JP2018072547A - レンズアダプタ、及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像装置の装置本体に取り付けられた交換レンズのがたつきを抑えるレンズアダプタを提供する。
【解決手段】レンズアダプタは、撮像装置の装置本体100に固定され、第1ねじ部415および交換レンズ150のマウント面151と光軸方向に当接する本体側マウント面411を有する固定マウント部材410と、装置本体100と固定マウント部材410との間に回転操作が可能に設けられ、交換レンズ150のバヨネット爪部と係合する爪部および第1ねじ部415に螺合される第2ねじ部422aを有する可動マウント部材420と、を備える。本体側マウント面411にマウント面151を当接させた状態で交換レンズ150を回転させることで、交換レンズ150のバヨネット爪部と可動マウント部材420の爪部とが係合してバヨネット結合され、バヨネット結合された状態で可動マウント部材420が回転操作されることで、第1ねじ部415に第2ねじ部622aが螺合されて可動マウント部材420が装置本体100側に移動する。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えばデジタルカメラ等の撮像装置の装置本体に対して交換レンズを着脱可能に装着するためのレンズアダプタ、及びレンズアダプタを備える撮像装置に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置では、装置本体に対して単焦点レンズやズームレンズ、広角レンズ、望遠レンズ、マクロレンズ等の複数種の交換レンズが着脱可能に装着されるが、レンズアダプタ方式としては、バヨネット式のレンズアダプタが広く用いられている。
バヨネット式のレンズアダプタでは、一般的に、装置本体のマウント面と交換レンズのマウント面にそれぞれ爪形状部を形成し、互いのマウント面を当接させた状態で交換レンズと装置本体とを相対的に回転させることで、互いの爪形状部を嵌合させる。これにより、装置本体に対して交換レンズがバヨネット結合される。
従来、装置本体に対して交換レンズがバヨネット結合された状態で、装置本体に内蔵されたバネ部材により交換レンズの爪形状部を装置本体側に付勢することにより、装置本体に対して交換レンズを保持する技術が提案されている(特許文献1)。
特開2004−102005号公報
しかし、上記特許文献1では、バネ部材の付勢力により交換レンズを保持しているため、バネ部材の撓み変形の分だけ交換レンズががたつく問題がある。特に、大型の交換レンズを装置本体に取り付けた場合には、レンズアダプタでのがたつきが生じやすくなり、レンズアダプタのがたつきによって撮影画像の画質が低下するおそれがある。
そこで、本発明は、撮像装置の装置本体に取り付けられた交換レンズのがたつきを抑えることができるレンズアダプタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のレンズアダプタは、撮像装置の装置本体に固定され、第1ねじ部および交換レンズのレンズ側マウント面と光軸方向に当接する本体側マウント面を有する固定マウント部材と、前記装置本体と前記固定マウント部材との間に光軸を中心として回転操作が可能に設けられ、前記交換レンズのバヨネット爪部と係合する爪部および前記第1ねじ部に螺合される第2ねじ部を有する可動マウント部材と、を備え、前記本体側マウント面に対して前記レンズ側マウント面を光軸方向に当接させた状態で前記交換レンズを光軸を中心に回転させることで、前記交換レンズの前記バヨネット爪部と前記可動マウント部材の前記爪部とが係合してバヨネット結合され、前記バヨネット結合された状態で前記可動マウント部材が光軸を中心として回転操作されることで、前記第1ねじ部に前記第2ねじ部が螺合されて前記可動マウント部材が前記装置本体の方向に移動することを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置の装置本体に取り付けられた交換レンズのがたつきを抑えることができるレンズアダプタを提供することができる。
