JP2018064514A - バイオエタノールの製造方法と製造装置 - Google Patents

バイオエタノールの製造方法と製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】酵素と酵母を有効に利用してバイオエタノールの製造コストを低減する。【解決手段】原料パルプを糖化発酵槽1で発酵させてバイオエタノールの発酵液とする糖化発酵工程と、糖化発酵工程で得られる発酵液を発酵に使用される原料パルプに接触させて、発酵液の酵素と酵母を原料パルプに移行させる酵素と酵母の回収工程と、回収工程で酵素と酵母の低減された発酵液を濃縮機3に供給して、濃縮機3でもって発酵液のバイオエタノールを濃縮する濃縮工程とでバイオエタノールを製造する。【選択図】図1

Description

本発明は、パルプを原料としてバイオエタノールを製造する装置に関し、とくに原料パルプに紙おむつを使用するのに最適なバイオエタノールの製造方法と製造装置に関する。
近年、ガソリンにバイオエタノールを添加する燃料が使用されることから、高濃度のバイオエタノールを経済的に製造できる技術が切望されている。バイオエタノールは、アメリカのコーン、ブラジルのサトウキビ等に代表される植物由来のもので、世界的規模で食糧需要に悪影響を及ぼしている。さらに、これ等の材料を原料とするバイオエタノールは、発酵液のアルコール濃度が数パーセントと低く、水を分離して濃縮する必要があるが、濃縮に加熱蒸留方式を必須とすることから、熱エネルギが大きくて製造コストが高くなる欠点がある。バイオエタノールの製造で大切なことは、いかに製造コストを低減できるかにある。製造コストが高いと、トータルに省エネルギー効果が期待できないからである。本発明者は、アルコールの濃縮に要するエネルギーコストを低減する方法を開発した。(特許文献1参照)
特開2001−314724号公報
この方法は、低濃度のアルコールを閉鎖構造の霧化室で超音波振動して搬送気体中に霧化してミストとし、このミストを回収して高濃度のアルコールに濃縮する。この方法がアルコールを高濃度に濃縮できるのは、超音波振動で気体中に霧化されてミストになった成分が、原液のアルコール濃度よりも高くなるからである。この方法は、溶液を加熱しないでアルコールを濃縮できるので、気化に要するエネルギーを少なくして濃縮できる特徴もある。
以上の方法によって、発酵液のバイオエタノールの気化に消費するエネルギーを少なくして濃縮することは実現できる。しかしながら、有機物を発酵させてバイオエタノールを含む発酵液とするには、有機物を速やかに発酵させるために、酵素と酵母を添加するので、添加する酵素と酵母の添加量が多いことが製造コストを高くする原因となっている。
本発明は、さらに以上の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、酵素と酵母を有効に利用することで、バイオエタノールの製造コストを低減できるアルコールの製造方法と製造装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明のバイオエタノールの製造方法は、原料パルプを糖化発酵槽1で発酵させてバイオエタノールを含む発酵液とする糖化発酵工程と、糖化発酵工程で得られる発酵液と、発酵に使用される原料パルプとを接触させて、発酵液に含まれる酵素と酵母を発酵液から原料パルプに移行させる酵素と酵母の回収工程と、回収工程で酵素と酵母の低減された発酵液を濃縮機3に供給し、濃縮機3でもって発酵液に含まれるバイオエタノールを濃縮する濃縮工程とからなり、糖化発酵工程において、酵素と酵母の移行された原料パルプを糖化発酵槽1に供給して発酵させ、濃縮工程において、酵素と酵母の低減された発酵液を濃縮機3に供給して発酵液に含まれるバイオエタノールを濃縮することを特徴とする。
