JP2018071534A - エンジンのオイル供給機構 - Google Patents

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大輔 鹿内
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Abstract

【課題】オイルの昇温を促進することが可能なエンジンのオイル供給機構を提供する。
【解決手段】メインオイルホール152からクランクシャフトのクランクジャーナル31にオイルポンプから圧送されたオイルを案内するサブオイルホール153と、サブオイルホール153に形成されたサブ側断熱層162と、を具備し、サブ側断熱層162は、サブオイルホール153の全域に形成されると共に、サブオイルホール153にコーティングされた断熱材によって形成される。
【選択図】図6

Description

本発明は、エンジンの各部にオイルを供給するためのエンジンのオイル供給機構の技術に関する。
従来、エンジンの各部にオイルを供給するためのエンジンのオイル供給機構の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載されるオイル供給機構(オイル供給装置)は、オイルが貯溜されたオイルパン、当該オイルを圧送するオイルポンプ、シリンダブロックに形成されたメインオイルホール(メインギャラリ)及び当該メインオイルホールから分岐する分岐路等を具備する。前記オイル供給機構は、オイルポンプから圧送されるオイルをメインオイルホール及び分岐路を介してエンジンの各部(例えば、クランクジャーナル、VVT(可変バルブタイミング機構)及びチェーンテンショナ等)に供給する。また、前記オイル供給機構は、エンジンの各部に供給したオイルをオイルパンに戻す。これによって、前記オイル供給機構は、オイルパンに貯溜されたオイルをエンジンの各部に循環させる。
特許文献1に記載されるオイル供給機構において、シリンダブロックは、鋳物によって構成される。この場合、メインオイルホール及び分岐路は、例えば、シリンダブロックの鋳造時に中子によって形成されたり鋳造後に切削加工が施されることで形成される。当該メインオイルホール及び分岐路は、一般的には、金属面が露出した状態となる。
ここで、エンジンの各部を循環するオイルは、エンジンの熱(例えば、燃焼熱等)を奪って温められる。しかし、メインオイルホール及び分岐路は、金属面が露出していると、温められたオイルの熱を外部に逃がしてしまう。このように、油路に金属面が露出していると、当該油路に案内されたオイルの熱を逃がしながら当該オイルを当該油路の下流に流通させることとなってしまう。このため、冷間始動時等においてオイルの昇温を促進できず(オイル高粘度)、フリクションが増加し燃費が悪化する可能性がある。
特開2016−169709号公報
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、オイルの昇温を促進することが可能なエンジンのオイル供給機構を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、メインオイルホールからクランクシャフトのクランクジャーナルにオイルを案内するサブオイルホールと、前記サブオイルホールに形成された断熱層と、を具備するものである。
請求項2においては、前記断熱層は、前記サブオイルホールの全域に形成されるものである。
請求項3においては、前記断熱層は、前記サブオイルホールにコーティングされた断熱材によって形成されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、オイルの昇温を促進することができる。
請求項2においては、サブオイルホールからオイルの熱が逃げることを効果的に抑制できる。
請求項3においては、断熱層を簡単に形成できる。
オイル供給機構の全体的な構成を示した模式図。 シリンダブロックを示した平面図。 同じく、底面図。 X1−X1断面図。 Z1−Z1断面図。 X2−X2断面図。 Z2−Z2断面図。 ロアケースを示した平面図。 同じく、底面図。 チェーンケースを示した背面図。
以下では、図中の矢印U、矢印D、矢印F、矢印B、矢印L及び矢印Rで示した方向を、それぞれ上方向、下方向、前方向、後方向、左方向及び右方向と定義して説明を行う。
以下では、本発明の一実施形態に係るエンジン10のオイル供給機構100について説明する。
まず、図1から図4までを参照してオイル供給機構100が設けられるエンジン10の構成について説明する。
エンジン10は、直列4気筒型のエンジンであり、例えば、自動車等の車両に搭載される。図1に示すように、エンジン10は、オイルパン20、ロアケース130、シリンダブロック30、シリンダヘッド40及びチェーンケース140等を具備する。
