JP2019062672A - モータ - Google Patents

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和幸 真屋
Kazuyuki Maya
和幸 真屋
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Abstract

【課題】軸受の同軸度の低下を低減して回転性能の低下を防止できるモータを提供する。【解決手段】モータは、上下方向を中心軸とするシャフトと、シャフトに固定されたロータと、ロータと径方向に対向するステータと、ロータの上方に配置され、シャフトを回転可能に支持する上軸受と、ロータの下方に配置され、シャフトを回転可能に支持する下軸受と、ステータと、下軸受とを保持して上面を開口する樹脂製のケーシング20と、上軸受を保持してケーシングの開口を覆う樹脂製のカバーと、を備え、ケーシングは、上端からカバー側へと延びる環状部20dと、環状部の少なくとも周面上に配される第1金属片27と、を有し、カバーは、第1金属片に対向する第2金属片を有し、第1金属片及び第2金属片を圧入面としてカバーが前記ケーシングに圧入されている。【選択図】図3

Description

本発明は、モータに関する。
従来、モータは上下方向を中心軸とするシャフトと、シャフトに固定されたロータと、ロータと径方向に対向するステータと、ステータを保持するケーシングとを備える。ステータはモールド樹脂によりケーシング内に埋め込まれ、ケーシングは上面に開口部を有する。開口部は金属製のカバー(ブラケット)が圧入されて覆われる(例えば、特許文献1)。
シャフトは上軸受及び下軸受により、回転可能に支持される。下軸受はケーシングに保持され、上軸受はカバーに保持される。
特開2014−39420号公報(第9頁、図15)
しかしながら、上記従来のモータによると、モールド樹脂は金属に対して膨張係数が大きいため、モータの温度や環境温度が上昇すると、圧入面が変形して上軸受と下軸受との同軸度が低下する問題があった。これにより、モータの回転性能が低下する問題があった。
本発明は、軸受の同軸度の低下を低減して回転性能の低下を防止できるモータを提供することを目的とする。
上下方向を中心軸とするシャフトと、前記シャフトに固定されたロータと、前記ロータと径方向に対向するステータと、前記ロータの上方に配置され、前記シャフトを回転可能に支持する上軸受と、前記ロータの下方に配置され、前記シャフトを回転可能に支持する下軸受と、前記ステータと、前記下軸受とを保持して上面を開口する樹脂製のケーシングと、前記上軸受を保持して前記ケーシングの開口を覆う樹脂製のカバーと、を備え、前記ケーシングは、上端からカバー側へと延びる環状部と、前記環状部の少なくとも周面上に配される第1金属片と、を有し、前記カバーは、前記第1金属片に対向する第2金属片を有し、前記第1金属片及び前記第2金属片を圧入面として前記カバーが前記ケーシングに圧入されている。
例示的な本発明によれば、軸受の同軸度の低下を低減して回転性能の低下を防止できるモータを提供することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るモータの概略縦断面図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係るモータのケーシング及びカバーの斜視図である。 図3は、本発明の第1実施形態に係るモータのケーシングの分解斜視図である。 図4は、本発明の第1実施形態に係るモータのカバーの斜視図である。 図5は、本発明の第1実施形態に係るモータのカバーの分解斜視図である。 図6は、本発明の第1実施形態に係るモータのケーシングとカバーの取付構造を示す断面図である。 図7は、本発明の第2実施形態に係るモータのケーシングとカバーの取付構造を示す断面図である。 図8は、本発明の第2実施形態に係るモータのケーシングとカバーの取付構造の変形例を示す断面図である。 図9は、本発明の第3実施形態に係るモータのケーシングとカバーの取付構造を示す断面図である。 図10は、本発明の第4実施形態に係るモータのケーシングとカバーの取付構造を示す断面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本明細書では、モータの中心軸方向における上側を「上側」とし、下側を「下側」とする。なお、上下方向は、実際の機器に組み込まれたときの位置関係や方向を示すものではない。また、中心軸に平行な方向または略平行な方向を「軸方向」と呼び、中心軸を中心とする径方向を単に「径方向」とし、中心軸を中心とする周方向を「周方向」とする。
<第1実施形態>
(1.モータの全体構成)
