JP2018065248A - 画像形成装置、印刷システム、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、印刷システム、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ワイヤ綴じ製本処理が開始する前に、挿入する表表紙または裏表紙の正しい向きや正しい積載順序を分かり易く提示する。【解決手段】穿孔された各シートの穴位置を揃えて積載したシート束の穿孔部に綴じ部材を貫通させて製本装置が製本する際に、設定される製本設定に従い、シート挿入装置に積載すべき裏表紙、表表紙の積載向き、裏表紙、表表紙の積載順序を示すオブジェクトを表示手段に表示させるように制御することを特徴とする。【選択図】 図19

Description

本発明は、綴じ処理及びシート挿入処理を伴う印刷ジョブを実行する画像形成装置、印刷システム、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
従来、画像形成装置が実行可能な後処理機能の一つとして、印刷された複数のシートを整合し、綴じる各種機能が供されている。一例として、針(ステイプル)によって整合状態のシート束の端部もしくは中央部を綴じるステイプル機能が挙げあれる。また、別の一例として、シートの端部にパンチ処理が施され、該パンチ処理によって穿孔された箇所にリング状の綴じ部材を差し込み、シートを束ねることにより製本成果物を得るリング製本処理が挙げられる。この処理は綴じ処理に用いる綴じ部材の形状から、ワイヤ製本機能やリング製本機能などと呼ばれる。
リング製本処理によって綴じる方法としては、例えば予め定められたサイズのプラスチック等により形成された綴じ部材を穿孔加工処理後のシート束の穿孔部に差し込むことによって製本成果物を得る形態のものが知られている。または別の一例として、例えば金属等の素材により構成され、シートの幅に応じ任意の長さでカットしたワイヤ状のとじ部材を、穿孔加工が施されたシート束の穿孔部に差し込み、曲げ加工を行うことによって行う様式のリング製本処理が知られている。後者は使用する綴じ部材は異なるものの工程は共通しているため、以下ではまとめてワイヤ製本機能と呼ぶ。
ワイヤ製本機能では印刷を行う工程と、穿孔加工を行う工程、綴じる工程が別々の装置でシーケンシャルに行われため、上流の工程に合わせて、下流の工程を適切に制御する必要がある。
特開2012-173662号公報
上記特許文献1には、画像形成装置において、表紙や裏表紙を有した製本成果物を作成することが記載されている。また、その際、表紙および裏表紙部には本身(中紙)とは異なる種類のシートを使用することが同様に一般的に行われている。例えば、本文(中紙)は普通紙を使用する一方で表紙、裏表紙には厚紙やコート紙等の高品位なシートを利用する等である。これはワイヤ製本においても同様である。
表紙および裏表紙を利用する際に、上述の通り中紙とは異なる種類のシートを利用するのみならず、プレプリント紙として挿入紙を表紙若しくは裏表紙として利用することも広く行われている。ワイヤ製本において、これら挿入表紙、挿入裏表紙を利用する場合、次のような課題が存在する。
第一に、ワイヤ製本においては綴じ成果物を得る際に用いる綴じ部材を変形し綴じ処理を行う訳であるが、その綴じ部材の結合部が露呈してしまうため成果物の品位を損ねる。この課題を解消するためには、製本成果物作成時シートを積載する際に、裏表紙を最初に積載し、以後表紙、中紙という順序で積載を行い、綴じ処理適用後に一般的には手作業によって裏表紙を綴じ部材に沿って成果物の反対側に移動させ、最終成果物を得る。こうすることによって前記結合部が露呈した状態が解消され、成果物の品位を損ねることを防止することが可能となる。
しかしながら、操作者は表表紙と裏表紙の積載順序や向きを意識していないことがあり、正しい成果物を得るために、挿入紙を裏表紙、表紙として利用する場合、インサータに積載する挿入紙の積載順序や積載向き若しくは方向は自明ではなく一般的に難解である。
したがって、誤った順序、方向にこれら挿入表紙、挿入裏表紙のシートをインサータに積載してしまうことによって成果物作成ミスが生じる可能性がある。
具体的には次に示すような課題が存在する。ワイヤ製本において、その成果物の開き方向としては右開き、左開き、そして上下開きの3種類を備えることは一般的である。
その場合、綴じ部材の配置場所もしくは綴じ機構の配置によって左右開き方向の成果物作成を行う場合には形成する画像を180度回転する制御によってなされる。これは上下開きについても同様である。
前記回転処理は画像形成段階において可能であるが、一方で挿入表紙・裏表紙の場合にはシートを配置する段階で最終成果物の形態に応じ、回転を不要な状態で配置するか、あるいは180度回転された状態で配置する必要がある。しかしながら、ここでも誤った方向に挿入表紙・裏表紙用シートを配置してしまうことに起因する成果物作成ミスの発生要因が存在する。
第二に、ワイヤ製本はその綴じの仕組みから、成果物作成ミスが発生した場合、その成果物を破棄可能な状態とするために綴じられた状態の成果物から綴じ部材を分離することは多大な労力がかかる。
換言すれば、成果物作成に失敗した際のユーザにとっての損失もしくは不利益が他の綴じ処理成果物との比較において大きいことを意味する。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、ワイヤ綴じ製本処理が開始する前に、挿入する表表紙または裏表紙の正しい向きや正しい積載順序を分かり易く提示できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
穿孔された複数のシートで構成されるシート束の穿孔部をリング状の綴じ部材が貫通した製本物を形成する製本手段と、積載される前記シート束に挿入されるべき表表紙と裏表紙が積載される挿入シート積載手段と、前記綴じ部材を用いる製本設定を行う設定手段と、情報を表示する表示手段と、前記設定手段により設定される製本設定に従い、前記挿入シート積載手段に積載すべき裏表紙、表表紙の積載向き、裏表紙、表表紙の積載順序を示す情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ワイヤ綴じ製本処理が開始する前に、挿入する表表紙または裏表紙の正しい向きや正しい積載順序を分かり易く提示できる。
印刷システムの構成を説明する図である。 MFPのハードウエア構成を示すブロック図である。 情報処理装置の構成を説明するブロック図である。 製本装置、シート処理装置の構成を説明する図である。 パンチ装置におけるパンチ加工処理を説明する図である。 シート集積部の近傍の模式図である。 成果物の綴じ部の形態を説明する図である。 操作部に表示されるUI画面を示す図である。 操作部に表示されるUI画面を示す図である。 ワイヤ綴じを実施した際の成果物を説明する図である。 集積部に対して集積されるシート順、画像の向き、面の向きを説明する図である。 操作部に表示されるUI画面を示す図である。 操作部に表示されるUI画面を示す図である。 操作部に表示されるUI画面を示す図である。 操作部に表示されるUI画面を示す図である。 操作部に表示されるUI画面を示す図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 操作部に表示されるUI画面を示す図である。 操作部に表示されるUI画面を示す図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態に係る画像形成装置を含む印刷システムを示すブロック図である。本実施形態では画像形成装置の一例としてMFP(Multifunction Peripheral)101を、データ処理装置の一例としてPC102を説明する。後述する穿孔処理を行う穿孔装置と、製本処理を行う製本装置とを接続してシート後処理を行うMFP101と、印刷情報を生成してMFP101に送信するPC102とはネットワーク100を介して通信可能に接続されている。
なお、図1においては、1つの画像形成装置が印刷処理システムに設けられた場合を例示しているが、MFP101と複数の画像形成装置がネットワーク100を介して通信可能に接続されていてもよい。また、本実施形態の印刷システムは、画像形成装置と情報処理装置を含む場合を例示しているが、これに限定されるものではない。MFP101単独で実行可能な画像形成処理、例えばコピージョブ等の実行においてはネットワーク100に接続される情報処理装置は不要な構成としても構わない。
まず、PC102について説明する。
PC102は、印刷ジョブを投入するアプリケーションプログラム等の各種のプログラムを実行することができる。また、PC102には、MFP101に対応するプリンタ言語に印刷データを変換する機能を有するプリンタドライバがインストールされている。印刷を行いたいユーザは各種のアプリケーションなどから印刷指示を行うことができる。プリンタドライバは印刷指示に基づいてアプリケーションが出力するデータをMFP101が解釈可能な印刷データに変換し、ネットワーク100に接続されたMFP101に印刷データを送信することができる。
なお、本実施形態では、情報処理装置の一例としてPCを例示しているが、例えばスマートフォンやタブレット端末などの携帯情報端末などであってもよい。なお、印刷データを画像形成装置に送信する方法は適宜変形できる。印刷用のアプリケーション又はドライバを介して画像形成装置に印刷データを送信するようにしてもよいし、印刷データをクラウドサーバ経由で画像形成装置へ送信するようにしてもよい。
次にMFP101について説明する。MFP101はシート上の画像を読み取る読取機能、シートに画像を印刷する印刷機能を有する。また、MFP101は、画像が印刷された複数のシートを綴じたり、複数のシートを揃えたり、複数のシートの排出先を複数のトレイに分けたりする後処理機能を有する。なお、シートには、普通紙や厚紙などの用紙や、フィルムなどが含まれる。
なお、本実施形態では画像形成装置の一例としてMFP101を説明するが、例えば、読取機能を有しないプリンタ等の画像形成装置であってもよい。本実施例では、一例として画像形成装置が以下に説明する各種構成要件を備えるものとする。
また、MFP101が有する機能の一部やその他の付属的な機能を有する印刷制御装置103をMFP101に付加した構成を取っても構わない。この場合、PC102からは、ネットワーク100を経由して、印刷制御装置103がMFP101の機能を提供しているように見なすことが可能である。印刷制御装置103は、例えばモニタ105等の、PC102が備えるのと同様の各種入出力装置が付随されうる。また、このような付随する装置103が装着されていた場合であっても、MFP101は、ネットワークケーブル104を使用して、直接ネットワーク100に接続可能なよう構成されていても構わない。105は表示装置である。
MFP101は、複数の異なる役割を持つ装置が相互に連結され、複雑なシート処理が可能なように構成されている。以下、このMFP101を構成する各部位に関して説明する。
プリンタ部203は、画像データに基づいて、給紙部から給紙されたメディア(シート)にトナーを用いて画像を形成(印刷)する。このプリンタ部203の構成及び動作原理は以下のとおりである。
画像データに応じて変調された、例えばレーザ光などの光線を回転多面鏡(ポリゴンミラー等)により反射して走査光として感光ドラムに照射する。このレーザ光により感光ドラム上に形成された静電潜像はトナーによって現像され、転写ドラムに貼り付けられたシートに、そのトナー像を転写する。この一連の画像形成プロセスをイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーに対して順次実行することにより、シート上にフルカラー画像が形成される。また、これら4色に加え、特色と呼ぶトナーや、透明トナーなどを転写可能とする構成としても良い。こうしてフルカラー画像が形成された転写ドラム上のシートは定着器へ搬送される。定着器は、ローラーやベルト等を含み、ローラー内にハロゲンヒータなどの熱源を内蔵し、トナー像が転写されたシート上のトナーを、熱と圧力によってシートに定着させる。
