JP2018065640A - 昇降機制御装置、昇降機制御システム、昇降機制御方法、昇降機制御プログラム及び端末のプログラム - Google Patents

昇降機制御装置、昇降機制御システム、昇降機制御方法、昇降機制御プログラム及び端末のプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】輸送効率を向上させることができる昇降機制御装置、昇降機制御システム、昇降機制御方法、昇降機制御プログラム及び端末のプログラムを提供することである。【解決手段】昇降機制御装置1は、制御部43を持つ。制御部43は、昇降機が送信したビーコン信号を受信したことに応じて端末10から送信される乗車済情報を受信する。乗車済情報は、利用者が所持する端末10を識別する識別情報を含み昇降機30A〜30Nへ乗車したことを示す情報である。制御部43は、受信した乗車済情報に基づいて、昇降機30A〜30Nに利用者が乗車したか否かを判定する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、昇降機制御装置、昇降機制御システム、昇降機制御方法、昇降機制御プログラム及び端末のプログラムに関する。
近年、ビル等に施設される昇降機(エレベータ)システムとして、行き先フロアのセクション制御(DSC、Destination Selection Control)が用いられている。DSCは、まず利用者が、例えば施設の入り口に設置されている操作パネルを操作して行き先フロアを選択する。そして、制御装置は、行き先フロアに合わせて複数の昇降機の中から1つを割り振って、操作パネルに表示する。利用者は、割り振られた昇降機に乗車する。この場合、利用者は昇降機内で行き先フロアの選択の操作を行う必要がない。しかしながら、このようなシステムでは、割り振った昇降機に利用者全員が乗車するまで発車できないが、利用者全員が乗車したかを確認することができなかった。このため、このようなシステムでは、一定時間待って利用者全員が乗車したとみなした後に発車していたため、輸送効率が悪くなる場合があった。
特開2014−31263号公報
本発明が解決しようとする課題は、輸送効率を向上させることができる昇降機制御装置、昇降機制御システム、昇降機制御方法、昇降機制御プログラム及び端末のプログラムを提供することである。
実施形態の昇降機制御装置は、制御部を持つ。前記制御部は、昇降機が送信したビーコン信号を受信したことに応じて端末から送信される乗車済情報を受信する。前記乗車済情報は、利用者が所持する前記端末を識別する識別情報を含み前記昇降機へ乗車したことを示す情報である。前記制御部は、受信した前記乗車済情報に基づいて、前記昇降機に前記利用者が乗車したか否かを判定する。
本実施形態の昇降機制御装置の構成の例を示す図。 本実施形態の制御装置の記憶部が記憶する情報の一例を示す図。 本実施形態の端末と昇降機制御装置が行う処理のシーケンス図。 本実施形態の端末と昇降機制御装置が行う処理の一例を示す図。 本実施形態の行き先フロアを変更する場合の画面の一例を示す図。
以下、実施形態の昇降機制御装置、昇降機制御システム、昇降機制御方法、昇降機制御プログラム及び端末のプログラムを、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の昇降機制御装置1の構成の例を示す図である。図1に示すように、昇降機制御装置1は、受付装置20、昇降機30A、30B、…、30N(Nは1以上の整数)、及び制御装置40を備える。以下、昇降機30A、30B、…、30Nに共通する事項については、符号の一部を省略して「昇降機30」と表記する。
昇降機制御装置1は、端末10と通信することによって、複数の利用者それぞれの行き先フロアを示す行き先フロア情報を取得し、取得した行き先フロア情報に応じて、複数の昇降機30のうちから、1つの昇降機30を割り振る。昇降機制御装置1は、昇降機30の扉の開閉、発車等の制御を行う。昇降機制御装置1は、第1のビーコン(Beacon)信号と、第2のビーコン信号と、乗車する昇降機を割り当てた乗車番号と、を送信する。また、昇降機制御装置1は、ネットワーク50を介して端末10と通信を行う。ネットワーク50は、電話通信回線、無線回線等のネットワークである。
まず、端末10について説明する。
端末10は、受信部11、送受信部12、制御部13、記憶部14、表示部15、及び操作部16を備える。
端末10は、例えばスマートフォン、タブレット端末、スマートウォッチ等の携帯端末である。端末10は、受付装置20が送信する第1のビーコン信号sg1を受信したとき、所定のアプリケーションを起動する。端末10は、第1のビーコン信号sg1を受信したことに応じて、行き先フロア情報sg2を制御装置40に送信する。なお、行き先フロア情報sg2には、端末10を識別する識別情報が含まれている。行き先フロア情報sg2には、端末10が送信した時刻を示す情報が含まれていてもよい。端末10は、制御装置40が送信する昇降機30の割り当て指示(以下、乗車番号ともいう)sg3を受信し、受信した乗車番号を表示する。端末10は、昇降機30に乗車したとき、昇降機30が送信する第2のビーコン信号sg5を受信する。端末10は、第2のビーコン信号sg5を受信したことに応じて、割り当てられた昇降機30に乗車したことを示す乗車済情報sg7を送信する。なお、乗車済情報sg7には、端末10を識別する識別情報が含まれている。
