JP6211217B1 - ビル用ビーコンシステム - Google Patents

ビル用ビーコンシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6211217B1
JP6211217B1 JP2016575242A JP2016575242A JP6211217B1 JP 6211217 B1 JP6211217 B1 JP 6211217B1 JP 2016575242 A JP2016575242 A JP 2016575242A JP 2016575242 A JP2016575242 A JP 2016575242A JP 6211217 B1 JP6211217 B1 JP 6211217B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building
information
beacon
server
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016575242A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2018029831A1 (ja
Inventor
渡邊 明彦
明彦 渡邊
健太郎 松田
健太郎 松田
良勝 小野
良勝 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IT NET, INC.
ITC JAPAN INC.
Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Original Assignee
IT NET, INC.
ITC JAPAN INC.
Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IT NET, INC., ITC JAPAN INC., Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd filed Critical IT NET, INC.
Application granted granted Critical
Publication of JP6211217B1 publication Critical patent/JP6211217B1/ja
Publication of JPWO2018029831A1 publication Critical patent/JPWO2018029831A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/10Services

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Economics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

ビル用ビーコンシステム10は、複数のビルに設置され、固有のビーコンIDを含むビーコン信号を発信する複数のビーコン発信機12、ビルの利用者が携帯する携帯端末14、及びサーバ16を含んで構成される。サーバ16の記憶部66内のビル情報DB70には、各ビーコン発信機12が発信するビーコンIDと、当該ビーコンIDを発信するビーコン発信機12が設置されたビルに関するビル情報とが関連付けられて記憶される。携帯端末14にインストールされたビーコンアプリケーション42は、ビーコン発信機12から受信したビーコンIDをサーバ16へ送信する。サーバ16は、ビル情報DB70を参照し、受信したビーコンIDに対応するビル情報を特定し、特定したビル情報を携帯端末14に送信する。

Description

本発明は、ビル用ビーコンシステムに関する。
従来、商業施設などに設置された、固有の識別情報を所定範囲(発信範囲)内に発信し続けるビーコン発信機、利用者が携帯し、ビーコン用アプリケーションがインストールされた携帯端末、及びサーバを含んで構成されるビーコンシステムが知られている(例えば特許文献1及び2)。
ビーコンシステムにおいては、利用者の携帯端末がビーコン発信機の発信範囲内に進入すると、当該ビーコン発信機からの識別信号を受信する。そして、携帯端末上で動作するビーコン用アプリケーションは、受信した識別信号をサーバへ送信する。サーバは、受信した識別信号に応じた情報を携帯端末に送信する。そして、ビーコン用アプリケーションは、サーバから送信された情報を表示する。
このようなビーコンシステムによれば、利用者は、携帯端末に対して各種情報がプッシュ送信(利用者の操作をトリガとせずに送信)されるビーコンサービスを受けることができる。例えばビーコン発信機が設置された店舗に携帯端末を携帯した利用者が近付いた場合、利用者としては特段の操作を必要とせず、当該店舗のクーポン券などを受信することができる。
また、特許文献3には、ビルの各階において、利用者が携帯する携帯端末を検出するためのノードを設置し、各ノードにおける携帯端末の検出結果に基づいて、ビル内における利用者の位置を把握し、利用者の位置に応じた情報を携帯端末に送信するシステムが開示されている。
特開2016−38763号公報 特開2015−84527号公報 特表2003−531792号公報
複数のビルに対してビーコンシステムを適用することによって、ビルの利用者にとっての利便性を向上させることができる。例えば、ビルに入場した携帯端末に対して当該ビルの情報(例えばビル内のテナント情報など)を送信することで、ビルの利用者は目的の階を容易に把握できるようになる。
一方、従来のビーコンシステムは、例えば企業毎にそれぞれ別個に構築されている。したがって、利用者は、各企業が提供する複数のビーコンサービスを受けるためには、企業毎にそれぞれ異なる複数のビーコン用アプリケーションを携帯端末にインストールする必要がある。
複数のビルに対してビーコンシステムを適用する場合においては、各ビルに応じた異なるビーコン用アプリケーションを携帯端末にインストールする必要なく、各ビルにおいてビーコンサービスを受けられるようにすることが望まれる。
本発明の目的は、利用者が複数のビーコン用アプリケーションを携帯端末にインストールする必要なく、複数のビルにおいてビーコンサービスを受けることができるようにすることにある。
本発明は、ビルの利用者が携帯する携帯端末と、複数のビルに設置され固有の識別情報を所定範囲内に発信する複数のビーコン発信機と、サーバと、を含むビル用ビーコンシステムであって、前記携帯端末は、前記ビーコン発信機からの前記識別情報を受信する端末側受信部と、前記利用者に関する利用者情報を記憶する端末側記憶部と、前記ビーコン発信機から前記識別情報を受信したときに、当該識別情報を前記サーバへ送信する端末側送信部であって、さらに、前記利用者情報を前記サーバへ送信する端末側送信部と、表示部と、を備え、前記複数のビーコン発信機の少なくとも一部は、各ビルにおいて、ビルに入った前記利用者が携帯する前記携帯端末が前記識別情報を受信可能となる位置である入場検出可能位置に設置され、前記サーバは、前記複数のビーコン発信機が発信する各識別情報と、前記各識別情報を発信する前記ビーコン発信機が設置されたビルに関する情報であるビル情報とを関連付けて記憶するサーバ側記憶部であって、前記入場検出可能位置に設置されたビーコン発信機が発信する識別情報と、前記ビル情報としての当該ビルに入居している複数の入居者に関する入居者情報とを関連付けて記憶するサーバ側記憶部と、前記携帯端末から前記識別情報を受信した場合に、受信した前記識別情報に対応する前記ビル情報を前記携帯端末に送信するサーバ側送信部であって、前記入場検出可能位置に設置されたビーコン発信機が発信する識別情報を前記携帯端末から受信した場合に、前記ビル情報としての前記入居者情報、及び、前記複数の入居者の中から受信した前記利用者情報に基づいて特定された特定入居者を示す情報を前記携帯端末に送信するサーバ側送信部と、を備え、前記表示部は、前記サーバから受信した前記ビル情報を表示し、前記入居者情報のうち前記特定入居者に関する情報を強調表示する、ことを特徴とする。
望ましくは、前記複数のビーコン発信機の少なくとも一部は、各ビルにおいて、ビルの入口階のエレベーターホール近傍に設置される、ことを特徴とする。
