JP2018069533A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 インクの液面変動中に残量検知動作が行われると、正確なインク量を管理することができない。【解決手段】 インクを吐出する記録ヘッドと、記録ヘッドへ供給されるインクを収容するサブタンクと、サブタンクへ供給されるインクを収容するメインタンクと、サブタンクと記録ヘッドの間に設けられ、内部の容積を変化させることが可能な容積変化部材を有しメインタンクからサブタンクへインクを供給するための供給ユニットと、サブタンク内のインク残量を検知する残量検知動作を行う残量検知手段と、残量検知手段によって検知されたインク残量が所定量以上か否かを判定する判定動作を行う判定手段と、を備え、判定手段は、供給ユニットが動作しているときに残量検知手段によって検知されたインク残量に基づいて判定動作を行わない。【選択図】 図6

Description

本発明は、インクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置に関する。
特許文献1には、装置本体に着脱可能なインクタンクから装置本体に備えられたサブタンクを介して記録ヘッドへインクを供給し、記録ヘッドからインクを吐出して記録動作を行うインクジェット記録装置が開示されている。サブタンクと記録ヘッドの間には、サブタンクと記録ヘッドを接続する流路部の閉塞及び開放が可能な開閉弁の機能を兼ねた容積変化部材(ダイヤフラム部)が備えられている。容積変化部材の容積を増減させることで、インクタンクからサブタンクへインクを供給し、サブタンク内にインクを充填するサブタンク充填動作が行われる。サブタンク充填動作を行うために、サブタンク内にはインク有無検知センサが設けられ、サブタンク内のインク量を検知している。このようにサブタンク内のインク量を検知し、検知結果に基づいてサブタンク充填動作を行うことで、記録ヘッドへ安定してインクを供給することができる。
特開2010−208151号公報
サブタンク充填動作が行われているときは、容積変化部材の容積が増減されるため、接続されているサブタンク内のインクの液面が上下に変動する。特許文献1の構成では、このようにサブタンク充填動作によってインクの液面が上下変動しているときも、サブタンク内のインク量を検知してその結果が反映される。そのため、液面変動によってインク有無検知センサとインクとの接触状態が不安定なときにインク量が検知されても、検知結果として反映されることがある。
上記課題に鑑みて本発明は、より正確なインク量の管理を行うことができるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、インクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドへ供給されるインクを収容するサブタンクと、前記サブタンクへ供給されるインクを収容するメインタンクと、前記サブタンクと前記記録ヘッドの間に設けられ、内部の容積を変化させることが可能な容積変化部材を有し前記メインタンクから前記サブタンクへインクを供給するための供給ユニットと、前記サブタンク内のインク残量を検知する残量検知動作を行う残量検知手段と、前記残量検知手段によって検知されたインク残量が所定量以上か否かを判定する判定動作を行う判定手段と、を備えるインクジェット記録装置であって、前記判定手段は、前記供給ユニットが動作しているときに前記残量検知手段によって検知されたインク残量に基づいて前記判定動作を行わないことを特徴とする。
本発明によれば、より正確なインク量の管理を行うことができるインクジェット記録装置が提供される。
第1実施形態に係るインクジェット記録装置の外観斜視図である。 第1実施形態に係るインク流路を模式的に示す図である。 第1実施形態に係る記録装置の制御構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係るインク残量検知に関する回路の接続構成を模式的に示す図である。 第1実施形態に係るメインタンクから記録ヘッドへのインク供給を模式的に示す図である。 第1実施形態に係るサブタンク内の残量検知動作に関わる制御を示すフローチャートである。 第1実施形態の変形例に係るサブタンク内の残量検知動作に関わる制御を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るメインタンクから記録ヘッドへのインク供給を模式的に示す図である。 第2実施形態に係るサブタンク内の残量検知動作に関わる制御を示すフローチャートである。 第3実施形態に係るメインタンクから記録ヘッドへのインク供給を模式的に示す図である。 第3実施形態に係るインク液室内の残量検知動作に関わる制御を示すフローチャートである。
