JP2018059369A - 止水扉 - Google Patents

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Abstract

【課題】 扉体の表裏面の水密性を向上する。【解決手段】 第1扉体21が開口を略閉鎖した閉鎖位置から枠側止水部材2に押し付けられて該枠側止水部材2を所定量弾性変形させた止水位置になるまで移動するようにした止水扉であって、第1扉体21の外面の基台44に支持され外側で回動する係合部材41と、第1扉体21以外の部分で係合部材41の先端側に摺接して第1扉体21を止水位置側へ移動させるカム斜面42a1とを備え、基台44が、第1扉体21の外面を貫通することなく該外面に固定されている。【選択図】 図3

Description

本発明は、水の浸入を抑制する止水扉に関するものである。
止水扉は、ビルや、家屋、倉庫等の建築物を含む構造物に形成された開口を、豪雨等による水の氾濫時に閉鎖して、該構造物内への水の浸入を防ぐものである。
従来、このような止水扉には、例えば特許文献1に記載されるように、構造物の開口に設けられる枠体と、この枠体に回動可能に支持されて前記開口を開閉する扉体と、この扉体を回動可能かつ枠厚方向へ平行移動可能に支持する二軸蝶番と、閉鎖状態の扉体と枠体との間に挟まれて弾性変形するパッキンと、扉体の両面から突出したグレモンハンドルとを具備したものがある。
この従来技術によれば、扉体表面のレバーハンドルの操作により扉体を閉鎖した後、その閉鎖状態で、グレモンハンドルを回転操作すれば、扉体をパッキンへ強く押し付けるように平行移動させることができ、良好な水密性能を得ることができる。
特開2015−25274号公報
しかしながら、上記従来技術では、グレモンハンドルの回転軸を扉体に貫通する構造であるため、その貫通部分の隙間から水漏れを生じるおそれがあり、前記隙間部分の止水構造にコストがかってしまう場合がある。
このような課題に鑑みて、本発明は、以下の構成を具備するものである。
中央側に開口を有する環状の枠体と、この枠体内で回動して前記開口を開閉する扉体と、前記枠体に環状に取り付けられた枠側止水部材とを備え、前記扉体が前記開口を略閉鎖した閉鎖位置から前記枠側止水部材に押し付けられて該枠側止水部材を所定量弾性変形させた止水位置になるまで移動するようにした止水扉であって、前記扉体の外面の基台に支持され前記扉体の外側で回動する係合部材と、前記扉体以外の部分で前記係合部材の先端側に摺接して前記扉体を前記止水位置側へ移動させるカム斜面とを備え、前記基台が、前記扉体の外面を貫通することなく該外面に固定されていることを特徴とする止水扉。
本発明は、以上説明したように構成されているので、簡素な構造でもって扉体の表裏面の水密性を向上することができる。
本発明に係る止水扉の一例を示す正面図である。 同止水扉の背面図である。 図1におけるIII-III線に沿う断面図である。 (a)は、閉鎖位置にある第1扉体と枠側止水部材の関係を示す正面図であり、(b)は(a)のb−b線に沿う断面図である。 (a)は、図4におけるV−V線に沿う断面位置において、先に閉鎖した第1扉体に第2扉体が接近している状態を示し、(b)は、第1扉体及び第2扉体が閉鎖位置になった状態を示す。 (c)は、第1扉体が止水位置になった状態を示し、(d)は、第2扉体が止水位置になった状態を示す。 図4におけるVII−VII線に沿う断面位置において、枠側止水部材と第1扉体と第2扉体の関係を示す。 図1のVIII−VIII線に沿う要部断面図であり、係合部材を突出させた状態を示す。 第1扉戸先側係脱機構の一例を示す要部拡大図である。 図1のX−X線に沿う要部断面図であり、係合部材を突出させた状態を示す。 棒状部材を嵌め合わせるための受部材の一例を示し、(a)は平面図、(b)は扉厚方向の中央で切断した断面図である。 出没ユニットの一例を示し、(a)は平面図、(b)は(a)に対する側面図である。
本実施の形態では、以下の特徴を開示している。