望ましくは、前記入居者情報は、入居者が入居する階を示す情報を含む、ことを特徴とする。
また、本発明は、ビルの利用者が携帯する携帯端末と、複数のビルに設置され固有の識別情報を所定範囲内に発信する複数のビーコン発信機と、サーバと、を含むビル用ビーコンシステムであって、前記携帯端末は、前記ビーコン発信機からの前記識別情報を受信する端末側受信部と、前記ビーコン発信機から前記識別情報を受信したときに、当該識別情報を前記サーバへ送信する端末側送信部と、表示部と、を備え、前記サーバは、前記複数のビーコン発信機が発信する各識別情報と、前記各識別情報を発信する前記ビーコン発信機が設置されたビルに関する情報であるビル情報と、前記各識別情報を発信する前記ビーコン発信機が設置されたビルの種別を示すビル種別情報とを関連付けて記憶するサーバ側記憶部と、前記携帯端末から前記識別情報を受信した場合に、受信した前記識別情報に対応する前記ビル情報及び前記ビル種別情報を前記携帯端末に送信するサーバ側送信部と、を備え、前記表示部は、前記サーバから受信した前記ビル種別情報に応じた表示態様において、前記サーバから受信した前記ビル情報を表示する、ことを特徴とする。
望ましくは、前記複数のビーコン発信機は、少なくとも1つのビル内において複数の位置に設置され、前記携帯端末は、前記携帯端末を識別する端末IDを記憶する端末側記憶部、をさらに備え、前記端末側送信部は、前記ビーコン発信機から前記識別情報を受信したときに、前記端末IDをさらに前記サーバへ送信し、前記サーバ側記憶部は、前記ビーコン発信機が発信する各識別情報と、各識別情報を発する前記ビーコン発信機の設置位置を示す設置位置情報を関連付けて記憶し、且つ、前記端末ID毎に区別された前記識別情報の受信履歴情報を記憶し、前記サーバ側送信部は、前記携帯端末から前記識別情報及び前記端末IDを受信した場合に、前記設置位置情報、及び、受信した端末IDに対応する前記受信履歴情報に基づいて、当該ビル内における前記設置位置の中から特定された特定設置位置を示す情報を前記携帯端末に送信し、前記表示部は、前記ビル情報のうち、前記特定設置位置に関する情報を強調表示する、ことを特徴とする。
望ましくは、前記サーバ側記憶部は、前記入場検出可能位置に設置された前記ビーコン発信機に対応する前記識別情報と、退ビル時情報とを関連付けて記憶し、前記サーバ側送信部は、前記入場検出可能位置に設置された前記ビーコン発信機に対応する前記識別情報を受信した場合であって、前記携帯端末からの前記識別情報の受信履歴が所定の条件を満たした場合に、前記退ビル時情報を前記携帯端末に送信する、ことを特徴とする。
本発明によれば、利用者が複数のビーコン用アプリケーションを携帯端末にインストールする必要なく、複数のビルにおいてビーコンサービスを受けることができる。
本実施形態に係るビル用ビーコンシステムの構成概略図である。 ビルの入口階のエレベーターホールに設置されたビーコン発信機の例を示す図である。 ビル情報DBの内容の例を示す概念図である。 ビルタイプDBの内容の例を示す概念図である。 ビーコン情報DBの内容の例を示す概念図である。 ユーザ情報DBの内容の例を示す概念図である。 本実施形態の処理の流れを示すフローチャートである。 テナント一覧情報の表示例を示す図である。 ビルタイプが商業ビルである場合のビル情報の表示例を示す図である。 受付情報の表示例を示す図である。 ビル周辺情報の表示例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1には、本実施形態に係るビル用ビーコンシステム10の構成概略図が示されている。ビル用ビーコンシステム10は、複数のビルに設置された複数のビーコン発信機12、ビルの利用者(ユーザ)が携帯して使用する携帯端末14、及びサーバ16を含んで構成される。携帯端末14とサーバ16は、LAN、携帯電話通信回線、あるいはインターネットなどを含む通信回線18を介して通信可能に接続される。図1においては、携帯端末14が1つのみ示されているが、ビル用ビーコンシステム10には複数のユーザが使用する複数の携帯端末14が含まれていてよい。なお、ビーコン発信機12が設置されるビルとしては、様々なタイプのビルが含まれていてよい。例えば、オフィスビル、商業ビル、マンション、病院、宿泊ビル、あるいは空港ビルなどが含まれていてよい。本実施形態では、Aビルがオフィスビルであり、Bビルが商業ビルであるとする。
ビーコン発信機12は、自装置から所定範囲内の領域(以下「ビーコン発信領域」と記載する)に対してビーコン信号を発信し続けるものである。本実施形態においては、ビーコン発信機12は、ブルートゥース(登録商標)規格においてビーコン信号を発信し続ける。ビーコン信号には、ビーコン発信機12を一意に識別する識別情報としてのビーコンIDが含まれる。その他、ビーコン信号には、ビーコン発信機12が設置されたビルを識別するビルID、あるいは、ビル内の設置位置を示す情報などが含まれていてもよい。ビーコンIDとしては、例えばUUID(Universally Unique Identifier)が利用され、ビルID及び設置位置を示す情報は、例えば、ビーコン信号に含まれるメジャーあるいはマイナーコードにおいて設定される。ビーコン発信機12の電源としては、本実施形態では内蔵電池(不図示)が利用されるが、ビルにおいて利用される電源がビーコン発信機12に供給されるようにしてもよい。
ビーコン発信機12は、少なくとも、各ビルにおいて、自らが発信するビーコン信号を、ビルに入ったユーザが携帯する携帯端末14が受信可能となる位置である入場検出可能位置に設置される。入場検出可能位置とは、ユーザがビルに入り、少なくとも当該ビル内の目的地に到達するまでの間に、当該ユーザが携帯する携帯端末14がビーコン信号を受信可能となる位置である。入場検出可能位置としては、例えば、ビルの入口階のエレベーターホール近傍が挙げられる。
より詳しくは、ビーコン発信機12は、例えば図2に示すように、ビルの入口階(図2においては1F)のエレベーターの操作パネルの上部などに設置される。好適には、ビル利用者が手を触れられないよう、あるいは意匠の観点から問題無いよう、ビーコン発信機12は壁の内側に設置されるのが好ましい。例えば、エレベーターの昇降路内に設置される。もちろん、ビーコン発信機12は、操作パネルの上部に限られず、エレベーターホールの床下、あるいはエレベーターの扉に対向する壁の内部などに設置されてもよい。
また、本実施形態においては、ビーコン発信機12は、各ビル内において複数の位置に設けられる。より詳しくは、各ビルに入居している複数の入居者(各ビルのテナントを借りて業務を行っている企業あるいは店舗を含む)の入居エリアに対応して設置される。例えば、各入居者が企業である場合には、各ビーコン発信機12は、各企業のオフィス入口(受付)近傍に設置される。あるいは、ビーコン発信機12は、ビルの各階のエレベーターホール近傍に設置されてもよい。
携帯端末14は、例えば、スマートフォンあるいはタブレット端末などから構成される。ただし、それらに限られず、以下に説明する機能を発揮し、ユーザが携帯できる程度に小型軽量である限りにおいてどのような端末(コンピュータ)であってもよい。以下、携帯端末14の構成について説明する。
制御部30は、例えばマイクロコンピュータなどを含んで構成される。制御部30は、記憶部40に記憶されたプログラムに従って携帯端末14の各部の制御を行うものである。
端末側受信部としてのビーコン受信部32は、ビーコン発信機12が送信したビーコン信号を受信するものである。つまり、ビーコン受信部32は、ビーコンIDを受信する。上述のように、本実施形態では、ビーコン信号はブルートゥース規格において発信されるから、本実施形態におけるビーコン受信部32はブルートゥース受信機である。
表示部34は、例えば液晶パネルなどを含んで構成される。表示部34には、各種情報を含む各種画面が表示される。特に、表示部34には、サーバ16から送信されてくる各種情報が表示される。
入力部36は、例えばタッチパネルあるいはボタンなどを含んで構成される。入力部36は、ユーザから各種情報を携帯端末14に入力するために用いられる。
端末側送信部としての通信部38は、例えばLANモジュールあるいは携帯電話回線通信モジュールなどから構成される。通信部38は、通信回線18を介してサーバ16との間で各種情報を送受信するために用いられる。
