JP2018070741A - 熱変色性筆記具インキ組成物及びそれを内蔵した筆記具 - Google Patents
熱変色性筆記具インキ組成物及びそれを内蔵した筆記具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018070741A JP2018070741A JP2016211221A JP2016211221A JP2018070741A JP 2018070741 A JP2018070741 A JP 2018070741A JP 2016211221 A JP2016211221 A JP 2016211221A JP 2016211221 A JP2016211221 A JP 2016211221A JP 2018070741 A JP2018070741 A JP 2018070741A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- writing instrument
- thermochromic
- ink composition
- ink
- microcapsule pigment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
Description
しかしながら、前記マイクロカプセル顔料は汎用の顔料と比べて嵩高く比重が大きいため、インキ中での分散安定性に乏しく、経時によって沈降してハードケーキ化してしまう。そこで、筆記具インキとする場合には、マイクロカプセル顔料の分散性を確保するべく、筆記具の構造に応じてインキ粘度を高くするか、金属球等の撹拌部材を併用する等の調整が必要であった(例えば、特許文献3、4参照)。
更に、前記マイクロカプセル顔料の比重が1.050〜1.200の範囲にあること、比重が1.040〜1.210の範囲にあること、前記熱変色性組成物が、(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、(ハ)前記(イ)、(ロ)の呈色反応をコントロールする反応媒体とからなる可逆熱変色性組成物であること、前記無機塩がインキ組成物全量中、3.0〜10.0質量%の範囲で配合されること、沸点130℃以上の親水性有機溶剤が、前記無機塩の配合量よりも多く配合されることを要件とする。
更には、前記いずれかに記載の熱変色性筆記具インキ組成物を内蔵した筆記具を要件とし、前記筆記具による筆跡を摩擦熱で変色する摩擦部材を備えてなることを要件とする。
具体的に、前記可逆熱変色性組成物を内包させたマイクロカプセル顔料としては、特公昭51−44706号公報、特公昭51−44707号公報、特公平1−29398号公報等に記載された、所定の温度(変色点)を境としてその前後で変色し、高温側変色点以上の温度域で消色状態、低温側変色点以下の温度域で発色状態を呈し、前記両状態のうち常温域では特定の一方の状態しか存在せず、もう一方の状態は、その状態が発現するのに要した熱又は冷熱が適用されている間は維持されるが、前記熱又は冷熱の適用がなくなれば常温域で呈する状態に戻る、ヒステリシス幅が比較的小さい特性(ΔH=1〜7℃)を有する加熱消色型の可逆熱変色性組成物を内包したマイクロカプセル顔料を適用できる。
本発明の(イ)成分、即ち電子供与性呈色性有機化合物としては、ジフェニルメタンフタリド類、フェニルインドリルフタリド類、インドリルフタリド類、ジフェニルメタンアザフタリド類、フェニルインドリルアザフタリド類、フルオラン類、スチリノキノリン類、ジアザローダミンラクトン類等を挙げることができ、以下にこれらの化合物を例示する。
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド、3−(4−ジエチルアミノフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3,3−ビス(1−n−ブチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3,3−ビス(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニル)−4−アザフタリド、3−〔2−エトキシ−4−(N−エチルアニリノ)フェニル〕−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド、3,6−ジフェニルアミノフルオラン、3,6−ジメトキシフルオラン、3,6−ジ−n−ブトキシフルオラン、2−メチル−6−(N−エチル−N−p−トリルアミノ)フルオラン、3−クロロ−6−シクロヘキシルアミノフルオラン、2−メチル−6−シクロヘキシルアミノフルオラン、2−(2−クロロアニリノ)−6−ジ−n−ブチルアミノフルオラン、2−(3−トリフルオロメチルアニリノ)−6−ジエチルアミノフルオラン、2−(N−メチルアニリノ)−6−(N−エチル−N−p−トリルアミノ)フルオラン、1,3−ジメチル−6−ジエチルアミノフルオラン、2−クロロ−3−メチル−6−ジエチルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−ジエチルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−ジ−n−ブチルアミノフルオラン、2−キシリジノ−3−メチル−6−ジエチルアミノフルオラン、1,2−ベンツ−6−ジエチルアミノフルオラン、1,2−ベンツ−6−(N−エチル−N−イソブチルアミノ)フルオラン、1,2−ベンツ−6−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)フルオラン、2−(3−メトキシ−4−ドデコキシスチリル)キノリン、スピロ〔5H−(1)ベンゾピラノ(2,3−d)ピリミジン−5,1′(3′H)イソベンゾフラン〕−3′−オン、2−(ジエチルアミノ)−8−(ジエチルアミノ)−4−メチル−スピロ〔5H−(1)ベンゾピラノ(2,3−g)ピリミジン−5,1′(3′H)イソベンゾフラン〕−3−オン、2−(ジ−n−ブチルアミノ)−8−(ジ−n−ブチルアミノ)−4−メチル−スピロ〔5H−(1)ベンゾピラノ(2,3−g)ピリミジン−5,1′(3′H)イソベンゾフラン〕−3−オン、
2−(ジ−n−ブチルアミノ)−8−(ジエチルアミノ)−4−メチル−スピロ〔5H−(1)ベンゾピラノ(2,3−g)ピリミジン−5,1′(3′H)イソベンゾフラン〕−3−オン、2−(ジ−n−ブチルアミノ)−8−(N−エチル−N−i−アミルアミノ)−4−メチル−スピロ〔5H−(1)ベンゾピラノ(2,3−g)ピリミジン−5,1′(3′H)イソベンゾフラン〕−3−オン、3−(2−メトキシ−4−ジメチルアミノフェニル)−3−(1−ブチル−2−メチルインドール−3−イル)−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3−(2−エトキシ−4−ジエチルアミノフェニル)−3−(1−ペンチル−2−メチルインドール−3−イル)−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3´,6´−ビス〔フェニル(2−メチルフェニル)アミノ〕−スピロ[イソベンゾフラン−1(3H),9´−〔9H〕キサンテン]−3−オン、3´,6´−ビス〔フェニル(3−メチルフェニル)アミノ〕−スピロ[イソベンゾフラン−1(3H),9´−〔9H〕キサンテン]−3−オン、3´,6´−ビス〔フェニル(3−エチルフェニル)アミノ〕−スピロ[イソベンゾフラン−1(3H),9´−〔9H〕キサンテン]−3−オン等を挙げることができる。
更には、蛍光性の黄色乃至赤色の発色を発現させるのに有効な、ピリジン系、キナゾリン系、ビスキナゾリン系化合物等を挙げることができる。
活性プロトンを有する化合物を例示すると、フェノール性水酸基を有する化合物としては、モノフェノール類からポリフェノール類があり、さらにその置換基としてアルキル基、アリール基、アシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシ基及びそのエステル又はアミド基、ハロゲン基等を有するもの、及びビス型、トリス型フェノール等、フェノール−アルデヒド縮合樹脂等を挙げることができる。又、前記フェノール性水酸基を有する化合物の金属塩であってもよい。
フェノール、o−クレゾール、ターシャリーブチルカテコール、ノニルフェノール、n−オクチルフェノール、n−ドデシルフェノール、n−ステアリルフェノール、p−クロロフェノール、p−ブロモフェノール、o−フェニルフェノール、p−ヒドロキシ安息香酸n−ブチル、p−ヒドロキシ安息香酸n−オクチル、レゾルシン、没食子酸ドデシル、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、4,4−ジヒドロキシジフェニルスルホン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフィド、1−フェニル−1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3−メチルブタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルプロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)n−ヘキサン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)n−ヘプタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)n−オクタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)n−ノナン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)n−デカン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)n−ドデカン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エチルプロピオネート、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−4−メチルペンタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)n−ヘプタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)n−ノナン等がある。