第1の特徴は、中央側に開口を有する環状の枠体と、この枠体内で回動して前記開口を開閉する扉体と、前記枠体に環状に取り付けられた枠側止水部材とを備え、前記扉体が前記開口を略閉鎖した閉鎖位置から前記枠側止水部材に押し付けられて該枠側止水部材を所定量弾性変形させた止水位置になるまで移動するようにした止水扉であって、前記扉体の外面の基台に支持され前記扉体の外側で回動する係合部材と、前記扉体以外の部分で前記係合部材の先端側に摺接して前記扉体を前記止水位置側へ移動させるカム斜面とを備え、前記基台が、前記扉体の外面を貫通することなく該外面に固定されている(図3参照)。
第2の特徴として、前記係合部材は、扉体面から突出するように前記基台に回転可能に支持された回転軸の先端側に固定され、前記回転軸を中心とした径方向の一端側に前記カム斜面に摺接する係合突部を有するとともに、その他端側に回転操作のためのハンドル部を有する(図9参照)。
第3の特徴は、前記基台及び前記係合部材が、前記扉体における戸先寄り且つ下端寄りに設けられ、前記カム斜面が、前記枠体側の不動部位に設けられている(図2及び図5参照)。
第4の特徴は、前記基台が、前記扉体の面に溶接されている(図2参照)。
第5の特徴は、前記枠体側の不動部位に、前記係合部材の先端側を挿入可能な被係合凹部が設けられ、前記被係合凹部は、その開口縁を傾斜状に形成して前記カム斜面にしている。
<具体的実施態様>
次に、上記特徴を有する具体的な実施態様について、図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下の説明において、「上流側」とは、前記開口部を水が通過するものと想定した場合において、水が流れて来る方向側を意味する。また、「下流側」とは、水が流れて行く方向側を意味する。図示例では、止水扉Aよりも上流側を屋外側とし、同止水扉Aよりも下流側を屋内側としている。
また、以下の説明において、「戸先側」とは、第1扉体21又は第2扉体22の扉幅方向における先端側(自由端側)を意味し、「戸尻側」とは、前記戸先側に対する逆側を意味する。
図1〜図12は、本発明に係る止水扉Aを示している。この止水扉Aは、ビルや、家屋、倉庫等の建築物、トンネルや、地下道を含む構造物の開口部に設置されて、該開口部への水の通過を阻むものである。
止水扉Aは、中央側に開口を有する環状の枠体10と、この枠体10内の左右両側で回動して前記開口を開閉する第1扉体21及び第2扉体22と、閉鎖状態の第1扉体21を枠体10に対し係止する扉係止装置Fと、閉鎖位置にある第1扉体21を屋内側へ移動して止水位置にする第1扉圧接装置S1と、閉鎖位置にある第2扉体22を屋内側へ移動して止水位置にする第2扉圧接装置S2とを備える(図1及び図2参照)。
枠体10は、上下の横枠部材10a,10aと左右の縦枠部材10b,10bにより中央部を開口した一体の矩形枠状に構成される(図1及び図2参照)。
横枠部材10aと縦枠部材10bの各々は、鋼板等の金属材料を曲げ加工してなり、その内縁側に、下流側へ凹んで枠内側へ突出する略凹状の受片11を有する。各受片11は、第1扉体21及び第2扉体22の外縁側部分を、気密部材1及び枠側止水部材2を介して、その下流側から受けている(図3参照)。
各受片11の突端側には、下流側へ突出するように四方枠12が接続固定されている(図3参照)。
四方枠12は、枠体10の下流側にて、枠内の通路を上下左右から囲む板金製の矩形状枠体である。この四方枠12は、枠体10の受片11に嵌め合せられ、周知の止着手段(例えば溶接やネジ止め等)によって止着されている。
四方枠12の前端側は、受片11の受け面よりも前方へ突出している。したがって、四方枠12の前端側、及び受片11は、前方を開口した断面凹状に構成される(図3参照)。この凹状部分は、枠体10の内縁に沿って無端矩形環状に連続しており、その内部には、先端部を上流側へ向けるようにして、気密部材1と枠側止水部材2が嵌め合せられている。