本発明に係るインクジェット記録装置の実施形態について説明する。ただし、実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。本明細書においては、間欠的に搬送される記録媒体に対しインクを吐出するヘッドを、記録媒体の搬送方向と交差する方向に往復移動させて記録を行う、シリアル型のインクジェット記録装置を例に説明する。しかしながら、本発明はシリアル型のインクジェット記録装置に限らず、長尺プリントヘッドを用いて連続的にプリントを行うライン型のインクジェット記録装置にも適用することができる。本明細書において「記録」とは、平面的なものに対する記録に限らず、立体物に対する記録も含む。本明細書において「記録用紙」とは、液体を吐出されるものであって、紙、布、プラスチックフィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等の記録媒体の総称として用いる。さらに、記録用紙はロール状の連続紙に限らずカット紙も含む。また、本明細書において「インク」とは、記録液等の液体の総称とし、記録用紙上に付与されることで、画像、模様、パターン等の形成または加工、或いはインクの処理(記録用紙に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供される。
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態のインクジェット記録装置(以下、記録装置)100の外観斜視図である。記録装置100は、60〜100インチサイズ等の記録用紙205に画像を記録する。記録装置100は、記録ヘッド201等を備えた本体部を乗せるスタンド101と、排出された記録用紙205を受ける排出トレイ102を備える。また、ユーザに対して記録情報や設定結果等を表示するための表示パネル(報知手段)103と、ユーザが記録モードや記録用紙の種類等の設定をするための操作パネル部104を備える。さらに記録装置100には、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー等のインクを収容して記録ヘッド201へインクを供給するためのメインタンク装着部105を備える。以下、図1に示すZ方向を鉛直方向とする。
図2は、メインタンク装着部105に装着されたメインタンク208から、記録ヘッド201までのインク流路を模式的に示す図である。本明細書において「インク流路」は、メインタンク208から記録ヘッド201までのインクが流れる経路の総称として用いる。図2に示すように、記録ヘッド201はホスト装置(不図示)から送られてきた記録データに基づき、記録ヘッド201内部にある電気熱変換素子に電気エネルギーを供給することで熱エネルギーを発生させる。発生した熱エネルギーによってインクに気泡が発生し、気泡発生の際に生じる圧力によって記録ヘッド201内部にある各吐出口からインク滴が吐出される。
記録媒体は不図示の搬送ローラ等によってY方向(搬送方向)に搬送される。記録ヘッド201はキャリッジ202に搭載され、メインレール203とキャリッジ搬送ベルト204に案内されてY方向と交差するX方向に往復移動する。本実施形態においてはX方向とY方向は直交する。記録ヘッド201は往復移動しながらインク滴を吐出して、記録用紙205に対して1バンド分の画像を記録する記録動作を行う。記録用紙205に1バンド分の画像が記録されると、記録用紙205は不図示の搬送ローラ等の回転によって所定の搬送量だけY方向に搬送される(間欠搬送動作)。この1バンド分の記録動作と間欠搬送動作を繰り返すことによって、記録用紙205の全体に画像が記録される。
記録ヘッド201には複数の吐出口が列状に設けられており、各吐出口列からブラック、シアン、マゼンタ、イエロー等のインクが吐出され、記録用紙205上に画像が記録される。その際、キャリッジ202はリニアスケール206に設けられたスケールを読み取り、その結果をエンコーダセンサ207がパルス信号として出力する。後述するCPU301が当該パルス信号をカウントすることで、キャリッジ202の移動距離と位置が検知される。また、キャリッジ202の移動領域内で、且つ、記録用紙205が搬送される搬送領域の外側には、回復ユニット214が設けられている。回復ユニット214には吸引キャップやワイパ等が設けられ、記録ヘッド201の吐出口をワイパで拭き取り、吸引キャップによってインクを吸引し、記録ヘッド201の吐出口面を覆うためのキャッピングを行う。これら回復ユニット214による一連の動作を記録ヘッド201に対する回復動作とも称する。
メインタンク208はユーザによって着脱可能なカートリッジ式で、メインタンク装着部105に色毎に装着されている。ユーザがメインタンク208をメインタンク装着部105に装着すると、インク供給針210を介して鉛直下方に設けられたサブタンク209と連通する。また、サブタンク209の鉛直下方で、サブタンク209と記録ヘッド201の間にはインク供給ユニット211が設けられ、メインタンク208からサブタンク209へのインク供給を行う。サブタンク209から記録ヘッド201へのインク供給には可撓性チューブ等のインク供給路212が用いられる。さらにサブタンク209には、サブタンク209内のインク量を検知するための電極213が設けられている。
