JP2018061437A - モータアクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】モータの給電端子と給電部材の接続部との接触不良を防止することができるモータアクチュエータを得る。
【解決手段】モータアクチュエータ10は、給電端子46,47と、回転軸30と、該回転軸30の軸方向の両側にそれぞれ設けられた被支持部38A,40Bと、を有するモータ14を備えている。また、モータアクチュエータ10は、モータ14の被支持部38A,40Bを支持する支持部A1,A2を有する下ケース26と、給電端子46,47が接続される接続部220,226を有する給電端子ユニット22と、を備えている。支持部A2の支持中心Sと回転軸30とが軸方向視で重なっている状態で、かつ給電端子46,47と接続部220,226とが接触していない状態において、支持中心Sから接続部220,226の径方向外側の端までの距離L1が、支持中心Sから給電端子46,47の径方向外側の端までの距離L2よりも長く設定されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、モータアクチュエータに関する。
下記特許文献1には、車両用空調装置の一部を構成する送風経路切り替えドアを開閉するために用いられるモータアクチュエータ(アクチュエータ装置)が開示されている。このモータアクチュエータは、当該モータアクチュエータの外郭を構成するケースと、このケース内に設けられた支持部に支持されたモータと、を含んで構成されている。また、ケースには、モータに給電等を行うための給電部材(コネクタアッセンブリ)が取付けられており、この給電部材には、モータの給電端子に接続される接続部(第1給電ターミナル及び第2給電ターミナル)が設けられている。そして、下記特許文献1に記載されたモータアクチュエータでは、モータをケースの支持部に取付けることによって、当該モータの給電端子と給電部材の接続部とが接続されるようになっている。
特開2012−90510号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された構成は、モータの給電端子と給電部材の接続部との接続を容易に行うことができるという観点では有用な技術ではあるが、モータをケースの支持部に取付ける際に、モータの給電端子と給電部材の接続部との位置関係にズレが生じると、モータの給電端子と給電部材の接続部との接続状態(接触状態)が所望の接続状態とならないことが考えられる。すなわち、モータの給電端子と給電部材の接続部との接触不良が生じることが考えられる。
本発明は上記事実を考慮し、モータの給電端子と給電部材の接続部との接触不良を防止することができるモータアクチュエータを得ることが目的である。
請求項1記載のモータアクチュエータは、板状に形成された給電端子と、該給電端子に通電されることによって回転する回転軸と、該回転軸の軸方向の両側にそれぞれ設けられた被支持部と、を有するモータと、前記モータを内部に収容すると共に前記被支持部を支持する支持部を有するケースと、前記被支持部が前記支持部に支持された際に前記給電端子が接続される接続部を有し、前記支持部の支持中心と前記回転軸とが軸方向視で重なっている状態で、かつ前記給電端子と前記接続部とが接触していない状態において、前記支持中心から前記接続部の径方向外側の端までの距離が、前記支持中心から前記給電端子の径方向外側の端までの距離よりも長く設定された給電部材と、を備え、前記接続部は第1構成片及び第2構成片によって構成され、前記給電端子における厚み方向と直交する方向である幅方向の両端部が、前記第1構成片及び前記第2構成片に当接した状態で前記第1構成片と前記第2構成片との間に挟持されている。
請求項1記載のモータアクチュエータによれば、給電端子を通じてモータに通電がなされることによって回転軸が回転する。すなわち、モータアクチュエータが作動する。また、本モータアクチュエータでは、支持中心に対する接続部の径方向外側の端までの距離及び給電端子の径方向外側の端までの距離が上記のように設定されている。これにより、モータをケースに取付ける際に、すなわち、モータの被支持部をケースの支持部に支持させる際に、モータの給電端子を給電部材の接続部の所望の位置に確実に接触させることができる。これにより、モータの被支持部がケースの支持部に支持された状態におけるモータの給電端子と給電部材の接続部との接触不良を防止することができる。
