JP2018062267A - 飲酒運転防止システム - Google Patents
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Abstract
【課題】他者による運転者の成り代わりをさらに検出できる飲酒運転防止システムを提供する。
【解決手段】飲酒運転防止システム1は、吹き込まれる呼気中のアルコール濃度を検知するアルコール検知器10、運転席Sに着座している者の呼吸を検出する呼吸センサ20、運転席Sに着座している者の呼気を検出する水蒸気センサ30、および制御装置40を備えている。制御装置40は、呼吸センサ20から得られる呼吸量Bの時系列データと、水蒸気センサ30から得られる呼気量Eの時系列データとに基づいて、運転席Sに着座している者の呼吸のタイミングと呼気のタイミングとが一致するか否かを判定する。制御装置40は、呼吸のタイミングと呼気のタイミングとが一致するとき、アルコール濃度Caに基づいたエンジンを駆動させるか否かの判定を実行し、呼吸のタイミングと呼気のタイミングとが一致しないとき、他者が運転者Dに成り代わっていると判定する。
【選択図】図1
【解決手段】飲酒運転防止システム1は、吹き込まれる呼気中のアルコール濃度を検知するアルコール検知器10、運転席Sに着座している者の呼吸を検出する呼吸センサ20、運転席Sに着座している者の呼気を検出する水蒸気センサ30、および制御装置40を備えている。制御装置40は、呼吸センサ20から得られる呼吸量Bの時系列データと、水蒸気センサ30から得られる呼気量Eの時系列データとに基づいて、運転席Sに着座している者の呼吸のタイミングと呼気のタイミングとが一致するか否かを判定する。制御装置40は、呼吸のタイミングと呼気のタイミングとが一致するとき、アルコール濃度Caに基づいたエンジンを駆動させるか否かの判定を実行し、呼吸のタイミングと呼気のタイミングとが一致しないとき、他者が運転者Dに成り代わっていると判定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、飲酒運転防止システムに関する。
近年、飲酒運転を防止するために、車両に搭載される飲酒運転防止システムが知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の飲酒運転防止システムは、ステアリングホイール等に設けられたアルコール検知器によって運転席に着座した運転者の呼気中におけるアルコール濃度を検出し、当該アルコール濃度に基づいて車両の発進を規制する。詳しくは、飲酒運転防止システムは、アルコール検知器を通じて検出されたアルコール濃度が、予め設定された基準値未満であるときには車両の発進を許可する一方、当該アルコール濃度が予め設定された基準値以上であるときには車両の発進を規制する。
特許文献1に記載の飲酒運転防止システムは、ステアリングホイール等に設けられたアルコール検知器によって運転席に着座した運転者の呼気中におけるアルコール濃度を検出し、当該アルコール濃度に基づいて車両の発進を規制する。詳しくは、飲酒運転防止システムは、アルコール検知器を通じて検出されたアルコール濃度が、予め設定された基準値未満であるときには車両の発進を許可する一方、当該アルコール濃度が予め設定された基準値以上であるときには車両の発進を規制する。
ところで、飲酒運転防止システムでは、飲酒をした運転者に代わって他者がアルコール検知器に呼気を吹きかけることにより、車両の発進が許可されるおそれがある。このとき、飲酒をした運転者であったとしても車両を運転可能となる。そこで、特許文献1の飲酒運転防止システムでは、他者による運転者の成り代わりを防止するために、カメラにより運転者の顔を撮影することにより得られた顔情報と、予め登録された運転者の顔情報とを照合して、両者が一致しないときに成り代わりである旨検出する。しかし、この場合であっても、運転者が息を吹きかけている様子を擬似的にカメラに見せることで、車両の発進が許可されるおそれがある。