本発明の例示的な実施形態のモータについて以下説明する。図1は第1実施形態に係るモータ1の概略縦断面図を示す。モータ1はブラシレスDCモータであり、例えば、エアコン室内機のクロスフローファンを駆動するために使用される。
モータ1はステータ22及びロータ23を収納するケーシング20を備える。ケーシング20は上面に上方に向かって開口する開口部29を有し、開口部29はカバー30に覆われる。このとき、カバー30はケーシング20に圧入される。また、ケーシング20の中央部はロータ23が収容される収容空間21を有する。
ステータ22は複数積層された磁性鋼板からなるステータコア(不図示)と、絶縁部材から成るインシュレータ(不図示)及びコイル(不図示)を含む。コイルはステータコアにインシュレータを介して巻回される。
ロータ23はステータ22の径方向内側に対向して配される。ロータ23は円筒状であり、マグネット(不図示)を含む。ロータ23の中心部にはシャフト24が固定される。
シャフト24は中心軸Cに沿って延びる柱状部材である。シャフト24は上軸受25a及び下軸受25bによって、中心軸C周りに回転可能に支持される。このとき、上軸受25aはロータ23の上方に配置され、下軸受25bはロータ23の下方に配置される。また、上軸受25a及び下軸受25bには、例えば、球体を介して外輪と内輪とを相対回転させるボールベアリングが使用される。ただし、ボールベアリングに代えて、すべり軸受や流体軸受などの他方式の軸受が使用されてもよい。
上軸受25aは金属製の上軸受ホルダ32に収納される。上軸受ホルダ32はカバー30に固定されている。また、下軸受25bは金属製の下軸受ホルダ26に収納される。下軸受ホルダ26はケーシング20に固定されている。
また、シャフト24の下端部は下軸受ホルダ26に形成された貫通孔26aを介してケーシング20の下方に突出し、駆動対象となる装置のシャフトに連結される。
モータ1は外部装置から駆動電流がステータ22に供給されることで、ステータ22に磁場が発生する。この磁場によってロータ23及びシャフト24が中心軸C周りに回転する。
(2.ケーシングの構造)
図2はケーシング20及びカバー30の斜視図を示し、図3はケーシング20の分解斜視図を示す。ケーシング20は不飽和ポリエステル等のモールド樹脂の樹脂成形品から成り、ステータ22をモールドする。また、ケーシング20はインサート成形により下軸受ホルダ26及び金属片(第1金属片)27と一体に形成されている。すなわち、ケーシング20はステータ22と下軸受ホルダ26に収納された下軸受25bとを保持する。
ケーシング20は周壁部20a、底壁部20b、上壁部20c及び環状部20dを有する(図1参照)。ケーシング20は中央部に収容空間21が形成され、ステータ22の内周面は収容空間21に面して露出している。
周壁部20aは円筒状であり、ステータ22の少なくとも一部を覆う。また、底壁部20bは周壁部20aの下部を覆い、下軸受ホルダ26はインサート成形により底壁部20bに埋め込まれて固定されている。
上壁部20cは周壁部20aの上部を覆い、制御基板40が配置される。上壁部20cの上面には固定ピン41及び配線ピン(導通部)42が周方向に並んで複数配置され、固定ピン41及び配線ピン42は軸方向上側に突出する。
固定ピン41はモールド樹脂と異なる樹脂から成り、ケーシング20に固定されている。また、配線ピン42はステータ22と電気的に接続する。固定ピン41及び配線ピン42はインシュレータから延びてステータ22と一体に形成されている。
環状部20dは環状であり、上壁部20cの外周縁から軸方向上側に突出する。すなわち、環状部20dはケーシング20の上端からカバー30側へ延びる。固定ピン41及び配線ピン42は環状部20dの径方向内側に配される。環状部20dは固定ピン41及び配線ピン42と径方向に対向する領域に凹部20eを複数有する。凹部20eは環状部20dの内周面が径方向外側に凹んで形成される。
制御基板40は半円状であり、中央部が径方向に切り欠かれて基板切欠き部40cが形成されている。基板切欠き部40cにより制御基板40とシャフト24との干渉が避けられる。なお、制御基板40は円環状でもよい。この場合、制御基板40の開口する中央部にシャフト24を挿入し、制御基板40とシャフト24との干渉を避ける。
制御基板40はインバータ回路(不図示)及び制御回路(不図示)を有する。インバータ回路はステータ22に駆動電流を供給する。制御回路はインバータ回路を制御する。
制御基板40は固定ピン41及び配線ピン42のそれぞれに対応する位置に固定孔40aと導通孔40bを複数有する。固定孔40aには固定ピン41が挿入され、固定ピン41の上端部を熱溶融してかしめる。これにより、制御基板40がケーシング20に固定される。