気密部材1は、無端矩形環状の受片11の略全周にわたり連続して設けられ、第1扉体21及び第2扉体22が枠体10内の開口を閉塞した状態で、該第1扉体21及び第2扉体22の背面(下流側面)と受片11の間に挟まれて弾性変形する。この気密部材1は、主に気体の通過を阻むように作用するが、水や音の通過を抑制する作用もある。
この気密部材1は、例えば、エラストマー樹脂やその他の弾性樹脂材料、合成ゴム等から形成され、図示例によれば、断面中空状に形成される。
枠側止水部材2は、気密部材1よりも枠内側において、無端矩形環状の受片11の略全周にわたり連続して環状に設けられる。この枠側止水部材2は、第1扉体21及び第2扉体22が開口部aを閉鎖した閉鎖位置になった後、第1扉圧接装置S1及び第2扉圧接装置S2の操作により更に下流側へ若干移動して止水位置になった際に、第1扉体21及び第2扉体22の下流側面と受片11の間に挟まれて弾性変形する(図8参照)。
この枠側止水部材2は、主に水の浸入を阻む作用を奏するが、気体や音の浸入を阻む作用も兼ね備えている。
枠側止水部材2は、例えば、エラストマー樹脂やその他の弾性樹脂材料、合成ゴム等から形成され、図示例によれば、先端側を枠外方向へ向けた断面中実状に形成され、気密部材1よりも柔軟性を有し且つ強い弾発力を有する。
なお、枠側止水部材2の他例としては、独立気泡を有する軟質樹脂材料や、スポンジ状の軟質樹脂材料、中空部を有する軟質樹脂材料等から形成した態様や、図示例以外の断面形状とした態様等とすることも可能である。
この枠側止水部材2は、枠体10の受片11に沿って環状に設けられるが、部分的に継ぎ合わせ部分(図示せず)を有する。この継ぎ合わせ部分は、第1扉体21の戸先側と、第2扉体22の戸先側とが重なり合う召合せ部分(図1における扉幅方向の略中央部)に対し、枠側止水部材2の延設方向に離れた位置に設けるのが好ましい。
また,第1扉体21及び第2扉体22は、横幅方向の一方側(図示例によれば左側)と、その他方側で回動する両開きタイプの扉体である。
第1扉体21は、先に閉鎖される方の扉体であって子扉と呼称される場合もある。第2扉体22は、第1扉体21よりも後に閉鎖される方の扉体であって親扉と呼称される場合もある。
これら第1扉体21と第2扉体22の幅寸法の大小関係は、図示例によれば略同一としているが、その一方が他方よりも大きくてもよい。
第1扉体21は、略矩形板状に形成され、左右辺部のうち、その一方(図1によれば左側)の辺部が、枠体10の一方の縦枠部材10bに対し、複数の二軸蝶番3を介して支持されている。
この第1扉体21は、上側の横枠部材10aに設けられる周知の閉鎖順序規制装置15(図2参照)により、第2扉体22が先に閉鎖動作した場合でも該第2扉体22よりも先に全閉するように規制される。
なお、図2において、符号16は、第1扉体21及び第2扉体22の閉鎖速度を調整するドアクローザである。
この第1扉体21の戸先側には、後から閉鎖される第2扉体22の戸先側部分(詳細には召合せ止水部材22a)を上下方向にわたって下流側から受けて、その上下端側の裏面を枠側止水部材2に重ね合わせる受部21bが形成されている(図4〜図7参照)。
受部21bは、上下方向へ連続するとともにその上下端側を枠側止水部材2に重ね合わせるように形成された第1の受部21b1と、第1の受部21b1よりも戸先側で上下方向へ連続するとともにその上下端側を枠側止水部材2に重ね合わせないように第1の受部21b1よりも上下方向に短く形成された第2の受部21b2とを具備し(図4参照)、第2の受部21b2を第1の受部21b1よりも扉裏側(下流側)に位置する段状に形成されている(図5参照)。
第1の受部21b1の上端側と下端側の表面には、戸先方向へ向かって枠側止水部材2の表面に徐々に近づく傾斜面部21b11が設けられている(図7参照)。
なお、図4中の破線は、傾斜方向に対し直交する複数の線であり、傾斜面部21b11の表面が傾斜していることを等高線状に表現している。