なお、第1実施形態に係るMFP101のプリンタ部203には、スキャナ部201、及びプリンタ部203の上部に配置された操作部204が備え付けられている。操作部204は、第1実施形態に係るプリンタ部203の各種設定や操作などをユーザが行う場合の各種インタフェースを提供する。
さらにこのMFP101は、プリンタ部203に加え各種付随装置が装着可能なよう構成されている。なお、プリンタ部203には図示しないジャムを検出するセンサが設けられ、当該センサの出力が制御部205へ通知される構成を採用している。
大容量給紙装置220は、プリンタ部203に脱着可能な給紙装置である。これら給紙装置は、複数の給紙部225を備える。このような構成により、プリンタ部203は、大容量のシートへの印刷処理を行うことができる。なお、大容量給紙装置220には図示しないジャムを検出するセンサが設けられ、当該センサの出力が制御部205へ通知される構成を採用している。
プリンタ部203の内部にも給紙部225が存在し、機能的には給紙系装置給紙装置220と同等のことを実行することができる。プリンタ部203が備えるこれら給紙部225についても説明の上では給紙系装置と呼ぶこととする。
挿入シート積載手段であるインサータ221は、プリンタ部203によって作成されたシートに対してプリンタ部203を経由せずシート(挿入シート)を成果処理中のシートに挿入する際に用いられる。図1においては2つのトレイ226,227を備える形態の装置を示している。本実施形態において、インサータ221は、積載される前記シート束に表表紙と裏表紙を挿入するシート挿入手段として機能する。
穿孔処理を行うパンチ装置222は、プリンタ部203もしくはインサータ221によって供給されたシートに対し、穴あけ加工等の加工処理(シート後処理)を行うことを目的として備えられた装置である。同図に示す例による装置においては、内部のダイと呼ばれる部品を交換可能な形態を取っている。そのためダイ交換を行うためのドア234を備える。同装置の詳細については後述する。内部のダイは、穿孔する穴のサイズや、穴数が異なる複数のダイを使用して、異なる穿孔処理を行うことができるように構成されている。なお、パンチ装置222には図示しないジャムを検出するセンサが設けられ、当該センサの出力が制御部205へ通知される構成を採用している。
製本装置223は、本実施形態において特徴的な製本処理を実施するために供えられたものである。具体的には、パンチ装置222によって加工された穴あけ済シートに対して、綴じ部材を該シートの穴部に貫通させ、さらに綴じ部材を変形させる(リング状に折り曲げる)ことによってシート束すなわち製本成果物を得ることを目的とした装置である。作成済みの製本成果物は製本ドア231内部に配置されたトレイに積載される。また、綴じ部材の補給を行う際に開閉可能な様構成されるドア232をも具備する。さらには、例えばジャム等が同装置内において発生した際に、同装置内部のシート搬送路に対してアクセスする際に使用するドア231をも具備する。製本装置223に関する詳細は後述する。なお、製本装置223には図示しないジャムを検出するセンサが設けられ、当該センサの出力が制御部205へ通知される構成を採用している。
フィニッシャ224は、複数のシート束に対して針綴じ加工を施すために設けられたものである。針綴じの種別としては、コーナー綴じ、2か所綴じ、サドル製本綴じ等、ユーザが所望する形態の綴じ処理を可能とする。処理済の成果物をコーナー綴じ若しくは2か所綴じの場合にはトレイ228、229に排出される一方で、サドル製本綴じの場合にはトレイ230に排出されるよう構成される。
インサータ221、パンチ装置222、製本装置223、フィニッシャ224を後処理系のシート処理装置200と呼ぶ。
次に、第1実施形態に係るMFP101の構成(主に、ソフト構成)について説明する。
図2は、図1に示したMFP101のハードウエア構成を示すブロック図である。なお、図2で示すブロックは、システムとしての単位で分割されているため、図1で示した機器構成の単位とは必ずしも対応しない部分が存在する。
図2において、MFP101は、自装置内部に複数の処理対象となるジョブのデータを記憶可能なハードディスク209(以下、HDD)等の不揮発性メモリを備える。
またMFP101は、スキャナ部201から受付けたデータをHDD209に記憶し、そのHDD209から読み出してプリンタ部203で印刷するコピー機能を有する。また、外部装置から通信部の一例である外部I/F部202ユニットを介して受信したジョブデータをHDD209に記憶し、HDD209から読み出してプリンタ部203で印刷する印刷機能等を有する。
スキャナ部201は、原稿画像を読み取り、その原稿を読み取って得られた画像データを画像処理して出力する。外部I/F部202は、ファクシミリ、ネットワーク接続機器、外部専用装置と画像データなどを送受信する。HDD209には、このMFP101によって永続的に記憶及び変更、管理される各種管理情報なども格納される。又、MFP101は、HDD209に記憶された印刷対象のジョブのデータの印刷処理を実行するプリンタ部203を備える。MFP101は、ユーザインタフェース部の一例に該当する、表示部を有する操作部204も備えている。
MFP101が備える制御部の一例に該当するコントローラ部(制御部)205は図示しないCPUを有し、このMFP101が備える各種ユニットの処理や動作等を統括的に制御する。ROM207には、制御部205により実行される、後述するフローチャートの各種処理等を実行するためのプログラムを含む、第1実施形態で必要な各種の制御プログラムが記憶されている。又、ROM207には、ユーザインタフェース画面(以下、UI画面)を含む、操作部204の表示部に各種のUI画面を表示させるための表示制御プログラムも記憶されている。
制御部205のCPUがROM207に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、第1実施形態に係る各種動作をMFP101により実行させる。また制御部205が、外部I/F202を介して外部装置から受信したページ記述言語(以下PDLと略す)データを解釈し、ラスタイメージデータ(ビットマップ画像データ)に展開する動作を実行するプログラム等もROM207に記憶されている。同様に、制御部205が、外部I/F202を介して外部装置から受信した印刷ジョブを解釈して処理するためのプログラム等もROM207に記憶されている。
これらは、ソフトウェアによって処理される。ROM207は読み出し専用のメモリで、ブートシーケンスやフォント情報等のプログラムや上記のプログラム等の各種プログラムを予め記憶している。ROM207に格納される各種プログラムの詳細については後述する。RAM208は読み出し及び書き込み可能なメモリで、スキャナ部201や外部I/F202より送られてきた画像データや、各種プログラムや設定情報等を記憶する。
制御部205は、スキャナ部201や外部I/F部202等の各種入力ユニットを介して入力された処理対象となるジョブのデータを、このHDD209に格納し、HDD209から読み出してプリンタ部203に出力してプリントする。また、制御部205は、HDD209から読み出したジョブデータを、外部I/F202を介して外部装置へ送信できるようにも制御する。
また制御部205は、シート処理装置200の動作も制御する。
図3は、本実施形態を示す情報処理装置の構成を説明するブロック図である。本例は、情報処理装置であるコンピュータ(PC)102の構成例である。
図3において、CPU301は、ROM303のプログラム用ROMに記憶された、或いはHDD311からRAM302にロードされたOSや一般アプリケーション、製本アプリケーション等のプログラムを実行する。ROM303はまたフォントROMやデータROMを有している。RAM302は、CPU301の主メモリ、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ(KBC)305は、キーボード(KB)309やポインティングデバイス(不図示)からの入力を制御する。表示コントローラ(CRTC)306は、表示部310への表示を制御する。ディスクコントローラ(DKC)307は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル等を記憶するHDD311等とのアクセスを制御する。ネットワークコントローラ(NC)312は、ネットワーク100に接続されて、そのネットワーク100に接続された他の機器との通信制御処理を実行する。バス304は、CPU301とRAM302、ROM303及び各種コントローラ等を接続して、データ信号や制御信号を搬送している。
図4は、図1において示した製本装置223およびその近傍に配置されるシート処理装置200の構成を説明する図である。具体的には同図においては、インサータ221、パンチ装置222、製本装置223、これら装置のうち、製本処理に関与する部材及びその機構について以下説明する。なお、同図において示される二対の円形状の部材はシートを搬送するためのローラーの概略的配置を示している。なお、製本装置223は、後述するように穿孔された複数のシートで構成されるシート束の穿孔部をリング状の綴じ部材が貫通した製本物を形成する。
プリンタ部203で印刷された画像形成済のシートはインサータ挿入経路401によって示される箇所から後段の装置、すなわち本実施形態においてはインサータ221内の搬送路403に搬送される。また、インサータ221はプリンタ部203を経由せずにシートを搬送路403に搬送可能なように構成される。具体的には、トレイ226,227に配置されたシートは搬送路402を経由して搬送路403に導くことを可能な様、構成されている。なお、トレイ226、227にはシートが設置済か否かを識別可能とするためのセンサ410-1、410-2が備えられている。搬送路403を通過したシートは後段(下流側)の装置であるパンチ装置222内部に導かれる。ここで、インサータ221は、シート束に挿入されるべき表表紙及び裏表紙の一方が積載される第1のトレイ(トレイ226)と、シート束の表表紙及び裏表紙の他方が積載される第2のトレイ(トレイ227)として機能させることが可能に構成されている。
パンチ装置222においては、パンチ装置222による加工処理の有無に応じてシートは異なる搬送路に導かれる。すなわち、処理を不要とする場合には搬送路404を経由して後段の装置である製本装置223内に導かれる。一方で、パンチ装置222による加工処理を要する場合には、搬送路405を経由し加工部412に導かれる。シートに対する搬送路の切り替えはフラッパ411によって所定の搬送路にシートが導かれるような位置に制御される。加工部412においては、導かれたシートの所定の位置に対してパンチ処理を施す等のシート加工処理が実行される。パンチ屑集積部413により示された部位は、パンチ屑を集積する箇所である。加工部412によって加工されたシートは搬送路406を経由して後段(下流側)の装置である製本装置223内の搬送路407に導かれる。加工部412およびそれによって加工される処理の種別については後述する。
製本装置223内に導かれたシートは、製本装置223による製本処理の有無に応じ、異なる搬送路に導かれる。搬送路の切り替えはフラッパ414が所定の搬送路にシートが導かれるような位置に制御されることによってなされる。すなわち、製本処理を不要とする場合には、搬送路408によって示される搬送路を経由し後段の装置にシートを排出する。一方で製本処理を必要とする場合には搬送路409にシートが導かれるよう制御される。搬送路409に導かれたシートは集積部415に導かれる。
図4において、集積部415にはワイヤ部材である綴じ部材417および集積済シート418が示されている。後述するが、本実施形態による製本処理においては、パンチ処理によって穴あけ加工が施されたシートの穿孔部に綴じ部材が貫通するようシートを1枚ずつ積載させ、さらに綴じ部材をリング状に変形加工することによって製本成果物を得る方式である。したがって、搬送路409を経由し集積部415に導かれるシートは所定の様式によりパンチ処理が施されたものである必要がある。