図3は記録装置100の制御構成を示すブロック図である。記録装置100はCPU301により制御される。通信I/F302はLANやUSB等によるホスト装置との通信制御を行う。メモリ303はROMやRAM等で構成される。メモリ303はCPU301の制御のためのプログラムを格納し、ホスト装置から転送されて通信I/F302により受信する画像データを一時的に蓄える画像処理バッファや作業領域として使用される。また、サブタンク209内におけるインク残量の有無の判定、すなわちインク残量が所定量以上か否かを判定する判定動作を行うために、電極213に電力を供給した際に発生する電極間の電圧値と閾値電圧Vthとを比較判定する。そして、その判定結果等もメモリ303に保存される。
ヘッド制御回路304は、記録ヘッド201の位置を示すエンコーダセンサ207と同期し、CPU301が読み出すべき画像データのメモリアドレスに関する情報を記録動作前にCPU301に与える。記録ヘッド201が記録用紙205上を往復移動すると、CPU301は記録ヘッド201の位置に対応する画像データをメモリ303から読み出し、記録ヘッド201に適時画像データ及び吐出タイミングに関する情報を与える。
モータ制御回路305は、ステッピングモータやDCモータ等に代表されるモータを制御する。具体的には、キャリッジ202を往復移動させるためのキャリッジモータ306や記録用紙205を搬送するための搬送モータ307を制御する。その他に、メインタンク208からサブタンク209へインクを供給するためのインク供給モータ501やメインタンク208及びサブタンク209内のインクを攪拌するためのインク撹拌モータ901を制御する。さらに、記録ヘッド201の回復動作を行うための吸引ポンプ504を駆動するための吸引モータ505を制御する。
センサ制御回路310は記録用紙205の先端及び後端を検知する光学SWセンサ311や、メインタンク装着部105の開閉を検知するメカレバーセンサ312の制御を行う。さらには記録用紙205の搬送量を検知する搬送エンコーダセンサ313、インク供給ユニット211の駆動量を検知するインク供給エンコーダセンサ314を制御する。
インク残量検知制御部315は電力供給回路309を備えており、CPU301の制御によって、サブタンク209に設けられた第1の電極213aと第2の電極213bの間に一定の電流又は電圧を供給する。そして、A/D変換制御部402は供給された電流又は電圧によって生じた第1の電極213aと第2の電極213bの間の電圧値を測定する。測定された電極間の電圧に基づき、CPU301によってサブタンク209のインクが所定量以上か否かが判定され、その判定結果及び検知結果に関する情報はメモリ303に反映され、サブタンク209のインク量の管理に使用される。これらの情報に基づき、メインタンク208からサブタンク209へのインクの供給がCPU301によって制御される。
図4はサブタンク209内のインク量を検知するために用いられる回路の接続構成を模式的に示す図である。図4(a)はメインタンク208にインクが所定量以上あり、サブタンク209に継続的にインクが供給されている様子を示す図である。図4(b)はメインタンク208のインク残量が不足していて、記録動作の際はサブタンク209内のインクのみから記録ヘッド201へインクを供給する様子を示す図である。
図4(c)は図4(b)と同様に、メインタンク208のインク残量が不足していて、記録ヘッド201へのインク供給等によりサブタンク209内のインクの液面が変動している様子を示す図である。サブタンク209には第1の電極213aと第2の電極213bの2本が設けられ、2本をまとめて電極213と称する。第1の電極213aには電力が供給される。第2の電極213bには電力が供給されずGNDに接続される。電極213はサブタンク209の鉛直上面に設けられ、底面へ向けて延在している。図4(c)においては液面が変動しているため、電極213とインクの接触状態が不安定になっている様子を示す。
インク残量検知制御部315は、サブタンク209のインク残量が所定量以上か否かを検知するために電極213と電力供給回路309とを接続し、電極213に電力を供給する。電力の供給はCPU301が生成する残量検知開始信号STAに基づいて行われ、電力供給回路309にHighレベル(本実施形態では3V)の電力が供給される。一方、インクの残量検知を行わないときはLowレベル(本実施形態では0V)の電力が供給される。
CPU301によって残量検知開始信号STAが生成されると、電力供給制御部401が駆動され、電力供給回路309の制御が行われる。その後、サブタンク209内に設けられた第1の電極213aと第2の電極213bの間に、CPU301によって所定時間所定の電流が供給される。
サブタンク209内にインクが存在しない場合は、2本の電極間で電流が遮断されるためHighレベル(3V)の電圧値が出力される。一方、サブタンク209のインクが所定量以上ある場合はインクの導電作用によって電流が流れ、2本の電極間においてインクの抵抗値に相当する電圧が出力される。出力された電圧はインク残量検知制御部315に備えられたA/D変換制御部402で取得される。そして取得された電圧値は閾値電圧判定部403にて閾値電圧Vthとの比較判定がなされ、残量判定データ抽出部404にてサブタンク209内のインク残量に関する情報として抽出される。その後、残量データ制御部405においてインク残量の情報に基づいて、表示パネル103におけるインク残量の表示、メインタンク208からサブタンク209へのインクの供給動作、ユーザに対するメインタンク208の交換指示等の制御が行われる。
