JP2018068181A - 作業車両 - Google Patents

作業車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2018068181A
JP2018068181A JP2016210479A JP2016210479A JP2018068181A JP 2018068181 A JP2018068181 A JP 2018068181A JP 2016210479 A JP2016210479 A JP 2016210479A JP 2016210479 A JP2016210479 A JP 2016210479A JP 2018068181 A JP2018068181 A JP 2018068181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
control unit
traveling
machine body
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016210479A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6777499B2 (ja
Inventor
周一 足立
Shuichi Adachi
周一 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Mahindra Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Mahindra Agricultural Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Mahindra Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Mahindra Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP2016210479A priority Critical patent/JP6777499B2/ja
Publication of JP2018068181A publication Critical patent/JP2018068181A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6777499B2 publication Critical patent/JP6777499B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

【課題】走行機体が自動で走行する自動モードに切換えられている場合に、走行機体に設けたセンサに基づいて走行機体の安全を確保する安全制御を実行する制御部を備えた作業車両において、走行機体の安全性を低コストでより向上させることのできる作業車両を提供することを課題としている。【解決手段】周辺環境又は走行状態をセンシングする少なくとも1つのセンサ13と、自動で機体を走行させる自動モードを実行可能に有する制御部50とを備え、該制御部50は上記自動モードに移行している最中に前記センサ13によって異常を検出した場合には走行又は作業を規制するか、或は該異常を報知する安全制御を実行する作業車両において、前記制御部50は、手動操作によって走行している最中に上記センサ13によって異常を検出した場合にも上記安全制御を実行する手動時作動モードを実行可能に有する。【選択図】図5