具体的には綴じ部材がパンチ済みシートのパンチ加工部に対し貫通可能な形態によってパンチ処理されたものである必要がある。綴じ部材およびパンチ処理の様式については後述する。また、綴じ部材はその保持部419からシートの加工に必要な長さ分を引き出した上で切断し、前述した集積部415の所定の位置に正確に配置するための綴じ部材供給部420を有する。
製本加工を要する全てのシートの集積が完了したら加工部416によって綴じ部材417の変形加工処理が行われる。この装置および処理の結果によって綴じ処理が施された製本成果物が得られる。作成済みの製本成果物は搬送路421を介して成果物トレイ422に導かれる。同図においては作成済みの製本成果物423が同トレイ内に格納された状態を示している。
なお、同図において示した搬送路、ローラー、集積機構、ならびに綴じ機構近傍のシート搬送不良であるジャム、および装置が備えるドアの開閉状態、ならびに綴じ処理成功可否は図示しないセンサによって制御部205に通知されるよう構成される。
図5は、図2に示したパンチ装置222におけるシート処理(パンチ加工処理)を説明する図である。本例は、加工部412によってシートに対して施されるパンチ加工処理例である。加工部412には、ダイ501と呼ばれるパンチ型が交換可能な様式によって配置可能な構成を取っている。図5において、加工部412によってなされるシートに対するパンチ等の加工処理の詳細を述べる。なお、パンチ型の交換等は、作業者が行う。
加工対象のシート505は加工対象のシートであり、図4における搬送路405を経由し加工部412に導かれた印刷済みのシートまたはインサータから挿入されたシートを示している。穿孔部502は支柱503によって配置が強固に固定されているが、ダイ501の上方から圧力を加えることによって穿孔部502が下方に押し出される。穿孔部502の先端は穴あけ処理に好適なよう鋭利な形状を為しており、その結果、ダイ501の下方に配置された加工対象のシート505に対して穿孔処理が行われる。
ダイ501は、必要とするパンチの形状や穴数等に応じて各種用意されており、かつ柔軟に交換可能なよう構成される。例えば、二穴穿孔加工済シート506に示すような、穴の形状は丸型で穴数が2つの成果物を得る場合には対応した形状のダイ501を加工部412に配置する。
一方、4穴穿孔加工済みシート507に示すように、穴の形状が四角、穴数が4である成果物を得る場合には同様に、対応した形状のダイを加工部412に配置すればよい。
さらには、ダイ501の上方から圧力を加えることによってその下方に配置されたシートに加工を施すという装置の仕組みによって、穴あけ処理以外の加工処理をも、パンチ装置222は可能とする。具体的には、クリース加工(筋付け)済みシート508に示すようにシートの中央部にクリースと呼ばれる筋509を付けるための加工処理なども可能である。
本実施形態における製本処理を実現するための穴あけ処理について、製本穿孔加工済シート510によって示される図を用いて説明する。
図4において述べた通り、本実施形態における製本処理は、穴あけ加工のなされたシートに綴じ部材417を貫通させる仕組みを利用する。したがって、パンチ装置222は、上述した通り各種形状、穴数によるパンチ処理を可能としているにも拘らず、当該製本処理時には、製本装置223による製本処理に好適なダイ501によって穿孔加工がなされなければならない。
具体的には、穿孔属性である穴の数が製本属性である綴じ部材417と合致していなければならない。これは上述した通り、綴じ処理時において、綴じ部材417をシートの穴部504に貫通させ、さらに綴じ部材417を変形させる処理を要することによる。
さらに、シート510に示すように、穴の間隔511と綴じ部材417の間隔512が合致している必要があり、かつ穴のサイズ513よりも綴じ部材417の貫通部のサイズ514が小さくなければ綴じ部材417を貫通させることができない。
これらの条件も、上述した通り、製本処理の仕組みである、綴じ部材417をシートの穴部に貫通させ、変形させる処理を要することに由来するものである。
図6は、図4に示した集積部415の近傍の模式図であり、本実施形態における綴じ処理の仕組みの概要を説明するためのものである。以下、穿孔された各シートの穴位置を揃えて積載したシートに製本処理を行う例を説明する。
図6の(A)は処理開始前の集積部の状態を表している。綴じ部材固定部602,601によって示される部材が並行して配置される。両部材が接触する隙間603には、図4において説明した、シートの幅(搬送方向に直交する方向の長さ)に応じて切断された綴じ部材417を配置および固定するための箇所である。
図6の(B)によって示す通り、綴じ部材417が集積部415に供給された後は綴じ部材固定部602、601によって所定の位置に正確に配置および固定される。次に図6の(C)によって示す通り、この状態に対してパンチ済みの集積済シート418が綴じ部材417に貫通する形で集積される。綴じ部材417は集積されるために搬送されたシートの穴の数や位置に対し、綴じ部材417が貫通するよう正確に配置されるよう制御される。最終紙までの集積が完了したら、綴じ部材417を折り曲げ、変形させることによって図6の(D)に示すような製本成果物を得る。
なお、集積部415、およびそこに構成される部材、綴じ部材417の形状は製本処理の仕組みを説明するために簡略化されたものであり、同図に示した形状に限定されるものではない。例えば曲げ加工を容易とするために、同図に示すような直線的な綴じ部材ではなく、予め湾曲形状をした綴じ部材を用いるなどの場合が考えられる。また、穴の数、間隔、形状等についても、各種存在しうるが、それらが如何なる態様のものでもよい。
図7は、本実施形態における製本処理を実施した結果得られる成果物の綴じ部の形態を説明する図である。
図7の(A)によって示す図は、綴じ成果物の綴じ部の方向から成果物を表現した図である。最初のシート701、2番目のシート702、それ以降のシート703という積載順によって集積部415に集積され、その状態で綴じ処理を施した状態を示している。綴じ部材417に貫通したこれらシートを、綴じ部材をリング状に折り曲げることによってシートを束ねる方式である。したがって、同図に示す通り、綴じ部材417の底部707と貫通部、すなわち上部708が交互に配置された形状として綴じ部を形成することになる。
しかしながら、成果物として綴じ部の底部707と上部708が交互に露呈する様式の成果物は主に見た目における品位を著しく損なう。
したがって、図7の(B)で示される、綴じ処理実行後の成果物における最初のシート701を製本成果物の反対方向にめくった状態とする。これによって、図7の(A)によって示したような、底部707と上部708が露呈した状態を解除し、見た目に好ましい品位の成果物を得ることが可能である。また、このような最初のシート701を反対方向にめくるという処理を想定し、成果物のシート積載順序が決定される。
また、綴じ部材417のサイズは予め定められたものが製本装置223に供給される一方で、製本成果物を構成するシートの枚数、もしくは束厚は印刷ジョブデータのページ数や使用するシート種に応じて可変である。このようなことを想定し、様々な束厚の製本成果物を得るために、製本装置223は、サイズの異なる綴じ部材417を交換可能とすることに依り、異なる束厚の製本成果物であっても、適切に作成可能なよう構成されることを前提としている。
例えば、図7の(C)、図7の(D)に示す図は、サイズの異なるとじ部材705、706を用いた場合の製本成果物を綴じ部材417の断面を観察する方向から示したものである。しかしながら、同一束厚のシート束であっても、綴じ部材417のサイズが束厚を超えない限り、異なるサイズの綴じ部材417を利用した綴じ処理が可能である。
しかしながら、束厚に適したサイズの綴じ部材417を使う方が成果物としては好ましい。もっともこれは当該MFP101を利用するユーザの主観に委ねられる。しかしながら、図7の(E)に示したように、束の厚みに関し綴じ部材417が綴じることのできるサイズを超えてしまった場合がある。この場合にはユーザの主観によらず、当該製本装置223における製本成果物作成処理は実行することが出来ない。
この場合、ユーザは、束厚を小さくするか、若しくはより大きなサイズの綴じ部材417に換装し、処理を行う以外に正常な成果物を得る術はない。
図8は、図2に示した操作部に表示されるUI画面を示す図である。本例は、操作部204の表示部に表示するコピージョブにおける設定画面例である。
製本設定画面800を用いて製本成果物作成に関する各種設定を行うことが可能な様、必要となる各種設定に対応したボタンが配置される。前述の通り、操作者から操作部204への入力は制御部205へ伝送され、操作部204に表示する画面は制御部205からの指示によりに切り替えられる。
操作者から製本設定画面の表示の指示を受け付けると、制御部205は操作部204に図8に示す様な製本設定画面800を表示する。製本設定画面800は、コピーの設定に関する画面の1例であり、製本面付けおよび仕上げを指定するための画面である。
図8において、面付け指定ボタン801〜803は画像の配置(面付け)の方法を指定するためのボタンである。選択された面付け指定ボタン(面付け指定ボタン802)は、他のボタンとは異なる色で表示される。複数の面付け指定ボタンが同時に選択状態になることはない。既に選択状態になっている面付け指定ボタンがある状態で、別の面付け指定ボタンを選択した場合、新たに選択した面付け指定ボタンが選択状態となり、先に選択状態となっていた面付け指定ボタンの選択状態が解除される。なお、RAM208に面付け指定ボタンに関する選択状態が保存されている場合、その選択状態を初期状態とし、面付け指定ボタンに関する選択状態が保存されていない場合には製本面付けしない面付け指定ボタン803が選択された状態を初期状態とする。
製本面付け指定ボタン801は面付け指定ボタンの1つであり、選択状態にすることで中とじ製本面付けを指定することができる。中とじ製本面付けでは画像の順番を入れ替え、1枚の用紙に2つの画像を印刷する。仕上げ処理で中央を折ることで冊子のような出力物を得ることができる。
ワイヤ製本面付け指定ボタン802は面付け指定ボタンの1つであり、選択状態にすることでワイヤ製本面付けを指定することができる。図7を使用して説明したように、ワイヤ製本の成果物は、用紙の積載順序を変更する必要がある。具体的には最終成果物における裏表紙となる最後尾の用紙を最初に出力するように画像順序を入れ替えて積載順序を変更することが必要である。ワイヤ製本面付け指定ボタン802を選択することで、制御部205は、上記積載順序の変更に必要な処理を実施する。ワイヤ製本面付け指定ボタン802は、製本装置223がMFP101に接続されている場合のみ表示されるように制御部205がその表示を制御する。また、穿孔装置222に装着されている穿孔器具(ダイ)501が、ワイヤ綴じに適したものであるときのみ、ワイヤ製本面付け指定ボタン802を選択可能となるように制御部205がその表示状態を制御する。
製本面付けしない面付け指定ボタン803は面付け指定ボタンの1つであり、選択状態にすることで製本面付けを行わないことを指定することができる。製本面付けを指定しない場合、用紙の1つの面に対し1つの画像が順番通りに印刷される。片面・両面の指定は不図示の通常面付け指定画面で設定可能である。
仕上げ指定ボタン804〜807は仕上げの方法を指定するためのボタンである。選択された面付け指定ボタン(仕上げ指定ボタン806)は、他のボタンとは異なる色で表示される。複数の仕上げ指定ボタンが同時に選択状態になることはない。既に選択状態になっている仕上げ指定ボタンがある状態で、別の仕上げ指定ボタンを選択すると、新たに選択した仕上げ指定ボタンが選択状態となり、先に選択状態となっていた仕上げ指定ボタンの選択状態が解除される。RAM208に選択状態が保存されている場合その選択状態を初期状態とし、選択状態が保存されていない場合には仕上げなし指定ボタン807が選択された状態を初期状態とする。