前記フェノール性水酸基を有する化合物が最も有効な熱変色特性を発現させることができるが、芳香族カルボン酸及び炭素数2〜5の脂肪族カルボン酸、カルボン酸金属塩、酸性リン酸エステル及びそれらの金属塩、1、2、3−トリアゾール及びその誘導体から選ばれる化合物等であってもよい。
前記(ハ)成分としては下記一般式(1)で示される化合物を用いることができる。
前記式(1)で示される化合物のうち、R1が水素原子の場合、より広いヒステリシス幅を有する可逆熱変色性組成物が得られるため好適であり、更にR1が水素原子であり、且つ、mが0の場合がより好適である。
尚、式(1)で示される化合物のうち、より好ましくは下記一般式(2)で示される化合物が用いられる。
前記化合物として具体的には、オクタン酸−4−ベンジルオキシフェニルエチル、ノナン酸−4−ベンジルオキシフェニルエチル、デカン酸−4−ベンジルオキシフェニルエチル、ウンデカン酸−4−ベンジルオキシフェニルエチル、ドデカン酸−4−ベンジルオキシフェニルエチル、トリデカン酸−4−ベンジルオキシフェニルエチル、テトラデカン酸−4−ベンジルオキシフェニルエチル、ペンタデカン酸−4−ベンジルオキシフェニルエチル、ヘキサデカン酸−4−ベンジルオキシフェニルエチル、ヘプタデカン酸−4−ベンジルオキシフェニルエチル、オクタデカン酸−4−ベンジルオキシフェニルエチルを例示できる。
前記化合物として具体的には、オクタン酸1,1−ジフェニルメチル、ノナン酸1,1−ジフェニルメチル、デカン酸1,1−ジフェニルメチル、ウンデカン酸1,1−ジフェニルメチル、ドデカン酸1,1−ジフェニルメチル、トリデカン酸1,1−ジフェニルメチル、テトラデカン酸1,1−ジフェニルメチル、ペンタデカン酸1,1−ジフェニルメチル、ヘキサデカン酸1,1−ジフェニルメチル、ヘプタデカン酸1,1−ジフェニルメチル、オクタデカン酸1,1−ジフェニルメチルを例示できる。
前記化合物としては、マロン酸と2−〔4−(4−クロロベンジルオキシ)フェニル)〕エタノールとのジエステル、こはく酸と2−(4−ベンジルオキシフェニル)エタノールとのジエステル、こはく酸と2−〔4−(3−メチルベンジルオキシ)フェニル)〕エタノールとのジエステル、グルタル酸と2−(4−ベンジルオキシフェニル)エタノールとのジエステル、グルタル酸と2−〔4−(4−クロロベンジルオキシ)フェニル)〕エタノールとのジエステル、アジピン酸と2−(4−ベンジルオキシフェニル)エタノールとのジエステル、ピメリン酸と2−(4−ベンジルオキシフェニル)エタノールとのジエステル、スベリン酸と2−(4−ベンジルオキシフェニル)エタノールとのジエステル、スベリン酸と2−〔4−(3−メチルベンジルオキシ)フェニル)〕エタノールとのジエステル、スベリン酸と2−〔4−(4−クロロベンジルオキシ)フェニル)〕エタノールとのジエステル、スベリン酸と2−〔4−(2,4−ジクロロベンジルオキシ)フェニル)〕エタノールとのジエステル、アゼライン酸と2−(4−ベンジルオキシフェニル)エタノールとのジエステル、セバシン酸と2−(4−ベンジルオキシフェニル)エタノールとのジエステル、1,10−デカンジカルボン酸と2−(4−ベンジルオキシフェニル)エタノールとのジエステル、1,18−オクタデカンジカルボン酸と2−(4−ベンジルオキシフェニル)エタノールとのジエステル、1,18−オクタデカンジカルボン酸と2−〔4−(2−メチルベンジルオキシ)フェニル)〕エタノールとのジエステルを例示できる。
前記化合物としては、1,3−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼンとカプリン酸とのジエステル、1,3−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼンとウンデカン酸とのジエステル、1,3−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼンとラウリン酸とのジエステル、1,3−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼンとミリスチン酸とのジエステル、1,4−ビス(ヒドロキシメトキシ)ベンゼンと酪酸とのジエステル、1,4−ビス(ヒドロキシメトキシ)ベンゼンとイソ吉草酸とのジエステル、1,4−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼンと酢酸とのジエステル、1,4−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼンとプロピオン酸とのジエステル、1,4−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼンと吉草酸とのジエステル、1,4−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼンとカプロン酸とのジエステル、1,4−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼンとカプリル酸とのジエステル、1,4−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼンとカプリン酸とのジエステル、1,4−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼンとラウリン酸とのジエステル、1,4−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼンとミリスチン酸とのジエステルを例示できる。
