JP2018150123A - 昇降機制御システム、端末、制御装置、昇降機制御システムの制御方法、端末の制御方法、制御装置の制御方法、端末のプログラム、及び制御装置のプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ハンズフリーで操作することができる昇降機制御システム、端末、制御装置、昇降機制御システムの制御方法、端末の制御方法、制御装置の制御方法、端末のプログラム、及び制御装置のプログラムを提供することである。
【解決手段】実施形態の昇降機制御システムは、ビーコン信号送信装置と端末と制御装置とを持つ。ビーコン信号送信装置は、フロア毎に設置され、設置されているフロアを示すフロア情報を含むビーコン信号を送信する。端末は、ビーコン信号を受信し、受信したビーコン信号からフロア情報を抽出する。端末は、抽出したフロア情報を記憶させ、記憶させたフロア情報と、前回ビーコン信号を受信したときに記憶させたフロア情報とを比較する。端末は、比較した結果に応じて昇降機に対する要求である送信情報を生成し、生成した送信情報を、昇降機を制御する制御装置へ送信する。制御装置は、端末から受信した送信情報に応じて昇降機を制御する。
【選択図】図1
【解決手段】実施形態の昇降機制御システムは、ビーコン信号送信装置と端末と制御装置とを持つ。ビーコン信号送信装置は、フロア毎に設置され、設置されているフロアを示すフロア情報を含むビーコン信号を送信する。端末は、ビーコン信号を受信し、受信したビーコン信号からフロア情報を抽出する。端末は、抽出したフロア情報を記憶させ、記憶させたフロア情報と、前回ビーコン信号を受信したときに記憶させたフロア情報とを比較する。端末は、比較した結果に応じて昇降機に対する要求である送信情報を生成し、生成した送信情報を、昇降機を制御する制御装置へ送信する。制御装置は、端末から受信した送信情報に応じて昇降機を制御する。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、昇降機制御システム、端末、制御装置、昇降機制御システムの制御方法、端末の制御方法、制御装置の制御方法、端末のプログラム、及び制御装置のプログラムに関する。
一般的な昇降機(エレベーター)システムでは、利用者が、例えば施設の入り口に設置されている操作パネルを操作して行き先フロアを選択する。このような昇降機システムに対して、近年、「(衛生的に)ボタンを触りたくないので、ハンズフリーで操作したい」、「荷物を持っているため両手が空いていないので、ハンズフリーで操作したい」等の利用者の要望がある。
また、近年、ビル等に施設される昇降機システムとして、行き先フロアのセクション制御(DSC、Destination Selection Control)が用いられている。DSCは、まず利用者が、例えば施設の入り口に設置されている操作パネルを操作して行き先フロアを選択する。そして、制御装置は、行き先フロアに合わせて複数の昇降機の中から1つを割り振って、操作パネルに表示する。利用者は、割り振られた昇降機に乗車する。この場合、利用者は昇降機内で行き先フロアの選択の操作を行う必要がない。しかし、このようなシステムでも、操作パネルを操作する必要があった。
本発明が解決しようとする課題は、ハンズフリーで操作することができる昇降機制御システム、端末、制御装置、昇降機制御システムの制御方法、端末の制御方法、制御装置の制御方法、端末のプログラム、及び制御装置のプログラムを提供することである。
実施形態の昇降機制御システムは、ビーコン信号送信装置と、端末と、制御装置とを持つ。ビーコン信号送信装置は、フロア毎に設置され、設置されているフロアを示すフロア情報を含むビーコン信号を送信する。端末は、前記ビーコン信号を受信し、受信した前記ビーコン信号から前記フロア情報を抽出する。端末は、抽出した前記フロア情報を記憶させ、記憶させた前記フロア情報と、前回前記ビーコン信号を受信したときに記憶させたフロア情報とを比較する。端末は、比較した結果に応じて、昇降機に対する要求である送信情報を生成し、生成した前記送信情報を、前記昇降機を制御する制御装置へ送信する。制御装置は、前記端末から受信した前記送信情報に応じて前記昇降機を制御する。
以下、実施形態の昇降機制御システム、端末、制御装置、昇降機制御システムの制御方法、端末の制御方法、制御装置の制御方法、端末のプログラム、及び制御装置のプログラムを、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の昇降機制御システム1の構成の例を示す図である。図1に示すように、昇降機制御システム1は、端末2、受付装置3(ビーコン信号送信装置)、制御装置4、及び昇降機5を備える。端末2と制御装置4とは、ネットワーク6を介して接続される。ネットワーク6は、例えば、電話通信回線、無線回線等のネットワークである。また、受付装置3と制御装置4とは、例えば有線のネットワークで接続されている。制御装置4と昇降機5とは、例えば有線のネットワークで接続されている。
図1は、本実施形態の昇降機制御システム1の構成の例を示す図である。図1に示すように、昇降機制御システム1は、端末2、受付装置3(ビーコン信号送信装置)、制御装置4、及び昇降機5を備える。端末2と制御装置4とは、ネットワーク6を介して接続される。ネットワーク6は、例えば、電話通信回線、無線回線等のネットワークである。また、受付装置3と制御装置4とは、例えば有線のネットワークで接続されている。制御装置4と昇降機5とは、例えば有線のネットワークで接続されている。
まず、端末2について説明する。
端末2は、受信部21、送受信部22、制御部23、記憶部24、表示部25、及び操作部26を備える。
端末2は、受信部21、送受信部22、制御部23、記憶部24、表示部25、及び操作部26を備える。
端末2は、例えばスマートフォン、タブレット端末、スマートウォッチ等の携帯端末である。端末2は、受付装置3が送信するビーコン信号を受信したとき、所定のアプリケーションを起動する。端末2は、受信したビーコン信号を記憶し、記憶するビーコン信号の履歴に基づいて、呼び出し先である呼出フロアを示す呼出フロア情報と、行き先である目的フロアと目的フロア情報を含む送信情報を、ネットワーク6を介して制御装置4へ送信する。
受信部21は、例えばBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)規格のビーコン信号を受信する。受信部21は、受付装置3が送信するビーコン信号を受信し、受信したビーコン信号に含まれる情報を制御部23に出力する。なお、ビーコン信号に含まれる情報は、後述するように、昇降機5であることを示す情報、階数を示す情報等を含む。
送受信部22は、例えば3G(第3世代)または4G(第4世代)等の通信規格によって、信号の送受信を行う。なお、送受信部22が用いる通信規格はこれに限られず、例えば無線LAN規格等の通信規格を用いてもよい。送受信部22は、制御部23が出力する送信情報を、ネットワーク6を介して制御装置4へ送信する。
