JP2018073589A - 防護カバー付き圧縮ヘッド - Google Patents
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Abstract
【課題】開口部を防護する防護カバーを備えた圧縮ヘッドを提供する。【解決手段】圧縮ヘッド10は、クランプヘッド1、ラムヘッド2h、及び、防護カバー3を備える。クランプヘッド1は、金属スリーブSvを内部に導入自在な開口部1kを有する。ラムヘッド2hは、クランプヘッド1に向かって進退自在に移動できる。防護カバー3は、開口部1kを覆う閉状態と開口部1kを開放した開状態に変化自在に、クランプヘッド1と回転連結している。防護カバー3は、クランプヘッド1の両側面Fs・Fsを覆う一対の側面板3s・3sと、側面板3s・3sを架橋し、クランプヘッド1の外周Fcを覆う覆い板3pと、を有する。側面板3sは、覆い板3pをクランプヘッド1の外周Fcに沿って移動できる回動中心3qと、クランプヘッド1の内部に金属スリーブSvを導入した状態で、金属スリーブSvを収容する切り欠き部31kを有する。【選択図】図1
Description
本発明は、防護カバー付き圧縮ヘッドに関する。特に、金属スリーブを圧縮して、架空配電線を接続するために用いられる圧縮ヘッドの開口部に不用意に指などが進入しないように、圧縮ヘッドの開口部を防護する防護カバーを備えた防護カバー付き圧縮ヘッドの構造に関する。
例えば、電柱に設置されたカットアウト、又は変圧器を交換する場合には、電力の供給を停止するため、高圧配電線に接続された引下線と、カットアウトから延びる引下線を切り離している。そして、カットアウト又は変圧器を交換した後には、高圧配電線に接続された引下線と、カットアウトから延びる引下線とを接続している。
上述の場合、切り離された一組の引下線を接続するために、一方の電線と他方の電線の各芯線を円筒状の金属スリーブの両端部からそれぞれ挿入し、金属スリーブを外周方向から圧縮することで、一組の芯線を圧着接続できる。そして、このような圧縮作業には、油圧式の自動圧縮装置が使用されている。
一般に、このような油圧式の自動圧縮装置は、油圧ポンプ装置と油圧式の圧縮ヘッドで構成している。油圧ポンプ装置に接続された伸縮自在なエアバルーンを圧縮すると、エアバルーンから空気が送られ、油圧ポンプ装置に内蔵されたエアスイッチを押下できる。エアスイッチが押下されると、油圧ポンプを稼働でき、油圧ホースを介して、圧縮ヘッドに作動油を送出できる。そして、これにより、圧縮ヘッドで金属スリーブを圧縮できる。なお、油圧ポンプ装置は、圧縮ヘッドに作動油を送出中に、エアバルーンを圧縮すると、作動油の供給を停止するように構成している。
ところで、従来技術による油圧式の自動圧縮装置は、一方の手で圧縮ヘッドの手許部を把持しながら、他方の手でエアバルーンを操作する必要があったので、操作性が良くないという問題があった。そこで、圧縮ヘッドの手許部にエアバルーンを着脱自在に構成することで、操作性を改善した油圧式の自動圧縮装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
図6は、従来技術による油圧式の自動圧縮装置の構成を示す正面図である。図7は、従来技術による油圧式の自動圧縮装置に備わる圧縮ヘッドの構成を示す正面拡大図である。なお、本願の図6は、特許文献1の図4に相当している。
図6を参照すると、従来技術による油圧式の自動圧縮装置100は、油圧ポンプ装置8と油圧式の圧縮ヘッド9を備えている。は、箱状のフレーム80で外殻を構成している。フレーム80は、モータ81、ポンプ82、及びエアスイッチ83を内部に備えている。モータ81は、ポンプ82に連結している。
図6を参照すると、エアスイッチ83は、エアホース84hを介して、伸縮自在なエアバルーン84に接続している。エアバルーン84を圧縮すると、エアバルーン84からエアホース84hを介して、エアスイッチ83に空気が送られる。
図6を参照して、エアスイッチ83に空気が送られると、空気の圧力でエアスイッチ83の接点を接触できる。そして、フレーム80の内部の電気回路が作動して、モータ81の回転を制御できる。これにより、ポンプ82が駆動し、油圧ホース8hを介して、ポンプ82から圧縮ヘッド9に作動油を送出できる。
図6又は図7を参照すると、圧縮ヘッド9は、C字状のクランプヘッド91と円筒状のシリンダ92を備えている。クランプヘッド91は、開口部91kを一端部側に設けている。そして、開口部91kを介して、図示しない金属スリーブをクランプヘッド91の内部に導入できる。