また、第2扉体22は、略矩形板状に形成され、左右辺部のうち、その他方(図1によれば右側)の辺部を、枠体10の他方の縦枠部材10bに対し、複数の二軸蝶番3を介して支持している。
この第2扉体22は、先に述べた閉鎖順序規制装置15(図2参照)により、第1扉体21よりも後に全閉されるように閉鎖動作が規制されている。
この第2扉体22の戸先側には、第1扉体21の戸先側の受部21bの表面に重なり合うようにして押し付けられ弾性変形する召合せ止水部材22aが嵌合されている(図5〜図7参照)。
詳細に説明すれば、第2扉体22は、その戸先側における裏側(下流側)寄りに、召合せ止水部材22aを嵌め合わすための凹状嵌合部22bを有する。
凹状嵌合部22bは、扉裏側に位置する開口22b1の幅を内部の幅よりも狭く形成しており、この開口22b1から召合せ止水部材22aの一部分を、扉裏側へ突出させる。
召合せ止水部材22aは、例えば、エラストマー樹脂やその他の弾性樹脂材料、合成ゴム等から形成され、第2扉体22の上下方向の略全長にわたって設けられている。
この召合せ止水部材22aは、図示例によれば断面中実状に形成されが、他例としては、独立気泡を有する軟質樹脂材料や、スポンジ状の軟質樹脂材料、中空部を有する軟質樹脂材料等から形成した態様等とすることも可能である。
そして、この召合せ止水部材22aは、上下方向へ連続して扉裏側(下流側)へ突出する突部22a1を有する。
突部22a1は、反戸先側(図5によれば右側)へ向かいながら扉裏側へ突出する斜面22a11を有する。
この斜面22a11は、第1扉体21と第2扉体22が戸先側を重ね合わせる際、段状の第1及び第2の受部21b1,21b2に跨って押し付けられ、弾性変形する(図6参照)。
さらに、この斜面22a11は、その上端側と下端側において、第1扉体21及び第2扉体22が止水位置になる際に、第1扉体21の傾斜面部21b11と、枠側止水部材2及び気密部材1に対し、扉幅方向へ跨って押し付けられ、弾性変形する(図7参照)。なお、傾斜面部22a11は、図示しない上端側においても、前記同様にして、枠側止水部材2及び気密部材1に圧接される。
また、二軸蝶番3は、二つの回転軸とこれら回転軸に枢支されたリンク部材等を具備した周知の軸支装置である。この二軸蝶番3は、第1扉体21と第2扉体22の各々を、縦枠部材10b寄りの一方の回転軸を支点にして回動させて開閉動作する。
さらに、二軸蝶番3は、第1扉体21と第2扉体22が全閉した閉鎖位置において、これら第1扉体21及び第2扉体22を、二つの回転軸を支点にして、下流側へ略平行に移動させる。この平行移動により、第1扉体21及び第2扉体22は、枠側止水部材2を所定量弾性的に押し潰して止水位置となる。
なお、図1及び図2において、符号6は、第2扉体22の開閉操作を行うための開閉用ノブであり、この開閉用ノブ6の回転操作により、第2扉体22の戸先面から突出するラッチ(図示せず)が没入するようになっている。また、第1扉体21の戸先面には、前記ラッチに嵌り合うラッチ受け(図示せず)が設けられる。
また、図1及び図2において、符号7は、第2扉体22側のサムターン又はキーの操作によりデッドボルト(図示せず)を出没させて、第1扉体21戸先面の凹状の受座(図示せず)に嵌脱する施錠機構である。
また、扉係止装置Fは、第1扉体21の上端部と下端部からそれぞれ棒状部材71,71を出没させ、各棒状部材71を、枠体10側の不動部位である受部材72の係合穴72aに嵌め合わせるようにした装置であり、フランス落としと呼称される場合もある(図1及び図3参照)。
各棒状部材71は、金属製の棒材であり、第1扉体21の戸先側に上下スライド可能に支持され、その先端部を、第1扉体21の上端又は下端から出没させる。この棒状部材71は、図示しない係脱機構により、先端部を第1扉体21内に没入した状態と、同先端部を第1扉体21から突出させた状態で係止される。棒状部材71を出没操作する操作部(図示せず)は、第1扉体21の戸先面の上端側と下端側にそれぞれ設けられる。
