JP2018062735A - 車両用ドアハンドル構造および車両用ドア構造 - Google Patents

車両用ドアハンドル構造および車両用ドア構造 Download PDF

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Abstract

【課題】操作性の向上と誤操作の防止とを両立し、さらには美観の向上にも資することが可能な車両用ドアハンドルを提供する。【解決手段】車両用ドアハンドル構造は、車両のドアの車外側に設けられドアの開閉時に把持されるフロントドアハンドル102と、フロントドアハンドル102に設けられたフロント開口122と、フロント開口122内に設けられ押し込まれることでフロントドア106を開扉する押しボタン式のフロントハンドルスイッチ120とを備える。フロントドアハンドル102のうちフロント開口122の周囲には、フロントドアハンドル102の表面よりも落ち込んでいてフロントハンドルスイッチ120をより深い位置まで露出させているフロント切欠領域124が形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用ドアハンドル構造および車両用ドア構造に関するものである。
現在、車両用のドアハンドルは、大きく分けて、下に指をかけて引き上げて開けるヒンジ式のものと、手で握って引いて開けるグリップ式のものが普及している。これらドアハンドルはドアを開錠することで動作可能な状態になるが、近年の車両用のドアは、鍵を鍵穴に挿し込んで施錠および開錠する従来の構造の他、リモコンによる遠隔操作や電子キーとボタン操作とによって施錠および開錠を行う構造のものが普及している。例えば特許文献1のドアハンドル装置では、長尺状のドアハンドル本体10の一端部に、ドアの施錠および開錠を行う押しボタン式のスイッチ装置20が組み付けられている。
特開2014−66109号公報
押しボタン式のスイッチを備えるドアハンドルは、ボタン操作のしやすさと共に誤操作のし難さも求められている。例えば、運転席のドアは、車両の所有者であろう運転者に対してスムーズな乗車が提供できるよう、ボタンの押しやすい構造が望ましい。しかし、後部座席のドアは、子供だけでなく運転免許を取得していない大人など、車両の構造に不慣れな乗客も乗車するため、不意に手が置かれた場合にもボタンの押されにくい構造が望ましい。これらスイッチの操作性向上と誤操作防止は相反する作用でもあり、両立することは簡単ではない。また、ドアハンドルは、ドアの車外側の人目に触れやすい位置に設けられているため、美観の維持も重要である。
本発明は、このような課題に鑑み、操作性の向上と誤操作の防止とを両立し、さらには美観の向上にも資することが可能な車両用ドアハンドル構造および車両用ドア構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用ドアハンドル構造の代表的な構成は、車両のドアの車外側に設けられドアの開閉時に把持されるドアハンドルと、ドアハンドルに設けられた開口と、開口内に設けられ押し込まれることでドアを開扉する押しボタン式のハンドルスイッチとを備え、ドアハンドルのうち開口の周囲には、ドアハンドルの表面よりも落ち込んでいてハンドルスイッチをより深い位置まで露出させている切欠領域が形成されていることを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用ドア構造の代表的な構成は、前部座席用のフロントドアと、フロントドアの後部の車外側に設けられフロントドアの開閉時に把持される車両前後方向に長手のフロントドアハンドルと、フロントドアハンドルの後端に設けられたフロント開口と、フロント開口内に設けられ押し込まれることでフロントドアを開扉する押しボタン式のフロントハンドルスイッチと、フロントドアハンドルのうちフロント開口の周囲に設けられ、フロントドアハンドルの表面よりも落ち込んでいてフロントハンドルスイッチをより深い位置まで露出させているフロント切欠領域と、フロントドアに隣接している後部座席用のリアドアと、リアドアの前部の車外側に設けられリアドアの開閉時に把持される車両前後方向に長手のリアドアハンドルと、リアドアハンドルの前端に設けられたリア開口と、リア開口内に設けられ押し込まれることでリアドアを開扉する押しボタン式のリアハンドルスイッチと、リアドアハンドルのうちリア開口の周囲に設けられ、リアドアハンドルの表面よりも落ち込んでいてリアハンドルスイッチをより深い位置まで露出させているリア切欠領域を備え、フロントハンドルスイッチの頂部はフロントドアハンドルの表面よりも突出していて、リアハンドルスイッチの頂部はリアドアハンドルの表面と面一であり、あるいは表面よりも埋没していることを特徴とする。