前記マイクロカプセル顔料は、平均粒子径が0.01〜5.0μm、好ましくは0.1〜4.0μm、より好ましくは0.5〜3.0μmの範囲のものが実用性を満たす。
平均粒子径が5.0μmを越えると、ボールペンに収容して実用に供する際、ボールとボール抱持部の空隙をマイクロカプセル顔料が塞いで目詰まりを生じ、インキ吐出性を損ない易くなる。一方、0.01μm未満の系では、高濃度の発色性を示し難い。
尚、粒子径の測定はレーザ回折/散乱式粒子径分布測定装置〔(株)堀場製作所製;LA−300〕を用いて測定し、その数値を基に平均粒子径(メジアン径)を算出する。
特に、本発明の構成においては、マイクロカプセル顔料の浮遊や沈降を生じ易い、ビヒクル成分(インキ成分からマイクロカプセル顔料を除いた組成物)との比重差を極めて小さくできるため、高い分散安定性を長期間維持できる。
前記マイクロカプセル顔料の比重は、内包する可逆熱変色性組成物の各成分の分子量やカプセル壁膜の膜厚や材質等に応じて変化するものであり、特に、前述の(ハ)成分や、(イ)成分の種類によって大きく変化する。
具体的には、リチウム、カリウム、ナトリウムの塩が適用され、これらの硝酸塩、硫酸塩、塩化物がマイクロカプセル顔料との相性がよく、より高い分散安定性を付与できることから特に好適である。中でも、溶解性、安全性、価格の面で優れる塩化ナトリウムが最も有効である。
前記範囲で使用することで、マイクロカプセル顔料の分散性が得られるとともに、極めて良好な筆記性能を発現できるインキとなる。
沸点130℃以上の親水性有機溶剤としては、例えば、エチレングリコール(197℃)、ジエチレングリコール(244℃)、プロピレングリコール(187℃)、ジプロピレングリコール(232℃)、1,3−プロパンジオール(213℃)、1,2−ブチレングリコール(190℃)、1,3−ブチレングリコール(207℃)、1,4−ブチレングリコール(235℃)、1,5−ペンタンジオール(238℃)、エチレングリコールモノエチルエーテル(136℃)、ジエチレングリコールモノメチルエーテル(194℃)、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(202℃)、ジエチレングリコールジエチルエーテル(187℃)、トリエチレングリコールジメチルエーテル(216℃)、2−ピロリドン(245℃)、N−メチル−2−ピロリドン(202℃)、トリエチレングリコール(287℃)、テトラエチレングリコール(327℃)、グリセリン(290℃)、モノエタノールアミン(171℃)、ジエタノールアミン(269℃)、トリエタノールアミン(360℃)等が挙げられる。
尚、前記水溶性有機溶剤は一種又は二種以上を併用することもでき、インキ組成物中2〜60質量%、好ましくは5〜35質量%の範囲で用いられる。
更に、潤滑剤を添加することができ、金属石鹸、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル、エチレンオキサイド付加型カチオン活性剤、リン酸エステル系活性剤、N−アシルアミノ酸系界面活性剤、ジカルボン酸型界面活性剤、β−アラニン型界面活性剤、2,5−ジメルカプト−1,3,4−チアジアゾールやその塩やオリゴマー、3−アミノ−5−メルカプト−1,2,4−トリアゾール、チオカルバミン酸塩、ジメチルジチオカルバミン酸塩、α−リポ酸、N−アシル−L−グルタミン酸とL−リジンとの縮合物やその塩等が用いられる。
更に、キサンタンガム、ウェランガム、サクシノグリカン、グアーガム等の剪断減粘性付与剤を添加することもできる。
また、N−ビニル−2−ピロリドンのオリゴマー、N−ビニル−2−ピペリドンのオリゴマー、N−ビニル−2−ピロリドン、N−シクロヘキシル−2−ピロリドン、ε−カプロラクタム、N−ビニル−ε−カプロラクタムのオリゴマー等の増粘抑制剤を添加することで、出没式形態での機能を高めることもできる。
前記低粘度とすることで、種々の筆記具本体に収容することが可能となり、収容状態であってもインキ中でマイクロカプセル顔料の分散状態を維持できるため、良好な筆跡形成が可能となる。
前記範囲とすることで、前述のマイクロカプセル顔料の比重と近似させることができるため、インキ中での浮遊や沈降を生じることなく高い分散安定性を長期間維持できる。
また、ペン先を1本備えるものの他、太さや形状の異なるペン先を軸筒の両端に備えた両頭式形態であってもよい。尚、前記両頭式形態においては、一端をボールペンとしたものであってもよい。
また、前記ボールは、超硬合金、ステンレス鋼、ルビー、セラミック等が適用できる。
前記インキ収容管にはチップを直接連結する他、接続部材を介して前記インキ収容管とチップを連結してもよい。
尚、前記インキ収容管はレフィルの形態として、前記レフィルを軸筒内に収容するものでもよいし、先端部にチップを装着した軸筒自体をインキ収容体として、前記軸筒内に直接インキを充填してもよい。
前記インキ逆流防止体としては、液状または固体のいずれを用いることもでき、前記液状のインキ逆流防止体としては、ポリブテン、シリコーン油等の不揮発性媒体が挙げられ、所望により前記媒体中にシリカ、珪酸アルミニウム等を添加することもできる。
また、固体のインキ逆流防止体としては樹脂成形物が挙げられる。
