JP2018064717A - 遊技機 - Google Patents

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土屋 万博
Kazuhiro Tsuchiya
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Abstract

【課題】簡素な構成でカードに関する警告に多様性をもたせる。【解決手段】CR操作表示部20の操作ボタンの操作信号を電気的に複数の系統に分離する機能を備えている。そのうち1つの系統はサブ制御基板81に入力される。サブ制御基板81は、入力された操作信号に基づいて、液晶表示装置12による報知画面の表示とスピーカ4による報知音の出力よって、返却ボタン22が押圧操作された旨を報知する。これにより、カードに関する警告に多様性をもたせることができる。【選択図】図2

Description

本発明は、有価価値記憶媒体対応の台間機と電気的に接続される遊技機に関する。
従来、この種の遊技機としては、遊技機に隣接される台間機に有価価値が記憶されたカードを挿入し、遊技球を借りて遊技をするが、当該カードの取り忘れを防止するため、遊技者に対して警告を行う遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この遊技機では、大当たり遊技終了後に警告としての注意喚起表示が行われている。
特開2014−138751号公報
ところで、これらの遊技機では、遊技機に関連する法規制により遊技媒体を貸し出す貸出ボタン、返却ボタンからの出力信号を遊技機へ入力することができなくなっていることから、カードの取り忘れに関する警告は、台間機へのカードの挿入状況とは関係なく、カードに関する警告が画一的なもので行われていた。このため、台間機にカードが挿入されていない状態であっても注意喚起表示が行われ、あるいは、悪意あるものが遊技者に気づかれないように返却ボタンを操作し台間機からカードが排出されても何ら警告が実行されないものであった。
本発明の遊技機は、遊技機に関連する法規制を回避し得る構成により、カードに関する警告に多様性をもたせることを主目的とする。
本発明の遊技機は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の遊技機は、
有価価値記憶媒体に記憶された情報に基づいて遊技媒体を貸出可能な台間機と電気的に接続可能な遊技機であって、
前記接続された台間機を作動させる操作部と、
所定の情報を報知する報知手段と、
前記報知手段を制御する報知制御手段と、
前記操作部が操作されたことを検知し、所定の信号を出力する検知手段と、
を備え、
前記所定の信号は、1の前記操作部に対して電気的に複数の系統に分離され、
前記複数の系統のうち少なくとも1の系統は、前記報知制御手段に入力され、
前記報知制御手段は、前記入力された前記所定の信号に基づいて、前記操作部の操作に関する情報を報知する
ことを要旨とする。
本発明の遊技機は、台間機を作動させる操作部と、所定の情報を報知する報知手段と、前記報知手段を制御する報知制御手段と、前記操作部が操作されたことを検知し、所定の信号を出力する検知手段と、を備えるものである。そして、所定の信号は、1の前記操作部に対して電気的に複数の系統に分離され、その複数の系統のうち少なくとも1の系統が、報知制御手段に入力され、報知制御手段は、入力された信号に基づいて、操作部の操作に関する情報を報知する。このように、操作部の検知信号の系統を電気的に分離することで、遊技機の制御手段に入力することが可能となり、有価価値記憶媒体に関連する操作部の操作に基づく情報を報知することができる。
本発明の遊技機において、検知手段は、第1系統の信号を出力する第1検知装置と、第2系統の信号を出力する第2検知装置とを備えるものとしてもよい。こうすれば、操作部の検知信号の系統を電気的に分離することが容易に実現できる。
本発明の遊技機において、検知手段が実装される基板を備え、第1検知装置と第2検知装置を、別々の基板に実装するようにしてもよい。こうすれば、有価価値記憶媒体に関連する操作部の操作に基づく情報を報知する機能の追加が容易に実現できる。
本発明の遊技機によれば、カードに関する警告に多様性をもたせることが可能となる。
本発明の一実施例に係る遊技機1の外観を示す外観図である。 CR操作表示部20を分解して示す分解斜視図である。 CR操作表示部20内部を上方から見た構成図である。 図3のA−A断面を示す構成図である。 遊技機1の制御回路の構成を示すブロック図である。 CRユニット100に入出力される信号を説明する説明図である。 液晶表示装置12の画面構成を説明する説明図である。
次に、本発明の実施の形態を実施例を用いて説明する。
図1はCR操作部20を備える遊技機1およびCRユニット100の外観を示す外観図である。遊技機1は、図1に示すように、略長方形状の本体2と、本体2の前面中央に設けられ遊技球が流下可能な遊技領域を有する遊技盤3と、遊技盤3の上方に設けられ種々の効果音や報知音を出力するスピーカ4と、遊技盤3の下方に設けられ遊技球を貯留する上受け皿5および下受け皿6と、上受け皿5に貯留されている遊技球を遊技盤3へ発射するための発射ハンドル7と、上受け皿5の中央に設けられ遊技者が押圧操作可能な演出ボタン8と、を備える。遊技機1の左側にはCRユニットが設けられている。