以上の方法は、酵素と酵母を有効に再利用することで、エチルアルコールの製造コストを低減できる特徴がある。それは、以上の製造方法が、回収工程において発酵液を原料パルプに接触させて、発酵液に含まれる酵素と酵母の一部を原料パルプに移行して、この原料パルプを発酵させるからである。発酵液が原料パルプに接触すると、パルプに対して親和性のあるセルロースの分解酵素であるセルラーゼなどが発酵液から原料パルプに移行される。また、同時に酵母も原料パルプに移行される。酵素と酵母の移行された原料パルプが発酵され、また酵素と酵母を原料パルプに移行した発酵液は、濃縮工程で濃縮される。原料パルプは、速やかに発酵させてバイオエタノールを含む発酵液とするために、酵素と酵母を添加する必要がある。原料パルプのセルロースが、酵素の作用で単糖に分解(糖化)され、酵母の作用で発酵されて単糖からバイオエタノールとなるからである。回収工程で酵素と酵母が発酵液から原料パルプに移行し、発酵工程において、酵素と酵母の移行された原料パルプを発酵させるので、原料パルプに補充する酵素と酵母の添加量を少なく、あるいは添加することなく原料パルプを速やかにバイオエタノールに発酵できる特徴がある。したがって、以上の方法は、酵素と酵母を発酵液から原料パルプに移行してリサイクルすることで、酵素と酵母の添加量を少なくして、バイオエタノールの製造コストを大幅に低下できる。
従来の方法で製造されるバイオエタノールは、酵素と酵母の消費量が製造コストの約4割と相当に大きい。本発明の製造方法は、酵素と酵母の添加量を少なくできるので、製造コスト著しく低減できる特徴がある。たとえば、従来の方法で製造されるバイオエタノールの製造コストは、酵素と酵母の消費量が多いことから約160円/リットルと相当に高く、このことがバイオエタノールの用途と普及を著しく制限している。本発明の製造方法は、酵素と酵母をリサイクルして使用することで、製造コストに大きな割合を占める酵素と酵母の添加コストを削減して、製造コストを著しく低減することで、種々の用途に有効に利用できる極めて実用的な特徴を実現する。
さらに以上の方法は、非植物系パルプ(セルロース繊維)の原料パルプを原料に使用するので、トウモロコシやサトウキビなどのように食糧需要に影響を及ぼすことがなく、廃棄に経費がかかる紙おむつなどを原料として、極めて経済的に低コストにバイオエタノールを製造できる特徴も実現する。
本発明のバイオエタノールの製造方法は、回収工程において、回収器2に原料パルプを堆積して原料パルプ堆積層13とし、この原料パルプ堆積層13で発酵液を濾過して発酵液の酵素と酵母を原料パルプに移行させることができる。
以上の方法は、原料パルプを堆積層とし、堆積層で発酵液を濾過して酵素と酵母を原料パルプに移行するので、酵素と酵母を速やかに効率よく原料パルプに移行できる特徴がある。
本発明のバイオエタノールの製造方法は、濃縮工程において、濃縮機3でもって発酵液を超音波振動で霧化し、霧化されたミストを回収してバイオエタノールを濃縮することができる。
従来の方法は、発酵液を蒸留してバイオエタノールを濃縮するので、蒸留時の加熱によって酵素と酵母が失活するので、原料コストの高い酵素と酵母を常に補充して発酵させる必要があって製造コストが高くなったが、以上の方法は、発酵液を非加熱状態でバイオエタノールを濃縮するので、濃縮工程において酵素と酵母は失活しない。したがって、濃縮工程で使用されなかった発酵液を糖化発酵工程に環流してリサイクルすることで、さらに効率よく酵素と酵母を有効に使用できる。とくに、超音波振動で発酵液からミストを分離する濃縮工程は、ミストとなってバイオエタノールの抽出に使用されなかった発酵液に糖、酵母、酵素が残存する。したがって、この発酵液を糖化発酵工程にリサイクルして有効に再利用できる。リサイクルされた発酵液は、糖と失活しなかった酵素と酵母を原料パルプに添加する。発酵液の添加された原料パルプは、添加された発酵液に含まれる酵素の作用でセルロースを単糖に分解し、酵母の作用で単糖をバイオエタノールに発酵させる。この方法は、濃縮工程で失活しない酵素と酵母を含む発酵液を原料パルプに添加するので、原料パルプに補充する酵素と酵母の添加量をさらに少なくして製造コストをよりコストダウンできる。また、糖化発酵工程にリサイクルされた発酵液に含まれる糖は、残らずバイオエタノールに分解されて、高い歩留まりでバイオエタノールを効率よく回収できる。
