JP2007159796A - マスク - Google Patents
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Abstract
【課題】純白な不織布を基調とし、微細な粉塵や有害な化学物質、更には、悪臭を徹底的に吸収することができ、またマスク本体が顔肌に密着して隙間から空気が漏れることなく、清潔感のある少なくとも4層構造でセラミック消臭繊維を有するマスクを提供する。
【解決手段】マスク1を、口を覆うマスク本体部2と、耳に掛ける左右一対の耳掛け部3から構成し、マスク本体部2を、撥水層としてのポリプロピレン不織布7と、吸収分解層としてのセラミック消臭繊維不織布8と、捕集層としてのミクロ繊維不織布9と、保湿保護層としての複合繊維不織布10を順に重ね合わせて4層構造とする。マスク本体部2は左右一対で左右対称同型の平板4から構成し、中央部で加熱圧着または高周波溶接で接合し、顔肌に密着する立体形状とする。耳掛け部3は、伸縮弾性を有する弾性布から構成し、マスクのつけやすさ、快適性を向上させる。
【選択図】図2
【解決手段】マスク1を、口を覆うマスク本体部2と、耳に掛ける左右一対の耳掛け部3から構成し、マスク本体部2を、撥水層としてのポリプロピレン不織布7と、吸収分解層としてのセラミック消臭繊維不織布8と、捕集層としてのミクロ繊維不織布9と、保湿保護層としての複合繊維不織布10を順に重ね合わせて4層構造とする。マスク本体部2は左右一対で左右対称同型の平板4から構成し、中央部で加熱圧着または高周波溶接で接合し、顔肌に密着する立体形状とする。耳掛け部3は、伸縮弾性を有する弾性布から構成し、マスクのつけやすさ、快適性を向上させる。
【選択図】図2
Description
本発明は、衛生用のマスクであり、特に高度な浄化作用を有する消臭マスクに関するものである。
従来、一般に使用されるマスクは、軽便であるため、空気を清浄化する能力の高いものは少ない。近年、花粉の飛散などに限らず、シックハウス症候群やアスベストによる被害も多発し、人間の生命を危うくしているが、即座に解決する手立てを進めることの困難さもあり、社会問題化されている。さらに、化学物資を放つテロのような行為をする者などが出現し、使い捨てマスクにおいても、高度な浄化作用を行うものも必要とされている。
先行技術文献としては、例えば特許文献1〜3がある。特許文献1の発明は、「使い捨てマスク」であり、顔面に当接可能な低伸縮性シート材料(不織布)からなる通気性本体と、左右両側の耳に掛けることが可能な高伸縮性シート材料からなる環状部から構成される。このマスクは、顔面に密着し、経済的であるが、塵などの人体への浄化について十分とは言えない。
特許文献2の発明は、「使い捨て衛生マスク」であり、覆い部と耳掛け部からなり、覆い部は、熱可塑性合成樹脂からなり、繊維が相対的に密に接合している凹部が間欠的に形成され、その伸縮性が耳掛け部よりも低くされている。このマスクは熱可塑性合成繊維不織布を使用し、顔面への密着度もよく、空気の浄化状態もよいが、湿気を帯びても長時間効果を持続できるかどうかの問題もある。
特許文献3の発明は、「立体式マスクの改良」であり、二枚の同じ単層不織布シートを結合してなる本体部と、左右両側の耳掛け部からなる立体マスクにおいて、耳掛け部にU字型耳掛け部と横長開口部を形成し、この耳掛け部に伸縮性に優れた弾性を与えることによってマスクのつけやすさと快適性を向上させている。このマスクは改良を加え、密着度・耳掛けの弾力の良さ、更には、不織布を使用し、経済的で空気清浄のよい方法を配慮したものであるが、不法なガスなどの対策に弱いものがあると思われる。
前述した従来のマスクの場合、顔面への密着度もよく、ある程度の空気の浄化状態も良好であるが、高度な浄化作用を行うことはできない。また、現在、我が国において、マスクを何度も洗濯して使用する人は少ないと思われ、一度使用して捨てるか、数回使用して捨ててしまうのが一般的であり、特殊なものを除いてコンビニエンスストアなどで売られていて手軽に使用するものは、使い捨てと考えてよいであろう。このことから、使い捨てで手軽に入手でき、安価で嵩張ることなく、しかも浄化能力が高く、顔肌に密着するものが要請されている。
本発明は、以上の要請に鑑みてなされたものであり、純白な不織布を基調とし、微細な粉塵や有害な化学物質、更には、悪臭を徹底的に吸収することができ、またマスク本体が顔肌に密着して隙間から空気が漏れることなく、清潔感のある少なくとも4層構造でセラミック消臭繊維を有するマスクを提供することを目的としている。
