JP2018066107A - 使い捨てのマスク - Google Patents

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Abstract

【課題】耳掛け部とマスク本体部とを識別することが容易な使い捨てのマスク。
【解決手段】使い捨てのマスク10がマスク本体部20の内面側20aに一対の耳掛け部30を有する。マスク本体部20は、不織布で形成されているもので、横方向Xへ延びる少なくとも二条の折り目23a,23bの一つずつを内面側20aと外面側20bとに作ることによって折り畳まれて、不織布の重畳部50と非重畳部51とが形成される。マスク本体部20は、耳掛け部30を形成している不織布とは異なる色に着色された不織布を少なくとも一枚含み、内面側20aでは重畳部50と非重畳部51との間にその異なる色についての濃淡の差が生じている。一対の耳掛け部30は、マスク本体部20の中央部において分離可能に連結された状態にあり、重畳部50と重なり合う部分と非重畳部51と重なり合う部分とを有する。
【選択図】図2

Description

この発明は、防じん用や花粉症予防用のマスクとして使用するのに好適な使い捨てのマスクに関する。
従来、着用者の口許と鼻孔とを覆う通気性のマスク本体部と、一対の耳掛け部とを備えた防じん用や花粉症予防用のマスクであって、洗滌によって再利用することを予定していない使い捨てのマスクは公知であり、周知でもある。例えば、特許文献1には、耳掛け部がゴム紐である場合、マスク本体部と着用者の顔面との間に隙間が発生し易いという問題を解消するために、不織布製のマスク本体部の両側部に帯状の不織布からなる耳掛け部を接合した使い捨てのマスクが記載されている。
特開2011−167418号公報
帯状の不織布で形成された耳掛け部を有するマスクは、それを折り畳んだり、複数枚を重ね合せて包装したりするときに、耳掛け部どうしを重ね合せたり、耳掛け部をマスク本体部に重ね合せたりすることがある。ところが、そのようにすると、耳掛け部どうしが密着したり、耳掛け部とマスク本体部とが密着して、耳掛け部を一つずつ識別することが難しくなったり、耳掛け部とマスク本体部とを識別することが難しくなったりすることがある。また、それと同時に、耳掛け部を一つずつ指先で摘持するのに手間がかかるようになったりすることがある。
本発明の課題は、速やかに着用することができるように耳掛け部とマスク本体部との識別を容易にした使い捨てマスクを提供することにある。
本発明が対象とするのは、マスク着用者の少なくとも鼻孔と口許とを覆う通気性のマスク本体部と、前記マスク本体部の両側部それぞれに接合された一対の耳掛け部とを備え、前記マスク本体部が前記着用者の顔面と向かい合う内面側とその反対面である外面側とを有するとともに、前記着用者の上下方向と左右方向とに対応する縦方向と横方向とを有する使い捨てのマスクである。
本発明が特徴とするところは、以下のとおりである。前記マスク本体部は1枚または重なり合う複数枚の不織布によって形成され、前記横方向へ並行して延びる少なくとも二条の折り目の一つずつを前記内面側と前記外面側とに作ることによって折り畳まれて前記不織布の重畳部と非重畳部とが形成されており、前記一対の耳掛け部は前記内面側に位置する1枚または重なり合う複数枚の前記不織布によって形成されていて、それぞれの前記耳掛け部が前記両側部それぞれから前記マスク本体部の前記横方向の中央部にまで延びて耳通し用の孔部を画定するとともに、前記中央部においては互いに分離可能に連結された状態にあり、それぞれの前記耳掛け部はまた、前記マスク本体部の前記重畳部と重なり合う部分と前記非重畳部と重なり合う部分とを有しており、前記マスク本体部は、前記耳掛け部を形成している前記不織布の色とは異なる色に着色された前記不織布を少なくとも1枚含むことによって、前記マスク本体部を前記内面側から見ると、前記重畳部と前記非重畳部との間に前記異なる色についての濃淡の差が生じている。
