JP2018058628A - 包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】仕切り箇所に発生し得る不具合を回避し、余計な手間をかけずに別種の内容物を分離して収容できる包装袋を提供する。
【解決手段】本発明による包装袋は、第1の内容物(3)と第2の内容物(2)とを、軟包性フィルムから成る第1の収容部11と第2の収容部21とにそれぞれ分離して密封収容し、上記第1の収容部11と上記第2の収容部21との仕切りを開封することにより上記第1の内容物(3)と上記第2の内容物(2)とを混合可能とする包装袋1であって、上記第1の収容部11は、上記第1の内容物(3)を収容した後に封止される第1の開口部12と、上記第1の内容物(3)と上記第2の内容物(2)とを仕切ると共に開封する機能を有する仕切部(14)とを含み、上記第2の収容部21は、正面側又は背面側の何れか一方に、上記仕切部(14)を介さずに上記第2の内容物(2)を収容可能とし、収容後に封止される第2の開口部22を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、別種の内容物を仕切りによって分離して収容し、使用直前にこれらの内容物を混合して用いる包装袋に関し、詳しくは、余計な手間をかけずに上記内容物を分離して収容できる包装袋に係るものである。
従来から、包装袋の一例として、ラミネートフィルムからなる袋の密閉収容部を仕切りによって複数の収容室に区分けし、仕切りを解除することにより各収容室の内容物を混合可能とする混合袋が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この混合袋では、その仕切りが袋の内面に一体化されて雄雌嵌合するチャックであることを特徴としている。そして、この特許文献1では、混合袋の一辺を未だ開口部とする状態で、この開口部から下側の収容室に内容物を充填した後、雄型チャック部材と雌型チャック部材とを嵌合してチャックを閉じ、上記開口部から上側の収容室に別の内容物を充填し、最後に上記開口部をヒートシールにより密閉している。
特開平09−169366号公報
しかし、上記混合袋の場合、例えば、内容物の一部が異物としてチャックに挟まることが起こり得る。すると、いわゆる内容物の噛み込みにより、チャックが完全に閉まらない等の不具合が生じやすくなる。この場合、手作業であれば、例えばチャックを再度開封して異物を取り除く等の手間がかかる。また、機械作業であれば、例えば、後で不良品として取り除く等の手間がかかる。なお、仕切りについては、チャックに限られず、例えば、ヒートシール等も知られている。この場合においても、内容物の一部が異物としてヒートシールを行なう面に付着するおそれがある。すると、例えば、ヒートシールにより完全に仕切ることが困難になる等の不具合が生じやすくなる。なお、上記不具合に気が付かなければ、不完全な仕切りによって内容物の漏れにも繋がることが起こり得る。
したがって、別種の内容物を分離して収容することに関しては、未だ改善の余地がある。また、別種の内容物を分離して収容することに関し、余計な手間がかからない構造であることが望ましい。
そこで、本発明は、仕切り箇所に発生し得る不具合を回避し、余計な手間をかけずに別種の内容物を分離して収容できる包装袋を提供することを目的とする。
本発明による包装袋は、第1の内容物と第2の内容物とを、軟包性フィルムから成る第1の収容部と第2の収容部とにそれぞれ分離して密封収容し、上記第1の収容部と上記第2の収容部との仕切りを開封することにより上記第1の内容物と上記第2の内容物とを混合可能とする包装袋であって、上記第1の収容部は、上記第1の内容物を収容した後に封止される第1の開口部と、上記第1の内容物と上記第2の内容物とを仕切ると共に開封する機能を有する仕切部とを含み、上記第2の収容部は、正面側又は背面側の何れか一方に、上記仕切部を介さずに上記第2の内容物を収容可能とし、収容後に封止される第2の開口部を含む。
本発明によれば、上記第2の開口部を備えたことにより、上記仕切部を介さずに上記第2の開口部から上記第2の内容物を第2の収容部に収容させることができる。したがって、本発明による包装袋は、仕切り箇所に発生し得る不具合を回避でき、これにより余計な手間をかけずに別種の内容物を分離して収容できる。