図6又は図7を参照すると、シリンダ92は、作動油を内部に充填している。又、シリンダ92は、図示しないピストンを内部に備えている。このピストンは、ラムヘッド92hを先端部に取り付けている。
図6を参照すると、クランプヘッド91は、固定ダイスD1を内部の上壁に取り付けている。一方、ラムヘッド92hは、可動ダイスD2を上壁に取り付けている。油圧ポンプ装置8からシリンダ92に作動油を供給すると、固定ダイスD1に向かって、可動ダイスD2を進出でき、図示しない金属スリーブを圧縮できる。
一方、図6又は図7を参照して、油圧ホース8hを介して、シリンダ92から油圧ポンプ装置8に作動油が送出されると、固定ダイスD1に対して、可動ダイスD2を後退でき、図示しない金属スリーブを解放できる。そして、圧縮後の金属スリーブを圧縮ヘッド9から取り出すことができる。
図7を参照すると、シリンダ92は、油圧カップラ92cを下端部に取り付けている。油圧カップラ92cには、油圧ホース8hの末端部に設けた油圧カップラ(図示せず)と着脱自在に接続できる(図6参照)。
図6を参照すると、シリンダ92及び油圧カップラ92cは、絶縁性を有する保護カバー94で覆われている。保護カバー94は、金属製のシリンダ92及び油圧カップラ92cが充電部に接触することを防止している。なお、図7では、保護カバー94の図示を省略している。又、図7では、固定ダイスD1及び可動ダイスD2の図示を省略している。
図6を参照して、特許文献1では、電柱に昇って圧縮ヘッド9を操作する作業員がエアバルーン84を操作することで、地上に降りことなく、圧縮ヘッド9を稼働できる、としている。
図6を参照して、高所作業者に設けたバケット(図示せず)に、油圧ポンプ装置8を搭載し、バケットに搭乗した作業員がエアバルーン84を操作することで、高所での圧縮作業が可能になる。
しかし、図6又は図7を参照すると、圧縮ヘッド9を片手で把持し、指がクランプヘッド91の内部に置いた状態で、エアバルーン84を不用意に操作すると、指が挟まれる心配がある。
圧縮ヘッドを稼働中に、圧縮ヘッドの開口部に不用意に指などが進入しないように、圧縮ヘッドの開口部を防護する防護カバーを備えた防護カバー付き圧縮ヘッドが求められていた。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、圧縮ヘッドの開口部に不用意に指などが進入しないように、圧縮ヘッドの開口部を防護する防護カバーを備えた防護カバー付き圧縮ヘッドを提供することを目的とする。
本発明者は、開口部を設けたC字状のクランプヘッド、及び、クランプヘッドに向かって進退自在に移動するラムヘッドで構成した圧縮ヘッドの開口部を開閉自在に覆う防護カバーであって、クランプヘッドの両側面を覆う一対の側面板と、クランプヘッドの外周を覆う覆い板で防護カバーを構成することで、圧縮ヘッドの開口部に不用意に指などが進入しないように、圧縮ヘッドの開口部を防護できると考え、これに基づいて、以下のような新たな防護カバー付き圧縮ヘッドを発明するに至った。
(1)本発明による防護カバー付き圧縮ヘッドは、被圧縮体を内部に導入自在に一端部側に開口部を設けたC字状のクランプヘッドと、前記クランプヘッドの基端部に配置され、前記クランプヘッドの内部の上壁に向かって進退自在に移動するラムヘッドと、前記開口部を覆う閉状態と前記開口部を開放した開状態に変化自在に、前記クランプヘッドと回転連結した防護カバーであって、内部に空洞を有する円弧体状の防護カバーと、を備え、前記防護カバーは、前記クランプヘッドの両側面を部分的に覆う一対の側面板と、これらの側面板を架橋し、前記クランプヘッドの外周を部分的に覆う湾曲した覆い板と、を有し、前記側面板は、前記覆い板を前記クランプヘッドの外周に沿って移動できる回動中心と、前記防護カバーが一方の方向に回転されて、前記クランプヘッドの内部に前記被圧縮体を導入した状態で、当該被圧縮体を収容する略矩形の切り欠き部と、を有している。
(2)前記クランプヘッドは、その外周に固定した第1磁石を有し、前記覆い板は、その内壁に固定した第2磁石を有し、前記第1磁石と前記第2磁石が互いに吸着した状態では、一対の前記側面板の一辺部が前記開口部を覆っていることが好ましい。
(3)前記第1磁石と前記第2磁石との吸着力に抗して、前記開口部から前記被圧縮体を前記クランプヘッドの内部に導入し、前記防護カバーを一方の方向に回転した状態では、前記覆い板の一端部側は、前記開口部を覆っていることが好ましい。
