JP2018062046A - 接続スリーブ - Google Patents

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Abstract

【課題】接続スリーブとワイヤーソーの接続において、ワイヤーソーの進行方向における前側から挿入した長さと、後側から挿入した長さの接続作業ごとによるばらつきを、減少させることができる接続スリーブを提供する。【解決手段】 ワイヤーソー10を、その両端を接続して無端状にするための接続スリーブ1であって、前記接続スリーブ1には、両端が開口する接続穴3が軸方向に形成され、該接続穴3における軸方向の中央部には、接続穴3の内周面から軸芯側へ突出する位置決め部4が形成されている。【選択図】 図5

Description

本発明は、接続スリーブ、より詳しくはワイヤーソーの両端を相互に接続して、ワイヤーソーを無端状にするための接続スリーブに関する。
従来、コンクリートや石材などで形成された柱や壁等を、解体などのために切断する方法として、ダイヤモンドビーズを適宜間隔で複数設けたワイヤーソーを用いて行われている。
このワイヤーソーは、その両端を、金属製の接続スリーブを用いて無端状となるように接続して使用される。この接続スリーブ部分は、ワイヤーソーの他の部分の強度に比べて、接続スリーブとワイヤーソーの端部との接続力が弱いために、ワイヤーソーが、その切断中に被切断物にひっかかるなどして、ワイヤーソーに急激な引っ張り力が働くと、接続スリーブとワイヤーソーの端部との接続が外れるおそれがある。
接続スリーブとワイヤーソーの接続のうち、ワイヤーソーの進行方向における前側が外れれば問題は少ないが、後側が外れると、その前側のワイヤーソーは惰性で予想外の方向に動き、このワイヤーソーと共に接続スリーブも動き、この際に、ワイヤーソーが接続スリーブから外れると、接続スリーブのみが単独で予測できない方向に飛散する恐れがある。
そこで、接続スリーブとワイヤーソーの接続のうち、ワイヤーソーの進行方向における後側の内面にらせん状の溝を形成して、接続スリーブとワイヤーソーとの端部との接続力を、接続スリーブの進行方向における前側より後側を高くして、前側を抜けやすくしたものが知られている(特許文献1参照)。
特許第2700973号
上記従来の接続スリーブとワイヤーソーの端部を接続するには、作業者が、ワイヤーソーの両端部の樹脂層を所定の長さ取り除き、この樹脂層が取り除かれた両端部分を、接続スリーブにおける両端が開口する接続穴に両端から挿入し、その後、接続スリーブをカシメてワイヤーソーと接続スリーブとが接続される。
この接続作業において、作業者が、ワイヤーソーの両端部の樹脂層を取り除くとともに、接続スリーブの軸方向全体に亘って同径に形成された接続穴に、その両端からワイヤーソーの両端部を挿入する必要があるために、接続スリーブの接続穴に挿入されるワイヤーソーの長さが前側と後側で異なるとともに、接続作業ごとでも異なる場合がある。
そのため、接続スリーブとワイヤーソーの接続のうち、ワイヤーソーの進行方向における前側から挿入した長さが、後側から挿入した長さより長い場合には、前側より後側の方が抜けやすくなる恐れがあり、その際に、ワイヤーソーから接続スリーブが外れ飛散するおそれがある。
そこで、本発明は、上記問題点を解決した接続スリーブを提案することを目的とするものである。
前記の課題を解決するために、本発明は、ワイヤーソーを、その両端を接続して無端状にするための接続スリーブであって、
前記接続スリーブには、両端が開口する接続穴が軸方向に形成され、該接続穴における軸方向の中央部には、接続穴の内周面から軸芯側へ突出する位置決め部が形成されていることを特徴とするものである。
また、前記接続スリーブの外周面における前記ワイヤーソーの使用時の走行方向側において、その端部から本体部側に向かうほど拡径するテーパ状に形成してもよい。
本発明の接続スリーブは、接続穴における軸方向の中央部に、接続穴の内周面から軸芯側へ突出する位置決め部を設けたことにより、ワイヤーソーの一方の端部と他方の端部における接続穴内への夫々の挿入量を、略一定にすることができる。そのため、作業ごとでの挿入量のばらつきを減少させることができ、設定した一定の接続力でワイヤーソーと接続スリーブとを連結することができ、接続スリーブからワイヤーソーが設定以下の力で外れることを抑制できる。
本発明の実施例に係る接続スリーブの側面図。 図1の斜視図。 図1の縦断面図。 図1の接続スリーブを用いてワイヤーソーを無端状に形成した図。 図4の要部拡大部分断面図。
本発明を実施するための形態を図に示す実施例に基づいて説明する。
[実施例1]
図1は、本発明の実施例1に係る接続スリーブ1の側面図、図2にはその斜視図、図3はその縦断面図を示す。
接続スリーブ1は、図1〜図3に示すように、円筒状に形成された金属製の本体部2を有し、該本体部2には、その軸X−X方向にその両端が開口する接続穴3が貫通形成されている。