請求項2記載のモータアクチュエータは、請求項1記載のモータアクチュエータにおいて、前記接続部の開放端側は当該接続部の開放方向に向けて次第に拡幅するガイド部とされており、前記被支持部と前記支持部とが軸方向視で重なっていると共に前記被支持部の前記支持部への支持が完了する前の状態において、前記給電端子が前記ガイド部に当接するように設定されている。
請求項2記載のモータアクチュエータによれば、モータの被支持部とケースの支持部とが軸方向視で重なっていると共にこの被支持部の支持部への支持が完了する前の状態において、即ち、モータの被支持部をケースの支持部に組み付け始める状態において、給電端子がガイド部に当接する。そして、当該ガイド部が上記のように形成されていることによって、給電端子が所定の位置にガイドされる。これにより、モータの給電端子と給電部材の接続部との接触不良を防止することができる。
請求項3記載のモータアクチュエータは、請求項1又は請求項2記載のモータアクチュエータにおいて、前記支持部と前記接続部との距離が、前記給電端子の幅よりも短く設定されている。
請求項3記載のモータアクチュエータによれば、モータの被支持部をケースの支持部に組み付ける際に、モータの給電端子がケースの支持部と給電部材の接続部との間に入り込むことを抑制することができる。これにより、モータの給電端子と給電部材の接続部との接触不良を防止することができる。
本実施形態のモータアクチュエータを分解して示す分解斜視図である。 モータ、カウンタギヤ及びファイナルギヤ等を示す斜視図である。 下ケースに収容されたモータを拡大して示す拡大斜視図である。 モータの被支持部をケースの支持部に組み付け始める状態におけるモータ、ケース及び給電端子ユニットを示す正面図である。 モータの被支持部をケースの支持部に組み付けた状態におけるモータ、ケース及び給電端子ユニットを示す正面図である。
図1〜図5を用いて、本発明の実施形態に係るモータアクチュエータについて説明する。なお、図中に適宜示す矢印Z方向、矢印R方向及び矢印C方向は、モータの軸方向、径方向及び周方向をそれぞれ示すものとする。また以下、単に軸方向、径方向、周方向を示す場合は、特に断りのない限り、モータの軸方向、径方向、周方向を示すものとする。
図1に示されるように、本実施形態に係るモータアクチュエータ10は、当該モータアクチュエータ10の外郭を構成するケース12と、ケース12内に配置されたモータ14と、当該モータ14の回転数を所定の減速比で減速するプライマリギヤ16、カウンタギヤ18及びファイナルギヤ20と、モータ14に給電するための給電部材としての給電端子ユニット22と、を備えている。また、モータ14と給電端子ユニット22との間には、絶縁プレート24が設けられている。
ケース12は、後述のファイナルギヤ20の軸方向に分割することが可能とされた下ケース26及び上ケース28を有して構成されている。下ケース26は、上ケース28側が開放された有底箱状に形成されており、この下ケース26は、モータ14の軸方向に沿って延びる底壁26Aと、底壁26Aの外周端から上ケース28側に向けて屈曲して延びる側壁26Bと、を備えている。底壁26Aには、ファイナルギヤ20の軸心部に設けられた出力軸50が挿通される挿通孔26Cが形成されており、また底壁26Aには、後に詳述するモータ14の被支持部38A,40Bを支持する一対の支持部A1,A2及びプライマリギヤ16及びカウンタギヤ18を軸支する円柱状の軸支部26D,26Eが立設されている。また、側壁26Bには、外部コネクタが接続されるコネクタ部26Fが設けられている。
上ケース28は、下ケース26側が開放された有底箱状に形成されており、この上ケース28は、下ケース26の底壁26A及び側壁26Bに対応する天壁28A及び側壁28Bを備えている。また、天壁28A及び側壁28Bには、下ケース26に設けられた支持部A1,A2及びコネクタ部26Fに対応する一対の支持部B1,B2及びコネクタ部28Cが設けられており、また天壁28Aには、ファイナルギヤ20の軸心部に設けられた出力軸50の一端を支持する軸受部28Dが設けられている。
モータ14は、回転軸30と一体回転することが可能とされた回転子32と、当該回転子32を内部に有する外郭部34と、を有して構成されている。具体的には、モータ14の外郭部34は、筒状に形成された外周部としてのハウジング36と、このハウジング36の両端を閉止するエンドプレート38,40と、を備えている。ハウジング36は、磁性材料を用いて形成されており、またハウジング36の内周面には図示しないセグメントマグネットが固定されている。なお、上記ハウジング36及びセグメントマグネットによってモータ14の固定子が構成されている。また、軸方向一方側に設けられたエンドプレート38の軸心部には、当該軸方向一方側に向けて突出する被支持部38Aが設けられており、この被支持部38Aには、回転軸30が挿通される挿通孔38Bが形成されている。また、挿通孔38Bに挿通された回転軸30は、軸方向一方側に向けて突出しており、回転軸30の突出方向の先端側には、カラー42を介してウォームギヤ44が固定されている。