尚、前記液状及び固体のインキ逆流防止体は併用することもできる。
前記摩擦部材としては、弾性感に富み、摩擦時に適度な摩擦を生じて摩擦熱を発生させることのできるエラストマー、プラスチック発泡体等の弾性体が好適である。尚、消しゴムを使用して筆跡を摩擦することもできるが、摩擦時に消しカスが発生するため、前述の摩擦部材が好適に用いられる。
前記摩擦部材の材質としては、シリコーン樹脂やSEBS樹脂(スチレンエチレンブタジエンスチレンブロック共重合体)、SBS樹脂(スチレンブチレンスチレン共重合体)、ポリエステル系樹脂等が用いられる。
前記摩擦部材は筆記具と別体の任意形状の部材(摩擦体)とを組み合わせて筆記具セットを得ることもできるが、筆記具外装に摩擦部材を固着させることにより、携帯性に優れた形態となる。
キャップ式筆記具の場合、摩擦部材を設ける箇所は特に限定されるものではないが、例えば、キャップ自体を摩擦部材により形成したり、軸筒自体を摩擦部材により形成したり、クリップを設ける場合はクリップ自体を摩擦部材により形成したり、キャップ先端部(頂部)或いは軸筒後端部(筆記先端部を設けていない部分)に摩擦部材を設けることができる。
出没式筆記具の場合、摩擦部材を設ける箇所は特に限定されるものではないが、例えば、軸筒自体を摩擦部材により形成したり、クリップを設ける場合はクリップ自体を摩擦部材により形成したり、軸筒開口部近傍、軸筒後端部(筆記先端部を設けていない部分)或いはノック部に摩擦部材を設けることができる。
表1に実施例及び比較例の筆記具用水性インキの組成を示す。尚、表中の組成の数値は質量部を示す。また、各インキの粘度は20℃でEL型回転粘度計〔東機産業(株)製〕を用いて20rpmで測定し、比重は20℃で浮標型比重計にて測定した。更に、マイクロカプセル顔料の比重は、比重調整したグリセリン水溶液中での挙動を観察することですることで判定した。
(1)(イ)成分として2−(2−クロロアニリノ)−6−ジ−n−ブチルアミノフルオラン4.5部、(ロ)成分として1,1−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)n−デカン4.5部、2,2−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン7.5部、(ハ)成分としてカプリン酸4−ベンジルオキシフェニルエチル50.0部からなる可逆熱変色性組成物を内包したマイクロカプセル顔料(T1:−20℃、T2:−9℃、T3:40℃、T4:57℃、ΔH:63℃、平均粒子径:2.5μm、比重:1.085、黒色から無色に色変化する)
(2)(イ)成分として3−(4−ジエチルアミノ−2−ヘキシルオキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド2.0部、(ロ)成分として2,2−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン8.0部、(ハ)成分としてカプリン酸4−ベンジルオキシフェニルエチル50.0部からなる可逆熱変色性組成物を内包したマイクロカプセル顔料(T1:−14℃、T2:−6℃、T3:48℃、T4:60℃、ΔH:64℃、平均粒子径:2.3μm、比重:1.100、青色から無色に色変化する)
(3)(イ)成分として4−[2,6−ビス(2−エトキシフェニル)−4−ピリジニル]−N,N−ジメチルベンゼンアミン2.0部、(ロ)成分として、2,2−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)−ヘキサフルオロプロパン6.0部、(ハ)成分としてカプリン酸4−ベンジルオキシフェニルエチル50.0部からなる色彩記憶性を有する可逆熱変色性組成物を内包したマイクロカプセル顔料(予め−20℃以下に冷却してマイクロカプセル顔料を黄色に発色させたもの)。平均粒子径:2.5μm、完全消色温度:61℃、完全発色温度:−20℃、比重:1.105、温度変化により黄色から無色に変色する。
(4)C.I.アシッドレッド87
(5)C.I.ダイレクトブルー87
(6)リン酸エステル系界面活性剤、第一工業製薬(株)製、商品名:プライサーフAL
(7)ダイセルファインケム(株)製、商品名:HECダイセルSP200
前記実施例及び比較例の配合量で各原料を混合し、20℃で30分間撹拌溶解した後、濾過することにより筆記具用インキ組成物を得た。
軸筒内部に前記インキ組成物を直接収容し、櫛溝状のインキ流量調節部材を介在させてなる、直径0.5mmの超硬合金製ボールを抱持するステンレススチール製切削チップを組み付けた後、先端にSEBS樹脂製の摩擦を備えてなるキャップを装着することで試料ボールペンを作製した。
ポリエステルスライバーを合成樹脂フィルムで被覆したインキ吸蔵体内に前記インキ組成物を含浸させ、ポリプロピレン樹脂からなる軸筒(後端にSEBS樹脂製の摩擦体を備える)内に収容し、ホルダーを介して軸筒先端部にポリエステル繊維の樹脂加工チップ(砲弾型)を接続状態に組み立てた後、キャップを装着することで試料マーキングペンを作製した。
各インキ組成物を20mLのガラス瓶に入れて密栓した後、20℃の環境下に60日間放置した。その後、室温にてガラス瓶内のインキの状態を目視により確認した。
各試料ボールペン及び試料マーキングペンを、作製直後(初期)と、20℃の環境下に60日間放置した後に、室温にてJIS P3201筆記用紙Aに手書きで1行に12個の螺旋状の丸を3行連続筆記した。その際の筆跡状態を目視により確認した。
