
S1 第1領域
S2 第2領域
S3 第3領域

Claims (3)

  1. 複数の発光素子と、
    複数の第1電子部品、及び複数の第2電子部品を有し、前記複数の発光素子に電力を供給する電源部と、
    第1面及び前記第1面と反対側の第2面を有し、前記第1面における第1領域に前記複数の第1電子部品が配置され、前記第1面における前記第1領域よりも外側の第2領域に前記複数の発光素子が配置され、前記第2面に前記第2電子部品が配置される基板と、
    前記第2面が対向するように前記基板が取り付けられる器具本体と、
    前記基板に配置された前記複数の第1電子部品を覆う電源カバーと、を備え、
    前記複数の第1電子部品は、表面実装部品である
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 前記基板は、前記第1面側にのみ導電体を有する片面基板であり、
    前記複数の第2電子部品は、リードタイプ電子部品であり、スルーホール実装により前記導電体と電気的に接続される
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記複数の第2電子部品は、前記第2面における第3領域に配置され、
    前記基板の平面視において、前記第3領域の外縁は、前記第1領域の外縁よりも内側である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の照明器具。
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