JP2018073584A - 端子圧着構造および端子圧着用金型 - Google Patents

端子圧着構造および端子圧着用金型 Download PDF

Info

Publication number
JP2018073584A
JP2018073584A JP2016210780A JP2016210780A JP2018073584A JP 2018073584 A JP2018073584 A JP 2018073584A JP 2016210780 A JP2016210780 A JP 2016210780A JP 2016210780 A JP2016210780 A JP 2016210780A JP 2018073584 A JP2018073584 A JP 2018073584A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crimping
terminal
core wire
crimped
crimping portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2016210780A
Other languages
English (en)
Inventor
博規 北川
Hirochika Kitagawa
博規 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2016210780A priority Critical patent/JP2018073584A/ja
Publication of JP2018073584A publication Critical patent/JP2018073584A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

【課題】圧着部分の機械的性能を向上できる端子圧着構造を提供する。【解決手段】端子圧着構造2は、圧着端子1に設けられ、電線60の芯線61における被覆62から外部に露出した部分に対して圧着された芯線圧着部12を備え、芯線圧着部は、芯線の先端側の範囲R1において芯線に対して圧着された第一の圧着部分16と、第一の圧着部分よりも被覆寄りの範囲R2において芯線に対して圧着された第二の圧着部分17とを有し、第一の圧着部分における圧着時の圧縮方向に沿った高さである端子高さは、第二の圧着部分における端子高さよりも低く、第一の圧着部分における圧縮方向および電線の軸方向のそれぞれと直交する方向に沿った幅である端子幅CW1は、第二の圧着部分における端子幅CW2よりも広い。【選択図】図6

Description

本発明は、端子圧着構造および端子圧着用金型に関する。
従来、圧着部分の機械的接続信頼性の向上を図る端子圧着構造がある。例えば、特許文献1に開示されたアルミ電線への端子圧着構造の技術では、圧着部分の全体、若しくは導通用圧着部分及び導体保持用圧着部分のそれぞれは、ワイヤーバレルを圧着するための圧着治具の圧着方向及び圧着離脱方向に対して直交する方向から見た圧着部分側面視形状が、圧着離脱方向に凸の略湾曲形状又は圧着方向に凸の略湾曲形状となり、且つインシュレーションバレルから離れるに連れて圧縮率が高まるとともにクリンプハイトが低くなる略湾曲形状となる。
特許文献1に記載の技術によれば、圧着部分側面視形状を略湾曲形状とすることで、圧着部分の機械的接続信頼性を従来よりも向上させることができるとされている。
特開2010−140651号公報
圧着部分における機械的性能を向上させることについて、なお改良の余地がある。例えば、電線に対して衝撃引張荷重が作用し、この衝撃引張荷重が圧着部分に伝達されることがある。衝撃引張荷重に対する圧着部分の強度を向上させるなど、圧着部分における機械的性能の向上を実現できることが望まれている。
本発明の目的は、圧着部分の機械的性能を向上できる端子圧着構造および端子圧着用金型を提供することである。
本発明の端子圧着構造は、圧着端子に設けられ、電線の芯線における被覆から外部に露出した部分に対して圧着された芯線圧着部を備え、前記芯線圧着部は、前記芯線の先端側の範囲において前記芯線に対して圧着された第一の圧着部分と、前記第一の圧着部分よりも前記被覆寄りの範囲において前記芯線に対して圧着された第二の圧着部分とを有し、前記第一の圧着部分における圧着時の圧縮方向に沿った高さである端子高さは、前記第二の圧着部分における前記端子高さよりも低く、前記第一の圧着部分における前記圧縮方向および前記電線の軸方向のそれぞれと直交する方向に沿った幅である端子幅は、前記第二の圧着部分における前記端子幅よりも広いことを特徴とする。
上記端子圧着構造において、更に、前記第一の圧着部分と前記第二の圧着部分とをつなぐ第三の圧着部分を備え、前記第三の圧着部分では、前記電線の軸方向に沿って前記端子高さおよび前記端子幅が徐々に変化することが好ましい。
上記端子圧着構造において、前記第一の圧着部分において、前記端子高さは、前記端子幅よりも小さいことが好ましい。
上記端子圧着構造において、前記芯線圧着部は、前記圧着端子において、前記電線に対して圧着された部分のうちで最も前記芯線の先端側と反対側に位置していることが好ましい。