制御部23は、ビーコン信号を受信したとき、記憶部24が記憶するアプリケーションを起動する。アプリケーションは、制御部23の制御によって、受信部21が出力したビーコン信号に含まれるビーコンを識別するビーコンIDの受信履歴を時系列に従ってアプリケーションに登録して記憶する。アプリケーションは、今回受信したビーコンIDと、ビーコンIDの受信履歴とに基づいて、送信情報を生成する。なお、送信情報は、例えば、利用者情報と呼出フロア情報と目的フロア情報が含む。アプリケーションは、今回受信したビーコンIDと、ビーコンIDの受信履歴とに基づいて、送信情報を送信するか否かを判別する。アプリケーションは、送信すると判別した場合、送信情報を、送受信部22に出力する。なお、送信情報の生成方法については、後述する。
記憶部24は、端末2の制御に必要なプログラム、アプリケーションを記憶する。記憶部24は、アプリケーションが起動されたとき、アプリケーションに設定されている情報を一時的に記憶する。アプリケーションに設定されている情報については、後述するように、フロア毎のビーコンID、利用者が住んでいるフロア、エントランスフロア等である。記憶部24は、ビーコンIDの受信履歴を記憶する。
表示部25は、例えば液晶表示装置、有機EL(エレクトロルミネッセンス)表示装置、電子インク表示装置等である。表示部25には、アプリケーションの画像情報等を表示する。
操作部26は、例えば表示部25上に設けられているタッチパネルセンサーである。なお、操作部26は、キーボードであってもよく、音声取得部と音声認識部であってもよい。操作部26は、利用者が操作した操作結果を検出し、検出した検出結果を制御部23に出力する。
次に、受付装置3について説明する。
受付装置3は、操作部31、表示部32、ビーコン送信部33、及び制御部34を備える。
受付装置3は、操作部31、表示部32、ビーコン送信部33、及び制御部34を備える。
受付装置3は、例えばマンション等のエントランス(入り口)フロアの昇降機5の付近、各フロアの昇降機5の付近にそれぞれ設置されている。受付装置3は、利用者が端末2を所持していない場合に、利用者による操作を受け付けて、昇降機5の呼び出しを行う。なお、利用者が端末2を所持していない場合、利用者は、昇降機5に乗車した後、昇降機5内の操作部を操作して行き先階を選択する。
操作部31は、例えば呼び出しボタンである。操作部31は、利用者の操作を検出して、検出した操作結果を制御部34に出力する。操作結果には、上の階に行くために呼び出したのかを示す情報、下の階に行くために呼び出したのかを示す情報が含まれる。なお、利用者は、端末2を所持していない場合等に、呼び出しボタンの操作を行う。
表示部32は、制御部34が出力した行き先フロアを表示する。
ビーコン送信部33は、制御部34の制御に応じて、所定時間毎にビーコン信号を送信する。
ビーコン送信部33は、制御部34の制御に応じて、所定時間毎にビーコン信号を送信する。
制御部34は、ビーコン送信部33を制御して、所定時間毎にビーコン信号を送信する。制御部34は、操作部31が操作結果を出力した場合、受け取った操作結果である呼び出し指示を制御装置4へ出力する。
次に、制御装置4について説明する。
制御装置4は、送信部41、受信部42、制御部43、及び記憶部44を備える。
制御装置4は、送信部41、受信部42、制御部43、及び記憶部44を備える。
制御装置4は、端末2が送信した送信情報を受信し、受信した送信情報に含まれる利用者情報が、記憶部44に登録されている利用者であるか否かを判別する。制御装置4は、登録されている利用者の場合、受信した送信情報に含まれる目的フロア情報を抽出し、抽出した目的フロア情報を送信部41へ出力する。制御装置4は、登録されている利用者の場合、受信した送信情報に含まれる呼出フロア情報を抽出し、抽出した呼出フロア情報に基づいて呼び出しのあったフロアへ昇降機5を移動させるように制御する。
制御装置4は、利用者が受付装置3の操作部31を操作した場合、受信部42が出力した呼び出し指示を送信部41へ出力する。
制御装置4は、利用者が受付装置3の操作部31を操作した場合、受信部42が出力した呼び出し指示を送信部41へ出力する。
送信部41は、制御部43が出力した目的フロア情報を昇降機5へ送信する。
受信部42は、端末2が送信した送信情報を、ネットワーク6を介して受信し、受信した送信情報を制御部43に出力する。受信部42は、受付装置3が出力した目的フロア情報を受信し、受信した目的フロア情報を制御部43に出力する。受信部42は、利用者が受付装置3の操作部31を操作した場合、受付装置3が出力した呼び出し指示を受け取り、受け取った呼び出し指示を制御部43に出力する。
制御部43は、受信部42が出力した送信情報から利用者情報と呼出フロア情報と目的フロア情報を抽出する。制御部43は、抽出した利用者情報が、記憶部44に登録されているか否かを判別する。制御部43は、抽出した利用者情報が、記憶部44に登録されている場合、抽出した目的フロア情報を送信部41に出力する。制御部43は、抽出した利用者情報が、記憶部44に登録されている場合、抽出した呼出フロア情報に基づいて呼び出しのあったフロアへ昇降機5を移動させるように制御する。なお、制御部43は、利用者が端末2を所持していない場合、すなわち受信部42が出力した呼び出し指示を受け取った場合、受け取った呼び出し指示に従って、呼び出しのあったフロアへ昇降機5を移動させるように制御する。
記憶部44は、利用者情報を記憶する。利用者情報は、例えば、利用者を識別するための識別子(ID)や利用者の名前等である。記憶部44は、制御装置4の制御に必要なプログラムを記憶する。
次に、昇降機5について説明する。
昇降機5は、通信部51、表示部52、制御部53、及び操作部54を備える。
昇降機5は、通信部51、表示部52、制御部53、及び操作部54を備える。
昇降機5は、エレベーターであり、かごともいう。昇降機5は、エレベーターホール、及びフロア毎に設置されている。
通信部51は、制御装置4が出力した目的フロア情報を受け取り、受け取った目的フロア情報を制御部53に出力する。
表示部52は、制御部53が出力した行き先フロア情報に応じて行き先フロアを点灯する。なお、表示部52は、行き先フロアが複数の場合、対応する複数の行き先フロアを点灯する。
表示部52は、制御部53が出力した行き先フロア情報に応じて行き先フロアを点灯する。なお、表示部52は、行き先フロアが複数の場合、対応する複数の行き先フロアを点灯する。
制御部53は、通信部51が出力した目的フロア情報を受け取り、受け取った行き先フロア情報に応じて行き先フロアを表示部52に点灯させる。制御部53は、利用者が操作部54を操作した場合、操作部54出力する操作結果を受け取り、受け取った操作結果を、通信部51を介して制御装置4へ出力する。操作結果には、目的フロア情報が含まれている。
操作部54は、例えば0〜9の数字キーと、扉の開閉キー等を含む。操作部54は、利用者の操作を検出して、検出した操作結果を制御部53に出力する。なお、操作部54は、端末2を利用者が所持していない場合等に、利用者によって利用される。
ここで、昇降機制御システム1の処理の流れを説明する。
図2は、本実施形態の昇降機制御システム1の処理の流れ一例を示す図である。なお、図2において、端末2には、予めアプリケーションがインストールされている。また、利用者は、端末2を操作して、予め行き先フロアの住居フロアをアプリケーションに登録している。また、端末2のBLE通信がオン状態になっている。
図2は、本実施形態の昇降機制御システム1の処理の流れ一例を示す図である。なお、図2において、端末2には、予めアプリケーションがインストールされている。また、利用者は、端末2を操作して、予め行き先フロアの住居フロアをアプリケーションに登録している。また、端末2のBLE通信がオン状態になっている。