図5は本実施形態におけるメインタンク208から記録ヘッド201へのインク供給経路を模式的に示す図である。インク供給ユニット211内には、インク供給モータ501、供給カム502、インク供給弁503及びレバー506が設けられている。インク供給モータ501は、ギア(不図示)を介して供給カム502の回転を制御する。供給カム502は回転することによってレバー506を動作させ、レバー506の動作によってインク供給弁503の開閉動作が行われる。
インク供給弁503は、容積変化部材として内部の容積を増減させることによってインク流路を閉塞した第1の状態(閉状態)とインク流路を開放した第2の状態(開状態)とに切り替え可能な開閉弁である。インク供給弁503は閉状態から開状態に変化する(第1の動作)ときに容積が大きくなり、開状態から閉状態に変化する(第2の動作)ときに容積が小さくなる。インク供給弁503はCPU301によって開閉が制御されることで、メインタンク208からサブタンク209へのインクの供給を行う。上述した、インク供給モータ501、供給カム502、インク供給弁503及びレバー506をまとめてインク供給ユニット211と称する。
インク供給ユニット211は、メインタンク208からサブタンク209へのインクの供給動作を行うときに動作する。インク供給モータ501によって供給カム502が回転すると、インク供給弁503はレバー506に押されて開状態から閉状態になる。同時に、インク供給弁503の容積分だけサブタンク209内の空気がメインタンク208内に押し出される。
続いて、インク供給モータ501によって供給カム502が回転すると、インク供給弁503はレバー506で引かれて閉状態から開状態になる。すると、インク供給弁503の容積変化分だけメインタンク208内のインクがサブタンク209内に引き込まれ、メインタンク208には大気連通孔215から同じ容積分の空気が引き込まれる。このようにインク供給弁503の開閉動作によって、メインタンク208からサブタンク209へのインク供給動作が行われる。インク供給ユニット211によってインク供給動作が実行されているときサブタンク209内のインクは流動するため、液面変動が生じている状態となる。
なお、インク供給弁503から記録ヘッド201までのインク流路中の圧力損失は、インク供給弁503からメインタンク208までの圧力損失に比べて非常に大きい。そのため、インク供給弁503の開閉動作によって記録ヘッド201からインクが吐出されることはほとんどないように構成されている。
上述したサブタンク209の充填動作は、記録装置100を使い始めるときに記録ヘッド201までのインク流路にインクを充填するための初期充填のときと、ユーザがメインタンク208を交換したときに行われる。初期充填の際は、インク流路をインクで満たすために吸引ポンプ504による記録ヘッド201及びインク供給路212へのインクの充填動作が終わった後に、サブタンク209へのインク充填動作が行われる。ユーザによるメインタンク208の交換時は、メインタンク208の着脱を検知するセンサの検知結果に基づいてCPU301がインク供給ユニット211を動作させる。
図6はサブタンク209内の残量検知動作に関わる制御を示すフローチャートである。ステップS701にて、CPU301がサブタンク209内の残量検知動作を開始する。ステップS702では、CPU301が残量検知の対象となるサブタンク209を選択する。続いてステップS703では、CPU301によってインク残量検知制御部315の動作が開始され、電力供給回路309が駆動される。ステップS704に進み、ステップS703における第1の電極213aへの電力供給によって生じた電極213間の電圧(Vs)をA/D変換制御部402が取得する。
次にステップS705では取得した電極213間の電圧(Vs)と閾値電圧(Vth)を比較する。比較の結果、電極213間の電圧Vsが閾値電圧Vthより大きい(Vs>Vth)場合はインク残量が所定量未満である。そのためステップS706に進み、CPU301は対象のサブタンク209内のインク残量を「不足」と判定する。これに対して、電極213間の電圧Vsが閾値電圧Vthより小さい(Vs≦Vth)場合はインク残量が所定量以上である。そのためステップS707に進み、CPU301は対象のサブタンク209内のインク残量を「有り」と判定する。
判定後、ステップS708にてCPU301によってインク供給ユニット211が動作中か否かが判定される。具体的には、インク供給モータ501を駆動させる供給システム制御信号SC_STAが生成されているか否かをCPU301が判定する。CPU301によってインク供給ユニット211が動作中であると判定された場合、ステップS709に進み、ステップS706及びステップS707で判定したインク残量に関する情報を反映させず、スキップ処理を行う。具体的にはステップS706及びステップS707におけるインク残量の判定結果に関する情報をメモリ303に格納せずに廃棄し、ステップS703に戻ってインク残量の検知を再度実行する。