本発明のバイオエタノールの製造方法は、原料パルプに紙おむつのパルプ成分を使用することができる。とくに、本発明のバイオエタノールの製造方法は、原料パルプに使用済み紙おむつのパルプ成分を使用することができる。この方法は焼却して廃棄するのに相当な経費がかかる紙おむつを有効に利用してバイオエタノールを製造できるので、紙おむつの廃棄コストを削減し、さらに原料コストを低減して、相当に低コストにバイオエタノールを製造できる。とくに、紙おむつの廃棄量は、パルプ成分に換算して年間320万トンにも達し、しかも医療、介護、福祉などの病院から安定的に供給されるので、これを原料としてバイオエタノールを低コストに製造できる方法は、極めて経済効果が大きい。また、紙おむつは病院などで多量に廃棄されているが、製造されるバイオエタノールは、紙おむつの発生場所である病院で消毒用のエチルアルコールとして有効に使用できる。
本発明のバイオエタノールの製造方法は、原料パルプに非木材繊維生成植物であるケナフをパルプ加工したケナフパルプを使用することができる。
本発明のバイオエタノールの製造方法は、使用済み紙おむつを裁断する裁断工程と、裁断工程で裁断された紙おむつを、高分子吸収材を含む溶液を充填している分離槽に供給して撹枠し、紙おむつに含まれる尿成分を高分子吸収材に吸収させた後、脱水して紙おむつに含まれるパルプ成分を分離する分離工程と、分離工程で分離されたパルプ成分を前記パルプに使用することができる。
本発明のバイオエタノールの製造装置は、原料パルプを発酵させてバイオエタノールを含む発酵液とする糖化発酵槽1と、糖化発酵槽1で得られる発酵液と原料パルプとを接触させて、発酵液に含まれる酵素と酵母を発酵液から原料パルプに移行させる回収器2と、回収器2から排出される発酵液のバイオエタノールを濃縮する濃縮機3とを備え、回収器2から供給される酵素と酵母の移行されてなる原料パルプを糖化発酵槽1で発酵し、回収器2で酵素と酵母の低減された発酵液を濃縮機3で濃縮する。
本発明のバイオエタノールの製造装置は、回収器2を、原料パルプの堆積層13で発酵液を濾過する濾過器とし、この濾過器が原料パルプの堆積層13で発酵液を濾過して、発酵液の酵素と酵母を原料パルプに移行させることができる。
本発明のバイオエタノールの製造装置は、濃縮機3が、発酵液を超音波振動させてミストとする超音波分離槽6と、この超音波分離槽6から排出されるミストを凝集して高濃度のバイオエタノールを回収する凝集器7とを備えることができる。
本発明の一実施例に係るバイオエタノールの製造装置の概略構成図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのバイオエタノールの製造方法と製造装置を例示するものであって、本発明は製造方法と装置を以下に特定しない。さらに、この明細書は、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
本発明のバイオエタノールの製造装置と方法は、原料パルプのセルロースを、酵素で単糖に分解し、酵母の作用で単糖を発酵させてエチルアルコールを含む発酵液とし、この発酵液を濃縮して高濃度のバイオエタノールを製造する。原料パルプとして、焼却して廃棄するのに経費がかかっている使用済み紙おむつのパルプ成分を使用する。使用済みの紙おむつは、病院などで定量発生するので、これを原料に使用することで安定にバイオエタノールを製造でき、また製造されたバイオエタノールを消毒剤として有効に使用できる。ただ、本発明は原料パルプを紙おむつのパルプ成分に限定せず、酵素と酵母の作用でバイオエタノールを生成できる全てのパルプを使用できる。例えば、原料パルプに非木材繊維生成植物であるケナフをパルプ加工したケナフパルプを使用することもできる。
原料パルプに使用する使用済みの紙おむつは、好ましくは尿成分を分離して使用される。使用済みの紙おむつは、以下の工程で尿成分の分離されたパルプ成分とし、このパルプ成分を原料パルプとして使用する。