本発明の請求項1は、口を覆う本体部と耳に掛ける耳掛け部とから構成されるマスクであり、本体部が不織布シートを積層してなる多重層構造であり、撥水機能を有する不織布からなる撥水層と、消臭機能を有するセラミック含有不織布からなる吸収分解層と、吸着機能を有する捕集層と、保湿機能を有する保湿保護層を有するマスクである。
請求項1において、マスク本体部の外側表面に純白と堅牢なポリプロピレン不織布等の撥水層を用い、撥水効果のある不織布で水及び水分を浸入させないようにする。次にセラミック繊維の不織布の吸収分解層により消臭と浄化を行い、臭い及び塵などを分子レベルにて除臭繊維に吸着させる。更に空気の浄化能力の高い捕集層により、吸収分解層を通過してきた塵などを静電効果にて吸着させる。また、複合繊維不織布などの保湿保持層により、湿度を保ち、のどを保護する。
請求項1によれば、少なくとも4層構造の多重層構造でセラミック消臭繊維を有するマスクにより、各種の不織布の長所を組み合わせることで相乗効果をもたらすと共に、微細な粉塵や有害な化学物質、更には、悪臭を徹底的に吸収することができる。
本発明の請求項2は、請求項1に記載のマスクにおいて、撥水層はマスク本体部の外部表面に配置されるポリプロピレン不織布からなるマスクである。例えばポリプロピレンスパンボンドを使用する。
請求項2によれば、マスク本体部表面の撥水効果により外部からの水及び水分の浸入を確実に防止することができる。
本発明の請求項3は、請求項1または請求項2のいずれかに記載のマスクにおいて、セラミック含有不織布は、撥水層の内側に配置され、ナノ単位に精密加工された多孔質のセラミック粒子が接着された不織布からなるマスクである。例えばポリエステル系不織布に多孔質セラミック粒子をアクリル系接着剤等のセラミック接着剤で接着してセラミック化したものを使用する。
請求項3によれば、臭い及び塵などを分子レベルにてセラミック繊維に確実に吸着させることができる。また、他の不織布との相性がよく、他の不織布と相乗的な働きをする。
本発明の請求項4は、請求項1から請求項3までのいずれかに記載のマスクにおいて、捕集層はセラミック含有不織布の内側に配置されるミクロ繊維不織布からなるマスクである。例えばメルトブラウン系不織布を使用する。
請求項4によれば、ミクロ繊維不織布により吸収分解層を通過してきた塵などを静電効果により確実に吸着することができる。また、繊維の密度が高く、空気以外の物質の通過が困難な不織布であり、他の不織布との相性もよく、浄化率も高い。
本発明の請求項5は、請求項1から請求項4までのいずれかに記載のマスク本体部が左右一対で左右対称同型の平板から構成され、中央部で加熱圧着または高周波溶接で接合され、立体的に構成されているマスクである。
請求項5によれば、マスク本体部が2枚の平板により立体的に製作され、顔肌に密着し隙間から空気が漏れることがない。マスク本体部が左右同型の平板であることから、打ち抜きのための金型の台数を減少させることができる。また、中央部の縫い合わせにおいて、縫い目を糸で縫い合わせるような作業ではなく、加熱圧着または高周波溶接で接合しているため、製作作業能率が向上する。
本発明の請求項6は、請求項1から請求項5までのいずれかに記載のマスクにおいて、耳掛け部が弾性布から構成されているマスクである。
請求項6によれば、マスク本体部は弾性に優れない比較的高密度の材料が用いられるため、耳掛け部は伸縮性に優れた材料を用い、伸縮性に優れた弾性を与えることにより、マスクのつけやすさ、快適性を向上させることができる。
本発明の請求項7は、請求項1から請求項6までのいずれかに記載のマスクにおいて、平板の端部と耳掛け部の端部が加熱圧着または高周波溶接で接合されているマスクである。
請求項7によれば、平板と耳掛け部の縫い合わせにおいて、縫い目を糸で縫い合わせるような作業ではなく、加熱圧着または高周波溶接で接合しているため、製作作業能率が向上する。
請求項1によれば、撥水機能を有する不織布からなる撥水層と、消臭機能を有するセラミック含有不織布からなる吸収分解層と、吸着機能を有する捕集層と、保湿機能を有する保湿保護層を積層して少なくとも4層構造の多重層構造でセラミック消臭繊維を有するマスクであるため、各種の不織布の長所を組み合わせることで相乗効果をもたらすと共に、微細な粉塵や有害な化学物質、更には、悪臭を徹底的に吸収することができる。さらに、マスク本体部の各繊維及び耳掛け部は純白なため、使用者に清潔感を与えると共に、汚れが明確に確認できる構成であり、マスクとしての目的を達することができる。
請求項2によれば、マスク本体部表面の撥水性繊維の撥水効果により外部からの水及び水分の浸入を確実に防止することができる。
請求項3によれば、撥水層の内側に、ナノ単位に精密加工された多孔質のセラミック粒子が接着された不織布を用いるため、96%の消臭が可能であり、しかも、高密度の繊維組織により不必要な塵やガスを浄化することができる。