本発明の目的は、他者による運転者の成り代わりをさらに検出することができる飲酒運転防止システムを提供することにある。
前記問題点を解決するために、本発明の飲酒運転防止システムは、吹き込まれる呼気中のアルコール濃度を検知するアルコール検知器と、運転席に着座した者の呼吸に起因する生体情報を検出する生体情報検出センサと、前記アルコール検知器を通じて検知されるアルコール濃度、および前記生体情報検出センサを通じて検出される前記生体情報に基づいて、運転者の成り代わりを検出し、当該成り代わりが検出されるとき車両の発進を規制する制御装置と、を備えている。前記制御装置は、前記アルコール検知器に呼気が入力されるタイミングと、前記生体情報検出センサに生体情報が入力されるタイミングとが一致するとき、前記アルコール検知器に呼気を吹き込む者の運転者への成り代わりを検出せず、前記アルコール検知器に呼気が入力されるタイミングと、前記生体情報検出センサに生体情報が入力されるタイミングとが一致しないとき、前記アルコール検知器に呼気を吹き込む者の運転者への成り代わりを検出する。
この構成によれば、アルコール検知器に呼気が入力されるタイミングと、生体情報センサに生体情報が入力されるタイミングとが一致するとき、運転席に着座した者からアルコール検知器および生体情報センサがデータを取得することができたと考えられるため、アルコール検知器に呼気を吹き込む者の運転者への成り代わりを検出しない。これに対し、アルコール検知器に呼気が入力されるタイミングと、生体情報センサに生体情報が入力されるタイミングとが一致しないとき、アルコール検知器に呼気を吹き込んだ者と生体情報センサにより生体情報を検出される者とが異なると考えられるため、アルコール検知器に呼気を吹き込む者の運転者への成り代わりを検出する。
上記の飲酒運転防止システムにおいて、前記制御装置は、前記アルコール検知器に呼気を吹き込む者の運転者への成り代わりが検出されない場合、前記アルコール検知器に含まれる呼気中のアルコール濃度が規定値以上のとき、車両の発進を規制し、前記アルコール検知器に含まれる呼気中のアルコール濃度が規定値よりも小さいとき、車両の発進を許可することが好ましい。
この構成によれば、アルコール検知器に呼気を吹き込む者の運転者への成り代わりが検出されない場合、アルコール検知器に呼気を吹き込む者は運転者であると考えられるため、アルコール検知器により運転者の呼気中のアルコール濃度の測定を行う。そして、当該アルコール濃度が規定値以上であるか否かに基づいて、車両の発進を規制または許可することができる。
上記の飲酒運転防止システムにおいて、前記制御装置は、前記アルコール検知器に呼気が入力されるタイミングと、前記生体情報検出センサにより検出される呼吸するタイミングとが一致する場合において、前記生体情報検出センサから得られる呼吸の吐出量が吐出量閾値以上のとき、前記アルコール検知器に吹き込まれる呼気中のアルコール濃度が規定値よりも大きいか否かを判定することにより、車両の発進を規制または許可し、前記生体情報検出センサから得られる呼吸の吐出量が吐出量閾値よりも小さいとき、前記アルコール検知器に吹き込まれる呼気中のアルコール濃度が規定値よりも大きいか否かを判定することなく、車両の発進を規制することが好ましい。
この構成によれば、呼吸センサから得られる呼吸の吐出量が小さい場合には、十分な呼気がアルコール検知器に吹き込まれないため、検出精度の低下や誤判定などが懸念される。しかし、呼吸センサから得られる呼吸の吐出量が吐出量閾値よりも小さい場合には、アルコール濃度に基づいた判定を行うことなく、車両の発進が規制される分、検出精度の低下や誤判定が生じることが抑制される。
上記の飲酒運転防止システムにおいて、前記生体情報検出センサは、運転席に着座した者の呼吸するタイミングを検出する呼吸センサであることが好ましい。