この棒状部材71を出没させたり係止したりする前記係脱機構には、周知のフランス落としの機構が用いられる。
受部材72は、上端側又は下端側を開口した係合穴72aを有する金属製のカップ状部材であり、上側の横枠部材10aの下端面と、下側の横枠部材10aの上端面に、それぞれ埋め込まれている(図3参照)。
係合穴72aは、図11(a)に示すように、角部分を凹曲面にした平面視略長方形に形成され、棒状部材71を扉厚方向へ所定量移動可能であって、かつ同棒状部材71を扉幅方向へも所定量移動可能なように、内部寸法が設定されている。
詳細に説明すれば、この係合穴72aにおける扉幅に対応する寸法Xは、第1扉体21の扉幅方向の遊びや傾き等を吸収するように、挿入される棒状部材71の直径の数倍程度に設定される。
また、同係合穴72aにおける扉厚に対応する寸法Yは、第1扉体21が棒状部材71を突出させて閉鎖位置から止水位置に移動する際に、この移動前後の棒状部材71に係合穴72aが嵌り合うように設定される。
言い換えれば、係合穴72aの内部寸法は、第1扉体21が枠側止水部材2に略接触した閉鎖位置にある際に、棒状部材71が係合穴72aにおける開放方向寄り(図11(a)によれば下寄り)の内壁に近接又は接触し、第1扉体21が枠側止水部材2を所定量圧縮させて止水位置にある際には、同棒状部材71が係合穴72aにおける閉鎖方向寄りの内壁に近接又は接触するように設定される。
図示例によれば、係合穴72aの扉厚方向の寸法Yは、同係合穴72aの扉幅方向の寸法Xよりも小さく、且つ、棒状部材71の直径の2〜3倍程度に設定される。
また、第1扉圧接装置S1(図1及び図2参照)は、外部操作により第1扉体21の戸尻面から出没する係合部材31を、枠体10側の凹状の被係合部32に嵌脱する第1扉戸尻側係脱機構30と、外部操作により第1扉体21の下方へ回動する係合部材41を、枠体10側の凹状の被係合部42に嵌脱する第1扉戸先側係脱機構40とを具備している。
第1扉戸尻側係脱機構30は、レバー36の回転操作により係合部材31を出没させる出没ユニット30aと、係合部材31に係合する被係合部32とを具備している(図8参照)。
出没ユニット30aは、図12に示すように、中空箱状の筐体33と、該筐体の両側へ突出する回転軸34と、該回転軸34の端部に固定されたレバー36と、回転軸34の回転に応じて出没する係合部材31と、係合部材31の出没を規制するトリガ部35とを具備した周知の機構である。
なお、図12中、二点鎖線で示す屋外側のレバー56は、出没ユニット30aを、第2扉体22側の出没ユニット50aとして用いる場合に装着されるものである。
回転軸34は、双方向へ回転するように筐体33内に支持されている。
係合部材31は、筐体33の戸先側の端面を貫通するようにして筐体33内に支持され、回転軸34の一方向への回転により筐体33から突出し、同回転軸34の他方向への回転により筐体33内へ没入するようになっている。
トリガ部35は、筐体33の戸先側の端面を貫通するようにして筐体33内に支持され、筐体33から突出した状態では、回転軸34を回転不能に係止し、この係止状態を筐体33内に没入した際に解除するように構成される。
すなわち、第1扉体21の開放状態では、トリガ部35が筐体33から突出しており、レバー36を回動操作しようとしても回転軸34が回転しない。第1扉体21との摺接によりトリガ部35が筐体33内に没入すると、レバー36の回動操作が可能になる
なお、この出没ユニット30aは、同様の機能を有する他の機構に置換することが可能である。
また、被係合部32は、枠内側を開口した有底凹状の部材であり(図8参照)、その内部に、係合部材31を挿入可能な係合穴32aを有し、該係合穴32aの扉開放方向側の縁に、係合部材31に摺接して第1扉体21の戸先側を止水位置側へ移動するカム斜面32bを有する。
係合穴32aは、係合部材31に嵌合した状態で遊びを有するように、係合部材31の先端部よりも扉厚方向の寸法、および上下方向の寸法が大きく設定される。