本発明に係る使い捨てのマスクでは、マスク本体部を形成する不織布が耳掛け部を形成する不織布の色とは異なる色に着色されていることに加えて、マスク本体部の内面側では、マスク本体部を形成する不織布の重畳部と非重畳部との間において、その異なる色についての濃淡の差が生じている。それゆえ、着用する前のマスクでは、マスク本体部の内面側において、マスク本体部と耳掛け部との色の違いが明瞭になって、これら両部の識別が容易になる。
本発明において、「着色」というときには、有彩色の顔料または染料によって不織布を形成している熱可塑性の合成繊維を着色することを意味している。また、「異なる色」とは、目視によって識別可能な関係にある色どうしを意味し、そのような色は、マンセル色相環やマンセル色標を用いて任意に選ぶことができる。
図面は、本開示に係る本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本発明に係るマスクの外面側を示す平面図。 本発明に係るマスクの内面側を示す平面図。 図1のIII−III線断面図。 実施態様の一例を示す図3と同様な図。 図3における部分Vの拡大図。 実施態様の一例を示す図5と同様な図。
添付の図面を参照して本発明に係る使い捨てのマスクの詳細を説明すると、以下のとおりである。
図1,2に示された本発明に係るマスク10は、使い捨てのものであって、通気性のマスク本体部20によって着用者(図示せず)の少なくとも口許と鼻孔とを覆うことができるように作られていて、病原体を含む飛沫や花粉、粉塵等から着用者を保護するために着用される。かかるマスク10のマスク本体部20は、着用者の顔面と対向する内面側20a(図2参照)と、その反対側である外面側20bとを有し、内面側20aは肌対向面側と呼ばれ、外面側20bは非肌対向面側と呼ばれることがある。マスク着用者にとっての左右方向と上下方向とは、マスク10にとっての横方向Xと縦方向Yである。
マスク10は、マスク本体部20と、一対の耳掛け部30(図2参照)とを備えるものである。そのマスク本体部20は、横方向Xに長い矩形のもので、1枚または重なり合う複数枚の不織布によって形成されていて、横方向Xに延びる両端縁部22と、縦方向Yに延びる両側部21とを有する。マスク本体部20はまた、重なり合う不織布(図5参照)どうしを接合して一体化するためのスポット状の溶着部40が両端縁部22のそれぞれと、両側部21のそれぞれとに並行するように並んでいる。マスク本体部20にはさらにまた、縦方向Yの寸法を二等分する中心線C−Cの上方と下方とに各二条の折り目である襞23bを有する。
図2において、マスク本体部20の内面側20aには、一対の耳掛け部30が取り付けられている。耳掛け部30は、1枚または重なり合う複数枚の不織布で形成されていて、マスク本体部20の両側部21に対して溶着部40において接合されている基端部32と、マスク本体部20の横方向Xの中央部に向かって、より詳しくは横方向Xの寸法を二等分する中心線D−Dに向かって湾曲しながら延びるとともに、基端部32と協働して耳通し用の孔部31を画定している帯状部33とを有する。一対の耳掛け部30の帯状部33どうしは、中心線D−D上またはその近傍において連結された状態にあるが、中心線D−Dに平行するスリット36と連結部37とを有しているので、その連結部37において耳掛け部30どうしを切り離すことによって、個々に独立した耳掛け部30を得ることができる。
図示例の如く連結された状態にある一対の耳掛け部30は、マスク本体部20の両側部21に届くように横方向Xへ延びる1枚または重なり合う複数枚の不織布に打ち抜き加工を施して耳通し用の孔部31や基端部32、帯状部33、スリット36、連結部37等を同時に形成すると、一対の耳掛け部30を同時に作ることができるというマスク生産上の利点がある。また、生産されたマスク10では、マスク本体部20と一対の耳掛け部30とが互いにほぼ平坦な状態で重なり合うので、マスク10の包装体がコンパクトなものになるという利点もある。なお、連結部37を切り裂くには、一対の帯状部33のそれぞれを片手で持って、横方向Xへ引張ればよい。