本発明の端子圧着用金型は、圧着端子を支持する支持側の金型との間に前記圧着端子を挟み込み、前記圧着端子を電線の芯線における被覆から外部に露出した部分に対して圧着させる凹状の加締め部を備え、前記加締め部は、前記芯線の先端側の範囲において前記芯線に対して前記圧着端子を圧着させる第一の加締め部と、前記第一の加締め部よりも前記被覆寄りの範囲において前記芯線に対して前記圧着端子を圧着させる第二の加締め部とを有し、前記第一の加締め部のうち圧着時の圧縮方向において前記支持側の金型と対向する対向面は、前記第二の加締め部の前記対向面よりも前記支持側の金型の近くに位置しており、前記加締め部が前記支持側の金型に最も接近したときに、前記第一の加締め部において前記圧着端子を挟み込む壁面同士の間隔は、前記第二の加締め部において前記圧着端子を挟み込む壁面同士の間隔よりも広いことを特徴とする。
本発明に係る端子圧着構造は、圧着端子に設けられ、電線の芯線における被覆から外部に露出した部分に対して圧着された芯線圧着部を備える。芯線圧着部は、芯線の先端側の範囲において芯線に対して圧着された第一の圧着部分と、第一の圧着部分よりも被覆寄りの範囲において芯線に対して圧着された第二の圧着部分とを有する。第一の圧着部分における圧着時の圧縮方向に沿った高さである端子高さは、第二の圧着部分における端子高さよりも低く、第一の圧着部分における圧縮方向および電線の軸方向のそれぞれと直交する方向に沿った幅である端子幅は、第二の圧着部分における端子幅よりも広い。
本発明に係る端子圧着構造によれば、第一の圧着部分よりも相対的に端子幅が狭く、かつ端子高さが高い第二の圧着部分が第一の圧着部分よりも被覆側に設けられている。これにより、衝撃引張荷重等に対する圧着部分の強度を向上させ、圧着部分における機械的性能を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る圧着端子および電線を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係る端子圧着用金型による圧着端子の圧着を示す正面図である。 図3は、実施形態に係る端子圧着用金型を示す正面図である。 図4は、実施形態に係る端子圧着用金型の底面図である。 図5は、実施形態に係る端子圧着用金型の断面図である。 図6は、実施形態に係る圧着端子の平面図である。 図7は、実施形態に係る圧着端子の側面図である。 図8は、実施形態に係る第一の圧着部分の断面図である。 図9は、実施形態に係る第三の圧着部分の断面図である。 図10は、実施形態に係る第二の圧着部分の断面図である。 図11は、実施形態の第1変形例に係る圧着端子の平面図である。
以下に、本発明の実施形態に係る端子圧着構造および端子圧着用金型につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図10を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、端子圧着構造および端子圧着用金型に関する。図1は、本発明の実施形態に係る圧着端子および電線を示す斜視図、図2は、実施形態に係る端子圧着用金型による圧着端子の圧着を示す正面図、図3は、実施形態に係る端子圧着用金型を示す正面図、図4は、実施形態に係る端子圧着用金型の底面図、図5は、実施形態に係る端子圧着用金型の断面図、図6は、実施形態に係る圧着端子の平面図、図7は、実施形態に係る圧着端子の側面図である。なお、図5には、図3のV−V断面が示されている。また、図8、図9、および図10には、図7のVIII−VIII断面、IX−IX断面、およびX−X断面がそれぞれ示されている。
図1に示すように、本実施形態に係る圧着端子1は、端子接続部11、芯線圧着部12、および被覆圧着部13を有する。端子接続部11、芯線圧着部12、および被覆圧着部13は、この順序で圧着端子1の長手方向に沿って配置されている。圧着端子1は、母材としての導電性の金属板(例えば銅板、銅合金板)から形成される。圧着端子1は、母材に対する打ち抜き加工や折り曲げ加工等により所定の形状に形成される。
本明細書では、圧着端子1の説明において、相手側端子との接続方向、すなわち相手側端子との挿入方向を第一方向Lと称する。第一方向Lは、圧着端子1の長手方向である。圧着端子1の幅方向を第二方向Wと称する。第二方向Wは、第一方向Lと直交している。圧着端子1において、第一方向Lおよび第二方向Wの何れとも直交する方向を第三方向Hと称する。第三方向Hは、圧着端子1が圧着される際のクリンパ50による圧縮方向である。第三方向Hは、圧着端子1の高さ方向である。
端子接続部11は、相手側端子と電気的に接続される部分である。本実施形態の端子接続部11の形状は、角筒形状である。芯線圧着部12は、電線60の芯線61に対して圧着される部分である。電線60は、芯線61と、被覆62とを有する。芯線61の材料は、例えば、銅やアルミニウムである。圧着端子1の圧着対象の電線60は、端部の被覆62が取り除かれて芯線61が所定の長さ露出している。芯線61は、複数本の素線の集合体であってもよく、同軸ケーブルのような単線であってもよい。圧着端子1は、電線60の端部に圧着されることで、露出している芯線61に対して電気的に接続される。
芯線61に対して圧着される前の芯線圧着部12の形状は、図1に示すようにU字状の形状である。芯線圧着部12は、底部21と、第一バレル片部22と、第二バレル片部23とを有する。底部21は、芯線圧着部12の底壁部であり、後述するアンビル40によって支持される。第一バレル片部22は、底部21の幅方向の一端から突出している側壁部である。第二バレル片部23は、底部21の幅方向の他端から突出している側壁部である。第一バレル片部22および第二バレル片部23は、底部21の幅方向に対して交差する方向に延出している。第一バレル片部22と第二バレル片部23とは第二方向Wにおいて互いに対向している。図1および図2に示すように、第一バレル片部22と第二バレル片部23との間隔は、底部21側から先端側へ向かうに従って広がっている。