カム斜面32bは、第1扉体21が気密部材1及び枠側止水部材2を所定量弾性変形させて十分な止水性能を発揮するまで、該第1扉体21を下流側へ移動させるように、その傾斜面の長さ及び角度が適宜に設定されている。
また、第1扉戸先側係脱機構40は、第1扉体21の戸先寄り且つ下端寄りの外面(詳細には屋内側面)に基台44を介して支持され、その先端部を下方へ回動させる係合部材41と、下側の横枠部材10aに設けられて係合部に嵌脱する被係合部42とを具備している(図3及び図9参照)。
基台44は、金属製の板状部材であり、第1扉体21の屋内側の金属製の表面板21aを貫通することなく該表面板21aに溶接されている。
なお、基台44を表面板21aに固定する手段は、表面板21aを貫通しない手段であればよく、他例としては、接着剤を用いた接着や、凹凸部を用いた嵌合、表面板21aを肉厚に形成するとともに該表面板21aを貫通しないようにしたねじ止め等とすることも可能である。
そして、基台44の表面には、係合部材41の回転軸41aを回転可能に支持する台座45が固定される。この台座45を基台44に止着する手段は、表面板21aを貫通しないねじ止め等とすればよい。
係合部材41は、台座45に支持された回転軸41aの先端側に略直交するように固定され(図3参照)、その一端側に、被係合部42に嵌脱する係合突部41bを有し、他端側には回転操作のための手掛け部41cを有する。
係合突部41bは、回転軸41aを支点にして下方へ回動した際に被係合凹部42に嵌り合うように位置している。
被係合部42は、上方を開口した有底の被係合凹部42aを有する金属製のカップ状部材であり、係合部41bに対向する不動部位(図示例によれば四方枠12内の下側面)に埋め込まれている(図3参照)。
被係合凹部42aは、扉幅方向へ長尺な略矩形状の穴であり、その開口縁における扉開放方向側の辺を、カム斜面42a1としている(図5〜図6参照)。
カム斜面42a1は、係合部材41の係合突部41bの回動方向へゆくにしたがって扉閉鎖方向側へ傾斜している。
このカム斜面42a1は、下方へ回動した際の係合部材41の係合突部41bに摺接して、係合部材41及び第1扉体21の戸先側を、止水位置側へ移動して枠側止水部材2へ押し付け、該枠側止水部材2を所定量変形させる。
また、第2扉圧接装置S2(図1及び図2参照)は、外部操作により第2扉体22の戸先面から出没する係合部材51(図10参照)を、第1扉体21の戸先面に設けられた凹状の被係合部52に嵌脱する第2扉戸先側係脱機構50と、外部操作により第2扉体22の戸尻面から出没する係合部材(図示せず)を、枠体10に設けられた凹状の被係合部(図示せず)に嵌脱する第2扉戸尻側係脱機構60とを具備している。
第2扉戸先側係脱機構50は、レバー56,56の回転操作により係合部材51を出没させる出没ユニット50aと、係合部材51に係合する被係合部52とを具備し(図10参照)、第2扉体22の戸先側に装着されている。
出没ユニット50aは、上記出没ユニット30a(図12参照)に対し、屋外側にもレバー56を装着した構成としている。レバー56は、回転軸34の両端部にそれぞれ止着され、外部に露出している。
この出没ユニット50aは、召合せ止水部材22a及び凹状嵌合部22b等に干渉しないように、係合部材51を、扉厚方向の中心よりも屋外側にずらして配置している(図10参照)。
被係合部52は、上記被係合部32と同構成の部材であり、係合部材51を挿入可能な係合穴52a、係合部材51に摺接して第2扉体22の戸先側を止水位置側へ移動するカム斜面52bを有する。
カム斜面52bは、召合せ止水部材22aが第1扉体21の受部21bに押し付けられて所定量弾性変形するように、その傾斜面の長さ及び角度が適宜に設定されている。
また、第2扉戸尻側係脱機構60は、上記出没ユニット50aを左右対称に用いて第2扉体22の戸尻側に装着するとともに、上記被係合部52を左右対称に用いて枠体10(縦枠部材10b)に装着したものであり、第2扉体22の表裏両面にレバー66,66をそれぞれ露出している(図1及び図2参照)。