これに対してステップS708でCPU301によってインク供給ユニット211が動作中ではないと判定された場合、ステップS710に進み、残量検知の対象となるサブタンク209全てに対する判定が完了したかどうかを調べる。ここで、CPU301によって対象となるサブタンク209全てに対する判定が完了していないと判定された場合は、処理はステップS502に戻り、対象の全てのサブタンク209の残量検知動作が完了するまで処理が継続される。CPU301によって対象となる全てのサブタンク209の判定が完了したと判定されると、ステップS711に進み、残量検知の全ての処理結果を記録装置100内部に備えたメモリ303に保存して処理を終了する。
このように、インク供給ユニット211の動作によってサブタンク209内のインクが液面変動しているときには、インク残量の判定結果をメモリ303に記憶させないことで、より正確なインク残量を管理することができる。制御の方法としてはこれに限らず、インク供給ユニット211の動作中に残量検知によって取得した電圧を、比較判定に使用しない構成としても同様の効果を得ることができる。すなわち、サブタンク209内のインクが液面変動しているときに取得した電圧は、インク残量の管理に反映させない制御がCPU301によって行われることで同様の効果を奏する。
図7は、図6に示すフローチャートの変形例である。具体的には、残量検知を行う前にインク供給ユニット211が動作中であるか否か、すなわち供給システム制御信号SC_STAが生成されているか否かを判定する。以下、図6と同じ処理ステップについては説明を省略し、図7のフローチャートを説明する。なお、図6の処理ステップと同じ処理内容のステップには同じ数字を付している。
ステップS701でCPU301がサブタンク209の残量検知動作を開始し、ステップS702で残量検知対象となるサブタンク209を選択する。その後ステップS708’にてインク供給ユニット211が動作中か否かを判定する。インク供給ユニット211が動作中と判定された場合、動作が停止するまで残量検知は行われない。
ステップS708’でインク供給ユニット211が動作していないと判定された場合、ステップS703に進み、インク残量検知制御部315の動作を開始する。ステップS704でCPU301によって電極213間の電圧Vsが取得され、ステップS705で閾値電圧Vthと比較される。比較結果に応じてステップS706又はステップS707に進んで判定結果を取得し、ステップS711’にてメモリ303に判定結果が保存される。最後にステップS710に進み、全てのサブタンク209に対する残量検知動作が完了したか否かを確認して、完了していれば処理を終了し、完了していなければステップS702に戻る。
上述した本実施形態及び変形例によれば、インク供給ユニット211が動作しているとき、すなわちサブタンク209におけるインクの液面変動が起こり得るときは、残量検知し比較判定した結果がメモリ303に反映されない。言い換えれば、インクの液面変動が発生していないときに残量検知し比較判定した結果をメモリ303に反映させることで、正確なインク量をユーザに対して報知することができる。なお、インク量の判定結果は全てのサブタンク209における残量検知動作が終わってからメモリ303に保存しても、個々のサブタンク209における残量検知動作が終わる毎にメモリ303に保存してもよい。
〔第2実施形態〕
図8は第2実施形態におけるメインタンク208から記録ヘッド201へのインク流路を模式的に示す図である。第1実施形態と異なり、本実施形態はインク供給ユニット211内に、サブタンク209及びメインタンク208のインクを撹拌するためのインク撹拌ユニットを備える。インク撹拌ユニットは主に、インク撹拌モータ901、メインタンク弁(第1の弁)902、サブタンク弁(第2の弁)903、撹拌ポンプ904、流路部907によって構成される。メインタンク弁902とサブタンク弁903は、開状態と閉状態とに開閉可能に構成される。また、本実施形態では、メインタンク208とサブタンク209は流路部907によって接続されている。メインタンク208と流路部907は第1の接続部905によって接続され、サブタンク209と流路部907は第2の接続部906によって接続される。メインタンク弁902は第1の接続部905を開状態と閉状態とに切り替えることで、メインタンク208と流路部907を接続状態と非接続状態とに切り替える。同様に、サブタンク弁903は、第2の接続部906を開状態と閉状態とに切り替えることで、サブタンク209と流路部907を接続状態と非接続状態とに切り替える。
流路部907内で、メインタンク弁902及びサブタンク弁903の間には撹拌ポンプ904が設けられている。撹拌ポンプ904は、メインタンク弁902とサブタンク弁903の開閉と連動して流路部907内の圧力と容量を変化させる。これらメインタンク弁902とサブタンク弁903と撹拌ポンプ904はインク撹拌モータ901によって駆動される。