遊技盤3は、遊技領域の右下部に配置された図柄表示装置11と、遊技領域の中央に配置され各種演出画像を表示する液晶表示装置12と、液晶表示装置12の下方に配置され遊技球が入球可能な第1始動口(固定始動口)13と、第1始動口13の下方に開閉可能に配置され遊技球が入球可能な第2始動口(可変始動口)14と、液晶表示装置12の右下に開閉可能に配置され遊技球が入球可能な大入賞口15と、遊技領域の下方まで流下した遊技球を回収するためのアウト口16とが設けられている。本実施例の遊技機1は、第1始動口13や第2始動口14への遊技球の入球に伴い、図柄表示装置11で特別図柄の変動表示を行い、特別図柄の変動表示の終了に伴い特別図柄が大当り図柄で停止表示されると、大入賞口15を開放する大当り遊技を実行するパチンコ機として構成されている。
また、本実施例の遊技機1は、特別図柄の変動表示中に、液晶表示装置12で演出図柄を変動表示させる図柄変動演出が行われ、特別図柄が大当り図柄で停止表示される際は演出図柄も大当り図柄で停止表示される。また、図柄変動演出では、演出図柄を大当り図柄の前段階のリーチ図柄で表示するリーチ演出や変動表示結果を予告する予告演出、遊技者のボタン操作(演出ボタン8の操作)を促すボタン演出、複数の変動演出に亘る連続演出などが行われる。
上受け皿5は、その上面部に、CR操作表示部20が設けられ(図1参照)、CRユニット100に挿入された記憶媒体(例えばカードやコイン)の価値残高(有価残高)の範囲内で遊技球の貸し出しを指示するための球貸ボタン23と、CRユニット100に挿入された記憶媒体の返却を指示するための返却ボタン22と、CRユニット100に挿入された記憶媒体の価値残高を表示する度数表示器32とが配設されている(図2参照)。以下、CR操作表示部20の構成について説明する。
図2はCR操作表示部20を分解して示す分解斜視図であり、図3はCR操作表示部20内部を上方から見た構成図であり、図4は図3のA−A断面を示す構成図である。また、図5は遊技機1の制御回路の構成を示すブロック図である。
まず、CR操作表示部20を構成する各部材について、図2を参照しながら説明する。CR操作表示部20は、上受け皿5の内側から組み付けられたときに上受け皿5の上面に位置するカバー部材21と、遊技者が操作する球貸ボタン23の球貸ボタン部23bと、遊技者が操作する返却ボタン22の返却ボタン部22bと、ベース部材26と、CR基板30と、CRサブ基板40とを備える。
カバー部材21は、図2に示すように、球貸ボタン部23bが挿通される球貸ボタン孔23aと、返却ボタン部22bが挿通される返却ボタン孔22aが設けられ、例えばダークスモーク色のABS樹脂等のような、有色で光透過性を有する合成樹脂により形成されている。カバー部材の内側には、ネジ穴が形成されたボス(図示省略)が形成されている。
ベース部材26は、図2に示すように、度数表示器32が視認可能なように上面が開放され、四方がリブによって囲われた度数表示孔24が形成されている。度数表示孔24の左側には球貸可LED33が視認可能なように上面が開放された円筒形状の状態表示孔25が形成されている。また、度数表示孔24の前側には、球貸ボタン検知スイッチ36および球貸ボタン検知スイッチ46が挿通される球貸スイッチ孔23eが左側に、返却ボタン検知スイッチ35および返却ボタン検知スイッチ45が挿通される返却スイッチ孔22eが右側に形成されている。球貸スイッチ孔23eの前側と後側には、球貸ボタン部23bに設けられた円柱状のピン23cが挿通されるピン孔23dが形成されている。同様に、返却スイッチ孔22eの前側と後側には、返却ボタン部22bに設けられた円柱状のピン22cが挿通されるピン孔22dが形成されている。なお、後述するが、度数表示器32、球貸可LED33、球貸ボタン検知スイッチ36、返却ボタン検知スイッチ35はCR基板30に実装され、球貸ボタン検知スイッチ46、返却ボタン検知スイッチ45はCRサブ基板40に実装されている。
CR基板30は、図2に示すように、3つの7セグメント表示器で構成される度数表示器32と、CRユニット100が球貸可能状態であるときに点灯する球貸可LED33と、球貸ボタン23が押圧操作されたことを検知する球貸ボタン検知スイッチ36と、返却ボタン22が押圧操作されたことを検知する返却ボタン検知スイッチ35と、後述する中継端子板84と配線接続するためのコネクタ31が設けられている。
CRサブ基板40は、図2に示すように、球貸ボタン23が押圧操作されたことを検知する球貸ボタン検知スイッチ46と、返却ボタン22が押圧操作されたことを検知する返却ボタン検知スイッチ45と、後述する中継端子板83と配線接続するためのコネクタ41と、球貸可LED33の点灯状態を検知するフォトセンサ43が設けられている。