図2においてはまた、マスク本体部20の内面側20aに、複数条の襞23aと多数の溶着部40とが見えている。溶着部40の一部分のものは、マスク本体部20における両側部21と耳掛け部30における基端部32とを溶着するために使用されている。
図3は、図1,2において中心線D−Dに重なるIII−III線に沿った矢視図である。1枚または重なり合う複数枚の不織布で形成されているマスク本体部20には、図1に示されている襞23bと、図2に示されている襞23aとが見えている。ちなみに、マスク本体部20を外面側20bの側からみたときに、襞23aは谷折り部と呼ばれ、襞23bは山折り部と呼ばれることがある。襞23aと襞23bとが少なくとも一条ずつ形成されたマスク本体部20は折り畳まれた状態にあり、そのマスク本体部20では、不織布どうしが重なり合った状態にある重畳部50と、不織布どうしが重なり合うことのない非重畳部51とが形成されている。折り畳まれたマスク本体部20は、ほぼ平坦で薄い状態になり得るものであるが、図では重畳部50と非重畳部51とを明示することができるように、図の横方向へやや膨らんだ状態で示されている。図3における耳掛け部30では、帯状部33と、スリット36と、連結部37とが見えている。帯状部33の一部分は内面側20aに接触している。
このように形成されている図3のマスク10のマスク本体部20では、耳掛け部30を形成している不織布の色とは異なる色に着色された不織布が少なくとも1枚使用されている。そのマスク10を図3の右方から見ると、マスク本体部20では、外面側20bからの透過光(図示せず)によって、非重畳部51に比べて、重畳部50の色が濃くなって見える。すなわち、内面側20aでは、重畳部50と非重畳部51との間において、着色された不織布の色の濃淡の差が生じている。その濃淡の差の一例は、図2における内面側20aに施した多数のドット55の分布密度の違いとして示されている。一方、この不織布の色とは異なる色、例えば不織布としての地の色を有する耳掛け部30の帯状部33は、重畳部50と非重畳部51とのそれぞれに接触状態または非接触状態で順次重なるように延びている。このような状態にあるときの耳掛け部30とマスク本体部20の内面側20aとの色のコントラストは、マスク本体部20の縦方向Yにおいて順次変化し、その変化によって耳掛け部30はマスク本体部20との識別が容易になる。
なお、マスク本体部20が重なり合う複数枚の不織布で形成されている場合、着色された不織布はマスク本体部20の厚さ方向のどの位置でも使用することができる(図5参照)。すなわち、その不織布は内面側20aを形成するものでもよく、外面側20bを形成するものでもよく、また内面側20aと外面側20bとの中間に位置するものでもよい。
図3ではまた、襞23a,23bにおいて折り畳まれているマスク本体部20と耳掛け部30との間に間隙53,54が形成されている。耳通し用の孔部31からその間隙53,54に指先を挿入することによって、耳掛け部30では、帯状部33をその厚さ方向において容易に摘持することができる。マスク本体部20の不織布と耳掛け部30の不織布とが密着していると、耳掛け部30の帯状部33は摘持し難いことがあるが、間隙53,54においては不織布どうしのそのような密着がない。
耳掛け部30とマスク本体部20とを容易に識別できたり、それと同時に耳掛け部30を容易に摘持できたりするマスク10は、着用者が視界の黄変化を生じた高齢者である場合に特に有用である。その場合、マスク本体部20に黄色系統以外の有彩色を使用する一方、耳掛け部30は着色することなく、不織布の地の色である白色にしておくことが好ましい。ただし、本発明は、耳掛け部30にも有彩色を使用する態様で実施することができる。色彩心理学上の知見によれば、マスク本体部20と耳掛け部30とに、互いに識別可能な程度の色相にある赤色系統の有彩色を使用すると、着用者の顔色を明るく見せる効果を期待することができる。マスク本体部20に赤色系統の色を使用する場合にはまた、マスク本体部20の口紅による汚れも目立たなくなる。