折り+中とじ指定ボタン804は仕上げ指定ボタンの1つであり、選択状態にすることで用紙を中央で折る処理とステイプルで綴じる処理を指定することができる。製本面付け指定ボタン801と合わせて指定をすることで、中とじされた冊子状の成果物を得ることができる。
折り指定ボタン805は仕上げ指定ボタンの1つであり、選択状態にすることによって中央で折る処理を指定することができる。製本面付け指定ボタン801と合わせて指定をすることで、冊子状の成果物を得ることができる。
ワイヤ綴じ指定ボタン806は仕上げ指定ボタンの1つであり、選択状態にすることでワイヤを使用した綴じを指定することができる。ワイヤ製本面付け指定ボタン802と合わせて指定をすることで、ワイヤで綴じられて製本処理された出力物を得ることができる。ワイヤ綴じ指定ボタン806は、ワイヤ製本面付け指定ボタン802と同様、製本装置223がMFP101に接続されている場合のみ操作部294の製本設定画面800上に表示される。また、ワイヤ綴じ指定ボタン806は、穿孔装置222に装着されている穿孔器具501が、ワイヤ綴じに適したものであるときのみ操作部294上で選択可能となる。
仕上げなし指定ボタン807は仕上げ指定ボタンの1つであり、選択状態にすることで仕上げを行わないことを指定することができる。仕上げを行わない場合、製本に関わる仕上げ処理は行われない。
表紙指定ボタン808は表紙を指定するためのボタンである。表紙指定ボタン808が選択されると制御部205は、面付け指定ボタン801〜803と仕上げ指定ボタン804〜807の選択状態をRAM208に一時的に保存し、後述する図12に示す表紙設定画面を表示する。表紙設定画面では表紙に使用する用紙の種類や印刷面を指定することが可能である。また、表紙として挿入紙を使用するかを指定可能である。
表紙設定画面が終了したら、制御部205はRAM208に保存したボタンの選択状態を読み出し、読み出した選択状態を初期状態とした上で操作部204に製本設定画面800を表示する。
開き方指定ボタン809は製本の開き方向を指定するためのボタンである。開き方指定ボタン809が選択されると制御部205は、面付け指定ボタン801〜803と仕上げ指定ボタン804〜807の選択状態をRAM208に一時的に保存し、後述する図9に示す開き方設定画面を表示する。開き方設定画面では製本の開き方向を指定することが可能である。開き方設定画面が終了したら、制御部205はRAM208に保存したボタンの選択状態を読み出し、読み出した選択状態を初期状態とした上で操作部204に製本設定画面800を表示する。
用紙設定ボタン810は、使用する用紙を指定するためのボタンである。用紙設定ボタン810が選択されると制御部205は、面付け指定ボタン801〜803と仕上げ指定ボタン804〜807の選択状態をRAM208に一時的に保存し、不図示である用紙設定画面を表示する。用紙設定画面における設定処理が終了したら、制御部205はRAM208に保存したボタンの選択状態を読み出し、読み出した選択状態を初期状態とした上で操作部204に製本設定画面800を表示する。
設定取消ボタン811は、製本設定を終了するものである。設定取消ボタン811の選択を受け付けた場合、制御部205は製本設定画面800で行われた面付け方法、仕上げ方法、および表紙設定画面で行われた表紙設定、開き方設定画面で行われた開き方向の指定、用紙設定画面830、840で行われた用紙設定を保存することなく破棄し、遷移元の画面に遷移する。
OKボタン812は、製本設定を終了するものである。OKボタン812への指示を受け付けた場合には、制御部205は製本設定画面800で行われた面付け方法、仕上げ方法、および表紙設定画面で行われた表紙設定、開き方設定画面で行われた開き方向、用紙設定画面830、840で行われた用紙設定をコピージョブで使用する設定としてRAM208に保存し、遷移元の画面に遷移する。
表紙指定ボタン808、開き方指定ボタン809、用紙設定ボタン810、設定取消ボタン811、OKボタン812のいずれのボタンも指示されることなく、製本設定画面800から遷移した場合、制御部205は製本設定画面800で行われた面付け方法、仕上げ方法、および表紙設定画面で行われた表紙設定、開き方設定画面で行われた開き方向の指定を破棄する。ただし、スクリーンセイバなどの一時的かつ、解除後に製本設定画面800に戻る画面遷移に関しては一時的に保存された設定を破棄しない。
図8において示した製本設定画面800において、所定の設定がなされた状態で操作部204においてコピージョブの実行を指示した場合、同画面あるいは不図示の各種設定に基づきコピージョブが制御部205によって実行され、その結果、図1、図2において示したにおいて示したMFP101を構成するハードウエア、HDD209に記憶される各モジュールが作動するよう制御される。
なお、本実施形態による効果を説明する上で、以後の説明において、製本設定画面800においてワイヤ製本面付け指定ボタン802およびワイヤ綴じ指定ボタン806が同画面における操作によって選択状態となった条件を前提とし説明を行う。
製本設定画面800において、ワイヤ製本面付け指定ボタン802およびワイヤ綴じ指定ボタン806以外のコピージョブの設定有無については本実施形態の効果を説明する上で不要であるため、ワイヤ綴じ処理に関する指定として任意の指定がなされた状態であったとしても構わない。
図9は、図2に示した操作部204に表示されるUI画面を示す図である。本例は、図8において示した状態の画面が操作部204に表示されている際に、製本開き方指定ボタン809を押下し遷移した画面状態を示す、開き方設定画面900に対応する。
図9において、操作部204に対する同画面に示す表示制御は制御部205によって行われる。成果物の綴じ方向を図示の開き方向指定ボタンである左開きボタン901、右開きボタン902、上下開きボタン903によって指定可能なよう構成される。本実施形態では、これら開き方向指定ボタンである左開きボタン901、右開きボタン902、上下開きボタン903は排他的に選択可能となるよう制御部205によって操作部204は制御される。
また何れかがデフォルトとして必ず選択状態となるよう、制御部205によって操作部204は制御される。同図に示した例では左開きボタン901が選択状態となっている例を示している。
左開きボタン901が選択された場合、制御部205は綴じられた成果物が左開きとなるように画像形成関連処理を実行する。同様に右開きボタン902が選択された場合、制御部205は綴じられた成果物が右開きとなるように画像形成関連処理を実行する。
上下開きボタン903についても同様であり、制御部205は綴じられた成果物が上下開きとなるような画像形成関連処理を実行する。開き方向指定ボタン(901、902、903)によって選択された操作は、制御部205によってRAM208に保存される。
OKボタン904は、開き方設定画面900内で選択された開き方に関する設定をRAM208に保存し、遷移元の画面に遷移する。
図10は、図9において示した開き方向指定ボタンである左開きボタン901、右開きボタン902、上下開きボタン903のそれぞれを選択した場合にワイヤ綴じを実施した際の成果物の形態および綴じ部材417と画像向きとの関連を説明するための模式図である。
なお、図10に示した成果物の製本綴じ例は、図7において説明した、裏表紙部を反対側に移動し、綴じ部材の結合部が露呈されていない状態の最終成果物を例として示している。
図10の(A)は図9において左開きボタン901を選択した場合にワイヤ綴じを実施し作成された成果物の例である。図示の通り、綴じ部材417が表紙となるシート702に対して左側に配置されている。したがってこれはページを右から左方向にめくる方向1001の製本成果物であることが分かる。
図10の(B)は図9において右開きボタン902を選択した場合にワイヤ綴じを実施し作成された成果物の例である。図示の通り、綴じ部材417が表紙となるシート702に対して右側に配置されている。したがってこれはページを左から右方向にめくる方向1002の製本成果物であることが分かる。
図10の(C)は図9において上下開きボタン903を選択した場合にワイヤ綴じを実施し作成された成果物の例である。図示の通り、綴じ部材417が表紙となるシート702に対して上側に配置されている。したがってこれはページを下から上方向にめくる方向1003の製本成果物であることが分かる。
実際には図4において示した通り、ワイヤ綴じの機構は集積部415およびその内部に配置される綴じ部材固定部602,601の位置は装置内で固定的に配置される。換言すれば、図10の(A)〜(C)のような形態の成果物を得るためには、図4において示した機構に合わせて画像形成時にシートに対して形成する画像の向きを綴じ部材417および穿孔対象となる箇所を考慮し制御を行う必要がある。具体的には、画像形成時において画像回転処理や反転処理が図8および図9においてなされた製本設定に基づき制御部205が制御を行うことによってなされる。
図10(D)〜(F)はそれぞれ図10(A)〜(C)について、綴じ部材の位置を右端に固定した状態とし、成果物の方向を揃えて比較した状態を示す。なおかつ、裏表紙は反対方向に移動した状態の最終成果物を例として同図は示している。
図示の通り、画像の回転処理が綴じ部材417の位置と図9において指定した開き方向の成果物となるよう、制御された結果となっていることが同図から示される。
図11は、図10において示したワイヤ製本成果物において、それぞれ開き方向が異なる場合の、実際の集積部415に対して集積されるシート順、画像の向き、面の向きを説明するための模式図である。
図11(A)、(D)は処理される画像データを示し、図11(B)、(C)、(E)はそれぞれ左開き、右開き、上下開き成果物の集積部415に積載される順序、および画像、シートの向きを表現している。なお、画像中に含まれる文字が薄いグレーで表記することにより、その画像は裏面に形成された状態であることを意味するものとする。また、同図においては説明の明確化のため、片面によって画像形成されたワイヤ製本成果物を作成する場合を一例として示している。
集積部415に集積する順序については図7において説明した通り、裏表紙1101、表表紙1102、本文1枚目1103、本文2枚目、以降本文を形成するシートが続き本文最後のシート1105という順序で集積される。
図11の(B)に示す左開きワイヤ製本成果物の場合は図示する通りの方向で集積部415に積載されることで結果的に正常なワイヤ製本成果物を得ることが可能である。
一方、図11の(C)に示す右開きワイヤ製本成果物の場合は図示する通りの方向で集積部415に積載されることで結果的に正常なワイヤ製本成果物を得ることが可能である。図11の(B)の場合と異なり、画像の方向が同図における上方から見て、各ページとも、180度回転した状態で集積部415に積載する必要があることを示している。
図11の(E)に示す上下開きワイヤ製本成果物の場合は図示する通りの方向で集積部415に積載されることで結果的に正常なワイヤ製本成果物を得ることが可能である。
図11の(F)は、ワイヤ綴じではなく、針綴じをフィニッシャ224によって施す場合であって、かつ表紙、裏表紙を挿入紙として使用する場合の成果物の積載順序を示したものである。図示の通り、針綴じの場合には図7において示したような裏表紙部を反対側に移動させる処理を必要としない。したがってこの場合には裏表紙部を最初に積載すると言う、ワイヤ綴じ成果物作成時固有の処理およびそれに由来する処理は不要である。また、成果物作成ミスが仮に針綴じ処理において生じたとしても、ワイヤ製本成果物における綴じ部材417を集積済シート418から分離する作業との比較において格段に容易である。したがって、成果物作成ミスが生じた際に、該成果物を破棄する際の作業も容易であり、したがってユーザが成果物作成ミスによってこうむる損害は両者の綴じ処理において大きく異なる。
図12は、図2に示した操作部204に表示されるUI画面を示す図である。本例は、図8において示した状態の画面が操作部204に表示されている際に、図8における表紙指定ボタン808を押下し遷移した画面状態を示す、ワイヤ綴じの表紙設定画面1200の例である。なお、操作部204に対する同画面に示す表示制御は制御部205によって行われる。
