JPS6314473B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6314473B2 JPS6314473B2 JP15670082A JP15670082A JPS6314473B2 JP S6314473 B2 JPS6314473 B2 JP S6314473B2 JP 15670082 A JP15670082 A JP 15670082A JP 15670082 A JP15670082 A JP 15670082A JP S6314473 B2 JPS6314473 B2 JP S6314473B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact terminal
- workpiece
- slot
- female contact
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 16
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 13
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電線相互間を着脱可能に接続する際に
使用する接続部材の雌型接触端子を製造する方法
に関するものである。
使用する接続部材の雌型接触端子を製造する方法
に関するものである。
雌型接触端子に雄型接触端子を挿入して電線相
互間を接続する接続部材は周知である。この種の
接続部材における雌型接触端子は、適度の弾性を
長期間にわたり維持し得る構造および材質が要求
される。さらに加工の難易と耐久性とは相容れな
いことが多く、理想的な接続部材は得られていな
い。
互間を接続する接続部材は周知である。この種の
接続部材における雌型接触端子は、適度の弾性を
長期間にわたり維持し得る構造および材質が要求
される。さらに加工の難易と耐久性とは相容れな
いことが多く、理想的な接続部材は得られていな
い。
本発明は、任意材質の金属棒を加工して望まし
い形状でかつ経年劣化の少ない雌型接触端子を製
造する方法を提供することを目的とする。
い形状でかつ経年劣化の少ない雌型接触端子を製
造する方法を提供することを目的とする。
本発明の目的は、特許請求の範囲に記載の構成
による雌型接触端子を製造する方法によつて達成
される。
による雌型接触端子を製造する方法によつて達成
される。
本発明にかかる方法によつて製造された雌型接
触端子は、差込み口先端部が小径で、内部にかけ
て内径が増大する理想的形状の雌型差込み部を有
し、しかも雄型接触端子を受容し締付ける押圧力
を長期間にわたり維持する材質をもつて形成する
ことができる。その結果、低い接触抵抗を保持し
高い信頼性を有する接続部材が得られる。
触端子は、差込み口先端部が小径で、内部にかけ
て内径が増大する理想的形状の雌型差込み部を有
し、しかも雄型接触端子を受容し締付ける押圧力
を長期間にわたり維持する材質をもつて形成する
ことができる。その結果、低い接触抵抗を保持し
高い信頼性を有する接続部材が得られる。
以下、実施例を図示する添付図を参照しなが
ら、本発明を詳述する。
ら、本発明を詳述する。
第1図aは真鍮等の適当な材質の丸棒から成る
加工材10と直径D1の下穴加工用工具11とを
示すもので、この工具11を矢印12のように前
進させることによつて、穴あけ加工される。加工
材10B1−B1′矢視図である図bから明らかな通
り、丸棒材であり、その外径および長さ等は用途
に応じて適宜選定される。
加工材10と直径D1の下穴加工用工具11とを
示すもので、この工具11を矢印12のように前
進させることによつて、穴あけ加工される。加工
材10B1−B1′矢視図である図bから明らかな通
り、丸棒材であり、その外径および長さ等は用途
に応じて適宜選定される。
第2図aは前工程で破線の下穴13のように穴
あけ加工された加工材10へすり割加工を施す状
態を示す。すり割加工用工具14は矢印15のよ
うに前進し所望寸法のすり割16(第3図)が施
される。第1図の加工が終わり、すり割加工され
る以前のB2−B2′矢視断面は図bの通りである。
なお、すり割16の幅および長さ等は用途および
加工材10の材質等を考慮して適宜選定される。
また横方向2個のみならず、縦方向も加えて4個
のすり割を施すことも適宜なし得る。
あけ加工された加工材10へすり割加工を施す状
態を示す。すり割加工用工具14は矢印15のよ
うに前進し所望寸法のすり割16(第3図)が施
される。第1図の加工が終わり、すり割加工され
る以前のB2−B2′矢視断面は図bの通りである。
なお、すり割16の幅および長さ等は用途および
加工材10の材質等を考慮して適宜選定される。