[裁断工程]
この工程は、使用済み紙おむつを、分離工程で溶液中に均一に分散できるようにカッターで裁断する。
[分離工程]
紙おむつは患者の尿を吸収する高分子吸収材を添加しているので、使用済みの紙おむつは高分子吸収材に患者の尿を吸収させている。高分子吸収材を紙おむつのパルプ成分から分離するために、高分子吸収材とパルプ成分とを分離する薬品を添加している溶液に裁断された紙おむつを供給して撹拌し、パルプ成分を高分子吸収材から分離する。
[再生工程]
分離回収したパルプ成分を洗浄、殺菌した後、脱水機で脱水し、さらに乾燥して尿成分の分離されたパルプ成分とする。
以上の工程で使用済みの紙おむつから得られるパルプ成分は尿成分を分離しているので、これを原料パルプに使用して、紙おむつから能率よくバイオエタノールを製造できる。
図1に示すバイオエタノールの製造装置は、紙おむつのパルプ成分を原料パルプとして発酵させてバイオエタノールを含む発酵液とする糖化発酵槽1と、糖化発酵槽1で得られる発酵液と原料パルプとを接触させて、発酵液に含まれる酵素と酵母を発酵液から原料パルプに移行させる回収器2と、回収器2で酵素と酵母の低減された発酵液からバイオエタノールを濃縮する濃縮機3とを備える。この製造装置は、回収器2から供給される酵素と酵母を移行している原料パルプを糖化発酵槽1で発酵し、酵素と酵母の分離された発酵液を濃縮機3で濃縮して高濃度のバイオエタノールとする。この図において、酵素と酵母をE(Enzyme)とY(Yeast)で示し、酵素と酵母が高濃度の発酵液を(EE・YY)、低濃度の発酵液を(E・Y)で示している。
さらに、図1の製造装置は、原料パルプを一時的に貯留して回収器2に供給する原料パルプの保存槽4を備える。原料パルプの保存槽4は、紙おむつなどの原料パルプを一時的に蓄えて、一定量を回収器2に供給する。たとえば、保存槽4は、毎日供給される紙おむつを一時的に蓄えて、数日〜1週間に1回の割合で回収器2に供給する。
糖化発酵槽1は、供給される原料パルプのセルロースを酵素と酵母の作用でエチルアルコールとする。セルロースは、酵素の作用で単糖に分解され、単糖は酵母の作用で発酵してエチルアルコールとなる。糖化発酵槽1で得られる発酵液は、ポンプ15を介して回収器2に供給される。糖化発酵槽1は、回収器2から供給される原料パルプを糖化、発酵してバイオエタノールを含む発酵液とする。回収器2から糖化発酵槽1に供給される原料パルプは、回収器2で発酵液に接触して、発酵液の酵素と酵母が移行されて、酵素と酵母を含有する。図1の装置は、濃縮機3の超音波分離槽6から糖化発酵槽1に発酵液を環流してリサイクルしている。さらに、図1の糖化発酵槽1は、補充される酵素と酵母を含む仕込み水を添加槽5から供給している。添加槽5から糖化発酵槽1に供給される仕込み水は、原料パルプのセルロースを効率よくバイオエタノールとするミネラルなどを添加することもできる。
糖化発酵槽1は、回収器2からは酵素と酵母を含有する原料パルプが供給され、超音波分離槽6からは発酵液が供給され、さらに添加槽5からは仕込み水が供給される。糖化発酵槽1は、原料パルプと、発酵液と、仕込み水とを混合して原料パルプを発酵させてバイオエタノールを含む発酵液とする。原料パルプを発酵させて発酵液を濃縮機3に循環してバイオエタノールを回収した後、発酵液の循環を停止して使用済みの原料パルプを取り出し、回収器2から新しい原料パルプを供給して新しい原料に入れ替える。