次に、CR操作表示部20を構成する各部材の組み付けについて説明する。図2に示すように、ベース部材26の下側には、CRサブ基板40が前側に、CR基板30が後側に装着される。ベース部材26の上側には、球貸ボタン部23bが左側に、返却ボタン部22bが右側に装着される。このとき、球貸ボタン部23bは、球貸ボタン部23bに形成されたピン23cがベース部材26に形成されたピン孔23dに挿通されることで、ベース部材26に対して位置決めされる。同様に、返却ボタン部22bは、返却ボタン部22bに形成されたピン22cがベース部材26に形成されたピン孔22dに挿通されることで、ベース部材26に対して位置決めされる。そして、上側から、球貸ボタン孔23aと返却ボタン孔22aの位置をそれぞれ球貸ボタン部23bと返却ボタン部22bの位置にあわせて、カバー部材21を装着し、CR基板30、CRサブ基板40の下側からビス39で固定する。
図3は、CR操作表示部20内部を上方から見た構成図であり、カバー部材21を装着していない状態のCR操作表示部20である。上述したように、度数表示孔24から度数表示器32が視認可能であり、また、状態表示孔25から球貸可LED33が視認可能となっている。なお、上述したように、カバー部材21は有色で光透過性を有する合成樹脂により形成されているため、カバー部材21が装着された状態では度数表示器32および球貸可LED33は視認できないが、それぞれ点灯した状態では、カバー部材21が装着された状態であっても視認可能となっている。
図4に示すように、返却ボタン検知スイッチ35は、押圧操作に作用する作用部35aを備えており、作用部35aは返却ボタン部22bに当接するように組み込まれている。返却ボタン22が操作されるとき、返却ボタン部22bは、ピン22cがピン孔22dに案内されることで押圧方向に移動する。この押圧方向への移動に伴って作用部35aが押圧方向に作用することで、返却ボタン検知スイッチ35は返却ボタン22が押圧操作されたことを検知し、当該検知に基づいて操作信号を出力する。押圧操作に作用する作用部45aを備える返却ボタン検知スイッチ45も同様であり、詳細な説明は省略する。また、球貸ボタン検知スイッチ36および球貸ボタン検知スイッチ46は、返却ボタン検知スイッチ35および返却ボタン検知スイッチ45と同様に作用するため、詳細な説明は省略する。
ここで、CR基板30とCRサブ基板40について説明する。CR基板30とCRサブ基板40は、別々のプリント基板で構成されている。CR基板30は、従来の遊技機において装着されていたプリント基板と同じ機能を有している。即ち、CR基板30は、従来の遊技機のプリント基板を流用することが可能となっている。CRサブ基板40は、上述のように返却ボタン検知スイッチ45と球貸ボタン検知スイッチ46を備えており、CR操作表示部20の操作ボタンの操作信号を電気的に複数の系統に分離する機能を備えている。具体的には、返却ボタン22に対して、その操作に作用するスイッチは返却ボタン検知スイッチ35,45の2つが備えられており、返却ボタン検知スイッチ35,45のそれぞれが操作信号を出力する。また、球貸ボタン23に対して、その操作に作用するスイッチは球貸ボタン検知スイッチ36,46の2つが備えられており、球貸ボタン検知スイッチ36,46のそれぞれが操作信号を出力する。
次に、遊技機1の制御回路の構成について、図5を参照しながら説明する。遊技機1の制御回路は、図5に示すように、遊技の基本的な進行の制御を司る主制御基板50(主制御部)と、賞球や球貸の払い出しに関する制御を司る払出制御基板60と、遊技の進行に伴って行われる各種演出の全体的な制御を司るサブ制御基板81(副制御部)と、遊技球の発射に関する制御を司る発射制御基板70などの制御基板により構成されている。これらの制御基板は、各種論理演算や算出演算を実行するCPUや、CPUで実行される各種プログラムやデータが記憶されているROM、プログラムの実行に際してデータを一時的に記憶するRAM、各種制御に必要な時間を計るタイマ(システムタイマ)、周辺機器との間でデータをやり取りするための周辺機器インターフェース(PIO)、CPUが演算を行うためのクロックを出力する発振器、などの種々の周辺LSIがバスにより相互に接続されている。なお、図5では、各制御基板に搭載された各種デバイスについては図示を省略する。
主制御基板50は、CPUやROM、RAMなどを備えており(図示省略)、遊技の基本的な進行の制御を行うために必要な信号として、図5に示すように、第1始動口スイッチ13aからの入球信号や第2始動口スイッチ14aからの入球信号が直接に入力されると共にゲートスイッチ10aからの通過信号や大入賞口スイッチ15aからの入球信号、一般入賞口スイッチ9aからの入球信号などが中継端子板80を介して入力されている。主制御基板50からは、図柄表示装置11の表示制御を司る図柄表示基板11aへの制御信号や第2始動口ソレノイド14bへの駆動信号、大入賞口ソレノイド15bへの駆動信号などが中継端子板80を介して出力されている。また、主制御基板50は、払出制御基板60やサブ制御基板81、発射制御基板70(払出制御基板60を介して通信)と通信しており、各種指令信号(コマンドや駆動信号など)やデータのやり取りを行っている。