端末側記憶部としての記憶部40は、例えばROM(Read Only Memory)、あるいはRAM(Random Access Memory)などを含んで構成される。記憶部40には、携帯端末14を動作させるためのプログラムが記憶される。
また、記憶部40には、携帯端末14上で動作するビーコンアプリケーション42が記憶される。ビーコンアプリケーション42は、ビーコン発信機12からのビーコン信号の検出、ビーコンIDなどのサーバ16への送信処理、及びサーバ16から受信した各種情報の表示処理、あるいはユーザからの入力処理を実行するソフトウェアプログラムである。以下、本明細書においてビーコンアプリケーション42を主体として種々の処理を行うと記載するが、それは制御部30がビーコンアプリケーション42のプログラムに従って処理を行うことを意味する。なお、ビーコンアプリケーション42は、処理対象のビーコンIDのリストを有している。ビーコンアプリケーション42は、当該リストに含まれているビーコンIDを受信した場合に、上記送信処理を行う。当該リストに含まれていないビーコン信号を受信した場合は、上記送信処理を行わない。
また、記憶部40には、利用者に関する利用者情報としての、携帯端末14の言語設定情報44及びユーザ情報46が記憶される。言語設定情報44は、携帯端末14の表示言語を決定するものであり、例えばユーザにより設定される。一般に、言語設定情報44はユーザが日常的に使用する言語が選択される。ユーザ情報46は、携帯端末14を使用するユーザに関する情報であり、当該ユーザにより入力される。ユーザ情報46としては、例えば、当該ユーザの会社名、部署名、役職、電話番号、性別、年齢、あるいは趣味・嗜好など様々な情報が含まれていてよい。
さらに、記憶部40には、携帯端末14を一意に識別する端末ID48が記憶される。端末ID48としては、携帯端末14を一意に識別できる限りにおいてどのようなIDであってもよく、例えばMAC(Media Access Control)アドレスが用いられる。
ここで、携帯端末14の動作について簡単に説明する。まず、携帯端末14上でビーコンアプリケーション42が起動した状態において、携帯端末14がビーコン発信機12のビーコン発信領域内に進入すると、ビーコン受信部32がビーコン信号を受信する。ビーコンアプリケーション42は、ビーコン信号内のビーコンIDを識別し、受信したビーコンIDがビーコンアプリケーション42の処理対象のビーコンIDであるか否かを判定する。受信したビーコンIDが処理対象である場合には、当該ビーコンIDをサーバ16へ送信する(通信部38に送信させる)。本実施形態では、さらに、言語設定情報44、ユーザ情報46、及び端末ID48をサーバ16に送信する。ビーコンアプリケーション42は、携帯端末14がビーコン発信領域内に存在する限り(ビーコン受信部32がビーコン信号を受信する限り)、少なくともビーコンID及び端末ID48を間欠的にサーバ16へ送信し続ける。その後、通信部38は、サーバ16からビーコンIDに応じた情報を受信し、制御部30はサーバ16から受信した情報を表示部34に表示させる。
サーバ16は、以下に説明する機能を実現可能な限りの性能を有するコンピュータで構成される。サーバ16は、携帯端末14から受信したビーコン信号に含まれるビーコンIDに基づいて、携帯端末14に各種情報を送信するものである。以下、サーバ16の構成について説明する。
制御部60は、例えばマイクロコンピュータなどを含んで構成される。制御部60は、記憶部66に記憶されたプログラムに従ってサーバ16の各部の制御を行うものである。
サーバ側送信部としての通信部62は、例えばLANモジュールなどから構成される。通信部62は、通信回線18を介して携帯端末14との間で各種情報を送受信するために用いられる。
計時部64は、例えば、タイマICや水晶振動子、クロックモジュール等を含んで構成される。計時部64は、現在時刻(日付含む)を計時して制御部60に出力する。
サーバ側記憶部としての記憶部66は、例えばROM、RAM、あるいはハードディスクなどを含んで構成される。記憶部66には、サーバ16を動作させるためのプログラムが記憶される。また、記憶部66には各種DB(データベース)が記憶される。詳しくは、ビル情報DB70、ビルタイプDB72、ビーコン情報DB74、及びユーザ情報DB76が記憶される。
ビル情報DB70においては、各ビーコン発信機12が発信するビーコンIDと、当該ビーコンIDを発信するビーコン発信機12が設置されたビルに関するビル情報とが関連付けられて記憶される。ビル情報DB70は、ビル用ビーコンシステム10の管理者などによって予め設定され記憶部66に記憶される。
本実施形態においては、ビル情報として、当該ビルに入居している入居者に関する入居者情報が記憶される。入居者情報には、例えば、当該ビルのテナントあるいは店舗一覧情報(各入居者の入居階を示す情報)、各入居者が企業である場合における受付を行うための受付情報、あるいは、入居者が店舗である場合における当該店舗で利用可能なクーポン情報などが含まれる。
図3に、ビル情報DB70のデータ構造の例が示されている。図3に示されるように、本実施形態では、ビル情報DB70はテーブル形式となっており、当該テーブルの各レコードにおいて、ビーコンIDとビル情報が関連付けられている。
例えば、ビーコンID「BE0001」を発信するビーコン発信機12は、オフィスビルであるビルAの入場検出可能位置に設置されるものであり、当該ビーコンIDには、ビルAテナント一覧情報が関連付けられている。ビルAテナント一覧情報には、ビルAに入居している各入居者の名前(企業名あるいは部署名など)、及び各入居者が入居する階を示す情報が含まれる。また、ビルAテナント一覧情報には、ビルAに入居する各入居者の連絡先(電話番号など)あるいは入居者のウェブサイトアドレスなど、種々の情報が含まれていてよい。
また、ビーコンID「BE0003」を発信するビーコン発信機12は、ビルAの3階に入居しているN社のオフィス入口近傍に設置されるものであるため、当該ビーコンIDには、N社の受付情報が関連付けられている。当該受付情報には、来訪者がN社に入るときに必要な受付手続を行うための情報が含まれている。例えば、受付情報は、来訪者に関する情報(会社名、部署名、名前など)を入力するための入力欄を含む画面を表示させるための情報である。あるいは、受付情報には、N社の窓口あるいは担当者の連絡先(電話番号)などが含まれていてもよい。
また、ビーコンID「BE0007」を発信するビーコン発信機12は、商業ビルであるビルBに入居しているS店の入口近傍に設置されるものであり、当該ビーコンIDには、S店のクーポン情報が関連付けられている。当該クーポン情報は、それをS店で提示することによって、利用者がS店において種々のサービスを受けることができるものである。
さらに、ビル情報DB70においては、各ビルの入場検出可能位置に設置されたビーコン発信機12が発信するビーコンID(図3の例では「BE0001」及び「BE0006」)には、利用者がビルから退場すると判定できる場合に携帯端末14に送信される退ビル時情報が関連付けられる。例えば、ビーコンID「BE0001」には、ビルAの周辺情報を示すビルA周辺情報が関連付けられる。ビルA周辺情報には、例えば、ビルA周辺の店舗、最寄駅、あるいは地図などが含まれる。退ビル時情報が携帯端末14に送信される条件については後述する。
なお、図3には図示されていないが、各ビーコンIDに関連付けられた各ビル情報あるいは各退ビル時情報は、複数の言語(日本語、英語、中国語、韓国語、フランス語、イタリア語、スペイン語など)において用意されている。例えば、ビーコンID「BE0001」には、複数の言語で表記されたビルAテナント一覧情報が関連付けられている。
図1に戻り、ビルタイプDB72においては、各ビーコン発信機12が発信するビーコンIDと、当該ビーコンIDを発信するビーコン発信機12が設置されたビルのタイプ(種別)を示すビル種別情報としてのビルタイプ情報とが関連付けられて記憶される。ビルタイプとしては、上述の通り、例えば、オフィスビル、商業ビル、マンション、病院、宿泊ビル、あるいは空港ビルなどが挙げられる。