図1に示すように、被覆圧着部13は、底部31、第三バレル片部32、および第四バレル片部33を有する。被覆62に対して圧着される前の被覆圧着部13の形状は、図1に示すようにU字状の形状である。底部31は、被覆圧着部13の底壁部である。第三バレル片部32は、底部31の幅方向の一端から突出している側壁部である。第四バレル片部33は、底部31の幅方向の他端から突出している側壁部である。第三バレル片部32と第四バレル片部33とは第二方向Wにおいて互いに対向している。第三バレル片部32と第四バレル片部33との間隔は、底部31側から先端側へ向かうに従って広がっている。被覆圧着部13は、被覆圧着部13用のアンビルおよびクリンパによって被覆62に対して圧着される。
端子接続部11と芯線圧着部12とは、中間部14を介してつながっている。中間部14の高さは、端子接続部11の高さおよび芯線圧着部12の高さの何れよりも低い。芯線圧着部12と被覆圧着部13とは、中間部15を介してつながっている。中間部15の高さは、芯線圧着部12の高さおよび被覆圧着部13の高さの何れよりも低い。
電線60は、図1に示すように、電線60の軸方向が圧着端子1の長手方向と一致するようにして圧着端子1に載置される。圧着端子1に載置された状態で、芯線61の先端は、端子接続部11に向けられている。被覆62から外部に露出した芯線61は、芯線圧着部12に載置される。このときに、芯線61の先端は、芯線圧着部12から端子接続部11側に突出していてもよい。被覆圧着部13には、電線60の被覆62が載置される。つまり、電線60は、被覆62の端部が芯線圧着部12と被覆圧着部13との間に位置するように設置される。
芯線圧着部12は、図2に示すアンビル40およびクリンパ50によって芯線61に対して圧着される。アンビル40およびクリンパ50は、端子圧着装置100の構成要素である。アンビル40は、芯線圧着部12を下方から支持する支持側の金型である。アンビル40は、芯線圧着部12の底部21の外側面を支持する。従って、芯線圧着部12がアンビル40によって支持されている状態で、第一バレル片部22および第二バレル片部23は、底部21から斜め上方に向けて延出した姿勢となる。
クリンパ50は、芯線圧着部12および芯線61をアンビル40との間に挟み込んで芯線圧着部12を芯線61に対して圧着させる端子圧着用金型である。クリンパ50は、アンビル40の上方に配置されている。クリンパ50は、アンビル40に対して第三方向Hに沿って相対移動する。端子圧着装置100は、クリンパ50を第三方向Hに上下動させる駆動装置を有する。図3に示すように、クリンパ50は、凹状の加締め部50aを有する。加締め部50aは、クリンパ50の下面に設けられた溝状の凹部である。加締め部50aは、第一壁面51および第二壁面52を有する。第一壁面51と第二壁面52とは第二方向Wにおいて互いに対向している。
第一壁面51および第二壁面52は、それぞれ曲面部53,56、中間部54,57、および裾部55,58を有する。第一壁面51と第二壁面52とは第二方向Wに関して対称に形成されている。曲面部53,56は、それぞれ第一壁面51および第二壁面52における最も奥側に位置している。曲面部53,56は、第三方向Hにおいてアンビル40と対向する対向面である。曲面部53,56の形状は、図3に示す断面において上方に向けて湾曲する湾曲形状である。曲面部53,56の断面形状は、例えば、円弧形状あるいは略円弧形状である。中間部54,57は、曲面部53,56と裾部55,58とを繋いでいる。中間部54,57の断面形状は、例えば、直線状もしくは略直線状である。中間部54,57は、曲面部53,56から裾部55,58へ向かうに従ってクリンパ50における第二方向Wの端部へ向かうように傾斜している。すなわち、加締め部50aは、曲面部53,56から裾部55,58へ向かうに従って第二方向Wの幅が広がっている。
裾部55,58は、第一壁面51および第二壁面52における最も入口側に位置している。裾部55,58は、中間部54,57から加締め部50aの入口へ向かうに従ってクリンパ50における第二方向Wの端部へ向かうように湾曲している。裾部55,58の形状は、第一バレル片部22および第二バレル片部23を中間部54,57へと導く誘い込みのテーパ形状となっている。
端子圧着装置100は、芯線圧着部12および芯線61がアンビル40によって支持された状態で、クリンパ50をアンビル40に向けて下降させる。芯線61は、図2に示すように、底部21、第一バレル片部22、および第二バレル片部23によって囲まれた内部空間に設置され、例えば、底部21の内側面に載置される。クリンパ50がアンビル40に向けて下降していくと、図2に示すように、第一バレル片部22が第一壁面51に接触し、第二バレル片部23が第二壁面52に接触する。第一壁面51の中間部54は、第一バレル片部22を第二壁面52側に向けて押圧し、第一バレル片部22の傾斜を第二壁面52側に向けて変化させていく。第二壁面52の中間部57は、第二バレル片部23を第一壁面51側に向けて押圧し、第二バレル片部23の傾斜を第一壁面51側に向けて変化させていく。