デジタルカメラのカメラ本体に取り付けられた本発明の実施形態の一例であるレンズアダプタに交換レンズを装着した状態をカメラ本体の正面側から見た斜視図である。 図1に示すデジタルカメラのカメラ本体、レンズアダプタ及び交換レンズの分解斜視図である。 図2の背面側から見た分解斜視図である。 交換レンズのレンズマウントを背面側から見た図である。 可動マウント部材を背面側から見た図である。 可動マウント部材の規制凹部を正面側から見た部分斜視図である。 レンズ規制部材の斜視図である。 カメラ本体に取り付けられたレンズアダプタに対して交換レンズを着脱する方法を説明する図である。 カメラ本体に取り付けられたレンズアダプタに対して交換レンズを着脱する方法を説明する図である。 カメラ本体に取り付けられたレンズアダプタに対して交換レンズを着脱する方法を説明する図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を説明する。
図1は、デジタルカメラのカメラ本体に取り付けられた本発明の実施形態の一例であるレンズアダプタに交換レンズを装着した状態をカメラ本体の正面側(被写体側)から見た斜視図である。図2は、図1に示すデジタルカメラのカメラ本体、レンズアダプタ及び交換レンズの分解斜視図である。図3は、図2の背面側から見た分解斜視図である。図4は、交換レンズのレンズマウントを背面側(カメラ本体への装着面側)から見た図である。なお、本実施形態では、撮像装置として、デジタルカメラを例示するが、これに限定されない。
図1乃至図3に示すように、本実施形態のレンズアダプタ400は、カメラ本体100の正面側の固定部200に着脱可能に取り付けられ、固定部200に取り付けられたレンズアダプタ400には、交換レンズ150が着脱可能に装着される。カメラ本体100の固定部200には、ビス孔からなる複数の締結部211a〜211dが形成されている。レンズアダプタ400は、バヨネット式のレンズアダプタとねじ式のレンズアダプタに準じた構造を有する。カメラ本体100は、本発明の装置本体の一例に相当する。
図3及び図4に示すように、交換レンズ150の背面側には、レンズアダプタ400に装着するためのレンズマウント160が設けられている。レンズマウント160には、レンズ側マウント面151が設けられ、レンズ側マウント面151には、周溝からなる回転規制凹部155が形成されている。
レンズ側マウント面151の内径側には、カメラ本体100側に突出する円筒部156が設けられ、円筒部156の突出端の外周部には、径方向外側に突出する複数のバヨネット爪部152a〜152cが周方向に所定の間隔をあけて設けられている。そして、図4に示すように、複数のバヨネット爪部(以下、爪部という)152a〜152cのカメラ本体100を向く面には、爪接触面154a〜154cが形成されている。
一方、カメラ本体100に取り付けられるレンズアダプタ400は、円環状(リング状)に形成された固定マウント部材410及び可動マウント部材420を有する。固定マウント部材410は、交換レンズ150側に配置され、可動マウント部材420は、カメラ本体100側に配置されている。固定マウント部材410と可動マウント部材420との間には、レンズ規制部材430及び押下部付勢部材450が設けられている。可動マウント部材420のカメラ本体100側には、レンズ付勢部材440a〜440cが設けられている。
固定マウント部材410は、交換レンズ150側に本体側マウント面411が設けられ、中央開口部の内周部のカメラ本体100側には、雌ねじ部415が周方向全周にわたって形成されている。固定マウント部材410には、複数の貫通穴部418a〜418dが形成され、固定マウント部材410のカメラ本体100側には、当接ピン416a,416bが設けられている。固定マウント部材410の交換レンズ150側には、第1摺動穴部413及び第2摺動穴部414が設けられ、第1摺動穴部413は、本体側マウント面411に配置されている。雌ねじ部415は、本発明の第1ねじ部の一例に相当する。
本体側マウント面411には、交換レンズ150がカメラ本体100に装着されたときに、交換レンズ150のレンズ側マウント面151が当接する。また、固定マウント部材410の中央開口部には、交換レンズ150の円筒部156が挿入される。