図2に示す例では、エントランスフロアの昇降機5の近くに受付装置3が設置されている。画像g1〜画像g3それぞれは、端末2の表示部25上に表示される画像のイメージである。
端末2を所持する利用者は、受付装置3に近づく。
受付装置3は、ビーコン信号を所定の時間間隔で送信している。
端末2を所持する利用者は、受付装置3に近づく。
受付装置3は、ビーコン信号を所定の時間間隔で送信している。
端末2は、ビーコン信号を受信可能な領域に達したとき、ビーコン信号を受信する。続けて、端末2は、受信したビーコン信号に応じて、画像g1と画像g2のようにアプリケーションを起動する。
続けて、アプリケーションは、今回受信したビーコンIDと、ビーコンIDの受信履歴とに基づいて、送信情報を送信すると判別した場合、呼出フロア情報と目的フロア情報を含む送信情報を、ネットワーク6(図1)を介して制御装置4へ送信する。
制御装置4は、受信した送信情報に含まれる呼出フロア情報と目的フロア情報を抽出し、抽出した呼出フロア情報に基づいて呼出フロアへ昇降機5を移動させる。また、制御装置4は、抽出した目的フロア情報に基づいて行き先フロア情報を昇降機5へ出力する。
昇降機5は、利用者が乗った後、制御装置4から受信した行き先フロアを点灯させ、エントランスフロアから行き先フロアへ移動する。
続けて、アプリケーションは、今回受信したビーコンIDと、ビーコンIDの受信履歴とに基づいて、送信情報を送信すると判別した場合、呼出フロア情報と目的フロア情報を含む送信情報を、ネットワーク6(図1)を介して制御装置4へ送信する。
制御装置4は、受信した送信情報に含まれる呼出フロア情報と目的フロア情報を抽出し、抽出した呼出フロア情報に基づいて呼出フロアへ昇降機5を移動させる。また、制御装置4は、抽出した目的フロア情報に基づいて行き先フロア情報を昇降機5へ出力する。
昇降機5は、利用者が乗った後、制御装置4から受信した行き先フロアを点灯させ、エントランスフロアから行き先フロアへ移動する。
このように、利用者は、昇降機5の近くにある受付装置3を操作することなく、昇降機5を呼び出すことができる。さらに、利用者は、昇降機5に乗った後も昇降機5内の操作部54を操作することなく行き先フロアを設定することができる。これにより、利用者は、ハンズフリーで昇降機5を利用することができる。
次に、エントランスフロアと居住フロアそれぞれにおける受付装置3からのビーコン信号の受信について、図3と図4を用いて説明する。
図3は、エントランスフロアから居住フロアに移動する場合のビーコン信号の受信例を示す図である。
端末2は、エントランスフロアの昇降機5の近くにある受付装置3に近づいたとき1回目のビーコン信号を受信する。端末2は、ビーコン信号の受信に応じて、目的フロア情報を含む送信情報を送信する。利用者は、昇降機5に乗り、居住フロアで降車する。そして、端末2は、降りた居住フロアの昇降機5の近くにある受付装置3に近づいたとき2回目のビーコン信号を受信する。端末2が2回目のビーコン信号を受信したときに送信情報を送信してしまうと、昇降機5の呼び出しが行われてしまう。このため、本実施形態では、アプリケーションが、ビーコンIDの受信履歴に基づいて、送信情報を送信するか否かを判別するようにした。このビーコンIDの受信履歴は、利用者の行動パターンと関連している。
図3は、エントランスフロアから居住フロアに移動する場合のビーコン信号の受信例を示す図である。
端末2は、エントランスフロアの昇降機5の近くにある受付装置3に近づいたとき1回目のビーコン信号を受信する。端末2は、ビーコン信号の受信に応じて、目的フロア情報を含む送信情報を送信する。利用者は、昇降機5に乗り、居住フロアで降車する。そして、端末2は、降りた居住フロアの昇降機5の近くにある受付装置3に近づいたとき2回目のビーコン信号を受信する。端末2が2回目のビーコン信号を受信したときに送信情報を送信してしまうと、昇降機5の呼び出しが行われてしまう。このため、本実施形態では、アプリケーションが、ビーコンIDの受信履歴に基づいて、送信情報を送信するか否かを判別するようにした。このビーコンIDの受信履歴は、利用者の行動パターンと関連している。
図4は、利用者の行動パターンとビーコンの受信パターンの例を示す図である。なお、図4に示す例では、1階がエントランスフロア、5階が居住フロアの例である。なお、図4に示した行動パターンは一例であり、行動パターンはこれに限られない。
行動パターンNo1は、1階の受付装置3を初回に通過する場合であり、利用者が1階から5階に帰宅するとき、乗車時の1階でビーコン信号を受信する場合である。この行動パターンは、1階から5階へ向かうパターンである。このため、端末2は、1階から5階へ移動する送信情報を送信する。
行動パターンNo2は、5階の受付装置3を初回に通過する場合であり、利用者が1階から5階に帰宅するとき、降車時の5階でビーコン信号を再受信する場合である。この行動パターンは、1階から5階へ向かった後に5階でビーコン信号を再受信したパターンである。このため、端末2は、送信情報を送信しない。
行動パターンNo3は、5階の受付装置3を2回目以降の通過する場合であり、利用者が5階から1階に移動するとき、乗車時の5階でビーコン信号を受信する場合である。この行動パターンは、5階から1階へ向かうパターンである。このため、端末2は、5階から1階へ移動する送信情報を送信する。
行動パターンNo4は、1階の受付装置3を2回目以降の通過する場合であり、利用者が5階から1階に移動するとき、降車時の1階でビーコン信号を再受信する場合である。この行動パターンは、5階から1階へ向かった後に1階でビーコン信号を再受信したパターンである。このため、端末2は、送信情報を送信しない。
行動パターンNo5は、1階の受付装置3を2回目以降の通過する場合であり、利用者が1階から5階に帰宅するとき、乗車時の1階でビーコン信号を受信する場合である。この行動パターンは、1階から5階へ向かうパターンである。このため、端末2は、1階から5階へ移動する送信情報を送信する。
行動パターンNo6は、5階の受付装置3を2回目以降通過する場合であり、利用者が1階から5階に帰宅するとき、降車時の5階でビーコン信号を再受信する場合である。この行動パターンは、1階から5階へ向かった後に5階でビーコン信号を再受信したパターンである。このため、端末2は、送信情報を送信しない。
行動パターンNo7は、行動パターンNo3の後に昇降機5に乗車せず、例えば一度自宅に戻った後に、再度、5階の受付装置3からビーコン信号を再受信する場合である。この行動パターンは、ビーコン信号を5階で一度受信後、再度5階で受信したパターンである。このため、端末2は、5階から1階へ移動する送信情報を再送信する。
行動パターンNo8は、行動パターンNo5の後に昇降機5に乗車せず、例えばエントランスで立ち話をした後に、再度、1階の受付装置3からビーコン信号を再受信する場合である。この行動パターンは、ビーコン信号を1階で一度受信後、再度1階で受信したパターンである。このため、端末2は、1階から5階へ移動する送信情報を再送信する。