図4にビルタイプDB72のデータ構造の例が示されている。図4に示されるように、本実施形態では、ビルタイプDB72もテーブル形式となっており、当該テーブルの各レコードにおいて、ビーコンIDとビルタイプ情報が関連付けられている。
図1に戻り、ビーコン情報DB74においては、各ビーコン発信機12が発信するビーコンIDと、当該ビーコンIDを発信するビーコン発信機12が設置された位置を示す設置位置情報とが関連付けられて記憶される。
図5にビーコン情報DB74のデータ構造の例が示されている。図5に示されるように、本実施形態では、ビーコン情報DB74もテーブル形式となっており、当該テーブルの各レコードにおいて、ビーコンIDと設置位置情報が関連付けられている。図5に示すように、設置位置情報としては、少なくとも対応するビーコン発信機12が設置されたビル及び階を示す情報を含む。さらに、ビル入居者の入居エリアに対応して設けられたビーコン発信機12のビーコンIDに関連付けられた設置位置情報には、対応する入居者を示す情報(入居者名など)が含まれる。
図1に戻り、ユーザ情報DB76においては、ビーコンアプリケーション42がインストールされ、ビーコンIDを送信してきた携帯端末14の端末IDと、当該携帯端末14の言語設定情報44及びユーザ情報46、並びに、当該携帯端末14から過去に受信したビーコンIDの受信履歴を示す受信履歴情報とが関連付けられている。
図6にユーザ情報DB76のデータ構造の例が示されている。図6に示されるように、本実施形態では、ユーザ情報DB76もテーブル形式となっており、当該テーブルの各レコードにおいて、端末IDと各情報とが関連付けられている。
例えば、端末ID「D0001」には、当該端末IDに対応する携帯端末14から送信された言語設定情報44に基づいて、言語設定「日本語」が関連付けられる。また、同端末IDには、同携帯端末14から送信されたユーザ情報46に基づいて、例えば当該ユーザの会社名、部署名、役職、電話番号、性別、年齢などが関連付けられる。
また、サーバ16の制御部60は、携帯端末14からビーコンID及び端末IDを受信したときの時刻を計時部64から取得し、当該時刻を、当該ビーコンIDのビーコン発信領域に当該端末IDが示す携帯端末14が進入した時刻(IN時刻)として記憶する。同様に、携帯端末14からビーコンID及び端末IDを受信しなくなったときの時刻を計時部64から取得し、当該時刻を、当該ビーコンIDのビーコン発信領域から当該端末IDが示す携帯端末14が退出した時刻(OUT時刻)として記憶する。これらビーコンID、IN時刻、及びOUT時刻が端末IDに関連付けられてユーザ情報DB76に記憶される。
なお、上述のように、ビーコンアプリケーション42は、携帯端末14が、あるビーコンIDのビーコン発信領域内に存在する限りにおいて、当該ビーコンID及び端末ID48を送信し続けるが、制御部60は、ある端末ID48について、前回受信したビーコンIDと今回受信したビーコンIDが同一である場合には、IN時刻の記録は行わない。
受信履歴情報及びビーコン情報DB74によれば、ビル内における携帯端末14(すなわちユーザ)の動きが把握できる。図5及び6に示した例によれば、端末ID「D0001」が示す携帯端末14は、まず、Aビルの1Fエレベーターフロアに設置されたビーコン発信機12のビーコン発信領域へ「2016年6月30日13時23分」に進入したことが分かる。つまり、同時刻にユーザがAビルに入場したことが把握できる。また、携帯端末14は、Aビル5FのO社会議室入口に設置されたビーコン発信機12のビーコン発信領域へ「2016年6月30日13時24分」に進入したことが分かる。つまり、同時刻にユーザがO社オフィスへ到着したことが把握できる。さらに、同ビーコン発信領域からのOUT時刻である「2016年6月30日15時01分」に、当該ユーザがO社オフィスから退出したことが把握できる。
ビル用ビーコンシステム10の構成概略としては以上の通りである。以下、図7に示すフローチャートに従って、適宜図8〜12を参照しながら、ビル用ビーコンシステム10の処理の流れを説明する。図7に示すフローチャートの開始時において、サーバ16の記憶部66には、図3に示す内容のビル情報DB70、図4に示す内容のビルタイプDB72、及び図5に示す内容のビーコン情報DB74が記憶済みであるとする。図7に示すフローチャートは、携帯端末14を携帯したユーザがビルAに入り、そこで用事を済ませてビルAを出るまでに実行される処理の流れが示されている。
ステップS10において、利用者が携帯端末14上でビーコンアプリケーション42を起動させた状態においてビルAに入ると、当該携帯端末14のビーコン受信部32は、ビルAの入場検出可能位置(本例では入場階である1Fのエレベーターフロア)に設置されたビーコン発信機12からビーコン信号を受信する。当該ビーコン信号には、ビーコンID「BE0001」(図5参照)が含まれている。
ステップS12において、ビーコンアプリケーション42は、ビーコン信号からビーコンIDを識別する。そして、当該ビーコンIDがビーコンアプリケーション42の処理対象である場合には、受信したビーコンID「BE0001」をサーバ16へ送信する。また、ビーコンIDと共に、記憶部40に記憶された、端末ID48、言語設定情報44、及びユーザ情報46をサーバ16へ送信する。ここでは、端末ID48として「D0001」、言語設定情報44として「日本語」、ユーザ情報46として当該ユーザの会社名、部署名、役職、電話番号、性別、及び年齢が送信されるものとする。
なお、言語設定情報44及びユーザ情報46については、ビーコン発信機12からビーコン信号を受信する度にサーバ16へ送信しなくてもよい。例えば、言語設定情報44及びユーザ情報46をサーバ16へ送信済みであることをビーコンアプリケーション42が記憶しておき、送信済みである場合にはこれらの情報を送信しなくてもよい。もちろん、これらの情報に変更があった場合は、ビーコン信号を受信したタイミングなどにおいて再度サーバ16へ送信される。
ステップS14において、サーバ16の制御部60は、携帯端末14から受信した端末ID48、言語設定情報44、及びユーザ情報46に基づいて、ユーザ情報DB76の内容を更新する。具体的には、制御部60は、受信した端末ID「D0001」、言語設定情報44「日本語」、及びユーザ情報46をユーザ情報DB76の新たなレコードとして追加する。なお、受信した端末ID「D0001」を示すレコードが既にユーザ情報DB76に記憶されている場合は、新たなレコードを追加せず、既に存在するレコードを更新するようにしてもよい。
さらに、制御部60は、携帯端末14からビーコンIDを受信した時刻に基づいて、ユーザ情報DB76の受信履歴情報を更新する。具体的には、上述の通り、ビーコンID「BE0001」を受信した時刻をIN時刻とする。そして、ビーコンID「BE0001」及び当該IN時刻の組を端末ID「D0001」に関連付けてユーザ情報DB76に記憶させる。
ステップS16において、サーバ16の制御部60は、携帯端末14から受信したビーコンID及び端末ID48に基づいて、ビル情報及びビルタイプ情報を特定する。具体的には、制御部60は、ビル情報DB70(図3)を参照し、受信したビーコンIDに対応するビル情報を特定する。ここでは、ビーコンID「BE0001」に対応するビル情報である「ビルAテナント一覧情報」が特定される。また、制御部60は、ユーザ情報DB76(図6)に基づいて、受信した端末ID(本例では「D0001」)に関連付けられている言語設定を特定し(本例では「日本語」)、複数の言語で用意されている「ビルAテナント一覧情報」のうち、特定した言語設定に対応する情報、つまり日本語の「ビルAテナント一覧情報」を特定する。なお、ビル情報DB70においては、ビーコンID「BE0001」には退ビル時情報も関連付けられているが、ここでは、退ビル時情報の送信条件(後述)を満たしていないとし、受信したビーコンIDに対応するビル情報としては、「ビルAテナント一覧情報」が特定される。
さらに、制御部60は、ビルタイプDB72(図4)を参照し、受信したビーコンIDに対応するビルタイプ情報を特定する。ここでは、ビーコンID「BE0001」に対応するビルタイプ情報である「オフィスビル」が特定される。