また、軸方向他方側に設けられたエンドプレート40は、環状に形成された基壁部40Aと、基壁部40Aの中心部に設けられた被支持部40Bと、を有して構成されている。被支持部40Bは、基壁部40Aに対して軸方向他方側に向けて突出していると共に軸方向視で径方向外側の縁部が円形状に形成されている。また、被支持部40Bの中心部には、回転軸30の軸方向他方側の端部が軸支されている。以上説明したエンドプレート40が、ハウジング36の軸方向他方側の端部を閉止した状態において、エンドプレート40の基壁部40Aは、ハウジング36の軸方向他方側の端36Aよりも軸方向一方側に配置されており、またエンドプレート40の被支持部40Bは、ハウジング36の軸方向他方側の端36Aよりも軸方向他方側に突出している。
また、エンドプレート40の基壁部40Aには、図示しないブラシに接続された一対の給電端子46,47が設けられている。この給電端子46,47は、矩形板状に形成されていると共に基壁部40A対して軸方向他方側に向けて突出している。また、給電端子46と給電端子47とは、軸方向視で回転軸を挟んで対向して配置されており、さらに給電端子46及び給電端子47の板厚方向は周方向とほぼ一致している。
以上説明したモータ14の被支持部38A,40Bの外周側には、軸方向視で環状に形成されたOリング48が取付けられており、このOリング48がモータ14の被支持部38A,40Bに取付けられた状態で、当該モータ14の被支持部38A,40Bが下ケース26及び上ケース28に設けられた支持部A1,A2及び支持部B1,B2に支持されている。すなわち、Oリング48が、モータ14の被支持部38A,40Bとケース12の支持部A1,A2,B1,B2との間に介装されることによって、モータ14がケース12にフローティング支持されている。なお、Oリング48は、支持部A1,A2及び支持部B1,B2に支持される部分、即ち被支持部38A,40Bに含まれるものとする。
以上説明したモータ14の回転軸30の回転は、ウォームギヤ44、プライマリギヤ16、カウンタギヤ18及びファイナルギヤ20を介して出力軸50に伝達される。
プライマリギヤ16は、モータ14の回転軸30に固定されたウォームギヤ44が噛み合う第1のギヤ16Aと、当該第1のギヤ16Aと同軸上に配置されていると共に第1のギヤ16Aと一体回転可能とされた第2のギヤ16Bと、を備えている。また、プライマリギヤ16は、下ケース26に設けられた軸支部26Dに軸支されている。なお、第2のギヤ16Bは第1のギヤ16Aよりも小径とされている。
カウンタギヤ18は、プライマリギヤ16の第2のギヤ16Bと噛み合う第1のギヤ18Aと、当該第1のギヤ18Aと同軸上に配置されていると共に第1のギヤ18Aと一体回転可能とされた第2のギヤ18Bと、を備えている。また、カウンタギヤ18は、下ケース26に設けられた軸支部26Eに軸支されている。なお、第2のギヤ18Bは第1のギヤ18Aよりも小径とされている。
ファイナルギヤ20は、カウンタギヤ18の第2のギヤ18Bと噛み合っており、またファイナルギヤ20の軸心部には、出力軸50がインサート成型や圧入等により固定されている。なお、出力軸50には、ワッシャ51が挿通されている。
次に、本実施形態の要部である給電端子ユニット22について説明する。
給電端子ユニット22は、モータ14の給電端子46,47に接続される接続部220,226と、図示しない外部コネクタの端子が接続される被接続部228と、を有して構成されており、この給電端子ユニット22は、絶縁性の材料を用いて形成された支持部材52に支持されている。この支持部材52が下ケース26に固定されることによって、給電端子ユニット22が下ケース26に固定されるようになっている。
図4及び図5に示されるように、接続部220は、銅板等にプレス加工等が施されることによって形成されており、この接続部220は、第1構成片222及び第2構成片224によって構成されている。第1構成片222は、給電端子ユニット22が下ケース26に固定された状態において、支持部材52からモータ14側に向けて延びる基部222Aと、基部222Aの先端から軸方向視で支持部A2側に向けて凸状に屈曲された第1挟持部222Bと、第1挟持部222Bの先端から支持部A2側に向けて屈曲して延びるガイド部としての第1ガイド部222Cと、を備えている。第2構成片224は、支持部材52からモータ14側に向けて延びる基部224Aと、基部224Aの先端から軸方向視で支持部A2と反対側に向けて凸状に屈曲された第2挟持部224Bと、第2挟持部224Bの先端から支持部A2と反対側に向けて屈曲して延びるガイド部としての第2ガイド部224Cと、を備えている。