オイルパン20は、内部でオイルを貯溜するためのものである。オイルパン20に貯溜されたオイルは、後述するオイル供給機構100によってシリンダブロック30等に供給される。
ロアケース130は、オイルパン20の上方に配置され、クランクシャフトのクランクジャーナル31を支持する。なお、ロアケース130の構成については後述する。
シリンダブロック30は、ピストン(不図示)を摺動させるためのものである。図2から図4までに示すように、シリンダブロック30は、シリンダボア30a及び支持部30b等を具備する。
シリンダボア30aは、シリンダブロック30の上面から下方に延びるように形成される平面視略円状の孔である。本実施形態に係るシリンダボア30aは、間隔をあけて4つ形成される。シリンダボア30aには、前記ピストンが摺動自在に設けられる。
支持部30bは、シリンダブロック30の下端部に形成される正面視略半円状の窪みである。支持部30bは、クランクジャーナル31を支持する。支持部30bは、前記クランクシャフトの軸方向(本実施形態では前後方向)に間隔をあけて複数設けられる。支持部30bは、クランクジャーナル31の数に対応するように形成される(1つのクランクジャーナル31に対して1つの支持部30bが形成される)。
図1に示すように、このように構成されるシリンダブロック30には、ロアケース130を介してオイルパン20が下方から取り付けられる。また、シリンダブロック30には、オイルを前記ピストンに噴射するためのピストンジェット32等が設けられる。
シリンダヘッド40は、カムシャフトを回転させることによって吸気弁及び排気弁を開閉させる動弁機構等を具備し(不図示)、ボルト等を介してシリンダブロック30に上方から取り付けられる。シリンダヘッド40には、OCV(オイルコントロールバルブ)41、VVT(バルブタイミング変更機構)42、吸気側ラッシュアジャスタ43及び排気側ラッシュアジャスタ44等が設けられる。OCV41は、VVT42へのオイルの供給及び排出を制御するものである。VVT42は、前記吸気弁の開閉タイミングを変更させるものである。吸気側ラッシュアジャスタ43は、吸気側のバルブクリアランスの発生を抑えるものである。排気側ラッシュアジャスタ44は、排気側のバルブクリアランスの発生を抑えるものである。VVT42、吸気側ラッシュアジャスタ43及び排気側ラッシュアジャスタ44は、オイルが供給されることで動作する。
チェーンケース140は、シリンダブロック30及びシリンダヘッド40と対向するように配置される。チェーンケース140は、前記クランクシャフトの回転を前記カムシャフトに伝達するタイミングチェーン(不図示)や当該タイミングチェーンに張力を付与するためのチェーンテンショナー51等を覆う。チェーンテンショナー51は、オイルが供給されることで動作する。なお、チェーンケース140の構成については後述する。
次に、図1から図10までを参照してオイル供給機構100の構成について説明する。
図1に示すオイル供給機構100は、オイルパン20に貯溜されたオイルをエンジン10の各部に供給するためのものである。オイル供給機構100は、オイルポンプ110、オイルフィルタ120、ロアケース130、チェーンケース140、供給油路150及び断熱層群160等を具備する。
オイルポンプ110は、オイルパン20に貯溜されたオイルを吸入して当該オイルを下流へ圧送するものである。オイルポンプ110は、エンジン10によって駆動されると共に、当該エンジン10の回転数に応じた回転数で駆動される。
オイルフィルタ120は、オイルポンプ110の下流側に配置され、オイルポンプ110から圧送されたオイルに含まれる異物等を取り除くためのものである。
ロアケース130は、シリンダブロック30等に供給されたオイル(シリンダブロック30等から落下するオイル)をオイルパン20に戻すためのものである。図8及び図9に示すロアケース130は、上下に開口した略箱状に形成される。ロアケース130は、その上部が前端部から後端部までに亘って開口する。また、ロアケース130は、その下部が前端部から前後中途部までに亘って開口する。ロアケース130は、後側壁部130a、前側壁部130b、オイル受け部130c、取付部130d、閉塞部130e及び貫通孔130fを具備する。
後側壁部130aは、ロアケース130の底面(板面を上下に向けた面)の後部を成す壁であり、ロアケース130の後端部から前後中途部までに亘って形成される。後側壁部130aは、ロアケース130の上下中途部に形成される。
前側壁部130bは、ロアケース130の底面の前部を成す壁であり、ロアケース130の前後中途部から前端部までに亘って形成される。前側壁部130bは、後側壁部130aの前方に連続するように形成され、ロアケース130の内部空間を上下に区画する。
オイル受け部130cは、シリンダブロック30等に供給されたオイルを受ける部分である。オイル受け部130cは、ロアケース130の上側の内面によって形成される。より詳細には、オイル受け部130cは、後側壁部130a及び前側壁部130bの上面(図8に点線で示す斜線の領域参照)、並びにロアケース130の側壁(上端部から上下中途部まで)によって形成される。