固定マウント部材410とカメラ本体100の固定部200との間に可動マウント部材420を挟んだ状態で固定マウント部材410の貫通穴部418a〜418dに挿入したビスを固定部200の締結部211a〜211dに締結する。これにより、固定マウント部材410が可動マウント部材420を介してカメラ本体100に固定される。
次に、図2、図3、図5及び図6を参照して、可動マウント部材420について説明する。図5は、可動マウント部材420を背面側(カメラ本体100への装着面側)から見た図である。図6は、可動マウント部材420の規制凹部426を正面側(固定マウント部材410側)から見た部分斜視図である。
可動マウント部材420は、図2、図3及び図5に示すように、操作リング423と、操作リング423の内径側に略同軸に配置されたリング状の雄ねじ部材422とが複数の連結片429a〜429dによって連結されている。操作リング423は、固定マウント部材410より大径に形成されている。
雄ねじ部材422の外周部には、雄ねじ部422aが周方向全周に渡って形成され、雄ねじ部材422の内周部には、径方向内側に突出する複数の爪部421a〜421cが周方向に所定の間隔をあけて設けられている。雄ねじ部422aは、本発明の第2ねじ部の一例に相当する。
雄ねじ部材422には、ビス孔からなる複数の締結部428a〜428cが形成され、また、雄ねじ部材422の固定マウント部材410側を向く面の爪部421aと爪部421bとの間には、径方向に沿って切り欠かれた規制凹部426が形成されている。図6に示すように、規制凹部426の周方向の両側面には、可動マウント部材420の回転を規制する当接面427a,427bが設けられている。
爪部421a〜421cの周方向の一側には、それぞれ交換レンズ150の爪部152a〜152cの爪接触面154a〜154cに対して光軸方向に当接する爪接触面423a〜423cが設けられている。雄ねじ部材422の雄ねじ部422aは、固定マウント部材410の雌ねじ部415に螺合され、操作リング423を回転操作することにより、後述するねじ式のレンズアダプタに準じた取り付けが可能となる。
次に、図7を参照して、レンズ規制部材430について説明する。図7(a)はレンズ規制部材430の斜視図、図7(b)は図7(a)に示すレンズ規制部材430を反対側から見た斜視図である。
レンズ規制部材430は、カメラ本体100側に押下可能な押下部433と、押下部433の外周部から径方向外側に延びて設けられた回転規制片436とを有する。押下部433の裏面には、カメラ本体100側に突出して固定マウント部材410の第2摺動穴部414に対して軸方向に摺動可能に係合する軸状の第2摺動部435が設けられている。押下部433の裏面と固定マウント部材410との間には、押下部433を交換レンズ150側に付勢する押下部付勢部材450が第2摺動部435に外挿された状態で設けられている(図8(b)参照)。
回転規制片436の先端部には、交換レンズ150のレンズ側マウント面151に形成された回転規制凹部155に係脱可能に係合する回転規制凸部431が交換レンズ150側に突出して設けられている。回転規制凸部431の外周部は、第1摺動部434とされ、第1摺動部434は、固定マウント部材410の第1摺動穴部413に対して軸方向に摺動可能に係合する。
回転規制凸部431は、交換レンズ150がカメラ本体100に装着されたときに、固定マウント部材410の第1摺動穴部413から突出して交換レンズ150の回転規制凹部155に係合する。回転規制片436の幅方向両側には、当接面432a,432bが設けられている。回転規制片436は、押下部433が押下された状態で、可動マウント部材420の規制凹部426に挿入されて係合し、当接面432a,432bが規制凹部426の当接面427a,427bに当接する。これにより、可動マウント部材420の回転が規制される。
レンズ付勢部材440a〜440cは、図2及び図3に示すように、可動マウント部材420の爪部421a〜421cの近傍にそれぞれ配置されている。レンズ付勢部材440a〜440cに設けられた貫通穴に挿入したビスを可動マウント部材420の締結部428a〜428cに締結することで、レンズ付勢部材440a〜440cが可動マウント部材420に固定される。
