JP2018059723A - 経路案内装置、経路案内方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

経路案内装置、経路案内方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザーの利便性を損なうことなく、案内経路と、特定場所に関連する関連情報とを表示する経路案内装置を提供する。【解決手段】出発地から目的地までの経路を案内する経路案内装置20であって、現在位置を取得する現在位置取得部204と、出発地から目的地に至る案内経路を、表示装置205において、予め用意された地図データの示す地図上に表示させる案内経路表示制御部215と、案内経路表示制御部が案内経路を表示させている際に、案内経路において現在位置から目的地までの間に存在する特定場所に関連する関連情報を、表示装置に表示させる関連情報表示制御部216と、を備える。関連情報表示制御部は、現在位置が特定場所に対して道のりとして第1長さだけ手前の位置に達したら関連情報を表示装置において地図上に表示させ、関連情報の表示装置への表示の後であって現在位置が特定場所に達するまでの間に、関連情報を非表示にさせる。【選択図】図1

Description

本発明は、経路を案内する技術に関する。
従来、車両に搭載され、電子地図データを利用して、車両の現在地からユーザーによって予め設定された目的地までの経路探索を行い、その経路探索の結果に基づいて、経路案内を行うカーナビゲーション装置が知られている。このようなカーナビゲーション装置では、車両が、交差点、高速道路の入口/出口、高速道路の料金所などの所定の特定場所に近づくと、該特定場所を案内するための案内標識の詳細情報画面を、経路案内画面を背景として表示する場合がある。特許文献1には、案内経路における交差点の目印となる施設を拡大して示す交差点拡大図よりも先に方面看板画像を表示する技術が開示されている。
特開2015−137900号公報
しかしながら、経路案内画面を背景として案内標識の詳細情報画面を表示する構成においては、特定場所に到達するまでに長時間かかる場合、案内標識の詳細情報画面によって経路案内画面が長時間隠されてしまうため、案内経路を画面上で確認し難くなり、ユーザーにとっては使い勝手が悪い。このような問題は、車両に搭載された経路案内装置に限らず、車両に持ち込み可能な携帯電話や、タブレット機器などの携帯端末を利用した経路案内装置においても共通する。また、案内標識の詳細情報に限らず、案内標識には表されていない大きな交差点のレーン情報など、特定場所に関連する関連情報を表示する場合においても共通する。そこで、ユーザーの利便性を損なうことなく、案内経路と、特定場所に関連する関連情報とを表示する技術が望まれている。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一実施形態によれば、出発地から目的地までの経路を案内する経路案内装置が提供される。この経路案内装置は、現在位置を取得する現在位置取得部と;前記出発地から前記目的地に至る案内経路を、表示装置において、予め用意された地図データの示す地図上に表示させる案内経路表示制御部と;前記案内経路表示制御部が前記案内経路を前記表示装置に表示させている際に、前記案内経路において前記現在位置から前記目的地までの間に存在する特定場所に関連する関連情報を、前記表示装置に表示させる関連情報表示制御部と;を備え;前記関連情報表示制御部は、前記現在位置が前記特定場所に対して道のりとして第1長さだけ手前の位置に達したら前記関連情報を前記表示装置において前記地図上に表示させ、前記関連情報の前記表示装置への表示の後であって前記現在位置が前記特定場所に達するまでの間に、前記関連情報を非表示にさせる。
この形態の経路案内装置によれば、出発地から目的地に至る案内経路を表示している際に、現在位置が特定場所に対して道のりとして第1長さだけ手前の位置に達したら、案内経路における特定場所に関連する関連情報を表示し、関連情報の表示の後であって現在位置が特定場所に達するまでの間に、関連情報を非表示にするので、関連情報によって案内経路が長時間隠されてしまうことを抑制できる。このため、ユーザーの利便性を損なうことなく、案内経路と、特定場所に関連する関連情報とを表示できる。
(2)上記形態の経路案内装置において、前記関連情報表示制御部は、前記関連情報を前記表示装置に表示させた後、予め定められた時間経過後、前記関連情報を非表示にさせてもよい。この形態の経路案内装置によれば、関連情報を表示した後、予め定められた時間経過後、関連情報を非表示にするので、ユーザーは、予め定められた時間経過後には、関連情報に邪魔されることなく案内経路を確認できる。
(3)上記形態の経路案内装置において、前記関連情報表示制御部は、前記現在位置が前記特定場所に対して道のりとして前記第1長さよりも小さな第2長さだけ手前の位置に達した場合には、前記関連情報を前記表示装置において前記地図上に再び表示させてもよい。この形態の経路案内装置によれば、現在位置が特定場所に対して道のりとして第2長さだけ手前の位置に達した場合には、関連情報を再び表示するので、ユーザーは、最初に関連情報が表示された際よりも更に特定場所に接近したタイミングにおいて、再び関連情報を確認できる。したがって、関連情報の見逃しや見誤りが生じることを抑制できる。