払出制御基板60は、CPUやROM、RAMなどを備えており(図示省略)、賞球や球貸の払い出しに関する制御を行うために必要な信号として、図5に示すように、賞球の払い出しを検知する払出前スイッチ91および払出後スイッチ92からの検知信号が中継端子板90を介して入力されている。払出制御基板60からは、賞球の払い出しを行う払出モータ93への駆動信号などが中継端子板90を介して出力されている。また、払出制御基板60は、主制御基板50や発射制御基板70と通信しており、各種指令信号やデータのやり取りを行っている。また、詳しくは後述するが、払出制御基板60は、中継端子板84を介してCRユニット100と遊技球の貸し出し(球貸)に関する各種指令信号やデータのやり取りを行っている。
サブ制御基板81は、CPUやROM、RAMなどを備えており(図示省略)、主制御基板50から各種指令信号を受信してその指令に応じた遊技の演出を行う。サブ制御基板81には、液晶表示装置12の制御を行う演出表示制御基板12aやスピーカ4を作動させるアンプ基板12b、各種LEDランプ(図示省略)を駆動したり可動役物(図資省略)を作動させるための装飾モータ(図示省略)を駆動したりする装飾駆動基板12c、演出ボタン8に設けられ演出ボタン8の操作を検知する演出ボタン検知スイッチ8aからの操作信号が入力されるボタン装飾基板82などが接続されている。
発射制御基板70は、タッチセンサ7aからの検知信号や発射停止スイッチ7bからの操作信号、下受け皿6に遊技球が満タン状態となるのを検知する受皿満タンスイッチ6aからの検知信号などが入力されており、発射モータ71へ駆動用信号などが出力されている。発射制御基板70は、発射ハンドル7が回転操作されてタッチセンサ7aがオンで発射停止スイッチ7bがオフのときに発射モータ71を駆動して遊技球を発射し、タッチセンサ7aがオフか発射停止スイッチ7Bがオンのときに発射モータ71の駆動を停止して遊技球の発射を停止する。また、発射制御基板70は、払出制御基板60を介して主制御基板50と通信しており、タッチセンサ7aからの検知信号などの発射ハンドル7の操作状態に関するデータを払出制御基板60を介して主制御基板50に送信する。
次に、CR操作表示部20から出力される操作信号について、図5および図6を参照しながら説明する。図6はCRユニット100に入出力される信号を説明する説明図である。CRサブ基板が付加されたCR操作表示部20では、返却ボタン22の押圧操作に作用するスイッチが返却ボタン検知スイッチ35,45と2つ備えられており、返却ボタン検知スイッチ35,45のそれぞれが操作信号を出力することで、返却ボタン22の操作信号を電気的に2つの系統に分離している。同様に、球貸ボタン23の押圧操作に作用するスイッチが球貸ボタン検知スイッチ36,46と2つ備えられており、球貸ボタン検知スイッチ36,46のそれぞれが操作信号を出力することで、球貸ボタン23の操作信号を電気的に2つの系統に分離している。CR基板30に第1検知装置として実装された返却ボタン検知スイッチ35と球貸ボタン検知スイッチ36から出力された操作信号は、中継端子板84を介してCRユニット100に入力される(球貸スイッチ信号、返却スイッチ信号)。一方、CRサブ基板40に第2検知装置として実装された返却ボタン検知スイッチ45と球貸ボタン検知スイッチ46から出力された操作信号は、中継端子板83、ボタン装飾基板82を介してサブ制御基板81に入力される。このように、CR基板30から出力された操作信号はCRユニット100に入力され、CRサブ基板40から出力された操作信号はサブ制御基板81に入力される。
上述したように、本実施例では、1つの操作ボタンに対してスイッチを2つ設けるものとしたが、3つとしても、それ以上としてもよく、複数であればよい。また、本実施例では、CRサブ基板40から出力された操作信号は、中継端子板83、ボタン装飾基板82を介してサブ制御基板81に入力されるようにしたが、これに限らず、CRサブ基板40からサブ制御基板81に直接入力するようにしてもよいし、CRサブ基板40から中継端子板83を介してサブ制御基板81に入力するようにしてもよい。
ここで、CRユニット100へ入出力される各種信号について、図6を参照しながら説明する。CRユニット100は、中継端子板84を介して払出制御基板60と各種信号をやり取りしている。CRユニット100から払出制御基板60には、CRユニット100内部の+18V電源を示す信号である電源信号(VL)や、CRユニット100が遊技球の貸し出し処理中であることを伝達する信号であるカードユニットREADY信号(BRDY)、CRユニット100が基本単位分(例えば25個)の遊技球の貸し出しを要求する信号である台端末貸出要求完了確認信号(BRQ)などが中継端子板84を介して出力されている。一方、払出制御基板60からCRユニット100には、CRユニット100に対して遊技球の払出動作が可能であることを伝達する信号である台READY信号(PRDY)や、CRユニット100に基本単位分の遊技球の貸し出しが終了したことを伝達する信号である台端末貸出完了信号(EXS)などが中継端子板84を介して入力されている。