Description

本発明は、自動で機体を走行させる自動モードが実行可能に構成された作業車両に関する。
走行装置を支持された走行機体と、走行機体の進行方向にある障害物を検出する検出センサと、走行機体に搭乗したオペレータが手動で操向操作を行う手動モードと、走行機体の操向操作をオペレータが搭乗することなく遠隔操作できる自動モードとに切換可能に構成された制御部とを備え、該制御部により自動モードに切換えられると有効に作動して、前記検出センサに基づいて走行中の走行機体の安全を確保する安全装置を設けた特許文献1及び2に記載の作業車両が従来公知である。
特開平09−160642号公報 特開2015−191592号公報
上記文献の作業車両は、前記制御部による安全制御によって、オペレータが離れた場所から走行機体を自動で走行させた際に、センサによって走行機体の進行方向に障害物が検出された場合には、走行機体を自動的に停止させることができるものであるが、該安全制御は、走行機体が自動走行を行う自動モードに切換えられている場合にしか実行されないため、安全制御を実行するにあたり搭載したセンサ類が十分に活用されておらず、コストが高くなるという課題があった。
本発明は、走行機体が自動で走行する自動モードに切換えられている場合に、走行機体に設けたセンサに基づいて走行機体の安全を確保する安全制御を実行する制御部を備えた作業車両において、走行機体の安全性を低コストでより向上させることのできる作業車両を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、第1に、周辺環境又は走行状態をセンシングする少なくとも1つのセンサ13と、自動で機体を走行させる自動モードを実行可能に有する制御部50とを備え、該制御部50は上記自動モードに移行している最中に前記センサ13によって異常を検出した場合には走行又は作業を規制するか、或は該異常を報知する安全制御を実行する作業車両において、前記制御部50は、手動操作によって走行している最中に上記センサ13によって異常を検出した場合にも上記安全制御を実行する手動時作動モードを実行可能に有することを特徴としている。
第2に、前記制御部50は、安全制御の実行時における規制内容若しくは報知内容、安全制御を実行する前記センサ13の検出範囲その他の実行条件を変更設定可能としたことを特徴としている。
第3に、前記センサ13として機体の進行方向の障害物の有無を検出する障害物センサを設け、前記制御部50は、手動時作動モード時に安全制御を実行する障害物センサ13の検出範囲を、自動モード時に安全制御を実行する障害物センサ13の検出範囲よりも狭く設定したことを特徴としている。
第4に、前記制御部50は、手動時作動モードに移行している最中に安全制御を実行する場合、走行規制は行わずに音による報知のみを行うことを特徴としている。
第5に、前記制御部50は、自動モードへの切換操作を行う切換操作具42により手動時作動モードへの切換操作ができるように構成されたことを特徴としている。
前記制御部は、走行機体を自動で走行させる自動モード時に実行する安全制御を、オペレータが走行機体に搭乗して手動で操向操作をする場合においても作動させることができる手動時作動モードが設定されているため、新たなセンサや装置を追加することなく、コストを抑えてより安全性を向上させることができる。
また、前記制御部は、安全制御の実行時における規制内容若しくは報知内容、安全制御を実行する前記センサの検出範囲その他の実行条件を変更設定可能としたものによれば、安全制御の実行内容を作業車両の用途やオペレータの好みに応じてカスタマイズできるため、汎用性・作業性が高い。
また、前記センサとして機体の進行方向の障害物の有無を検出する障害物センサを設け、前記制御部は、手動時作動モード時に安全制御を実行する障害物センサの検出範囲を、自動モード時に安全制御を実行する障害物センサの検出範囲よりも狭く設定したものによれば、オペレータが手動で操縦する場合に、頻繁に安全制御が実行されなくなるため、オペレータの操縦の邪魔になり難い。
また、前記制御部は、手動時作動モードに移行している最中に安全制御を実行する場合、走行規制は行わずに音による報知のみを行うものによれば、オペレータが手動で操縦する場合には、走行機体がオペレータの操作によらず自動停止することがないため、作業性が向上する。
なお、前記制御部は、自動モードへの切換操作を行う切換操作具により手動時作動モードへの切換操作ができるように構成されたものによれば、制御部による自動モードへの切換操作と、手動時作動モードへの切換操作とを、単一の切換操作具によって行うことができるため、操作性が向上するとともに、コストも低く抑えることができる。
本発明を適用した作業車両の全体側面図である。 作業車両の前方側を示した斜視図である。 キャビンの天井面側を示した斜視図である。 キャビン内の操作パネルを示した要部斜視図である。 制御部のブロック図である。 (A)乃至(C)は、リモコンを示した平面図、側面図及び正面図である。
以下、図示する例に基づき、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明を適用した作業車両の全体側面図であり、図2は、作業車両の前方側を示した斜視図であり、図3は、キャビンの天井面側を示した斜視図であり、図4は、キャビン内の操作パネルを示した要部斜視図である。本トラクタは、左右一対の前輪1,1及び後輪2,2と、前後輪1,2によって支持された走行機体3と、走行機体3の後部にロータリ耕耘機(図示しない)等の作業機が昇降自在に連結される昇降リンク4とを備え、ロータリ耕耘機を駆動させた状態で走行機体3を前進走行させることにより、圃場の耕耘作業を行う。
前記走行機体3の前側半部には、前端側に取付けられたフロントウェイト6と、エンジン(図示しない)と、該エンジンを上下開閉自在にカバーするボンネット7とが設けられ、該ボンネット7の後方には、キャビン8が立設されている。エンジンで発生した動力は、キャビン8下方に配置されたミッションケース内のトランスミッションによって、前後輪及びロータリ耕耘機側に変速伝動される。