(4)上記形態の経路案内装置において、前記特定場所に対して道のりとして前記第1長さだけ手前の地点から前記特定場所までに要する時間が予め定められた所定の時間よりも長くなる混雑状況であるか否かを特定する混雑状況特定部をさらに備え;前記関連情報表示制御部は、前記混雑状況特定部が前記混雑状況であると特定した場合には、前記関連情報を非表示にさせてもよい。この形態の経路案内装置によれば、混雑状況であると特定した場合には、関連情報を非表示にするので、混雑状況のために特定場所に至るまでに長時間を要する場合に、関連情報が長時間表示され続けることを抑制できる。このため、ユーザーは、案内経路を確認して混雑を避けるような経路の探索を行うことも可能となり、ユーザーの利便性を損なうことを抑制できる。
(5)上記形態の経路案内装置において、前記経路案内装置が搭載された車両の車速を取得する車速取得部をさらに備え;前記混雑状況特定部は、取得された前記車速を利用して前記混雑状況であるか否かを特定してもよい。この形態の経路案内装置によれば、経路案内装置が搭載された車両の車速を利用して混雑状況を特定するので、混雑状況であるか否かを容易に特定できる。
(6)上記形態の経路案内装置において、道路の交通状況に関する交通情報を取得する交通情報取得部をさらに備え;前記混雑状況特定部は、取得された前記交通情報を利用して前記混雑状況であるか否かを特定してもよい。この形態の経路案内装置によれば、道路の交通状況に関する交通情報を利用して混雑状況を特定するので、混雑状況であるか否かを容易に特定できる。
(7)上記形態の経路案内装置において、前記表示装置を、さらに備えていてもよい。この形態の経路案内装置によれば、表示装置を備えているので、経路案内装置とは別体の表示装置を予め準備する必要がなく、ユーザーの利便性を損なうことを抑制できる。
本発明は、種々の形態で実現することも可能である。例えば、経路案内方法や、経路案内システム、車載のナビゲーション装置、これらの装置や方法を実現するためのコンピュータプログラム等の形態においても実現できる。
本発明の第1実施形態としての経路案内装置の概略構成を示す説明図である。 関連情報表示処理の処理手順を示すフローチャートである。 ステップS110実行後における表示装置に表示された関連情報および案内経路を模式的に示す説明図である。 第2実施形態における経路案内装置の概略構成を示す説明図である。 第2実施形態における関連情報表示処理の処理手順を示すフローチャートである。 第3実施形態における関連情報表示処理の処理手順を示すフローチャートである。
A.第1実施形態:
A1.装置構成:
図1は、本発明の第1実施形態としての経路案内装置20の概略構成を示す説明図である。図1では、経路案内装置20に加えて、通信キャリアBSと、地図サーバー50とが表されている。経路案内装置20は、車両に搭載され、経路探索および経路案内を行うカーナビゲーション装置である。経路案内装置20は、ユーザーによって指定された出発地から目的地までの経路探索を行い、経路探索結果を、表示装置(後述の表示装置205)に表示して、出発地から目的地までの経路を案内する。このとき、経路案内装置20は、通信キャリアBSを介して、インターネットINTに接続された地図サーバー50にアクセスして、地図データ57を参照する。地図データ57についての説明は、後述する。経路案内装置20は、カーナビゲーション装置に限らず、車両に持ち込み可能なスマートフォン、携帯電話機、タブレット機器などの携帯型の情報端末、パーソナルコンピュータなどにより構成されていてもよい。
経路案内装置20は、CPU210と、ROM201と、RAM202と、通信部203と、現在位置取得部204と、表示装置205とを備える。
CPU210は、経路案内装置20全体を制御する。CPU210は、ROM201に予め格納されている制御プログラムをRAM202に展開して実行することにより、制御部211、指定受付部212、経路探索部213、経路案内部214、案内経路表示制御部215、関連情報表示制御部216として機能する。
制御部211は、指定受付部212、経路探索部213、経路案内部214、案内経路表示制御部215、関連情報表示制御部216をそれぞれ制御して、経路探索および経路案内を行う。
指定受付部212は、表示装置(後述の表示装置205)を介して、ユーザーから出発地や目的地の指定を受け付ける。出発地の指定がない場合には、後述の現在位置取得部204により取得された現在位置を出発地として指定してもよい。なお、指定受付部212は、出発地、目的地に限らず、経由地、到着時間などの他の任意の探索条件の指定を受け付けてもよい。また、指定受付部212は、表示装置(後述の表示装置205)に代えて、十字キーやテンキーなどの種々の物理的な操作ボタンを備え、それらの操作ボタンを介してユーザーからの操作を受け付けてもよい。
経路探索部213は、地図サーバー50に予め用意された地図データ57を参照して、出発地から目的地に至る経路の探索を行う。
経路案内部214は、探索した経路のうち、ユーザーにより決定された経路の案内を行う。具体的には、表示装置(後述の表示装置205)に表示された地図上の案内経路に、現在位置を示すマークを表示して、目的地までの案内を行う。