図12に示すUI画面では、印刷表紙ボタン1201および挿入表紙ボタン1202の2つのボタンが配置され、後者である挿入表紙ボタン1202が選択状態となっている例を示している。本実施形態では、これら印刷表紙ボタン1201および挿入表紙ボタン1202は排他的に選択可能となるよう制御部205によって操作部204は制御される。また何れかがデフォルトとして必ず選択状態となるよう、制御部205によって操作部204は制御される。
印刷表紙ボタン1201を押下した場合は、ワイヤ製本成果物の本身と表紙および裏表紙の画像の向きが揃う用に、制御部205は画像形成時に表紙および裏表紙の画像向きを制御し、結果的に図10に示したような成果物を作成するよう制御する。
一方、挿入表紙ボタン1202を押下した場合には、インサータ221が備えるトレイ226、227に対して、表紙もしくは裏表紙として用いるシートを配置する必要がある。
また、図4において示した通り、インサータ221のトレイ226,227に配置したトレイは搬送路の形状から、シートの表裏を反転し、トレイ226,227に設置した状態と表裏が反転した状態で集積部215に導かれる。しかしながら、シートを回転するような機構を有していない。したがって図10の(D)、(E)のような成果物を得るためには、画像形成によって表紙、裏表紙を形成する時とは異なり、当該MFP101のユーザが結果的に正しい向きとなるようトレイ226,227に表紙、裏表紙を配置しなくてはならない。
また図10の(F)の成果物を作成する際に表紙、裏表紙を挿入紙として作成する場合にも、シートの上若しくは下の何れの方向にインサータ221に配置するかはMFP101内部のシートの搬送路や機構の知識がないユーザにとっては自明とはいえず、むしろ難解である。
換言すれば、図11において示した態様で開き方向に応じて、裏表紙1101および表表紙1102をこの順序、画像向きとなるよう、確実にインサータ221の備えるトレイ226,227に確実に配置することを要する。
ここで、誤った方向、向きで挿入対象シートをインサータ221に設置してしまい、結果的に不正な成果物が形成され、ユーザに対し不利益を与えてしまうことが想定される。
次へボタン1204は、ワイヤ綴じの表紙設定画面1200内で選択された表紙形成方法に関する設定をRAM208に保存し、次の画面に遷移させる場合に選択される。
設定取消ボタン1203の押下時には、同画面内における操作内容を破棄し、遷移元の画面に遷移させる場合に選択される。
図13は、図2に示した操作部204に表示されるUI画面を示す図である。本例は、図9において左開きボタン901が選択され、かつワイヤ綴じの表紙設定画面1200が図12において示した状態で次へボタン1204が押下された後に遷移する挿入表紙設定画面1300の例である。
挿入表紙設定画面1300では、インサータ221が備えるトレイ226、227のいずれを使用するかを選択するトレイ設定ボタン1301、1302が備えられており、なお、図13においては、トレイ設定ボタン1301、に対応するインサートトレイ1を使用する設定が選択された状態を示している。なお、ここでは、トレイ226がインサートトレイ1に対応し、トレイ227がインサートトレイ2に対応するものとする。
操作指示提示部1303に示すメッセージは、ユーザが挿入紙として用いるシートを如何様にトレイ226、227に設置するかに関する指示情報を提示するために供されるものである。本実施形態では、図14〜図16に示すように、1つのトレイ226に見開き方向に従い積載する表表紙、裏表紙の積載向きと、積載順序とが提示され、さらに、集積部415に表紙および本文のシートが如何様に積載されるかをグラフィックのオブジェクトを用いた表示態様でユーザに分かり易く提示する。
操作指示内容提示部1304に示すメッセージは、操作指示提示部1303の指示内容のより詳細な情報を提示することを目的として設けられるものである。図13における例では、左綴じワイヤ製本成果物において、表紙、裏表紙を挿入紙として用いる設定の一例である。
すなわち、図10の(A)、(D)および11の(B)において説明した成果物作成において、表表紙1102、裏表紙1101を挿入紙として利用する場合である。したがって、図11の(B)によれば、裏表紙1101が最初に積載され、次に表表紙1102、さらに本文と続くが、シートの向きは画像の上がインサータ221の手前から見て奥となるような方向に、かつ裏表紙、表表紙という順序で繰り返されるシート束を設置する旨指示がなされている。
操作指示内容提示部1305に示すグラフィックスは、操作指示内容提示部1304の指示内容を当該MFP101のユーザに対し、視覚的に理解を容易にすることを目的として設けられた付随情報である。
これらの情報をユーザが確認し、その指示通りにトレイ226、227に設置すれば、間違えることなく、挿入紙として表紙、裏表紙を使用したワイヤ製本成果物を作成可能とする利点をユーザに提供することが可能となる。
設定取消ボタン1306は、同画面における設定内容を破棄し、遷移元の画面に遷移するためのものである。OKボタン1307は同画面においてなされた設定内容をRAM208に格納し、同図における画面表示を終了し、別画面に遷移するよう制御部205が操作部204を制御するためのものである。
図14は、図2に示した操作部204に表示されるUI画面を示す図である。本例は、図9において右開きボタン901が選択され、かつワイヤ綴じの表紙設定画面1200が図12において示した状態で次へボタン1204が押下された後に遷移する挿入表紙設定画面1300である。図13と共通の画面構成要素および重複する説明内容は省略する。
図14において示した例は、右開きワイヤ製本として表紙、裏表紙に挿入紙を使用する場合の例である。すなわち、図10(B)、(E)および図11の(C)において説明した成果物作成において、表表紙1102、裏表紙1101を挿入紙として利用する場合である。したがって、図11の(C)によれば、裏表紙1101が最初に積載され、次に表表紙1102、さらに本文と続く。
その際のシートの向きは画像の上がインサータ221の手前から見て手前となるような方向に、かつ裏表紙、表表紙という順序で繰り返されるシート束を設置する旨指示が操作指示内容提示部1401のメッセージにおいてなされている。
操作指示内容提示部1402に示すグラフィックスは、操作指示内容提示部1401のメッセージに従う指示内容に応じた視覚的な情報が提示されている。
図15は、図2に示した操作部204に表示されるUI画面を示す図である。本例は、図9において上下開きボタン901が選択され、かつワイヤ綴じの表紙設定画面1200が図12において示した状態で次へボタン1204が押下された後に遷移する挿入表紙設定画面1300である。図13と共通の画面構成要素および重複する説明内容は省略する。
図15において示す例は上下開きワイヤ製本として表紙、裏表紙に挿入紙を使用する場合の例である。すなわち、図10の(C)、(F)および図11の(E)において説明した成果物作成において、表表紙1102、裏表紙1101を挿入紙として利用する場合である。したがって、図11の(E)によれば、裏表紙1101が最初に積載され、次に表表紙1102、さらに本文と続く。
その際のシートの向きは画像の上がインサータ221の手前から見て左方向となるように、かつ裏表紙、表表紙という順序で繰り返されるシート束を設置する旨指示が操作指示内容提示部1501のメッセージにおいてなされている。
操作指示内容提示部1502のグラフィックスは操作指示内容提示部1501の指示内容に応じた視覚的な情報が提示されている。
図16は、図2に示した操作部204に表示されるUI画面を示す図である。本例は、ワイヤ綴じ処理ではなく、従来技術の綴じ処理であるフィニッシャ224が備える針綴じ機能において、その成果物の表紙、裏表紙を挿入紙として使用した場合の表紙設定画面の一例を示すため針綴じ表紙設定画面1600である。
図16は、ワイヤ綴じ成果物における裏表紙部を反対側に移動し最終的な成果物を得るという、特殊な形態の成果物を作成する本実施形態によって得られる効果と従来技術における針綴じ、すなわち裏表紙の処理の方法およびそれに起因するシート制御順序の違いを明確にすることを目的としている。
具体的には図11の(F)において示したシート順序によって処理する際の、表紙、裏表紙をインサータ221が備えるトレイ226,227に設置する際の提示情報の一例を示している。なお、針綴じ表紙設定画面1600に至る画面遷移は省略する。また、図16は図13における左開きワイヤ製本成果物の綴じ種別を針左綴じに変更した場合の挿入紙を用いた表紙、裏表紙を伴う成果物作成処理時の設定画面の一例を示している。また、図13において示した画面と同一の構成要因に関する説明は省略する。
図11の(F)に示す通り、ワイヤ綴じではない、針綴じ時においては、表紙、本身、裏表紙の順序でシートを積載する必要がある。したがって、インサータ221が備えるトレイ226,227に積載する表紙、裏表紙の積載順序について、操作指示内容提示部1601のメッセージによって提示されている表紙、裏表紙用シート束の積載順序がワイヤ製本綴じにおける挿入紙を用いた表紙、裏表紙とは異なっている。
同様に操作指示内容提示部1602のグラフィックスにおいても同様に提示されている表紙、裏表紙用シート束の積載順序がワイヤ製本綴じにおける挿入紙を用いた表紙、裏表紙とは異なっている。
図17は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図1に示したMFP101において印刷ジョブを実行する際の制御部205の処理の制御手順に対応する。なお、ここでの印刷ジョブは、原稿の画像をコピーするコピーモードでの印刷とコンピュータから送信された画像を印刷するプリントモードの何れでもよい。また、各ステップは、制御部205が備えるCPUがROM207、HDD209に記憶される制御プログラムを実行することで実現される。
S1701において、制御部205は印刷ジョブの実行に関する各種設定操作を、操作部204を介して受理する。このステップにおける操作は操作部204を介して行われ、該操作部204の操作および入力、もしくは選択された操作内容は制御部205によりRAM208内に保持される。また、図8、図9、図12、図13、図14、図15において示した各設定における設定操作制御も同ステップに含まれる。
S1701では操作部204に対して当該MFP101のユーザが印刷ジョブの開始指示を実施するまで同ステップ内に留まる。同ステップの処理の詳細は後述する。
印刷ジョブの開始が指示された後は、制御部205は処理をS1702に進め、制御部205は印刷ジョブの対象となる原稿をスキャナ部201に対して読み込み処理を開始するよう指示する。また、スキャナ部201で読み込まれた画像はHDD209内に格納し、印刷処理時まで保持されるよう同様に制御部205は図2に記載の各モジュールを制御する。
読み込みが終了した後にはS1701においてなされた設定に基づき印刷ジョブの処理すなわち印刷成果物作成処理に移行する。
S1703において、制御部205は印刷ジョブに対する設定内容に、ワイヤ綴じ設定の有無を判別する。ここで、ワイヤ綴じの設定があると制御部205が判断した場合、制御部205は処理をS1704に進め、制御部205はワイヤ綴じ設定に基づき印刷ジョブを実行して、本処理を終了する。なお、S1704の処理の詳細に関しては後述する。
一方、S1703でワイヤ綴じの設定があないと制御部205が判断した場合、制御部205は処理をS1705に進め、制御部205は印刷ジョブに対する設定内容に、針綴じ設定がなされているかどうかを判断する。ここで、印刷ジョブに対する設定内容に、針綴じ設定がなされていると制御部205が判断した場合、制御部205は、処理をS1706に進め、制御部205は針綴じ設定に基づき印刷ジョブを実行して、本処理を終了する。なお、S1706の処理の詳細に関しては後述する。
一方、S1705で印刷ジョブに対する設定内容に、針綴じ設定がなされていないと制御部205が判断した場合、当該印刷ジョブはワイヤ綴じでも針綴じでもないその他の指定に基づき印刷ジョブを実行するため、制御部205は、処理をS1707に進める。
S1707では、制御部205はその他のモードで印刷ジョブを実行して、本処理を終了する。