CRユニット100は、図6に示すように、中継端子板84を介してCR基板30と各種信号をやり取りしている。具体的には、CRユニット100には、CR基板30に接続された球貸ボタン検知スイッチ36からの球貸スイッチ信号や、CR基板30に接続された返却ボタン検知スイッチ35からの返却スイッチ信号などが中継端子板84を介して入力されている。一方、CRユニット100からは、CR基板30に実装された図示しない度数表示器32への度数表示LED信号などが中継端子板84を介して出力されている。なお、度数表示器32は、記憶媒体の残り度数を表示するものとして構成されている。
次に、遊技機1(サブ制御基板81)に入力された操作信号に基づく動作について、図7を参照しながら説明する。図7において、演出図柄画面101aは3桁の演出図柄が停止表示されており、演出図柄画面101bは3桁の演出図柄が変動表示している状態を示しているが、以下の説明においては、便宜上、演出図柄画面101a,101bの3桁の演出図柄は、変動表示、停止表示ともに含むものとして説明する。
まず、遊技機が非遊技中であるときについて説明する。ここで、非遊技中とは、遊技が行われていない状態であり、図柄変動遊技が行われていない状態を含む。非遊技中の液晶表示装置12は、企業広告等が表示される所謂デモ画面(図示省略)や、図7(a)に示すように演出図柄画面101aが表示さている。このとき、返却ボタン22が押圧操作されると、上述した通り、その押圧操作に作用して返却ボタン検知スイッチ35と返却ボタン検知スイッチ45から操作信号が出力される。返却ボタン検知スイッチ35から出力された返却スイッチ信号(操作信号)は中継端子板84を介してCRユニット100に入力され、CRユニット100は、入力された返却スイッチ信号に基づいて、CRユニットに挿入されている記憶媒体の排出(返却)処理を行う。返却ボタン検知スイッチ45から出力された返却スイッチ信号(操作信号)は中継端子板83、ボタン装飾基板82を介してサブ制御基板81に入力され、サブ制御基板81は、入力された返却スイッチ信号に基づいて、液晶表示装置12の表示を、デモ画面や演出図柄画面101aから操作情報画面120a(図7(b)参照)に切り替える。また、サブ制御基板81は、液晶表示装置12に操作情報画面120aを表示するのにあわせて、スピーカ4から操作情報音として「返却ボタンが操作されました。」の音声を出力するための制御信号をアンプ基板12bに出力する。アンプ基板12bは、この入力された制御信号に基づいてスピーカ4を作動させ、スピーカ4から「返却ボタンが操作されました。」の音声が出力される。
このように、非遊技中にCR操作表示部20の返却ボタン22が押圧操作されると、CR操作情報報知として、液晶表示装置12の表示画面に操作情報画面が大きく表示されるとともに、スピーカ4から操作情報音が出力される。操作情報音は、遊技機1がスピーカ4から出力する警告音(例えば、メモリ初期化報知や扉開放警告音)と同じ音量で出力されることが望ましい。
非遊技中の返却ボタン22の押圧操作に基づく操作情報画面の表示は、所定の条件が成立するまで、経過時間情報が追加、更新されて継続される。所定の条件が成立とは、詳しくは後述するが、他のボタンが押圧操作されることや設定時間の経過があげられる。図7(c)は、非遊技中に返却ボタンが押圧操作されてから3分が経過したときの操作情報画面120bであり、操作情報画面120aと同じ大きさで表示され、経過時間情報が追加された画面構成となっている。この操作情報画面120bの表示は、非遊技中、すなわち遊技が行われていない状態が続く限り、経過時間情報を更新して継続される。非遊技中に返却ボタンが押圧操作されてから5分が経過したときは、図7(c)の経過時間情報である「3分前に」の表示を「5分前に」に切り替えて表示される。同様に10分が経過したときは「10分前に」に切り替えて表示される。
非遊技中の返却ボタン22の押圧操作に基づく操作情報音の出力は、所定の条件が成立するまで継続される。所定の条件が成立とは、設定回数の音声出力の実行や設定時間の経過があげられ、例えば設定回数を2回とすることができる。この場合、スピーカ4から「返却ボタンが操作されました。」の音声出力が2回実行される。また、設定回数ではなく設定時間を選択する場合は、例えば10秒とすることができる。
非遊技中の返却ボタン22の押圧操作に基づく操作情報画面120a,120bの表示中に、球貸ボタン23が押圧操作されると、その押圧操作に作用して球貸ボタン検知スイッチ36と球貸ボタン検知スイッチ46から操作信号が出力される。球貸ボタン検知スイッチ36から出力された球貸スイッチ信号(操作信号)は中継端子板84を介してCRユニット100に入力され、CRユニット100は、入力された球貸スイッチ信号に基づいて、球貸処理を行う。球貸ボタン検知スイッチ46から出力された返却スイッチ信号(操作信号)は中継端子板83、ボタン装飾基板82を介してサブ制御基板81に入力され、サブ制御基板81は、入力された返却スイッチ信号に基づいて、液晶表示装置12の表示を、操作情報画面120a,120bから操作情報画面110a(図7(f)参照)に切り替える。操作情報画面110aの表示は、所定の条件が成立するまで継続される。所定の条件が成立とは、図柄変動遊技の開始があげられる。液晶表示装置12に操作情報画面110aが表示されるとき、図柄変動遊技が開始される条件の成立、即ち第1始動口13に遊技球が入球すると、第1始動口スイッチ13aから入球信号が出力され、主制御基板50に入力される。主制御基板50は、入力された入球信号に基づいて図柄変動遊技に関する指令信号をサブ制御基板81に出力し、サブ制御基板81は入力された指令信号に基づいて液晶表示装置12の表示を制御する。このとき、サブ制御基板81は、液晶表示装置12の表示画面の構成を、図7(f)から図7(g)に切り替え、球貸ボタン23の押圧操作に基づく操作情報画面110bの表示とともに、演出図柄画面101bで図柄変動遊技の表示を実行する。