案内経路表示制御部215は、出発地から目的地に至る案内経路を、表示装置(後述の表示装置205)に表示された地図データ57の示す地図上に表示させる。例えば、案内経路として決定された道路を、他の道路と異なる色で表すことにより、案内経路を地図上に表示させてもよい。また、例えば、案内経路に沿って破線を描くことにより、案内経路を地図上に表示させてもよい。
関連情報表示制御部216は、案内経路において現在位置から目的地までの間に存在する特定場所に関連する関連情報を、表示装置(後述の表示装置205)に表示させる。本実施形態において、「特定場所」とは、例えば、交差点、分岐点、高速道路の入口/出口、高速道路の料金所、方面看板設置場所等の案内経路上の特徴的な場所であって予め定められた場所を意味する。また、「関連情報」とは、特定場所に関連する情報、例えば、特定場所を案内するための案内標識を拡大して示す情報や、案内標識には表れないような詳細な情報(例えばレーン情報)や、特定場所を立体表示して示す情報などが該当する。また、これらの情報に限らず、特定場所に関連する観光情報などであってもよい。関連情報表示制御部216は、関連情報を、案内経路表示制御部215が案内経路を表示装置205に表示させている際に、地図に重ねて表示させる。
通信部203は、送受信アンテナと無線基地局と交換局とを含む通信キャリアBSを介して、インターネットINTに接続された地図サーバー50にアクセスし、地図データ57の受信を行う。
現在位置取得部204は、経路案内装置20の現在位置を取得する。具体的には、GPS(Global Positioning System/全地球測位システム)を構成する人工衛星から受信した電波に基づいて、経路案内装置20(ユーザー)の現在位置(経度・緯度)を測位する。
表示装置205は、出発地や目的地の指定画面や、案内経路の表示画面、関連情報の表示画面などを表示する。より具体的には、表示装置205は、案内経路表示制御部215の指示に従い、案内経路を表示する。また、関連情報表示制御部の指示に従い、関連情報を表示する。本実施形態において、表示装置205は、経路案内装置20と一体となった構成を有する。表示装置205は、タッチパネルにより構成されており、指やスタイラスペンによるユーザーからのタッチ操作を受け付ける。
地図サーバー50は、通信部52と、制御部54と、地図データベース56とを備える。地図サーバー50は、インターネットINTを介して、経路案内装置20と通信を行う。地図サーバー50は、一般的なサーバー装置により構成されているので、その詳細な説明を省略する。
地図データベース56には、地図データ57が予め用意されている。地図データ57には、道路をリンクとノードとで表したネットワークデータや、道路や建物といった地物などを描画するためのポリゴンデータなどが含まれる。
制御部54は、図示しないCPUやメモリを備えており、地図サーバー50の動作全体を制御する。制御部54は、通信部52を介して、経路案内装置20からの要求に応じて、地図データ57を読み出して、経路案内装置20に送信する。
A2.関連情報表示処理:
図2は、関連情報表示処理の処理手順を示すフローチャートである。出発地および目的地が設定された後、ユーザーが経路案内装置20において、経路案内機能を呼び出すと、まず経路探索処理が実行される。経路探索処理では、指定された出発地から目的地に至る経路の探索が行われる。そして、探索した経路の中からユーザーが選択することにより案内経路が決定されると、目的地までの経路案内処理が実行される。関連情報表示処理は、経路案内処理の開始とともに開始される。
現在位置取得部204は、現在位置を取得する(ステップS100)。具体的には、現在位置取得部204は、現在位置の経度・緯度を測位し、通信部203を介して、地図データ57を参照する。現在位置取得部204は、得られた経度・緯度に基づいて、地図データ57の示す地図上での現在位置を取得する。
関連情報表示制御部216は、現在位置が特定場所に対して道のりとして第1長さだけ手前の位置(以下、「第1手前位置」と呼ぶ。)に達したか否かを判定する(ステップS105)。具体的には、現在位置が特定場所に到達する手前の位置であり、かつ、地図データ57の示す地図上での現在位置と特定場所との間の道のりが第1長さ以下であるか否かを判定する。本実施形態において、「第1長さ」とは、一般道路における経路案内においては1kmであり、高速道路における経路案内においては2kmである。なお、1kmや2kmに限らず、他の任意の値であってもよい。
現在位置が第1手前位置に達していないと判定された場合(ステップS105:NO)、ステップS100に戻り、現在位置が第1手前位置に達したと判定されるまで、上述のステップS100およびステップS105の処理が繰り返し実行される。これに対して、現在位置が第1手前位置に達したと判定された場合(ステップS105:YES)、関連情報表示制御部216は、関連情報を表示装置205に表示させる(ステップS110)。
図3は、ステップS110実行後における表示装置205に表示された関連情報300および案内経路r1を模式的に示す説明図である。図3では、案内経路r1を破線で表している。表示装置205には、地図と共に案内経路r1が表示されている。また、表示装置205には、地図を背景として関連情報300が表示されている。関連情報300は、案内経路r1における特定場所(高速道路出口(料金所))でのユーザーが進むべき経路を示している。図3に示すように、関連情報300は、地図の前面に表示されるため、関連情報300により隠れた部分の道路などの地物は、確認できなくなっている。