また横方向2個のみならず、縦方向も加えて4個
のすり割を施すことも適宜なし得る。
第3図aは前工程によつてすり割16の施され
た加工材10へ仕上げ穴あけ加工を施す状態を示
す。直径D2の仕上げ穴加工用工具17は下穴1
3およびすり割16が既に施されている加工材1
0に対して、下穴13と同心で矢印18方向へ前
進せしめられる。仕上げ穴加工前の加工材10の
B3−B3′矢視断面は図bに示す通りである。
た加工材10へ仕上げ穴あけ加工を施す状態を示
す。直径D2の仕上げ穴加工用工具17は下穴1
3およびすり割16が既に施されている加工材1
0に対して、下穴13と同心で矢印18方向へ前
進せしめられる。仕上げ穴加工前の加工材10の
B3−B3′矢視断面は図bに示す通りである。
第3図の仕上げ穴加工に対して使用される工具
17は第1図の下穴加工用工具11よりも一段上
の寸法である。すなわち、D2>D1の関係がある。
この仕上穴加工に際して工具17の加工材10方
向への前進につれて、すり割16の存在によつて
加工材10は上下方向に拡がる。この拡がりは右
端近くでは矢印19のように大きく、左方に移る
に従つて矢印20のように小さくなる。したがつ
て、加工材10が仕上げ穴加工用工具17によつ
て加工される際、切削される加工材量は右端から
左方へ移るにつれて増加し、すり割16のない部
分では拡がり零となるから工具17の寸法によつ
て決まる内径D2′の穴ができ上る。
17は第1図の下穴加工用工具11よりも一段上
の寸法である。すなわち、D2>D1の関係がある。
この仕上穴加工に際して工具17の加工材10方
向への前進につれて、すり割16の存在によつて
加工材10は上下方向に拡がる。この拡がりは右
端近くでは矢印19のように大きく、左方に移る
に従つて矢印20のように小さくなる。したがつ
て、加工材10が仕上げ穴加工用工具17によつ
て加工される際、切削される加工材量は右端から
左方へ移るにつれて増加し、すり割16のない部
分では拡がり零となるから工具17の寸法によつ
て決まる内径D2′の穴ができ上る。
このように加工された加工材10の断面図は第
4図aのようになる。加工材10の右端において
は、殆んど下穴13と同様の内径D1′であるが、
すり割16の左端付近より左側においては仕上げ
穴の内径D2′となる。したがつて、加工材10に
は入口が小径D1′で先端が大径D2′の穴あけ加工が
施される。この場合の穴あけ加工部の厚みは入口
ではt1、奥ではt2であり、t1>t2である。
4図aのようになる。加工材10の右端において
は、殆んど下穴13と同様の内径D1′であるが、
すり割16の左端付近より左側においては仕上げ
穴の内径D2′となる。したがつて、加工材10に
は入口が小径D1′で先端が大径D2′の穴あけ加工が
施される。この場合の穴あけ加工部の厚みは入口
ではt1、奥ではt2であり、t1>t2である。
この加工材10、すなわち、雌型接触端子に
は、例えば第4図bのような雄型接触端子21が
挿入されるが、その形態から接触抵抗が小さくか
つ経年劣化の少ない接続部材が得られる。
は、例えば第4図bのような雄型接触端子21が
挿入されるが、その形態から接触抵抗が小さくか
つ経年劣化の少ない接続部材が得られる。
第5図aは、説明のため、本発明にかかる接触
端子とほゞ同寸法に図示した、同一内径を有する
従来型雌型接触端子の例である。例えば同図bの
ように雄型接触端子が挿入されるとすると、部分
22付近で撓みが生じ右側の挿入口付近において
間隙23が生じ十分なる接触効果は得られない。
さらに先端球状部のみで保持されることになり離
脱しやすい欠点がある。
端子とほゞ同寸法に図示した、同一内径を有する
従来型雌型接触端子の例である。例えば同図bの
ように雄型接触端子が挿入されるとすると、部分
22付近で撓みが生じ右側の挿入口付近において
間隙23が生じ十分なる接触効果は得られない。
さらに先端球状部のみで保持されることになり離
脱しやすい欠点がある。
第6図は本発明にかかる方法によつて製造され
た接触端子の接続状態を示す。接続のための挿入
過程において、部分24付近が撓むが挿入が完了
すると部分24付近の撓みはほとんど原状に復帰
しさらに入口付近では接触25が生じ、機械的お
よび電気的接続を良好に保持する効果が得られ
る。
た接触端子の接続状態を示す。接続のための挿入
過程において、部分24付近が撓むが挿入が完了
すると部分24付近の撓みはほとんど原状に復帰
しさらに入口付近では接触25が生じ、機械的お
よび電気的接続を良好に保持する効果が得られ
る。
本発明にかかる雌型接触端子を製造する方法の
基本工程を開示したが、材質をはじめ、各部寸法
等が適当に選定かつ組合わせ可能であることは明
らかであろう。
基本工程を開示したが、材質をはじめ、各部寸法