導通孔40bには配線ピン42が挿入され、配線ピン42は制御基板40の配線パターン上に半田付けされる。
また、制御基板40は導線43が接続され、導線43は口出し部44に接続される。口出し部44には環状部20dの一部に設けられた切欠き部20fに配される。導線43は口出し部44を介してケーシング20の外部に引出され、外部電源に接続される。これにより、導線43から制御基板40上の各回路に電力が供給され、配線ピン42を介してステータ22に駆動電流が供給される。
口出し部44の上面には軸方向に凹む溝部44aが設けられ、溝部44aには後述するカバー30の位置決め部34が挿入される。
金属片(第1金属片)27は環状部20dの内周面上に複数配される。また、各金属片27は環状部20dの内周面に沿って湾曲している。なお、金属片27は環状部20dの内周面全体を覆う必要はなく一部に配してもよい。また、金属片27は環状部20dの上面に配してもよい。すなわち、金属片(第1金属片)27は環状部20dの少なくとも周面上に配される。また、各金属片27は環状部20dの内周面に沿って湾曲している。
また、金属片27は上端部から径方向外側に延びるフランジ部(第1フランジ部)27aを有する。フランジ部27aは環状に形成され、複数の金属片27を周方向に並べて連結する。また、フランジ部27aの一部は切り欠かれて開放部27bが形成されている。金属片27はフランジ部27aを有することにより、変形を防ぐことができる。また、フランジ部27aが複数の金属片27を連結して一体化することによって、金属片27の取扱いが容易になり、インサート成形時の作業性が向上する。
フランジ部27aは環状部20dの上端面上に配される。このとき、金属片27は凹部20eの内周面には配されない。すなわち、固定ピン41及び配線ピン42の径方向に対向する領域を避けて金属片27が配される。これにより、金属片27の使用量を減らすことができるとともに配線ピン42から金属片27へ電流が流れることを防止することができる。
また、開放部27bは口出し部44と対向して配され、金属片27及びフランジ部27aが口出し部44と当接しない。すなわち、口出し部44の径方向に対向する領域を避けて金属片27が配される。これにより、金属片27の使用量を減らすことができるとともに導線43から金属片27へ電流が流れることを防止することができる。また、金属片27の下端は制御基板40の上面よりも上方に配され、制御基板40から金属片27へ電流が流れること防止している。
なお、フランジ部27aは開放部27bを有さない環状に形成してもよい。この場合、フランジ部27aを切欠き部20fの下方に埋め込んで通すことにより、導線43からフランジ部27aを遠ざけることができる。これにより、導線43から金属片27へ電流が流れることを防止することができる。また、開放部27bを有さないためフランジ部27aが変形し難く、インサート成形時の作業性がより向上する。
(3.カバーの構造)
図4、図5はカバー30の斜視図及び分解斜視図を示す。なお、図4及び図5中において、カバー30の下面を上方に向けて示す。カバー30はモールド樹脂の樹脂成形品から成り、インサート成形により上軸受ホルダ32及び金属片(第2金属片)33と一体に形成されている。すなわち、カバー30は上軸受ホルダ32に収納された上軸受25aを保持する。
カバー30は円盤状の天面部30aと環状の圧入部30bとを有する。天面部30aの中央部には上軸受ホルダ32が埋め込まれて固定されている。
圧入部30bは上軸受ホルダ32の径方向外側に配され、天面部30aの内面から軸方向下側に突出する。
また、圧入部30bの外周面は径方向内側に凹む凹部30cが周方向に複数設けられている。凹部30cはケーシング20にカバー30を圧入したときに、環状部20dの凹部20eと径方向に対向する。このとき、固定ピン41又は配線ピン42は凹部30cと凹部20eとの間に配される。
また、圧入部30bの径方向外側には位置決め部34が設けられている。位置決め部34は天面部30aの内面から軸方向下側に突出し、口出し部44の上面に配された溝部44aに挿入される。これにより、カバー30のケーシング20に対する周方向の位置決めを容易に行うことができる。
金属片(第2金属片)33は圧入部30bの外周面上に複数配される。各金属片33は圧入部30bの外周面に沿って湾曲している。
また、金属片33はフランジ部(第2フランジ部)33a、33bを有する。フランジ部33aは金属片33の上端部から径方向外側に延びる。一方、フランジ部33bは金属片33の下端部から径方向内側に延びる。
フランジ部33aは環状に形成され、複数の金属片33を周方向に並べて連結する。金属片33はフランジ部33aを有することにより、変形を防ぐことができる。また、フランジ部33aが複数の金属片33を連結して一体化することによって、金属片33の取扱いが容易になり、インサート成形時の作業性が向上する。