行動パターンNo9は、行動パターンNo6の後に昇降機5に乗車して、間違って4階で降車し、4階の受付装置3を通過してビーコン信号を4階で受信する場合である。この行動パターンは、ビーコン信号を1階で受信後、行き先と異なる4階で受信したパターンである。このため、端末2は、送信情報を送信しない。
行動パターンNo10は、階段や昇降機5を手動で操作して、エントランスや居住フロア以外に移動し、ビーコン信号を移動先のフロアで受信する場合である。この場合は、端末2は、送信情報を送信しない。
図4に示した行動パターンの例は、送信情報を送信するか否かを、前回と今回、ビーコン信号を受信したフロアに基づいて判別できることを示している。端末2は、前回と今回の受信フロアが同じ場合(行動パターンNo3、No5、No7、No8)、送信情報を送信する。一方、端末2は、前回と今回の受信フロアが異なる場合(行動パターンNo2、No4、No6、No9、No10)、送信情報を送信しない。なお、No1のように、前回の受信履歴が無い場合も、端末2は、送信情報を送信する。
次に、受付装置3が送信するビーコン信号に含まれる情報の例を説明する。
図5は、本実施形態の受付装置3が送信するビーコン信号に含まれる情報の例を示す図である。
図5に示すように、ビーコン信号は、昇降機であることを示す情報と、階数を示す情報であるビーコンIDを含んでいる。なお、ビーコン信号は、他の情報を含んでいてもよい。
図5は、本実施形態の受付装置3が送信するビーコン信号に含まれる情報の例を示す図である。
図5に示すように、ビーコン信号は、昇降機であることを示す情報と、階数を示す情報であるビーコンIDを含んでいる。なお、ビーコン信号は、他の情報を含んでいてもよい。
次に、端末2が記憶するアプリケーションが記憶する情報の一例を説明する。
図6は、本実施形態の端末2が記憶するアプリケーションが記憶する情報の例を示す図である。
図6に示すように、アプリケーションには、予めフロア毎のビーコンIDが設定されている。また、アプリケーションには、予めエントランスがあるフロアが設定されている。また、居住フロアは、利用者がアプリケーションを起動し、端末2を操作して設定することで登録する。
図6は、本実施形態の端末2が記憶するアプリケーションが記憶する情報の例を示す図である。
図6に示すように、アプリケーションには、予めフロア毎のビーコンIDが設定されている。また、アプリケーションには、予めエントランスがあるフロアが設定されている。また、居住フロアは、利用者がアプリケーションを起動し、端末2を操作して設定することで登録する。
図6に示す例は、エントランスが1階であり、居住フロアが5階である例である。また、1階のビーコンIDがBID1であり、2階のビーコンIDがBID2であり、3階のビーコンIDがBID3であり、4階のビーコンIDがBID4であり、5階のビーコンIDがBID5である。
ここで、ビーコンIDのBID1は、1階の受付装置3が送信するビーコン信号に含まれるビーコンIDである。以下同様に、ビーコンIDのBIDN(Nは2〜5の整数)は、N階の受付装置3が送信するビーコン信号に含まれるビーコンIDである。
ここで、ビーコンIDのBID1は、1階の受付装置3が送信するビーコン信号に含まれるビーコンIDである。以下同様に、ビーコンIDのBIDN(Nは2〜5の整数)は、N階の受付装置3が送信するビーコン信号に含まれるビーコンIDである。
なお、図6に示した情報は、利用者が端末2を操作してアプリケーションをダウンロードする際またはアプリケーションの初期設定のときに、アプリケーションに登録するようにしてもよい。例えば、端末2は、アプリケーションをダウンロードするとき、利用者の操作に応じて昇降機制御システム1がサービスを提供するサイトへアクセスする。利用者は、利用者情報として、利用者名、住んでいるマンション名、住んでいるフロア等を登録する。アプリケーション提供サイトは、図6に示した情報を登録したアプリケーションを端末2へ提供するようにしてもよい。または、端末2は、ダウンロードされたアプリケーションが最初に起動されたとき、利用者情報を登録する画面を表示させ、利用者情報を登録する。続けて、端末2のアプリケーションは、昇降機制御システム1がサービスを提供するサーバーに接続して、アプリケーションに図6に示した情報を登録するようにしてもよい。
なお、図6に示した情報は一例であり、これに限られない。エントランスフロアは1階に限らず、マンション等の構造に応じて地下1階等であってもよく2階等であってもよい。
次に、昇降機制御システム1の処理手順の例を説明する。
図7は、本実施形態の昇降機制御システム1の処理例を示すフローチャートの図である。
図7は、本実施形態の昇降機制御システム1の処理例を示すフローチャートの図である。
(ステップS1)受付装置3の制御部34は、ビーコン送信部33を制御して、所定時間毎にビーコン信号を送信する。
(ステップS2)端末2の制御部23は、受付装置3が送信したビーコン信号を受信する。続けて、制御部23は、受信したビーコン信号に含まれている昇降機であることを示す情報に対応付けられているアプリケーションを起動する。
(ステップS3)アプリケーションは、制御部23の制御に応じて、受信したビーコン信号からビーコンIDを抽出する。続けて、アプリケーションは、抽出したビーコンIDを受信した時系列に従って登録する。すなわち、アプリケーションは、受信したビーコンIDの受信履歴を記憶する。続けて、アプリケーションは、登録されている前回受信したビーコンIDと、抽出した今回受信したビーコンIDと、が同じであるか否かを判別する。アプリケーションは、前回受信したビーコンIDと今回受信したビーコンIDとが同じであると判別した場合(ステップS3;YES)、ステップS5の処理に進める。アプリケーションは、前回受信したビーコンIDと今回受信したビーコンIDとが異なると判別した場合(ステップS3;NO)、ステップS4の処理に進める。
(ステップS4)アプリケーションは、送信情報を制御装置4へ送信しない。処理後、アプリケーションは、アプリケーションを終了して、ステップS1に処理を戻す。
(ステップS5)アプリケーションは、ビーコンIDが、エントランスのビーコンIDであるか、または居住フロアのビーコンIDであるか否かを、記憶部24を参照して判別する。アプリケーションは、ビーコンIDが、エントランスのビーコンIDであるか、または居住フロアのビーコンIDであると判別した場合(ステップS5;YES)、ステップS7の処理に進める。アプリケーションは、ビーコンIDが、エントランスのビーコンIDであるか、または居住フロアのビーコンIDではないと判別した場合(ステップS5;NO)、ステップS6の処理に進める。
(ステップS6)アプリケーションは、送信情報を制御装置4へ送信しない。処理後、アプリケーションは、アプリケーションを終了して、ステップS1に処理を戻す。
(ステップS7)アプリケーションは、ビーコンIDが居住フロアのビーコンIDであるか否かを、記憶部24を参照して判別する。アプリケーションは、ビーコンIDが居住フロアのビーコンIDではない、すなわちエントランスのビーコンIDであると判別した場合(ステップS7;NO)、ステップS8の処理に進める。アプリケーションは、ビーコンIDが居住フロアのビーコンIDであると判別した場合(ステップS7;YES)、ステップS9の処理に進める。
(ステップS8)アプリケーションは、ビーコンIDに対応するフロアを呼び出しフロアとし、居住フロアを目的フロア情報とした送信情報を制御装置4へ送信する。