第1実施形態における包装袋の一例を示す正面図(a)及びそのO−O線の断面図(b)である。 図1に示す包装袋における第1の収容部の正面図である。 図1に示す包装袋における第2の収容部の正面図である。 第1実施形態における包装袋に第1及び第2の内容物を収容する状態の一例を示す工程図である。 第1実施形態における包装袋の一例を示す斜視図である。 第1実施形態における工程図の第1工程の一例を示す斜視図である。 第1実施形態における工程図の第2工程の一例を示す斜視図である。 第1実施形態における工程図の第3工程の一例を示す斜視図である。 第1実施形態における工程図の第4工程の一例を示す斜視図である。 第1実施形態における包装袋の第1及び第2のつまみ部を用いたチャックの開封の仕方を示す説明図である。 第1実施形態における包装袋の使用状態を示す説明図である。 第1実施形態における包装袋の使用状態を示す説明図である。 第2実施形態における包装袋の一例を示す正面図(a)及びそのO−O線の断面図(b)である。 第3実施形態における包装袋の一例を示す正面図(a)及びそのO−O線の断面図(b)である。 第3実施形態における包装袋のハーフカットの状態を示す説明図である。 第4実施形態における包装袋の一例を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための実施形態について添付図面を参照して詳述する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態における包装袋の一例を示す正面図(a)及びそのO−O線の断面図(b)である。図2は、図1に示す包装袋における第1の収容部の正面図であり、図1に示す包装袋における第2の収容部の正面図である。
図1に示す包装袋1は、フィルム状の包装袋の一例であって、別種の内容物(2以上の異なる内容物)として第1の内容物と第2の内容物とを、軟包性フィルムから成る第1の収容部11と第2の収容部21とにそれぞれ分離して密封収容し、第1の収容部11と第2の収容部21との仕切りを開封することにより第1の内容物と第2の内容物とを混合可能とするものである。第1の内容物は、一例として、固形ドレッシングであり、第2の内容物は、例えば、カット野菜である。
包装袋1は、例えば長方形状の袋であって、第1の収容部11と第2の収容部21とを備える。第1の収容部11は、第1の内容物と第2の内容物とが混合される前の状態において、第1の内容物を収容するものであって、正面から見て、第1の開口部12(符号12は、図1(b)参照)と、一対の第1の側壁部13a、13bと、チャック14とを備えて成る。チャック14は、仕切部の一例である。
つまり、第1の収容部11は、正面から見て、互いに対向して配置されたフィルムが上下方向に沿って両端部がヒートシールされることにより、一対の第1の側壁部13a、13bを形成している。そして、第1の収容部11は、上下方向の一方の側に、第1の開口部12が左右方向に沿って設けられ、他方の側にチャック14が左右方向に設けられている。また、第1の収容部11の上部には、正面から見て左右方向に沿って開封用のティアテープ15が設けられている。なお、ティアテープ15は、一例として両面用のティアテープであって、背面にも左右方向に沿ってティアテープ15が設けられている。
第1の開口部12は、第1の内容物を収容した後にヒートシールにより封止される。チャック14は、第1の内容物と第2の内容物とを仕切ると共に開封する機能を有する。具体的には、チャック14は、開閉自在な一対の雄部材141及び雌部材142よりなる帯状の嵌合部(咬合部)を有するジッパーテープ(チャックテープ)である。このジッパーテープは、フィルムを使用した包装に対応する低密度ポリエチレン(LDPE)系の熱可塑性樹脂からなる。第1の収容部11へのチャック14の一体化は、例えば、熱可塑性樹脂からなる雄部材141及び雌部材142をそれぞれ第1の収容部11の内面にヒートシールすることにより行われる。なお、チャック14は、繰り返し開封、密閉することのできる熱可塑性樹脂からなるチャックであればよく、特に限定されない。
第2の収容部21は、第1の内容物と第2の内容物とが混合される前の状態において、第2の内容物を収容するものであって、正面から見て、第2の開口部22(符号22は、図1(b)参照)と、一対の第2の側壁部23a、23bと、ガセット部24とを備えて成る。ここで、第1の収容部11と第2の収容部21との接合について説明すると、第2の収容部21は、第2の収容部21の内側フィルムの一部が第1の収容部11の外側フィルムの一部を取り囲むように重なり、内側フィルムの一部は、背面側の面において、左右方向に開封を容易とする第1のつまみ部25(図10(a)参照)を形成するようにして、直線状のシール部16を介して、ヒートシールにより外側フィルムに貼着されている。
なお、図7、図10で後述するように、第2の収容部21の内側フィルムの一部は、正面側の面において、第2の開口部22から第2の内容物が収容された後、開封を容易とする第2のつまみ部26(図10(a)参照)を形成するようにして、直線状のシール部17(図10(a)参照)を介して、ヒートシールにより外側フィルムに貼着されている。ここで、特許文献1にも、開封を容易にするための解除用タブ(つまみ)が開示されているが、第1実施形態における第2のつまみ部26は、第2の内容物が第2の収容部21に収容されるまでは、第2の開口部22の入口部分を形成しており、複数の機能を兼ね備えている点が異なる。