取付部130dは、ロアケース130の下端部に形成される部分である。取付部130dは、底面視略矩形環状に形成される。取付部130dには、ボルト等を介してオイルパン20が取り付けられる。
閉塞部130eは、オイルパン20を上方から塞ぐ部分である。閉塞部130eは、ロアケース130の下側の内面によって形成される。より詳細には、閉塞部130eは、前側壁部130bの下面(底面視において取付部130dで囲まれた部分、図9に点線で示す斜線の領域参照)及びロアケース130の側壁(上下中途部から下端部まで)によって形成される。
貫通孔130fは、ロアケース130とオイルパン20とを連通する孔である。貫通孔130fは、閉塞部130e(前側壁部130bの下面)を上下に貫通する。貫通孔130fは、間隔をあけて複数形成される。
図10に示すチェーンケース140は、略蓋状の部材である。チェーンケース140は、凸部140aを具備する。
凸部140aは、チェーンケース140のシリンダブロック30及びシリンダヘッド40との対向面(本実施形態では後面)の上下中途部から突出する部分である。凸部140aは、前記対向面の一部の領域(図10に点線で示す斜線の領域参照)を囲むように形成される。凸部140aは、所定の部材(不図示)によってシリンダブロック30側(本実施形態では前側)から塞がれる。
図1に示す供給油路150は、オイルフィルタ120で異物が取り除かれたオイルをエンジン10の各部に案内するための油路である。供給油路150は、オイル通路151、メインオイルホール152、サブオイルホール153、チェーン側油路154、オイル落し油路155及びオイル戻し油路156を具備する。
オイル通路151は、オイルフィルタ120で異物が取り除かれたオイルをシリンダブロック30及びチェーンケース140に案内する油路である。オイル通路151は、その一端部がオイルフィルタ120と接続されると共に、その中途部が2つに分岐する。オイル通路151のうち、分岐した一方の通路は、その端部がシリンダブロック30と接続される。また、オイル通路151のうち、分岐した他方の通路は、その端部がチェーンケース140と接続される。
メインオイルホール152は、オイル通路151(分岐した一方の通路)からシリンダブロック30に案内されたオイルを前記クランクシャフトの軸方向(前後方向)に流通させるための油路である。図2から図4までに示すように、メインオイルホール152は、シリンダボア30aの側方(本実施形態では右方)に形成される。メインオイルホール152は、接続部152a及び供給部152bを具備する。
接続部152aは、オイル通路151と接続される部分である。接続部152aは、上方に延びた端部が左右に延びるような正面断面視T字状に形成される。接続部152aは、その下端部がオイル通路151と接続される。また、接続部152aは、右方に延びた端部が後述する供給部152bと接続される。
供給部152bは、前記クランクシャフトの軸方向(前後方向)にオイルを案内する部分である。供給部152bは、正面視略円状に形成される。図4及び図5に示すように、供給部152bは、前端部から後端部までに亘って、前記クランクシャフトの軸方向に延びるように形成される。供給部152bは、その中途部で接続部152aと接続される。また、供給部152bは、その中途部で適宜分岐してピストンジェット32と接続される(図1参照)。
サブオイルホール153は、メインオイルホール152を流通するオイルをクランクジャーナル31に案内するための油路である。図3、図5及び図6に示すように、サブオイルホール153は、メインオイルホール152の供給部152bから支持部30bに向けて延びるように形成され、当該延びた端部が支持部30bで外部に開口してクランクジャーナル31と接続される。サブオイルホール153は、クランクジャーナル31に対応するように形成される(1つのクランクジャーナル31に対して1つのサブオイルホール153が形成される)。
図1及び図10に示すように、チェーン側油路154は、オイル通路151(分岐した他方の通路)からチェーンケース140に案内されたオイルをシリンダヘッド40等に案内するための油路である。チェーン側油路154は、チェーンケース140の凸部140a及び後面の凸部140aで囲まれた部分、並びに凸部140aを塞ぐ所定の部材によって形成される(図10に点線で示す斜線の領域参照)。チェーン側油路154は、その下端部がオイル通路151と接続されると共に、その上端部がシリンダヘッド40と接続される。また、チェーン側油路154は、その中途部がチェーンテンショナー51と接続される。
