JP2018065271A - 可塑化射出装置の運転方法および可塑化射出装置 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1、2には、このように連続的に樹脂を溶融できる可塑化射出装置が提案されている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の可塑化射出装置の運転方法において、前記流路切換装置内の樹脂の圧力を減圧するのは、前記射出装置に設けられているプランジャを強制的に所定のストロークだけ後退させて実施することを特徴とする可塑化射出装置の運転方法として構成される。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の可塑化射出装置の運転方法において、前記可塑化射出装置は前記第4の接続流路に接続されている他の射出装置を備え、前記流路切換弁を前記第2の位置に切換えると前記可塑化装置において溶融された樹脂が前記他の射出装置に計量されるようになっており、前記流路切換弁を前記第1の位置に切換えると前記他の射出装置からの樹脂が前記射出部から射出されるようになっており、前記他の射出装置において前記流路切換弁の切換えは、前記流路切換装置内の樹脂の圧力を減圧した後に実施することを特徴とする可塑化射出装置の運転方法として構成される。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の可塑化射出装置の運転方法において、前記流路切換装置内の樹脂の圧力を減圧するのは、前記他の射出装置に設けられているプランジャを強制的に所定のストロークだけ後退させて実施することを特徴とする可塑化射出装置の運転方法として構成される。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の可塑化射出装置において、前記可塑化射出装置は前記第4の接続流路に接続されている接続されている他の射出装置を備え、前記他の射出装置には、該射出装置の側部から前記射出装置内に連通するボアと該ボアに挿入されたプランジャとからなり前記他の射出装置内の樹脂の圧力を減圧する他の減圧装置が設けられていることを特徴とする可塑化射出装置として構成される。
実験内容:
本発明の実施の形態に係る可塑化射出装置1を使用した。可塑化装置1には、図1の(ア)に示されているように、加熱シリンダ10の先端部に圧力センサPを設け、この部分における樹脂の圧力を測定するようにした。樹脂は、炭素繊維を重量比で30%含むポリアミド6を使用した。流路切換装置7において流路切換弁21を第1の位置にして、可塑化装置2において溶融した樹脂を第1の射出装置4に計量した。このとき可塑化装置2からの吐出量は30kg/hrになるようにし、計量時に樹脂の圧力が約4Paになるようにプランジャ16に背圧を印加した。計量が完了した後、その状態で所定の弱いトルクを弁体20に作用させて流路切換弁21の切換を試みた。つまり流路切換装置7内の樹脂の圧力を減圧することなく流路切換弁21の切換を試みた。しかしながら弁体20は回転しなかった。次にプランジャ16を後退させ、流路切換装置7内の樹脂の圧力を減圧させた。この状態で同様のトルクで弁体20を回転させたところ、弁体20は滑らかに回転して流路切換弁21が切換えられた。
考察:
流路切換装置7内の樹脂の圧力を低下させると、弁体20を滑らかに回転でき、流路切換弁21をスムーズに切換えることができることが確認できた。流路切換弁21をスムーズに切換えられるので、流路切換弁21の切換えを繰り返し実施しても摩耗し難いことが予想される。本発明の実施の形態に係る可塑化射出装置1の運転方法は、流路切換機構を保護する上で効果が高いことが確認できた。
4 第1の射出装置 5 第2の射出装置
7 流路切換装置 8 射出ノズル
10 加熱シリンダ 11 スクリュ
13、14 射出シリンダ
16、17 プランジャ
19 ボア 20 弁体
21 流路切換弁
23a、23b、23c、23d 第1〜4の接続流路
25 第1の弁内流路 26 第2の弁内流路
28、29 第1、2の減圧装置
Claims (6)
- 第1〜4の接続流路と1個の流路切換弁とを備えた流路切換装置と、前記第1の接続流路に接続されている可塑化装置と、前記第2の接続流路に接続されているプランジャ式の射出装置と、前記第3の接続流路に接続されている射出部とからなり、前記流路切換弁を第1の位置に切換えると前記第1の接続流路と前記第2の接続流路が連通すると共に前記第3の接続流路と前記第4の接続流路が連通して前記可塑化装置において溶融された樹脂が前記射出装置に計量されるようになっており、前記流路切換弁を第2の位置に切換えると前記第1の接続流路と前記第4の接続流路が連通すると共に前記第2の接続流路と前記第3の接続流路が連通して前記可塑化装置において溶融された樹脂が前記第4の接続流路に流れると共に前記射出装置からの樹脂が前記射出部から射出されるようになっている可塑化射出装置において、
前記射出装置において前記流路切換弁の切換えは、前記流路切換装置内の樹脂の圧力を減圧した後に実施することを特徴とする可塑化射出装置の運転方法。 - 請求項1に記載の可塑化射出装置の運転方法において、前記流路切換装置内の樹脂の圧力を減圧するのは、前記射出装置に設けられているプランジャを強制的に所定のストロークだけ後退させて実施することを特徴とする可塑化射出装置の運転方法。
- 請求項1または2に記載の可塑化射出装置の運転方法において、前記可塑化射出装置は前記第4の接続流路に接続されている他の射出装置を備え、前記流路切換弁を前記第2の位置に切換えると前記可塑化装置において溶融された樹脂が前記他の射出装置に計量されるようになっており、前記流路切換弁を前記第1の位置に切換えると前記他の射出装置からの樹脂が前記射出部から射出されるようになっており、前記他の射出装置において前記流路切換弁の切換えは、前記流路切換装置内の樹脂の圧力を減圧した後に実施することを特徴とする可塑化射出装置の運転方法。
- 請求項3に記載の可塑化射出装置の運転方法において、前記流路切換装置内の樹脂の圧力を減圧するのは、前記他の射出装置に設けられているプランジャを強制的に所定のストロークだけ後退させて実施することを特徴とする可塑化射出装置の運転方法。
- 第1〜4の接続流路と1個の流路切換弁とを備えた流路切換装置と、前記第1の接続流路に接続されている可塑化装置と、前記第2の接続流路に接続されているプランジャ式の射出装置と、前記第3の接続流路に接続されている射出部とからなり、前記流路切換弁を第1の位置に切換えると前記第1の接続流路と前記第2の接続流路が連通すると共に前記第3の接続流路と前記第4の接続流路が連通して前記可塑化装置において溶融された樹脂が前記射出装置に計量されるようになっており、前記流路切換弁を第2の位置に切換えると前記第1の接続流路と前記第4の接続流路が連通すると共に前記第2の接続流路と前記第3の接続流路が連通して前記可塑化装置において溶融された樹脂が前記第4の接続流路に流れると共に前記射出装置からの樹脂が前記射出部から射出されるようになっている可塑化射出装置であって、
前記射出装置には、該射出装置の側部から前記射出装置内に連通するボアと該ボアに挿入されたプランジャとからなり前記射出装置内の樹脂の圧力を減圧する減圧装置が設けられていることを特徴とする可塑化射出装置。 - 請求項5に記載の可塑化射出装置において、前記可塑化射出装置は前記第4の接続流路に接続されている接続されている他の射出装置を備え、前記他の射出装置には、該射出装置の側部から前記射出装置内に連通するボアと該ボアに挿入されたプランジャとからなり前記他の射出装置内の樹脂の圧力を減圧する他の減圧装置が設けられていることを特徴とする可塑化射出装置。
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2016
- 2016-10-18 JP JP2016204220A patent/JP6594284B2/ja active Active
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