サーバ16が、入場検出可能位置に設置されたビーコン発信機12に対応するビーコンIDを受信した場合、ステップS18において、サーバ16の制御部60は、当該ビルに設置された複数のビーコン発信機12の複数の設置位置のうち、ユーザの目的地と判定される特定設置位置を特定する。あるいは、ステップS18において、サーバ16の制御部60は、当該ビル情報に含まれる複数の入居者のうち、ユーザに特に関連すると判定される特定入居者を特定する。
まず、制御部60が特定設置位置を特定する処理について説明する。特定設置位置は、ユーザ情報DB76のうち受信履歴情報に基づいて特定される。例えば、ユーザ情報DB76に図6に示される通りの内容が記憶されているとする。この場合、制御部60は、ステップS12で携帯端末14から送信された端末ID「D0001」に関連付けられている受信履歴情報を参照する。そして、当該受信履歴情報に含まれるビーコンIDのうち、入場検出可能位置に設置されたビーコン発信機12に対応するビーコンID「BE0001」以外であって、受信回数が最も多いビーコンIDを特定する。図6の例では、ビーコンID「BE0005」が特定される。次いで、制御部60は、ビーコン情報DB74を参照し、特定したビーコンID「BE0005」がビルAに設置されたものであるか否かを判定し、そうである場合、特定したビーコンID「BE0005」の設置位置である「Aビル5F O社会議室入口」が特定設置位置として特定される。
次に、制御部60が特定入居者を特定する処理について説明する。特定入居者は、ユーザ情報DB76に記憶されたユーザ情報に基づいて特定される。例えば、商業ビルであるビルBの1Fに入ったユーザの携帯端末14からビーコンID「BE0006」及び端末ID「D0002」を受信した場合を考える。この場合、ユーザ情報DB76において、受信した端末ID「D0002」に関連付けられたユーザ情報(特に性別、年齢、趣味・嗜好など)に基づいて、ビルBに含まれる各店舗のうち、当該ユーザが好みそうな店舗が特定入居者として特定される。なお、この場合、サーバ16の記憶部66には、ビルBに含まれる各店舗に関する情報も有していることが前提となる。
ステップS20において、サーバ16の制御部60は、特定したビル情報「ビルAテナント一覧情報」、ビルタイプ情報「オフィスビル」、及び特定設置位置情報あるいは特定入居者情報(ここでは特定設置位置情報「Aビル5F O社会議室入口」とする)を携帯端末14に送信する(通信部62に送信させる)。
ステップS22において、携帯端末14がサーバ16からビル情報などを受信すると、ビーコンアプリケーション42は、受信したビルタイプ情報に基づいた表示態様において、受信したビル情報を表示部34に表示させる。本実施形態では、ビーコンアプリケーション42は、ビルタイプ情報に応じた画面デザインにて、ビル情報を含む画面を表示部34に表示させる。
図8に、ステップS22で表示部34に表示される画面の例が示されている。図8に示されるように、表示部34には、ビル情報であるビルAテナント一覧情報が表示される。本実施形態では、ビルAの階毎に、入居している入居者の名称が示される。さらに、各入居者の連絡先(電話番号など)あるいは入居者のウェブサイトアドレスなどの種々の情報が表示されてよい。
また、入居者の連絡先が表示された場合は、ユーザにより当該連絡先がタップされたことにより、携帯端末14の制御部30は、当該連絡先に連絡するための他のアプリケーション(通話アプリケーションあるいはメールアプリケーション)を起動するようにしてもよい。
また、ビルAテナント一覧情報に表示された、階を示す文字あるいは入居者の名称がユーザによりタップされた場合、携帯端末14からビルAのエレベーター制御装置に対して、タップされた階あるいはタップされた入居者が入居する階を示す呼び情報が送信され、ビルAのエレベーターにおいて当該呼び情報に対応する呼びが登録されるようにしてもよい。
上述のように、図8に示された画面は、ビルタイプ「オフィスビル」に応じた画面デザインである。ビルAはオフィスビルであるから、一般的にビルAに来訪する者は、商談などのビジネスを目的とする者である。したがって、ビジネスに相応しい画面デザインにてビル情報が表示される。ここで、画面デザインとは、各種情報の表示位置(レイアウト)のみならず、文字のフォントあるいは大きさ、背景色、枠、線、図形のデザインなどを含む概念である。
仮に、携帯端末14を携帯したユーザがビルBに入場し、ビルB内のS店入口に設置されたビーコン発信機12からビーコンID「BE0007」を受信した場合、携帯端末14は、ビル情報「S店クーポン情報」及びビルタイプ情報「商業ビル」をサーバ16から受信する(図3及び4参照)。この場合、ビーコンアプリケーション42は、S店クーポン情報をビルタイプ「商業ビル」に応じた画面デザインで表示部34に表示させる。そのような画面が図9に示されている。一般的にビルBに来訪する者は、買い物あるいは飲食などの娯楽を目的とする者である。したがって、そのような娯楽に相応しい画面デザイン、少なくともビルタイプ「オフィスビル」と比較して、親しみやすいポップな画面デザインにてビル情報が表示される。
再度図8を参照し、さらに、ビーコンアプリケーション42は、サーバ16から受信した特定設置位置情報に基づいて、表示されたビルAテナント一覧情報のうち、ユーザの目的地であると判定された設置位置を強調表示させる。本例では、特定設置位置は「Aビル5F O社会議室入口」であるため、例えば、図8に示すように、当該会議室がある「5F O社」の文字を強調表示させる。あるいは、会議室に関する表示(説明文あるいは枠など)を強調表示させてもよい。強調表示の具体的な方法は、例えば枠線を太くする、文字あるいは背景を着色する、点滅させる、など種々の方法であってよい。また、サーバ16が特定設置位置情報に代えて特定入居者情報を受信した場合は、受信した特定入居者情報に基づいて、表示されたビルAテナント一覧情報のうち、ユーザが好みそうな入居者に関する情報が強調表示される。
ステップS22でビルAテナント一覧情報を確認したユーザは、エレベーターを利用するなどして目的の階へと移動する。ここで、ユーザが移動したことによって、ビルAの1Fエレベーターフロアに設置されたビーコン発信機12からビーコン信号を携帯端末14が受信しなくなった場合、ビーコンアプリケーション42はビーコンID「BE0001」の送信を停止する。これを検知したサーバ16は、ユーザ情報DB76を更新する。具体的には、制御部60は、携帯端末14からビーコンID「BE0001」の送信が途絶えた時刻を計時部64から取得し、当該時刻をOUT時刻とする。そして、当該ビーコンIDと当該OUT時刻の組を直前まで受信していた端末ID48に関連付けてユーザ情報DB76に記憶させる(図6参照)。
ステップS24において、ユーザがビルA内の目的地(ここでは5F O社会議室とする)に到着すると、携帯端末14はO社会議室入口に設けられたビーコン発信機12からビーコン信号を受信する。当該ビーコン信号には、ビーコンID「BE0005」が含まれる。
ステップS26において、ビーコンアプリケーション42は、ステップS12同様、ビーコン信号からビーコンIDを識別する。そして、当該ビーコンIDがビーコンアプリケーション42の処理対象である場合には、受信したビーコンID「BE0005」及び端末ID「D0001」をサーバ16へ送信する。
ステップS28において、サーバ16の制御部60は、携帯端末14から受信したビーコンID及び端末ID48に基づいて、ユーザ情報DB76の受信履歴情報を更新する。具体的な処理はステップS14と同等であるため、ここでは説明を省略する。
ステップS30において、サーバ16の制御部60は、携帯端末14から受信したビーコンID及び端末ID48に基づいて、ビル情報を特定する。具体的な処理はステップS16と同等であるため、ここでは説明を省略する。また、ステップS30においても、ビーコンID「BE0005」に対応するビルタイプ情報を送信してもよいが、以下の説明においてはビルタイプ情報に関する説明は省略する。
ステップS32において、サーバ16の制御部60は、ステップS30で特定したビル情報「O社会議室受付情報」を携帯端末14に送信する。
ステップS34において、ビーコンアプリケーション42は、受信したビル情報を表示部34に表示させる。図10に、ステップS34で表示部34に表示される画面の例が示されている。「O社会議室受付情報」には、当該会議室の担当者(管理者)に関する情報(顔画像、部署名、及び氏名)が含まれているため、表示部34には受付画面としてそれらの情報が表示される。