上記接続部220は、上記第1構成片222及び第2構成片224を有することによって、軸方向視でモータ14側が開放されており、これにより、第1構成片222と第2構成片224との間にモータ14の給電端子46を挿入して、当該給電端子46を第1構成片222の第1挟持部222Bと第2構成片224の第2挟持部224Bとの間に挟持させることが可能となっている。また、給電端子46が第1構成片222の第1挟持部222Bと第2構成片224の第2挟持部224Bとの間に挟持されることによって、モータ14の給電端子46の接続部220への接続が完了するようになっている。
さらに、本実施形態では、上記第1構成片222の第1ガイド部222C及び第2構成片224第2ガイド部224Cを有することによって、接続部220の開放端側が当該接続部220の開放方向に向けて次第に拡幅している。また、第1ガイド部222Cの先端から第2ガイド部224Cの先端までの距離W1は、給電端子46,47の幅W2よりも長く設定されている。
なお、接続部226は上記接続部220の構成と同一であるため、接続部226の説明については上記接続部220と同一の符号を付して省略する。
以上説明した接続部220と接続部226との間に支持部A2が配置されており、モータ14の被支持部38A,40Bが支持部A1,A2に支持された際に、モータ14の給電端子46,47が給電端子ユニット22の接続部220,226に接続されるようになっている。
また、図4に示されるように、本実施形態では、支持部A2の支持中心Sとモータ14の回転軸30とが軸方向視で重なっている状態で、かつモータ14の給電端子46,47と給電端子ユニット22の接続部220,226とが接触していない状態において、支持中心Sから接続部220の径方向外側の端までの距離L1が、即ち、支持中心Sから第2ガイド部224Cの先端までの距離L1が、支持中心Sから給電端子46の径方向外側の端までの距離L2よりも長くなるように接続部220の位置等が設定されている。
また、支持中心Sから接続部226の径方向外側の端までの距離L1が、即ち、支持中心Sから第2ガイド部224Cの先端までの距離L1が、支持中心Sから給電端子47の径方向外側の端までの距離L2よりも長くなるように接続部226の位置等が設定されている。なお、支持中心Sとは、モータ14の被支持部40Bが支持部A2に支持された状態において、当該モータ14の回転軸30の軸中心を通り、かつ支持部A2の延びる方向と同一方向に延びる線のことを言うものとする。
さらに、被支持部40Bと支持部A2とが軸方向視で重なっていると共に被支持部40Bの支持部A2への支持が完了する前の状態において、即ち、被支持部40Bに取付けられたOリング48が支持部A2に当接し始めた状態において、モータ14の給電端子46,47と接続部220,226の第1ガイド部222C及び第2ガイド部224Cとが当接するように、接続部220,226の基部222A,224Aの長さ等が設定されている。
また、本実施形態では、支持部A2と接続部220との距離W3が、即ち、支持部A2と第1ガイド部222Cの先端までの距離W3が、給電端子46の幅W2よりも短く設定されていると共に、支持部A2と接続部226との距離W3が、即ち、支持部A2と第1ガイド部222Cの先端までの距離W3が、給電端子47の幅W2よりも短く設定されている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1に示されるように、本実施形態のモータアクチュエータ10によれば、給電端子46,47を通じてモータ14に通電がなされることによって回転軸30が回転する。そして、回転軸30の回転は、ウォームギヤ44、プライマリギヤ16、カウンタギヤ18及びファイナルギヤ20を介して出力軸50に伝達される。すなわち、モータアクチュエータ10が作動する。
ここで、図4及び図5に示されるように、本実施形態では、支持中心Sに対する接続部220,226の径方向外側の端までの距離L1及び給電端子46,47の径方向外側の端までの距離L2が上記のように設定されている。これにより、モータ14を下ケース26に取付ける際に、すなわち、モータ14の被支持部40Bを下ケース26の支持部A2に支持させる際に、モータ14の給電端子46を給電端子ユニット22の接続部220,226の所望の位置に確実に接触させることができる。これにより、モータ14の被支持部40Bが下ケース26の支持部A2に支持された状態におけるモータ14の給電端子46,47と給電端子ユニット22の接続部220,226との接触不良を防止することができる。