回収器2は、新しい原料パルプが保存槽4から供給される。回収器2は、糖化発酵槽1から供給される発酵液と原料パルプとを接触させるために、タンク10の内部に原料パルプを堆積している。この回収器2は、原料パルプの堆積層13で発酵液を濾過する濾過器としている。濾過器である回収器2は、原料パルプの堆積層13で発酵液を濾過して、発酵液の酵素と酵母を原料パルプに移行するので、酵素と酵母を速やかに効率よく原料パルプに移行させて回収する。本発明者が製作した装置において、発酵液に含まれる酵素と酵母の92%〜93%と、堆積層13を透過する発酵液に含まれるほとんどの酵素と酵母が原料パルプに移行して回収された。原料パルプの堆積層13で濾過して極めて効率よく酵素と酵母を原料パルプに移行できるのは、堆積層13の物理的な濾過作用のみでなく、酵素と酵母の結合機構によって次々と濾過される酵素と酵母が結合して回収されるからと推測される。堆積層13は、発酵液に含まれるほとんどの酵素と酵母を原料パルプに移行して回収し、酵素と酵母の分離された発酵液を超音波分離槽6に供給する。超音波分離槽に供給される発酵液に含まれていた、90%以上の酵素と酵母の移行された原料パルプが回収器2から糖化発酵槽1に供給されるので、糖化発酵槽1に供給される原料パルプには、新しく添加する酵素と酵母を著しく少なくしながら、すなわち、原料パルプを発酵させるために消費する酵素と酵母を著しく少なくしながら、原料パルプを充分な酵素と酵母でもって速やかに効率よく発酵してエチルアルコールにできる。
図に示す回収器2は、タンク10の底板から離して、パンチングメタルなどの多孔板11を水平に固定している。多孔板11は原料パルプを通過させず、発酵液を透過できる網目の金属製、あるいはプラスチック製の板材である。多孔板11は、上面に原料パルプを、たとえば5cm〜20cmに堆積できるスペースを設けている。さらに、多孔板11に堆積された原料パルプに発酵液を散水する散水ノズル12を堆積層13の上に配置している。散水ノズル12は、糖化発酵槽1から加圧状態で供給される発酵液を、原料パルプの堆積層13に上から散水する。原料パルプの堆積層13に散水された発酵液は、原料パルプの堆積層13で原料パルプに接触しながら濾過されて、含有する酵素と酵母(EE・YY)を堆積層13の原料パルプに移行させる。酵素と酵母の移行された原料パルプは、糖化発酵槽1に供給され、原料パルプを発酵させてバイオエタノールを含有する発酵液とする。回収器2は、発酵液の循環を停止する状態で、定期的に酵素と酵母を移行させた原料パルプを取り出して糖化発酵槽1に供給した後、保存槽4に蓄えている新しい原料パルプに入れ替える。
図1の濃縮機3は、発酵液を超音波振動でミストとし、このミストを回収してバイオエタノールを濃縮する超音波分離方式が適している。ただし、本発明の製造装置と方法は、超音波分離方式の濃縮機には特定せず、発酵液のバイオエタノールを濃縮できる全ての装置と方法が使用できる。
図1に示す超音波分離方式の濃縮機3は、発酵液を超音波振動させてミストとする超音波分離槽6と、この超音波分離槽6から排出されるミストを凝集して高濃度のバイオエタノールを回収する凝集器7と、凝集器7で回収されたバイオエタノールを蓄えるアルコールタンク8とを備える。
超音波分離槽6は、密閉チャンバー21の底部に超音波振動子22を固定している。超音波振動子22は高周波電源23に接続され、発酵液を超音波振動させてミストとする。超音波振動は、発酵液の液面から液柱を突出させて、液柱の表面からミストを飛散させる。ミストは、超音波分離槽6に供給される搬送気体で液柱の表面から分離されて凝集器7に循環される。超音波振動で得られる微細なミストは、発酵液よりもバイオエタノールの濃度が高い。したがって、ミストを凝集器7で回収して高濃度のバイオエタノールが得られる。搬送気体は、液柱の表面に供給されて、液柱の表面からミストを引き離す。搬送気体中に飛散された微細なミストは、一部のバイオエタノールを気化させるので、搬送気体は気化されたバイオエタノールも含まれる。図の超音波分離槽6は、複数の超音波振動子22を密閉チャンバー21の底部に備える。この超音波分離槽6は、超音波振動子22の数を多くして、単位時間に霧化するミスト量を多くできる。
超音波分離槽6は、搬送気体の供給口と排出口とが設けられ、供給口から供給される搬送気体は、液柱の表面に供給される。液柱表面に供給される搬送気体は、液柱の表面からミストを飛散させる。したがって、排出口から排出される搬送気体は、多量のミストを含有する。いいかえると、ミストは搬送気体を移送媒体として凝集器7に供給される。搬送気体は、ブロア24で超音波分離槽6と凝集器7とに循環されて、ミストを超音波分離槽6から凝集器7に搬送する。