請求項4によれば、ミクロ繊維不織布により、微細な浮遊粉塵や有害な化学物質を浄化し、複合繊維不織布と協合して、更に浄化力を高めることができる。
請求項5によれば、マスク本体部が左右一対の平板により中央部が突出する立体に製作され、顔肌に密着し隙間から空気が漏れることがなく、鼻などの隙間から空気が漏れることがなく、空気以外の不必要な塵や化学物質、臭いなどを確実に遮断することができる。また、立体的であるため、口にはあまり接することがなく、女性の場合には口紅が落ちることがない。また、マスク本体部が左右同型の平板であることから、打ち抜きのための金型の台数を減少させることができ、金型代及び材料費も軽減でき、包装の形状も小型化されることから、作業内容や移送費なども軽減できる。また、中央部の縫い合わせにおいて、縫い目を糸で縫い合わせるような作業ではなく、加熱圧着または高周波溶接で接合しているため、製作作業能率が向上し、製作費用の低減が図られる。
請求項6によれば、本体部は弾性に優れない比較的高密度の材料が用いられるため、耳掛け部は伸縮性に優れた材料を用い、伸縮性に優れた弾性を与えることにより、マスクのつけやすさ、快適性を向上させることができる。従来のマスクではゴム紐で顔面に当たる強さを調整していたが、伸縮自在の弾性布からなる耳掛け部により無調整で使用することができる。
請求項7によれば、平板と耳掛け部の縫い合わせにおいて、縫い目を糸で縫い合わせるような作業ではなく、加熱圧着または高周波溶接で接合しているため、製作作業能率が向上し、製作費用の低減が図られる。
以上のような本発明を総合すると、以下のことが言える。即ち、アスベストによる被害はもとより、ホルムアルデヒドのような家庭内においても発生する化学物質による被害などは、家の中で毒マスクのような高価な装備をして日常生活を送ることは事実上困難である。家族の中の誰かがアレルギーを発症したり、マンション住まいをしている人が、ある日、住まいの天井がアスベストで覆われていることに気付いたとしても、急には引越しなどはできないであろうし、このような事態が発生したとき、少しでも安全なマスクを常備しておくか、近くのコンビニエンスストアなどで求めることができることが、社会通念上当然のことであり、そのようなときの問題解決に本発明の多層構造のセラミック消臭繊維マスクが大いに役立つことになる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態を説明する。図1は本発明の4層構造のセラミック消臭繊維マスクを顔面に装着した状態の斜視図である。図2はマスク本体部の片側を分解して示す分解斜視図である。
図1に示すように、マスク1は、口を覆うマスク本体部2と、耳に掛ける左右一対の耳掛け部3から構成されている。マスク本体部2は左右一対で左右対称同型の平板4からなる。平板4の形状は、図2に示すように、一方の側部に前方に凸の曲線部4a、上部には鼻を覆う突出部4bを有する平板形状であり、2枚の平板4がマスク中央接合部5で加熱圧着または高周波溶接により接合され、マスク中央接合部5が前方に突出する立体形状に形成されている。耳掛け部3は、伸縮弾性を有する弾性布から構成され、横長開口部3aを有するU字状に形成されている。この耳掛け部3とマスク本体部2とが端部接合部6で加熱圧着または高周波溶接により接合されている。
図2に示すように、平板4は、撥水層としてのポリプロピレン不織布7と、吸収分解層としてのセラミック消臭繊維不織布8と、捕集層としてのミクロ繊維不織布9と、保湿保護層としての複合繊維不織布10の4枚の不織布を用い、これらを順に重ね合わせてマスク本体部2の片側が形成されている。更に、耳掛け部表地11をセラミック消臭繊維不織布8とミクロ繊維不織布9との間に一部差込み接合し、耳掛け部裏地12をミクロ繊維不織布9と複合繊維不織布10との間に一部差込み接合する。ポリプロピレン不織布7が外側に位置するように製作される。
撥水層・吸収分解層・捕集層・保湿保護層の具体例を以下に示す。
(1)撥水層…撥水性繊維はポリプロピレンスパンボンドを使用する。
(2)吸収分解層…多孔質のセラミックを含んだ不織布を使用する。
a)材質はポリエステル系不織布
b)可燃焼類
c) セラミック粒子 #400
d)セラミック接着方法 静電裁植方法
e)セラミック接着剤 アクリル系樹脂
セラミックの1/3の面積を覆う
f)セラミック種類 多孔質セラミック
g)遠赤外線効果がある。
h)材質的に10回は洗濯できる。
i)工業試験センターデータ 96%の消臭効果あり
(3)捕集層…メルトブラウン系不織布を使用する。
(4)保湿保護層…アレルギー体質の人にも影響が少ない不織布を使用する。
(1)撥水層…撥水性繊維はポリプロピレンスパンボンドを使用する。