このように、非遊技中の返却ボタン22の押圧操作に基づく操作情報画面の表示は、球貸ボタン23が押圧操作されるまで継続するようにしてもよいし、設定時間が経過する前まで継続するようにしてもよい。この場合、例えば設定時間を3時間とすることができる。このように設定された遊技機では、操作情報画面120bの経過時間情報が「2時間59分前に」(または「179分前に」)まで更新され、3時間が経過したとき、非遊技中の通常画面である演出図柄画面101aに切り替わる。
次に、非遊技中の返却ボタン22の押圧操作に基づく操作情報画面120bの表示中に、図柄変動遊技が開始された場合について説明する。液晶表示装置12に操作情報画面120bが表示されているときに図柄変動遊技が開始される条件が成立すると、主制御基板50は、図柄変動遊技に関する指令信号をサブ制御基板81に出力し、サブ制御基板81は入力された指令信号に基づいて液晶表示装置12の表示を制御する。サブ制御基板81は、指令信号に基づいて、液晶表示装置の表示画面の構成を図7(c)から図7(d)に切り替える。即ち、操作情報画面の大きさを小さくして表示を継続するとともに、演出図柄画面101bで図柄変動遊技の表示を実行する。
演出図柄画面101bで図柄変動遊技の図柄変動を停止させた後、継続して図柄変動遊技を実行するときは、液晶表示装置の表示画面は図7(d)の構成が継続される。そして、操作情報画面120bの表示のときと同様に、操作情報画面120cの経過時間情報が更新されて表示される。図7(d)に示す操作情報画面120cの経過時間情報は、3分前に返却ボタンが押圧操作されたことを示す「3分前に」であるが、非遊技中に返却ボタンが押圧操作されてから5分が経過したときは、同経過時間情報が「5分前に」として表示される。
液晶表示装置の表示画面が図7(d)の構成において、演出図柄画面101bにて図柄変動遊技の表示が実行されているとき、球貸ボタン23が押圧操作されると、上述したように、球貸ボタン検知スイッチ46から出力された返却スイッチ信号(操作信号)がサブ制御基板81に入力され、サブ制御基板81は、入力された返却スイッチ信号に基づいて、液晶表示装置12の表示画面を、図7(d)から図7(g)に切り替える。即ち、演出図柄画面101bでの図柄変動遊技の表示を実行しつつ、操作情報画面表示を、返却ボタン22の押圧操作に基づく操作情報画面120cから球貸ボタン23の押圧操作に基づく操作情報画面110bに切り替える。この操作情報画面110bは、球貸ボタン23の押圧操作からの経過時間に応じて、経過時間情報を含む操作情報画面110cに切り替えら、球貸ボタン23の押圧操作から10分が経過する前まで継続表示され、10分が経過したとき、操作情報画面が表示されない通常画面(図7(a)の構成)に切り替えられる。
演出図柄画面101bでの図柄変動遊技の図柄変動を停止させた後、継続して図柄変動遊技を実行しないとき(継続した図柄変動遊技が開始される条件の成立がないとき)は、継続して図柄変動遊技を実行するときと同様に、液晶表示装置の表示画面は図7(d)の構成が継続される。この状態において、例えば3分の待機時間が経過したときは、デモ画面に切り替えられ、設定されたデモ画面の表示時間が経過したときは、デモ画面に切り替えられる前の表示である図7(d)の構成画面に切り替えられる。
デモ画面が表示されているときに第1始動口13への遊技球の入球に基づく指令信号がサブ制御基板81に入力されたときは、デモ画面の表示を終了させ、液晶表示装置の表示画面を図7(d)の構成に切り替え、演出図柄画面101bにて図柄変動遊技の表示を実行する。このとき、操作情報画面120cの経過時間情報は、非遊技中に返却ボタン22が押圧操作されてから経過した時間に更新される。
このように、非遊技中の返却ボタン22の押圧操作に基づく操作情報画面120bの表示中に図柄変動遊技が開始された場合であっても、返却ボタン22の押圧操作に基づくCR操作情報報知は、所定の条件が成立するまで継続される。この場合の所定の条件の成立は、上述した遊技機が非遊技中に図柄変動遊技が開始されないときの所定の条件の成立とは異なるものが設定されている。具体的には、上述した遊技機が非遊技中に図柄変動遊技が開始されないときの所定の条件の成立は、球貸ボタン23が押圧操作されることや返却ボタン22の押圧操作から3時間が経過したときであるが、非遊技中の返却ボタン22の押圧操作に基づく操作情報画面120bの表示中に図柄変動遊技が開始されたときの所定の条件の成立は、球貸ボタン23が押圧操作されることや返却ボタン22の押圧操作から10分が経過したときとされている。球貸ボタン23が押圧操作されることは同じであるが、設定時間が異なるものとされている。こうすることで、非遊技中の返却ボタンの押圧操作に基づく操作情報画面表示は、遊技が開始されていない状態が継続しているときには、遊技者に視認させる可能性を高めることができ、一旦遊技が開始されれば、遊技に集中させることができる。