ここで、その他のモードとは、本実施形態に依らない通常の印刷ジョブのことを指し、また本発明が解決しようとしている課題とは関係がないため、動作の詳細は省略する。
図18は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図17に示したS1701、すなわち印刷ジョブにおける各種設定処理の詳細手順に対応する。なお、各ステップは、制御部205が備えるCPUがROM207、HDD209に記憶される制御プログラムを実行することで実現される。
S1801で、制御部205は、操作部204に対する当該MFP101のユーザが各種操作を実施したことを検知するまで処理を待機する。ユーザが何らかの入力操作を操作部204に対し行ったことを制御部205が検知したら、制御部205は、処理をS1802以降の処理に進める。
S1802において、制御部205はS1801においてユーザにより操作部204において選択された処理が、印刷ジョブの開始指示であるか否かを判別する。ここで、ユーザにより操作部204において選択された処理が、印刷ジョブの開始指示であると制御部205が判断した場合、制御部205は図18に示す印刷ジョブのための設定フローを終了し、図17におけるS1702以降の処理が開始される。
一方、S1802でユーザにより操作部204において選択された処理が、印刷ジョブの開始指示でないと制御部205が判断した場合、制御部205は、S1803以降の処理で、ユーザが選択した設定内容の判別処理を行う。
S1803において、制御部205は、S1801にて選択された操作が、ワイヤ綴じ処理の選択操作であるか否かを判別する。これは、図8において示した操作部204の表示状態におけるワイヤ綴じ指定ボタン806が選択されたことを制御部205が検知したことで判別する。
S1803で、操作部204の表示状態におけるワイヤ綴じ指定ボタン806が選択されと制御部205が判断した場合、制御部205は、処理をS1804に進め、ワイヤ綴じ設定がなされた旨、制御部205はRAM208に記憶し、205は処理をS1801に戻す。
一方、S1803において、操作部204の表示状態におけるワイヤ綴じ指定ボタン806が選択されていないと制御部205が判断した場合、制御部205は、処理をS1805に進める。そして、S1805において、制御部205は、S1801にて選択された操作が、開き方向の選択操作であるか否かを判別する。これは、図8において示した操作部204表示状態における開き方指定ボタン809が選択されたことを制御部205が検知したことで判別する。
S1805において、操作部204表示状態における開き方指定ボタン809が選択されと制御部205が判別した場合、制御部205は処理をS1806に進める。これは、図9に示した開き方設定画面900の表示および同画面内にて行われた選択処理に関する処理が相当する。ここで、制御部205は図9に示した開き方設定画面900でなされた設定内容を、制御部205はRAM208に記憶し、制御部205は処理をS1801に戻す。
一方、S1805で操作部204表示状態における開き方指定ボタン809が選択されていないと制御部205が判別した場合、制御部205は、処理をS1807に進める。そして、S1807において、制御部205は、S1801にて選択された操作が、表紙設定の選択操作であるか否かを判別する。ここで、S1801にて選択された操作が、表紙設定の選択操作であると制御部205が判別した場合、制御部205は、処理をS1809に進める。
そして、S1809において、制御部205、S1805において設定された表紙が、ワイヤ綴じ製本有効時における表紙設定であるか否かを判別する。これは、図13、図14、図15によって示したワイヤ綴じ固有の情報提示を実施する必要があるか否かの判別に相当する。
S1809において、S1805において設定された表紙が、ワイヤ綴じ製本有効時における表紙設定でないと制御部205が判別した場合、すなわちワイヤ綴じ製本以外の表紙に関する設定である(換言すれば従来における各種表紙に関する設定)と判別した場合、制御部205は、処理をS1810に進める。この場合、制御部205は、従来相当の表紙設定として制御部205はその内容をRAM208に記憶し、制御部205は処理をS1801へ戻す。
一方、S1809において、ワイヤ綴じ製本有効時における表紙設定であると制御部205が判別した場合、制御部205は、処理をS1811に進める。そして、S1811において、制御部205は、ワイヤ綴じ製本における表紙が、印刷処理を伴う表紙であるか、もしくは挿入紙を用いた印刷を伴わない(プリンタ部203を経由しない)表紙の指定であるか否かの判別を行う。ここで、ワイヤ綴じ製本における表紙が、印刷処理を伴う表紙であるか、もしくは挿入紙を用いた印刷を伴わない表紙の指定ではないと制御部205が判断した場合、制御部205は、処理をS1814に進め、制御部205
は、ワイヤ綴じ製本表紙、裏表紙に関し画像形成を伴う形で処理をするための設定を制御部205はRAM208に記憶し、制御部205は処理をS1801へ戻す。
なお、ワイヤ綴じ製本における表紙が、印刷処理を伴う表紙であるか、もしくは挿入紙を用いた印刷を伴わない表紙の指定ではない場合、ワイヤ綴じ製本において印刷表紙、裏表紙を用いることを意味する。
したがって、これらの場合表紙、裏表紙に対する画像向きは画像形成処理を伴うことによって、開き方向と一致するよう制御部205は成果物作成時に制御可能な場合である。よって、本発明が課題とする挿入紙の設置向きもしくは順序をユーザが誤操作することにより不正成果物が作成されるという課題は考慮不要となる。
一方、S1811でワイヤ綴じ製本における表紙が、印刷処理を伴う表紙であるであると制御部205が判別した場合、制御部205は処理をS1812へ処理を進める。なお、S1811でワイヤ綴じ製本における表紙が、印刷処理を伴う表紙であるであるとは、ワイヤ綴じ製本における表紙として挿入紙を使用する場合に相当する。したがって、この場合には設置向きや方向をユーザが誤操作することによって成果物作成ミスが発生しうるため、それを回避するための処理を追加する必要がある。
具体的には図13、図14、図15において示したような画面を操作部204を介してユーザに提示し、ユーザが設定した開き方向に応じて、適切な方向に表紙、裏表紙をインサータ221のトレイ226,227に確実に設置可能とすることにより成果物作成ミスを防止可能とする。
S1812では、図13、図14、図15に示した情報を制御部205は操作部204に表示すると共に、ユーザが選択したトレイ226,227の何れを選択したのかをトレイ設定ボタン1301、1302の押下された状態をRAM208に格納する。S1812では、OKボタン1307が押下されたことを制御部205が検知するまで留まり、OKボタン1307の押下されたこと検知した場合、制御部205は、本処理を終了し、制御部205は、処理をS1801に戻す。
一方、S1807において、S1801にて選択された操作が、表紙設定の選択操作でないと制御部205が判断した場合、制御部205は処理をS1808へ進める。
なお、S1801にて選択された操作が、表紙設定の選択操作でないと制御部205が判断した場合とは、上述した以外の任意の設定をユーザが操作部204において設定した場合を意味する。
これらには、例えば図8において示した各種面付け方法や仕上げ方法としてワイヤ製本面付け指定ボタン802の選択状態から別の面付け方法設定ボタン(801、803)等を選択することや、仕上げ方法としてワイヤ綴じ指定ボタン806以外の仕上げ方法を選択状態とする場合等を含む。
また図示しないコピー機能に伴う各種機能の設定操作の選択を含む。これらの詳細は本発明の効果を説明する上で重要ではないため、S1808においては単にその他の設定と表記し、そこにおいてなされた設定を制御部205はRAM208に格納し、制御部205は処理をS1801に戻す。
図19は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、図18におけるS1812すなわちワイヤ綴じ製本時の表紙、裏表紙として挿入紙を使用する際のシートの誤設置防止を目的とした情報提示処理の詳細手順に対応する。なお、各ステップは、制御部205が備えるCPUがROM207、HDD209に記憶される制御プログラムを実行することで実現される。
S1901において、制御部205は、ワイヤ綴じ製本の開き方向の判別を行う。これは図9において示した画面に対するユーザの設定情報を制御部205がRAM208から読み出す処理に相当し、またこの設定は図17におけるS1806の結果の読み出しに相当する。
S1902において、S1901において判別した結果、ユーザが選択したワイヤ綴じ製本の開き方向が左開きであると制御部205が判別した場合には、制御部205は処理をS1903に進め、制御部205が操作部204の画面に対して図13に示したUI画面を表示する制御を行い、制御部205は、本処理を終了する。
一方、S1902でユーザが選択したワイヤ綴じ製本の開き方向が左開きでないと制御部205が判別した場合には、制御部205は処理をS1904に進める。S1904において、制御部205はユーザが選択したワイヤ綴じ製本の開き方向が右開きであるかどうかを判別する。ここで、ユーザが選択したワイヤ綴じ製本の開き方向が右開きであると制御部205が判別した場合には、制御部205は、処理をS1905に進め、制御部205が操作部204の画面に対して図14に示したUI画面を表示する制御を行い、制御部205は、本処理を終了する。
一方、S1904でユーザが選択したワイヤ綴じ製本の開き方向が右開きでないと制御部205が判別した場合、制御部205は、処理をS1906に進める。
S1906において、制御部205は、ユーザが選択したワイヤ綴じ製本の開き方向が上下開きであるかどうかを判別する。ここで、ユーザが選択したワイヤ綴じ製本の開き方向が上下開きである制御部205が判別した場合、制御部205は処理をS1907に進める。そして、制御部205が操作部204の画面に対して図15に示したUI画面を表示する制御を行い、制御部205は、本処理を終了する。
一方、ユーザが選択したワイヤ綴じ製本の開き方向が上下開きでないと制御部205が判別した場合、制御部205は、本処理を終了する。
図20は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、ワイヤ綴じが指定された印刷ジョブを実行する際の制御部205の処理の制御手順(図17におけるS1704の処理の詳細手順)に対応する。
なお、各ステップは、制御部205が備えるCPUがROM207、HDD209に記憶される制御プログラムを実行することで実現される。
S2001において、制御部205の制御によって綴じ部材供給部420が綴じ部材417を予め集積部415における綴じ部材固定部602,601の所定位置に供給し綴じ部材固定部602,601がこれを固定する。これはシートを集積する前に綴じ部材417をセットするというワイヤ綴じ製本固有の処理を実行するためである。
S2002においては、制御部205は、当該ワイヤ綴じ印刷ジョブにおける設定、すなわち図17におけるS1701において、表紙、裏表紙の設定がなされたか否かの判別を行う。これは図18におけるS1811からS1814の実行結果としてRAM208に格納された設定情報を制御部205が読み出すことによって判別される。ここで、表紙、裏表紙の設定がなされていないと制御部205が判別した場合には、制御部205は、処理をS2009に進める。
S2002の判別の結果、表紙、裏表紙の設定がなされていると制御205が判別した場合、制御部205は、処理をS2003に進める。そして、S2003において、制御部205は、設定された表紙、裏表紙が挿入紙によるものであるか否かの判別を行う。ここでの判別は、図18におけるS1813若しくはS1814においてRAM208に格納された情報を制御部205が読み出し判別することによりなされる。
S2003において、設定された表紙、裏表紙が挿入紙によるものと制御部205が判別した場合、制御部205は、処理をS2004に進める。2004において、制御部205は、S1808においてRAM208に格納された挿入紙としての表紙、裏表紙を指定されたインサータ221のトレイ226から給紙する。