また、受付画面には、来訪者の情報(会社名、部署名、氏名など)を入力するための入力欄が含まれていてもよい。ここで、携帯端末14の記憶部40に記憶されたユーザ情報46が自動的に当該入力欄に入力され発信されるようにしてもよい。さらに、表示部34には、当該担当者の呼び出しボタンが表示される。当該呼び出しボタンがユーザによって押下されると、携帯端末14の制御部30は、通話アプリケーションを起動し、当該担当者の電話番号を発信するようにしてもよい。
ユーザがO社会議室で打ち合わせが終わり、O社会議室から離れると、携帯端末14がビーコンID「BE0005」を含むビーコン信号を受信しなくなり、当該ビーコンIDの送信を停止する。これを検知したサーバ16は、ユーザ情報DB76を更新する。具体的な処理は上述の通りであるため、ここでは説明を省略する。
ステップS36において、ユーザがビルAの1Fエレベーターフロアに戻ってくると、携帯端末14は、ビル1Fのエレベーターフロアに設置されたビーコン発信機12から、ビーコンID「BE0001」を含むビーコン信号を受信する。
ステップS38において、ビーコンアプリケーション42は、ステップS12及びS26同様、ビーコン信号からビーコンIDを識別する。そして、当該ビーコンIDがビーコンアプリケーション42の処理対象である場合には、受信したビーコンID「BE0001」及び端末ID「D0001」をサーバ16へ送信する。
ステップS40において、サーバ16の制御部60は、ステップS28同様、携帯端末14から受信したビーコンID及び端末ID48に基づいて、ユーザ情報DB76の受信履歴情報を更新する。
上述の通り、ビル情報DB70において、入場検出可能位置に設置されたビーコン発信機12が発信するビーコンIDには、ビル情報及び退ビル時情報が関連付けられている。当該ビーコンID及び端末ID48を受信した場合、サーバ16の制御部60は、ユーザ情報DB76のうち、受信した端末ID48に対応する受信履歴情報を参照し、当該端末ID48が示す携帯端末14からのビーコンIDの受信履歴が所定条件を満たす場合には、ビル情報に代えて、退ビル時情報を携帯端末14に送信する。
本実施形態における上記所定条件は、ビルAに設置されたビーコン発信機12のうち、ビルAの入場検出可能位置に設置されたビーコン発信機12以外のビーコン装置が発信するビーコンID(本例では「BE0002」、「BE0003」、「BE0004」、「BE0005」)を受信した後に、ビルAの入場検出可能位置に設置されたビーコン発信機12が発信するビーコンID(本例では「BE0001」)を受信した、という条件である。つまり、ユーザがビルA内で何らかの用事を済ませ、その後1Fのエレベーターホールに戻ってきたと推認できる場合に上記所定条件を満たすと判定する。
なお、上記所定条件としては、ユーザがビルから退場するあるいは退場したと推認できる限りにおいて、上述の条件に限られない。例えば、上記所定条件としては、ビルAの入場検出可能位置に設置されたビーコン発信機12が発信するビーコンIDを受信した後に、ビルAに対応するいずれのビーコンIDを所定時間受信しなかった、という条件であってもよい。
ステップS42において、サーバ16の制御部60は、ユーザ情報DB76のうち、受信した端末ID48に対応する受信履歴情報を参照し、上記所定条件を満たすか否かを判定する。本例では、サーバ16は、ビルA5FのO社会議室入口に設置されたビーコン発信機12が発信するビーコンID「BE0005」を受信し(ステップS24)、その後、ビルA1Fのエレベーターフロアに設置されたビーコン発信機12が発信するビーコンID「BE0001」を受信(ステップS36)しているから、上記所定条件を満たしている。したがって、ステップS42では、ビーコンID「BE0001」に関連付けられた退ビル時情報として「Aビル周辺情報」が特定される。
ステップS44において、サーバ16の制御部60は、ステップS42で特定した退ビル時情報「Aビル周辺情報」を携帯端末14に送信する。なお、「Aビル周辺情報」とは、上述の通りAビルの周辺にある店舗を含む情報であるが、制御部60は、ユーザ情報DB76のうち、ステップS38で携帯端末14から送信された端末ID48に対応するユーザ情報に基づいて、Aビルの周辺にある店舗のうち、当該ユーザが好みそうな店舗を選抜して送信するようにしてもよい。
ステップS46において、ビーコンアプリケーション42は、受信した退ビル時情報を表示部34に表示させる。図11に、退ビル時情報である「Aビル周辺情報」の表示例が示されている。
以上説明したビル用ビーコンシステム10によれば、サーバ16のビル情報DB70には、複数のビルにおいて設置された複数のビーコン発信機12が発信する複数のビーコンIDと、各ビルに関するビル情報が関連付けられて記憶される。これにより、ユーザは、携帯端末14に1つのビーコンアプリケーション42をインストールするだけで、複数のビルにおいてビーコンサービスを受けることができる。
また、サーバ16のビルタイプDB72には、各ビーコンIDとビルタイプ情報が関連付けられて記憶されており、ビーコンIDに応じたビルタイプ情報が携帯端末14に送信される。これにより、ビーコンアプリケーション42は、ビルタイプに応じた表示態様でビル情報を表示することができる。
また、ビーコンアプリケーション42においては、携帯端末14からのビーコンIDの受信履歴に基づいて、ユーザが行くであろう目的地が特定され、ビル入場時に携帯端末14に表示されるテナント一覧情報において特定された目的地が強調表示される。あるいは、ユーザ情報46に基づいてユーザが好みそうな入居者が特定され、特定された入居者が強調表示される。これにより、ユーザがビル内の目的地(目的階)を容易に把握し得る。
さらに、ビル用ビーコンシステム10においては、ユーザがビルから退場すると推認される場合には、サーバ16から携帯端末14に当該ビルの周辺情報が送信される。好適には、ビル周辺のユーザが好みそうな店舗の情報が送信される。これにより、ユーザはビルの周辺情報を取得することができ、例えばビルを出た後に情報提供された店舗に寄ることができる。
以上、本発明に係る実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
10 ビル用ビーコンシステム、12 ビーコン発信機、14 携帯端末、16 サーバ、18 通信回線、30,60 制御部、32 ビーコン受信部、34 表示部、36 入力部、38,62 通信部、40,66 記憶部、42 ビーコンアプリケーション、44 言語設定情報、46 ユーザ情報、48 端末ID、64 計時部、70 ビル情報DB、72 ビルタイプDB、74 ビーコン情報DB、76 ユーザ情報DB。

Claims (6)

  1. ビルの利用者が携帯する携帯端末と、複数のビルに設置され固有の識別情報を所定範囲内に発信する複数のビーコン発信機と、サーバと、を含むビル用ビーコンシステムであって、
    前記携帯端末は、
    前記ビーコン発信機からの前記識別情報を受信する端末側受信部と、
    前記利用者に関する利用者情報を記憶する端末側記憶部と、
    前記ビーコン発信機から前記識別情報を受信したときに、当該識別情報を前記サーバへ送信する端末側送信部であって、さらに、前記利用者情報を前記サーバへ送信する端末側送信部と、
    表示部と、
    を備え、
    前記複数のビーコン発信機の少なくとも一部は、各ビルにおいて、ビルに入った前記利用者が携帯する前記携帯端末が前記識別情報を受信可能となる位置である入場検出可能位置に設置され、
    前記サーバは、
    前記複数のビーコン発信機が発信する各識別情報と、前記各識別情報を発信する前記ビーコン発信機が設置されたビルに関する情報であるビル情報とを関連付けて記憶するサーバ側記憶部であって、前記入場検出可能位置に設置されたビーコン発信機が発信する識別情報と、前記ビル情報としての当該ビルに入居している複数の入居者に関する入居者情報とを関連付けて記憶するサーバ側記憶部と、