マスク10において、マスク本体部20を形成するための不織布には、1−7dtexの熱可塑性合成繊維で形成され、10−50g/mの単位面積当たりの質量を有するスパンボンド不織布やメルトブローン不織布、スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド不織布等を使用することができる。また、耳掛け部30には、1−7dtexの熱可塑性合成繊維で形成され、20−80g/mの単位面積当たりの質量を有するスパンボンド不織布やメルトブローン不織布、スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド不織布等を使用することができる。耳掛け部30にはまた、弾性的に伸長、収縮する不織布を使用することができる。なお、図3において、仮想線で示されたマスク本体部20は、マスク10を着用するときに、襞23a,23bが消失するように、マスク本体部20をマスク10の前方に向かって伸展させたときの状態を示している。マスク本体部20を実線の状態から仮想線の状態に変化させることによって、マスク本体部20における実質的に有効な通気面積を広げることができる。
マスク10は、端縁部22に、ノーズフィット部材27(図1参照)を取り付けることができる。この部材27は、指先で容易に塑性変形させることができる金属の細片で作られる。マスク着用者は、2本の指で部材27を変形させ、マスク本体部20の上方の端縁部22を鼻筋とその両側部分とにフィットさせることができる。部材27は、その色をマスク本体部20における不織布の色と容易に識別できるものにしておけば、着用者が視力の弱い高齢者等であっても部材27の位置を容易に認識して部材27を活用することができる。なお、この発明においてマスク10に重畳部50と非重畳部51とを形成するには、少なくとも二条の互いに並行する襞23a,23bを作るようにマスク本体部20を折り畳めばよい(図3参照)。二条のうちの一条は内面側20aに作り、もう一条は外面側20bに作る。
図4は、この発明の実施態様の一例を示す図3と同様な図である。ただし、図4のマスク10では、マスク本体部20における内面側20aと外面側20bとのそれぞれに各二条の襞23aと襞23bとが形成されることによって、マスク本体部20には重畳部50と非重畳部51とが形成されている。マスク本体部20と耳掛け部30との間には、図3における間隙54の形状に類似の間隙54が形成されている。このようなマスク10においても、マスク本体部20には、重畳部50と非重畳部51との間に色の濃淡の差を生じる。
図5は、図3における部分Vの拡大図であって、マスク本体部20が重なり合う3枚の不織布で形成されている場合を例示している。図において、マスク本体部20は、最内側不織布24と、最外側不織布26と,これら両不織布24,26の間に介在する中間不織布25とによって形成されている。これら不織布24−26のうち少なくとも1枚は、耳掛け部30における不織布とは異なる色に着色されていて、それ以外の不織布は地の色を有している。不織布24−26は、溶着部40において接合されていればよいものであるが、ホットメルト接着剤によって追加的に接合されていてもよく、また、溶着部40に代えてホットメルト接着剤だけで接合されていてもよいものである。なお、マスク本体部20は、最内側不織布24と最外側不織布26との2枚の不織布で形成されていてもよい。その場合には、不織布24と不織布26とのうちの少なくとも1枚が耳掛け部30の帯状部33における不織布の色とは異なる色に着色される。