凝集器7は、超音波分離槽6から供給される搬送気体を冷却して、ミストを凝集し、また気化されたバイオエタノールを凝縮して回収する冷却コンデンサである。冷却コンデンサは、搬送気体の通路に冷却水で冷却される熱交換器25を配置している。熱交換器25は循環する冷却水を冷却する冷却器26に連結され、搬送気体を冷却して微細なミストと気化されたバイオエタノールを回収する。気化されたバイオエタノールは熱交換器25の表面に結露して回収され、微細なミストは熱交換器25の表面に付着して回収される。熱交換器25に表面に付着するバイオエタノールを流下して、アルコールタンク8に流入される。凝集器7の冷却コンデンサは、搬送気体を冷却して効率よくバイオエタノールを回収でき、回収されるバイオエタノールの濃度を消毒剤として最適な濃度にできる特徴がある。ただし、凝集器には、サイクロンやデミスター、さらに、バイオエタノールを吸着して回収する装置も使用できる。
以上のバイオエタノールの製造装置は、発酵液を、糖化発酵槽1→回収器2→超音波分離槽6→糖化発酵槽1に循環させる。各経路を循環される発酵液に含まれる酵素と酵母をEとYで示している。糖化発酵槽1から排出される発酵液は、酵素と酵母の濃度が高い(EE・YY)。酵素と酵母の濃度の高い発酵液は、回収器2に供給されて原料パルプに接触して酵素と酵母が原料パルプに移行される。したがって、酵素と酵母の一部は発酵液から原料パルプに移行されて、酵素と酵母の濃度が低下する。酵素と酵母の濃度の低下した発酵液(E・Y)は、超音波分離槽6に供給される。超音波分離槽6でミストとしてバイオエタノールが回収されるが、回収されなかった発酵液は、糖化発酵槽1に供給される。この発酵液は、超音波分離槽6が発酵液を非加熱状態でバイオエタノールを分離するので、酵素と酵母が失活しない。したがって、酵素と酵母を含有する発酵液(E・Y)は、超音波分離槽6から糖化発酵槽1に環流されて、有効に使用される。糖化発酵槽1は、超音波分離槽6から酵素と酵母の失活されない発酵液(E・Y)が供給されるので、添加槽5から補充する酵素と酵母の添加量を少なくして、原料パルプを速やかに糖化発酵できる。また、回収器2から供給される原料パルプも、回収器2で酵素と酵母を移行しているので、糖化発酵槽1の酵素と酵母の濃度が高くなる。したがって、補充する酵素と酵母の添加量を少なくして、効率よくバイオエタノールを生成できる。
図1のバイオエタノールの製造装置は、糖化発酵工程において、原料パルプを糖化発酵槽1で発酵させてバイオエタノールを含む発酵液とする。糖化発酵槽1には、回収器2で酵素と酵母の移行された原料パルプを供給する。したがって、原料パルプは保存槽4に蓄えられた後、最初に回収器2に供給され、回収器2で酵素と酵母を移行して糖化発酵槽1に供給される。糖化発酵槽1に供給される原料パルプは、回収工程において、糖化発酵工程で得られる発酵液、すなわち糖化発酵槽1から供給される発酵液を、保存槽4から回収器2に供給された原料パルプに接触させる。すなわち、保存槽4から供給された原料パルプの堆積層13に、糖化発酵槽1から供給される発酵液を散布し、これを透過させて発酵液の酵素と酵母を原料パルプに移行する。回収工程で酵素と酵母の低減された発酵液は、濃縮工程でバイオエタノールを濃縮する。この濃縮工程は、回収器2で酵素と酵母の低減された発酵液を回収器2から濃縮機3に供給して、濃縮機3でもって発酵液に含まれるバイオエタノールを濃縮する。
本発明は、製造コストを少なくし、紙おむつなどを原料として消毒剤や燃料に有効に使用できるバイオエタノールを製造する。
1…糖化発酵槽
2…回収器
3…濃縮機
4…保存槽
5…添加槽
6…超音波分離槽
7…凝集器
8…アルコールタンク
10…タンク
11…多孔板
12…散水ノズル
13…堆積層
15…ポンプ
21…密閉チャンバー
22…超音波振動子
23…高周波電源
24…ブロア
25…熱交換器
26…冷却器

Claims (10)

  1. 原料パルプを糖化発酵槽で発酵させてバイオエタノールを含む発酵液とする糖化発酵工程と、