この構成によれば、呼吸センサの検出対象とアルコール検知器の検出対象とが同じであれば、アルコール検知器に呼気が入力されるタイミングと呼吸センサが検出する運転席に着座した者の呼吸するタイミングとは一致する。そして、これらのタイミングが一致する場合、アルコール検知器に呼気を吹き込んだ者が運転者であるものと判定でき、一致しない場合、アルコール検知器に呼気を吹き込む者の運転者への成り代わりを検出する。
この構成によれば、呼吸センサの検出対象とアルコール検知器の検出対象とが同じであれば、アルコール検知器に呼気が入力されるタイミングと呼吸センサが検出する運転席に着座した者の呼吸するタイミングとは一致する。そして、これらのタイミングが一致する場合、アルコール検知器に呼気を吹き込んだ者が運転者であるものと判定でき、一致しない場合、アルコール検知器に呼気を吹き込む者の運転者への成り代わりを検出する。
上記の飲酒運転防止システムにおいて、前記アルコール検知器には、呼気に含まれる水蒸気に基づいて当該呼気が入力されるタイミングを検出する水蒸気センサが設けられることが好ましい。
この構成によれば、アルコール検知器に吹き込まれる呼気に含まれる水蒸気に基づいて、呼気が入力されるタイミングを検出できる。
本発明の飲酒運転防止システムによれば、他者による運転者の成り代わりをさらに検出することができる。
以下、飲酒運転防止システムの一実施の形態を図1〜図4に従って説明する。
図1に示すように、飲酒運転防止システム1は、吹き込まれる呼気中のアルコール濃度を検知するアルコール検知器10、運転席Sに着座している者の生体情報(呼吸)を検出する生体情報検出センサとしての呼吸センサ20、運転席Sに着座している者(通常は運転者D)の呼気を検出する水蒸気センサ30、および制御装置40を備えている。
図1に示すように、飲酒運転防止システム1は、吹き込まれる呼気中のアルコール濃度を検知するアルコール検知器10、運転席Sに着座している者の生体情報(呼吸)を検出する生体情報検出センサとしての呼吸センサ20、運転席Sに着座している者(通常は運転者D)の呼気を検出する水蒸気センサ30、および制御装置40を備えている。
アルコール検知器10は、たとえばステアリングホイール50に連結されたステアリングシャフトを収容するハウジング51に取り付けられている。アルコール検知器10は、運転者Dによりステアリングホイール50が回転操作されたときであっても、一体的に回転しない位置に取り付けられている。アルコール検知器10の内部には、吹き込まれる呼気中のアルコール濃度Caを検出するアルコールセンサ11が設けられている。
呼吸センサ20は、たとえば電波により呼吸を検出するセンサである。呼吸センサ20は、運転席Sのシートバックにおける運転者Dが着座する側と反対の部分に設けられている。呼吸センサ20は、運転席Sに着座する運転者Dへ向けて電波を出力し、当該電波が運転者Dによって反射された反射波を検出することにより、運転者Dの呼吸量Bを検出する。呼吸センサ20は、運転者Dの呼吸に伴い呼吸センサ20と運転者Dとの位置関係の変化に伴って変化する運転者Dからの反射波を検出することで、運転者Dの呼吸量Bを検出することができる。制御装置40は、呼吸センサ20により検出される呼吸量Bを、所定のサンプリング周期で取り込む。これにより、制御装置40は、運転者Dの呼吸量Bの時系列データを取得する。
水蒸気センサ30は、アルコール検知器10の内部における、アルコールセンサ11の近傍に設けられている。アルコール検知器10に呼気を吹き込むのと同時に、当該呼気が水蒸気センサ30に吹き込まれる。水蒸気センサ30は、運転者Dの呼気に含まれる水蒸気に基づいて、運転者の呼気量Eを検出する。
また、車両には、トリガスイッチ60が設けられている。飲酒運転防止システム1は、トリガスイッチ60により生成されるスタートトリガtrigを契機として動作する。