前記フロントウェイト6は、方形板状に形成された複数のウェイト11と、該ウェイト11が着脱可能に取付けられて走行機体の前端から前方に向って延設された板状のブラケット12とから構成されている。該構成により、ブラケット12の下面側に着脱されるウェイト11の数を、走行機体3の後端側に取付けた作業機の種類(重さ)に応じて変更することにより、機体の重心バランスを調整することができる。
なお、該ブラケット12の上面側には、障害物センサ(センサ)13が設けられている。該障害物センサ13は、走行機体3の進行方向に電磁波、音波又は光による検知波を出射するとともに、その反射波を検知し、検知波を出射してから反射波を検知するまでの時間を計算することによって、障害物までの距離を算出できる。
前記キャビン8は、一対のフロントフレーム14a,14aと、一対のリアフレーム14b,14bと、天井14cとからなるキャビンフレーム14と、一対のフロントフレーム14a,14a間に設けたフロントガラスと、一対のリアフレーム14b,14b間に設けたリアガラス17と、左右に設けたドア18とから構成されており、その内側にオペレータが乗込む操縦部19が形成されている。
該キャビン8の天井14c上面側には、中央側に配置されてリモコンによる操作内容を受信するリモコン受信部21と、該リモコン受信部21の後方に取付けられたGPS(GPS受信機)22とが設けられており、前記リアフレーム14bの左右一方側には、表示ランプ23と、報知ブザー24とからなる報知ユニット25が設けられている(図3参照)。
該表示ランプ23は、棒状部材の先端側に複数のランプが上下に並べて設けられており、各ランプに異なる色(図示する例では3色)を常時点灯させたり、点滅させたりすることができる。該構成により、前記報知ユニット25は、表示ランプ23の色や点灯状態を変更したり、報知ブザー24によって警告音を発したりすることにより、走行機体3の外に様々な情報を発信することができる。
前記キャビン8内部の操縦部19には、オペレータが着座する座席26と、座席26の前方側に配置されたステアリングハンドル(図示しない)と、座席26の左右側方(図示する例では進行方向右)側に配置されたサイド操作パネル27と、制御部50とが設けられている。
前記サイド操作パネル27の前部側には、前後揺動操作によって走行変速操作を行う変速レバー28と、該変速レバー28の左右内側に並列して設けたポジションコントロールレバー29と、該ポジションコントロールレバー29の後方に配置されて作業機の昇降位置を調整する昇降調整スイッチ31と、変速レバー28の後方側に配置されて作業機による耕す深さを設定する耕深調整ダイヤル32とが設けられている(図4参照)。
また、前記サイド操作パネル27の後部側には、作業機の各種調整を行うスイッチ操作具、ダイヤル操作具が並べて設けられている。具体的には、作業機側への動力の断続を操作するPTOスイッチ33と、作業機の下降速度を調整する下げ速度調整ボリューム34と、作業機の上昇位置を調整する上げ高さ調整ボリューム36と、作業機の左右傾斜を調整する傾き調整ボリューム37と、PTO軸の駆動状態を切換えるPTO切換スイッチ38と、深さ自動スイッチ39と、作業機の作業状態の切換を行う作業モード切換スイッチ41と、走行機体の操作モードの切換えを行う操作モード切換スイッチ(切換操作具)42とが配置されている(図4参照)。
前記操作モード切換スイッチ42は、前記制御部50を、後述するリモコン55を用いて走行機体3に搭乗することなくオペレータが走行機体3を遠隔操作する自動走行制御を実行できる自動モードと、リモコン55による走行機体3の操作が規制され、オペレータが操縦部19に搭乗して手動操作によって走行機体3を操縦する手動モードと、後述する手動時安全作動モード(手動時作動モード)とに切換えることができる。
このとき、前記制御部50は、前記自動モード又は手動時安全作動モードに切換えられると、前記障害物センサ13によって、走行機体3の進行方向の所定範囲内に障害物があることが検出された場合に、走行機体3を自動的に停止させたり、前記報知手段25によって該状態を報知したりする安全制御が実行されるように構成されている。以下、上記自動走行制御と安全制御について説明する。
次に、図5に基づいて、制御部の構成について説明する。図5は、制御部のブロック図である。前記制御部50の入力側は、前記GPS22と、前記障害物センサ13と、前記リモコン受信部21と、走行機体の車速を検出する車速センサ46と、前記操作モード切換スイッチ42とが接続されている。その一方で、前記制御部50の出力側は、主クラッチの断続を操作するクラッチバルブ47と、PTOクラッチの断続を操作するPTOクラッチバルブ48と、前記ブザー(ホーン)24と、前記表示ランプ(表示灯)23と、図示しない無段階変速装置を変速操作する変速油圧バルブ49と、エンジンの燃焼室へ燃料の高圧供給するインジェクションポンプ51と、エンジン停止リレー52と、走行機体3(後輪2)を制動作動するブレーキ53と、前記作業機を昇降作動させる昇降バルブ54とが接続されている。
該制御部50は、前記操作モード切換スイッチ42により自動モードに切換えられている場合には、リモコン受信部21を介して前記リモコン55の操作に応じて発信される操作信号を検出し、リモコン55の操作に応じて走行機体及び作業機を遠隔操作することができる。以下、リモコンの具体的な構成について説明する。
次に、図5及び図6に基づき、リモコンの構成について説明する。図6(A)乃至(C)は、リモコンを示した平面図、側面図及び正面図である。前記リモコン55は、その上面側に、遠隔操作信号を前記リモコン受信部21に送信する送信アンテナ61と、電源ON・OFFを操作するシーソースイッチである電源スイッチ62とが設けられており、その正面側に走行機体及び作業機側を遠隔操作するための各種遠隔操作スイッチが配置されている。
該遠隔操作スイッチは、具体的には、前記PTOクラッチバルブ48により作業機側への動力の断続を操作するPTOスイッチ63と、前記クラッチバルブ47により主クラッチの断続を操作するクラッチスイッチ64と、前記エンジン停止リレー52によりエンジンを停止するエンジン停止スイッチ66と、前記ブザー24による警告音を発する報知スイッチ67と、前記変速油圧バルブを介して走行機体3の変速操作を行う変速スイッチ68と、前記インジェクションポンプ51を制御してエンジンの回転数の増減速を操作するエンジン回転スイッチ69と、作業機を上昇作動させる上昇スイッチ71と、作業機を下降作動させる下降スイッチ72とが配置されている。