本発明によれば、操作性の向上と誤操作の防止とを両立し、さらには美観の向上にも資することが可能な車両用ドアハンドル構造および車両用ドア構造を提供することが可能である。
本発明の実施例に係る車両用ドア構造および車両用ドアハンドル構造の概要を示す図である。 図1(c)のフロントドアハンドルのA−A断面図である。 図1(b)のリアドアハンドルのC−C断面図である。 図2(b)のフロント切欠領域の変形例を示す図である。
本発明の一実施の形態に係る車両用ドアハンドル構造は、車両のドアの車外側に設けられドアの開閉時に把持されるドアハンドルと、ドアハンドルに設けられた開口と、開口内に設けられ押し込まれることでドアを開扉する押しボタン式のハンドルスイッチを備え、ドアハンドルのうち開口の周囲には、ドアハンドルの表面よりも落ち込んでいてハンドルスイッチをより深い位置まで露出させている切欠領域が形成されていることを特徴とする。
上記の切欠領域は、ハンドルスイッチの頂部の周囲に空間を確保する。そのため、ハンドルスイッチを高くせずともハンドルスイッチに指がかけやすくなり、ドアを開扉する際のハンドルスイッチの操作性を向上することが可能である。
上記のドアはスライド式であり、ハンドルスイッチの頂部はドアハンドルの表面と面一であり、あるいは表面よりも埋没していてもよい。ハンドルスイッチをドアハンドルの表面と面一または埋没させることで、ハンドルスイッチを不意に押してしまう等の誤操作を防止できる。例えば自動開閉機能付きのスライド式のドアの場合、ハンドルスイッチが押されると使用者の意思にかかわらずドアが開扉してしまうため、上記のハンドルスイッチの誤操作防止構造を好適に利用することができる。なお、ハンドルスイッチは、切欠領域によって押しやすくなっているため、ドアグリップの表面と面一または埋没させても問題なく機能することができる。
上記のドアはヒンジ式であり、ハンドルスイッチの頂部はドアハンドルの表面よりも突出していてもよい。ヒンジ式のドアは、運転席などに採用されることが多い。ハンドルスイッチを突出させることで、運転者に対するドアの開扉の際の操作性をより向上させることができる。
本発明の一実施の形態に係る車両用ドア構造は、前部座席用のフロントドアと、フロントドアの後部の車外側に設けられフロントドアの開閉時に把持される車両前後方向に長手のフロントドアハンドルと、フロントドアハンドルの後端に設けられたフロント開口と、フロント開口内に設けられ押し込まれることでフロントドアを開扉する押しボタン式のフロントハンドルスイッチと、フロントドアハンドルのうちフロント開口の周囲に設けられ、フロントドアハンドルの表面よりも落ち込んでいてフロントハンドルスイッチをより深い位置まで露出させているフロント切欠領域と、フロントドアに隣接している後部座席用のリアドアと、リアドアの前部の車外側に設けられリアドアの開閉時に把持される車両前後方向に長手のリアドアハンドルと、リアドアハンドルの前端に設けられたリア開口と、リア開口内に設けられ押し込まれることでリアドアを開扉する押しボタン式のリアハンドルスイッチと、リアドアハンドルのうちリア開口の周囲に設けられ、リアドアハンドルの表面よりも落ち込んでいてリアハンドルスイッチをより深い位置まで露出させているリア切欠領域を備え、フロントハンドルスイッチの頂部はフロントドアハンドルの表面よりも突出していて、リアハンドルスイッチの頂部はリアドアハンドルの表面と面一であり、あるいは表面よりも埋没していることを特徴とする。
上記車両用ドア構造においても、前述した車両用ドアハンドル構造の作用および効果を発揮することができる。特に、特別な別部材等を用いることなく、フロントドアにおいてフロントハンドルスイッチの操作性を向上させ、リアドアにおいてリアドアスイッチの誤操作の防止を図ることができる。加えて、上記車両用ドア構造では、フロントドアの後部にフロントドアハンドルを設け、隣接するリアドアの前部にリアドアハンドルを設けているため、意匠を統一した二つのドアハンドルを近くに配置することで車両の美観を向上させることができる。