    前記携帯端末から前記識別情報を受信した場合に、受信した前記識別情報に対応する前記ビル情報を前記携帯端末に送信するサーバ側送信部であって、前記入場検出可能位置に設置されたビーコン発信機が発信する識別情報を前記携帯端末から受信した場合に、前記ビル情報としての前記入居者情報、及び、前記複数の入居者の中から受信した前記利用者情報に基づいて特定された特定入居者を示す情報を前記携帯端末に送信するサーバ側送信部と、
    を備え、
    前記表示部は、前記サーバから受信した前記ビル情報を表示し、前記入居者情報のうち前記特定入居者に関する情報を強調表示する、
    ことを特徴とするビル用ビーコンシステム。
  2. 前記複数のビーコン発信機の少なくとも一部は、各ビルにおいて、ビルの入口階のエレベーターホール近傍に設置される、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のビル用ビーコンシステム。
  3. 前記入居者情報は、各入居者が入居する階を示す情報を含む、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のビル用ビーコンシステム。
  4. ビルの利用者が携帯する携帯端末と、複数のビルに設置され固有の識別情報を所定範囲内に発信する複数のビーコン発信機と、サーバと、を含むビル用ビーコンシステムであって、
    前記携帯端末は、
    前記ビーコン発信機からの前記識別情報を受信する端末側受信部と、
    前記ビーコン発信機から前記識別情報を受信したときに、当該識別情報を前記サーバへ送信する端末側送信部と、
    表示部と、
    を備え、
    前記サーバは、
    前記複数のビーコン発信機が発信する各識別情報と、前記各識別情報を発信する前記ビーコン発信機が設置されたビルに関する情報であるビル情報と、前記各識別情報を発信する前記ビーコン発信機が設置されたビルの種別を示すビル種別情報と、を関連付けて記憶するサーバ側記憶部と、
    前記携帯端末から前記識別情報を受信した場合に、受信した前記識別情報に対応する前記ビル情報及び前記ビル種別情報を前記携帯端末に送信するサーバ側送信部と、
    を備え、
    前記表示部は、前記サーバから受信した前記ビル種別情報に応じた表示態様において、前記サーバから受信した前記ビル情報を表示する、
    ことを特徴とするビル用ビーコンシステム。
  5. 前記複数のビーコン発信機は、少なくとも1つのビル内において複数の位置に設置され、
    前記携帯端末は、
    前記携帯端末を識別する端末IDを記憶する端末側記憶部、
    をさらに備え、
    前記端末側送信部は、前記ビーコン発信機から前記識別情報を受信したときに、前記端末IDをさらに前記サーバへ送信し、
    前記サーバ側記憶部は、前記ビーコン発信機が発信する各識別情報と、各識別情報を発する前記ビーコン発信機の設置位置を示す設置位置情報を関連付けて記憶し、且つ、前記端末ID毎に区別された前記識別情報の受信履歴情報を記憶し、
    前記サーバ側送信部は、前記携帯端末から前記識別情報及び前記端末IDを受信した場合に、前記設置位置情報、及び、受信した端末IDに対応する前記受信履歴情報に基づいて、当該ビル内における前記設置位置の中から特定された特定設置位置を示す情報を前記携帯端末に送信し、
    前記表示部は、前記ビル情報のうち、前記特定設置位置に関する情報を強調表示する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のビル用ビーコンシステム。
  6. 前記サーバ側記憶部は、前記入場検出可能位置に設置された前記ビーコン発信機に対応する前記識別情報と、退ビル時情報とを関連付けて記憶し、
    前記サーバ側送信部は、前記入場検出可能位置に設置された前記ビーコン発信機に対応する前記識別情報を受信した場合であって、前記携帯端末からの前記識別情報の受信履歴が所定の条件を満たした場合に、前記退ビル時情報を前記携帯端末に送信する、
    ことを特徴とする請求項に記載のビル用ビーコンシステム。
JP2016575242A 2016-08-10 2016-08-10 ビル用ビーコンシステム Active JP6211217B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2016/073652 WO2018029831A1 (ja) 2016-08-10 2016-08-10 ビル用ビーコンシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6211217B1 true JP6211217B1 (ja) 2017-10-11
JPWO2018029831A1 JPWO2018029831A1 (ja) 2018-08-09

Family

ID=60040459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016575242A Active JP6211217B1 (ja) 2016-08-10 2016-08-10 ビル用ビーコンシステム

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6211217B1 (ja)
CN (1) CN109564672B (ja)
WO (1) WO2018029831A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7395133B2 (ja) 2022-02-16 2023-12-11 Lineヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6990918B2 (ja) * 2018-03-08 2022-01-12 オプテックス株式会社 情報通知システム、情報通知サーバ、および自動ドアシステム。
JP7280702B2 (ja) * 2018-10-16 2023-05-24 清水建設株式会社 安全推進情報送信システム、情報送信システム、安全推進情報送信方法、及び情報送信方法
US20220057636A1 (en) * 2019-01-24 2022-02-24 Maxell, Ltd. Display terminal, application control system and application control method
CN111204625B (zh) * 2020-04-17 2020-09-25 北京云迹科技有限公司 无接触式乘电梯的方法及装置
CN113810857B (zh) * 2020-06-15 2023-10-24 华为技术有限公司 一种信标消息处理方法以及系统
CN112203273B (zh) * 2020-10-12 2022-09-30 汤强 一种信息交互系统及信息交互方法
CN114873390B (zh) * 2022-04-25 2024-03-26 北京云迹科技股份有限公司 机器人所处楼层预测方法及相关设备

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09182135A (ja) * 1995-12-27 1997-07-11 Hitachi Ltd 情報伝達システム及び端末装置
WO1999060338A1 (fr) * 1998-05-15 1999-11-25 Hitachi, Ltd. Dispositif de traitement de donnees et systeme de navigation pour pietons utilisant ce dispositif
JP2004070440A (ja) * 2002-08-01 2004-03-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 案内システム
JP2004328092A (ja) * 2003-04-22 2004-11-18 Mitsubishi Electric Corp 情報提供システム及び情報提供方法及び情報提供プログラム