図2に示すように、関連情報300が表示されると、関連情報表示制御部216は、関連情報300を表示後所定時間経過したか否かを判定する(ステップS115)。本実施形態において、「所定時間」は、経路案内装置20において予め定められており、5秒に設定されている。なお、5秒に限らず、他の任意の値に設定されていてもよい。関連情報300を表示後所定時間経過していないと判定された場合(ステップS115:NO)、ステップS110に戻り、関連情報300を表示後所定時間経過したと判定されるまで、上述のステップS110およびステップS115の処理が繰り返し実行される。これに対して、関連情報300を表示後所定時間経過したと判定された場合(ステップS115:YES)、関連情報表示制御部216は、関連情報300を非表示にする(ステップS120)。このとき、図3に示す例では、関連情報300に隠れていた案内経路r1の一部が表示されることとなる。
図2に示すように、関連情報300が非表示にされると、関連情報表示制御部216は、現在位置が特定場所に対して道のりとして第2長さだけ手前の位置(以下、「第2手前位置」と呼ぶ)に達したか否かを判定する(ステップS125)。このとき、関連情報表示制御部216は、上述のステップS105と同様に、現在位置が特定場所に到達する手前の位置であり、かつ、地図データ57の示す地図上での現在位置と特定場所との間の道のりが第2長さ以下であるか否かを判定する。本実施形態において、「第2長さ」とは、300mである。なお、300mに限らず、第1長さよりも小さな値であれば、他の任意の値であってもよい。
ステップS125において、現在位置が第2手前位置に達していないと判定された場合(ステップS125:NO)、ステップS120に戻り、現在位置が第2手前位置に達したと判定されるまで、上述のステップS120およびステップS125の処理が繰り返し実行される。これに対して、現在位置が第2手前位置に達したと判定された場合(ステップS125:YES)、関連情報表示制御部216は、関連情報300を表示装置205に再び表示させる(ステップS130)。
図2に示すように、関連情報300が再び表示されると、関連情報表示制御部216は、特定場所に到着したか否かを判定する(ステップS135)。このとき、関連情報表示制御部216は、現在位置が特定場所と一致しているか否かにより判定する。したがって、図2では省略されているが、ステップS135では、まず、現在位置がステップS100とは別に改めて取得される。現在位置が特定場所と一致している場合には、特定場所に到着したと判定し(ステップS135:YES)、関連情報300を非表示にし(ステップS140)、関連情報表示処理はステップS100に戻る。したがって、案内経路上に次の特定場所が存在する場合には、ステップS110以降が再び実行されることとなる。関連情報表示処理は、経路案内処理の終了とともに終了する。
特定場所に到着していないと判定された場合(ステップS135:NO)、ステップS130に戻り、特定場所に到着していると判定されるまで、上述のステップS130およびステップS135の処理が繰り返し実行される。
以上説明した、本実施形態の経路案内装置20によれば、出発地から目的地に至る案内経路r1を表示している際に、現在位置が第1手前位置に達したら、案内経路r1における特定場所に関連する関連情報300を表示し、関連情報300を表示した後、予め定められた時間経過後、関連情報300を非表示にするので、関連情報300によって案内経路r1が長時間隠されてしまうことを抑制し、関連情報300に邪魔されることなく案内経路r1を確認することができる。加えて、現在位置が第2手前位置に達した場合には、関連情報300を再び表示するので、ユーザーは、最初に関連情報300が表示された際よりも更に特定場所に接近したタイミングにおいて、再び関連情報300を確認でき、関連情報300の見逃しや見誤りが生じることを抑制できる。このため、ユーザーの利便性を損なうことなく、案内経路r1と、特定場所に関連する関連情報300とを表示することができる。加えて、経路案内装置20は、表示装置205を備えているので、経路案内装置20とは別体の表示装置を予め準備する必要がなく、ユーザーの利便性を損なうことを抑制できる。
B.第2実施形態:
B1.装置構成:
図4は、第2実施形態における経路案内装置20aの概略構成を示す説明図である。第2実施形態における経路案内装置20aは、CPU210に代えてCPU210aを備えている点と、車速取得部206および交通情報取得部207を追加して備えている点とにおいて、第1実施形態の経路案内装置20と異なる。第2実施形態の経路案内装置20aにおけるその他の構成は、第1実施形態の経路案内装置20と同じであるので、同一の構成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第2実施形態のCPU210aは、混雑状況特定部217を追加して備えている点において、第1実施形態のCPU210と異なる。混雑状況特定部217は、第1手前位置の地点から特定場所までの間の交通状況(トラフィック)が混雑状況であるか否かを特定する。本実施形態では、「混雑状況」とは、或る区間を通過する場合において、区間の終点に達するまでに要するであろう時間が、予め定められた所定の時間よりも長くなると推測される状況を意味する。「所定の時間」は、第1手前位置から特定場所までの区間を所定の速度(例えば、平均的な速度)で通過する場合に要する時間であり、本実施形態では、15分に設定されている。なお、15分に限らず、他の任意の値に設定されていてもよい。