上記のフロントドアがヒンジ式であり、リアドアがスライド式であってもよい。この構成の各ドアにおいても、上記各ドアスイッチの操作性の向上と誤作動の防止とを好適に実施することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施例に係る車両用ドア構造100および車両用ドアハンドル構造(フロントドアハンドル102、リアドアハンドル104)の概要を示す図である。図1(a)は、車両右側の車両用ドア構造100を示している。以下、図1その他の本願のすべての図面において、車両前後方向をそれぞれ矢印F(Forward)、B(Backward)、車幅方向の左右をそれぞれ矢印L(Leftward)、R(Rightward)、車両上下方向をそれぞれ矢印U(upward)、D(downward)で例示する。
図1(a)に示す車両用ドア構造100は、前部座席用のフロントドア106と、フロントドア106に隣接している後部座席用のリアドア108とを備えている。これらドアは開閉の方式が異なっていて、フロントドア106は車両前方側を中心に回転させて開くヒンジ式のドアであり、リアドア108は車両後方側にスライドさせて開くスライド式のドアである。
フロントドア106およびリアドア108は、本発明の実施例に係る車両用ドアハンドル構造(フロントドアハンドル102、リアドアハンドル104)をそれぞれ備えている。フロントドアハンドル102はフロントドア106の後部に設けられていて、リアドアハンドル104はリアドア108の前部に設けられている。これらフロントドアハンドル102およびリアドアハンドル104はグリップ式であって、手で握って引いて開ける構造になっている。
図1(b)は、図1(a)のリアドアハンドル104の拡大図である。リアドアハンドル104は、主要な部位として、リアドアグリップ110とリアハンドルカバー112を有している。リアドアグリップ110は、リアドア108の開閉時に把持される車両前後方向に長手の部品であって、リアドア108の前部の車外側に設けられている。リアハンドルカバー112は、リアドアグリップ110の前端に設けられていて、リアドアハンドル104の所定の内部構造を覆い隠している。
リアハンドルカバー112には、リアハンドルスイッチ114が設けられている。リアハンドルスイッチ114は、押しボタン式のスイッチであって、押し込まれることでリアドア108を開錠および自動開閉する。
図1(c)は、図1(a)のフロントドアハンドル102の拡大図である。フロントドアハンドル102は、主要な部位として、フロントドアグリップ116とフロントハンドルカバー118を有している。フロントドアグリップ116は、フロントドア106の開閉時に把持される車両前後方向に長手の部品であって、フロントドア106の後部の車外側に設けられている。フロントハンドルカバー118は、フロントドアグリップ116の後端に設けられていて、フロントドアハンドル102の所定の内部構造を覆い隠している。
フロントハンドルカバー118には、フロントハンドルスイッチ120が設けられている。フロントハンドルスイッチ120は、押しボタン式のスイッチであって、押し込まれることでフロントドア106を施錠および開錠する。フロントドア106を開ける際には、フロントハンドルスイッチ120を押してフロントドア106を開錠し、フロントドアグリップ116の後端側をフロントハンドルカバー118からわずかに浮かせるよう引いて内部のラッチを解除させ、フロントドア106を車両前方側を中心に回転させるように手前に引いて開ける。
図2は、図1(c)のフロントドアハンドル102のA−A断面図である。フロントハンドルスイッチ120は、フロントハンドルカバー118に開けられたフロント開口122内に設けられている。
図2(b)は、図2(a)のフロントハンドルスイッチ120の拡大図である。本実施例の車両用ドア構造100では、フロントドアハンドル102において、フロントハンドルスイッチ120の操作性の向上を図っている。そのために、まずフロントハンドルカバー118のうちフロント開口122の周囲には、フロント切欠領域124が設けられている。本実施例では、フロント切欠領域124はフロント開口122の角に面取りを施すことで設けられている。
フロント切欠領域124は、フロントハンドルカバー118の表面よりも落ち込んでいて、フロントハンドルスイッチ120をより深い位置まで露出させている。フロント切欠領域124は、フロントハンドルスイッチ120の頂部126の周囲に空間を確保するため、フロントハンドルスイッチ120を高くせずとも、フロントハンドルスイッチ120に指をかけやすくすることができる。