受信部11は、例えばBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)規格の信号を受信する。受信部11は、受付装置20が送信する第1のビーコン信号sg1を受信し、受信した第1のビーコン信号sg1に含まれる情報を制御部13に出力する。なお、第1のビーコン信号sg1に含まれる情報は、例えば、送信元を識別するための識別情報、送信元の位置を示す位置情報のうち少なくとも1つを含む。また、受信部11は、昇降機30が送信する第2のビーコン信号sg5を受信し、受信した第2のビーコン信号sg5に含まれる情報を制御部13に出力する。なお、第2のビーコン信号sg5に含まれる情報は、例えば、送信元を識別するための識別情報、送信元の位置を示す位置情報のうち少なくとも1つを含む。以下、第1のビーコン信号sg1または第2のビーコン信号sg5のうち1つを特定しない場合は、ビーコン信号という。
送受信部12は、例えば3G(第3世代)または4G(第4世代)等の通信規格によって、信号の送受信を行う。なお、送受信部12が用いる通信規格はこれに限られず、例えば無線LAN規格等の通信規格を用いてもよい。送受信部12は、制御部13が出力する情報(行き先フロア情報sg2、乗車済情報sg7)を、ネットワーク50を介して制御装置40へ送信する。送受信部12は、制御装置40が送信した乗車番号sg3を、ネットワーク50を介して受信し、受信した乗車番号sg3を制御部13に出力する。
制御部13は、受信部11が出力したビーコン信号に含まれる情報が、受付装置20が送信した情報であるか、昇降機30が送信した情報であるかを、記憶部14が記憶する識別情報または位置情報に基づいて判別する。なお、端末10は、ネットワーク50を介して、制御装置40から識別情報や位置情報を取得するか、参照するようにしてもよい。制御部13は、ビーコン信号に含まれる情報が、受付装置20が送信した情報である場合、記憶部14が記憶するアプリケーションを起動する。アプリケーションは、制御部13の制御に応じて、行き先フロア情報sg2を、送受信部12とネットワーク50を介して制御装置40へ送信する。なお、行き先フロア情報sg2には、行き先フロアを示す情報と端末10を識別する識別情報とが含まれている。なお、アプリケーションは、利用者が操作部16を操作した結果に応じて行き先フロア情報を記憶部14に記憶させる。アプリケーションは、制御部13の制御に応じて、制御装置40が送信した乗車番号sg3を、ネットワーク50と送受信部12を介して受信し、受信した乗車番号sg3を表示部15に表示する。制御部13は、ビーコン信号に含まれる情報が、昇降機30が送信した情報である場合、アプリケーションを制御して乗車済情報sg7を、送受信部12とネットワーク50を介して制御装置40へ送信する。なお、乗車済情報sg7には、第2のビーコン信号に含まれる昇降機30の識別情報または位置情報と、昇降機30に乗車したことを示す情報と、端末10を識別する識別情報と、が含まれている。
記憶部14は、受付装置20の識別情報と位置情報のうち少なくとも1つを記憶する。また、記憶部14は、昇降機30の識別情報と位置情報のうち少なくとも1つを記憶する。記憶部14は、アプリケーションを記憶する。記憶部14は、アプリケーションの設定を記憶する。記憶部14は、受付装置20と昇降機30それぞれの識別情報または位置情報を記憶する。
表示部15は、例えば液晶表示装置、有機EL(エレクトロルミネッセンス)表示装置、電子インク表示装置等である。表示部15には、アプリケーションの画像情報を表示する。
操作部16は、例えば表示部15上に設けられているタッチパネルセンサーである。なお、操作部16は、キーボードであってもよく、音声取得部と音声認識部であってもよい。操作部16は、利用者が操作した操作結果を検出し、検出した検出結果を制御部13に出力する。
次に、受付装置20について説明する。
受付装置20は、操作部21、表示部22、ビーコン送信部23、及び制御部24を備える。なお、受付装置20と制御装置40とは、例えば有線のネットワークで接続されている。
受付装置20は、例えばビルの入り口付近に設置されている。受付装置20は、利用者が端末10を所持していない場合に、利用者による行き先フロアの入力を受け付け、受け付けた結果に応じて制御装置40が割り振った昇降機30を示す乗車番号を表示する。
操作部21は、例えば0〜9の数字キーと、決定キー、訂正キー等を含む。操作部21は、利用者の操作を検出して、検出した操作結果を制御部24に出力する。操作結果には、利用者が入力した行き先フロア情報が含まれる。なお、操作部21は、端末10を利用者が所持していない場合等に、利用者によって利用される。
表示部22は、制御部24が出力した行き先フロアを表示する。表示部22は、制御部24が出力した乗車番号を表示する。なお、表示部22は、利用者が端末10を所持せず、操作部21を操作した場合に表示する。
ビーコン送信部23は、制御部24の制御に応じて、第1の所定時間毎に第1のビーコン信号sg1を送信する。
制御部24は、操作部21が出力した操作結果を制御装置40に出力する。制御部24は、制御装置40が出力した乗車番号を受け取り、受け取った乗車番号を表示部22に表示させる。制御部24は、ビーコン送信部23を制御して、第1の所定時間毎に第1のビーコン信号sg1を送信する。制御部24は、操作部21が操作結果を出力した場合、受け取った操作結果を制御装置40へ出力する。
次に、昇降機30について説明する。
昇降機30M(Mは1〜Nの整数)は、ビーコン送信部31M、受信部32M、表示部33M、制御部34M、及び操作部35Mを備える。以下、ビーコン送信部31A、…、31Nに共通する事項については、符号の一部を省略して「ビーコン送信部31」と表記する。受信部32A、…、32Nに共通する事項については、符号の一部を省略して「受信部32」と表記する。表示部33A、…、33Nに共通する事項については、符号の一部を省略して「表示部33」と表記する。制御部34A、…、34Nに共通する事項については、符号の一部を省略して「制御部34」と表記する。操作部35A、…、35Nに共通する事項については、符号の一部を省略して「操作部35」と表記する。なお、昇降機30と制御装置40とは、例えば有線のネットワークで接続されている。
昇降機30は、エレベーターであり、かごともいう。昇降機30は、例えばエレベーターホールに複数設置されている。DSCの場合、昇降機30は、制御装置40が割り振った乗車番号に基づいて、昇降や扉の開閉の制御が行われる。なお、1つの昇降機30の行き先フロアは、少なくとも1つであり、複数の場合もある。
ビーコン送信部31は、制御部34の制御に応じて、第2の所定時間毎に第2のビーコン信号sg5を送信する。なお、第1の所定時間と第2の所定時間は、同じであってもよい。なお、第2のビーコン信号sg5は、昇降機30の内側で受信でき、昇降機30の外側で受信できない信号レベルであり、例えば第1のビーコン信号sg1より小さい。
受信部32は、制御装置40が送信した行き先フロア情報を受信し、受信した行き先フロア情報を制御部34に出力する。受信部32は、制御装置40が出力した発車指示を受信し、受信した発車指示を制御部34に出力する。
表示部33は、制御部34が出力した行き先フロア情報に含まれる行き先フロアを点灯する。表示部33は、行き先フロアが複数の場合、対応する複数の行き先フロアを点灯する。
制御部34は、受信部32が出力した行き先フロア情報を受け取り、受け取った行き先フロア情報に含まれる行き先フロアを表示部22に点灯させる。制御部34は、ビーコン送信部31を制御して、第2の所定時間毎に第2のビーコン信号sg5を送信する。制御部34は、受信部32が出力した発車指示に応じて、扉を閉じて発車する。制御部34は、操作部35が操作結果を出力した場合、受け取った操作結果を制御装置40へ出力する。
操作部35は、例えば0〜9の数字キーと、扉の開閉キー等を含む。操作部35は、利用者の操作を検出して、検出した操作結果を制御部34に出力する。操作結果には、利用者が入力した行き先フロア情報が含まれる。なお、操作部35は、端末10を利用者が所持していない場合等に、利用者によって利用される。
次に、制御装置40について説明する。
制御装置40は、送信部41、受信部42、制御部43、及び記憶部44を備える。
制御装置40は、利用者の行き先フロアに応じて、複数の昇降機30を割り振り、割り振った昇降機30に割り振った利用者全員が乗車したか否かの判定を行い、昇降機30の昇降、扉の開閉等の制御を行う。
送信部41は、制御部43が出力した乗車番号を、ネットワーク50を介して端末10へ送信する。送信部41は、制御部43が出力した行き先フロア情報を、関連付けられている昇降機30へ出力する。送信部41は、制御部43が出力した発車指示を、対応する昇降機30に出力する。
受信部42は、端末10が送信した行き先フロア情報sg2を、ネットワーク50を介して受信し、受信した行き先フロア情報sg2を制御部43に出力する。受信部42は、端末10が送信した乗車済情報sg7を受信し、受信した乗車済情報sg5を制御部43に出力する。
制御部43は、受信部42が出力した行き先フロア情報sg2に基づいて、昇降機30を割り振って乗車番号を生成する。制御部43は、生成した乗車番号を送信部41に出力する。制御部43は、割り振った昇降機30に行き先フロア情報を関連付けて、送信部41に出力する。制御部43は、受信部42が出力した乗車済情報sg7に基づいて、昇降機30に割り振った利用者が全て乗車したか否かを判定する。制御部43は、割り振った利用者全員が乗車したと判定した場合、発車指示を生成して送信部41へ出力する。制御部43は、割り振った利用者全員が乗車していないと判定した場合、第3の所定時間待機し、第3の所定時間が経過したとき、割り振った利用者全員が乗車していなくても発車指示を生成して送信部41へ出力する。なお、1つの昇降機30に割り振られる人数は、時間帯等によっては1人の場合もあり、複数の場合もある。なお、発車指示は、対応する昇降機30の識別情報を含む。ここで、第3の所定時間は、例えば60秒である。また、制御部43は、行き先フロア情報sg2を受信したとき、端末10の識別情報に行き先フロア情報を関連づけて記憶部44に記憶させる。制御部43は、乗車済情報sg7を受信したとき、端末10の識別情報に乗車済情報と昇降機30の識別情報または位置情報を関連づけて記憶部44に記憶させる。さらに、制御部43は、乗車番号を割り振ったとき、端末10に割り振った昇降機30の識別情報を関連づけて記憶部44に記憶させる。また、昇降機30の利用を許可されている端末10の識別情報を記憶部44が記憶している場合、制御部43は、行き先フロア情報sg2に含まれる端末10の識別情報を、記憶部44を参照して確認することで、昇降機30を利用可能な利用者であるか否かを認証するようにしてもよい。このように、実施形態の制御部43は、利用者が所持する端末10を識別する識別情報を含み昇降機30へ乗車したことを示す乗車済情報であって、昇降機が送信した第2のビーコン信号を受信したことに応じて端末10から送信される乗車済情報を受信し、受信した乗車済情報に基づいて、昇降機30に利用者が乗車したか否かを判定する。これにより、実施形態では、端末10が送信した乗車済情報を受信したか否かによって、利用者が昇降機30に乗車したか否かを判定することができる。
記憶部44は、予め受付装置20の識別情報または位置情報、複数の昇降機30それぞれの識別情報または位置情報を記憶する。記憶部44は、端末10の識別情報に行き先フロア情報を関連づけて記憶する。記憶部44は、端末10に割り振った昇降機30の識別情報を関連づけて記憶する。なお、記憶部44は、ネットワーク50経由で接続されているデータベースであってもよい。また、記憶部44は、予め昇降機30の利用を許可されている端末10の識別情報を記憶していてもよい。
ここで、記憶部44が記憶する情報の一例を説明する。
図2は、本実施形態の制御装置40の記憶部44が記憶する情報の一例を示す図である。図2に示す例において、記憶部44は、端末10毎、端末10の識別情報に、受付装置識別情報と、行き先フロア情報と、行き先フロア情報の受信時刻と、乗車番号と、乗車済情報と、昇降機30の識別情報と、乗車済情報の受信時刻とを関連付けて記憶する。なお、行き先フロア情報の受信時刻は、制御部43が、行き先フロア情報を受信したときに記憶部44に記憶させる。また、乗車済情報の受信時刻は、制御部43が、乗車済情報の受信時刻を受信したときに記憶部44に記憶させる。なお、図2に示した例では、受付装置20の識別情報を記憶する例を示したが、記憶部44は、受付装置20の識別情報及び位置情報のうちの少なくとも1つを記憶する。また、図2に示した例では、昇降機30の識別情報を記憶する例を示したが、記憶部44は、昇降機30の識別情報及び位置情報のうちの少なくとも1つを記憶する。
ここで、ビーコン信号について説明する。
実施形態では、送信装置が送信する信号をビーコン信号という。ビーコン信号は、例えばiBeacon(登録商標)の規格に基づく信号である。ビーコン信号は、例えば600〜800msec間隔で送信装置から送信される。実施形態では、受付装置20、昇降機30が送信装置である。ビーコン信号は、プッシュ通信であり、単方向の信号である。
次に、端末10と昇降機制御装置1が行う処理手順の一例を説明する。
図3は、本実施形態の端末10と昇降機制御装置1が行う処理のシーケンス図である。なお、図3において、端末10には、予めアプリケーションがインストールされている。また、利用者は、端末10を操作して、予め行き先フロアをアプリケーションに登録している。また、端末10のBLE通信がオン状態になっている。
(ステップS1)受付装置20のビーコン送信部23は、第1のビーコン信号sg1を送信する。
(ステップS2)端末10の制御部13は、受信部11が受信した第1のビーコン信号sg1に含まれる識別情報または位置情報に基づいて、第1のビーコン信号sg1の送信元が受付装置20であるか、昇降機30であるか判別する。制御部13は、送信元が受付装置20であると判別した場合、受信した第1のビーコン信号sg1に応じて、アプリケーションを起動する。なお、制御部13は、送信元が昇降機30であると判別した場合、ステップS11の処理を行う。
(ステップS3)端末10の制御部13の制御に応じてアプリケーションは、行き先フロア情報sg2を、送受信部12とネットワーク50を介して、制御装置40へ送信する。なお、端末10が制御装置40へ送信する情報には、端末10の識別情報が含まれている。
(ステップS4)制御装置40の制御部43は、端末10が送信した行き先フロア情報sg2を受信部42によって受信する。続けて、制御部43は、受信した行き先フロア情報sg2に基づいて、昇降機30を割り振る。なお、制御部43は、受付装置20を直接操作して登録した複数の利用者それぞれの行き先フロアと、複数の利用者それぞれの端末10それぞれが送信した行き先フロアに基づいて、最も効率よく昇降可能に各利用者を複数の昇降機30それぞれに割り振る。続けて、制御部43は、端末10の識別情報に、昇降機30の識別情報を関連付けて記憶部44に記憶させる。なお、第1のビーコン信号sg1を受信して、それに応じて行き先フロア情報を送信してくる端末10は複数である。すなわち、複数の利用者それぞれが所持する端末10それぞれから、行き先フロア情報が送信される。このため、制御部43は、複数の利用者それぞれの行き先フロアと複数の昇降機30の動作状態に基づいて、利用者毎に複数の昇降機30の中から1つを割り振る。
(ステップS5)制御装置40の制御部43は、割り振った結果である乗車番号sg3を、送信部41とネットワーク50を介して端末10へ送信する。なお、乗車番号sg3には、割り振られた昇降機30が発車するまでの残り時間を示す情報が含まれていてもよい。
(ステップS6)制御装置40の制御部43は、第3の所定時間をカウントする、またはカウントダウンする第1のタイマーを起動する。なお、第1のタイマーを起動するタイミングは、ステップS5の送信時であってもよい。
(ステップS7)端末10の制御部13の制御に応じてアプリケーションは、制御装置40から受信した乗車番号を表示部15上に表示させる。
(ステップS8)制御装置40の制御部43は、割り振った結果である乗車番号を、割り振った昇降機30へ出力する。
(ステップS9)昇降機30の制御部34は、受信部32によって受信した乗車番号を表示部33上に点灯させる。
(ステップS10)昇降機30の制御部34は、第2のビーコン信号sg5を送信する。なお、制御部34は、このタイミングで第2のビーコン信号sg5の送信を開始するのではなく、第2所定時間毎に送信する。
(ステップS11)端末10の制御部13は、受信部11が受信した第2のビーコン信号に含まれる識別情報または位置情報に基づいて、第2のビーコン信号の送信元が受付装置20であるか、昇降機30であるか判別する。制御部13は、送信元が昇降機30であると判別した場合に乗車済情報を生成して、生成した乗車済情報sg7を、送受信部12とネットワーク50を介して制御装置40へ送信する。
(ステップS12)制御装置40の制御部43は、複数の昇降機30毎に、割り振った利用者の端末10全てから乗車済情報を受信済みであるか否かを判定する(全員乗車済み判定ともいう)。制御部43は、第3の所定時間内に全員が乗車したと判定した場合、発車指示を生成する。また、制御部43は、第3の所定時間が経過しても全員が乗車していないと判定した場合、発車指示を生成する。これにより、制御部43は、割り振られた利用者のうち、乗車しなかった(できなかった)利用者をキャンセル扱いとする。なお、制御部43は、第3の所定時間以下に割り振った利用者全てが、その昇降機30に乗車した場合、第1のタイマーを終了する。
(ステップS13)制御装置40の制御部43は、発車指示を対応する昇降機30へ出力する。
(ステップS14)昇降機30の制御部34は、受け取った発車指示に応じて、扉を閉めて発車する。
以上で、端末10と昇降機制御装置1が行う処理を終了する。
ここで、端末10と昇降機制御装置1が行う処理の一例を説明する。
図4は、本実施形態の端末10と昇降機制御装置1が行う処理の一例を示す図である。なお、図4において、端末10には、予めアプリケーションがインストールされている。また、利用者は、端末10を操作して、予め行き先フロアの4階をアプリケーションに登録している。また、端末10のBLE通信がオン状態になっている。
図4に示す例では、エレベーターホールの入り口に受付装置20が設置され、エレベーターホールに3つの昇降機30(昇降機30A〜昇降機30C)が設置されている。以下の説明では、昇降機30Aの乗車番号を「A」とし、昇降機30Bの乗車番号を「B」とし、昇降機30Cの乗車番号を「C」とする。また、図4において、符号70A〜符号70Cそれぞれは、昇降機30の扉である。また、画像g1〜画像g3それぞれは、端末10の表示部15上に表示される画像のイメージである。
端末10を所持する利用者は、受付装置20に近づく。
受付装置20は、第1のビーコン信号sg1を所定の時間間隔で送信している。
端末10は、第1のビーコン信号sg1を受信可能な領域に達したとき、第1のビーコン信号sg1を受信する。続けて、端末10は、受信した第1のビーコン信号sg1に応じて、画像g1と画像g2のようにアプリケーションを起動する。
続けて、制御部13の制御に応じてアプリケーションは、行き先フロア情報sg2を、ネットワーク50(図1)を介して制御装置40へ送信する。
制御装置40は、受信した行き先フロア情報sg2に基づいて乗車番号を生成し、生成した乗車番号sg3を、ネットワーク50を介して端末10へ送信する。なお、図4に示す例では、乗車番号はCである。
制御部13の制御に応じてアプリケーションは、制御装置40が送信した乗車番号sg3を、ネットワーク50を介して受信する。続けて、アプリケーションは、受信した乗車番号の「C」を表示部15上に表示する。
利用者は、表示された昇降機30Cに乗車する。
昇降機30Cは、第2のビーコン信号sg5を所定の時間間隔で送信している。
端末10は、第2のビーコン信号sg5を受信する。続けて、端末10は、受信した第2のビーコン信号sg5に応じて、制御装置40に乗車済情報sg7を送信する。
制御装置40は、行き先フロア(4階)を示す情報を昇降機30Cへ出力する。
昇降機30Cは、行き先フロアの4階を点灯させる。
制御装置40は、昇降機30Cに割り振った利用者それぞれの端末10それぞれから、乗車済情報を全て受信済みであるか否かを判定する。続けて、制御装置40は、昇降機30Cに割り振った利用者が全て乗車済みであるか、第3の所定時間が経過した場合に、発車情報を昇降機30Cへ出力する。
昇降機30Cは、発車情報に応じて、発車する。
このように、本実施形態では、利用者が受付装置20の操作を行うことなく、端末10にインストールアプリケーションが、受付装置20から受信した第1のビーコン信号sg1に応じて、行き先フロア情報sg2を制御装置40へ送信することで、昇降機制御装置1に登録することができる。そして、本実施形態では、制御装置40が、複数の利用者それぞれの行き先フロアに応じて、複数の昇降機30のうちの1つを割り振って、割り振った乗車番号を端末10に送信する。利用者は、端末10上に表示された乗車番号を見て、指定された昇降機30に乗車する。
さらに、本実施形態では、昇降機30に利用者が乗車したとき、昇降機30が送信する第2のビーコン信号sg5を端末10が受信する。そして、端末10は、受信した第2のビーコン信号sg5に応じて、乗車済情報を制御装置40へ送信する。制御装置40は、割り振った利用者全てが昇降機30に乗車したか否かを判定し、全員が乗車したと判定した場合、または第3の所定時間が経過しても全員が乗車してない場合、発車指示を昇降機30へ送信する。このように、本実施形態では、端末10が送信した乗車済情報を受信したか否かによって、利用者が昇降機30に乗車したか否かを制御装置40が判定することができる。昇降機30は、受け取った発車指示に応じて、発車する。このように、昇降機30が第2のビーコン信号sg5を送信し、その第2のビーコン信号sg5を受信したことに応じて端末10のアプリケーションが乗車済情報を制御装置40へ送信するようにした。これにより、本実施形態では、割り振った利用者全てが乗車したか否かを、制御装置40が取得した乗車済情報を用いて判定することができる。
また、上述したように、本実施形態では、第3の所定時間が経過しても割り振った人が全員乗車してない場合であっても、設定した乗車情報を無効化して発車する。これにより、本実施形態では、事情があって乗車できない利用者が発生した場合であっても、すでに乗車している利用者を待機させることなく昇降機30を発車させることができる。なお、このように、乗車番号を付与した利用者を無効化した場合、制御装置40の制御部43は、乗車番号を無効化したことを示す情報を、端末10へ送信するようにしてもよい。あるいは、制御部43は、新たな乗車番号を付与して、付与した乗車番号を端末10へ送信するようにしてもよい。無効化処理が複数回、例えば2回続いた場合、制御部43は、利用者がすぐに乗車できない状態であると判定し、再度、手続きを行う必要があることを示す情報を端末10へ送信するようにしてもよい。
なお、上述した例では、端末10の制御部13が、受付装置20が送信した第1のビーコン信号sg1を受信したことに応じてアプリケーションを起動する例を説明したが、これに限られない。制御部13は、第1のビーコン信号sg1を受信したことを、例えば表示部15に報知し、アプリケーションの起動を促すようにしてもよい。
ここで、本実施形態の変形例を説明する。
図3または図4に示した例では、利用者は、割り振られた昇降機30に乗車する例を示したが、利用者が昇降機に乗車できない場合や、行き先フロアが異なる場合もあり得る。例えば、勤めている会社が、そのビルの4階と5階のフロアを借りているとする。利用者は、4階が職場である場合、アプリケーションの行き先フロアとして、4階を登録している。そして、行き先フロアが5階の場合、利用者は、アプリケーションを操作して、行き先フロアを変更する。
図5は、本実施形態の行き先フロアを変更する場合の画面の一例を示す図である。画像g11は、例えば図3のステップS7のときに端末10の表示部15上に表示される画像の一例である。画像g11に示す例において、符号g12は、割り振られたエレベーターの番号情報である。符号g13は、割り振られた昇降機30C(図4)が発車するまでの残り時間である。符号g14は、行き先フロアを変更するボタンである。符号g15は、割り振られた昇降機30Cへの乗車をキャンセルするためのボタンである。なお、残り時間は、制御装置40がカウントして端末10に送信してもよく、あるいは端末10が制御装置40からステップS5(図3)で受信した乗車番号sg3に含まれる残り時間を用いて、カウントダウン処理を行うようにしてもよい。
例えば、乗車を中止する場合は、利用者は符号g15のキャンセルボタンを選択する。なお、操作部16は、表示部15上に設けられているタッチパネルセンサーであるとする。制御部13の制御に応じてアプリケーションは、乗車のキャンセルを示すキャンセル情報を、送受信部12とネットワーク50を介して、制御装置40へ送信する。制御装置40の制御部43は、受信したキャンセル情報に応じて、昇降機30へ割り振った利用者データを更新する。この場合、制御部43は、割り振った昇降機30への乗車をキャンセルする。また、制御部43は、再度、行き先フロアに応じて昇降機30を割り振って乗車番号を送信するようにしてもよい。
例えば、行き先フロアを4階から5階へ変更する場合は、利用者は符号g14の変更ボタンを選択する。制御部13の制御に応じてアプリケーションは、操作部16の操作を検出して、行き先フロアの変更情報を生成する、図5の画像g21は、行き先フロア変更時に表示部15上に表示される画像の一例である。符号g22は、0〜9の数字キーとC(クリアー)キーと決定キーを含む。また、符号g23は、入力された行き先フロアである。
アプリケーションは、新たな行き先フロア情報を、送受信部12とネットワーク50を介して、制御装置40へ送信する。制御装置40の制御部43は、受信した新たな行き先フロア情報に応じて、昇降機30へ割り振った利用者データを更新する。
このように、本実施形態の変形例では、乗車番号を割り振られた利用者が、事情があって乗車できない場合、上述したキャンセル処理を行うことができる。これにより、すでに乗車している利用者を待機させることなく昇降機30を発車させることができる。
また、本実施形態の変形例では、行き先フロアに変更が生じた場合にアプリケーションを使って変更できる。これにより、利用者は、受付装置20を操作することなく、行き先フロアの変更を行うことができる。
このように、本実施形態の変形例によれば、利用者が受付装置20を操作することなく、行き先フロアを登録でき、さらにアプリケーションで割り振られた昇降機30の乗車番号を受け取ることができる。これにより、受付装置20を手動で操作する利用者の数を減らすことができるので、例えば会社の出勤時や昼食時の混雑を低減することができる。
なお、上述した例では、利用者が割り振られた昇降機30へ間違わずに乗車した例を説明したが、間違って乗車してしまう場合もあり得る。
このような場合、制御装置40の制御部43は、端末10が送信した乗車済情報を受信したとき、例えば、受信した乗車済情報に含まれる昇降機30の識別情報と、端末10に関連づけて記憶部44に記憶させた割り振った昇降機30の識別情報とを比較する。制御部43は、乗車済情報に含まれる昇降機30の識別情報と、記憶部44に記憶させた端末10に関連づけて割り振った昇降機30の識別情報とが一致する場合、利用者が正しい昇降機30へ乗車したと判別するようにしてもよい。一方、制御部43は、乗車済情報に含まれる昇降機30の識別情報と、記憶部44に記憶させた端末10に関連づけて割り振った昇降機30の識別情報とが一致しない場合、利用者が間違った昇降機30へ乗車したと判別するようにしてもよい。このような場合、制御部43は、昇降機30の発車前に、乗車すべき昇降機30が間違っていることを示す情報を、間違って乗車した利用者が所持する端末10へ送信するようにしてもよい。これにより、本実施形態によれば、指定された昇降機30と異なる昇降機30へ間違って乗車した場合であっても、昇降機30の発車前に利用者は知ることができる。
以上のように、本実施形態によれば、端末10が受付装置20から受信した第1のビーコン信号の受信に応じて、行き先フロア情報を制御装置40へ送信するようにした。そして制御装置40は、受信した複数の利用者それぞれの行き先フロアと複数の昇降機30の動作状態に基づいて、利用者毎に複数の昇降機30の中から1つを割り振るようにした。そして、制御装置40は、利用者が割り振られた昇降機30へ乗車したとき、その昇降機30から受信した第2のビーコン信号に応じて送信された受信済情報を受信する。例えば、昇降機30Aに割り振った人数が9人の場合、制御装置40は、この9人の端末10それぞれからの乗車済情報を受信できた場合に全員が乗車したと判定することができる。この結果、本実施形態によれば、制御装置40は、第3の所定時間以内に全員が乗車した場合は、第3の所定時間まで昇降機30を待機させずに出発させることができる。また、本実施形態によれば、第3の所定時間が過ぎても割り振った利用者全員が乗車してない場合に、乗車していない利用者の乗車をキャンセル扱いとして昇降機30に乗っている人をまだせずに昇降機30を発車させることができる。また、本実施形態によれば、第1のビーコン信号の受信に応じて起動されたアプリケーションを用いて、行き先の変更やキャンセル手続きを端末10から制御装置40へ送信することができる。これにより、本実施形態によれば、昇降機30に乗っている人を待たすことなく昇降機30を発車させることができる。この結果、本実施形態によれば、昇降機30を効率良く運用することができる。
なお、上記実施形態では、受付装置20の制御部24、昇降機30の制御部34、制御装置40の制御部43は、LSI等のハードウェアで実現してもよく、ソフトウェアで実現してもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、受付装置20と昇降機30と制御装置40とを持つことにより、輸送効率を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…昇降機制御装置、10…端末、11…受信部、12…送受信部、13…制御部、14…記憶部、15…表示部、20…受付装置、21…操作部、22…表示部、23…ビーコン送信部、24…制御部、30,30A…30N…昇降機、31…ビーコン送信部、32…受信部、33…表示部、34…制御部、35…操作部、40…制御装置、41…送信部、42…受信部、43…制御部、44…記憶部

Claims (8)

  1. 利用者が所持する端末を識別する識別情報を含み昇降機へ乗車したことを示す乗車済情報であって、前記昇降機が送信したビーコン信号を受信したことに応じて前記端末から送信される前記乗車済情報を受信し、受信した前記乗車済情報に基づいて、前記昇降機に前記利用者が乗車したか否かを判定する制御部、
    を備える昇降機制御装置。
  2. 前記制御部は、受付装置が送信する第1のビーコン信号を受信したことに応じて前記端末が送信した行き先フロアを示す行き先フロア情報を受信し、受信した前記行き先フロア情報に基づいて乗車する昇降機を複数の前記昇降機の中から割り当て、前記割り当てた昇降機を示す乗車番号を送信し、前記昇降機が送信する第2のビーコン信号を受信したことに応じて送信された前記乗車済情報を受信し、受信した前記乗車済情報に基づいて前記昇降機の発車を制御する、請求項1に記載の昇降機制御装置。
  3. 前記制御部は、前記乗車番号を送信した後、前記乗車済情報を受信するまでに行き先フロアの変更指示を受信した場合、受信した前記変更指示に応じて、乗車する昇降機を前記複数の昇降機の中から再度割り当て、前記割り当てた昇降機を示す乗車番号を送信する、請求項2に記載の昇降機制御装置。
  4. 前記制御部は、前記乗車番号を送信した後、前記乗車済情報を受信するまでに乗車をキャンセルするキャンセル指示を受信した場合、および第1の所定時間以内に前記乗車済情報を受信できなかった場合、前記割り当てた昇降機への乗車割り当てをキャンセルする、請求項2または請求項3に記載の昇降機制御装置。
  5. 第1のビーコン信号を送信する第1のビーコン送信部を有する受付装置と、
    第2のビーコン信号を送信する第2のビーコン送信部を各々有する複数の昇降機と、
    前記第1のビーコン信号の受信に応じて行き先フロアを示す行き先フロア情報を送信し、前記第2のビーコン信号の受信に応じて前記昇降機に乗車したことを示す乗車済情報を送信する端末と、
    前記行き先フロア情報を受信し、前記乗車済情報を受信し、受信した前記乗車済情報に基づいて、前記昇降機に前記端末を所持する利用者が乗車したか否かを判定し、受信した前記乗車済情報に基づいて前記複数の昇降機の発車を制御する制御装置と、
    を備える昇降機制御システム。
  6. 制御装置が、利用者が所持する端末を識別する識別情報を含み昇降機へ乗車したことを示す乗車済情報であって、前記昇降機が送信したビーコン信号を受信したことに応じて前記端末から送信される前記乗車済情報を受信するステップと、
    前記制御装置が、受信した前記乗車済情報に基づいて、前記昇降機に前記利用者が乗車したか否かを判定するステップと、
    を含む昇降機制御方法。
  7. 昇降機制御装置のコンピュータに、
    利用者が所持する端末を識別する識別情報を含み昇降機へ乗車したことを示す乗車済情報であって、前記昇降機が送信したビーコン信号を受信したことに応じて前記端末から送信される前記乗車済情報を受信するステップと、
    受信した前記乗車済情報に基づいて、前記昇降機に前記利用者が乗車したか否かを判定するステップと、
    を実行させる昇降機制御プログラム。
  8. 端末のコンピュータに、
    受付装置が送信する第1のビーコン信号を受信するステップと、
    前記第1のビーコン信号を受信したとき、行き先フロアを示す行き先フロア情報を昇降機を制御する制御装置へ送信するステップと、
    送信した前記行き先フロア情報に基づいて前記制御装置が複数の前記昇降機の中から割り当てた昇降機を示す乗車番号を受信するステップと、
    前記昇降機からの第2のビーコン信号を受信するステップと、
    受信した前記第2のビーコン信号に応じて前記昇降機に乗車したことを示す乗車済情報を送信ステップと、
    を実行させる端末のプログラム。
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