制御装置40は、アルコールセンサ11により検出されるアルコール濃度Caを取り込む。また、制御装置40は、水蒸気センサ30により検出される呼気量Eを所定のサンプリング周期で取り込む。これにより、制御装置40は、運転者Dの呼気量Eの時系列データを取得する。制御装置40は、アルコール検知器10のアルコールセンサ11および水蒸気センサ30、ならびに呼吸センサ20から得られる情報に基づいて、エンジン制御装置70によるエンジンの始動を制御する。制御装置40には、アルコール濃度Caの法定の規定値が記憶されている。制御装置40は、アルコールセンサ11から得られるアルコール濃度Caが、飲酒運転となる法定の規定値C0以上である場合には、エンジン制御装置70へエンジンの始動を許可しない旨の信号を出力する。一方、制御装置40は、アルコール濃度Caが、飲酒運転となる法定の規定値C0よりも小さい場合、エンジン制御装置70へエンジンの始動を許可する旨の信号を出力する。
制御装置40は、アルコールセンサ11により検出されるアルコール濃度Caを取り込む。また、制御装置40は、水蒸気センサ30により検出される呼気量Eを所定のサンプリング周期で取り込む。これにより、制御装置40は、運転者Dの呼気量Eの時系列データを取得する。制御装置40は、アルコール検知器10のアルコールセンサ11および水蒸気センサ30、ならびに呼吸センサ20から得られる情報に基づいて、エンジン制御装置70によるエンジンの始動を制御する。制御装置40には、アルコール濃度Caの法定の規定値が記憶されている。制御装置40は、アルコールセンサ11から得られるアルコール濃度Caが、飲酒運転となる法定の規定値C0以上である場合には、エンジン制御装置70へエンジンの始動を許可しない旨の信号を出力する。一方、制御装置40は、アルコール濃度Caが、飲酒運転となる法定の規定値C0よりも小さい場合、エンジン制御装置70へエンジンの始動を許可する旨の信号を出力する。
また、制御装置40は、アルコール濃度Caに基づいたエンジンの始動を許可するか否かの判定処理を実行する前に次の判定を実行する。すなわち、制御装置40は、呼吸センサ20から得られる呼吸量Bの時系列データと、水蒸気センサ30から得られる呼気量Eの時系列データとに基づいて、運転席Sに着座している者の呼吸のタイミングと呼気のタイミングとが一致するか否かを判定する。制御装置40は、呼吸のタイミングと呼気のタイミングとが一致するとき、アルコール濃度Caに基づいたエンジンの始動を許可するか否かの判定処理を実行し、呼吸のタイミングと呼気のタイミングとが一致しないとき、他者が運転者Dに成り代わっていると判定する。制御装置40は、他者が運転者Dに成り代わっていると判定したとき、エンジン制御装置70へエンジンの始動を許可しない旨の信号を出力する。
つぎに、呼吸のタイミングと呼気のタイミングとの関係について詳しく説明する。
図2に示すように、スタートトリガtrigの生成を契機として、後、呼吸センサ20および水蒸気センサ30による呼吸量Bおよび呼気量Eの時系列データの測定が開始される。運転者Dは、通常一定の間隔をあけて呼吸を繰り返すため、息を吸うことと息を吐く(吐出する)こととが繰り返される。このため、呼吸センサ20および水蒸気センサ30を通じて検出される呼吸量Bおよび呼気量Eは、運転者Dの呼吸に伴って、その値が増減する。なお、呼気量Eが大きくなるタイミングは運転者Dが吐出するタイミングであり、呼吸量Bが小さくなるタイミングは運転者Dが吐出するタイミングである。運転席Sに運転者Dが着座している場合、呼吸センサ20から得られる呼吸量Bの時系列データは、水蒸気センサ30から得られる呼気量Eの時系列データと対称的にほとんど一致すると考えられる。すなわち、運転席Sに運転者Dが着座している場合、呼吸量Bの時系列データに基づいて推定される検出対象者(通常、運転席Sに着座している者)の呼吸と、呼気量Eの時系列データに基づいて推定される検出対象者の呼吸とは、一致すると考えられる。たとえば、図2中に破線で示すように、運転席Sに運転者Dが着座している場合には、呼吸量Bが小さくなるタイミングおよび呼気量Eが大きくなるタイミングは一致する。