(ステップS9)アプリケーションは、ビーコンIDに対応するフロアを呼び出しフロアとし、エントランスフロアを目的フロア情報とした送信情報を制御装置4へ送信する。
(ステップS9)アプリケーションは、ビーコンIDに対応するフロアを呼び出しフロアとし、エントランスフロアを目的フロア情報とした送信情報を制御装置4へ送信する。
(ステップS10)制御装置4の制御部43は、端末2が送信した送信情報を受信し、受信した送信情報から呼出フロア情報と目的フロア情報を抽出する。続けて、制御部43は、受信部42が出力した送信情報から利用者情報と呼出フロア情報と目的フロア情報を抽出する。続けて、制御部43は、抽出した利用者情報が、記憶部44に登録されているか否かを判別する。利用者情報が、記憶部44に登録されていると判別した場合、制御部43は、目的フロア情報に基づいて行き先フロア情報を昇降機5へ送信する。続けて、制御部43は、呼出フロア情報に基づいて、呼び出しのあったフロアへ昇降機5を移動させるように制御する。続けて、昇降機5の制御部53は、制御装置4から受信した行き先フロア情報を、表示部52に表示させる。なお、制御部43は、利用者情報が、記憶部44に登録されているか否かの判別を行わないようにしてもよい。
以上のように、本実施形態では、利用者が所持する端末2は、フロア毎に設置されている受付装置3から送信されたビーコン信号を受信したとき、ビーコン信号に含まれる昇降機であることを示す情報に対応付けられたアプリケーションを起動するようにした。そして、上述したステップS3〜ステップS7の処理によって、本実施形態では、前回ビーコン信号を受信したフロアと今回のビーコン信号を受信したフロアの組み合わせにより、利用者が昇降機5に乗るか、昇降機5から降りたかの行動パターンを識別するようにした。そして、本実施形態では、アプリケーションが、前回受信したビーコンIDと今回受信したビーコンIDとが一致するときに、利用者情報と呼出フロア情報と目的フロア情報を含む送信情報を、制御装置4へ送信するようにした。これにより、本実施形態によれば、ハンズフリーで操作することができる昇降機制御システム1を実現することができる。さらに、本実施形態によれば、利用者が降車時に再び受付装置3の前を通過したとき、端末2が送信情報を制御装置4へ送信することを防ぐことができる。
ここで、仮に昇降機の近くに近距離無線通信可能なタグ等を設けた場合、利用者は、このタグの前で近距離通信可能なスマートフォン等を取り出して、タグに翳すか接触させる必要があるため、ハンズフリーの操作を実現できない。一方、本実施形態によれば、端末2を所持する利用者が受付装置3からのビーコン信号を受信可能な範囲に近づいたとき、ビーコン信号の受信に応じてアプリケーションが起動させ、アプリケーションによって送信情報が制御装置4へ送信される。このように、本実施形態によれば、利用者は、端末2を取り出して操作せずに、ハンズフリーで、昇降機5の呼び出しや、目的フロアの設定を行うことができる。
なお、上述した例では、端末2が受付装置3から受信したビーコン信号の受信履歴に基づいて送信情報を送信するか否かの判別を行う例を説明したが、これに限られない。このようなビーコン信号の受信履歴を制御装置4で記憶し、このような判別を、制御装置4が行うようにしてもよい。
図8は、本実施形態の昇降機制御システム1の他の処理例を示すフローチャートの図である。なお、制御装置4の記憶部44は、利用者毎に、利用者の居住フロア、エントランスフロア、前回受信したビーコンIDを対応付けて記憶する。
図8は、本実施形態の昇降機制御システム1の他の処理例を示すフローチャートの図である。なお、制御装置4の記憶部44は、利用者毎に、利用者の居住フロア、エントランスフロア、前回受信したビーコンIDを対応付けて記憶する。
(ステップS1〜ステップS2)ステップS1〜ステップS2の処理は、図7と同様である。
(ステップS21)アプリケーションは、端末2の制御部23の制御に応じて、受付装置3から受信した送信情報に含まれるビーコンIDを抽出する。続けて、アプリケーションは、抽出したビーコンIDと利用者情報を含む送信情報を制御装置4へ送信する。
(ステップS22)制御装置4の制御部43は、受信した送信情報に含まれる利用者情報にビーコンIDを対応付けて時系列に従って記憶部44に登録する。すなわち、制御部43は、受信したビーコンIDの受信履歴を記憶部44に記憶させる。続けて、制御部43は、登録されている前回受信したビーコンIDと、抽出した今回受信したビーコンIDと、が同じであるか否かを判別する。制御部43は、前回受信したビーコンIDと今回受信したビーコンIDとが同じであると判別した場合(ステップS22;YES)、ステップS23の処理に進める。制御部43は、前回受信したビーコンIDと今回受信したビーコンIDとが異なると判別した場合(ステップS22;NO)、処理を終了する。なお、制御部43は、端末2に、エラーを示す情報を送信するようにしてもよい。
(ステップS23)制御装置4の制御部43は、ビーコンIDが、エントランスのビーコンIDであるか、または居住フロアのビーコンIDであるか否かを、記憶部44を参照して判別する。制御部43は、ビーコンIDが、エントランスのビーコンIDであるか、または居住フロアのビーコンIDであると判別した場合(ステップS23;YES)、ステップS24の処理に進める。制御部43は、ビーコンIDが、エントランスのビーコンIDであるか、または居住フロアのビーコンIDではないと判別した場合(ステップS24;NO)、処理を終了する。なお、制御部43は、端末2に、エラーを示す情報を送信するようにしてもよい。
(ステップS24)制御装置4の制御部43は、ビーコンIDが居住フロアのビーコンIDであるか否かを、記憶部44を参照して判別する。制御部43は、ビーコンIDが居住フロアのビーコンIDではない、すなわちエントランスのビーコンIDであると判別した場合(ステップS24;NO)、ステップS25の処理に進める。制御部43は、ビーコンIDが居住フロアのビーコンIDであると判別した場合(ステップS24;YES)、ステップS26の処理に進める。
(ステップS25)制御装置4の制御部43は、ビーコンIDに対応するフロアを呼び出しフロアとし、エントランスフロアを行き先フロアとする送信情報を昇降機5へ送信する。
(ステップS26)制御装置4の制御部43は、ビーコンIDに対応するフロアを呼び出しフロアとし、居住フロアを目的フロア情報として行き先フロアとする送信情報を昇降機5へ送信する。
(ステップS26)制御装置4の制御部43は、ビーコンIDに対応するフロアを呼び出しフロアとし、居住フロアを目的フロア情報として行き先フロアとする送信情報を昇降機5へ送信する。
図8に示した例では、端末2は、受付装置3からビーコン信号を受信したときにアプリケーションを起動し、受信したビーコン信号に含まれるビーコンIDを含む送信情報を制御装置4へ送信する。そして、制御装置4の制御部43は、端末2から受信したビーコンIDの履歴から利用者の行動パターンを解析して(ステップS22〜ステップS26)、昇降機5への行き先フロアを送信するようにした。これにより、本実施形態によれば、図7と同様に、ハンズフリーの昇降機制御システム1を実現することができる。また、本実施形態によれば、図7と同様に、利用者が降車時に再び受付装置3の前を通過したとき、端末2が送信情報を制御装置4へ送信することを防ぐことができる。