クリンパ50が更に下降すると、第一バレル片部22および第二バレル片部23の先端が曲面部53,56に接触する。第一壁面51の曲面部53は、第一バレル片部22の先端部を芯線61に向けて折り返す。第二壁面52の曲面部56は、第二バレル片部23の先端部を芯線61に向けて折り返す。これにより、図8乃至図10に示すように、芯線圧着部12は、所謂Bクリンプと称する加締めによって芯線61に圧着される。圧着完了後の芯線圧着部12では、第一バレル片部22および第二バレル片部23は、それぞれ先端を底部21に向けた状態で芯線61に食い込んでいる。また、第一バレル片部22および第二バレル片部23の先端部の外側面同士が当接している。このように、圧着完了後の芯線圧着部12は、B字状をなして芯線61に対して圧着されている。
ここで、圧着部分において衝撃引張荷重に対する芯線61の強度を向上できることが望まれている。衝撃引張荷重は、電線60が瞬間的に強い力で引っ張られるときに芯線61に掛かる荷重である。例えば、電線60に接続された機器が落下した場合に、電線60に対して大きな衝撃引張荷重が作用する。衝撃引張荷重に対する芯線61の強度が向上すれば、圧着箇所における導通不良等の発生が抑制される。
本実施形態の芯線圧着部12は、芯線61の軸方向に沿った位置に応じて端子高さCHおよび端子幅CWが異なるように加締められている。より詳しくは、芯線圧着部12は、図6および図7に示すように、第一の圧着部分16、第二の圧着部分17、および第三の圧着部分18を有する。第一の圧着部分16、第三の圧着部分18、および第二の圧着部分17は、この順序で芯線61の先端側から被覆62側に向けて第一方向Lに沿って並んでいる。後述するように、本実施形態のクリンパ50は、芯線圧着部12に各圧着部分16,17,18を形成するように構成されている。本実施形態の端子圧着構造2は、第一の圧着部分16および第二の圧着部分17を含む芯線圧着部12を有する。
第一の圧着部分16は、芯線61の先端側の範囲である第一範囲R1において芯線61に対して圧着された部分である。第二の圧着部分17は、第一の圧着部分16よりも被覆62寄りの範囲である第二範囲R2において芯線61に対して圧着された部分である。第三の圧着部分18は、第一範囲R1と第二範囲R2との中間の第三範囲R3において芯線61に対して圧着された部分である。第一の圧着部分16の断面は図8に、第二の圧着部分17の断面は図10に、第三の圧着部分18の断面は図9に示されている。
本実施形態の端子圧着構造2では、第二範囲R2および第三範囲R3の長さは、それぞれ第一範囲R1の長さよりも短い。第二範囲R2の長さは、例えば、第一範囲R1の長さの半分程度とされる。第三範囲R3の長さは、例えば、第一範囲R1の長さの半分程度とされる。第二範囲R2の長さと第三範囲R3の長さとの合計長さは、第一範囲R1の長さと同等であってもよい。また、第二範囲R2の長さと第三範囲R3の長さとが同等とされてもよい。
図7に示すように、第一の圧着部分16における端子高さCH1は、第二の圧着部分17における端子高さCH2よりも低い。ここで、端子高さCHは、端子圧着装置100のクリンパ50による圧着時の圧縮方向に沿った芯線圧着部12の高さである。すなわち、端子高さCHは、第三方向Hに沿った芯線圧着部12の高さである。図6に示すように、第一の圧着部分16における端子幅CW1は、第二の圧着部分17における端子幅CW2よりも広い。ここで、端子幅CWは、上記の圧縮方向および電線60の軸方向のそれぞれと直交する方向に沿った芯線圧着部12の幅である。つまり、端子幅CWは、第二方向Wに沿った芯線圧着部12の幅である。このように、本実施形態の芯線圧着部12は、下記の条件式(1)および条件式(2)が成立するように、アンビル40およびクリンパ50によって加締められる。
CW1>CW2…(1)
CH1<CH2…(2)
圧着部分16,17の端子幅CW1,CW2が上記式(1)を満たし、端子高さCH1,CH2が上記式(2)を満たすことで、第一の圧着部分16では優れた電気的性能が確保され、第二の圧着部分17では優れた機械的性能が確保される。一般的に、端子幅CWが狭く、甲高となるように圧着された端子は、機械的性能に優れる。一方で、端子幅CWが広く、低背となるように圧着された端子は、電気的性能に優れる。つまり、幅狭かつ甲高となるように端子が圧着された場合、幅広かつ低背となるように端子が圧着された場合よりも衝撃引張荷重に対して芯線61が高い強度を有する。一方、幅広かつ低背となるように端子が圧着された場合、幅狭かつ甲高となるように端子が圧着された場合よりも芯線61と端子との電気的な抵抗値が安定する。
図8に示すように、第一の圧着部分16では、端子幅CW1が端子高さCH1よりも大きい。本実施形態の第一の圧着部分16では、端子幅CW1が端子高さCH1の約2倍となっている。このように低背とされた第一の圧着部分16は、高い電気的性能を有する。図10に示すように、第二の圧着部分17では、端子幅CW2が端子高さCH2よりもわずかに大きい。なお、第二の圧着部分17において、端子幅CW2が端子高さCH2よりも小さくされてもよい。このように甲高とされた第二の圧着部分17では、衝撃引張荷重に対する芯線61の強度が大きい。
本実施形態の芯線圧着部12では、第一の圧着部分16が優れた電気的性能を有し、第二の圧着部分17において芯線61が優れた機械的性能を有する。よって、芯線圧着部12における優れた電気的性能の確保と、優れた機械的性能の確保とが両立される。また、本実施形態の芯線圧着部12では、第二の圧着部分17が第一の圧着部分16よりも被覆62寄りの位置にある。従って、電線60に発生した衝撃引張荷重は、主として芯線61における第二の圧着部分17に対応する部分、すなわち第二範囲R2の芯線61に作用する。第二範囲R2の芯線61は、高い強度を有しており、衝撃引張荷重が作用しても容易に破断しない。また、第二範囲R2の芯線61は、衝撃引張荷重を吸収し、第三範囲R3の芯線61や第一範囲R1の芯線61への衝撃引張荷重の伝達を抑制する。
