JP2018067906A - 原子発振器及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、原子発振器の基本構成について説明する図である。図1を参照するに、原子発振器1は、CPT(Coherent Population Trapping)方式の原子発振器であり、量子部300と、変調器400とを有している。
第2の実施の形態では、各々の接合面に、側面に形成された1つの導電膜から延伸した複数個の接合用パターンが形成される例を示す。なお、第2の実施の形態において、既に説明した実施の形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
第3の実施の形態では、第2の実施の形態において、4分の1波長板及びNDフィルタにも導電膜及び接合用パターンを形成する例を示す。なお、第3の実施の形態において、既に説明した実施の形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
第4の実施の形態では、第1の実施の形態とは受光素子の配置が異なる例を示す。なお、第4の実施の形態において、既に説明した実施の形態と同一構成部についての説明は省略する場合がある。
100 パッケージ
110 キャビティ部
120 蓋
130、140、150、160、170 接合部
190、195 ボンディングワイヤ
196、242 パッド
200、200C 架橋構造物
210 支持基板
210x 貫通部
220 絶縁膜
220x、220y 開口部
230 土台
220o 外周領域
220c 量子部配置領域
220k 架橋部
241、241A 接合用パターン
300、300C 量子部
310 光源
320 スペーサ
320A、321A、322A、330A 導電膜
320B、321B、322B、330B、320C 接合用パターン
320x、320y 貫通孔
321 4分の1波長板
322 NDフィルタ
330 ガスセル
331、333 ガラス基板
332 シリコン基板
340 受光素子
341 金バンプ
400 変調器
Claims (18)
- 複数の部材を有し、
前記複数の部材として、励起光を出射する光源、前記励起光により励起される原子を封入したガスセル、及び前記ガスセルを透過した前記励起光を検出する受光素子を含み、
前記複数の部材のうち少なくとも一部の部材が積層された量子部を備えた原子発振器であって、
前記量子部において、少なくとも1組の隣接する部材の各々の側面には導電膜が形成され、かつ、前記1組の隣接する部材の対向する接合面には、各々の前記導電膜から延伸した互いに対向する接合用パターンが形成され、互いに対向する前記接合用パターンは、接合材料で接合されていることを特徴とする原子発振器。 - 前記受光素子は、接続端子としてアノード端子及びカソード端子を含み、
前記導電膜は分割され、分割された前記導電膜の一方は前記アノード端子に接続され、他方は前記カソード端子に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の原子発振器。 - 分割された前記導電膜が形成される前記部材の一方に面には前記受光素子が接続され、他方の面には前記複数の部材に含まれる他の部材が接続されることを特徴とする請求項2に記載の原子発振器。
- 前記量子部は、前記光源、前記1組の隣接する部材の一方である前記ガスセル、及び前記受光素子、を含み、
前記量子部は、絶縁膜上に配置され、
前記量子部の最上部には、前記ガスセルの上面に形成された前記接合用パターンにフリップチップ実装された前記受光素子が配置され、
前記ガスセルと前記絶縁膜との間には、前記1組の隣接する部材の他方が配置され、
前記受光素子の接続端子は、少なくとも前記ガスセルの側面に形成された前記導電膜及び前記1組の隣接する部材の他方の側面に形成された前記導電膜を経由して、前記絶縁膜に形成されたパッドと接続されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の原子発振器。 - 前記1組の隣接する部材の他方は、前記光源と前記ガスセルとの間に配置された光学素子を収容する収容部材であることを特徴とする請求項4に記載の原子発振器。
- 前記1組の隣接する部材の他方は、前記光源と前記ガスセルとの間に配置された光学素子であることを特徴とする請求項4に記載の原子発振器。
- 前記絶縁膜は、枠状の外周領域と、前記外周領域の内側に前記外周領域と離間して配置された量子部配置領域と、前記外周領域と前記量子部配置領域とを架橋して前記量子部配置領域を支持する架橋部と、を備え、
前記量子部は、前記量子部配置領域の上面側に配置され、
前記複数の部材のうち少なくとも一部の部材は中空構造であり、
前記量子部配置領域の下面側には、土台が設けられ、
前記土台の裏面は、前記土台を構成する材料よりも輻射率の低い金属で被覆されていることを特徴とする請求項4乃至6の何れか一項に記載の原子発振器。 - 前記量子部は、前記光源及び前記ガスセルを含み、
前記受光素子は、前記量子部と分離して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の原子発振器。 - 前記量子部は、絶縁膜上に配置され、
前記光源と前記ガスセルとの間に、前記1組の隣接する部材の一方である収容部材に収容された光学素子が配置され、
前記量子部の最上部には、前記収容部材の上面に形成された前記接合用パターンに実装された前記光源が配置され、
前記収容部材と前記絶縁膜との間には、前記1組の隣接する部材の他方である前記ガスセルが配置され、
前記光源の接続端子は、少なくとも前記収容部材の側面に形成された前記導電膜及び前記ガスセルの側面に形成された前記導電膜を経由して、前記絶縁膜に形成されたパッドと接続されていることを特徴とする請求項8に記載の原子発振器。 - 前記受光素子は、前記絶縁膜を挟んで前記量子部とは反対側に配置され、
前記光源から出射された前記励起光は、前記光学素子、前記ガスセルを経由し、前記絶縁膜に形成された開口部を通過して、前記受光素子に入射することを特徴とする請求項9に記載の原子発振器。 - 前記受光素子の接続端子は、アノード端子及びカソード端子を含み、
前記受光素子のアノード端子及びカソード端子には金バンプが形成されていることを特徴とする請求項9又は10に記載の原子発振器。 - 各々の前記接合面には、前記側面に形成された1つの前記導電膜から延伸した複数個の前記接合用パターンが形成されていることを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の原子発振器。
- 前記導電膜の材料は金を含むことを特徴とする請求項1乃至12の何れか一項に記載の原子発振器。
- 前記導電膜は下地に絶縁層を有していることを特徴とする請求項1乃至13の何れか一項に記載の原子発振器。
- 前記複数の部材のうちの第1の部材と第2の部材とを接合する第1の接合材料と、前記第2の部材と第3の部材とを接合する第2の接合材料とは融点が互いに異なることを特徴とする請求項1乃至14の何れか一項に記載の原子発振器。
- 前記第1の接合材料又は前記第2の接合材料は、AuSnはんだであることを特徴とする請求項15に記載の原子発振器。
- 複数の部材を有し、前記複数の部材として、励起光を出射する光源、前記励起光により励起される原子を封入したガスセル、及び前記ガスセルを透過した前記励起光を検出する受光素子を含み、前記複数の部材のうち少なくとも一部の部材が積層された量子部を備えた原子発振器の製造方法であって、
前記量子部において、少なくとも1組の隣接する部材の各々の側面には導電膜が形成され、かつ、前記1組の隣接する部材の対向する接合面には、各々の前記導電膜から延伸した互いに対向する接合用パターンが形成され、
前記互いに対向する接合用パターンを、接合材料で接合する工程を有することを特徴とする原子発振器の製造方法。 - 前記接合材料で接合する工程は、蟻酸還元雰囲気中で行われることを特徴とする請求項17に記載の原子発振器の製造方法。
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JP2001189233A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-07-10 | Murata Mfg Co Ltd | 積層コンデンサ |
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-
2017
- 2017-07-25 JP JP2017143950A patent/JP6939188B2/ja active Active
Patent Citations (5)
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