オイル落し油路155は、チェーン側油路154からシリンダヘッド40に案内されたオイルをロアケース130のオイル受け部130cに落とすための油路である。図2、図6及び図7に示すように、オイル落し油路155は、シリンダブロック30を上下に貫通するように形成される。オイル落し油路155は、その上端部がシリンダヘッド40と接続されると共に、その下端部がオイル受け部130cと接続される。オイル落し油路155は、前記クランクシャフトの軸方向(前後方向)に間隔をあけて複数形成される。
図1及び図8に示すオイル戻し油路156は、オイル受け部130cに落とされたオイルをオイルパン20に戻すための油路である。オイル戻し油路156は、オイル受け部130c及び貫通孔130fによって形成される。
図1に示す断熱層群160は、供給油路150を流通するオイルの熱を供給油路150から外部に逃げ難くするためのものである。断熱層群160は、メイン側断熱層161、サブ側断熱層162、ロア側断熱層163、チェーン側断熱層164及び落し側断熱層165を具備する。
図4及び図5に示すように、メイン側断熱層161は、メインオイルホール152の全域(接続部152aの上方及び左右に延びる部分の全周、並びに供給部152bの一端部から他端部までの全周)に亘って形成される。メイン側断熱層161は、メインオイルホール152に樹脂材(例えば、PAI(ポリアミドイミド樹脂))をコーティングすることによって形成される。なお、図4及び図5においては、メイン側断熱層161が形成される箇所を点線の斜線で示している。
図6に示すように、サブ側断熱層162は、サブオイルホール153の全域(サブオイルホール153の一端部から他端部までの全周)に亘って形成される。サブ側断熱層162は、メイン側断熱層161の樹脂材と同一の樹脂材をサブオイルホール153にコーティングすることによって形成される。なお、図6においては、サブ側断熱層162が形成される箇所を点線の斜線で示している。
図8及び図9に示すように、ロア側断熱層163は、ロアケース130(オイル戻し油路156及びその周辺)に形成される。ロア側断熱層163は、受け部側断熱層163a及び閉塞部側断熱層163bを具備する。
受け部側断熱層163aは、オイル受け部130cの表面(ロアケース130の上側の内面)の全域に形成される。受け部側断熱層163aは、メイン側断熱層161の樹脂材と同一の樹脂材をコーティングすることによって形成される。なお、図8においては、受け部側断熱層163aが形成される箇所を点線の斜線で示している。
閉塞部側断熱層163bは、閉塞部130eの表面(ロアケース130の下側の内面)の全域に形成される。閉塞部側断熱層163bは、メイン側断熱層161の樹脂材と同一の樹脂材をコーティングすることによって形成される。なお、図9においては、閉塞部側断熱層163bが形成される箇所を点線の斜線で示している。
図10に示すように、チェーン側断熱層164は、チェーン側油路154の全域に亘って形成される。チェーン側断熱層164は、メイン側断熱層161の樹脂材と同一の樹脂材をチェーン側油路154にコーティングすることによって形成される。なお、図10においては、チェーン側断熱層164が形成される箇所を点線の斜線で示している。
図6及び図7に示すように、落し側断熱層165は、オイル落し油路155の全域(上端部から下端部までの全体)に亘って形成される。落し側断熱層165は、メイン側断熱層161の樹脂材と同一の樹脂材をオイル落し油路155にコーティングすることによって形成される。なお、図6及び図7においては、落し側断熱層165が形成される箇所を点線の斜線で示している。
次に、図1を参照してオイル供給機構100の動作について説明する。
まず、オイルポンプ110は、エンジン10の駆動に伴って動作し、オイルパン20のオイルをオイルフィルタ120を介してオイル通路151に圧送する。当該オイルは、その一部がオイル通路151の中途部からメインオイルホール152(シリンダブロック30)に案内される。また、オイルポンプ110から圧送されたオイルは、その残りがオイル通路151の中途部からチェーン側油路154(チェーンケース140)に案内される。
メインオイルホール152に案内されたオイルは、サブオイルホール153を流通してクランクジャーナル31に案内され、クランクジャーナル31を潤滑する。また、サブオイルホール153を流通したオイルは、前記クランクシャフトに形成された孔部を流通してクランクピン(不図示)等を潤滑する。クランクジャーナル31や前記クランクピン等を潤滑したオイルは、前記クランクシャフトからオイル戻し油路156(オイル受け部130c)に落下する。
また、メインオイルホール152に案内されたオイルは、ピストンジェット32に案内されて前記ピストンに噴射される。当該オイルは、前記ピストンを潤滑してからオイル戻し油路156に落下する。