第三の圧着部分18は、第一の圧着部分16と第二の圧着部分17とを繋いでいる。第三の圧着部分18では、電線60の軸方向に沿って端子高さCHおよび端子幅CWが徐々に変化している。図6に示すように、第三の圧着部分18の端子幅CW3は、第一の圧着部分16から第二の圧着部分17へ向かうに従って狭くなる。図7に示すように、第三の圧着部分18の端子高さCH3は、第一の圧着部分16から第二の圧着部分17へ向かうに従って高くなる。第三の圧着部分18は、第一の圧着部分16から第二の圧着部分17へ向けて端子幅CWおよび端子高さCHが徐々に変化するように加締められている。これにより、芯線61の形状が第一方向Lに沿って急激に変化する部分が発生しにくい。その結果、芯線61において応力の集中が生じにくくなっている。第三の圧着部分18は、第二の圧着部分17へ向かうに従って端子幅CWが狭くなるテーパ形状となっている。このようなテーパ形状の第三の圧着部分18は、芯線圧着部12が衝撃引張荷重に抗して芯線61を保持する保持力を向上させることができる。
上記のように芯線圧着部12を加締めるクリンパ50について説明する。図4および図5に示すように、クリンパ50の加締め部50aは、第一の加締め部50bと、第二の加締め部50cと、第三の加締め部50dとを有する。第一の加締め部50bは、芯線圧着部12の第一の圧着部分16を加締める加締め部である。すなわち、第一の加締め部50bは、芯線61の先端側の範囲において芯線61に対して圧着端子1の芯線圧着部12を圧着させる。第二の加締め部50cは、第二の圧着部分17を加締める加締め部である。すなわち、第二の加締め部50cは、第一の加締め部50bよりも被覆62寄りの範囲において芯線61に対して芯線圧着部12を圧着させる。第三の加締め部50dは、第三の圧着部分18を加締める加締め部である。第三の加締め部50dは、第一の加締め部50bと第二の加締め部50cとを繋いでいる。
第一の加締め部50bは、第一の中間部54a,57aおよび第一の曲面部53a,56aを含む。第二の加締め部50cは、第二の中間部54b,57bおよび第二の曲面部53b,56bを含む。第三の加締め部50dは、第三の中間部54c,57cおよび第三の曲面部53c,56cを含む。第一の中間部54a、第二の中間部54b、および第三の中間部54cは、それぞれ第一壁面51の中間部54の一部である。第一の曲面部53a、第二の曲面部53b、および第三の曲面部53cは、それぞれ曲面部53の一部である。
第一の中間部57a、第二の中間部57b、および第三の中間部57cは、それぞれ第二壁面52の中間部57の一部である。第一の曲面部56a、第二の曲面部56b、および第三の曲面部56cは、それぞれ第二壁面52の曲面部56の一部である。
図4に示すように、中間部54と中間部57との間隔Wdは、第一の中間部54a,57aにおいて広く、第二の中間部54b,57bにおいて狭い。なお、上記の間隔Wdは、クリンパ50が下死点にあるときに芯線圧着部12を挟み込む部分における間隔である。すなわち、芯線圧着部12の最終的な端子幅CWを決める部分における中間部54,57同士の間隔が上記の間隔Wdである。上記の間隔Wdは、典型的には、各中間部54,57における最も曲面部53,56側の位置における第二方向Wの間隔である。
中間部54と中間部57との間隔Wdは、第三の中間部54c,57cにおいて、第一方向Lに沿って徐々に変化している。第三の中間部54c,57cでは、第一の中間部54a,57aから第二の中間部54b,57bに向けて間隔Wdが徐々に狭くなっている。
図5に示すように、曲面部56とアンビル40の支持面40aとの間隔Htは、第一方向Lの位置に応じて異なる。第二の曲面部56bは、第一の曲面部56aよりも上方に位置している。言い換えると、クリンパ50がアンビル40と第三方向Hにおいて対向した場合に、第一の曲面部56aは、第二の曲面部56bよりもアンビル40の近くに位置する。従って、アンビル40とクリンパ50との間に芯線圧着部12が挟み込まれて圧縮されるときに、第一の曲面部56aは、第二の曲面部56bよりもアンビル40の支持面との間隔Htが小さい。第三の曲面部56cでは、第一方向Lに沿って高さ位置が変化する。具体的には、第三の曲面部56cは、第一の曲面部56aから第二の曲面部56bへ向かうに従って上方へ向かうように傾斜している。つまり、第三の曲面部56cでは、第二の曲面部56bへ向かうに従って曲面部56と支持面40aとの間隔Htが大きくなる。第一壁面51の曲面部53についても曲面部56と同様に支持面40aとの間隔Htが定められている。
中間部54と中間部57との間隔Wd、および曲面部53,56と支持面40aとの間隔Htが上記のように定められていることで、芯線圧着部12に第一の圧着部分16、第二の圧着部分17、および第三の圧着部分18が形成される。
以上説明したように、本実施形態に係る端子圧着構造2は、圧着端子1に設けられ、電線60の芯線61における被覆62から外部に露出した部分に対して圧着された芯線圧着部12を有する。芯線圧着部12は、第一の圧着部分16と、第二の圧着部分17とを有する。第一の圧着部分16は、芯線61の先端側の範囲である第一範囲R1において芯線61に対して圧着された部分である。第二の圧着部分17は、第一の圧着部分16よりも被覆62寄りの範囲である第二範囲R2において芯線61に対して圧着された部分である。