本発明による防護カバー付き圧縮ヘッドは、開口部から被圧縮体をクランプヘッドの内部に導入すると、防護カバーを一方の方向に回転でき、圧縮ヘッの開口部に不用意に指などが進入することを防止できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[防護カバー付き圧縮ヘッドの構成]
最初に、本発明の一実施形態による防護カバー付き圧縮ヘッドの構成を説明する。
[防護カバー付き圧縮ヘッドの構成]
最初に、本発明の一実施形態による防護カバー付き圧縮ヘッドの構成を説明する。
図1は、本発明の一実施形態による防護カバー付き圧縮ヘッドの構成を示す正面図である。図2は、前記実施形態による防護カバー付き圧縮ヘッドの構成を示す正面図であり、防護カバーがクランプヘッドの開口部を開放した状態図である。
図3は、前記実施形態による防護カバー付き圧縮ヘッドの構成を示す正面図であり、防護カバーがクランプヘッドの開口部を覆った状態図である。図4は、前記実施形態による防護カバー付き圧縮ヘッドに備わる防護カバーの構成を示す斜視図である。
図5は、図2のX−X矢視断面図である。なお、従来技術で付した符号と同じ符号を付した構成品は、その作用を同じにするので以下説明を省略することがある。
(全体構成)
次に、本発明の一実施形態による防護カバー付き圧縮ヘッドの全体構成を説明する。図1から図5を参照すると、本発明の一実施形態による防護カバー付き圧縮ヘッド(以下、圧縮ヘッドと略称する)10は、C字状のクランプヘッド1、ラムヘッド2h、及び、内部に空洞を有する円弧体状の防護カバー3を備えている。
次に、本発明の一実施形態による防護カバー付き圧縮ヘッドの全体構成を説明する。図1から図5を参照すると、本発明の一実施形態による防護カバー付き圧縮ヘッド(以下、圧縮ヘッドと略称する)10は、C字状のクランプヘッド1、ラムヘッド2h、及び、内部に空洞を有する円弧体状の防護カバー3を備えている。
図1から図3を参照すると、クランプヘッド1は、開口部1kを一端部側に設けている。開口部1kから、被圧縮体となる金属スリーブSvをクランプヘッド1の内部に導入できる(図3参照)。
図1から図3を参照すると、ラムヘッド2hは、クランプヘッド1の基端部に配置されている。シリンダ2を駆動すると、ラムヘッド2hは、クランプヘッド1の内部の上壁に向かって進退自在に移動できる。
図1から図4を参照すると、防護カバー3は、クランプヘッド1と回転連結している。防護カバー3は、開口部1kを覆う「閉」状態と、開口部1kを開放した「開」状態に変化できる。
図1から図5を参照すると、防護カバー3は、一対の側面板3s・3sと湾曲した覆い板3pを有している。一対の側面板3s・3sは、クランプヘッド1の両側面Fs・Fsを部分的に覆っている。覆い板3pは、一対の側面板3s・3sを架橋している。覆い板3pは、クランプヘッド1の外周Fcを部分的に覆っている。
図1から図5を参照すると、側面板3sは、回動中心3qと略矩形の切り欠き部31kを有している。側面板3sが回動中心3qを中心に回動することで、覆い板3pをクランプヘッド1の外周Fcに沿って移動できる。
図4を参照して、回動中心3qは、実質的に、一対の側面板3s・3sに貫通した円形開口の中心である。そして、図5に示すように、軸ピン4pを前記円形開口に挿通し、軸ピン4pをクランプヘッド1の両側面Fs・Fsに取り付けることで、防護カバー3を回転自在に支持できる。
図2を参照して、開口部1kから金属スリーブSvをクランプヘッド1の内部に導入し、防護カバー3を一方の方向に回転した状態では、金属スリーブSvをその外周方向から切り欠き部31kに収容できる(図3参照)。
又、図3を参照して、防護カバー3を一方の方向に回転した状態では、覆い板3pの一端部側は、開口部1kを覆っている(図1の想像線参照)。これにより、金属スリーブSvを圧縮時に、圧縮ヘッド10の開口部1kに不用意に指などが進入することを防止できる。
(防護カバー付き圧縮ヘッドの構成)
引き続き、実施形態による圧縮ヘッド10の構成を説明する。図1を参照すると、圧縮ヘッド10は、円筒状のシリンダ2を備えている。シリンダ2は、作動油を内部に充填している。又、シリンダ2は、図示しないピストンを内部に備えている。このピストンは、ラムヘッド2hを先端部に取り付けている。