一方、オイル通路151からチェーン側油路154に案内されたオイルは、その一部がチェーンテンショナー51に供給される。当該オイルは、チェーンケース140の後面(凸部140aで囲まれていない部分)を伝ってオイル戻し油路156に落下する。また、チェーン側油路154に案内されたオイルは、その残りがシリンダヘッド40に案内されて、OCV41(VVT42)、排気側ラッシュアジャスタ44及び吸気側ラッシュアジャスタ43に供給される。当該オイルは、シリンダブロック30の内面を伝ってオイル落し油路155に案内され、オイル落し油路155からオイル戻し油路156に落下する。
オイル戻し油路156に落下したオイル(クランクジャーナル31やクランクピンやピストンを潤滑したオイル、チェーンテンショナー51やOCV41等に供給されたオイル)は、オイル受け部130cの側面や底面を伝って貫通孔130fに案内され、貫通孔130fからオイルパン20に落下する(図8参照)。
以上によって、オイル供給機構100は、エンジン10の駆動時に、オイルパン20のオイルをエンジン10内で循環させて前記ピストン等の潤滑部を潤滑したり、チェーンテンショナー51等を動作させることができる。
ここで、エンジン10を循環するオイルは、エンジンの熱(前記ピストンの熱や燃焼熱)を奪って温められる。本実施形態に係るオイル供給機構100は、断熱層群160によって、温められたオイルの熱が逃げないようにしている。
具体的には、本実施形態に係るオイル供給機構100は、図4及び図5に示すメイン側断熱層161によってメインオイルホール152を断熱している。これによれば、メインオイルホール152を流通するオイル(温められたオイル)の熱がメインオイルホール152の外部に逃げることを抑制できる。
また、本実施形態に係るオイル供給機構100は、図6に示すサブ側断熱層162によってサブオイルホール153を断熱している。これによれば、サブオイルホール153を流通するオイルの熱がサブオイルホール153の外部に逃げることを抑制できる。
また、本実施形態に係るオイル供給機構100は、図8に示すロア側断熱層163の受け部側断熱層163aによってオイル受け部130cを断熱している。これによれば、オイル受け部130cで受けたオイル(クランクジャーナル31やピストン等を潤滑したオイル、チェーンテンショナー51やOCV41等に供給されたオイル)の熱がロアケース130の外部に逃げることを抑制できる。
また、ロア側断熱層163は、図9に示す閉塞部側断熱層163bによって閉塞部130eを断熱している。これによれば、オイルパン20に貯溜されたオイル(エンジン10を循環して温められたオイル)の熱がオイルパン20の外部(上方)に逃げることを抑制できる。
また、本実施形態に係るオイル供給機構100は、図10に示すチェーン側断熱層164によってチェーン側油路154を断熱している。これによれば、チェーン側油路154を流通するオイル(チェーンテンショナー51やVVT42等に供給されるオイル)の熱がチェーン側油路154の外部に逃げることを抑制できる。
また、本実施形態に係るオイル供給機構100は、図6及び図7に示す落し側断熱層165によってオイル落し油路155を断熱している。これによれば、オイル落し油路155を流通するオイル(OCV41等に供給されたオイル)の熱がオイル落し油路155の外部に逃げることを抑制できる。
以上のように、オイル供給機構100は、断熱層群160によって、供給油路150の多くの箇所(シリンダヘッド40及びオイル通路151を除く箇所)において、オイルの熱が外部に逃げることを抑制している。これによれば、オイルの昇温を促進できるため、エンジン10の冷間始動時等において、低温(高粘度)のオイルを循環させる時間を極力短くする(温められたオイル(低粘度のオイル)を速やかに潤滑させる)ことができる。これにより、潤滑部のフリクションを速やかに低減(フリクションが増加するという現象の発生を抑制)でき、燃費の悪化を抑制できる。また、オイルの昇温を促進することで、エンジン10を速やかに暖機することができる。
また、メイン側断熱層161、サブ側断熱層162、ロア側断熱層163、チェーン側断熱層164及び落し側断熱層165は、樹脂材をコーティングすることによって形成されている。これによれば、メイン側断熱層161、サブ側断熱層162、ロア側断熱層163、チェーン側断熱層164及び落し側断熱層165を簡単な加工で形成できる。
以上の如く、本実施形態に係るエンジン10のオイル供給機構100は、オイルをクランクジャーナル31及びピストン(エンジン10の潤滑部)に案内するメインオイルホール152と、前記メインオイルホール152に形成されたメイン側断熱層161(断熱層)と、を具備するものである。
このように構成することにより、メインオイルホール152からオイルの熱が逃げることを抑制できるため、オイルの昇温を促進することができる。
また、前記メイン側断熱層161は、前記メインオイルホール152の全域に形成されるものである。
このように構成することにより、メインオイルホール152において熱が逃げ易い箇所がなくなるため、メインオイルホール152からオイルの熱が逃げることを効果的に抑制できる。