混雑状況特定部217は、車速および道路の交通状況に関する交通情報等の情報を利用して、混雑状況であるか否かを特定する。具体的には、経路案内装置20aのユーザーが高速道路を走行中の場合において、経路案内装置20aが搭載された車両の車速が所定時速より遅い場合には、混雑状況であると特定する。本実施形態において、所定時速は、時速20kmである。なお、所定時速は、時速20kmに限らず、他の任意の時速であってもよい。また、後述の交通情報取得部207が取得する交通情報において、渋滞情報を取得した場合には、混雑状況であると特定する。
車速取得部206は、経路案内装置20aの搭載されている車両の速度を取得する。本実施形態において、車速取得部206は、加速度センサにより構成されている。車速は、現在位置と所定時間だけ前の位置とにおける、加速度センサによって得られる加速度の変化に基づいて、算出される。なお、車速取得部206は、加速度センサに代えて、GPSにより構成されていてもよいし、車両に搭載されたスピードメータの情報に基づいて車速を取得してもよい。
交通情報取得部207は、交通状況に関する交通情報を取得する。本実施形態において、「交通状況に関する交通情報」とは、VICS(Vehicle Information and Communication System/VICSは登録商標)から提供される交通情報を意味する。この交通情報は、例えば、高速道路や一般道路における渋滞情報や規制情報(事故、工事、災害、気象条件等による規制情報)等である。VICSからの情報は、道路を表すVICSリンクを識別するための固有の道路リンクID(VICSリンク番号)を用いて、例えば、電波ビーコンや、光ビーコン、FM多重放送によって提供される。
B2.関連情報表示処理:
図5は、第2実施形態における関連情報表示処理の処理手順を示すフローチャートである。第2実施形態の関連情報表示処理は、ステップS115に代えてステップS115aを実行する点と、ステップS116を追加して実行する点とにおいて、第1実施形態の関連情報表示処理と異なる。第2実施形態の関連情報表示処理におけるその他の手順は、第1実施形態の関連情報表示処理と同じであるので、同一の手順には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第2実施形態の関連情報表示処理では、混雑状況であると特定されたか否かに応じて関連情報300を非表示する。具体的には、図5に示すように、関連情報300が表示されると(ステップS110)、関連情報表示制御部216は、混雑状況であると特定されたか否かを判定する(ステップS115a)。混雑状況であると特定された場合(ステップS115a:YES)、上述のステップS120が実行され、関連情報300は非表示にされる。その後、上述のステップS125〜ステップS140が実行される。これに対して、混雑状況であると特定されない場合(ステップS115a:NO)、関連情報表示制御部216は、特定場所に到着したか否かを判定する(ステップS116)。このとき、関連情報表示制御部216は、上述のステップS135と同様に、現在位置が特定場所と一致しているか否かにより判定する。特定場所に到着したと判定された場合(ステップS116:YES)、関連情報表示制御部216は、関連情報300を非表示にする(ステップS140)。これに対して、特定場所に到着していないと判定された場合、関連情報表示制御部216は、ステップS110に戻り、特定場所に到着したと判定されるまで、上述のステップS110、ステップS115aおよびステップS116の処理が繰り返し実行される。
以上説明した第2実施形態の経路案内装置20aによれば、出発地から目的地に至る案内経路r1を表示している際に、現在位置が第1手前位置に達したら、案内経路r1における特定場所に関連する関連情報300を表示し、関連情報300を表示した後、混雑状況であると特定した場合には、関連情報300を非表示にするので、混雑状況のために特定場所に至るまでに長時間を要する場合に、関連情報300が長時間表示され続けることを抑制できる。このため、ユーザーは、案内経路r1を確認して混雑を避けるような経路の探索を行うことも可能となり、ユーザーの利便性を損なうことを抑制できる。また、混雑状況であるか否かの特定を、車速と道路の交通状況に関する交通情報とを利用して特定するので、混雑状況であるか否かを容易に特定できる。
C.第3実施形態:
C1.装置構成:
第3実施形態における経路案内装置20は、図1に示す、第1実施形態における経路案内装置20と同じであるので、その詳細な説明は省略する。
C2.関連情報表示処理:
図6は、第3実施形態における関連情報表示処理の処理手順を示すフローチャートである。第3実施形態の関連情報表示処理は、ステップS115における「所定時間」の設定値と、ステップS117およびステップS121を追加して実行する点とにおいて、第1実施形態の関連情報表示処理と異なる。第3実施形態の関連情報表示処理におけるその他の手順は、第1実施形態の関連情報表示処理と同じであるので、同一の手順には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第3実施形態の関連情報表示処理では、ステップS110が実行されて関連情報300を表示後、所定時間経過以前に、現在位置が第2手前位置(特定の場所に対して道のりとして第2長さ手前の位置)に達している場合には、関連情報300を非表示にせずに継続して表示する。これに対して、所定時間経過しても第2手前位置に達していない場合には、関連情報300を非表示にし、その後、第2手前位置に達した後に関連情報300を再表示する。ここで、上述の「所定時間」(ステップS115における所定時間)として、本実施形態では、混雑状況ではない状況(以下、「平常状況」と呼ぶ)における第1手前位置から第2手前位置までの間を平均車速で走行した場合に要すると推定される時間が設定されている。具体的には、特定場所が高速道路出口(料金所)であり、高速道路における第1手前位置が特定場所から2kmの地点、第2手前位置が特定場所から300mの地点であって、第1手前位置から第2手前位置までの平均車速が時速60km〜80km程度である場合には、第1手前位置から第2手前位置に達するまでに要すると推定される時間として、例えば、1分30秒が設定され得る。平均車速は、例えば、平常状況において第1手前位置から第2手前位置までの間を走行する車の速度を測定し、これら速度の平均値として設定してもよい。なお、第1手前位置から第2手前位置までの道のり、平均車速に加えて、例えば、天候やイベントの有無といった車速に影響を与えるような要因も加味して所定時間を設定してもよい。以下、第3実施形態における関連情報表示処理の詳細手順について説明する。
図6に示すように、ステップS110が実行されて関連情報300が表示された後、上述のステップS115(所定時間経過したか否かの判定処理)が実行される。第3実施形態のステップS115における所定時間は、上述したように、本実施形態では、1分30秒が設定されている。
所定時間経過したと判定された場合(ステップS115:YES)、関連情報表示制御部216は、現在位置が第2手前位置に達したか否かを判定する(ステップS117)。かかるステップS117の詳細手順は、上述した第1実施形態におけるステップS125の詳細手順と同じであるので、その詳細な説明を省略する。ステップS117において、現在位置が第2手前位置に達したと判定された場合(ステップS117:YES)、関連情報表示制御部216は、関連情報300を表示装置205に継続表示する(ステップS121)。つまり、ステップS110で関連情報300を表示した状態を継続する。その後、特定場所に到着したと判定されるまで、上述のステップS121およびステップS135の処理が繰り返し実行される。このように、ステップS110、S115、S117、S121、S135がこの順序で実行される場合とは、すなわち、第1手前位置から第2手前位置までの間が平常状況であって、スムーズに第2手前位置に達した場合である。この場合、関連情報300を継続して表示させても、案内経路r1が関連情報300によって隠されてしまう時間は比較的短く、ユーザーの利便性は損なわれない。上述のステップS135において特定場所に到着したと判定された場合には、第1実施形態と同様に、関連情報300が非表示となる(ステップS140)。
これに対して、現在位置が第2手前位置に達していないと判定された場合(ステップS117:NO)、上述のステップS120の処理が実行され、関連情報300は非表示となる。このように、ステップS110、S115、S117、S120がこの順序で実行される場合とは、すなわち、第1手前位置から第2手前位置までの間が混雑状況であって、第2手前位置に達するまでに長時間を要する場合である。この場合、第3実施形態の経路案内装置20では、関連情報300を非表示にするので、案内経路r1が関連情報300によって長時間隠されてしまうことを抑制でき、ユーザーの利便性は損なわれない。上述のステップS120が実行された後、上述のステップS125〜ステップS140の処理が実行される。したがって、第2手前位置に達した場合に関連情報300が再表示され(ステップS130)、特定場所に到着した場合に(ステップS135:YES)、関連情報300が非表示となる(ステップS140)。
以上説明した第3実施形態の経路案内装置20によれば、第1実施形態の経路案内装置20と同様な効果を奏する。加えて、第3実施形態の経路案内装置20では、混雑状況であるか否かを判定することなく、混雑状況と想定される場合には関連情報300を非表示とし、平常状況と想定される場合には関連情報300を継続して表示させることができる。このため、第3実施形態の経路案内装置20では、混雑状況であるか否かを特定する機能部、例えば、第2実施形態の経路案内装置20aが備える混雑状況特定部217を備えなくて済み、CPU210の処理負荷を軽減できる、或いは、CPU210、ROM201およびRAM202等のハードウェア資源を低減化できる、といった効果を奏する。
D.変形例:
D1.変形例1:
上記各実施形態では、経路探索部213が経路探索を行っていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、経路探索サーバーをさらに備える構成において、経路案内装置20、20aから経路探索サーバーに対して、指定された出発地および目的地を送信し、これらを受信した経路探索サーバーが地図データ57を参照して経路探索を行い、経路探索の結果を経路案内装置20、20aに送信する構成であってもよい。このような構成においても、各実施形態と同様の効果を奏する。