続いてインク撹拌ユニットの具体的な動きに関わる、メインタンク208内のインクを撹拌する第1の撹拌動作を説明する。まず、CPU301によってインク供給弁503が開放される。その後、CPU301によってインク撹拌モータ901が駆動され、メインタンク弁902が閉塞される。その後、インク撹拌モータ901によって撹拌ポンプ904が駆動されることで、流路部907のインクがメインタンク208へ押し出される。続いて、CPU301によってメインタンク弁902が開放されると、サブタンク弁903が閉塞される。この状態で再びインク撹拌モータ901によって撹拌ポンプ904が駆動されることで、サブタンク209のインクが流路部907へ引き込まれる。以上の第1の撹拌動作によって、メインタンク208とサブタンク209のインクが循環される。
次にサブタンク209内のインクを撹拌する第2の撹拌動作を説明する。まず、CPU301によってインク供給弁503が開放される。その後、CPU301によってインク撹拌モータ901が駆動され、メインタンク弁902及びサブタンク弁903が開放される。さらにインク撹拌モータ901によって撹拌ポンプ904が駆動され、サブタンク209から流路部907へインクが引き込まれる。続いて、インク撹拌モータ901によって撹拌ポンプ904が駆動されると、流路部907に引き込まれたインクとほぼ同量のインクをサブタンク209内へ押し出す。以上の第2の撹拌動作が繰り返されることにより、サブタンク209内のインクが撹拌される。
第1の撹拌動作と第2の撹拌動作はいずれも、サブタンク209内と流路部907内でインクが行き来するため、サブタンク209内においてインクの液面変動が生じる。従って、撹拌ユニットが動作しているときの残量検知動作を制御することで、CPU301によってより正確なインク量を管理することができる。以下、本実施形態の制御に関して説明する。
図9はサブタンク209内の残量検知動作に関わる制御を示すフローチャートである。第1実施形態における図6と同じ処理ステップについては同じステップ参照番号を付し、その説明は省略する。
ステップS701で残量検知動作が開始されると、ステップS702〜S707の処理は図6と同様に実行され、ステップS1101に進む。ステップS1101では、CPU301が対象のサブタンク209の撹拌ユニットが動作中か否かを判定する。具体的には、撹拌システム制御信号RC_STAが生成されているか否かをCPU301が判定する。CPU301によって撹拌ユニットが動作中であると判定された場合ステップS709に進み、撹拌ユニットによる撹拌動作が終了した後、ステップS703から残量検知動作が再開される。これに対してステップS1101で撹拌ユニットが動作中ではないと判定された場合、ステップS710及びステップS711に進み、処理を終了する。
また、第1実施形態の変形例として図7を参照しながら説明したように、ステップS1101における撹拌ユニットの動作判定をステップS702の直後に実施して、残量検知動作自体を行うか否か決定する形態にも適用することができる。以上説明した本実施形態によれば、撹拌ユニットが動作しておらず、インクの液面変動が生じていないときのインク量の判定結果のみを反映させることにより、CPU301によってサブタンク209内のインク量がより正確に管理される。
〔第3実施形態〕
図10は第3実施形態におけるメインタンク208から記録ヘッド201へのインク供給経路を模式的に示す図である。本実施形態は第1実施形態及び第2実施形態と異なり、記録ヘッド201内に備えられるインク液室221に、インク液室221内のインク残量の有無を検知するための第1の電極1201及び第2の電極1202が設けられている。第1の電極1201には電力が供給される。第2の電極1202には電力が供給されずGNDに接続される。
記録動作中、インク供給弁503は開状態となるようにCPU301によって制御され、インク供給路212はメインタンク208と記録ヘッド201を接続する。記録動作によってインク液室221のインクが消費されると、負圧によってメインタンク208から記録ヘッド201へインクが供給される。
記録装置100は、キャリッジ202がX方向に往復移動することで記録用紙205への記録動作を行う。そのため、記録動作中は往復移動可能なキャリッジ202の往復移動によってインク液室221内で液面変動が生じる。さらに、記録ヘッド201の吐出口からのインクの吐出(消費)とサブタンク209からのインクの供給がインク液室221内で繰り返されることによっても、インク液室221内において液面変動が生じる。
図11はインク液室221の残量検知動作を示すフローチャートである。第1実施形態における図6と同じ処理ステップについては同じステップ参照番号を付し、その説明は省略する。
ステップS701で残量検知動作が開始されると、ステップS702〜S707の処理は図6と同様に実行され、ステップS1401に進む。ステップS1401では、記録ヘッド201が記録動作中か否かがCPU301によって判定される。具体的には、駆動動作信号CR_STAが生成されているか否かをCPU301が判定する。記録ヘッド201が記録動作中であると判定された場合、ステップS709に進みステップS703に戻る。反対に記録ヘッド201は記録動作をしていないと判定された場合、ステップS710及びステップS711に進み処理を終了する。