    前記糖化発酵工程で得られる発酵液と、発酵に使用される原料パルプとを接触させて、発酵液に含まれる酵素と酵母を発酵液から原料パルプに移行させる酵素と酵母の回収工程と、
    前記回収工程で酵素と酵母の低減された発酵液を濃縮機に供給し、前記濃縮機でもって発酵液に含まれるバイオエタノールを濃縮する濃縮工程とからなり、
    前記糖化発酵工程において、酵素と酵母の移行された原料パルプを前記糖化発酵槽に供給して発酵させ、
    前記濃縮工程において、酵素と酵母の低減された発酵液を前記濃縮機に供給して発酵液に含まれるバイオエタノールを濃縮することを特徴とするバイオエタノールの製造方法。
  2. 請求項1に記載されるバイオエタノールの製造方法であって、
    前記回収工程において、回収器に原料パルプを堆積して原料パルプ堆積層とし、この原料パルプ堆積層で発酵液を濾過して発酵液の酵素と酵母を原料パルプに移行させることを特徴とするバイオエタノールの製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載されるバイオエタノールの製造方法であって、
    前記濃縮工程において、前記濃縮機でもって発酵液を超音波振動で霧化し、霧化されたミストを回収してバイオエタノールを濃縮するバイオエタノールの製造方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載されるバイオエタノールの製造方法であって、
    前記原料パルプに紙おむつのパルプ成分を使用することを特徴とするバイオエタノールの製造方法。
  5. 請求項4に記載されるバイオエタノールの製造方法であって、
    前記原料パルプに使用済み紙おむつのパルプ成分を使用することを特徴とするバイオエタノールの製造方法。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載されるバイオエタノールの製造方法であって、
    前記原料パルプに非木材繊維生成植物であるケナフをパルプ加工したケナフパルプを使用することを特徴とするバイオエタノールの製造方法。
  7. 請求項5に記載されるバイオエタノールの製造方法において、
    使用済み紙おむつを裁断する裁断工程と、
    前記裁断工程で裁断された紙おむつを、高分子吸収材を含む溶液を充填してなる分離槽に供給して撹枠し、前記紙おむつに含まれる尿成分を高分子吸収材に吸収させた後、脱水して紙おむつに含まれるパルプ成分を分離する分離工程と、
    前記分離工程で分離されたパルプ成分を前記原料パルプに使用することを特徴とするバイオエタノールの製造方法。
  8. 原料パルプを発酵させてバイオエタノールを含む発酵液とする糖化発酵槽と、
    前記糖化発酵槽で得られる発酵液と原料パルプとを接触させて、発酵液に含まれる酵素と酵母を発酵液から原料パルプに移行させる回収器と、
    前記回収器から排出される発酵液のバイオエタノールを濃縮する濃縮機とを備え、
    前記回収器から供給される酵素と酵母の移行されてなる原料パルプが前記糖化発酵槽で発酵され、
    前記回収器で酵素と酵母の低減された発酵液が前記濃縮機で濃縮されることを特徴とするバイオエタノールの製造装置。
  9. 請求項8に記載されるバイオエタノールの製造装置であって、
    前記回収器が、原料パルプの堆積層で発酵液を濾過する濾過器で、前記濾過器が原料パルプの堆積層で発酵液を濾過して、発酵液の酵素と酵母を原料パルプに移行させることを特徴とするバイオエタノールの製造装置。
  10. 請求項8又は9に記載されるバイオエタノールの製造装置であって、
    前記濃縮機が、発酵液を超音波振動させてミストとする超音波分離槽と、この超音波分離槽から排出されるミストを凝集して高濃度のバイオエタノールを回収する凝集器とを備えるバイオエタノールの製造装置。
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