一方、S2003で、設定された表紙、裏表紙が挿入紙によるものでないと制御部205が判別した場合、制御部205は処理をS2005へ進める。なお、設定された表紙、裏表紙が挿入紙によるものでないと制御部205が判別する場合とは、画像形成を伴う表紙、裏表紙を使用する旨の設定がなされた場合である。
具体的には図18におけるS1814において設定された内容に基づき表紙、裏表紙に画像形成を施して表紙、裏表紙を形成する場合である。
したがってこの場合には挿入紙を誤設置する可能性は存在せず、制御部205は、表紙、裏表紙の画像向きおよび順序は画像形成時に適切な成果物となるよう制御がなされる。
この場合は、制御部205は処理をS2005に進めて、表紙、裏表紙用のシートを給紙部225から供給し、S2006において、制御部205は、これらシートに表紙部、裏表紙部に相応するページの画像形成処理をS1701にて実行されRAM208内に格納された設定情報に基づいた画像形成処理行う。そして、S2004およびS2006が終了した場合、制御部205は処理をS2007に進める。
S2007において、制御部205はワイヤ綴じに好適な穿孔処理を実施する。なお、ワイヤ綴じ成果物を作成する際には好適な穿孔処理を施す必要があることを図4において述べた。
S2007において、制御部205は、ワイヤ綴じに好適なパンチ処理を画像形成後の表紙、裏表紙用のシートに対し施した後、制御部205は処理をS2008へ進める。そして、S2008において、制御部205は集積部415内に配置した綴じ部材417に集積する処理を実施する。上記S2002からS2008までの処理がワイヤ綴じ製本成果物作成処理における表紙、裏表紙の作成に関する一連の処理である。
S2009以降からワイヤ製本綴じ成果物作成処理における本身の形成処理が開始される。
S2009では、制御部205は印刷ジョブの印刷処理に使用する本身用シートを給紙部225から供給し、該シートに対しS1701においてRAM208内に格納された設定情報に基づいた画像形成をS2010にて行う。
S2011において、制御部205はワイヤ綴じに好適なパンチ処理を画像形成後のシートに対し施したうえで、処理をS2012に進める。そして、S2012において、制御部205は集積部415内に配置した綴じ部材417に集積する処理を実施する。
S2013においては、制御部205は全ての印刷対象となるシートの出力が完了したか否かを判別する。ここで、まだ未出力のシートが存在すると制御部205が判断した場合には未出力シートの出力処理を行うため、制御部205は処理をS2009に戻す。
一方、S2013において全出力対象シートの出力が完了したと制御部205が判断した場合、制御部205は処理をS2014に進める。
S2014において、制御部205はシート処理装置200の製本装置223を制御してワイヤ綴じ処理を実施する。ワイヤ綴じ処理は制御部205の制御のもと、加工部416によって加工処理である綴じ部材417の変形処理が施される。
具体的には図6で説明したように集積済シート418が綴じ部材417に貫通した状態において、加工部416が綴じ部材417を変形加工処理し図6の(D)に示す成果物を作成するための加工処理を制御部205制御のもと製本装置223が行う。
S2014の処理が終了したら、S2015において、制御部225は、製本装置223を制御して作成済みの成果物を成果物トレイ422に排出させ、当該印刷ジョブにおける成果物作成処理を終了する。
なお、複数部の成果物を作成する場合にはS2014が終了した場合、制御205は処理をS2001に戻して、上述した処理を部数分繰り返すことになるが、詳細な説明は省略する。
図21は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、ワイヤ綴じではなく、針綴じ設定による印刷ジョブを実行する際の制御部205の処理の制御手順(図17におけるS17074の処理の詳細手順)に対応する。なお、各ステップは、制御部205が備えるCPUがROM207、HDD209に記憶される制御プログラムを実行することで実現される。
なお、同フロー図における各処理については図20において示したワイヤ綴じ設定による印刷ジョブと共通部分が多数含まれる。したがってそれら共通処理の詳細に関する説明は省略し、針綴じとワイヤ綴じとの差異に関する部分を主に説明する。
まず、針綴じシートを集積し終わった後に、綴じ部材である針を製本装置223の収納箇所から取り出す。この点において、ワイヤ綴じと差異が存在する。すなわち、図20におけるS2001において示した綴じ部材をシートの給紙前に配置するという処理が不要である。
S2101からS2106までの処理は針綴じ設定時に表表紙設定を伴う際の処理であり、図20におけるS2002からS2008までに示す処理に相当する。ただし、ワイヤ綴じにおいては必須であったワイヤ綴じに好適な穿孔処理を施すS2007の処理が針綴じにおいては不要である。したがってS2007に相当する処理が図20において示す針綴じ時のフローには存在しない。
S2107からS2110までの中紙のシートに対する画像形成および集積処理は図20において示したワイヤ綴じ処理フローのS2009からS2013までのフローに相当する。ただし、表紙と同様、ワイヤ綴じにおいては必須であったワイヤ綴じに好適な穿孔処理を施すS2011の処理が針綴じにおいては不要である。したがってS2011に相当する処理が図20において示す針綴じ時のフローには存在しない。
S2112からS2116までは針綴じ設定に裏表紙設定を伴う際の処理である。図20において示したワイヤ綴じ設定において裏表紙が指定された場合にはS2002からS208までのフロー、すなわち本身の印刷処理であるS2009からS2013よりも前に裏表紙の処理が実行されていた。
しかしながら、これは図7において示したワイヤ綴じ固有の課題を解消することを目的として意図的になされたものである一方、針綴じにおいては本身に先行して裏表紙を集積することは不要である。したがって、針綴じ処理時においては、本身のシート集積後に裏表紙を集積するという点が異なっている。
S2117の段階でフィニッシャ224の不図示の針綴じ用集積箇所には、図11の(F)のような順序でシートは集積されている。この状態でS2117において制御部205が針綴じ処理をフィニッシャ224に対し指示し、閉じられた成果物をトレイ228、229に排出し(S2118)、針綴じ設定による印刷ジョブの処理は終了する。以上が第1実施形態に関する説明である。
〔第2実施形態〕
以下、第2実施形態について説明する。
第1実施形態においては、ワイヤ綴じ製本成果物の表紙、裏表紙として挿入紙を用いた場合において、図10および図11に示したような、各開き方向に応じてインサータ221に印刷済みシートを設置する向きが成果物作成の成否にとって極めて重要である旨述べた。
またそれ故に、成果物作成ミスを防止するための手段として、図13から図15に示したUI画面を用いて情報提示を行うことにより作成ミスを防止する効果を生じ得る方法を提供した。
第1実施形態においてはインサータ221の単一トレイに、裏表紙および表表紙を交互に積載された状態のシート束を単一のトレイ226もしくはトレイ227のいずれかに設置する方法について言及し、またその形態のシート束を用いた際の適切な情報提示に関する解決方法を示した。
第1実施形態によれば、表紙、裏表紙を設置するトレイは単一であるため、設置するトレイを選択するミスは極力防止可能である。一方で裏表紙と表表紙を交互に繰り返し積載状態となるシート束を用意する必要がある。
第2実施形態においては、第1実施形態と異なりワイヤ綴じ製本成果物の表紙、裏表紙として挿入紙を用いた場合、これら表紙、裏表紙をインサータ221が備えるトレイ226、227に対してそれぞれ別トレイに設置する形態の場合において適切な情報提示を行う例を詳述する。
第2実施形態においては、裏表紙、表表紙用のシートを交互に積載されたシート束を構成する必要はなく、表表紙用シート束、裏表紙用シート束をそれぞれ独立に構成するユースケースの場合に有効である。ただし、この場合には裏表紙を設置するトレイと表表紙を設置するトレイを間違えずに選択する必要がある。
図22は、図2に示した操作部204の表示部に表示されるUI画面を示す図である。本実施形態では、トレイ226、227に積載する表表紙、裏表紙の積載向きと、積載順序とが提示され、さらに、集積部415に表紙および本文のシートが如何様に積載されるかをグラフィックのオブジェクトでユーザに分かり易く提示している状態に対応する。
図22において、挿入表紙設定画面2200は、図9において左開きボタン901が選択され、かつワイヤ綴じの表紙設定画面1200が図12において示した状態で次へボタン1204が押下された後に遷移する場合に操作部204の表示部に表示される。なお、図22は第1実施形態における図13と共通する画面構成要素を含むが、これらの重複する部分に関する説明は省略する。
操作指示内容提示部2201のメッセージは、ユーザが挿入紙として用いるシートをどのようにトレイ226、227に設置するかに関する指示情報を提示するために供されるものである。
操作指示内容提示部2201のメッセージは、操作指示内容提示部2201の指示内容のより詳細な情報を提示することを目的として設けられるものである。同図における例では、左綴じワイヤ製本成果物において、表紙、裏表紙を挿入紙として用いる設定の一例である。すなわち、図10の(A)、(D)および図11の(B)において説明した成果物作成において、表表紙1102、裏表紙1101を挿入紙として利用する場合である。
したがって、図11の(B)によれば、裏表紙1101が最初に積載され、次に表表紙1102、さらに本文と続くが、シートの向きは画像の上がインサータ221の手前から見て奥となるような方向に、かつ裏表紙、表表紙用シートをそれぞれトレイ226、トレイ227に配置するよう指示がなされている。
操作指示内容提示部2203、2204のグラフィックスは、操作指示内容提示部2201の指示内容を当該MFP101のユーザに対し、視覚的に理解を容易にすることを目的として設けられた付随情報である。
さらに、操作指示内容提示部2205、2206のメッセージにおいて、表紙、裏表紙を設置するトレイ226、トレイ227の何れに配置するかを追加情報として提示している。なお、トレイ226がインサートトレイ1に対応し、トレイ227がインサートトレイ2に対応する。図22の画面におけるインサートトレイ1、インサートトレイ2の表示位置は、インサータ221における実際のトレイ226,227の位置関係と同じになっている。即ち、2つのトレイ226,227の上下の位置関係と同じ様にグラフィックス及び説明が表示される。
これらの情報をユーザが操作部204のUI画面を通して確認し、その指示通りにトレイ226、227に設置すれば、積載間違いを抑制することができ、表紙、裏表紙を挿入紙として給送する設定でのワイヤ製本成果物を作成可能とする利点をユーザに提供することが可能となる。
設定取消ボタン2207は、図23に示すUI画面における設定内容を破棄し、遷移元の画面に遷移するためのものであり、図13における設定取消ボタン1306と同じ目的で設けられたものである。
OKボタン2208は図23に示すUI画面においてなされた設定内容をRAM208に格納し、図23における画面表示を終了し、別画面に遷移するよう制御部205が操作部204を制御するためのものであり、図13におけるOKボタン1307と同じ目的で設けられたものである。
図23は、図2に示した操作部204の表示部に表示されるUI画面を示す図である。
図23において、挿入表紙設定画面2300は、図9において右開きボタン901が選択され、かつワイヤ綴じの表紙設定画面1200が図12において示した状態で次へボタン1204が押下された後に遷移する際に操作部204の表示部に表示される。
なお、図23には、第1実施形態における図14と共通する画面構成要素を含むが、これらの重複する部分に関する説明は省略する。