第1実施形態において図7を参照して説明したのと同様に、ステップS1401における記録ヘッド201の記録動作中か否かの判定は、ステップS702の直後に実施して、残量検知動作自体を行う否か決定する形態にも適用することができる。
上述したように本実施形態によれば、キャリッジ202が駆動しておらず、インク液室221の液面変動が発生していないときにCPU301がインク残量の有無を判定することにより、インク液室221のインク量をより正確に判定することができる。
なお本実施形態における電極の構成は、インク液室221内に第1の電極1201を備え、記録ヘッド201内部の電気熱変換素子に併設されるGND端子を第2の電極として備える構成であってもよい。さらに、本実施形態の制御方法を、インク液室221内ではなくサブタンク209内に備える電極でインク残量の有無を判定することもできる。具体的には、記録動作中はインク液室221だけでなく、記録ヘッド201へのインク供給を行うことでサブタンク209においても液面変動が生じる。そのため、記録動作中において第1実施形態や第2実施形態と同様にサブタンク209における残量検知動作の制御を実行することで、同様の効果を得ることができる。さらに、記録動作中か否かを判定する別の手段として、ホスト装置から記録データを受信するタイミングから判定する方法も適用することができる。
以上説明した各実施形態で図示した構成は一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。例えば、インクの成分等に応じて電力を供給する時間と検知された電極間の電圧値を判定する時間を変更してもよい。
また、残量検知のために用いられる電極は、サブタンク209やインク液室221の鉛直上面から底面に向けて延在する構成を示しているが、これに限らず、横方向から挿入される構成でもインクの液面変動の影響を受けるため適用することができる。
201 記録ヘッド
208 メインタンク
209 サブタンク
211 インク供給ユニット
213a 第1の電極
213b 第2の電極
403 閾値電圧判定部(判定手段)

Claims (17)

  1. インクを吐出する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドへ供給されるインクを収容するサブタンクと、
    前記サブタンクへ供給されるインクを収容するメインタンクと、
    前記サブタンクと前記記録ヘッドの間に設けられ、内部の容積を変化させることが可能な容積変化部材を有し前記メインタンクから前記サブタンクへインクを供給するための供給ユニットと、
    前記サブタンク内のインク残量を検知する残量検知動作を行う残量検知手段と、
    前記残量検知手段によって検知されたインク残量が所定量以上か否かを判定する判定動作を行う判定手段と、を備えるインクジェット記録装置であって、
    前記判定手段は、前記供給ユニットが動作しているときに前記残量検知手段によって検知されたインク残量に基づいて前記判定動作を行わないことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記判定手段は、前記供給ユニットが動作していないときに前記残量検知手段によって検知されたインク残量に基づいて前記判定動作を行うことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記判定手段は、前記供給ユニットが動作しているときに前記残量検知手段によって検知されたインク残量を前記判定動作に使用しないことを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記判定手段によって判定されたインク残量に関する情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記情報を報知する報知手段と、を備え、前記記憶手段は、前記供給ユニットが動作していないときに前記判定手段によって判定された前記情報を記憶して前記報知手段が前記情報を報知し、前記供給ユニットが動作しているときに前記判定手段によって判定された前記情報を記憶しないことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記残量検知手段は、前記供給ユニットが動作しているときは前記残量検知動作を行わないことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記供給ユニットは、前記容積変化部材を所定の容積の第1の状態から前記第1の状態よりも容積の大きい第2の状態に切り替える第1の動作と、前記第2の状態から前記第1の状態に切り替える第2の動作と、を繰り返し実行することで前記メインタンクから前記サブタンクへインクが供給されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記供給ユニットが前記第1の動作を実行するときに前記メインタンクから前記サブタンクへインクが供給され、前記第2の動作を実行するときに前記サブタンクから前記メインタンクへ空気が供給されることを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記供給ユニットは、前記第1の動作を実行するときに前記容積変化部材によって前記記録ヘッドと前記サブタンクのとの間のインク流路を閉塞し、前記第2の動作を実行するときに前記容積変化部材によって前記記録ヘッドと前記サブタンクのとの間のインク流路を開放することを特徴とする請求項6または7に記載のインクジェット記録装置。