JP2015228122A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 キャップクラウド株式会社 コンテンツ出力装置、コンテンツ出力システム、プログラム及びコンテンツ出力方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4507041B2 (ja) * 2000-10-06 2010-07-21 三菱電機株式会社 ビル内案内システム
DE102009026407B4 (de) * 2009-05-20 2016-09-15 Wobben Properties Gmbh Verfahren zur Steuerung einer Flughindernisbefeuerung
KR20160090374A (ko) * 2014-02-04 2016-07-29 아플릭스 아이피 홀딩스 가부시키가이샤 전자기기 관리 시스템, 전자기기 관리 서버 및 전자기기 관리 방법
US9949200B2 (en) * 2014-05-27 2018-04-17 Apple Inc. Centralized beacon management service
US20150348049A1 (en) * 2014-05-30 2015-12-03 Ebay Inc. Systems and methods for hospitality services using beacons
KR20160041079A (ko) * 2014-10-06 2016-04-18 권형석 간편 주차를 통한 결제관리 시스템 및 그 이용한 주차등록방법
JP6415249B2 (ja) * 2014-10-28 2018-10-31 株式会社ビークルー 動線情報処理システム及び方法、並びにプログラム
JP5961239B2 (ja) * 2014-11-05 2016-08-02 株式会社バーズ情報科学研究所 位置情報処理システム
JP5982056B1 (ja) * 2015-12-28 2016-08-31 オカムラ印刷株式会社 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、携帯端末装置およびその制御プログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09182135A (ja) * 1995-12-27 1997-07-11 Hitachi Ltd 情報伝達システム及び端末装置
WO1999060338A1 (fr) * 1998-05-15 1999-11-25 Hitachi, Ltd. Dispositif de traitement de donnees et systeme de navigation pour pietons utilisant ce dispositif
JP2004070440A (ja) * 2002-08-01 2004-03-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 案内システム
JP2004328092A (ja) * 2003-04-22 2004-11-18 Mitsubishi Electric Corp 情報提供システム及び情報提供方法及び情報提供プログラム
JP2015228122A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 キャップクラウド株式会社 コンテンツ出力装置、コンテンツ出力システム、プログラム及びコンテンツ出力方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7395133B2 (ja) 2022-02-16 2023-12-11 Lineヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018029831A1 (ja) 2018-02-15
JPWO2018029831A1 (ja) 2018-08-09
CN109564672A (zh) 2019-04-02
CN109564672B (zh) 2023-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6211217B1 (ja) ビル用ビーコンシステム
EP3012797A1 (en) Electronic device and method of operating content receiver recommendation service
US10427910B2 (en) Display language arrangement
US20150126167A1 (en) Information processing device, information processing method, and program
CN110266877B (zh) 用户终端装置、服务器及其控制方法
CN117474477A (zh) 基于机器学习建议动作
US20160275597A1 (en) Order management system, order management method, and program
WO2018107077A1 (en) System and method for assisting parties in a business environment
KR101875145B1 (ko) 앱(App) 기반의 가상 버튼을 이용한 서비스 요청 시스템 및 방법
US10123177B2 (en) Information processing apparatus, control method, and program
TW201730783A (zh) 資訊處理裝置、資訊處理方法、程式產品、記憶媒體
JP6102282B2 (ja) 施設検索システム、施設検索プログラム、車両用の装置
CN104137426B (zh) 利用服务器和用户终端的基于情境的信息提供系统及其方法
EP2709005B1 (en) Method and system for executing application, and device and recording medium thereof
US9918193B1 (en) Hybrid electronic navigation and invitation system
CN101690141A (zh) 经由位置检测进行的自动联系人信息输入
US10599452B2 (en) Service request system and method using service request device for multiple language supported room
US20180174077A1 (en) Turn Management System and Recording Medium Having Turn Management Program Recorded Thereon
JP2016071483A (ja) 特典提供システム、特典提供サーバ、サーバプログラム及び端末プログラム
KR101723980B1 (ko) 뷰티 관리 및 화장품 방문 판매 중계 시스템 및 그의 제어 방법
RU2628229C2 (ru) Способ и устройство для управления доступом к маршрутизатору, и маршрутизатор
JP7208506B2 (ja) 予約管理システム、予約管理方法、及び予約管理プログラム
KR101984960B1 (ko) 숙박업소에서 언어 치환을 수행하는 서비스 시스템
KR20180001120A (ko) 온라인 식당 예약 통합 시스템, 서버 및 방법
JP2021081767A (ja) 店舗検索装置及び店舗検索アプリケーションプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170815

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170912

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6211217

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250