次に、本実施形態の変形例を説明する。
変形例は、ハンズフリーの昇降機制御システムを、目の不自由な人にも提供することができる昇降機制御システムである。
変形例は、ハンズフリーの昇降機制御システムを、目の不自由な人にも提供することができる昇降機制御システムである。
図9は、本実施形態の変形例の昇降機制御システム1Aの構成の例を示す図である。なお、昇降機制御システム1と同様の機能を有する装置、機能部には同じ符号を用いて、説明を省略する。
図9に示すように、昇降機制御システム1Aは、端末2A、受付装置3、制御装置4、及び昇降機5Aを備える。昇降機制御システム1との差異は、端末2Aと昇降機5Aである。
図9に示すように、昇降機制御システム1Aは、端末2A、受付装置3、制御装置4、及び昇降機5Aを備える。昇降機制御システム1との差異は、端末2Aと昇降機5Aである。
端末2Aは、受信部21、送受信部22、制御部23A、記憶部24、表示部25、操作部26、及び音声出力部27を備える。
端末2Aは、例えばスマートフォン、タブレット端末、スマートウォッチ等の携帯端末である。端末2Aは、端末2の処理に加えて、アプリケーションにハンディキャップ登録されている場合に、音声案内を行うように制御する。
制御部23Aは、制御部23の処理に加えて、アプリケーションにハンディキャップ登録されている場合に、音声案内を行うように制御する。アプリケーションは、制御部23Aの制御に応じて、音声出力部27に音声案内の音声信号を出力する。なお、音声信号は、例えばアプリケーションに予め登録されている。音声信号は、例えば「エレベーターの前に着きました。」、「エレベーターを呼び出しました。」、「行き先階は、1階です。」、「行き先階は、5階です。」等である。
音声出力部27は、例えばスピーカーである。音声出力部27は、制御部23Aが出力した音声信号を出力する。
次に、昇降機5Aについて説明する。
昇降機5Aは、通信部51、表示部52、制御部53A、操作部54、及び音声出力部55を備える。
昇降機5Aは、通信部51、表示部52、制御部53A、操作部54、及び音声出力部55を備える。
制御部53Aは、制御部53の処理に加えて、制御装置4から利用者がハンディキャップ搭乗者であることを示すハンディキャップ情報を受信したとき、受信したハンディキャップ情報に応じて、ハンディキャップ操作モードになるように制御する。なお、ハンディキャップ動作制御モードとは、例えば、「ドアが閉まります」、「5階に到着しました」等の音声案内を昇降機5内で提供する動作モードである。制御部53Aは、ハンディキャップ動作制御モードのとき、音声信号を音声出力部55に出力する。
なお、制御部53Aは、音声認識を行う機能部を備えていてもよく、音声認識を用いた指示の入力受け付けを行うようにしてもよい。なお、昇降機5Aは、非常時に呼び出しに用いられるマイクロホン(非図示)も備えている。
なお、制御部53Aは、音声認識を行う機能部を備えていてもよく、音声認識を用いた指示の入力受け付けを行うようにしてもよい。なお、昇降機5Aは、非常時に呼び出しに用いられるマイクロホン(非図示)も備えている。
音声出力部55は、例えばスピーカーである。音声出力部55は、制御部53Aが出力した音声信号を出力する。
ここで、ハンディキャップ登録について説明する。
利用者情報の登録時等に、利用者は、端末2Aを操作して、ハンディキャップ登録を行う。なお、本実施形態におけるハンディキャップとは、目が不自由な状態であり、例えば、近眼、老眼等も含む。
利用者情報の登録時等に、利用者は、端末2Aを操作して、ハンディキャップ登録を行う。なお、本実施形態におけるハンディキャップとは、目が不自由な状態であり、例えば、近眼、老眼等も含む。
次に、昇降機制御システム1Aの処理手順の例を説明する。
図10は、本実施形態の変形例の昇降機制御システム1Aの処理例を示すフローチャートの図である。
図10は、本実施形態の変形例の昇降機制御システム1Aの処理例を示すフローチャートの図である。
(ステップS101)受付装置3の制御部34は、ステップS1(図7)と同様に、所定時間毎にビーコン信号を送信する。
(ステップS102)端末2Aの制御部23Aは、ステップS2(図7)と同様に、受信したビーコン信号に含まれている昇降機であることを示す情報に対応つられているアプリケーションを起動する。
(ステップS103)アプリケーションは、制御部23Aの制御に応じて、ハンディキャップ登録されているか否かを判別する。アプリケーションは、ハンディキャップ登録されていると判別した場合(ステップS103;YES)、ステップS104の処理に進める。アプリケーションは、ハンディキャップ登録されていないと判別した場合(ステップS103;NO)、図7のステップS3の処理に進める。
(ステップS104)アプリケーションは、音声案内を開始する。
(ステップS105〜ステップS109)アプリケーションは、ステップS105〜ステップS111の処理を、図7のステップS3〜ステップS7と同様に行う。
(ステップS105〜ステップS109)アプリケーションは、ステップS105〜ステップS111の処理を、図7のステップS3〜ステップS7と同様に行う。
(ステップS110)アプリケーションは、居住フロアを目的フロア情報とし、目的フロア情報、さらにハンディキャップ情報を含む送信情報を制御装置4へ送信する。
(ステップS111)アプリケーションは、居住フロアを目的フロア情報とし、目的フロア情報、さらにハンディキャップ情報を含む送信情報を制御装置4へ送信する。
(ステップS111)アプリケーションは、居住フロアを目的フロア情報とし、目的フロア情報、さらにハンディキャップ情報を含む送信情報を制御装置4へ送信する。
(ステップS112)制御装置4の制御部43は、端末2Aが送信した送信情報を受信し、受信した送信情報から呼出フロア情報と目的フロア情報とハンディキャップ情報を抽出する。続けて、制御部43は、目的フロア情報に基づいて行き先フロア情報とハンディキャップ情報を昇降機5へ送信する。続けて、制御部43は、呼出フロア情報に基づいて、呼び出しのあったフロアへ昇降機5を移動させるように制御する。続けて、昇降機5の制御部53は、制御装置4から受信した行き先フロア情報を、表示部52に表示させる。続けて、昇降機5の制御部53は、受信したハンディキャップ情報に応じて、ハンディキャップ操作モードになるように制御する。すなわち、制御装置4の制御部43は、通常動作モードからハンディキャップ動作モードに動作モードを切り替えるように昇降機5へ指示する。
近年、昇降機5内の操作部54にタッチパネルが用いられ始めている。タッチパネルの場合、タッチ感がないため、目の不自由な人には対応できないという課題があった。
これに対して、実施形態の変形例では、ハンディキャップ登録を行い、ビーコン信号を受信したとき、音声案内を行うようにした。そして、実施形態の変形例では、ハンディキャップ搭乗者である情報を送信情報に含めて昇降機5に送信するようにした。これにより、実施形態の変形例によれば、目の不自由な利用者等であってもタッチパネル等を操作すること無く、ハンズフリーで操作することができる昇降機制御システム1Aを実現することができる。さらに、本実施形態によれば、端末2Aのアプリケーションが、利用者の目が不自由であること等を示すハンディキャップ情報を、制御装置4を介して昇降機5へ送信するようにした。そして、本実施形態によれば、昇降機5は受信したハンディキャップ情報に応じてハンディキャップ操作モードに制御する。これにより、本実施形態では、目の不自由な利用者であっても昇降機5の外にある受付装置3や昇降機5の内部のタッチパネル等を操作することなく、ハンズフリーで操作することができる昇降機制御システム1Aを実現することができる。