この第2扉戸尻側係脱機構60は、第2扉体22の閉鎖位置にてレバー66が回転操作されると、第2扉体22の戸尻面から係合部材(図示せず)を突出させ、該係合部材を枠体10側における被係合部(図示せず)内のカム斜面(図示せず)に摺接して、第2扉体22の戸尻側を止水位置側へ移動する。
次に、上記構成の止水扉Aについて、その特徴的な作用効果を詳細に説明する。
先ず、第1扉体21(子扉)を開放状態から閉鎖位置にすると、その上下端側と戸尻側において、該第1扉体21の屋内側面(裏面)が気密部材1及び枠側止水部材2に接触する(図3参照)。
この接触状態で、扉係止装置Fの操作により、第1扉体21の上端と下端から棒状部材71を突出させれば、各棒状部材71の先端側が、受部材72内の屋外寄りに嵌り合って、受部材72の屋外側の内側面に近接又は接触する(図3及び図5(a)参照)。
したがって、第1扉体21の屋内外へのばたつきを抑制することができる。
次に、第2扉体22(親扉)を開放状態から閉鎖位置にすると、第1扉体21の場合(図3参照)と略同様に、その上下端側と戸尻側において、該第2扉体22の屋内側面(裏面)が気密部材1及び枠側止水部材2に接触し、その戸先側においては、第2扉体22の召合せ止水部材22aが、第1扉体21の受部21bに接触する(図5(b))。この閉鎖位置では、通常の風雨や音等の浸入を阻むことができる。
なお、前記閉鎖位置において、開閉用ノブ6に対応するラッチは、第1扉体21側のラッチ受けに対し、適宜な遊びを有する状態で嵌り合う(図示せず)。また、前記閉鎖位置において、施錠機構7が施錠操作された場合には、該施錠機構7のデッドボルトが、適宜な遊びを有する状態で受座に嵌り合う(図示せず)。
次に、第1扉体21(子扉)側の第1扉戸尻側係脱機構30及び第1扉戸先側係脱機構40が操作されると、第1扉体21が前記閉鎖位置よりもさらに屋内側へ移動する(図6(c)参照)。
したがって、第1扉体21の上下端側と戸尻側では、該第1扉体21の屋内側面(裏面)によって気密部材1及び枠側止水部材2が押圧され弾性変形する。
また、この第1扉体21の移動の際、扉係止装置F(フランス落とし)の棒状部材71は、受部材72内を屋外側から屋内側へ移動する(図6(c)参照)。
次に、第2扉体22(親扉)側の第1扉戸尻側係脱機構30及び第1扉戸先側係脱機構40が操作されると、第2扉体22が屋内側へ移動する(図6(d)参照)。
この移動によって、第2扉体22の上下端側と戸尻側では、該第2扉体22の屋内側面(裏面)によって気密部材1及び枠側止水部材2が押圧され所定量弾性変形する。
また、同移動によって、第2扉体22戸先側の召合せ止水部材22aは、第1扉体21戸先側の段状の第1及び第2の受部21b1,21b2に跨るようにして押し付けられ所定量弾性変形する(図6(d)参照)。
したがって、左右の第1扉体21及び第1扉体21は、外周部と召合せ部分において、枠側止水部材2及び召合せ止水部材22aを所定量弾性変形させた止水位置になり、水害時等の水の浸入を阻む。
この止水状態を解除する際は、第1扉戸尻側係脱機構30、第1扉戸先側係脱機構40、第2扉戸先側係脱機構50及び第2扉戸尻側係脱機構60を、それぞれ、上記と逆の方向へ回転操作すればよい。
よって、上記構成の止水扉Aによれば、扉係止装置F(フランス落とし)を用いた状態において、第1扉体21のばたつきを抑制できる上、第1扉体21及び第2扉体22を止水位置側へ移動させて止水機能を発揮することができる。
しかも、第1扉戸尻側係脱機構30、第1扉戸先側係脱機構40、第2扉戸先側係脱機構50及び第2扉戸尻側係脱機構60の操作性及び止水動作性が良好である。
また、特に、第1扉戸先側係脱機構40においては、第1扉体21を貫通しない構造であるため、軸部分の止水構造を簡素且つ低コストにすることができる。
なお、第1扉戸尻側係脱機構30、第1扉戸先側係脱機構40、第2扉戸先側係脱機構50及び第2扉戸尻側係脱機構60を操作する順番は、上述した手順に限定されず、任意の順番とすることが可能である。