図6は、実施態様の一例を示す図5と同様な図である。図示例のマスク本体部20もまた、最内側不織布24と、最外側不織布26と、中間不織布25とを有し、少なくとも1枚の不織布が有彩色に着色されている。ただし、最内側不織布24と中間不織布25とは、仮想線で示すように縦方向Yにおいて最外側不織布26を越えて延びる部分24a,25aを有する。その部分24a,25aは、最外側不織布26の外面に折り重ねられ、溶着および/または接着によって接合されている。図示例において、耳掛け部30は地の色の白色である。
マスク本体部20が図6のものであると、マスク本体部20を形成している不織布24−26のいずれかの端縁部が着用者の肌に触れてその肌を刺激するという問題を生じることがない。また、部分24a,25aと最外側不織布26とが重なる部分は、マスク本体部20におけるその他の部分よりも色が濃くなるとか、その他の部分とは異なる色を有することによって、マスク本体部20の内面側20aおよび/または外面側20bがカラフルなものになる。
マスク10において、図示例の溶着部40における接合は、ホットメルト接着剤による接合や超音波接合に代えることができる。また、接合部の形状は、ドット状であるものに限らず、線状のものであってもよい。
以上に記載した本発明に関する開示は、下記の事項に整理することができる。
マスク着用者の少なくとも鼻孔と口許とを覆う通気性のマスク本体部と、前記マスク本体部の両側部それぞれに接合された一対の耳掛け部とを備え、前記マスク本体部が前記着用者の顔面と向かい合う内面側とその反対面である外面側とを有するとともに、前記着用者の上下方向と左右方向とに対応する縦方向と横方向とを有する使い捨てのマスクであって、
前記マスク本体部は1枚または重なり合う複数枚の不織布によって形成され、前記横方向へ並行して延びる少なくとも二条の折り目の一つずつを前記内面側と前記外面側とに作ることによって折り畳まれて前記不織布の重畳部と非重畳部とが形成されており、
前記一対の耳掛け部は前記内面側に位置する1枚または重なり合う複数枚の前記不織布によって形成されていて、それぞれの前記耳掛け部が前記両側部それぞれから前記マスク本体部の前記横方向の中央部にまで延びて耳通し用の孔部を画定するとともに、前記中央部においては互いに分離可能に連結された状態にあり、
それぞれの前記耳掛け部はまた、前記マスク本体部の前記重畳部と重なり合う部分と前記非重畳部と重なり合う部分とを有しており、
前記マスク本体部は、前記耳掛け部を形成している前記不織布の色とは異なる色に着色された前記不織布を少なくとも1枚含むことによって、前記マスク本体部を前記内面側から見ると、前記重畳部と前記非重畳部との間に前記異なる色についての濃淡の差が生じていることを特徴とする。
本発明はまた、少なくとも下記の実施の形態を含む。
(1)前記マスク本体部には、前記異なる色として赤みの色相を有する有彩色が使用され、前記耳掛け部を形成している前記不織布の色が白色である。
(2)前記マスク本体部には、前記横方向へ延びるノーズフィット部材が含まれていて、前記ノーズフィット部材の色が前記異なる色とは識別可能な色である。
(3)前記マスク本体部は、前記内面側に位置する最内側不織布と、前記外面側に位置する最外側不織布とを含み、前記最内側不織布と前記最外側不織布とのうちの少なくとも一方が前記異なる色に着色されており、前記最内側不織布が前記縦方向において前記最外側不織布の外側に延出する部分を有し、前記延出する部分は前記最外側不織布が形成する前記外面側に向けて折り返されて前記外面側に接合している。
(4)前記マスク本体部は、前記内面側に位置する前記最内側不織布と、前記外面側に位置する前記最外側不織布と、これら前記両不織布の間に介在する中間不織布とを含み、前記最内側不織布と前記最外側不織布と前記中間不織布とのうちの少なくとも1枚が前記異なる色に着色されており、前記最内側不織布と前記中間不織布とが前記縦方向において前記最外側不織布の外側に延出する部分を有し、前記延出する部分は前記最外側不織布が形成する前記外面側に向けて折り返されて前記外面側に接合している。