次に、遊技機が遊技中であるときについて説明する。ここで、遊技中とは、遊技が行われている状態であり、図柄変動遊技や大当たり遊技が行われている状態をさす。遊技中の液晶表示装置12の表示画面は図7(a)の構成とされており、演出図柄画面101aにおいて図柄変動遊技や大当たり遊技に係る演出が表示される。このとき、返却ボタン22が押圧操作されると、サブ制御基板81には返却スイッチ信号が入力され、サブ制御基板81は、入力された返却スイッチ信号に基づいて、液晶表示装置12の表示画面を、図7(a)から図7(e)の構成に切り替える。図7(e)に示すように、液晶表示装置12の表示画面には、返却ボタン22の押圧操作に基づく操作情報画面120dが大きく表示され、図柄変動遊技や大当たり遊技に係る演出図柄画面101cが表示されている。演出図柄画面101cは、図柄変動遊技では3桁の演出図柄に加え保留情報や予告などの情報が表示され、大当たり遊技では当たり図柄(1桁又は3桁)に加えラウンドの進行情報などの情報が表示される。また、サブ制御基板81は、液晶表示装置12に操作情報画面101cを表示するのにあわせて、スピーカ4から操作情報音として「返却ボタンが操作されました」の音声を出力する制御を実行する。処理の詳細は上述した非遊技中に返却ボタン22が押圧操作されるときの説明と同様であるため省略する。
遊技中の返却ボタン22の押圧操作に基づく操作情報画面の表示は、所定の条件が成立するまで、経過時間情報が追加、更新されて継続される。所定の条件が成立とは、設定時間の経過があげられる。設定時間としては例えば10分があげられ、この設定時間のうち、初期時間(例えば10秒)が経過したとき、サブ制御基板81は液晶表示装置12の表示画面を図7(e)から図7(d)の構成に切り替え、操作情報画面120cの経過時間情報を更新して表示を継続し、設定時間(10分)が経過したときは、液晶表示装置12の表示画面を図7(a)の構成画面に切り替える。
また、遊技中の返却ボタン22の押圧操作に基づく操作情報音の出力は、所定の条件が成立するまで継続される。所定の条件が成立とは、設定回数の音声出力の実行や設定時間の経過があげられ、例えば設定回数を2回、または設定時間を選択する場合は、例えば10秒とすることができる。
このように、遊技中の返却ボタン22の押圧操作に基づくCR操作情報報知は、報知を開始した初期は大きな報知音(操作情報音)と液晶表示装置12の表示画面に大きな報知画面(操作情報画面)の表示によって実行され、その後(例えば10秒が経過した後)は液晶表示装置12の表示画面に小さな報知画面(操作情報画面)の表示によって実行される。こうすることで、返却ボタン22が押圧操作されたことを、周囲の遊技者に報知することができ、悪意あるものが遊技者に気づかれないように返却ボタンを操作することへの抑止につながる。また所定時間が経過するまで液晶表示装置12の表示画面で報知することで、遊技者が返却ボタン22を押圧操作したものの、CRユニット100から排出された記憶媒体を取り忘れることへの注意喚起ができる。
以上説明した実施例の遊技機1は、返却ボタン22の押圧操作に基づく返却スイッチ信号が2つの系統に分離され、そのうち1つの系統はサブ制御基板81に入力される。サブ制御基板81は、入力された返却スイッチ信号に基づいて、液晶表示装置12による報知画面の表示とスピーカ4による報知音の出力よって、返却ボタン22が押圧操作された旨を報知する。このため、有価価値記憶媒体に関連する操作部の操作に基づく情報を報知することができる。
また、遊技機1をパチンコ機として説明したが、これに限定されるものではなく、有価価値記憶媒体対応の台間機と電気的に接続される他の遊技機、例えばスロットマシンやスロットマシンとパチンコ機との融合機、その他の遊技機に本発明を適用してもよい。
実施例では、CR操作情報報知として、液晶表示装置12の表示画面に操作情報画面を表示するものとしたが、これに限られるものではない。遊技機1の遊技盤3に、液晶表示装置12とは別の遊技に関する諸情報を表示する所謂サブ液晶表示装置を設け、このサブ液晶表示装置でCR操作情報報知を行うようにしてもよいし、遊技機1の前扉に設けたパトランプ等の演出装置でCR操作情報報知を行ってもよい。この場合、返却ボタンの押圧操作に基づく演出態様と球貸ボタンの押圧操作に基づく演出態様を異ならせるのが望ましい。また、CR操作情報報知の情報操作音として「返却ボタンが操作されました。」というメッセージをスピーカ4から音声出力するものとしたが、これに限られるものではなく、同様の意味を含むメッセージであればよいし、上述のパトランプ等の演出対応にあわせて警告音を出力するものでもよい。