これに対して、実施形態の変形例では、ハンディキャップ登録を行い、ビーコン信号を受信したとき、音声案内を行うようにした。そして、実施形態の変形例では、ハンディキャップ搭乗者である情報を送信情報に含めて昇降機5に送信するようにした。これにより、実施形態の変形例によれば、目の不自由な利用者等であってもタッチパネル等を操作すること無く、ハンズフリーで操作することができる昇降機制御システム1Aを実現することができる。さらに、本実施形態によれば、端末2Aのアプリケーションが、利用者の目が不自由であること等を示すハンディキャップ情報を、制御装置4を介して昇降機5へ送信するようにした。そして、本実施形態によれば、昇降機5は受信したハンディキャップ情報に応じてハンディキャップ操作モードに制御する。これにより、本実施形態では、目の不自由な利用者であっても昇降機5の外にある受付装置3や昇降機5の内部のタッチパネル等を操作することなく、ハンズフリーで操作することができる昇降機制御システム1Aを実現することができる。
なお、実施形態の変形例においても、端末2Aの制御部23Aが行う処理の一部を、制御装置4の制御部43が行うようにしてもよい。具体的には、端末2Aの制御部23Aは、ステップS104の処理後、図8のステップS22〜ステップS26の処理に相当する処理を行うようにしてもよい。この場合も、本実施形態では、目の不自由な利用者であっても昇降機5の外にある受付装置3や昇降機5の内部のタッチパネル等を操作することなく、ハンズフリーで操作することができる昇降機制御システム1Aを実現することができる。
なお、上記各実施形態では、ステップS4(図4)、ステップS6(図4)、ステップS106(図10)、ステップS108(図10)で送信情報を送信しない例を説明したが、これに限られない。アプリケーションは、例えば呼出フロア情報や目的フロア情報を含まない送信情報を、制御装置4へ送信するようにしてもよい。この場合、制御装置4の制御部43は、昇降機5または昇降機5Aの呼び出し制御等を行わない。
上記各実施形態では、端末2または端末2Aのアプリケーションがソフトウェア機能部であるものとしたが、LSI等のハードウェア機能部であってもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、受付装置3がビーコン信号を送信したことに応じて送信情報の送信可否や送信情報を決定する制御部23(または23A)を持つことにより、降車時に受付装置3からビーコン信号を再受信した場合であってもハンズフリーの昇降機制御システム1(または1A)を提供することができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、受付装置3がビーコン信号を送信したことに応じて送信情報の送信可否や送信情報を決定する制御部43を持つことにより、降車時に受付装置3からビーコン信号を再受信した場合であってもハンズフリーの昇降機制御システム1(または1A)を提供することができる。
また、以上説明した実施形態の変形例では、ハンディキャップ登録を行い、ビーコン信号を受信したとき、音声案内を行うようにした。そして、上記した実施形態の変形例では、ハンディキャップ搭乗者である情報を送信情報に含めて昇降機5に送信するようにした。これにより、上記した実施形態の変形例によれば、昇降機5はハンディキャップ操作モードに制御することにより、ハンディキャップの利用者にもタッチパネル等の操作なしでエレベーターを利用できるようになる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1,1A…昇降機制御システム、2,2A…端末、3…受付装置(ビーコン信号送信装置)、4…制御装置、5,5A…昇降機、6…ネットワーク、21…受信部、22…送受信部、23,23A…制御部、24…記憶部、25…表示部、26…操作部、27…音声出力部、31…操作部、32…表示部、33…ビーコン送信部、34…制御部、41…送信部、42…受信部、43…制御部、44…記憶部、51…通信部、52…表示部、53,53A…制御部、54…操作部、55…音声出力部
Claims (17)
- フロア毎に設置され、設置されているフロアを示すフロア情報を含むビーコン信号を送信するビーコン信号送信装置と、
前記ビーコン信号を受信し、受信した前記ビーコン信号から前記フロア情報を抽出し、抽出した前記フロア情報を記憶させ、記憶させた前記フロア情報と、前回前記ビーコン信号を受信したときに記憶させたフロア情報とを比較し、比較した結果に応じて、昇降機に対する要求である送信情報を生成し、生成した前記送信情報を、前記昇降機を制御する制御装置へ送信する端末と、
前記端末から受信した前記送信情報に応じて前記昇降機を制御する制御装置と、
を備える昇降機制御システム。 - 前記端末は、
記憶させた前記フロア情報と、前記ビーコン信号を前回受信したときに記憶させたフロア情報とを比較し、記憶させた前記フロア情報と、前記ビーコン信号を前回受信したときに記憶させたフロア情報とが同じ場合に前記送信情報を前記制御装置へ送信し、記憶させた前記フロア情報と、前記ビーコン信号を前回受信したときに記憶させたフロア情報とが異なる場合に前記送信情報を前記制御装置へ送信しない、請求項1に記載の昇降機制御システム。 - フロア毎に設置され、設置されているフロアを示すフロア情報を含むビーコン信号を送信するビーコン信号送信装置と、
前記ビーコン信号を受信し、受信した前記ビーコン信号に含まれる前記フロア情報を含む送信情報を送信する端末と、
前記端末から送信された前記フロア情報を記憶し、記憶させた前記フロア情報と、前記端末から前記送信情報を前回受信したときに記憶させたフロア情報とを比較し、比較した結果に応じて、昇降機に対する指示を生成し、生成した前記指示を、前記昇降機へ送信する制御装置と、
を備える昇降機制御システム。 - 前記制御装置は、
記憶させた前記フロア情報と、前記送信情報を前回受信したときに記憶させたフロア情報とを比較し、記憶させた前記フロア情報と、前記ビーコン信号を前回受信したときに記憶させたフロア情報とが同じ場合に前記送信情報を前記制御装置へ送信し、記憶させた前記フロア情報と、前記ビーコン信号を前回受信したときに記憶させたフロア情報とが異なる場合に前記送信情報を前記昇降機へ送信しない、請求項3に記載の昇降機制御システム。 - 前記端末は、
利用者の状態を記憶させ、前記送信情報を受信したとき、前記利用者の状態に応じて音声案内を開始し、前記利用者の状態を示す情報を前記制御装置へ送信し、
前記制御装置は、
前記端末から受信した前記利用者の状態を示す情報に応じて、動作モードを変更する指示を前記昇降機へ送信する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の昇降機制御システム。 - フロア毎に設置されているビーコン信号送信装置から、設置されているフロアを示すフロア情報を含むビーコン信号を受信する受信部と、