次に、図8乃至図10を参照して、カメラ本体100に取り付けられたレンズアダプタ400に対して交換レンズ150を着脱する方法について説明する。
図8(a)は、交換レンズ150の爪部152a〜152cと可動マウント部材420の爪部421a〜421cとが光軸方向から見て重なっていない状態をカメラ本体100の正面側から見た図である。なお、図8(a)では、交換レンズ150については、爪部152a〜152c以外の図示は省略している。図8(b)は図8(a)のA−A線断面図、図8(c)は図8(a)のD−D線断面図、図8(d)は図8(a)に示すレンズアダプタ400を背面側から見た図である。図8(e)は、図8(a)に示すレンズアダプタ400の可動マウント部材420とレンズ規制部材430との関係を正面側から見た要部斜視図である。
図9(a)は、交換レンズ150の爪部152a〜152cと可動マウント部材420の爪部421a〜421cとが光軸方向から見て重なっている状態をカメラ本体100の正面側から見た図である。なお、図9(a)では、交換レンズ150については、爪部152a〜152c以外の図示は省略し、また、爪部152a〜152cは、可動マウント部材420の爪部421a〜421cの背面側に配置されて見えない状態となっている。図9(b)は図9(a)のB−B線断面図、図9(c)は図9(a)のE−E線断面図、図9(d)は図9(a)に示すレンズアダプタ400を背面側から見た図である。図9(e)は、図9(a)に示すレンズアダプタ400の可動マウント部材420とレンズ規制部材430との関係を正面側から見た要部斜視図である。
図10(a)は、交換レンズ150の爪部152a〜152cの爪接触面154a〜154cと可動マウント部材420の爪部421a〜421cの爪接触面423a〜423cとが光軸方向に当接した状態をカメラ本体100の正面側から見た図である。なお、図10(a)では、交換レンズ150については、爪部152a〜152c以外の図示は省略している。図10(b)は図10(a)のC−C線断面図、図10(c)は図10(a)のF−F線断面図、図10(d)は図10(a)に示すレンズアダプタ400を背面側から見た図である。図10(e)は、図10(a)に示すレンズアダプタ400の可動マウント部材420とレンズ規制部材430との関係を正面側から見た要部斜視図である。
図8(a)は、交換レンズ150の爪部152a〜152cと可動マウント部材420の爪部421a〜421cとが光軸方向から見て重なっておらず、交換レンズ150がカメラ本体100に対して着脱可能な状態を示している。
また、図8(a)の状態では、交換レンズ150のレンズ側マウント面151と固定マウント部材410の本体側マウント面411とが当接している。このとき、図8(b)に示すように、レンズ規制部材430の回転規制凸部431がレンズ側マウント面151により押下部付勢部材450の付勢力に抗してカメラ本体100に向けて光軸方向に押下される。
また、図8(c)乃至図8(e)に示すように、レンズ規制部材430の回転規制片436が可動マウント部材420の規制凹部426と係合するため、可動マウント部材420の回転が規制される。これにより、可動マウント部材420が不用意に回転することを防ぐことが可能となる。
図9(a)は、交換レンズ150をカメラ本体100の正面側から見て時計回り(右回り)に回転操作することで、交換レンズ150の爪部152a〜152cと可動マウント部材420の爪部421a〜421cとが光軸方向から見て重なった状態を示している。この状態では、レンズ付勢部材440a〜440cが爪部421a〜421cと爪部152a〜152cとの間に介在する。このため、レンズ側マウント面151を固定点とすると、爪部152a〜152cに対しては、カメラ本体100側に向けて光軸方向に押し込まれる付勢力が働く。
このとき、図9(b)に示すように、レンズ規制部材430の回転規制凸部431が交換レンズ150の回転規制凹部155と係合し、交換レンズ150の回転が規制される。これにより、交換レンズ150がレンズアダプタ400を介してカメラ本体100にバヨネット結合される。