図2に示すように、スタートトリガtrigの生成を契機として、後、呼吸センサ20および水蒸気センサ30による呼吸量Bおよび呼気量Eの時系列データの測定が開始される。運転者Dは、通常一定の間隔をあけて呼吸を繰り返すため、息を吸うことと息を吐く(吐出する)こととが繰り返される。このため、呼吸センサ20および水蒸気センサ30を通じて検出される呼吸量Bおよび呼気量Eは、運転者Dの呼吸に伴って、その値が増減する。なお、呼気量Eが大きくなるタイミングは運転者Dが吐出するタイミングであり、呼吸量Bが小さくなるタイミングは運転者Dが吐出するタイミングである。運転席Sに運転者Dが着座している場合、呼吸センサ20から得られる呼吸量Bの時系列データは、水蒸気センサ30から得られる呼気量Eの時系列データと対称的にほとんど一致すると考えられる。すなわち、運転席Sに運転者Dが着座している場合、呼吸量Bの時系列データに基づいて推定される検出対象者(通常、運転席Sに着座している者)の呼吸と、呼気量Eの時系列データに基づいて推定される検出対象者の呼吸とは、一致すると考えられる。たとえば、図2中に破線で示すように、運転席Sに運転者Dが着座している場合には、呼吸量Bが小さくなるタイミングおよび呼気量Eが大きくなるタイミングは一致する。
なお、呼吸センサ20および水蒸気センサ30の測定対象が同じであっても、呼吸センサ20と水蒸気センサ30との間の測定タイミング、検出速度、測定対象との距離などの各種の要因によって、呼吸量Bの時系列データと呼気量Eの時系列データとがずれてしまうことがある。呼吸量Bの時系列データと呼気量Eの時系列データとが一律に時間方向にずれた状態で、呼吸量Bが小さくなるタイミングと呼気量Eが大きくなるタイミングとが一致することも考えられる。このため、呼吸量Bの時系列データと呼気量Eの時系列データとが時間方向にずれていたとしても、呼吸量Bの時系列データを時間方向に平行移動することにより一致するのであれば、実質的には、呼吸量Bの時系列データと呼気量Eの時系列データとが一致していると考えてもよい。呼吸量Bの時系列データと呼気量Eの時系列データとが一致しているとき、運転席Sには運転者Dが着座していると考えられる。
ところで、吸入時の呼吸量Bが小さい場合、検出対象者の呼気を十分に確保することができないため、アルコール濃度Caを用いたエンジンの始動を許可するか否かの判定を正確に行うことができない。このため、制御装置40は、呼吸量Bが吐出量閾値B0以上の場合、アルコール濃度Caに基づいてエンジンの始動を許可するか否かの判定を行い、呼吸量Bが吐出量閾値B0よりも小さい場合、アルコール濃度Caに基づいた判定を行うことなくエンジンの始動を許可しない。また、制御装置40は、呼吸量Bが吐出量閾値B0以上の場合、運転者Dにアルコール濃度Caに基づいてエンジンの始動を許可するか否かの判定を行う意図があるものとして、アルコール濃度Caに基づいた判定を行う。
つぎに、制御装置40で行われるエンジンの始動を許可するか否かの判定処理の手順を図3のフローチャートに従って説明する。この判定処理は、車両のトリガスイッチ60がオンされることにより開始される。
図3に示すように、まず、制御装置40は、呼吸センサ20および水蒸気センサ30を通じて、呼吸量Bおよび呼気量Eの時系列データを取り込む(ステップS1)。
つぎに、制御装置40は、呼吸量Bおよび呼気量Eの時系列データに基づいて、呼吸のタイミングと呼気のタイミングが一致しているか否かを判定する(ステップS2)。たとえば、図2中に破線で示されるように、呼吸量Bが小さくなるタイミングと呼気量Eが大きくなるタイミングとが一致するか否かに基づいて、呼吸のタイミングと呼気のタイミングとが一致するか否かを判定する。