フランジ部33aは天面部30aの下面上に配され、フランジ部33bは圧入部30bの下端面上に配される。このとき、金属片33は凹部30cの内周面には配されない。すなわち、固定ピン41及び配線ピン42の径方向に対向する領域を避けて金属片33が配される。これにより、金属片33の使用量を減らすことができるとともに配線ピン42から金属片33へ電流が流れることを防止することができる。
(4.ケーシングとカバーの取付構造)
図6はケーシング20とカバー30の取付構造を示す断面図である。圧入部30bを環状部20dの径方向内側に挿入してカバー30がケーシング20に圧入される(図1参照)。このとき、圧入部30bと環状部20dとの間に金属片27、33が径方向に対向して当接し、金属片27、33が圧入面になる。また、フランジ部33aはフランジ部27aと軸方向に対向して接する。
これにより、モータ1の温度や環境温度が上昇しても、圧入面が変形し難く、上軸受25aと下軸受25bとの同軸度が低下することを低減できる。従って、モータ1の回転性能が低下することを防止できる。
また、金属片27、33は、例えば、鉄、黄銅、アルミニウム等の金属を用いることが好ましい。これにより、圧入面の変形をより低減することができる。なお、その他の金属を用いてもよい。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図7は第2実施形態のケーシング20とカバー30の取付構造を示す断面図である。説明の便宜上、前述の図1〜図6に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付す。第2実施形態ではケーシング20及びカバー30の形状が第1実施形態とは異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
ケーシング20は環状部20dの外周縁から軸方向上側に突出する突出部20gを有する。また、カバー30は天面部30aの外周縁から軸方向下側に突出する突出部36を有する。突出部20g及び突出部36が当接してフランジ部27a、33aの外周面の少なくとも一部が覆われる。これにより、フランジ部27a、33aの外周面がモータ1の外部に露出して腐食することを防止できる。また、本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、図8は第2実施形態のケーシング20とカバー30の取付構造の変形例を示す断面である。フランジ部27a、33aの外周面は突出部20gのみにより覆われ、突出部36(図7参照)が省かれる。なお、突出部20gを省き、フランジ部27a、33aの外周面が突出部36(図7参照)のみにより覆われてもよい。すなわち、フランジ部(第1フランジ部)27a及びフランジ部33a(第2フランジ部)の外周面の少なくとも一部がケーシング20又はカバー30の外周端から軸方向に突出する突出部20g、36により覆われる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図9は第3実施形態のケーシング20とカバー30の取付構造を示す断面図である。説明の便宜上、前述の図1〜図6に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付す。第3実施形態では金属片27、33の形状が第1実施形態とは異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
金属片27、33はフランジ部27a、33aを有さず、各金属片27、33が周方向に分離している。この場合、各金属片27、33を金型の内部の所定位置に配置してインサート成形によりケーシング20及びカバー30をそれぞれ成形する。この場合、突出部20a、36を設けなくても、金属片27、33がモータ1の外部に露出しない。また、本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図10は第4実施形態のケーシング20とカバー30の取付構造を示す断面図である。説明の便宜上、前述の図1〜図6に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付す。第4実施形態では環状部20dと圧入部30bの位置が第1実施形態とは異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