該構成により、前記制御部50は、自動モードに切換られている状態が検出された場合には、前記リモコン55の各遠隔操作スイッチの操作情報が、前記送信アンテナ61からキャビン8側の前記リモコン受信部21を介して、前記制御部50へと送信され、走行機体及び作業機側をこれに応じて遠隔操作することができる。
これにより、オペレータは操縦部19に乗込むことなく、前記リモコン55によって走行機体3を遠隔操作することができるとともに、走行機体3を圃場で自動走行させて、前記GPS22や障害物センサ13を用いて圃場の終端側で自動的に停止させる自動走行制御を実行することができる。
次に、制御部による前記安全制御について説明する。前記安全制御は、前記自動モード又は手動時安全作動モードに切換えられている場合には、前記車速センサ46によって走行しているか否かが検出されるとともに、前記障害物センサ13によって走行機体3前方の予め定めた所定の警報範囲に障害物が検出された場合には、前記報知ユニット25により、警報を発するように構成されている。具体的には、前記報知ブザー24によって警告音を発したり、表示ランプ23の点灯・点滅したりすることによって走行機体3の進行方向に障害物が接近していることを走行機体3の周囲(オペレータ等)に報知する。
さらに、前記障害物センサ13によって、前記警報範囲よりも狭い範囲に設定された停止範囲に障害物があることが検出された場合には、前記エンジン停止リレー52を介して、エンジンの駆動を停止させるとともに、前記ブレーキ53を作動させて走行機体3を自動的に停止させる。このとき、該走行機体3を自動停止させるにあたり、クラッチバルブ48及びPTOクラッチバルブ47によって前後輪及び作業機に伝動される動力も切断するように構成しても良い。
すなわち、該安全制御によれば、前記障害物センサ13によって進行方向に障害物が検出された場合には、走行機体3と障害物との距離に応じて、報知ユニット25による警告と、走行機体3の自動停止とが段階的に行われるように構成されているため、走行機体3が進行方向の障害物と衝突する事態をより確実に防止できる。
また、上述の構成によれば、操作モード切換スイッチ42により、走行機体3の遠隔操作(自動走行)を行う自動モード時だけでなく、オペレータによって手動で操向操作をする手動時安全作動モードに切換えられている場合にも前記安全制御が実行可能に構成されているため、別途にセンサ類を設けることなく、手動操作時の安全性も向上させることができる。
ちなみに、前記制御部50は、前記手動通常モードに切換えられている場合には、上述の安全制御の実行が規制されるように構成されている。該構成によれば、手動通常モードに切換えることにより、オペレータが操縦部19により手動で操向操作している場合に、オペレータの意図しないタイミングで自動的に走行機体3が停止したり、報知ブザー24が鳴ったりする事態を確実に防止することができる。
前記安全制御は、特に、前記手動時安全作動モードに切換えられた場合には、前記障害物センサ13によって障害物を検出する距離(警報範囲や停止範囲による検出範囲)や、警報範囲や停止範囲に障害物が検出された場合に走行機体が実行する動作等を、個別に設定変更することができるように構成されている。また、安全制御を実行する条件として、前記障害物センサ13の他、前記車速センサ46や、エンジン回転数センサにより検出された周辺環境や走行状態に基づいて、前記報知手段25による報知や、走行機体3の自動停止等を実行するように構成しても良い。
該構成によれば、手動時安全作動モード時に安全制御が実行される動作条件や、実行項目を、作業時の環境やオペレータの好みによって変更することができるため、より汎用性・作業性が高い。以下、条件設定を変更した安全制御の別実施例にについて具体的に説明する。
前記制御部50は、手動時安全作動モードに切換えられた場合における、前記障害物センサ13により障害物を検出する警告範囲と停止範囲を、自動モードに切換えられた場合における障害物センサ13により障害物を検出する警告範囲と停止範囲よりもそれぞれ狭くなるように構成しても良い。
言い換えると、手動時安全作動モードでは、自動モードの時よりも、走行機体と障害物との距離がより近い位置で、前記報知ブザー24による警告や、走行機体3の自動停止の実行が行われる。
該構成によれば、手動時安全作動モードに切換えられた状態でオペレータが手動で走行機体を操作するにあたり、オペレータが意図しないタイミングで、走行機体3が自動的に停止したり、報知ブザー24が鳴ったりする事態を効率的に減らすことができるため、操作性が向上するとともに、安全性も向上する。
また、前記制御部50は、手動時安全作動モード時には、前記警報範囲内に障害物が検出された場合に、前記報知ブザー24による警告音を鳴らすのみで、走行機体3の自動停止は実行されないように構成しても良い。
該構成によれば、オペレータによる手動操作時に障害物の接近を知らせる報知ブザー24による警告は行われるため、安全性が向上する一方で、走行機体3の自動停止は実行されないため、意図しないタイミングで走行機体3が自動停止されることは確実に防止することができるため、操作性も高くなる。
また、前記制御部50は、走行機体3が作業走行する環境や目的に応じて、オペレータによる手動操作時に安全制御を実行するための障害物センサ13による検出範囲や、走行機体の安全確保のために実行する項目を予め定めた複数のパターンを記憶しても良い。
具体的には、前記作業モード切換スイッチ41によって作業機の作業状態が切換えられることにより、手動時安全作動モードに切換えられた場合に実行される安全制御のパターンが、予め記憶された作業状態に適したパターンに自動的に切換えられた上で安全制御が実行される。
該構成によれば、各オペレータが走行機体3の作業環境に応じて、走行機体3を手動操作する際に実行される安全制御の内容を適したものにスムーズに変更することができるため、利便性が向上する。
13 障害物センサ(センサ)
42 操作モード切換スイッチ(切換操作具)
50 制御部