つぎに、制御装置40は、呼吸量Bおよび呼気量Eの時系列データに基づいて、呼吸のタイミングと呼気のタイミングが一致しているか否かを判定する(ステップS2)。たとえば、図2中に破線で示されるように、呼吸量Bが小さくなるタイミングと呼気量Eが大きくなるタイミングとが一致するか否かに基づいて、呼吸のタイミングと呼気のタイミングとが一致するか否かを判定する。
つぎに、制御装置40は、呼吸のタイミングと呼気のタイミングとが一致しない場合(ステップS2がNO)、エンジンの始動を許可しない(ステップS3)。呼吸のタイミングと呼気のタイミングとが一致しない場合、他者が運転者Dに成り代わっていることが想定されるためである。
また、制御装置40は、呼吸のタイミングと呼気のタイミングとが一致している場合(ステップS2のYES)、吸入時の呼吸量Bが吐出量閾値B0よりも大きいか否かを判定する(ステップS4)。呼吸センサ20により検出される呼吸量Bが十分に確保されなければ、アルコール検知器10に吹き込まれる呼気を十分に確保できなくなる分、検出精度の低下および誤判定が生じてしまうためである。
つぎに、制御装置40は、吸入時の呼吸量Bが吐出量閾値B0よりも小さい場合(ステップS4のNO)、エンジンの始動を許可しない(ステップS3)。アルコール濃度Caによる判定が正確に行えるかわからないためである。
また、制御装置40は、吸入時の呼吸量Bが吐出量閾値B0以上の場合(ステップS4のYES)、アルコール濃度Caが規定値C0以上か否かを判定する(ステップS5)。
制御装置40は、アルコール濃度Caが規定値C0以上の場合(ステップS5のYES)、エンジンの始動を許可しない(ステップS3)。他者による運転者Dの成り代わりもないと考えられ、運転席Sに着座している運転者Dの呼気のアルコール濃度Caが規定値C0以上であるため、飲酒運転になると考えられるからである。
制御装置40は、アルコール濃度Caが規定値C0以上の場合(ステップS5のYES)、エンジンの始動を許可しない(ステップS3)。他者による運転者Dの成り代わりもないと考えられ、運転席Sに着座している運転者Dの呼気のアルコール濃度Caが規定値C0以上であるため、飲酒運転になると考えられるからである。
制御装置40は、アルコール濃度Caが規定値C0よりも小さい場合(ステップS5のNO)、エンジンの始動を許可する(ステップS6)。他者による運転者Dの成り代わりもないと考えられ、運転席Sに着座している運転者Dの呼気のアルコール濃度Caも規定値C0よりも小さいので飲酒運転にならないと考えられるためである。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の作用効果を得ることができる。
(1)制御装置40は、呼吸センサ20から検出される呼吸量Bの時系列データと、水蒸気センサ30から検出される呼気量Eの時系列データに基づいて、他者による運転者Dの成り代わりを抑制することができる。たとえば、他者が運転者Dに成り代わる場合、運転席Sには運転者Dが着座しながらも、アルコール検知器10には他者が呼気を吹きかけることが想定される。しかし、この場合には、運転席Sに着座している運転者Dの呼吸のタイミングは、他者の呼吸のタイミングと異なっているため、制御装置40により他者の運転者Dへの成り代わりを検出できる。
(1)制御装置40は、呼吸センサ20から検出される呼吸量Bの時系列データと、水蒸気センサ30から検出される呼気量Eの時系列データに基づいて、他者による運転者Dの成り代わりを抑制することができる。たとえば、他者が運転者Dに成り代わる場合、運転席Sには運転者Dが着座しながらも、アルコール検知器10には他者が呼気を吹きかけることが想定される。しかし、この場合には、運転席Sに着座している運転者Dの呼吸のタイミングは、他者の呼吸のタイミングと異なっているため、制御装置40により他者の運転者Dへの成り代わりを検出できる。