さらに本実施例では、フロントハンドルスイッチ120の頂部126は、仮想線L1で示すフロントハンドルカバー118の表面よりも突出している。運転席のドアであるフロントドア106は、フロントハンドルスイッチ120を仮想線L1よりも突出させることで、運転者に対するフロントドア106の施錠および開錠の際の操作性をより向上させることができる。
以上のように、本実施例の車両用ドア構造100および車両用ドアハンドル構造(フロントドアハンドル102)では、ヒンジ式のフロントドア106において、施錠および開錠の際のフロントハンドルスイッチ120の操作性を向上させている。
図3は、図1(b)のリアドアハンドル104のC−C断面図である。リアハンドルスイッチ114は、リアハンドルカバー112に開けられたリア開口128内に設けられている。
図3(b)は、図3(a)のリアハンドルスイッチ114の拡大図である。リアハンドルカバー112のうち、リア開口128の周囲には、リア切欠領域130が設けられている。本実施例では、リア切欠領域130は、リア開口128の角を曲面的に切り欠いてR形状を施すことで設けている。
リア切欠領域130もまた、リアハンドルカバー112の表面よりも落ち込んでいて、リアハンドルスイッチ114をより深い位置まで露出させている。リア切欠領域130は、リアハンドルスイッチ114の頂部132の周囲に空間を確保するため、リアハンドルスイッチ114を高くせずとも、リアハンドルスイッチ114に指をかけやすくすることができる。
本実施例の車両用ドア構造100および車両用ドアハンドル構造(リアドアハンドル104)では、リアハンドルスイッチ114の誤操作の防止を図っている。具体的には、リアハンドルスイッチ114の頂部は、仮想線L2で示すリアハンドルカバー112の表面よりも埋没している。この構成によって、子供等が不意にリアハンドルカバー112に触れたとしても、リアハンドルスイッチ114が押されるおそれを減らしている。
スライド式のリアドア108には自動開閉機能が付いていて、例えば使用者が手に荷物を持った状態でも簡単に開けることができる。その一方で、上述したように子供等が不意にリアハンドルカバー112を触る場合や、例えば駐車場等にて隣の車両との間隔が狭く身体が不意にリアハンドルカバー112に触れる場合なども予想される。そのような場合、万が一にもリアドア108の開くことがないよう、リアハンドルスイッチ114はなるべく押され難い構成であることが望ましい。そこで本実施例では、上記のようにリアハンドルスイッチ114を仮想線L2よりも埋没させ、リアハンドルスイッチ114の誤操作防止構造として好適に実施している。特に本実施例では、リア切欠領域130によってリアハンドルスイッチ114の操作性を確保しているため、リアハンドルスイッチ114が仮想線L2より埋没していたとしても操作性が過度に下がることはない。
なお、リアハンドルスイッチ114の頂部132は、仮想線L2で示すリアハンドルカバー112の表面よりも埋没させずとも、リアハンドルカバー112の表面と面一にすることでも、不意に押されることを防止できる。
本実施例は、美観やコストでも有効である。例えば従来、押しボタン式のスイッチの誤操作を避けるために、スイッチの周りの部品の形状を盛り上がらせる手法を採ることがあった。このような手法でもスイッチの誤操作は防げるものの、意匠の変化が大きかったり、専用の部品が必要になるためコストの増加につながったりするおそれがあった。しかし本実施例であれば、図1(a)のフロントハンドルカバー118とリアハンドルカバー112とで意匠上の差異はほぼ無いため、意匠を統一して美観の向上に資することができ、部品の共通化を図ってコストの増加も抑えることができる。
図1(a)に示すように、本実施例の車両用ドア構造100では、フロントドア106の後部にフロントドアハンドル102を設け、隣接するリアドア108の前部にリアドアハンドル104を設けているため、二つのドアハンドルが近くに並んで配置されている。上述したように、フロントドアハンドル102およびリアドアハンドル104は、特別な別部品等を用いることなく操作性の向上と誤操作防止とを図っている。そのため、意匠上の自由度も高く、意匠を統一した上で互いに近くに並べて配置することもでき、車両の美観を向上させることが可能である。
(変形例)