フロア毎にフロア情報を記憶し、利用者が居住する居住フロアと、エントランスがあるフロアを記憶する記憶部と、
受信した前記ビーコン信号から前記フロア情報を抽出し、抽出した前記フロア情報を記憶させ、記憶させた前記フロア情報と、前記ビーコン信号を前回受信したときに記憶させたフロア情報とを比較し、比較した結果に応じて、昇降機に対する要求である送信情報を生成し、生成した前記送信情報を、前記昇降機を制御する制御装置へ送信する制御部と、
を備える端末。 - 前記制御部は、
記憶させた前記フロア情報と、前記ビーコン信号を前回受信したときに記憶させたフロア情報とを比較し、記憶させた前記フロア情報と、前記ビーコン信号を前回受信したときに記憶させたフロア情報とが同じ場合に前記送信情報を前記制御装置へ送信し、記憶させた前記フロア情報と、前記ビーコン信号を前回受信したときに記憶させたフロア情報とが異なる場合に前記送信情報を前記制御装置へ送信しない、請求項6に記載の端末。 - 前記制御部は、
利用者の状態を記憶させ、前記ビーコン信号を受信したとき、前記利用者の状態に応じて音声案内を開始し、前記利用者の状態を示す情報を前記制御装置へ送信する、請求項7に記載の端末。 - フロア毎に設置されているビーコン信号送信装置から、設置されているフロアを示すフロア情報を含むビーコン信号を受信し、受信した前記ビーコン信号に含まれる前記フロア情報を含む送信情報を送信する端末であって、前記端末から前記送信情報を受信する受信部と、
フロア毎にフロア情報を記憶し、利用者が居住する居住フロアと、エントランスがあるフロアを記憶する記憶部と、
受信した前記送信情報に含まれる前記フロア情報を記憶させ、記憶させた前記フロア情報と、前記送信情報を前回受信したときに記憶させたフロア情報とを比較し、比較した結果に応じて、昇降機に対する指示を生成し、生成した前記指示を、前記昇降機へ送信する制御部と、
を備える制御装置。 - 前記制御部は、
記憶させた前記フロア情報と、前記送信情報を前回受信したときに記憶させたフロア情報とを比較し、記憶させた前記フロア情報と、前記ビーコン信号を前回受信したときに記憶させたフロア情報とが同じ場合に前記指示を前記昇降機へ送信し、記憶させた前記フロア情報と、前記ビーコン信号を前回受信したときに記憶させたフロア情報とが異なる場合に前記指示を前記昇降機へ送信しない、請求項9に記載の制御装置。 - 前記制御部は、
前記端末から受信した利用者の状態を示す情報に応じて、動作モードを変更する指示を前記昇降機へ送信する、請求項9または請求項10に記載の制御装置。 - フロア毎に設置されているビーコン信号送信装置が、設置されているフロアを示すフロア情報を含むビーコン信号を送信するステップと、
端末が、前記ビーコン信号を受信するステップと、
前記端末が、受信した前記ビーコン信号から前記フロア情報を抽出し、抽出した前記フロア情報を記憶させるステップと、
前記端末が、記憶させた前記フロア情報と、前回前記ビーコン信号を受信したときに記憶させたフロア情報とを比較するステップと、
前記端末が、比較した結果に応じて、昇降機に対する要求である送信情報を生成し、生成した前記送信情報を、前記昇降機を制御する制御装置へ送信するステップと、
制御装置が、前記端末から受信した前記送信情報に応じて前記昇降機を制御するステップと、
を含む昇降機制御システムの制御方法。 - フロア毎に設置されているビーコン信号送信装置が、設置されているフロアを示すフロア情報を含むビーコン信号を送信するステップと、
端末が、前記ビーコン信号を受信し、受信した前記ビーコン信号に含まれる前記フロア情報を含む送信情報を送信するステップと、
制御装置が、前記端末から送信された前記フロア情報を記憶するステップと、
前記制御装置が、記憶させた前記フロア情報と、前記端末から前記送信情報を前回受信したときに記憶させたフロア情報とを比較するステップと、
前記制御装置が、比較した結果に応じて、昇降機に対する指示を生成し、生成した前記指示を、前記昇降機へ送信するステップと、
を含む昇降機制御システムの制御方法。 - フロア毎にフロア情報を記憶し、利用者が居住する居住フロアと、エントランスがあるフロアを記憶する記憶部を有する端末の制御方法であって、
受信部が、フロア毎に設置されているビーコン信号送信装置から、設置されているフロアを示すフロア情報を含むビーコン信号を受信するステップと、
制御部が、受信した前記ビーコン信号から前記フロア情報を抽出するステップと、
前記制御部が、抽出した前記フロア情報を記憶させ、記憶させた前記フロア情報と、前記ビーコン信号を前回受信したときに記憶させたフロア情報とを比較するステップと、
前記制御部が、比較した結果に応じて、昇降機に対する要求である送信情報を生成し、生成した前記送信情報を、前記昇降機を制御する制御装置へ送信するステップと、
を含む端末の制御方法。 - フロア毎にフロア情報を記憶し、利用者が居住する居住フロアと、エントランスがあるフロアを記憶する記憶部を有する制御装置の制御方法であって、
フロア毎に設置されているビーコン信号送信装置から、設置されているフロアを示すフロア情報を含むビーコン信号を受信して、受信した前記ビーコン信号に含まれる前記フロア情報を含む送信情報を送信する端末であって、受信部が、前記端末から前記送信情報を受信するステップと、
制御部が、受信した前記送信情報に含まれる前記フロア情報を記憶させるステップと、
前記制御部が、記憶させた前記フロア情報と、前記送信情報を前回受信したときに記憶させたフロア情報とを比較するステップと、
前記制御部が、比較した結果に応じて、昇降機に対する指示を生成し、生成した前記指示を、前記昇降機へ送信するステップと、
を含む制御装置の制御方法。 - フロア毎にフロア情報を記憶し、利用者が居住する居住フロアと、エントランスがあるフロアを記憶する記憶部を有する端末のプログラムであって、前記端末のコンピュータに、
フロア毎に設置されているビーコン信号送信装置から、設置されているフロアを示すフロア情報を含むビーコン信号を受信するステップと、
受信した前記ビーコン信号から前記フロア情報を抽出するステップと、
抽出した前記フロア情報を記憶させ、記憶させた前記フロア情報と、前記ビーコン信号を前回受信したときに記憶させたフロア情報とを比較するステップと、
比較した結果に応じて、昇降機に対する要求である送信情報を生成し、生成した送信情報を、前記昇降機を制御する制御装置へ送信するステップと、
を実行させる端末のプログラム。 - フロア毎にフロア情報を記憶し、利用者が居住する居住フロアと、エントランスがあるフロアを記憶する記憶部を有する制御装置のプログラムであって、前記制御装置のコンピュータに、
フロア毎に設置されているビーコン信号送信装置から、設置されているフロアを示すフロア情報を含むビーコン信号を受信して、受信した前記ビーコン信号に含まれる前記フロア情報を含む送信情報を送信する端末であって、前記端末から前記送信情報を受信するステップと、
受信した前記送信情報に含まれる前記フロア情報を記憶させるステップと、
記憶させた前記フロア情報と、前記送信情報を前回受信したときに記憶させたフロア情報とを比較するステップと、
比較した結果に応じて、昇降機に対する指示を生成し、生成した前記指示を、前記昇降機へ送信するステップと、
を実行させる制御装置のプログラム。
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