図23に示す通り、操作指示内容提示部2301のメッセージ、操作指示内容提示部2302、2303のグラフィックス(オブジェクト)に示される情報に基づいて表紙、裏表紙用シートを指示された向きで指定されたトレイ226、トレイ227に設置すれば挿入表紙、裏表紙のワイヤ綴じ製本成果物作成ミスは防止可能である。以上が第2実施形態に関する説明である。
〔第3実施形態〕
第1、第2実施形態に示した方式によれば、ワイヤ綴じ処理を伴う製本成果物作成時であって、かつその表紙、裏表紙に挿入紙を使用する場合に、設置向きや順序に伴う誤操作、誤設置により失敗成果物の生成を抑制するための効果的方法に関して説明した。その手段として、ワイヤ綴じ処理の挿入表紙、挿入裏表紙設定がなされたと判別された際に、適切な設置方法に関する情報提示を行うという方法であった。
このような情報提示は失敗成果物抑制という観点から有効である一方で、情報提示が不要である場合、却って毎回同じ情報提示がなされることが煩雑であるとユーザが受け取る可能性もある。
そこで、第3実施形態ではワイヤ綴じ処理の挿入表紙、挿入裏表紙設定に関する情報提示を操作部204の表示部に表示させる場合と、表示させない場合とを、所定の条件に応じて適宜に制御可能とする例を説明する。これにより利便性の高い機能を提供可能とすることが可能である。
図24は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、印刷ジョブにおける各種設定処理の詳細手順である、なお、本処理では、第1実施形態における図18との差異に関する部分について、説明し、その他共通処理に関しては説明を省略する。なお、各ステップは、制御部205が備えるCPUがROM207、HDD209に記憶される制御プログラムを実行することで実現される。
S2401に至るまでの流れについて説明する。S2401に至るまでには、ワイヤ綴じ処理が選択され(S1809)、表紙設定があり(S1807)、かつ表紙として挿入紙を使用する(S1811)条件を満たしている。この条件下において、S2401において、制御205は、さらにその段階でインサータ221のトレイ226,227に給送するシートが既に積載されているか否かの判別を行う。具体的には、制御部205が、センサ410-1,410-2の情報を検知することによってインサータ221のトレイ226,227の少なくとも一方にシートが既に積載されているか否かの判別を行う。ここで、トレイ226,227に既にシートが積載されていると制御部205が判別した場合には、そのシートはワイヤ綴じに好適か否か、さらに設定された開き方向にマッチした状態で積載されているとは限らない。
具体的には先行するジョブが使用したシートの残りが積載されたままになっている可能性が考えられる。このような場合には、積載されているシートの状態を確認するために、S1812において、制御部205は、図13、図14、図15によって示したようなガイダンス表示を行う。
一方で、何れのトレイにもシートが積載されていない場合にはユーザが適宜の方法により、シートを積載すればよく、制御部205は、S1812による情報提示は行わないように制御する構成としてもよい。以上が第3実施形態である。
〔第4実施形態〕
第3実施形態において示したS2401における判別の結果、トレイ226,227にシートが積載済の場合には情報提示を行わない一方で、シートが積載済でない場合にS1812を実行可能とするような構成としてもよい。
これは、トレイ226,227に積載済のシートがワイヤ綴じの挿入表紙、裏表紙として好適な向き、順序で既に設置されており、追加のシートを補給する場合を想定したものである。すなわち、既に好適な向きおよび順序で設置された状態に対して追加のシートを補給する際には、前記積載済のシートに揃える形態で補給用シートを追加設置すればよいからである。
一方でシートが全く積載されていない状態であれば、好適な向きおよび順序を知りえる既積載済シートが存在しない。そのために、S1812による情報提示を行うという制御を実行してもよい。
〔第5実施形態〕
仮にワイヤ綴じ製本処理において、かつその表紙および裏表紙に挿入紙を使用する設定がなされている状態であって、挿入紙が紙切れになり、補給を要する場合、紙切れになる前に、如何様な向き、方向によって配置されたのか自明でない。
また、それをユーザの記憶に依存することも利便性の観点から得策ではない。したがって印刷処理の途中で挿入紙が紙切れを起こした場合には、制御部205は、図13、図14、図15に示したUI画面を再度操作部204上に表示し、継ぎ足しのシートをトレイ226,227に正しく補給可能となるように制御してもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークまた、は記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステムまた、は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えばASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
各実施形態によれば、綴じ部材をシートの幅に応じて切断し、該綴じ部材に穿孔済シートを集積し、綴じ部材を変形処理することによって製本成果物を得る形態の装置によって製本成果物を作成する際に、挿入表紙、裏表紙を使用する際の設置方向や向きに関する適切な情報を提示することができる。
これによって挿入表紙、挿入裏表紙を使用する設定がなされた際の成果物作成ミスを低減できるという効果を奏する。
101 MFP
200 シート処理装置
204 操作部
205 制御部
221 インサータ
222 穿孔装置
223 製本装置
226 トレイ
227 トレイ

Claims (11)

  1. 穿孔された複数のシートで構成されるシート束の穿孔部をリング状の綴じ部材が貫通した製本物を形成する製本手段と、
    積載される前記シート束に挿入されるべき表表紙と裏表紙が積載される挿入シート積載手段と、
    前記綴じ部材を用いる製本設定を行う設定手段と、
    情報を表示する表示手段と、
    前記設定手段により設定される製本設定に従い、前記挿入シート積載手段に積載すべき裏表紙、表表紙の積載向き、裏表紙、表表紙の積載順序を示す情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 穿孔された複数のシートで構成されるシート束の穿孔部をリング状の綴じ部材が貫通した製本物を形成する製本手段と、
    前記シート束に挿入されるべき表表紙及び裏表紙の一方が積載される第1のトレイと、前記シート束の表表紙及び裏表紙の他方が積載される第2のトレイとを有する挿入シート積載手段と、
    前記綴じ部材を用いる製本設定を行う設定手段と、
    情報を表示する表示手段と、
    前記設定手段により設定される製本設定に従い、前記第1のトレイに積載すべき裏表紙の積載向きと、前記第2のトレイに積載すべき表表紙の積載向きを示すオブジェクト、または前記第1のトレイに積載すべき表表紙の積載向きと、前記第2のトレイに積載すべき裏表紙の積載向きを示す情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記設定手段が設定するシート束の見開き方向に従い前記挿入シート積載手段に積載すべき裏表紙、表表紙の積載向き、裏表紙、表表紙の積載順序を示す情報の表示態様を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 給送する表紙が前記挿入シート手段に積載されている状態であるかどうかを検出する検出手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記検出手段が前記挿入シート手段に表紙が積載されていない状態であることを検出している場合、前記表示手段に対して、前記挿入シート手段に積載すべき裏表紙、表表紙の積載向き、裏表紙、表表紙の積載順序を示す情報の表示態様を表示しないように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記製本手段は、前記シート束の穿孔部を貫通した綴じ部材をリング状に折り曲げることにより製本物を形成することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  6. 前記裏表紙が前記製本手段へ表表紙の前に搬送され、積載されることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  7. 穿孔された複数のシートで構成されるシート束の穿孔部をリング状の綴じ部材が貫通した製本物を形成する製本装置と、
    前記製本装置に対して、前記シート束に挿入されるべき表表紙及び裏表紙が積載される挿入シート積載装置と、
    前記綴じ部材を用いる製本設定を行う設定手段と、
    情報を表示する表示手段と、
    前記設定手段により設定される製本設定に従い、前記挿入シート積載装置に積載すべき裏表紙、表表紙の積載向き、裏表紙、表表紙の積載順序を示す情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備える画像形成装置と、
    を有することを特徴とする印刷システム。
  8. 穿孔された複数のシートで構成されるシート束の穿孔部をリング状の綴じ部材が貫通した製本物を形成する製本装置と、
    前記シート束に挿入されるべき表表紙及び裏表紙の一方が積載される第1のトレイと、前記シート束の表表紙及び裏表紙の他方が積載される第2のトレイとを有する挿入シート積載手段と、
    前記綴じ部材を用いる製本設定を行う設定手段と、
    情報を表示する表示手段と、
    前記設定手段により設定される製本設定に従い、前記第1のトレイに積載すべき裏表紙の積載向きと、前記第2のトレイに積載すべき表表紙の積載向きを示すオブジェクト、または前記第1のトレイに積載すべき表表紙の積載向きと、前記第2のトレイに積載すべき裏表紙の積載向きを示す情報を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を備える画像形成装置と、
    を有することを特徴とする印刷システム。
  9. 情報を表示する表示手段を有する画像形成装置の制御方法であって、
    穿孔された複数のシートで構成されるシート束の穿孔部をリング状の綴じ部材が貫通した製本物を形成する製本工程と、
    積載される前記シート束に挿入されるべき表表紙と裏表紙が積載される挿入シート積載工程と、
    前記綴じ部材を用いる製本設定を行う設定工程と、
    前記設定工程により設定される製本設定に従い、前記挿入シート積載手段に積載すべき裏表紙、表表紙の積載向き、裏表紙、表表紙の積載順序を示す情報を前記表示手段に表示させる表示制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  10. 情報を表示する表示手段を有する画像形成装置の制御方法であって、
    穿孔された複数のシートで構成されるシート束の穿孔部をリング状の綴じ部材が貫通した製本物を形成する製本工程と、
    前記シート束に挿入されるべき表表紙及び裏表紙の一方が積載される第1のトレイと、前記シート束の表表紙及び裏表紙の他方が積載される第2のトレイとを有する挿入シート積載工程と、
    前記綴じ部材を用いる製本設定を行う設定工程と、
    前記設定工程により設定される製本設定に従い、前記第1のトレイに積載すべき裏表紙の積載向きと、前記第2のトレイに積載すべき表表紙の積載向きを示すオブジェクト、または前記第1のトレイに積載すべき表表紙の積載向きと、前記第2のトレイに積載すべき裏表紙の積載向きを示す情報を前記表示手段に表示させる表示制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  11. 請求項9または10に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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