また、図9(c)乃至図9(e)に示すように、レンズ規制部材430の回転規制片436と可動マウント部材420の規制凹部426との係合が解除され、可動マウント部材420は、回転操作が可能となる。ここで、回転規制片436の幅方向両側の当接面432a,432bと規制凹部426の幅方向両側の当接面427a,427bとは、係合解除方向に拡がるテーパ斜面となっている。このため、回転規制片436と規制凹部426とが引っ掛かることを防ぐことが可能となる。
ところで、図9に示す状態では、レンズ付勢部材440a〜440cの付勢力により交換レンズを保持しているだけなので、前述したように、レンズ付勢部材440a〜440cの撓みの分だけ交換レンズ150ががたつくという問題がある。特に、大型の交換レンズを取り付けた場合には、レンズアダプタ400でのがたつきが生じやすくなり、レンズアダプタ400のがたつきによって撮影画像の画質が低下するおそれがある。
図10(a)は、図9(a)の状態から可動マウント部材420の操作リング423をカメラ本体100の正面側から見て光軸中心に反時計回り(左回り)に回転操作した状態を示している。可動マウント部材420は、雄ねじ部材422の雄ねじ部422aが固定マウント部材410の雌ねじ部415に螺合されるため、可動マウント部材420の回転にしたがってカメラ本体100側に向けて光軸方向に移動する。なお、本実施形態では、操作リング423を光軸中心に反時計回り(左回り)に回転操作して雄ねじ部422aと雌ねじ部415を螺合させているが、操作リング423を時計回り(右回り)に回転操作して雄ねじ部422aと雌ねじ部415を螺合させてもよい。
そして、雄ねじ部422aと雌ねじ部415との螺合が完了した状態では、爪部421a〜421cの爪接触面423a〜423cが爪部152a〜152cの爪接触面154a〜154cをカメラ本体100側に向けて光軸方向に押し付けるように当接する。これにより、交換レンズ150がレンズアダプタ400を介してカメラ本体100にねじ結合されてがたつきのない状態で固定される。
このとき、図10(b)乃至図10(e)に示すように、レンズ規制部材430の押下部433は、押下することができなくなる。即ち、レンズ規制部材430の回転規制凸部431と回転規制片436は、可動マウント部材420の雄ねじ部材422によって光軸方向に移動が規制され、第2摺動部435は、可動マウント部材420の連結片429aによって光軸方向の移動が規制される。図10の状態において、押下部433を押下することが可能な場合、交換レンズ150を取り外せなくなるおそれがある。
図9に示すバヨネット結合された交換レンズ150を取り外す際には、交換レンズ150を反時計回り(左回り)に回転させて押下部433を押下し、レンズ規制部材430の回転規制凸部431と交換レンズ150の回転規制凹部155との係合を解除する。その後、交換レンズ150を更に反時計回りに回転させることで、レンズアダプタ400から交換レンズ150を取り外すことができる。
一方、図10に示すねじ結合された交換レンズ150を取り外す際は、操作リング423を光軸中心に時計回り(右回り)に回転操作して雄ねじ部422aと雌ねじ部415の螺合を緩めて図9に示す状態にした後、前述と同様にして交換レンズ150を取り外す。
即ち、図10に示す状態で、交換レンズ150の爪接触面154a〜154cと可動マウント部材420の爪接触面423a〜423cとは光軸方向に当接している。このため、図9と同様に、交換レンズ150を反時計回り(左回り)に回転させると、当該回転に連動して可動マウント部材420も同方向(螺合方向)に回転する可能性がある。ここで、右回りは、本発明の周方向の一方の方向に相当し、左回りは、本発明の周方向の他方の方向に相当する。
可動マウント部材420が光軸中心に反時計回りに回転すると、爪部152a〜152cと爪部421a〜421cとが互いに引っ張り合う状態となって交換レンズ150を回転させることができなくなり、交換レンズ150の取り外しが困難となる。よって、交換レンズ150がねじ結合されている場合は、バヨネット結合された交換レンズ150の取り外し方法により交換レンズ150を取り外すことはできない。
以上説明したように、本実施形態では、カメラ本体100にレンズアダプタ400を介して取り付けられた交換レンズ150のがたつきを抑えることができる。このため、特に大型の交換レンズの場合に、レンズアダプタ400のがたつきによる撮影画像の画質が低下を回避することができる。