  9. インクを吐出する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドへ供給されるインクを収容するサブタンクと、
    前記サブタンクへ供給されるインクを収容するメインタンクと、
    前記サブタンク内のインクを撹拌する撹拌ユニットと、
    前記サブタンク内のインク残量を検知する残量検知動作を行う残量検知手段と、
    前記残量検知手段によって検知されたインク残量が所定量以上か否かを判定する判定動作を行う判定手段と、を備えるインクジェット記録装置であって、
    前記判定手段は、前記撹拌ユニットが動作しているときに前記残量検知手段によって検知されたインク残量に基づいて前記判定動作を行わないことを特徴とするインクジェット記録装置。
  10. 前記サブタンクと前記メインタンクの間に流路部を備え、前記流路部に前記撹拌ユニットが設けられていることを特徴とする請求項9に記載のインクジェット記録装置。
  11. 前記撹拌ユニットは、前記メインタンクと前記流路部との接続状態を切り替え可能な第1の弁と、前記サブタンクと前記流路部との接続状態を切り替え可能な第2の弁と、前記第1の弁と前記第2の弁との間に設けられたポンプと、を有することを特徴とする請求項10に記載のインクジェット記録装置。
  12. 前記第1の弁が開き前記第2の弁が閉じた状態で前記ポンプを駆動すると前記流路部から前記メインタンクへインクが供給され、前記第1の弁が閉じて前記第2の弁が開いた状態で前記ポンプを駆動すると前記サブタンクから前記流路部へインクが供給されることで、前記サブタンク内のインクを撹拌することを特徴とする請求項11に記載のインクジェット記録装置。
  13. 前記第1の弁と前記第2の弁が開いた状態で、前記ポンプを駆動することで前記サブタンク内のインクを撹拌することを特徴とする請求項11に記載のインクジェット記録装置。
  14. インクを吐出する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドへ供給されるインクを収容するサブタンクと、
    前記サブタンクへ供給されるインクを収容するメインタンクと、
    前記サブタンクと前記記録ヘッドの間に設けられ内部の容積を変化させることが可能な容積変化部材と、
    前記サブタンク内のインク残量を検知する残量検知動作を行う残量検知手段と、
    前記残量検知手段によって検知されたインク残量が所定量以上か否かを判定する判定動作を行う判定手段と、を備えるインクジェット記録装置であって、
    前記判定手段は、前記記録ヘッドからインクが吐出されているときに前記残量検知手段によって検知されたインク残量に基づいて前記判定動作を行わないことを特徴とするインクジェット記録装置。
  15. インクを収容するインク液室を有し前記インク液室からインクを吐出する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドへ供給されるインクを収容するサブタンクと、
    前記サブタンクへ供給されるインクを収容するメインタンクと、
    前記サブタンクと前記記録ヘッドの間に設けられ内部の容積を変化させることが可能な容積変化部材と、
    前記インク液室内のインク残量を検知する残量検知動作を行う残量検知手段と、
    前記残量検知手段によって検知されたインク残量が所定量以上か否かを判定する判定動作を行う判定手段と、を備えるインクジェット記録装置であって、
    前記判定手段は、前記記録ヘッドからインクが吐出されているときに前記残量検知手段によって検知されたインク残量に基づいて前記判定動作を行わないことを特徴とするインクジェット記録装置。
  16. 前記記録ヘッドを搭載して往復移動可能なキャリッジを備え、前記判定手段は、前記キャリッジが往復移動しているときに前記残量検知手段によって検知されたインク残量に基づいて前記判定動作を行わないことを特徴とする請求項14または15に記載のインクジェット記録装置。
  17. 前記残量検知手段は電流を供給される第1の電極と電流を供給されない第2の電極を有し、前記第1の電極に電流を供給したときに前記第1の電極と前記第2の電極の間に生じる電圧を検知することを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
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