第一の圧着部分16の端子高さCH1は、第二の圧着部分17の端子高さCH2よりも低く、かつ第一の圧着部分16の端子幅CW1は、第二の圧着部分17の端子幅CW2よりも広い。相対的に端子高さCHが低く、かつ端子幅CWが広い第一の圧着部分16は、芯線圧着部12と芯線61との電気的な抵抗値が安定する。一方、相対的に端子高さCHが高く、かつ端子幅CWが狭い第二の圧着部分17は、衝撃引張荷重に対する芯線61の強度を高くする。第二の圧着部分17が第一の圧着部分16よりも被覆62寄りに設けられていることで、適切な電気的性能を確保しつつ衝撃引張荷重に対する芯線61の強度を向上させることが可能である。
本実施形態の端子圧着構造2による機械的性能の向上は、実験により確認されている。この実験では、比較例に係る端子圧着構造において芯線61が断線する荷重値と、本実施形態に係る端子圧着構造2において芯線61が断線する荷重値が計測された。比較例に係る端子圧着構造では、芯線圧着部12の圧着範囲全体にわたって端子幅CWおよび端子高さCHがそれぞれ一定とされた。比較例の端子圧着構造では、端子幅CWおよび端子高さCHは、第一の圧着部分16の端子幅CW1および端子高さCH1と同じ値とされた。比較例の端子圧着構造では、400[g]の衝撃引張荷重で芯線61が断線した。これに対して、本実施形態の端子圧着構造2では、400[g]の衝撃引張荷重を加えても芯線61が断線しないことが確認された。このように、本実施形態の端子圧着構造2は、圧着部分の機械的性能を向上させることができる。
本実施形態の端子圧着構造2は、更に、第一の圧着部分16と第二の圧着部分17とを繋ぐ第三の圧着部分18を有する。第三の圧着部分18では、電線60の軸方向に沿って端子高さCH3および端子幅CW3が徐々に変化する。第三の圧着部分18は、応力集中を抑制することなどにより、衝撃引張荷重に対する芯線61の強度を向上させることができる。
本実施形態の端子圧着構造2では、第一の圧着部分16において、端子高さCH1は、端子幅CW1よりも小さい。このように第一の圧着部分16が低背化されることで、電気的性能の向上を図ることが可能である。
本実施形態のクリンパ50は、アンビル40と協働して圧着端子1を芯線61に対して圧着させる端子圧着用金型である。クリンパ50は、圧着端子1を支持するアンビル40との間に圧着端子1を挟み込み、圧着端子1を電線60の芯線61における被覆62から外部に露出した部分に対して圧着させる凹状の加締め部50aを有する。
加締め部50aは、第一の加締め部50bと、第二の加締め部50cとを有する。第一の加締め部50bは、芯線61の先端側の範囲において芯線61に対して圧着端子1を圧着させる。第二の加締め部50cは、第一の加締め部50bよりも被覆62寄りの範囲において芯線61に対して圧着端子1を圧着させる。
第一の加締め部50bのうち第三方向Hにおいてアンビル40と対向する対向面である第一の曲面部53a,56aは、第二の加締め部50cの対向面である第二の曲面部53b,56bよりもアンビル40の近くに位置している。従って、第一の加締め部50bによって形成される第一の圧着部分16の端子高さCH1は、第二の加締め部50cによって形成される第二の圧着部分17の端子高さCH2よりも低くなる。
加締め部50aがアンビル40に最も接近したときに、第一の加締め部50bにおいて圧着端子1を挟み込む壁面である第一の中間部54a,57a同士の間隔は、第二の加締め部50cにおいて圧着端子1を挟み込む壁面である第二の中間部54b,57b同士の間隔よりも広い。従って、第一の加締め部50bによって形成される第一の圧着部分16の端子幅CW1は、第二の加締め部50cによって形成される第二の圧着部分17の端子幅CW2よりも広くなる。
よって、本実施形態のクリンパ50は、圧着後において衝撃引張荷重に対する芯線61の強度を向上させるように、芯線61に対して圧着端子1を圧着させることが可能である。
[実施形態の第1変形例]
実施形態の第1変形例について説明する。図11は、実施形態の第1変形例に係る圧着端子1の平面図である。第1変形例に係る圧着端子1において、上記実施形態の圧着端子1と異なる点は、被覆圧着部13を有していない点である。言い換えると、芯線圧着部12は、圧着端子1において電線60に対して圧着された部分のうちで最も芯線61の先端側と反対側に位置している。つまり、これよりも芯線61の先端側と反対側には電線60と機械的に接続された部分が存在しない。従って、第1変形例に係る圧着端子1では、芯線圧着部12において電線60との機械的な接続強度を十分に確保する必要がある。
第1変形例の芯線圧着部12は、上記実施形態の芯線圧着部12と同様に、第一の圧着部分16、第二の圧着部分17、および第三の圧着部分18を有する。第一の圧着部分16は、第二の圧着部分17と比較して幅広かつ低背である。第一の圧着部分16よりも被覆62側の位置に第二の圧着部分17が設けられていることで、圧着部分における衝撃引張荷重に対する芯線61の強度が高くなっている。従って、端子圧着構造2によれば、被覆圧着部13を有していない圧着端子1においても電線60と圧着端子1との接続強度を適切に確保することが可能となる。
このように、実施形態の第1変形例に係る端子圧着構造2では、芯線圧着部12は、圧着端子1において、電線60に対して圧着された部分のうちで最も芯線61の先端側と反対側に位置している。端子圧着構造2は、このように、圧着端子1において電線60の衝撃引張荷重が最初に伝達される圧着部分に適用されてもよい。