また、本実施形態では、被支持部40Bに取付けられたOリング48が支持部A2に当接し始めた状態において、モータ14の給電端子46,47と接続部220,226の第1ガイド部222C及び第2ガイド部224Cとが当接する。そして、被支持部40Bの支持部A2への支持が完了するまでの過程において、給電端子46,47が第1挟持部222Bと第2挟持部224Bとの間にガイドされる。これにより、モータ14の給電端子46,47と給電端子ユニット22の接続部220,226との接触不良を防止することができる。
さらに、本実施形態では、支持部A2と接続部220との距離W3及び支持部A2と接続部226との距離W3が給電端子46,47の幅W2よりも短く設定されている。これにより、モータ14の被支持部40Bを下ケース26の支持部A2に組み付ける際に、モータ14の給電端子46,47が下ケース26の支持部A2と給電端子ユニット22の接続部220,226との間に入り込むことを抑制することができる。これにより、モータ14の給電端子46,47と給電端子ユニット22の接続部220,226との接触不良を防止することができる。
なお、本実施形態では、支持部A2と接続部220との距離W3及び支持部A2と接続部226との距離W3が給電端子46,47の幅W2よりも短く設定されている例について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。支持部A2と接続部220との距離W3及び支持部A2と接続部226との距離W3を給電端子46,47の幅W2よりも短く設定するか否かについては、モータ14の被支持部40Bを支持部A2に支持させる際の給電端子46,47の軌跡等を考慮して適宜設定すればよい。
また、本実施形態では、接続部220,226の開放端側が当該接続部220,226の開放方向に向けて次第に拡幅している例について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではない。接続部220,226の開放端側を上記のように設定するか否かについては、モータ14の被支持部40Bを支持部A2に支持させる際の作業性等を考慮して適宜設定すればよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10…モータアクチュエータ,12…ケース,14…モータ,22…給電端子ユニット(給電部材),30…回転軸,38A…被支持部,40B…被支持部,46…給電端子,47…給電端子,220…接続部,222C…第1ガイド部(ガイド部),224C…第2ガイド部(ガイド部),226…接続部,S…支持中心

Claims (3)

  1. 板状に形成された給電端子と、該給電端子に通電されることによって回転する回転軸と、該回転軸の軸方向の両側にそれぞれ設けられた被支持部と、を有するモータと、
    前記モータを内部に収容すると共に前記被支持部を支持する支持部を有するケースと、
    前記被支持部が前記支持部に支持された際に前記給電端子が接続される接続部を有し、前記支持部の支持中心と前記回転軸とが軸方向視で重なっている状態で、かつ前記給電端子と前記接続部とが接触していない状態において、前記支持中心から前記接続部の径方向外側の端までの距離が、前記支持中心から前記給電端子の径方向外側の端までの距離よりも長く設定された給電部材と、
    を備え、
    前記接続部は第1構成片及び第2構成片によって構成され、
    前記給電端子における厚み方向と直交する方向である幅方向の両端部が、前記第1構成片及び前記第2構成片に当接した状態で前記第1構成片と前記第2構成片との間に挟持されているモータアクチュエータ。
  2. 前記接続部の開放端側は当該接続部の開放方向に向けて次第に拡幅するガイド部とされており、
    前記被支持部と前記支持部とが軸方向視で重なっていると共に前記被支持部の前記支持部への支持が完了する前の状態において、前記給電端子が前記ガイド部に当接するように設定されている請求項1記載のモータアクチュエータ。
  3. 前記支持部と前記接続部との距離が、前記給電端子の幅よりも短く設定されている請求項1又は請求項2記載のモータアクチュエータ。
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