また、上記以外の手順としては、第1扉体21のみを閉鎖位置にして第1扉戸尻側係脱機構30及び第1扉戸先側係脱機構40を操作し、該第1扉体21を止水位置にした後で、第2扉体22を閉鎖位置にして第2扉戸先側係脱機構50及び第2扉戸尻側係脱機構60を操作し、第2扉体22を止水位置にするようにしてもよい。
また、上記実施態様によれば、両開きタイプの止水扉に対し、扉体を貫通しない第1扉戸先側係脱機構40を適用したが、他例としては、片開きタイプの止水扉に対し、同構造の第1扉戸先側係脱機構40を適用することも可能である。
また、上記実施態様によれば、止水扉Aよりも上流側を屋外側とし、同止水扉Aよりも下流側を屋内側としているが、止水扉Aの設置状況等によっては上流側が屋内側、下流側が屋外側とすることも可能である。このような場合には、止水扉Aについて厚み方向の構成を図示と逆にすればよい。
また、上記実施態様によれば、特に好ましい一例として、基台44を溶接によって表面板21aに固定したが、他の態様としては、基台44が両面粘着テープによって表面板21aに固定されている態様や、基台44が表面板21aを貫通しない他の止着手段によって表面板21aに固定されている態様等とすることも可能である。
本発明は上述した実施態様に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。

1:気密部材
2:枠側止水部材
10:枠体
21:第1扉体
21b:受部
22:第2扉体
22a:召合せ止水部材
30:第1扉戸尻側係脱機構
30a:出没ユニット
31:係合部材
32a:有底穴
36:レバー
40:第1扉戸先側係脱機構
41:係合部材
41b:係合部
42:被係合部
42a:被係合凹部
42a1:カム斜面
44:基台
50:第2扉戸先側係脱機構
52b:カム斜面
60:第2扉戸尻側係脱機構
71:棒状部材
72a:係合穴
A:止水扉
F:扉係止装置(フランス落とし)
S1:第1扉圧接装置
S2:第2扉圧接装置

Claims (5)

  1. 中央側に開口を有する環状の枠体と、この枠体内で回動して前記開口を開閉する扉体と、前記枠体に環状に取り付けられた枠側止水部材とを備え、前記扉体が前記開口を略閉鎖した閉鎖位置から前記枠側止水部材に押し付けられて該枠側止水部材を所定量弾性変形させた止水位置になるまで移動するようにした止水扉であって、
    前記扉体の外面の基台に支持され前記扉体の外側で回動する係合部材と、前記扉体以外の部分で前記係合部材の先端側に摺接して前記扉体を前記止水位置側へ移動させるカム斜面とを備え、前記基台が、前記扉体の外面を貫通することなく該外面に固定されていることを特徴とする止水扉。
  2. 前記係合部材は、扉体面から突出するように前記基台に回転可能に支持された回転軸の先端側に固定され、前記回転軸を中心とした径方向の一端側に前記カム斜面に摺接する係合突部を有するとともに、その他端側に回転操作のためのハンドル部を有することを特徴とする請求項1記載の止水扉。
  3. 前記基台及び前記係合部材が、前記扉体における戸先寄り且つ下端寄りに設けられ、前記カム斜面が、前記枠体側の不動部位に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の止水扉。
  4. 前記基台が、前記扉体の面に溶接されていることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の止水扉。
  5. 前記枠体側の不動部位に、前記係合部材の先端側を挿入可能な被係合凹部が設けられ、
    前記被係合凹部は、その開口縁を傾斜状に形成して前記カム斜面にしていることを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の止水扉。
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