(5)前記マスク本体部は、前記縦方向の寸法を二等分する中心線を有し、前記中心線よりも上方の部分と下方の部分とに前記重畳部を有し、前記重畳部どうしの間には前記非重畳部を有し、前記マスク本体部の前記内面側は、前記非重畳部において前記耳掛け部から離間している。
10 マスク
20 マスク本体部
21 側部
22 端縁部
23a,23b 折り目(襞)
24 最内側不織布
25 中間不織布
26 最外側不織布
27 ノーズフィット部材
30 耳掛け部
31 耳通し用の孔部
32 基端部
33 帯状部
40 溶着部
50 重畳部
51 非重畳部
C−C 中心線

Claims (6)

  1. マスク着用者の少なくとも鼻孔と口許とを覆う通気性のマスク本体部と、前記マスク本体部の両側部それぞれに接合された一対の耳掛け部とを備え、前記マスク本体部が前記着用者の顔面と向かい合う内面側とその反対面である外面側とを有するとともに、前記着用者の上下方向と左右方向とに対応する縦方向と横方向とを有する使い捨てのマスクであって、
    前記マスク本体部は1枚または重なり合う複数枚の不織布によって形成され、前記横方向へ並行して延びる少なくとも二条の折り目の一つずつを前記内面側と前記外面側とに作ることによって折り畳まれて前記不織布の重畳部と非重畳部とが形成されており、
    前記一対の耳掛け部は前記内面側に位置する1枚または重なり合う複数枚の前記不織布によって形成されていて、それぞれの前記耳掛け部が前記両側部それぞれから前記マスク本体部の前記横方向の中央部にまで延びて耳通し用の孔部を画定するとともに、前記中央部においては互いに分離可能に連結された状態にあり、
    それぞれの前記耳掛け部はまた、前記マスク本体部の前記重畳部と重なり合う部分と前記非重畳部と重なり合う部分とを有しており、
    前記マスク本体部は、前記耳掛け部を形成している前記不織布の色とは異なる色に着色された前記不織布を少なくとも1枚含むことによって、前記マスク本体部を前記内面側から見ると、前記重畳部と前記非重畳部との間に前記異なる色についての濃淡の差が生じていることを特徴とするマスク。
  2. 前記マスク本体部には、前記異なる色として赤みの色相を有する有彩色が使用され、前記耳掛け部を形成している前記不織布の色が白色である請求項1記載のマスク。
  3. 前記マスク本体部には、前記横方向へ延びるノーズフィット部材が含まれていて、前記ノーズフィット部材の色が前記異なる色とは識別可能な色である請求項1または2記載のマスク。
  4. 前記マスク本体部は、前記内面側に位置する最内側不織布と、前記外面側に位置する最外側不織布とを含み、前記最内側不織布と前記最外側不織布とのうちの少なくとも一方が前記異なる色に着色されており、前記最内側不織布が前記縦方向において前記最外側不織布の外側に延出する部分を有し、前記延出する部分は前記最外側不織布が形成する前記外面側に向けて折り返されて前記外面側に接合している請求項1−3のいずれかに記載のマスク。
  5. 前記マスク本体部は、前記内面側に位置する前記最内側不織布と、前記外面側に位置する前記最外側不織布と、これら前記両不織布の間に介在する中間不織布とを含み、前記最内側不織布と前記最外側不織布と前記中間不織布とのうちの少なくとも1枚が前記異なる色に着色されており、前記最内側不織布と前記中間不織布とが前記縦方向において前記最外側不織布の外側に延出する部分を有し、前記延出する部分は前記最外側不織布が形成する前記外面側に向けて折り返されて前記外面側に接合している請求項1−3のいずれかに記載のマスク。
  6. 前記マスク本体部は、前記縦方向の寸法を二等分する中心線を有し、前記中心線よりも上方の部分と下方の部分とに前記重畳部を有し、前記重畳部どうしの間には前記非重畳部を有し、前記マスク本体部の前記内面側は、前記非重畳部において前記耳掛け部から離間している請求項1−5のいずれかに記載のマスク。
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