圧入部30bが環状部20dの径方向外側に配される。これにより、圧入部30bを環状部20dの径方向外側に挿入してカバー30がケーシング20に圧入される。このとき、金属片(第1金属片)27は環状部20dの外周面上に複数配される。すなわち、金属片(第1金属片)27は環状部20dの少なくとも周面上に配される。本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(5.その他)
上記実施形態は、本発明の例示にすぎない。実施形態の構成は、本発明の技術的思想を超えない範囲で適宜変更されてもよい。また、実施形態は、可能な範囲で組み合わせて実施されてよい。
上記実施形態では、モールド樹脂として不飽和ポリエステルを使用しているが、これに限ったものでなく、他の樹脂材料を使用してもよい。
本発明のモータは、例えば、エアコン室内機のクロスフローファンを駆動するためのモータに好適である。なお、本発明のモータは、その他の電子機器にも利用することができる。
1・・・モータ、20・・・ケーシング、20a・・・周壁部、20b・・・底壁部、20c・・・上壁部、20d・・・環状部、20e・・・凹部、20f・・・切欠き部、20g・・・突出部、21・・・収容空間、22・・・ステータ、23・・・ロータ、24・・・シャフト、25a・・・上軸受、25b・・・下軸受、26・・・下軸受ホルダ、26a・・・貫通孔、27・・・金属片(第1金属片)、27a・・・フランジ部(第1フランジ部)、27b・・・開放部、29・・・開口部、30・・・カバー、30a・・・天面部、30b・・・圧入部、30c・・・凹部、32・・・上軸受ホルダ、33・・・金属片(第2金属片)、33a・・・フランジ部(第2フランジ部)、33b・・・フランジ部(第2フランジ部)、34・・・位置決め部、36・・・突出部、40・・・制御基板、40a・・・固定孔、40b・・・導通孔、40c・・・基板切欠き部、41・・・固定ピン、42・・・配線ピン(導通部)、43・・・導線、44・・・口出し部、44a・・・溝部

Claims (6)

  1. 上下方向を中心軸とするシャフトと、
    前記シャフトに固定されたロータと、
    前記ロータと径方向に対向するステータと、
    前記ロータの上方に配置され、前記シャフトを回転可能に支持する上軸受と、
    前記ロータの下方に配置され、前記シャフトを回転可能に支持する下軸受と、
    前記ステータと、前記下軸受とを保持して上面を開口する樹脂製のケーシングと、
    前記上軸受を保持して前記ケーシングの開口を覆う樹脂製のカバーと、を備え、
    前記ケーシングは、
    上端からカバー側へと延びる環状部と、
    前記環状部の少なくとも周面上に配される第1金属片と、を有し、
    前記カバーは、
    前記第1金属片に対向する第2金属片を有し、
    前記第1金属片及び前記第2金属片を圧入面として前記カバーが前記ケーシングに圧入されているモータ。
  2. 前記第1金属片は、軸方向一方側の端部から径方向に延びる第1フランジ部を有し、
    前記第2金属片は、軸方向一方側の端部から径方向に延びて前記第1フランジ部と軸方向に対向して接する第2フランジ部を有する請求項1に記載のモータ。
  3. 前記第1フランジ部及び前記第2フランジ部の外周面の少なくとも一部が前記ケーシング又は前記カバーの外周端から軸方向に突出する突出部により覆われる請求項2に記載のモータ。
  4. 前記ステータに供給する駆動電流を制御する制御基板を備え、
    前記ケーシングは、
    前記環状部の径方向内側に配され、前記制御基板を固定する固定ピンを有し、
    前記固定ピンの径方向に対向する領域を避けて前記第1金属片及び前記第2金属片を配した請求項1〜請求項3のいずれかに記載のモータ。
  5. 前記ステータに供給する駆動電流を制御する制御基板を備え、
    前記ステータは、
    前記環状部の径方向内側に配され、前記制御基板と接続される導通部を有し、
    前記導通部の径方向に対向する領域を避けて前記第1金属片及び前記第2金属片を配した請求項1〜請求項4のいずれかに記載のモータ。
  6. 前記制御基板に電力を供給する導線と、
    前記導線を保持して前記ケーシングの外部に引出す口出し部と、を備え、
    前記口出し部は、前記環状部の一部に設けられた切欠き部に配され、
    前記口出し部の径方向に対向する領域を避けて前記第1金属片を配した請求項1〜請求項5のいずれかに記載のモータ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022145977A1 (ko) * 2020-12-28 2022-07-07 엘지이노텍 주식회사 커버 및 이를 포함하는 모터

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