[実施形態の第2変形例]
実施形態の第2変形例について説明する。端子圧着構造2は、芯線圧着部12の二枚のバレル片部22,23が重なりあいながら電線60に対して巻き付けられて圧着されるタイプの圧着端子1に適用されてもよい。二枚のバレル片部は、芯線61および被覆62を一体に覆うようにして電線60に対して巻き付けられるものであってもよい。すなわち、圧着端子1は、上記実施形態の圧着端子1において、第一バレル片部22と第三バレル片部32とが一体につなげられ、かつ第二バレル片部23と第四バレル片部33とが一体につなげられた形状のものであって、電線60に対して巻き付けられて圧着されるものであってもよい。
上記の実施形態および変形例に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 圧着端子
2 端子圧着構造
11 端子接続部
12 芯線圧着部
13 被覆圧着部
14,15 中間部
16 第一の圧着部分
17 第二の圧着部分
18 第三の圧着部分
21,31 底部
22 第一バレル片部
23 第二バレル片部
32 第三バレル片部
33 第四バレル片部
40 アンビル(支持側の金型)
40a 支持面
50 クリンパ(端子圧着用金型)
50a 加締め部
50b 第一の加締め部
50c 第二の加締め部
50d 第三の加締め部
51 第一壁面
52 第二壁面
53,56 曲面部
53a,56a 第一の曲面部
53b,56b 第二の曲面部
53c,56c 第三の曲面部
54,57 中間部
54a,57a 第一の中間部
54b,57b 第二の中間部
54c,57c 第三の中間部
55,58 裾部
60 電線
61 芯線
62 被覆
100 端子圧着装置
L 第一方向
W 第二方向
H 第三方向
R1 第一範囲
R2 第二範囲
R3 第三範囲

Claims (5)

  1. 圧着端子に設けられ、電線の芯線における被覆から外部に露出した部分に対して圧着された芯線圧着部を備え、
    前記芯線圧着部は、前記芯線の先端側の範囲において前記芯線に対して圧着された第一の圧着部分と、前記第一の圧着部分よりも前記被覆寄りの範囲において前記芯線に対して圧着された第二の圧着部分とを有し、
    前記第一の圧着部分における圧着時の圧縮方向に沿った高さである端子高さは、前記第二の圧着部分における前記端子高さよりも低く、
    前記第一の圧着部分における前記圧縮方向および前記電線の軸方向のそれぞれと直交する方向に沿った幅である端子幅は、前記第二の圧着部分における前記端子幅よりも広い
    ことを特徴とする端子圧着構造。
  2. 更に、前記第一の圧着部分と前記第二の圧着部分とをつなぐ第三の圧着部分を備え、
    前記第三の圧着部分では、前記電線の軸方向に沿って前記端子高さおよび前記端子幅が徐々に変化する
    請求項1に記載の端子圧着構造。
  3. 前記第一の圧着部分において、前記端子高さは、前記端子幅よりも小さい
    請求項1または2に記載の端子圧着構造。
  4. 前記芯線圧着部は、前記圧着端子において、前記電線に対して圧着された部分のうちで最も前記芯線の先端側と反対側に位置している
    請求項1から3の何れか1項に記載の端子圧着構造。
  5. 圧着端子を支持する支持側の金型との間に前記圧着端子を挟み込み、前記圧着端子を電線の芯線における被覆から外部に露出した部分に対して圧着させる凹状の加締め部を備え、
    前記加締め部は、前記芯線の先端側の範囲において前記芯線に対して前記圧着端子を圧着させる第一の加締め部と、前記第一の加締め部よりも前記被覆寄りの範囲において前記芯線に対して前記圧着端子を圧着させる第二の加締め部とを有し、
    前記第一の加締め部のうち圧着時の圧縮方向において前記支持側の金型と対向する対向面は、前記第二の加締め部の前記対向面よりも前記支持側の金型の近くに位置しており、
    前記加締め部が前記支持側の金型に最も接近したときに、前記第一の加締め部において前記圧着端子を挟み込む壁面同士の間隔は、前記第二の加締め部において前記圧着端子を挟み込む壁面同士の間隔よりも広い
    ことを特徴とする端子圧着用金型。
JP2016210780A 2016-10-27 2016-10-27 端子圧着構造および端子圧着用金型 Abandoned JP2018073584A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016210780A JP2018073584A (ja) 2016-10-27 2016-10-27 端子圧着構造および端子圧着用金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016210780A JP2018073584A (ja) 2016-10-27 2016-10-27 端子圧着構造および端子圧着用金型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018073584A true JP2018073584A (ja) 2018-05-10

Family