実施例では、CR操作情報報知として、液晶表示装置12の表示画面を区画して操作情報画面と演出図柄画面とを表示するものとしたが、これに限られるものではなく、操作情報画面を半透明として演出図柄画面に重畳表示するようにしてもよいし、演出図柄画面の背景として操作情報画面を表示するようにしてもよい。このように、通常画面とは異なる画面の表示によって遊技者に通常とは違うという違和感を与えることで当該画面に注視させ、有価価値記憶媒体に関連する操作部の操作についての注意喚起を図ることができる。
実施例では、CR操作情報報知を終了する条件として、設定時間の経過をあげたが、これに限られるものではなく、設定時間の経過条件をなくしてもよい。この場合、遊技機1の電源が遮断されるまでCR操作情報報知が継続される。
実施例では、CR操作情報報知は、サブ制御基板81へ入力される操作信号に基づいて実行するものとしたが、これに限られるものではなく、CRユニット100が球貸可能状態であるときに、サブ制御基板81へ入力される操作信号に基づいて実行するものとしてもよい。球貸可LED33の点灯をCRサブ基板40に設けたフォトセンサ43で検知し、その検知結果がサブ制御基板81へ入力されるように構成する。こうすることで、CRユニット100が球貸可能状態であるとき、即ちCRユニット100に記憶媒体(例えばカードやコイン)が挿入されているときにCR操作情報報知を実行することができる。このため、CRユニット100に記憶媒体が挿入されていないときに誤って返却ボタン23が押圧操作されてもCR操作情報報知を実行することを防止できる。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、CRユニット100が「台間機」に相当し、CR操作表示部20が「操作部」に相当し、スピーカ4と液晶表示装置12が「報知手段」に相当し、サブ制御基板81が「報知制御手段」に相当し、返却ボタン検知スイッチ35や返却ボタン検知スイッチ45などが「検知手段」に相当する。また、返却ボタン検知スイッチ35と球貸ボタン検知スイッチ36が「第1検知装置」に相当し、返却ボタン検知スイッチ45と球貸ボタン検知スイッチ46が「第2検知装置」に相当する。
以上、本発明の実施の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
1 遊技機、2 本体、3 遊技盤、4 スピーカ、5 上受け皿、6 下受け皿、7 発射ハンドル、8 演出ボタン、9 一般入賞口、10 普通図柄ゲート、11 図柄表示装置、12 液晶表示装置、13 第1始動口、14 第2始動口、15 大入賞口、16 アウト口、20 CR操作表示部、21 カバー部材、22 返却ボタン、22a 返却ボタン孔、22b 返却ボタン部、22c ピン、22d ピン孔、22e 返却スイッチ孔、23 球貸ボタン、23a 球貸ボタン孔、23b 球貸ボタン部、23c ピン、23d ピン孔、23e 球貸スイッチ孔、24 度数表示孔、25 状態表示孔、26 ベース部材、30 CR基板、31 コネクタ、32 度数表示器、33 球貸可LED、35 返却ボタン検知スイッチ、36 球貸ボタン検知スイッチ、40 CRサブ基板、41 コネクタ、43 フォトセンサ、45 返却ボタン検知スイッチ、46 球貸ボタン検知スイッチ、50 主制御基板、60 払出制御基板、70 発射制御基板、71 発射モータ、80 中継端子板、81 サブ制御基板、82 ボタン装飾基板、83,84,90 中継端子板、93 払出モータ、100 CRユニット。

Claims (3)

  1. 有価価値記憶媒体に記憶された情報に基づいて遊技媒体を貸出可能な台間機と電気的に接続可能な遊技機であって、
    前記接続された台間機を作動させる操作部と、
    所定の情報を報知する報知手段と、
    前記報知手段を制御する報知制御手段と、
    前記操作部が操作されたことを検知し、所定の信号を出力する検知手段と、
    を備え、
    前記所定の信号は、1の前記操作部に対して電気的に複数の系統に分離され、
    前記複数の系統のうち少なくとも1の系統は、前記報知制御手段に入力され、
    前記報知制御手段は、前記入力された前記所定の信号に基づいて、前記操作部の操作に関する情報を報知する
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機であって、
    前記検知手段は、第1系統の信号を出力する第1検知装置と、第2系統の信号を出力する第2検知装置とを備える
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 請求項2に記載の遊技機であって、
    前記検知手段が実装される基板を備え、
    第1検知装置と第2検知装置は、別々の基板に実装されている
    ことを特徴とする遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020032037A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 株式会社ソフイア 遊技機

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