また、運転席Sに誰も着座していない状況で、他者がアルコール検知器10に呼気を吹きかけることも想定される。しかし、この場合には、運転席Sに誰も着座していないため、呼吸センサ20による呼吸量Bの時系列データがないにも関わらず、水蒸気センサ30による呼気量Eの時系列データは、他者の呼気のタイミングを反映したものとなる。このため、呼吸量Bの時系列データと呼気量Eの時系列データとが一致しないので、制御装置40は他者の運転者Dへの成り代わりを検出できる。
これに対し、運転席Sに運転者Dが着座した状態であれば、呼吸センサ20の検出対象者と水蒸気センサ30の検出対象者とが同じであるため、呼吸センサ20による呼吸量Bの時系列データは呼気量Eの時系列データと一致する。このため、制御装置40は、呼吸のタイミングと呼気のタイミングとが一致しているか否かを判定することにより、他者の運転者Dへの成り代わりを検出することができる。
(2)呼吸のタイミングと呼気のタイミングとが一致しているか否かを判定することによって、外見上、何ら他者の運転者Dへの成り代わりを検出しているように見えないため、他者の運転者Dへの成り代わりを自然に検出することができる。このため、他者が運転者Dへ成り代わられることで、アルコール濃度Caに基づいたエンジンの始動を許可するか否かの判定が不正に回避されることを抑制できる。たとえば、比較例としてカメラによって、他者による運転者Dの成り代わりを検出する場合、当該カメラの動作によって、不正に他者による運転者Dの成り代わりを実現する方法を想起させてしまうおそれがある。この点、本実施形態では、外見上、何ら他者の運転者Dへの成り代わりを検出する構成が設けられていないように見えるため、他者の運転者Dへの成り代わりの検出を回避しにくくなる。また、成り代わりの検出を自然に行うことができるため、不正に回避する方法が思いつきにくくなる。
なお、本実施形態は次のように変更してもよい。以下の他の実施形態は、技術的に矛盾しない範囲において、互いに組み合わせることができる。
・トリガスイッチ60は、たとえばイグニッションスイッチであってもよい。
・トリガスイッチ60は、たとえばイグニッションスイッチであってもよい。
・呼吸センサ20は、電波により呼吸を検出するセンサに限らず、運転者Dの呼吸によって運転席Sに作用する圧力の変化に基づいて呼吸を検出するセンサ21であってもよい(図1参照)。なお、センサ21には、たとえば圧電素子などが用いられ、当該センサは運転席Sの着座面付近に設けられることが好ましい。
・制御装置40は、呼吸センサ20によって得られる呼吸量Bの時系列データ、および水蒸気センサ30によって得られる呼気量Eの時系列データに基づいて、他者の運転者Dへの成り代わりを検出したが、これに限らない。たとえば、図4に示すように、呼吸センサ20は、呼吸量Bに代わって運転者Dの心電波形を検出してもよい。運転者Dの心電波形と呼吸量Bとの間には、息を吸うタイミングで心拍数が上昇し、息を吐くタイミングで心拍数が減少するなどの一定の関係がある。制御装置40は、心電波形の時系列データと呼気量Eの時系列データとの吐出タイミングが一定の関係で一致しているか否かに基づいて、他者の運転者Dへの成り代わりを検出する。すなわち、呼吸センサ20としては、運転者Dの呼吸に起因する生体情報を検出できるセンサであればどのようなものであってもよい。
・車両の発進を規制する方法は、エンジンの始動を規制することに限らず、エンジンの動作出力を規定値以下に抑えてもよいし、エンジンと駆動輪との間にクラッチなどを設けてエンジンからの動力が駆動輪に伝達されないようにしてもよい。
・図3では、ステップS4により、吸入時の呼吸量Bが吐出量閾値B0よりも大きいか否かを判定したが、判定しなくてもよい。