また、前記メイン側断熱層161は、前記メインオイルホール152にコーティングされた断熱材によって形成されるものである。
このように構成することにより、メイン側断熱層161を簡単に形成できる。
また、以上の如く、本実施形態に係るエンジン10のオイル供給機構100は、メインオイルホール152からクランクシャフトのクランクジャーナル31にオイルを案内するサブオイルホール153と、前記サブオイルホール153に形成されたサブ側断熱層162(断熱層)と、を具備するものである。
このように構成することにより、サブオイルホール153からオイルの熱が逃げることを抑制できるため、オイルの昇温を促進することができる。
また、前記サブ側断熱層162は、前記サブオイルホール153の全域に形成されるものである。
このように構成することにより、サブオイルホール153において熱が逃げ易い箇所がなくなるため、サブオイルホール153からオイルの熱が逃げることを効果的に抑制できる。
また、前記サブ側断熱層162は、前記サブオイルホール153にコーティングされた断熱材によって形成されるものである。
このように構成することにより、サブ側断熱層162を簡単に形成できる。
なお、本実施形態に係るサブ側断熱層162は、本発明に係る断熱層の実施の一形態である。
また、以上の如く、本実施形態に係るエンジン10のオイル供給機構100は、クランクシャフトのクランクジャーナル31を潤滑したオイルをオイルパン20に戻すロアケース130と、前記ロアケース130に形成されたロア側断熱層163(断熱層)と、を具備するものである。
このように構成することにより、ロアケース130からオイルの熱が逃げることを抑制できるため、オイルの昇温を促進することができる。
また、前記ロアケース130は、前記クランクジャーナル31を潤滑したオイルを受けるオイル受け部130cを具備し、前記ロア側断熱層163は、前記オイル受け部130cの表面に形成される受け部側断熱層163aを具備するものである。
このように構成することにより、オイル受け部130cで受けたオイルの熱が逃げることを抑制できる。
また、前記受け部側断熱層163aは、前記オイル受け部130cの表面の全域に形成されるものである。
このように構成することにより、オイル受け部130cにおいて熱が逃げ易い箇所がなくなるため、オイル受け部130cで受けたオイルの熱が逃げることを効果的に抑制できる。
また、前記受け部側断熱層163aは、前記オイル受け部130cの表面にコーティングされた断熱材によって形成されるものである。
このように構成することにより、受け部側断熱層163aを簡単に形成できる。
また、前記ロアケース130は、前記オイルパン20を上方から塞ぐ閉塞部130eを具備し、前記ロア側断熱層163は、前記閉塞部130eの表面に形成される閉塞部側断熱層163bを具備するものである。
このように構成することにより、オイルパン20からオイルの熱が逃げることを抑制できる。
また、前記閉塞部側断熱層163bは、前記閉塞部130eの表面の全域に形成されるものである。
このように構成することにより、閉塞部130eにおいて熱が逃げ易い箇所がなくなるため、オイルパン20からオイルの熱が逃げることを効果的に抑制できる。
また、前記閉塞部側断熱層163bは、前記閉塞部130eの表面にコーティングされた断熱材によって形成されるものである。
このように構成することにより、閉塞部側断熱層163bを簡単に形成できる。
また、以上の如く、本実施形態に係るエンジン10のオイル供給機構100は、シリンダヘッド40からシリンダブロック30に案内されたオイルをロアケース130に落下させるオイル落し油路155と、前記オイル落し油路155に形成された落し側断熱層165(断熱層)と、を具備するものである。
このように構成することにより、オイル落し油路155からオイルの熱が逃げることを抑制できるため、オイルの昇温を促進することができる。
また、前記落し側断熱層165は、前記オイル落し油路155の全域に形成されるものである。
このように構成することにより、オイル落し油路155において熱が逃げ易い箇所がなくなるため、オイル落し油路155からオイルの熱が逃げることを効果的に抑制できる。
また、前記落し側断熱層165は、前記オイル落し油路155にコーティングされた断熱材によって形成されるものである。
このように構成することにより、落し側断熱層165を簡単に形成できる。
また、以上の如く、本実施形態に係るエンジン10のオイル供給機構100は、オイルをシリンダヘッド40に案内するチェーン側油路154(油路)を有するチェーンケース140と、前記チェーン側油路154に形成されたチェーン側断熱層164(断熱層)と、を具備するものである。
このように構成することにより、チェーン側油路154からオイルの熱が逃げることを抑制できるため、オイルの昇温を促進することができる。