なお、本発明の構成は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
100 カメラ本体
150 交換レンズ
151 レンズ側マウント面
152a〜152c 爪部
410 固定マウント部材
411 本体側マウント面
415 雌ねじ部
420 可動マウント部材
421a〜421c 爪部
422a 雄ねじ部

Claims (8)

  1. 撮像装置の装置本体に固定され、第1ねじ部および交換レンズのレンズ側マウント面と光軸方向に当接する本体側マウント面を有する固定マウント部材と、
    前記装置本体と前記固定マウント部材との間に光軸を中心として回転操作が可能に設けられ、前記交換レンズのバヨネット爪部と係合する爪部および前記第1ねじ部に螺合される第2ねじ部を有する可動マウント部材と、を備え、
    前記本体側マウント面に対して前記レンズ側マウント面を光軸方向に当接させた状態で前記交換レンズを光軸を中心に回転させることで、前記交換レンズの前記バヨネット爪部と前記可動マウント部材の前記爪部とが係合してバヨネット結合され、
    前記バヨネット結合された状態で前記可動マウント部材が光軸を中心として回転操作されることで、前記第1ねじ部に前記第2ねじ部が螺合されて前記可動マウント部材が前記装置本体の方向に移動することを特徴とするレンズアダプタ。
  2. 前記バヨネット結合された状態で前記交換レンズを前記装置本体の方向に付勢する付勢部材を備えることを特徴とする請求項1に記載のレンズアダプタ。
  3. 前記バヨネット結合されるまでは、前記可動マウント部材の回転を規制する規制手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズアダプタ。
  4. 前記規制手段は、前記レンズ側マウント面に形成された凹部に対して光軸方向に係脱可能に係合する凸部と、前記可動マウント部材に形成された規制凹部に対して光軸方向に係脱可能に係合する回転規制片と、を有し、光軸方向に移動が可能なレンズ規制部材を備え、
    前記バヨネット結合されるまでは、前記凸部が前記レンズ側マウント面に当接して光軸方向に押されることで前記凹部との係合が解除されるとともに、前記回転規制片が前記規制凹部に係合して、前記可動マウント部材の回転が規制され、
    前記バヨネット結合された状態では、前記凸部が前記凹部に係合するとともに、前記回転規制片の前記規制凹部との係合が解除されて、前記可動マウント部材の回転の規制が解除されることを特徴とする請求項3に記載のレンズアダプタ。
  5. 前記回転規制片の幅方向両側と前記規制凹部の幅方向両側とは、係合解除方向に拡がるテーパ斜面となっていることを特徴とする請求項4に記載のレンズアダプタ。
  6. 前記第1ねじ部は雌ねじ部であり、前記第2ねじ部は雄ねじ部であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のレンズアダプタ。
  7. 前記バヨネット結合させる際には、前記交換レンズを光軸を中心に周方向の一方の方向に回転させ、
    前記第1ねじ部に前記第2ねじ部を螺合させる際には、前記可動マウント部材を光軸を中心に周方向の他方の方向に回転操作することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のレンズアダプタ。
  8. 装置本体に取り付けられたレンズアダプタに交換レンズが着脱可能に装着される撮像装置であって、
    前記レンズアダプタとして、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のレンズアダプタを備えることを特徴とする撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112154373A (zh) * 2019-02-25 2020-12-29 深圳市大疆创新科技有限公司 卡口、摄像装置、摄像系统以及移动体

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