前記試験の結果を以下の表に示す。
インキ安定性試験
○:マイクロカプセル顔料の浮揚や沈降は見られず、初期と同様の状態である。
×:マイクロカプセル顔料の浮揚や沈降に伴う相分離が見られる。
筆記試験
○:良好な筆跡を示す。
△:筆跡に若干の線飛びが発生する。
×:筆跡にカスレや線割れが見られる、又は筆記不能である。
Claims (8)
- 熱変色性組成物をマイクロカプセルに内包させたマイクロカプセル顔料と、水と、陽イオンが一価である無機塩とを含んでなり、前記マイクロカプセル顔料Aと前記無機塩BとがA/Bにおいて2〜7の範囲であるとともに、回転粘度計による20rpm時の粘度が1〜20mPa・s(20℃)の範囲にある熱変色性筆記具インキ組成物。
- 前記マイクロカプセル顔料の比重が1.050〜1.200の範囲にある請求項1記載の熱変色性筆記具インキ組成物。
- 比重が1.040〜1.210の範囲にある請求項2記載の熱変色性筆記具インキ組成物。
- 前記熱変色性組成物が、(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、(ハ)前記(イ)、(ロ)の呈色反応をコントロールする反応媒体とからなる可逆熱変色性組成物である請求項1乃至3のいずれかに記載の熱変色性筆記具インキ組成物。
- 前記無機塩がインキ組成物全量中、3.0〜10.0質量%の範囲で配合される請求項1乃至4のいずれかに記載の熱変色性筆記具インキ組成物。
- 沸点130℃以上の親水性有機溶剤が、前記無機塩の配合量よりも多く配合される請求項1乃至5のいずれかに記載の熱変色性筆記具インキ組成物。
- 前記請求項1乃至6のいずれかに記載の熱変色性筆記具インキ組成物を内蔵した筆記具。
- 前記筆記具による筆跡を摩擦熱で変色する摩擦部材を備えてなる請求項7記載の筆記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016211221A JP6763746B2 (ja) | 2016-10-28 | 2016-10-28 | 熱変色性筆記具インキ組成物及びそれを内蔵した筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016211221A JP6763746B2 (ja) | 2016-10-28 | 2016-10-28 | 熱変色性筆記具インキ組成物及びそれを内蔵した筆記具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018070741A true JP2018070741A (ja) | 2018-05-10 |
JP6763746B2 JP6763746B2 (ja) | 2020-09-30 |
Family
ID=62113415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016211221A Active JP6763746B2 (ja) | 2016-10-28 | 2016-10-28 | 熱変色性筆記具インキ組成物及びそれを内蔵した筆記具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6763746B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020002290A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | 株式会社パイロットコーポレーション | 可逆熱変色性筆記具用水性インキ組成物及びそれを用いた筆記具 |
JP2020097659A (ja) * | 2018-12-17 | 2020-06-25 | 株式会社パイロットコーポレーション | 可逆熱変色性筆記具用水性インキ組成物及びそれを用いた筆記具 |
JP2021004306A (ja) * | 2019-06-26 | 2021-01-14 | 株式会社パイロットコーポレーション | 可逆熱変色性ボールペン用水性インキ組成物及びそれを用いたボールペン |
Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01225680A (ja) * | 1988-03-04 | 1989-09-08 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 顔料インク |
JP2002121427A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-04-23 | Pilot Ink Co Ltd | 可逆熱変色性スタンプ用インキ組成物 |
JP2003221541A (ja) * | 2001-11-21 | 2003-08-08 | Pilot Corp | 筆記具用水性インキ組成物 |
JP2007224295A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-09-06 | Pilot Ink Co Ltd | 可逆熱変色性水性インキ組成物及びそれを内蔵した直液式筆記具 |
JP2008062420A (ja) * | 2006-09-05 | 2008-03-21 | Pilot Ink Co Ltd | 直液式筆記具 |