また、前記チェーン側断熱層164は、前記チェーン側油路154の全域に形成されるものである。
このように構成することにより、チェーン側油路154において熱が逃げ易い箇所がなくなるため、チェーン側油路154からオイルの熱が逃げることを効果的に抑制できる。
また、前記チェーン側断熱層164は、前記チェーン側油路154にコーティングされた断熱材によって形成されるものである。
このように構成することにより、チェーン側断熱層164を簡単に形成できる。
また、本実施形態に係るオイル供給機構100は、メインオイルホール152及びサブオイルホール153に断熱層を形成している(メイン側断熱層161及びサブ側断熱層162を具備している)。これによって、メインオイルホール152からサブオイルホール153へと流通してクランクジャーナル31を潤滑するオイルの熱が逃げることを抑制できる。これによれば、クランクジャーナル31を潤滑するオイルが冷め難くなるため、クランクジャーナル31に低粘度のオイルを速やかに供給でき、ひいてはクランクジャーナル31のフリクションが悪化することを効果的に抑制できる。
また、オイル供給機構100は、メインオイルホール152及びサブオイルホール153だけではなく、オイル受け部130cにも断熱層を形成している(メイン側断熱層161、サブ側断熱層162及び受け部側断熱層163aを具備している)。これによって、クランクジャーナル31を潤滑したオイルがオイルパン20に戻る際にも、当該オイルの熱が逃げることを抑制できる。これによれば、オイルパン20とクランクジャーナル31とを循環する経路の多く(メインオイルホール152、サブオイルホール153及びオイル戻し油路156)でオイルの熱が逃げることを抑制できる。このため、クランクジャーナル31に低粘度のオイルをより速やかに供給でき、クランクジャーナル31のフリクションが悪化することを効果的に抑制できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、メイン側断熱層161、サブ側断熱層162、ロア側断熱層163、チェーン側断熱層164及び落し側断熱層165は、PAIによって形成されるものとしたが、断熱層の材料は、これに限定されるものではなく、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、フェノール樹脂等であってもよい。
また、メイン側断熱層161、サブ側断熱層162、ロア側断熱層163、チェーン側断熱層164及び落し側断熱層165は、互いに同一の樹脂材によって形成されるものとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、互いに異なる樹脂材によって形成されるものであってもよい。
また、断熱層群160は、オイル通路151に形成された断熱層を具備するものであってもよい。これによれば、オイル通路151を流通するオイルの熱がオイル通路151の外部から逃げることを抑制できる。
また、断熱層群160は、チェーンケース140の内面(凸部140aで囲まれていない部分)に形成された断熱層を具備するものであってもよい。これによれば、チェーンテンショナー51に供給されたオイル(チェーンケース140の内面を伝うオイル)の熱がチェーンケース140の外部から逃げることを抑制できる。
また、断熱層群160は、シリンダヘッド40(OCV41、吸気側ラッシュアジャスタ43及び排気側ラッシュアジャスタ44とオイル落し油路155とを接続する部分)に形成された断熱層を具備するものであってもよい。これによれば、OCV41等からオイル落し油路155に案内されるオイルの熱がシリンダヘッド40の外部から逃げることを抑制できる。
また、メイン側断熱層161は、メインオイルホール152の部位に応じて異なる樹脂材がコーティングされていてもよい。例えば、メイン側断熱層161は、接続部152aにPAIがコーティングされると共に、供給部152bにPPSがコーティングされていてもよい。
また、メイン側断熱層161は、二層以上の断熱層で構成されていてもよい。例えば、メイン側断熱層161は、メインオイルホール152に形成されたPAIと、当該PAIに積層されたPPSと、によって構成されていてもよい。
また、メイン側断熱層161は、必ずしもメインオイルホール152の全域に形成されていなくてもよい。
また、メイン側断熱層161は、樹脂材をコーティングすることで形成されるものとしたが、メイン側断熱層161の形成手段は、これに限定されるものではない。例えば、メイン側断熱層161は、メインオイルホール152に樹脂材からなるパイプを挿入することで形成されるものであってもよい。
また、メインオイルホール152は、接続部152a及び供給部152bを具備するものとしたが、メインオイルホール152の構成は、これに限定されるものではない。メインオイルホール152は、例えば、供給部152bのみを具備する構成であってもよい。