(2)吸収分解層…多孔質のセラミックを含んだ不織布を使用する。
a)材質はポリエステル系不織布
b)可燃焼類
c) セラミック粒子 #400
d)セラミック接着方法 静電裁植方法
e)セラミック接着剤 アクリル系樹脂
セラミックの1/3の面積を覆う
f)セラミック種類 多孔質セラミック
g)遠赤外線効果がある。
h)材質的に10回は洗濯できる。
i)工業試験センターデータ 96%の消臭効果あり
(3)捕集層…メルトブラウン系不織布を使用する。
(4)保湿保護層…アレルギー体質の人にも影響が少ない不織布を使用する。
上記のセラミック消臭繊維について、台湾財団法人紡織産業綜合研究所による2004年12月17日の試験報告によると、10×10平方cmで消臭検査を行った結果、96%の消臭率が得られ、4層構造のセラミック消臭繊維マスクの本体部における4枚を重ねての検査の結果、0.26ミクロンの粒子通過率は91.45%であり、また本体部の各4層で不織布の粒子通過率は、台湾の一般的な基準である3ミクロンの粒子通過率は0%であり、4層中の1層においても、それぞれ3ミクロン以上の粒子は通さないことが確認された。
また、図1、図2に示すように、マスク本体部2が左右一対の平板4により中央部が突出する立体に製作され、顔肌に密着し隙間から空気が漏れることがなく、鼻などの隙間から空気が漏れることがなく、空気以外の不必要な塵や化学物質、臭いなどを確実に遮断することができる。また、立体的であるため、口にはあまり接することがなく、女性の場合には口紅が落ちることがない。また、マスク本体部2が左右同型の平板であることから、打ち抜きのための金型の台数を減少させることができ、金型代及び材料費も軽減でき、包装の形状も小型化されることから、作業内容や移送費なども軽減できる。また、マスク中央接合部5・端部接合部6は、縫い目を糸で縫い合わせるような作業ではなく、加熱圧着または高周波溶接で接合しているため、製作作業能率が向上し、製作費用の低減が図られる。
耳掛け部3は伸縮性に優れた材料を用い、伸縮性に優れた弾性を与えることにより、マスクのつけやすさ、快適性を向上させることができる。従来のマスクではゴム紐で顔面に当たる強さを調整していたが、伸縮自在の弾性布からなる耳掛け部により無調整で使用することができる。
1……4層構造のセラミック消臭繊維マスク
2……マスク本体部
3……耳掛け部
4……平板
5……マスク中央接合部
6……端部接合部
7……ポリプロピレン不織布
8……セラミック消臭繊維不織布
9……ミクロ繊維不織布
10……複合繊維不織布
11……耳掛け部表地
12……耳掛け部裏地
2……マスク本体部
3……耳掛け部
4……平板
5……マスク中央接合部
6……端部接合部
7……ポリプロピレン不織布
8……セラミック消臭繊維不織布
9……ミクロ繊維不織布
10……複合繊維不織布
11……耳掛け部表地
12……耳掛け部裏地
Claims (7)
- 口を覆う本体部と耳に掛ける耳掛け部とから構成されるマスクであり、
本体部が不織布シートを積層してなる多重層構造であり、撥水機能を有する不織布からなる撥水層と、消臭機能を有するセラミック含有不織布からなる吸収分解層と、吸着機能を有する捕集層と、保湿機能を有する保湿保護層を有するマスク。 - 請求項1に記載のマスクにおいて、撥水層はマスク本体部の外部表面に配置されるポリプロピレン不織布からなるマスク。
- 請求項1または請求項2のいずれかに記載のマスクにおいて、セラミック含有不織布は、撥水層の内側に配置され、ナノ単位に精密加工された多孔質のセラミック粒子が接着された不織布からなるマスク。
- 請求項1から請求項3までのいずれかに記載のマスクにおいて、捕集層はセラミック含有不織布の内側に配置されるミクロ繊維不織布からなるマスク。
- 請求項1から請求項4までのいずれかに記載のマスク本体部が左右一対で左右対称同型の平板から構成され、中央部で加熱圧着または高周波溶接で接合され、立体的に構成されているマスク。
- 請求項1から請求項5までのいずれかに記載のマスクにおいて、耳掛け部が弾性布から構成されているマスク。
- 請求項1から請求項6までのいずれかに記載のマスクにおいて、平板の端部と耳掛け部の端部が加熱圧着または高周波溶接で接合されているマスク。
Priority Applications (1)
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- 2005-12-14 JP JP2005359703A patent/JP2007159796A/ja active Pending
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