図4は、図2(b)のフロント切欠領域124の変形例を示す図である。図2(b)のフロント切欠領域150は、フロント開口122の角に面取りを設けることで実現されている。しかし、図4のフロント切欠領域150は、フロント開口122の角に段差を設けることで実現されている。この段差による構成は、図3(b)のリア切欠領域130にも適用可能である。
フロント切欠領域150もまた、フロントハンドルカバー118の表面よりも落ち込んでいて、フロントハンドルスイッチ120をより深い位置まで露出させている。フロント切欠領域150もまた、フロントハンドルスイッチ120の頂部126の周囲に空間を確保するため、フロントハンドルスイッチ120を高くせずとも、フロントハンドルスイッチ120に指をかけやすくすることが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両用ドアハンドル構造および車両用ドア構造に利用することができる。
L1…フロントハンドルカバーの表面を示す仮想線、L2…リアハンドルカバーの表面を示す仮想線、100…車両用ドア構造、102…フロントドアハンドル、104…リアドアハンドル、106…フロントドア、108…リアドア、110…リアドアグリップ、112…リアハンドルカバー、114…リアハンドルスイッチ、116…フロントドアグリップ、118…フロントハンドルカバー、120…フロントハンドルスイッチ、122…フロント開口、124…フロント切欠領域、126…フロントハンドルスイッチの頂部、128…リア開口、130…リア切欠領域、132…リアハンドルスイッチの頂部、150…変形例のフロント切欠領域

Claims (5)

  1. 車両用ドアハンドル構造において、
    車両のドアの車外側に設けられ該ドアの開閉時に把持されるドアハンドルと、
    前記ドアハンドルに設けられた開口と、
    前記開口内に設けられ押し込まれることで前記ドアを開扉する押しボタン式のハンドルスイッチを備え、
    前記ドアハンドルのうち前記開口の周囲には、該ドアハンドルの表面よりも落ち込んでいて前記ハンドルスイッチをより深い位置まで露出させている切欠領域が形成されていることを特徴とする車両用ドアハンドル構造。
  2. 前記ドアはスライド式であり、
    前記ハンドルスイッチの頂部は前記ドアハンドルの表面と面一であり、あるいは該表面よりも埋没していることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアハンドル構造。
  3. 前記ドアはヒンジ式であり、
    前記ハンドルスイッチの頂部は前記ドアハンドルの表面よりも突出していることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアハンドル構造。
  4. 車両用ドア構造において、
    前部座席用のフロントドアと、
    前記フロントドアの後部の車外側に設けられ該フロントドアの開閉時に把持される車両前後方向に長手のフロントドアハンドルと、
    前記フロントドアハンドルの後端に設けられたフロント開口と、
    前記フロント開口内に設けられ押し込まれることで前記フロントドアを開扉する押しボタン式のフロントハンドルスイッチと、
    前記フロントドアハンドルのうち前記フロント開口の周囲に設けられ、該フロントドアハンドルの表面よりも落ち込んでいて前記フロントハンドルスイッチをより深い位置まで露出させているフロント切欠領域と、
    前記フロントドアに隣接している後部座席用のリアドアと、
    前記リアドアの前部の車外側に設けられ該リアドアの開閉時に把持される車両前後方向に長手のリアドアハンドルと、
    前記リアドアハンドルの前端に設けられたリア開口と、
    前記リア開口内に設けられ押し込まれることで前記リアドアを開扉する押しボタン式のリアハンドルスイッチと、
    前記リアドアハンドルのうち前記リア開口の周囲に設けられ、該リアドアハンドルの表面よりも落ち込んでいて前記リアハンドルスイッチをより深い位置まで露出させているリア切欠領域を備え、
    前記フロントハンドルスイッチの頂部は前記フロントドアハンドルの表面よりも突出していて、
    前記リアハンドルスイッチの頂部は前記リアドアハンドルの表面と面一であり、あるいは該表面よりも埋没していることを特徴とする車両用ドア構造。
  5. 前記フロントドアがヒンジ式であり、前記リアドアがスライド式であることを特徴とする請求項4に記載の車両用ドア構造。
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