JP2009274404A (ja) * | 2008-05-19 | 2009-11-26 | Pilot Ink Co Ltd | 両頭式筆記具、両頭式筆記具セット |
JP2009292878A (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-17 | Pilot Ink Co Ltd | ボールペン用水性インキ組成物及びそれを収容したボールペン |
JP2010059331A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Pilot Ink Co Ltd | ボールペン用水性インキ組成物及びそれを収容したボールペン |
JP2010077337A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-08 | Pilot Ink Co Ltd | ボールペン用水性インキ組成物及びそれを収容したボールペン |
JP2011122010A (ja) * | 2009-12-08 | 2011-06-23 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 水性ボールペン用インキ組成物及び水性ボールペン |
JP2011132399A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Pilot Ink Co Ltd | ボールペン用水性インキ組成物及びそれを内蔵したボールペン |
JP2012097168A (ja) * | 2010-11-01 | 2012-05-24 | Pilot Ink Co Ltd | 可逆熱変色性ボールペン用水性インキ組成物及びそれを内蔵したボールペン |
JP2012219160A (ja) * | 2011-04-07 | 2012-11-12 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 筆記具用水性インク組成物 |
-
2016
- 2016-10-28 JP JP2016211221A patent/JP6763746B2/ja active Active
Patent Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01225680A (ja) * | 1988-03-04 | 1989-09-08 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 顔料インク |
JP2002121427A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-04-23 | Pilot Ink Co Ltd | 可逆熱変色性スタンプ用インキ組成物 |
JP2003221541A (ja) * | 2001-11-21 | 2003-08-08 | Pilot Corp | 筆記具用水性インキ組成物 |
JP2007224295A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-09-06 | Pilot Ink Co Ltd | 可逆熱変色性水性インキ組成物及びそれを内蔵した直液式筆記具 |
JP2008062420A (ja) * | 2006-09-05 | 2008-03-21 | Pilot Ink Co Ltd | 直液式筆記具 |
JP2009274404A (ja) * | 2008-05-19 | 2009-11-26 | Pilot Ink Co Ltd | 両頭式筆記具、両頭式筆記具セット |
JP2009292878A (ja) * | 2008-06-03 | 2009-12-17 | Pilot Ink Co Ltd | ボールペン用水性インキ組成物及びそれを収容したボールペン |
JP2010059331A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Pilot Ink Co Ltd | ボールペン用水性インキ組成物及びそれを収容したボールペン |
JP2010077337A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-08 | Pilot Ink Co Ltd | ボールペン用水性インキ組成物及びそれを収容したボールペン |
JP2011122010A (ja) * | 2009-12-08 | 2011-06-23 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 水性ボールペン用インキ組成物及び水性ボールペン |
JP2011132399A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Pilot Ink Co Ltd | ボールペン用水性インキ組成物及びそれを内蔵したボールペン |
JP2012097168A (ja) * | 2010-11-01 | 2012-05-24 | Pilot Ink Co Ltd | 可逆熱変色性ボールペン用水性インキ組成物及びそれを内蔵したボールペン |