引き続き、実施形態による圧縮ヘッド10の構成を説明する。図1を参照すると、圧縮ヘッド10は、円筒状のシリンダ2を備えている。シリンダ2は、作動油を内部に充填している。又、シリンダ2は、図示しないピストンを内部に備えている。このピストンは、ラムヘッド2hを先端部に取り付けている。
図1から図3を参照して、クランプヘッド1は、その内部の上壁に固定ダイスD1を取り付けることができる(図6参照)。一方、ラムヘッド2hは、上壁に可動ダイスD2を取り付けることができる(図6参照)。図6を参照して、油圧ポンプ装置8からシリンダ2に作動油を供給すると、固定ダイスD1に向かって、可動ダイスD2を進出でき、金属スリーブSvを圧縮できる。
図1を参照すると、シリンダ2は、油圧カップラ2cを下端部に取り付けている。油圧カップラ2cには、油圧ホース8hの末端部に設けた油圧カップラ(図示せず)と着脱自在に接続できる(図6参照)。
図1を参照すると、クランプヘッド1は、従来技術で示したクランプヘッド91と実質的に同じものであるが、説明の便宜上符号を変えて区別した。又、シリンダ2、ラムヘッド2h、及び油圧カップラ2cは、図7で示したシリンダ92、ラムヘッド92h、及び油圧カップラ92cと同じものであるが、説明の便宜上符号を変えて区別した。
(磁石の構成)
次に、実施形態による圧縮ヘッド10に備わる磁石の構成を説明する。図2から図5を参照すると、クランプヘッド1は、その外周Fcに第1磁石41mを固定している。一方、覆い板3pは、その内壁に第2磁石42mを固定している。
次に、実施形態による圧縮ヘッド10に備わる磁石の構成を説明する。図2から図5を参照すると、クランプヘッド1は、その外周Fcに第1磁石41mを固定している。一方、覆い板3pは、その内壁に第2磁石42mを固定している。
図2を参照して、第1磁石41mと第2磁石42mが互いに吸着した状態では、一対の側面板3s・3sの一辺部が開口部1kを覆っている。
図2を参照して、第1磁石41mと第2磁石42mとの吸着力に抗して、開口部1kから金属スリーブSvをクランプヘッド1の内部に導入すると、防護カバー3を一方の方向に回転できる(図3参照)。そして、図3に示した状態では、覆い板3pの一端部側は、開口部1kを覆うことができる。
[防護カバー付き圧縮ヘッドの作用]
次に、実施形態による圧縮ヘッド10の操作方法を説明しながら、圧縮ヘッド10の作用及び効果を説明する。
次に、実施形態による圧縮ヘッド10の操作方法を説明しながら、圧縮ヘッド10の作用及び効果を説明する。
図1又は図2を参照して、通常、第1磁石41mと第2磁石42mが互いに吸着し、金属スリーブSvをクランプヘッド1の内部に導入できるように、開口部1kを開放した「開」状態を維持している。
図2を参照して、開口部1kに向かって、金属スリーブSvをその外周方向から進出させると、金属スリーブSvを一対の側面板3s・3sの一辺部に当接できる。次に、第1磁石41mと第2磁石42mとの吸着力に抗して、開口部1kから金属スリーブSvをクランプヘッド1の内部に導入すると、防護カバー3を一方の方向に回転できる。そして、金属スリーブSvが切り欠き部31kに干渉しないように、防護カバー3を配置できる。
図3に示した状態で、エアバルーン84を操作すると(図6参照)、ラムヘッド2hをクランプヘッド1の内部の上壁に向かって進出でき、固定ダイスD1と可動ダイスD2で金属スリーブSvを圧縮できる。この間、覆い板3pの一端部側は、開口部1kから金属スリーブSvをクランプヘッド1の内部に導入すると、防護カバー3を一方の方向に回転でき、圧縮ヘッド10の開口部1kに不用意に指などが進入することを防止できる。
このように、実施形態による圧縮ヘッド10は、金属スリーブSvなどの被圧縮体を圧縮する圧縮ヘッドであって、被圧縮体を圧縮時に、クランプヘッド1の内部に指などが進入しないように、クランプヘッド1の開口部1kを防護カバー3で覆った安全な圧縮ヘッド10を提供できる。
本発明による防護カバー付き圧縮ヘッドは、次のような効果が期待される。
(1)被圧縮体を圧縮時に指を挟むことを防止できる。
(2)不用意にエアバルーンを操作してもクランプヘッドの開口部に指を進入することを防止できる。
(1)被圧縮体を圧縮時に指を挟むことを防止できる。
(2)不用意にエアバルーンを操作してもクランプヘッドの開口部に指を進入することを防止できる。
本発明は、油圧式の自動圧縮装置に備わる防護カバー付き圧縮ヘッドを開示したが、本発明の防護カバー付き圧縮ヘッドは、手動式の圧縮装置にも応用することが期待される。
1 1 クランプヘッド
1k 開口部
2h ラムヘッド
3 防護カバー