Claims (5)

  1. 周辺環境又は走行状態をセンシングする少なくとも1つのセンサ(13)と、
    自動で機体を走行させる自動モードを実行可能に有する制御部(50)とを備え、
    該制御部(50)は上記自動モードに移行している最中に前記センサ(13)によって異常を検出した場合には走行又は作業を規制するか、或は該異常を報知する安全制御を実行する作業車両において、
    前記制御部(50)は、手動操作によって走行している最中に上記センサ(13)によって異常を検出した場合にも上記安全制御を実行する手動時作動モードを実行可能に有する
    ことを特徴とする作業車両。
  2. 前記制御部(50)は、安全制御の実行時における規制内容若しくは報知内容、安全制御を実行する前記センサ(13)の検出範囲その他の実行条件を変更設定可能とした
    請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記センサ(13)として機体の進行方向の障害物の有無を検出する障害物センサを設け、
    前記制御部(50)は、手動時作動モード時に安全制御を実行する障害物センサ(13)の検出範囲を、自動モード時に安全制御を実行する障害物センサ(13)の検出範囲よりも狭く設定した
    請求項1又は2の何れかに記載の作業車両。
  4. 前記制御部(50)は、手動時作動モードに移行している最中に安全制御を実行する場合、走行規制は行わずに音による報知のみを行う
    請求項1乃至3の何れかに記載の作業車両。
  5. 前記制御部(50)は、自動モードへの切換操作を行う切換操作具(42)により手動時作動モードへの切換操作ができるように構成された
    請求項1乃至4の何れかに記載の作業車両。
JP2016210479A 2016-10-27 2016-10-27 作業車両 Active JP6777499B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016210479A JP6777499B2 (ja) 2016-10-27 2016-10-27 作業車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016210479A JP6777499B2 (ja) 2016-10-27 2016-10-27 作業車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018068181A true JP2018068181A (ja) 2018-05-10
JP6777499B2 JP6777499B2 (ja) 2020-10-28