接続穴3には、図3に示すように、ワイヤーソーの使用時の走行方向側端である一方の端面2aから軸X−X方向における内側方向に所定の長さの雌ねじ3aが刻設され、また、他方の端面2bから軸X−X方向における内側方向に所定の長さの雌ねじ3bが刻設されている。雌ねじ3aの刻設部より奥側と、雌ねじ3bの刻設部より奥側には、無ネジ部3c,3dが設けられている。雌ねじ3aと雌ねじ3bのネジピッチは同じに設定してもよいし、異なるように設定してもよく、本実施例においては、雌ねじ3aと雌ねじ3bのネジピッチは同じに設定した。また、雌ねじ3aと雌ねじ3bの軸X−X方向の長さは、同じに設定してもよいし異なるように設定してもよく、本実施例においては、雌ねじ3aと雌ねじ3bの長さを同じ長さW1とした。
雌ねじ3aと雌ねじ3bの外側端部には、夫々外側に向かうほど拡径するテーパ状の案内面3e,3fが形成されている。
接続穴3の軸X−X方向における中央部には、接続穴3内周面から軸芯側へ突出する位置決め部4が周方向全体に亘って形成されている。位置決め部4は、図3に示すように、一方の側の壁面4aと他方の側の壁面4bとが略平行で、内周面4cが、両側面4a,4bに対して直交するコ字状に形成されている。
また、一方の端面2aから位置決め部4までの長さと、他方の端面2bから位置決め部4までの長さは同じ長さW2となるように設定され、この長さW2は、雌ねじ3aと雌ねじ3bの長さW1より大きくなるように設定されている。
本体部2における外周面2cにおけるワイヤーソーの使用時の走行方向側、すなわち、一方の端部側において、その端部から軸X−X方向における内側に向かうほど拡径するテーパ面2dが形成されている。本実施例においては、テーパ面2dとして、一方の端面2aから軸X−X方向における内側に向かうほど拡径するように形成した。
次に、ダイヤモンドビーズ10aを適宜間隔で複数設けたワイヤーソー10の両端部と接続スリーブ1を用いて、ワイヤーソー10を無端状に形成する方法について説明する。
先ず、作業者が、図5に示すように、ワイヤーソー10の両端部11,12の樹脂層を、前記長さW2以上となるように取り除いて、ワイヤーロープ13,14を露出させる。この際、樹脂層をできるだけ取り除くことが好ましい。
次に、図5に示すように、ワイヤーソー10における一方の端部11のワイヤーロープ13を、接続スリーブ1の一方の端面2a側から接続穴3内に位置決め部4に当接するまで挿入する。また、ワイヤーソー10における他方の端部12のワイヤーロープ14を、接続スリーブ1の他方の端面2b側から、接続穴3内に位置決め部4に当接するまで挿入する。
次に、図示しない手動式プレス機等の圧着工具を用いて、接続スリーブ1をカシメて、接続スリーブ1をワイヤーソー10の両端部11,12に圧着させ、ワイヤーソー10を無端状とする。
上記のように、接続穴3内に位置決め部4を設けたことにより、常に、ワイヤーソー10の一方の端部11と他方の端部12における接続穴3内への夫々の挿入量を、略一定にすることができ、作業ごとでのばらつきを減少することができ、設定した一定の接続力でワイヤーソー10と接続スリーブ1とを連結することができる、そのため、接続スリーブ1からワイヤーソー10が設定以下の力で外れることを抑制できる。
また、本体部2における外周面2cの一方の端部にテーパ面2dを形成したことにより、ワイヤーソー10の一方の端部11と接続スリーブ1との接続力が、ワイヤーソー10の他方の端部12と接続スリーブ1との接続力より低くなり、接続スリーブ1からワイヤーソー10が抜ける場合には、一方の端部11の方が先に抜ける確率が高くなり、接続スリーブ1が単独で飛散することを抑制できる。
[その他の実施例]
上記実施例1においては、位置決め部4をコ字状に形成するとともに、この位置決め部4を周方向全体に亘って設けたが、位置決め部は、ワイヤーソー10の端部11,12の挿入位置を一定にすることができれば任意の形状とすることができ、例えば軸芯に至る程先細状に形成してもよいし、位置決め部を、周方向に適宜間隔を有して複数設けるようにしてもよい。
また、接続穴3の軸X−X方向における中央部に位置決め部4が形成されていれば、本体部2の構造は上記に記載した構造に限定されず、任意に設定することができる。
それ以外の構造は、前記実施例1と同様であるのでその説明を省略する。
本実施例2においても前記実施例1と同様の効果を奏する。
1 接続スリーブ
3 接続穴
4 位置決め部
10 ワイヤーソー

Claims (2)

  1. ワイヤーソーを、その両端を接続して無端状にするための接続スリーブであって、
    前記接続スリーブには、両端が開口する接続穴が軸方向に形成され、該接続穴における軸方向の中央部には、接続穴の内周面から軸芯側へ突出する位置決め部が形成されていることを特徴とする接続スリーブ。
  2. 前記接続スリーブの外周面における前記ワイヤーソーの使用時の走行方向側において、その端部から本体部側に向かうほど拡径するテーパ状に形成したことを特徴とする請求項1記載の接続スリーブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102372742B1 (ko) * 2021-09-06 2022-03-08 최홍림 전선연결용 슬리브

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