D2.変形例2:
上記各実施形態では、経路案内装置20、20aは、表示装置205を備えていたが、本発明はこれに限定されない。経路案内装置20、20aは、表示装置205を備えていなくてもよい。かかる構成では、経路案内装置20、20aとは別体の表示装置であって、経路案内装置20、20aに接続されている表示装置に案内経路r1および関連情報300を表示させてもよい。具体的には、例えば、経路案内装置が搭載された車両に携帯型の情報端末を持ち込み、かかる情報端末の表示装置に、案内経路r1および関連情報300を表示させてもよい。このような構成においても、各実施形態と同様の効果を奏する。
D3.変形例3:
上記各実施形態では、経路案内部214は、ユーザーにより決定された経路の案内を行っていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、目的地までの経路案内中に、経路案内装置20、20aが搭載された車両の現在位置が案内中の経路から外れた場合には、経路探索をやり直して新たな経路案内を行ってもよい。また、目的地が指定されない場合には、経路案内を行うことなく、表示装置205に車両の現在位置を表示してもよい。このような構成においても、各実施形態と同様の効果を奏する。
D4.変形例4:
上記各実施形態において、関連情報300を非表示にさせた後、現在位置が第2手前位置に達している場合、関連情報300を再び表示させていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、関連情報300を非表示にさせた後、関連情報300を再表示させなくてもよい。これらの構成においても、本実施形態と同様の効果を奏する。
D5.変形例5:
上記第2実施形態において、車速および道路の交通状況に関する交通情報のいずれも利用して混雑状況であるか否かを特定していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、所定時速が時速20kmであり、かつ、渋滞情報を取得した場合には、混雑状況であると特定してもよい。この場合には、車両の故障が原因で時速20kmで走行している場合に混雑状況であると特定されることや、渋滞情報を取得してすぐに渋滞が解消された場合に混雑状況であると特定されることを抑制できる。また、例えば、車速のみを利用して混雑状況であるか否かを特定してもよいし、交通情報のみを利用して混雑状況であるか否かを特定してもよい。車速のみを利用する場合には、経路案内装置20aは、交通情報取得部207を省略してもよい。また、道路の交通状況に関する交通情報のみを利用する場合には、経路案内装置20aは、車速取得部206を省略してもよい。これらの構成においても、本実施形態と同様の効果を奏する。
D6.変形例6:
上記各実施形態において、関連情報300は、地図上の案内経路r1に重ねて表示されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、関連情報300の表示箇所は、地図上における案内経路r1と重ならない位置であってもよい。この場合、案内経路r1近くの建物等の地物を確認できないという不便さを解消し得る。したがって、このような構成においても、上記各実施形態と同様の効果を奏する。
D7.変形例7:
上記実施形態において、GPSを利用して現在位置を取得していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、GLONASS(Global Navigation Satellite System)や、Galile oなどのGPS以外の他の衛星測位システム(Satellite Navigation System)、換言すると、世界的航法衛星システム(GNSS:Global Navigation Satellite System)を利用してもよい。このような構成においても、上記各実施形態と同様の効果を奏する。
D8.変形例8:
実施形態および変形例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。また、本発明の機能の一部または全部がソフトウェアで実現される場合には、そのソフトウェア(コンピュータプログラム)は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納された形で提供することができる。この発明において、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスクやCD−ROMのような携帯型の記録媒体に限らず、各種のRAMやROM等のコンピュータ内の内部記憶装置や、ハードディスク等のコンピュータに固定されている外部記憶装置も含んでいる。すなわち、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、データを一時的ではなく固定可能な任意の記録媒体を含む広い意味を有している。
本発明は、上述の実施形態および変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
20、20a…経路案内装置
50…地図サーバー
52…通信部
54…制御部
56…地図データベース
57…地図データ