また、サブ側断熱層162は、サブオイルホール153の部位に応じて異なる樹脂材がコーティングされていてもよい。例えば、サブ側断熱層162は、上部にPAIがコーティングされると共に、下部にPPSがコーティングされていてもよい。
また、サブ側断熱層162は、二層以上の断熱層で構成されていてもよい。例えば、サブ側断熱層162は、サブオイルホール153に形成されたPAIと、当該PAIに積層されたPPSと、によって構成されていてもよい。
また、サブ側断熱層162は、必ずしもサブオイルホール153の全域に形成されていなくてもよい。
また、サブ側断熱層162は、樹脂材をコーティングすることで形成されるものとしたが、サブ側断熱層162の形成手段は、これに限定されるものではない。例えば、サブ側断熱層162は、サブオイルホール153に樹脂材からなるパイプを挿入することで形成されるものであってもよい。
また、ロア側断熱層163は、オイル受け部130cの部位に応じて異なる樹脂材がコーティングされていてもよい。例えば、ロア側断熱層163は、オイル受け部130cにPAIがコーティングされると共に、閉塞部130eにPPSがコーティングされていてもよい。
また、ロア側断熱層163は、二層以上の断熱層で構成されていてもよい。例えば、ロア側断熱層163は、オイル受け部130c及び閉塞部130eに形成されたPAIと、当該PAIに積層されたPPSと、によって構成されていてもよい。
また、ロア側断熱層163は、必ずしもオイル受け部130c及び閉塞部130eの全域に形成されていなくてもよい。
また、ロア側断熱層163は、樹脂材をコーティングすることで形成されるものとしたが、ロア側断熱層163の形成手段は、これに限定されるものではない。例えば、ロア側断熱層163は、オイル受け部130cに上部が開口した略箱状の樹脂材を固定すると共に、閉塞部130eに下部が開口した略箱状の樹脂材を固定することで形成されるものであってもよい。
また、ロア側断熱層163は、ロアケース130の貫通孔130fの内面に形成されていてもよい。これによれば、ロア側断熱層163は、貫通孔130fを伝うオイルの熱が外部に逃げることを抑制できるため、オイルの昇温を効果的に促進することができる。
また、チェーン側断熱層164は、チェーン側油路154の部位に応じて異なる樹脂材がコーティングされていてもよい。例えば、チェーン側断熱層164は、上部にPAIがコーティングされると共に、下部にPPSがコーティングされていてもよい。
また、チェーン側断熱層164は二層以上の断熱層で構成されていてもよい。例えば、チェーン側断熱層164は、チェーン側油路154に形成されたPAIと、当該PAIに積層されたPPSと、によって構成されていてもよい。
また、チェーン側断熱層164は、必ずしもチェーン側油路154の全域に形成されていなくてもよい。
また、チェーン側断熱層164は、樹脂材をコーティングすることで形成されるものとしたが、チェーン側断熱層164の形成手段は、これに限定されるものではない。例えば、チェーン側断熱層164は、チェーン側油路154に樹脂材からなるパイプを挿入することで形成されるものであってもよい。
また、落し側断熱層165は、オイル落し油路155の部位に応じて異なる樹脂材がコーティングされていてもよい。例えば、落し側断熱層165は、上部にPAIがコーティングされると共に、下部にPPSがコーティングされていてもよい。
また、落し側断熱層165は、二層以上の断熱層で構成されていてもよい。例えば、落し側断熱層165は、オイル落し油路155に形成されたPAIと、当該PAIに積層されたPPSと、によって構成されていてもよい。
また、落し側断熱層165は、必ずしもオイル落し油路155の全域に形成されていなくてもよい。
また、落し側断熱層165は、樹脂材をコーティングすることで形成されるものとしたが、落し側断熱層165の形成手段は、これに限定されるものではない。例えば、落し側断熱層165は、オイル落し油路155に樹脂材からなるパイプを挿入することで形成されるものであってもよい。
10 エンジン
31 クランクジャーナル
100 オイル供給機構
153 サブオイルホール
162 サブ側断熱層(断熱層)

Claims (3)

  1. メインオイルホールからクランクシャフトのクランクジャーナルにオイルを案内するサブオイルホールと、
    前記サブオイルホールに形成された断熱層と、
    を具備する、
    エンジンのオイル供給機構。
  2. 前記断熱層は、
    前記サブオイルホールの全域に形成される、
    請求項1に記載のエンジンのオイル供給機構。
  3. 前記断熱層は、
    前記サブオイルホールにコーティングされた断熱材によって形成される、
    請求項1又は請求項2に記載のエンジンのオイル供給機構。
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