JP2012219160A (ja) * | 2011-04-07 | 2012-11-12 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 筆記具用水性インク組成物 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020002290A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | 株式会社パイロットコーポレーション | 可逆熱変色性筆記具用水性インキ組成物及びそれを用いた筆記具 |
JP7117178B2 (ja) | 2018-06-29 | 2022-08-12 | 株式会社パイロットコーポレーション | 可逆熱変色性筆記具用水性インキ組成物及びそれを用いた筆記具 |
JP2020097659A (ja) * | 2018-12-17 | 2020-06-25 | 株式会社パイロットコーポレーション | 可逆熱変色性筆記具用水性インキ組成物及びそれを用いた筆記具 |
JP7110080B2 (ja) | 2018-12-17 | 2022-08-01 | 株式会社パイロットコーポレーション | 可逆熱変色性筆記具用水性インキ組成物及びそれを用いた筆記具 |
JP2021004306A (ja) * | 2019-06-26 | 2021-01-14 | 株式会社パイロットコーポレーション | 可逆熱変色性ボールペン用水性インキ組成物及びそれを用いたボールペン |
JP7247030B2 (ja) | 2019-06-26 | 2023-03-28 | 株式会社パイロットコーポレーション | 可逆熱変色性ボールペン用水性インキ組成物及びそれを用いたボールペン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6763746B2 (ja) | 2020-09-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008120059A (ja) | 筆記具、筆記具セット | |
JP6077358B2 (ja) | 熱変色性ボールペン用水性インキ組成物及びそれを内蔵したボールペン | |
JP2014156605A (ja) | 可逆熱変色性筆記具用インキ組成物及びそれを収容した筆記具 | |
JP2015051242A (ja) | 熱変色性筆記具用収納ケース | |
JP6763746B2 (ja) | 熱変色性筆記具インキ組成物及びそれを内蔵した筆記具 | |
JP5807813B2 (ja) | 可逆熱変色性ボールペン用水性インキ組成物、並びにそれを用いたボールペンレフィル及びボールペン | |
WO2010035836A1 (ja) | 多色筆記具 | |
JP5926420B2 (ja) | 複合式筆記具 | |
JP2010260895A (ja) | 金属光沢調可逆熱変色性水性インキ組成物及びそれを用いた筆記具、筆記具セット | |
JP2011174030A (ja) | ボールペン用水性インキ組成物及びそれを用いたボールペンレフィル、ボールペン | |
JP2011016918A (ja) | 可逆熱変色性ボールペン用水性インキ組成物及びそれを収容したボールペン | |
JP5254726B2 (ja) | 熱変色性筆記具 | |
JP2012183690A (ja) | ボールペンレフィル及びそれを用いたボールペン | |
JP5586352B2 (ja) | 可逆熱変色性ボールペン用水性インキ組成物及びそれを用いたボールペンレフィル、ボールペン | |
JP5604138B2 (ja) | ボールペン用水性インキ組成物及びそれを用いたボールペンレフィル、ボールペン | |
JP2008290259A (ja) | 多色ボールペン | |
JP5745261B2 (ja) | 複合式筆記具 | |
JP2012097168A (ja) | 可逆熱変色性ボールペン用水性インキ組成物及びそれを内蔵したボールペン | |
JP2013010250A (ja) | 筆記具用インキカートリッジ | |
JP2010188636A (ja) | 熱変色性ボールペン、熱変色性ボールペンセット | |
JP2012218315A (ja) | 料理本セット | |
JP2008061697A (ja) | パズルセット | |
JP3155207U (ja) | 塗り絵セット | |
JP2013091750A (ja) | 筆記具用水性インキ組成物及びそれを内蔵した筆記具 | |
JP3190360U (ja) | 料理本セット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190809 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200515 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200908 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200910 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6763746 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |