JP7488173B2 - エレベーターシステム及びエレベーター制御方法 - Google Patents

エレベーターシステム及びエレベーター制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、乗客の端末装置からの呼びを無線通信経由で受け付けるエレベーターシステム及びエレベーター制御方法に関する。
従来、エレベーターの利用者である乗客が、自身の所持する端末装置を用いて呼びを行えるようにするため、特許第6598892号(特許文献1)に記載の技術がある。この公報には、「DCS制御装置と無線通信可能な端末装置を用いて利用者に行先呼びを登録させる登録制御手段と、乗場に設けられ、上記端末装置に予めインストールされたDCS用のアプリケーションソフトを無線により起動すると共に当該乗場の階床情報を発信する無線信号装置とを備える。」という記載がある。
特許第6598892号
特許文献1では、乗客は、自身の所持するスマートフォンなどの端末装置を用いた呼びを行うことができる。端末装置からの呼び(遠隔呼び)を行った場合に、どのエレベーターが割り当てられたかを乗客に知らせることができれば、利便性が向上する。しかし、既設のエレベーターには自身を識別する号機などを表示する機能がない場合があり、また、エレベーターのデザインの関係等から、新しく表示部などを追加することは困難なケースが多い。このため、遠隔予備に対応する機能を追加できても、遠隔呼びに割り当てられたエレベーターを乗客に知らせることができない事態が生じていた。
そこで、本発明では、遠隔呼びに割り当てたエレベーターを乗客に報知することで利便性を向上することを目的とする。
上記目的を達成するために、代表的な本発明のエレベーターシステム及びエレベーター制御方法の一つは、乗客の端末装置からの呼びを無線通信経由で受け付けるエレベーターシステムであって、前記端末装置からの呼びを遠隔呼びとして受け付ける遠隔呼び受付部と、前記遠隔呼びを受け付けた場合に、前記端末装置の所在として示されたエレベーターの乗り場に設けられた乗り場表示器に対し、前記エレベーターの識別情報を表示する号機表示を行うよう指令を送信する乗り場表示器変換指令部と、前記遠隔呼びに対して割り当てられた識別情報を前記端末装置に送信する送信部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、遠隔呼びに割り当てたエレベーターを乗客に報知することで利便性を向上することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
本発明に係るエレベーターシステムの構成図。 乗カゴ位置表示の具体例。 号機表示の具体例(その1)。 号機表示の具体例(その2)。 2基のエレベーターの間に設置された場合の表示の具体例。 センタの判定部の処理動作を示すフローチャート。 建屋DBの具体例の説明図。 ID管理DBの具体例の説明図。 ユーザID管理DBの具体例の説明図。 号機表示開始の処理手順を示すフローチャート。 号機表示終了の処理手順を示すフローチャート。
以下、実施例を図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係るエレベーターシステムの構成図である。図1に示すように、エレベーターシステムでは、乗り場エレベーターサービス要求装置20、ビル管理システム30、センタ40及びエレベーター運行管理システム50がネットワーク10に接続されている。
乗り場エレベーターサービス要求装置20は、エレベーターの利用者である乗客が所定の操作を行ったときに、エレベーターに対してサービスを要求する装置である。エレベーターに対するサービスの要求を、以降「呼び」と称する。乗り場エレベーターサービス要求装置20には、それぞれの階床の乗り場ごとに固定して設けられた装置と、乗客が所持する端末装置とを含む。ここで、階床とは、エレベーターが設置された建造物において、階層を成す床を識別するものである。エレベーターの乗カゴは、階層状の床を上下方向に移動し、その際の現在地や行先階は階床により管理される。
乗客が所持する端末装置は、例えばスマートフォンであり、所定のアプリケーションプログラムをインストールし、事前にユーザ登録を行うことで、乗り場エレベーターサービス要求装置20として機能する。具体的には、乗り場エレベーターサービス要求装置20は、乗客の操作を受け付けて、ユーザIDとともに所在情報及び行先情報をセンタ40に送信する。所在情報は、乗り場エレベーターサービス要求装置20としての端末装置が、どの建屋のどの乗り場に所在するかを示す情報であり、例えばGPS(Global Positioning System)等で特定した位置情報と乗客が入力した階床情報を組み合わせて用いればよい。行先情報は、少なくとも上下のいずれが行先であるかを示し、行先階を指定するものであってもよい。
乗り場ごとに固定して設けられた装置としての乗り場エレベーターサービス要求装置20は、例えば、行先階の方向(上方向及び/又は下方向)に対応するボタンを備えた装置である。
以降の説明では、便宜上、乗客が所持する端末装置からの呼びを特に遠隔呼びといい、固定して設けられた装置からの呼びを特に固定呼びという。また、いずれかを区別する必要がないときは、単に呼びということとする。
ビル管理システム30は、エレベーターが設置された建屋を管理するシステムである。
センタ40は、端末装置からの遠隔呼びを受信し、対応する建屋のエレベーター運行管理システム50に送信する。
具体的には、センタ40は、建屋DB41、ID管理DB42、ユーザID管理DB43、受信部44、認証部45、照合部46、判定部47及び送信部48を有する。建屋DB41は、エレベーターが設置された建屋について、建屋とエレベーターの識別情報を対応付けて管理するデータベースである。ID管理DB42は、建屋の管理用の識別情報とユーザに提供するための建屋の識別情報とを対応付けて管理するデータベースである。ユーザID管理DB43は、遠隔呼びのサービスを利用するために登録したユーザを管理するデータベースである。
受信部44、認証部45、照合部46、判定部47及び送信部48の機能は、例えばプロセッサが所定のプログラムを実行することで実現される。受信部44は、端末装置からサービス要求を受信する。このサービス要求には、ユーザID、所在情報、行先情報が含まれる。すなわち、受信部44は、端末装置からの呼びを遠隔呼びとして受け付ける遠隔呼び受付部として動作する。
認証部45は、サービス要求のユーザIDに基づいてユーザID管理DB43を参照し、登録済みのユーザからの要求であるか否かを判定する。登録済みユーザからの要求であれば、照合部46は、所在情報と行先情報が適正であるか否かを照合する。所在情報と行先情報が適正であれば、判定部47は、遠隔呼びを送信すべき建屋のエレベーター運行管理システム50を判定する。送信部48は、判定されたエレベーター運行管理システム50に遠隔呼びの内容を送信する。
エレベーター運行管理システム50は、建屋ごとに設けられ、当該建屋に設置された1又は複数のエレベーターの運行を管理する。図1では、エレベーター運行管理システム50は、N基のエレベーターの運行を管理している。N基のエレベーターは号機番号により管理され、各号機についてエレベーター制御システム71と乗り場表示器72が設けられている。なお、乗り場表示器72は、停止する階床にそれぞれ設けられる。
エレベーター運行管理システム50は、受信部51、遠隔呼び検出部52、乗り場表示器変換指令部53、認証部54、呼び受付判定部55、入力整合性判定部56、呼び登録部57、通知データ作成部58及び送信部59を有する。これらの機能部は、例えばプロセッサが所定のプログラムを実行することで実現される。したがって、ファームウェアの更新により、ハードウェアに変更を加えることなく追加可能である。
受信部51は、センタ40から遠隔呼びの内容を示すデータを受信する。遠隔呼び検出部52は、受信したデータに遠隔呼びが含まれていることを検出する。認証部54は、受信したデータの認証を行う。認証に成功すれば、呼び受付判定部55は、呼びの内容(行先階、乗り場など)を検出して受け付ける。入力整合性判定部56は、呼びの内容の整合性を判定する。そして、整合性があれば、呼び登録部57が呼びの登録を行い、通知データ作成部58が通知データを生成する。この通知データには、エレベーター制御システム71への制御要求、センタへの応答が含まれる。また、通知データ作成部58は、遠隔呼びについて通知データを作成したことを乗り場表示器変換指令部53に通知する。
乗り場表示器変換指令部53は、遠隔呼びが検出され、通知データが作成された場合に、乗り場表示器72に対し、エレベーターの識別情報を表示するよう求める号機表示の指令を作成する。
送信部59は、通知データをエレベーター制御システム71やセンタ40に送信し、号機表示の指令を乗り場表示器72に送信する。
エレベーター制御システム71は、通知データとして受信した制御要求に基づいて、乗カゴの昇降、停止、扉の開閉を制御する。
センタ40は、通知データとして受信した応答に基づいて、遠隔呼びの要求元の端末装置に対して、割り当てられた号機などを送信する。
要求元の端末装置は、センタ40から受信した号機の情報を表示することで、乗客からの要求にどのエレベーターが割り当てられたかを表示する。
乗り場表示器72は、号機表示の指令を受けた場合に、対応するエレベーターの識別情報を表示する号機表示を実行する。
次に、図2~図5を参照し、乗り場表示器72による表示の具体例について説明する。図2は、乗カゴ位置表示の具体例である。図2では、乗り場表示器72は、エレベーターの乗カゴの現在位置(5階)と移動方向(上)を表示している。乗り場表示器72は、号機表示の指令を受けていないときには、このような乗カゴ位置表示を表示出力する。
図3及び図4は、号機表示の具体例である。エレベーターと1対1に対応付けて設置された乗り場表示器72が、号機表示の指令を受けたときは、エレベーターの号機ととともに、エレベーターの扉との位置関係を示す号機表示を表示出力する。
図3は、向かって左側のエレベーターがA号機である場合を示している。同様に、図4は、向かって右側のエレベーターがB号機である場合を示している。
なお、乗り場表示器72は、号機表示の指令を受けた場合に、号機表示のみを表示出力するのではなく、号機表示と乗カゴ位置表示とを所定の時間間隔で交互に切り替える。
図5は、2基のエレベーターの間に設置され、2基のエレベーターで共用される乗り場表示器72aによる具体例である。2基のエレベーターで共用される乗り場表示器72aは、表示領域を縦2列に分割し、分割により得られる左右の領域に対応する側のエレベーターに係る情報を表示する。
具体的には、乗り場表示器72aは、乗カゴ位置表示であれば、左右のエレベーターについて現在位置と移動方向を表示し、号機表示であれば左右のエレベーターを指し示す矢印と共に、それぞれの識別情報を表示する。乗り場表示器72aは、乗カゴ位置表示と号機表示を交互に切り替えるが、切り替えは左右の表示領域で同時に行う。一方の乗カゴ位置表示と他方の号機表示が同時に行われると、乗客の混乱を招くおそれがあるためである。
図6は、センタ40の判定部47の処理動作を示すフローチャートである。照合部46による照合の後、センタ40の判定部47は、まず、端末装置から受信したサービス要求のユーザIDをユーザID管理DB43から検出する(ステップS101)。
判定部47は、ユーザID管理DB43において、ユーザIDが登録禁止に設定されているか否かを判定する(ステップS102)。登録禁止に設定されていれば(ステップS102;YES)、判定部47は、データ登録不許可処理を行い(ステップS106)、要求元の端末装置にその旨を送信して(ステップS107)、処理を終了する。例えば、不適正なサービス要求を繰り返したユーザIDは、登録禁止に設定され、遠隔呼びの登録が不許可となるのである。
登録禁止に設定されていなければ(ステップS102;NO)、判定部47は、端末装置から受信したサービス要求の所在情報と行先情報に基づいて、遠隔呼びを送信すべき建屋のエレベーター運行管理システム50を選定するデータ送信先選定処理(ステップS103)を実行する。
その後、判定部47は、端末装置から受信したサービス要求をエレベーター運行管理システム50への送信に用いるデータ形式に加工する出力データ加工処理(ステップS104)を実行する。判定部47は、加工したデータを送信部48に送信させることで、遠隔呼びを登録する登録送信処理(ステップS105)を実行し、処理を終了する。
図7は、建屋DB41の具体例の説明図である。図7に示したように、建屋DB41は、建屋の識別情報である「バンクID」に、「建屋名」、建屋が有する階床を示す「階」、「対象EV管理No」、「号機名」を対応付けている。
一例として、図7では、「バンクID:000001」に、「建屋名:Xビル」及び「階:B1,1,2,3」を対応付けている。また、この建屋には、「対象EV管理No:000001」で「号機名:A」のエレベーターと、「対象EV管理No:000002」で「号機名:B」のエレベーターが設定されている。
同様に、「バンクID:000002」に、「建屋名:Yビル」及び「階:1,2,3,4,5」を対応付け、この建屋には、「対象EV管理No:000003」で「号機名:A」のエレベーターが設定されている。
このように、建屋DB41は、エレベーターが設置された建屋について、建屋とエレベーターの識別情報を対応付けて管理するデータベースである。また、対象EV管理Noを管理対象の全エレベーターでユニークに割り当て、号機名を建屋内でユニークに割り当てることで、複数の識別情報を統合管理して重複を防止することができる。
図8は、ID管理DB42の具体例の説明図である。図8に示したように、ID管理DB42は、建屋の識別情報である「バンクID」に、「個人端末向け建屋ID」、建屋が有する階床を示す「階」を対応付けている。
一例として、図8では、「バンクID:000001」に、「個人端末向け建屋ID:1000001」及び「階:B1,1,2,3」を対応付けている。同様に、「バンクID:000002」に、「個人端末向け建屋ID:1000002」及び「階:1,2,3,4,5」を対応付けている。
このように、ID管理DB42は、建屋の管理用の識別情報とユーザに提供するための建屋の識別情報とを対応付けて管理することができる。
図9は、ユーザID管理DB43の具体例の説明図である。図9に示したように、ユーザID管理DB43は、乗客の識別情報である「ユーザID」に、「個人端末向け建屋ID」、「異常登録」、「登録禁止」を対応付けている。「ユーザID」に対応付けられた「個人端末向け建屋ID」は、当該ユーザがどの建屋に対して遠隔呼びを行うことができるかを示す。異常登録は、当該ユーザが不適正な登録を行った回数を示す。登録禁止は、異常登録が多いなどの理由により、当該ユーザからの呼びの登録を禁止するための設定であり、値「1」が登録禁止、値「0」が登録許可である。
一例として、図9では、「ユーザID:000001」に「個人端末向け建屋ID:1000001」、「異常登録:0」、「登録禁止:0」を対応付けている。また、「ユーザID:000002」に「個人端末向け建屋ID:1000001」、「異常登録:2」、「登録禁止:0」を対応付けている。また、「ユーザID:000001」に「個人端末向け建屋ID:1000003」、「異常登録:10」、「登録禁止:1」を対応付けている。また、「ユーザID:000004」に「個人端末向け建屋ID:1000001」、「異常登録:2」、「登録禁止:0」を対応付けている。
同様に、「ユーザID:010001」に「個人端末向け建屋ID:1000002」、「異常登録:3」、「登録禁止:0」を対応付けている。「ユーザID:000002」に「個人端末向け建屋ID:1000002」、「異常登録:4」、「登録禁止:0」を対応付けている。
このように、ユーザID管理DB43は、遠隔呼びのサービスを利用するために登録したユーザを管理することができる。
図10は、号機表示開始の処理手順を示すフローチャートである。まず、受信部51は、センタ40から遠隔呼びの内容を示すデータを受信する(ステップS201)。遠隔呼び検出部52が受信したデータに遠隔呼びが含まれていることを検出と、認証部54は、受信したデータの認証を行う(ステップS202)。
認証に成功すれば(ステップS202;YES)、呼び受付判定部55は、呼びの内容(行先階、乗り場、種別情報)を検出する(ステップS204)。入力整合性判定部56は、呼びの内容の整合性を判定する。具体的には、入力整合性判定部56は、エレベーターに存在する階情報が含まれるか否か(ステップS205)と、乗り場/行き先階が切り離されていないか(ステップS206)を判定する。
エレベータに存在する階情報が含まれ(ステップS205;YES)、乗り場/行き先階が切り離されていない(ステップS206;YES)ならば、呼び登録部57が乗り場階の呼びの登録を行い(ステップS207)、行先情報を保持する(ステップS208)。
ステップS208の後のステップS209では、通知データ作成部58は、登録を行った旨をセンタ40に通知する通知データを生成する。また、認証結果がNGである場合(ステップS203;NO)、エレベータに存在する階情報が含まれない場合(ステップS205;NO)、乗り場/行き先階が切り離されている場合(ステップS206;NO)、ステップS209に移行し、通知データ作成部58は、登録ができない理由(不停止、整合性NGなど)をセンタ40に通知する通知データを生成する。
ステップS209の後、送信部59は、通知データをセンタ40に送信する(ステップS210)。また、呼びの登録を行った場合には、乗り場表示器変換指令部53は、乗り場表示器72に対し、エレベーターの識別情報を表示するよう求める号機表示の指令を作成し、送信させて(ステップS211)、処理を終了する。
図11は、号機表示終了の処理手順を示すフローチャートである。まず、呼び登録部57は、乗客個人の端末装置から遠隔呼びが有るか否かを判定する(ステップS301)。遠隔呼びがない場合(ステップS301;NO)、当該フローは終了となる。遠隔呼びがあれば(ステップS301;YES)、呼び登録部57は、当該遠隔呼びの乗り場に乗カゴが到着したか否かを判定し、到着していなければ(ステップS302;NO)、到着するまでS302は待ち状態となる。
遠隔呼びの乗り場に乗カゴが到着したならば(ステップS302;YES)、呼び登録部57は、保持していた行き先階を登録し(ステップS303)、エレベーターの扉が閉まったかを否かを判定する(ステップS304)。扉が閉まっていなければ(ステップS304;NO)、S304は待ち状態となり、扉が閉まったならば(ステップS304;YES)、ステップS305に移行する。ステップS305では、呼び登録部57は、乗り場階からの利用乗車を検出したか否かを判定する(ステップS305)。
ステップ305で利用乗車を検出したならば(ステップS305;Yes)、通知データ作成部58は、遠隔呼びの行先登録を行った旨をセンタ40に通知する通知データを生成する(ステップS306)。利用乗車を検出しなかった場合(ステップS305;NO)、通知データ作成部58は、遠隔呼びに係る行先登録ができない旨をセンタ40に通知する通知データを生成する(ステップS306)。
ステップS306の後、送信部59は、通知データをセンタ40に送信する(ステップS307)。また、乗り場表示器変換指令部53は、乗り場表示器72に対し、号機表示を終了する指令を作成し、送信させて(ステップS308)、処理を終了する。
このように、乗り場表示器変換指令部53は、遠隔呼びに係る端末装置の所在として示されたエレベーターの乗り場からの乗車を検出した場合に、号機表示を終了させる指示を送信する。
上述してきたように、実施例に係るエレベーターシステムは、乗客の端末装置からの呼びを無線通信経由で受け付けるエレベーターシステムであって、端末装置からの呼びを遠隔呼びとして受け付ける遠隔呼び受付部としての受信部44と、遠隔呼びを受け付けた場合に、端末装置の所在として示されたエレベーターの乗り場に設けられた乗り場表示器72に対し、エレベーターの識別情報を表示する号機表示を行うよう指令を送信する乗り場表示器変換指令部53と、遠隔呼びに対して割り当てられた識別情報を前記端末装置に送信する送信部59とを備える。
かかる構成及び動作により、遠隔呼びに割り当てたエレベーターを乗客に報知し、利便性を向上することができる。
また、乗り場表示器変換指令部53は、端末装置の所在として示されたエレベーターの乗り場からの乗車を検出した場合に、号機表示を終了させる指示を送信するので、エレベータの状態に応じて号機表示の適正な制御が可能である。
また、乗り場表示器72がエレベーターと1対1に対応付けて設置された構成では、乗り場表示器変換指令部53は、号機表示において、乗り場表示器72とエレベーターの扉との位置関係をさらに表示させる。
また、乗り場表示器72が2基のエレベーターの間に設置されて2基のエレベーターで共用される構成では、乗り場表示器変換指令部53は、号機表示において、2基のエレベーターの識別情報を、2基のエレベーターの扉との位置関係とともに表示させる。
これらの表示制御により、乗客にエレベーターの識別情報を簡明に認識させることができる。
また、乗り場表示器72は、号機表示を行う旨の指令を受信した場合に、エレベーターの乗カゴの位置を示す乗カゴ位置表示と号機表示とを交互に実行する。
また、建屋DB41は、号機表示に用いる複数の識別情報を統合管理して重複を防止する識別情報管理データベースとして機能する。
このため、乗カゴの状態の報知を損ねることなく、エレベーターの識別情報を正確に報知することができる。
なお、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、かかる構成の削除に限らず、構成の置き換えや追加も可能である。
10:ネットワーク、20:乗り場エレベーターサービス要求装置、30:ビル管理システム、40:センタ、41:建屋DB、42:ID管理DB、43:ユーザID管理DB、44:受信部、45:認証部、46:照合部、47:判定部、48:送信部、50:エレベーター運行管理システム、52:遠隔呼び検出部、53:乗り場表示器変換指令部、54:認証部、55:呼び受付判定部、56:入力整合性判定部、57:呼び登録部、58:通知データ作成部、59:送信部

Claims (7)

  1. 乗客の端末装置からの呼びを無線通信経由で受け付けるエレベーターシステムであって、
    前記端末装置からの呼びであって前記端末装置が指定した前記端末装置の所在情報と行先情報とを含むサービス要求を、遠隔呼びとして受け付ける遠隔呼び受付部と、
    前記遠隔呼びを受け付けた場合に、前記端末装置の所在情報に対応するエレベーターの乗り場に設けられた乗り場表示器に対し、前記エレベーターを建屋内で一意に識別する識別情報である号機情報を表示する号機表示を行うよう指令を送信する乗り場表示器変換指令部と、
    前記遠隔呼びに対して割り当てられた号機情報を前記端末装置に送信する送信部と
    を備えたことを特徴とするエレベーターシステム。
  2. 前記乗り場表示器変換指令部は、前記端末装置の所在として示されたエレベーターの乗り場からの乗車を検出した場合に、前記号機表示を終了させる指示を送信することを特徴とする請求項1に記載のエレベーターシステム。
  3. 前記乗り場表示器は、1基のエレベーターの扉と1対1に対応付けて設置され、
    前記乗り場表示器変換指令部は、前記号機表示において、前記乗り場表示器と前記エレベーターの扉との位置関係をさらに表示させることを特徴とする請求項1に記載のエレベーターシステム。
  4. 前記乗り場表示器は、2基のエレベーターの扉の間に設置されて前記2基のエレベーターで共用され、
    前記乗り場表示器変換指令部は、前記号機表示において、前記2基のエレベーターの号機情報を、前記2基のエレベーターの扉との位置関係とともに表示させることを特徴とする請求項1に記載のエレベーターシステム。
  5. 前記乗り場表示器は、前記号機表示を行う旨の指令を受信した場合に、前記エレベーターの乗カゴの位置を示す乗カゴ位置表示と前記号機表示とを交互に実行することを特徴とする請求項1に記載のエレベーターシステム。
  6. 複数の建屋に設けられた管理対象のエレベーター全てを一意に識別する識別情報と、一の建屋内で管理対象のエレベーターを一意に識別する識別情報である号機情報とを対応付け、異なる建屋で同一の号機情報を使用可能とする識別情報管理データベースをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベーターシステム。
  7. 乗客の端末装置からの呼びを無線通信経由で受け付けるエレベーター制御方法であって、
    エレベーターシステムが、前記端末装置からの呼びであって前記端末装置が指定した前記端末装置の所在情報と行先情報とを含むサービス要求を、遠隔呼びとして受け付ける遠隔呼び受付ステップと、
    前記エレベーターシステムが、前記遠隔呼びを受け付けた場合に、前記端末装置の所在情報に対応するエレベーターの乗り場に設けられた乗り場表示器に対し、前記エレベーターを建屋内で一意に識別する識別情報である号機情報を表示する号機表示を行うよう指令を送信する乗り場表示器変換指令ステップと、
    前記エレベーターシステムが、前記遠隔呼びに対して割り当てられた号機情報を前記端末装置に送信する送信ステップと
    を含むことを特徴とするエレベーター制御方法。
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