JP2018064716A - 粉体収容容器用中蓋および粉体収容容器 - Google Patents
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Abstract
Description
伸縮性ネットを用いた中蓋は、塗布具を押し付けると容器本体に向けて撓むため、押し付けの強さに応じた量の化粧料を塗布具に付着させることができる。
複数の貫通孔を有する中蓋は、貫通孔の周囲に粉体化粧料を保持できるものの、粉体化粧料が少なくなったときに、容器本体を逆さまにして紛体化粧料を塗布具に付着させる必要がある。
そこで、複数の貫通孔を有する中蓋を柔軟性材料で形成することも検討されている。しかしながら、紛体収容室に収容された紛体が少なくなってくると、中蓋を容器本体の底面まで押し付けても、紛体化粧料が塗布具に付着しづらくなる。つまり、貫通孔を介して紛体化粧料を塗布具に付着させる以外には、紛体化粧料を紛体取出室に取り出すことができないという問題がある。
本発明に係る粉体収容容器用中蓋の第一実施態様は、紛体を収容する容器本体の開口部に取り付けられる粉体収容容器用中蓋であって、前記紛体を取り出す複数の紛体取出孔を有し、前記容器本体の内部を紛体収容室と紛体取出室に仕切る仕切部が柔軟性材料からなり、前記仕切部に紛体を掬い上げる紛体掬部が形成されることを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態に係る中蓋付き容器1を示す分解斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係る中蓋付き容器1を示す縦断面図である。
中蓋付き容器1は、上面が開口する有底の容器本体2、容器本体2の開口部3を覆う蓋体6、および、容器本体2の開口部3に取り付けられる中蓋10を備える。
蓋体6は、容器本体2の外周面上部に嵌合する。蓋体6は、容器本体2に対して螺合するものであってもよい。
中蓋10は、異材質どうしを組み合わせて一体に成形される(いわゆる二色成形)。具体的には、フランジ部11がポリプロピレンにより形成され、仕切部12がプラスチックやエラストマー(ゴム)等の柔軟性を有する合成樹脂により形成される。
仕切部12は、円板形を有し、フランジ部11の下端に配置される。仕切部12は、例えば厚みが1.2mmである。仕切部12は、容器本体2の内部空間を上下方向において仕切る。
なお、中蓋10は、容器本体2に対して接着等により固着される場合であってもよい。
化粧料収容室4は、容器本体2の内部空間の底部(下方)側であり、粉体化粧料Cが収容される。
化粧料取出室5は、容器本体2の内部空間の頂部(上方)側であり、粉体化粧料Cを取り出すときに粉体化粧料Cを一時的に収容する。また、化粧料取出室5は、パフなどの塗布具8に粉体化粧料Cを付着させるための空間でもある。さらに、化粧料取出室5は、塗布具8を収容する空間でもある。つまり、中蓋10と蓋体6との間に塗布具8が収容される。
紛体取出部15は、仕切部12の上面を掘り込むように形成される。紛体取出部15は、直径7mmの円形に形成されて、任意の間隔で配置される。例えば、複数の紛体取出部15が多重円状に配置される。
段差部21は、紛体取出部15の内周面に形成される。段差部21は、紛体取出部15の内周面の下方(底部)側を上方(頂部)側よりも小径にしたものである。
貫通孔25は、紛体取出部15の中心に配置されて、仕切部12を上下方向に貫く。貫通孔25は、直径2mmの円形である。
段差部21の先端を除く部位には、下方に窪む保持部23が形成される。保持部23は、突部22に沿って円環形に掘り込まれる。
中蓋10は、柔軟性を有する合成樹脂により形成される。このため、塗布具8を用いて仕切部12を下方(底部)に向けて押し付けると、仕切部12が化粧料収容室4の粉体化粧料Cに密着するように撓む。
仕切部12を粉体化粧料Cに密着させるように撓ませると、紛体取出部15が拡張する。そして、貫通孔25が拡径する。
仕切部12を下方に向けて押し付けるため、段差部21が下方を向くように変形して、その先端が化粧料収容室4に収容された粉体化粧料Cに差し込まれる。
このとき、段差部21は、粉体化粧料Cを掬い上げる。つまり、粉体化粧料Cが貫通孔25を介して段差部21に乗り上げる。
このようにして、紛体掬部20は、化粧料収容室4に収容された粉体化粧料Cを化粧料取出室5に取り出す。
塗布具8を取り除いても、化粧料取出室5には粉体化粧料Cが残存する。紛体掬部20が取り出した粉体化粧料Cが、保持部23に収容保持されているからである。
このため、再び塗布具8を仕切部12に載せると、塗布具8に粉体化粧料Cが付着する。言い換えると、仕切部12を塗布具8を用いて、毎回、下方に向けて押し付ける必要がない。
特に、粉体化粧料Cが減少したときに、仕切部12を粉体化粧料Cに毎回密着させる必要がないので、粉体化粧料Cの取り出し(塗布具8への付着)が簡単になる。つまり、仕切部12を下方に向けて押し付ける回数を減らすことができる。
紛体掬部20は、紛体取出部15の内周面の下方側を上方側よりも小径に形成した段差部21であるので、容易に成形できる。
段差部21は、先端から上方に突出する突部22を有するので、粉体化粧料Cを掬い上げたときに、粉体化粧料Cの脱落を防止できる。
紛体掬部20は、粉体化粧料Cを保持する保持部23を有するので、掬い上げた粉体化粧料Cを化粧料取出室5に良好に保持することができる。
紛体掬部20が紛体取出部15に一体的に形成される場合について説明したが、これに限らない。
紛体掬部20(段差部21、突部22、保持部23)の形状、配置、数は任意に設定することができる。
2 容器本体
3 開口部
4 化粧料収容室
5 化粧料取出室
6 蓋体
8 塗布具
10 中蓋(粉体収容容器用中蓋)
11 フランジ部
12 仕切部
15 紛体取出部(紛体取出孔)
20 紛体掬部
21 段差部
22 突部
23 保持部
25 貫通孔
C 粉体化粧料(紛体)
Claims (7)
- 紛体を収容する容器本体の開口部に取り付けられる粉体収容容器用中蓋であって、
前記紛体を取り出す複数の紛体取出孔を有し、前記容器本体の内部を紛体収容室と紛体取出室に仕切る仕切部が柔軟性材料からなり、
前記仕切部に紛体を掬い上げる紛体掬部が形成されることを特徴とする紛体収容容器用中蓋。 - 前記紛体掬部は、前記紛体取出孔の内周面に形成されることを特徴とする請求項1に記載の紛体収容容器用中蓋。
- 前記紛体掬部は、前記紛体取出孔の内周面の下方側を上方側よりも小径に形成した段差部であることを特徴とする請求項2に記載の紛体収容容器用中蓋。
- 前記段差部は、先端から上方に突出する突部を有することを特徴とする請求項3に記載の紛体収容容器用中蓋。
- 前記紛体掬部は、紛体を保持する保持部を有することを特徴とする請求項1から4のうちいずれか一項に記載の紛体収容容器用中蓋。
- 粉体を収容する容器本体と、
前記容器本体の開口部に螺合する蓋体と、
前記容器本体の開口部に取り付けられる中蓋と、
を備える紛体収容容器において、
前記中蓋として、請求項1から5のうちいずれか一項に記載の紛体収容容器用中蓋を用いることを特徴とする紛体収容容器。 - 前記蓋体と前記中蓋との間に塗布具を収容することを特徴とする請求項6に記載の紛体収容容器。
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