ID=62115691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016210780A Abandoned JP2018073584A (ja) 2016-10-27 2016-10-27 端子圧着構造および端子圧着用金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018073584A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003243057A (ja) * 2002-02-18 2003-08-29 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電線接続端子
JP2007503083A (ja) * 2003-08-19 2007-02-15 エフシーアイ 電気接触子かしめ方法およびこの方法によって得られた接触子
JP2009231079A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Yazaki Corp 電線に対する端子の圧着方法
WO2010024032A1 (ja) * 2008-08-29 2010-03-04 住友電装株式会社 端子金具、端子金具付き電線の製造方法及び端子圧着用金型
JP2010198776A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Furukawa Electric Co Ltd:The アルミ電線用圧着端子およびこれを用いたアルミ電線への圧着構造
JP2015076238A (ja) * 2013-10-08 2015-04-20 矢崎総業株式会社 圧着端子及び圧着端子の加締治具

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003243057A (ja) * 2002-02-18 2003-08-29 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電線接続端子
JP2007503083A (ja) * 2003-08-19 2007-02-15 エフシーアイ 電気接触子かしめ方法およびこの方法によって得られた接触子
JP2009231079A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Yazaki Corp 電線に対する端子の圧着方法
WO2010024032A1 (ja) * 2008-08-29 2010-03-04 住友電装株式会社 端子金具、端子金具付き電線の製造方法及び端子圧着用金型
JP2010198776A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Furukawa Electric Co Ltd:The アルミ電線用圧着端子およびこれを用いたアルミ電線への圧着構造
JP2015076238A (ja) * 2013-10-08 2015-04-20 矢崎総業株式会社 圧着端子及び圧着端子の加締治具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7494388B2 (en) Terminal fitting having bi-metallic caulking pieces
US10483657B2 (en) Manufacturing method for electric wire having terminal
WO2013051480A1 (ja) 圧着端子
WO2011052548A1 (ja) 圧着端子
JP2005302476A (ja) 電線端部の加締構造
JP2010040404A (ja) 端子金具及びワイヤーハーネス
JP2009245695A (ja) 圧着端子
WO2015108123A1 (ja) 端子圧着構造及び端子圧着方法
US10355375B2 (en) Terminal-equipped electrical wire
JP2023009323A (ja) 圧着端子
US6786781B2 (en) Male contact
JP6074336B2 (ja) アルミニウム電線の接続構造
EP2147480A1 (en) Electrical male terminal
KR102513547B1 (ko) 코일단말의 접속구조
WO2015053182A1 (ja) 圧着端子
JP2018073584A (ja) 端子圧着構造および端子圧着用金型
JP2009245697A (ja) 圧着端子
JP2010146903A (ja) 端子金具付き電線
US20200321715A1 (en) Terminal-equipped electric wire and terminal crimping device
JP2018200835A (ja) 端子付き電線
JP5125941B2 (ja) 端子圧着装置
WO2010004825A1 (ja) 端子金具及び端子付き電線
JP5800200B2 (ja) 端子付き電線およびその製造方法
JP7467516B2 (ja) 圧着端子
JP2019046655A (ja) 端子付き電線の製造方法、端子付き電線および端子圧着装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200923

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201013

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20201215