・アルコール検知器10には、アルコールセンサ11および水蒸気センサ30が互いに近傍に設けられたが、離れた位置に設けられてもよい。すなわち、運転席Sに着座した者の呼吸を検出できる位置であればよい。
・アルコール検知器10には、アルコールセンサ11および水蒸気センサ30が互いに近傍に設けられたが、離れた位置に設けられてもよい。すなわち、運転席Sに着座した者の呼吸を検出できる位置であればよい。
・アルコール検知器10には、水蒸気センサ30を設けず、アルコールセンサ11のみを設けてもよい。この場合、運転者Dの呼気中に含まれるアルコールに基づいて、運転者Dの呼吸を検出する。
・制御装置40は、呼吸タイミングおよび呼気タイミングが一致することが複数回繰り返されたとき、アルコール濃度Caが規定値C0よりも大きいか否かを判定してもよいし、一度でも呼吸タイミングおよび呼気タイミングが一致したときにアルコール濃度Caが規定値よりも大きいか否かを判定してもよい。
1…飲酒運転防止システム、10…アルコール検知器、11…アルコールセンサ、20…呼吸センサ(生体情報検出センサ)、21…センサ、30…水蒸気センサ、40…制御装置、50…ステアリングホイール、51…ハウジング、60…スイッチ、70…エンジン制御装置、B…呼吸量、D…運転者、E…呼気量、S…運転席、B0…吐出量閾値、C0…規定値、Ca…アルコール濃度、trig…スタートトリガ。
Claims (5)
- 吹き込まれる呼気中のアルコール濃度を検知するアルコール検知器と、
運転席に着座した者の呼吸に起因する生体情報を検出する生体情報検出センサと、
前記アルコール検知器を通じて検知されるアルコール濃度、および前記生体情報検出センサを通じて検出される前記生体情報に基づいて、運転者の成り代わりを検出し、当該成り代わりが検出されるとき車両の発進を規制する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記アルコール検知器に呼気が入力されるタイミングと、前記生体情報検出センサに生体情報が入力されるタイミングとが一致するとき、前記アルコール検知器に呼気を吹き込む者の運転者への成り代わりを検出せず、
前記アルコール検知器に呼気が入力されるタイミングと、前記生体情報検出センサに生体情報が入力されるタイミングとが一致しないとき、前記アルコール検知器に呼気を吹き込む者の運転者への成り代わりを検出する飲酒運転防止システム。 - 前記制御装置は、
前記アルコール検知器に呼気を吹き込む者の運転者への成り代わりが検出されない場合、
前記アルコール検知器に含まれる呼気中のアルコール濃度が規定値以上のとき、車両の発進を規制し、
前記アルコール検知器に含まれる呼気中のアルコール濃度が規定値よりも小さいとき、車両の発進を許可する請求項1に記載の飲酒運転防止システム。 - 前記制御装置は、
前記アルコール検知器に呼気が入力されるタイミングと、前記生体情報検出センサにより検出される呼吸するタイミングとが一致する場合において、
前記生体情報検出センサから得られる呼吸の吐出量が吐出量閾値以上のとき、前記アルコール検知器に吹き込まれる呼気中のアルコール濃度が規定値よりも大きいか否かを判定することにより、車両の発進を規制または許可し、
前記生体情報検出センサから得られる呼吸の吐出量が吐出量閾値よりも小さいとき、前記アルコール検知器に吹き込まれる呼気中のアルコール濃度が規定値よりも大きいか否かを判定することなく、車両の発進を規制する請求項2に記載の飲酒運転防止システム。 - 前記生体情報検出センサは、運転席に着座した者の呼吸するタイミングを検出する呼吸センサである請求項1〜3のいずれか一項に記載の飲酒運転防止システム。
- 前記アルコール検知器には、呼気に含まれる水蒸気に基づいて当該呼気が入力されるタイミングを検出する水蒸気センサが設けられる請求項1〜4のいずれか一項に記載の飲酒運転防止システム。
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