201…ROM
202…RAM
203…通信部
204…現在位置取得部
205…表示装置
206…車速取得部
207…交通情報取得部
210、210a…CPU
211…制御部
212…指定受付部
213…経路探索部
214…経路案内部
215…案内経路表示制御部
216…関連情報表示制御部
217…混雑状況特定部
300…関連情報
BS…通信キャリア
INT…インターネット
r1…案内経路

Claims (9)

  1. 出発地から目的地までの経路を案内する経路案内装置であって、
    現在位置を取得する現在位置取得部と、
    前記出発地から前記目的地に至る案内経路を、表示装置において、予め用意された地図データの示す地図上に表示させる案内経路表示制御部と、
    前記案内経路表示制御部が前記案内経路を前記表示装置に表示させている際に、前記案内経路において前記現在位置から前記目的地までの間に存在する特定場所に関連する関連情報を、前記表示装置に表示させる関連情報表示制御部と、
    を備え、
    前記関連情報表示制御部は、
    前記現在位置が前記特定場所に対して道のりとして第1長さだけ手前の位置に達したら前記関連情報を前記表示装置において前記地図上に表示させ、前記関連情報の前記表示装置への表示の後であって前記現在位置が前記特定場所に達するまでの間に、前記関連情報を非表示にさせる、
    経路案内装置。
  2. 請求項1に記載の経路案内装置において、
    前記関連情報表示制御部は、
    前記関連情報を前記表示装置に表示させた後、予め定められた時間経過後、前記関連情報を非表示にさせる、
    経路案内装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の経路案内装置において、
    前記関連情報表示制御部は、
    前記現在位置が前記特定場所に対して道のりとして前記第1長さよりも小さな第2長さだけ手前の位置に達した場合には、前記関連情報を前記表示装置において前記地図上に再び表示させる、
    経路案内装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の経路案内装置において、
    前記特定場所に対して道のりとして前記第1長さだけ手前の地点から前記特定場所までに要する時間が予め定められた所定の時間よりも長くなる混雑状況であるか否かを特定する混雑状況特定部をさらに備え、
    前記関連情報表示制御部は、前記混雑状況特定部が前記混雑状況であると特定した場合には、前記関連情報を非表示にさせる、
    経路案内装置。
  5. 請求項4に記載の経路案内装置において、
    前記経路案内装置が搭載された車両の車速を取得する車速取得部をさらに備え、
    前記混雑状況特定部は、取得された前記車速を利用して前記混雑状況であるか否かを特定する、
    経路案内装置。
  6. 請求項4または請求項5に記載の経路案内装置において、
    道路の交通状況に関する交通情報を取得する交通情報取得部をさらに備え、
    前記混雑状況特定部は、取得された前記交通情報を利用して前記混雑状況であるか否かを特定する、
    経路案内装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の経路案内装置において、
    前記表示装置を、さらに備える、
    経路案内装置。
  8. 出発地から目的地までの経路を案内する経路案内方法であって、
    (a)現在位置を取得する工程と、
    (b)前記出発地から前記目的地に至る案内経路を、表示装置において、予め用意された地図データの示す地図上に表示させる工程と、
    (c)前記工程(b)において前記案内経路を前記表示装置に表示させている際に、前記案内経路において前記現在位置から前記目的地までの間に存在する特定場所に関連する関連情報を、前記表示装置に表示させる工程と、
    を備え、
    前記工程(c)は、
    (c1)前記現在位置が前記特定場所に対して道のりとして第1長さだけ手前の位置に達したら前記関連情報を前記表示装置において前記地図上に表示させ、前記関連情報の前記表示装置への表示の後であって前記現在位置が前記特定場所に達するまでの間に、前記関連情報を非表示にさせる工程を、含む、
    経路案内方法。
  9. 出発地から目的地までの経路を案内するためのコンピュータプログラムであって、
    現在位置を取得する機能と、
    前記出発地から前記目的地に至る案内経路を、表示装置において、予め用意された地図データの示す地図上に表示させる機能と、
    前記案内経路を前記表示装置に表示させている際に、前記案内経路において前記現在位置から前記目的地までの間に存在する特定場所に関連する関連情報を、前記表示装置に表示させる表示制御機能と、
    をコンピュータに実現させ、
    前記表示制御機能は、
    前記現在位置が前記特定場所に対して道のりとして第1長さだけ手前の位置に達したら前記関連情報を前記表示装置において前記地図上に表示させ、前記関連情報の前記表示装置への表示の後であって前記現在位置が前記特定場所に達するまでの間に、前記関連情報を非表示にさせる機能を、含む、
    プログラム。
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