Family

ID=62111385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016210479A Active JP6777499B2 (ja) 2016-10-27 2016-10-27 作業車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6777499B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020115843A (ja) * 2019-01-29 2020-08-06 三菱マヒンドラ農機株式会社 作業車両
JP2022082584A (ja) * 2018-06-29 2022-06-02 株式会社クボタ 作業車両
KR102522828B1 (ko) * 2022-10-14 2023-04-19 주식회사 긴트 전복된 농사용 차량의 안전상태 진입 방법 및 그 장치

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040193363A1 (en) * 2003-03-27 2004-09-30 Schmidt Mark Alvin Method and system for controlling a vehicle having multiple control modes
JP2008250995A (ja) * 2007-03-06 2008-10-16 Yamaha Motor Co Ltd 車両
JP2012187084A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Kubota Corp 芝刈機
JP2012196998A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Fuji Heavy Ind Ltd 車両の運転動作設定システム
JP2015191592A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 ヤンマー株式会社 自律走行作業車両

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040193363A1 (en) * 2003-03-27 2004-09-30 Schmidt Mark Alvin Method and system for controlling a vehicle having multiple control modes
JP2008250995A (ja) * 2007-03-06 2008-10-16 Yamaha Motor Co Ltd 車両
JP2012187084A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Kubota Corp 芝刈機
JP2012196998A (ja) * 2011-03-18 2012-10-18 Fuji Heavy Ind Ltd 車両の運転動作設定システム
JP2015191592A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 ヤンマー株式会社 自律走行作業車両

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022082584A (ja) * 2018-06-29 2022-06-02 株式会社クボタ 作業車両
JP2020115843A (ja) * 2019-01-29 2020-08-06 三菱マヒンドラ農機株式会社 作業車両
JP7065048B2 (ja) 2019-01-29 2022-05-11 三菱マヒンドラ農機株式会社 作業車両
KR102522828B1 (ko) * 2022-10-14 2023-04-19 주식회사 긴트 전복된 농사용 차량의 안전상태 진입 방법 및 그 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP6777499B2 (ja) 2020-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6777499B2 (ja) 作業車両
EP2965938B1 (en) Speed control for working vehicle
US11702135B2 (en) Work vehicle
JP2017171253A (ja) 作業車輌
JP2017177934A (ja) 作業車輌
JP5560844B2 (ja) 走行車両自動操舵用駆動装置
JP2006195877A (ja) 作業機械
JP2011155928A (ja) 作業車両
JP7440376B2 (ja) 作業車両
JP2020159045A (ja) 建設機械
JP2017108687A (ja) 作業車両
JP2005080549A (ja) コンバインにおける制御装置
JP2017175980A (ja) 遠隔操作装置
JP5260929B2 (ja) 作業車両
JP2010076614A (ja) 作業車両
JP5138526B2 (ja) 作業車両
JP7065048B2 (ja) 作業車両
JP2021004586A (ja) 作業車
JP2005229831A (ja) 農作業機
JP5149756B2 (ja) 作業車両
JP2021070347A (ja) 作業車両
JP2010172197A (ja) 作業車両
JP7383416B2 (ja) 作業車輌
JP2019041608A (ja) 作業車両
JP6048454B2 (ja) 乗用型防除機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200929

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201008

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6777499

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151