等が適当に選定かつ組合わせ可能であることは明
らかであろう。
第1図a,bは、下穴加工工程の説明図であ
る。第2図a,bは、すり割加工工程の説明図で
ある。第3図a,bは、仕上げ穴加工工程の説明
図である。第4図aは、加工完了した加工材(雌
型接触端子)の断面図、4図bは雄型接触端子の
形状例である。第5図aは従来技術の雌型接触端
子の断面図、5図bは接続状態の断面図である。
第6図は、本発明によつて製造された接触端子の
接続状態の断面図である。図中の主な参照符号の
対応は次の通りである。 10:加工材、11:下穴加工工具、13:下
穴、14:すり割加工工具、16:すり割、1
7:仕上げ穴加工工具、21:雄型接触端子。
る。第2図a,bは、すり割加工工程の説明図で
ある。第3図a,bは、仕上げ穴加工工程の説明
図である。第4図aは、加工完了した加工材(雌
型接触端子)の断面図、4図bは雄型接触端子の
形状例である。第5図aは従来技術の雌型接触端
子の断面図、5図bは接続状態の断面図である。
第6図は、本発明によつて製造された接触端子の
接続状態の断面図である。図中の主な参照符号の
対応は次の通りである。 10:加工材、11:下穴加工工具、13:下
穴、14:すり割加工工具、16:すり割、1
7:仕上げ穴加工工具、21:雄型接触端子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 適合する形状の雄型接触端子を受容すること
によつて電気的接続を行なうための雌型接触端子
を製造する方法において、 (a) 加工材10に小径の下穴13加工を施すこ
と、 (b) 前記下穴加工の施された加工材10にすり割
16加工を施すこと、 (c) 前記すり割加工の施された加工材10に前記
下穴13よりも大径の仕上げ穴加工を施すこ
と、 の各工程から成ることを特徴とする、雌型接触端
子を製造する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15670082A JPS5946784A (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | 雌型接触端子を製造する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15670082A JPS5946784A (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | 雌型接触端子を製造する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5946784A JPS5946784A (ja) | 1984-03-16 |
JPS6314473B2 true JPS6314473B2 (ja) | 1988-03-31 |
Family
ID=15633421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15670082A Granted JPS5946784A (ja) | 1982-09-10 | 1982-09-10 | 雌型接触端子を製造する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5946784A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0711072B2 (ja) * | 1986-04-04 | 1995-02-08 | 株式会社日立製作所 | イオン源装置 |
JP5556998B2 (ja) * | 2010-02-19 | 2014-07-23 | 住友電装株式会社 | 雌端子 |
JP2011187380A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 雌端子の製造方法および充電用コネクタ |
US20130295396A1 (en) | 2010-10-20 | 2013-11-07 | Kaneka Corporation | (meth) acrylic resin film |
JP5505548B2 (ja) * | 2013-07-04 | 2014-05-28 | 住友電装株式会社 | 雌端子の製造方法 |
-
1982
- 1982-09-10 JP JP15670082A patent/JPS5946784A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5946784A (ja) | 1984-03-16 |
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