3p 覆い板
3q 回動中心
3s・3s 一対の側面板
10 圧縮ヘッド(防護カバー付き圧縮ヘッド)
31k 切り欠き部
Fc クランプヘッドの外周
Fs・Fs クランプヘッドの両側面
Sv 金属スリーブ(被圧縮体)
1k 開口部
2h ラムヘッド
3 防護カバー
3p 覆い板
3q 回動中心
3s・3s 一対の側面板
10 圧縮ヘッド(防護カバー付き圧縮ヘッド)
31k 切り欠き部
Fc クランプヘッドの外周
Fs・Fs クランプヘッドの両側面
Sv 金属スリーブ(被圧縮体)
Claims (3)
- 被圧縮体を内部に導入自在に一端部側に開口部を設けたC字状のクランプヘッドと、
前記クランプヘッドの基端部に配置され、前記クランプヘッドの内部の上壁に向かって進退自在に移動するラムヘッドと、
前記開口部を覆う閉状態と前記開口部を開放した開状態に変化自在に、前記クランプヘッドと回転連結した防護カバーであって、内部に空洞を有する円弧体状の防護カバーと、を備え、
前記防護カバーは、
前記クランプヘッドの両側面を部分的に覆う一対の側面板と、
これらの側面板を架橋し、前記クランプヘッドの外周を部分的に覆う湾曲した覆い板と、を有し、
前記側面板は、
前記覆い板を前記クランプヘッドの外周に沿って移動できる回動中心と、
前記防護カバーが一方の方向に回転されて、前記クランプヘッドの内部に前記被圧縮体を導入した状態で、当該被圧縮体を収容する略矩形の切り欠き部と、を有している、防護カバー付き圧縮ヘッド。 - 前記クランプヘッドは、その外周に固定した第1磁石を有し、
前記覆い板は、その内壁に固定した第2磁石を有し、
前記第1磁石と前記第2磁石が互いに吸着した状態では、一対の前記側面板の一辺部が前記開口部を覆っている、請求項1記載の防護カバー付き圧縮ヘッド。 - 前記第1磁石と前記第2磁石との吸着力に抗して、前記開口部から前記被圧縮体を前記クランプヘッドの内部に導入し、前記防護カバーを一方の方向に回転した状態では、前記覆い板の一端部側は、前記開口部を覆っている、請求項2記載の防護カバー付き圧縮ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016210898A JP2018073589A (ja) | 2016-10-27 | 2016-10-27 | 防護カバー付き圧縮ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016210898A JP2018073589A (ja) | 2016-10-27 | 2016-10-27 | 防護カバー付き圧縮ヘッド |
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JP2018073589A true JP2018073589A (ja) | 2018-05-10 |
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ID=62112834
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JP2016210898A Pending JP2018073589A (ja) | 2016-10-27 | 2016-10-27 | 防護カバー付き圧縮ヘッド |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021006960A1 (en) * | 2019-07-09 | 2021-01-14 | Ridge Tool Company | Crimper |
JP7369312B1 (ja) * | 2023-02-13 | 2023-10-25 | 株式会社ユアテック | 圧縮ヘッド用カバー |
-
2016
- 2016-10-27 JP JP2016210898A patent/JP2018073589A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2021006960A1 (en) * | 2019-07-09 | 2021-01-14 | Ridge Tool Company | Crimper |
JP7369312B1 (ja) * | 2023-02-13 | 2023-10-25 | 株式会社ユアテック | 圧縮ヘッド用カバー |
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