第2の開口部22は、第2の内容物を収容した後に封止される。ガセット部24は、第2の収容部21の底部が上部よりも広がりを有しており、自立可能とするために、その底部に相当するフィルムが断面方向から見て“W”形状に折り込まれて形成されている。なお、ガセット部24を形成することで、第2の内容物の収容の際には底部が平らの状態(略平らの状態も含む)で収容され、これにより、第2の内容物は潰れにくくなる。さらに、第2の内容物の容積をより増やすことが可能となる。また、ガセット部24の底部が平らになることで、自立性がより安定することになる。
ここで、包装袋1に適用されるフィルムは、例えば、公知のドライラミネート法によって作製された可撓性の多層樹脂フィルム(ラミネートフィルム)である。具体的には、第1の収容部11のフィルムは、外層がOPP(二軸延伸ポリプロピレン)フィルム、内層がCPP(無延伸ポリプロピレン)フィルムであり、第2の収容部21のフィルムも、同様にして、外層がOPPフィルム、内層がCPPフィルムである。このようなフィルムを採用するのは、例えば、コンビニエンスストア、スーパー、百貨店等の売り場にて、カット野菜を購入しようとする消費者が、包装袋1の内部に収容されたカット野菜や固形ドレッシングを視認可能とするためである。
なお、包装袋1に適用されるフィルムの厚さについては、一例として20μmとしているが、用途に応じて適宜変更することが可能である。
次に、このように構成された包装袋1に、実際に第1の内容物、第2の内容物を収容し、商品として製造するまでの工程について説明する。
図4は、第1実施形態における包装袋に第1及び第2の内容物を収容する状態の一例を示す工程図である。図4に示す工程図は、食品の加工工場等において、図示省略の機械により、第1の内容物である固形ドレッシング、第2の内容物であるカット野菜を包装袋1に収容して商品とする図示省略の製造ラインにて実行される。
図5は、第1実施形態における包装袋の一例を示す斜視図である。図5に示す包装袋1は、底部がガセットタイプ(ボトムガセット)の包装袋である。第1実施形態では、図4に示す工程図において、この包装袋1を用いる。
図6〜図9は、第1実施形態における工程図の第1〜第4工程の一例を示す斜視図である。
第1工程101では、第2の開口部22から第2の収容部21に第2の内容物を収容する。具体的には、製造ライン上において包装袋1が搬送されてくると、図6に示す通り、先ず、カット野菜2は、重力作用を利用して第2の開口部22から第2の収容部21に収容される。すると、第2工程102に移行する。なお、カット野菜2は、説明の便宜上、一枚の葉で表しているが、実際には、1種類の野菜がカットされたものであってもよく、複数の種類の野菜(例えば、キャベツ、胡瓜、人参等)がカットされたものであってもよい。
第2工程102では、図7に示す通り、第2のつまみ部26を形成するようにして包装袋1の第2の開口部22をヒートシールする。これにより、第2の開口部22が封止されることで第2の収容部21は密封収容される。すると、第3工程103に移行する。
第3工程103では、第1の開口部12から第1の収容部11に第1の内容物を収容する。具体的には、図8に示す通り、第1の開口部12から第1の収容部11に固形ドレッシング3が収容される。すると、第4工程104に移行する。
第4工程104では、図9に示す通り、第1の収容部11の第1の開口部12をヒートシールする。これにより、第1の開口部12が封止されることで第1の収容部11は密封収容される。以上より、包装袋1では、第1の収容部11と第2の収容部21とに、第1の内容物と第2の内容物とがそれぞれ分離して密封収容される。
次に、カット野菜2及び固形ドレッシング3が収容された包装袋1が商品として、例えばコンビニエンスストア、スーパー、百貨店等の売り場の陳列棚に陳列されて、その商品を購入した消費者が食品として食べる場合、包装袋1の開封の仕方について説明する。
図10は、第1実施形態における包装袋の第1及び第2のつまみ部を用いたチャックの開封の仕方を示す説明図である。
図10(a)〜(c)では、図1(b)に示すチャック14を含む領域の要部を拡大して表している。図10(a)に示す通り、第1のつまみ部25及び第2のつまみ部26が第2の収容部21の両端部にそれぞれ設けられている。図10(b)に示す通り、消費者が、例えば、自身の右手H1で第2のつまみ部26を摘まみ、自身の左手H2で第1のつまみ部25を摘まみ、力Fで引っ張ると、第1のつまみ部25と第2のつまみ部26とは、互いに逆方向に引っ張られることになる。すると、図10(c)に示す通り、チャック14が解除され、雄部材141と雌部材142とが分かれることで開封される。つまり、消費者が第1のつまみ部25と第2のつまみ部26とを、引っ張ることによりチャック14が開封される。
図11は、第1実施形態における包装袋の使用状態を示す説明図である。図11に示す通り、消費者によりチャック14が解除され開封した状態を表しており、固形ドレッシング3が重力作用により第2の収容部21に移動し得る。ここで、消費者により包装袋1が上下方向に振られると、カット野菜2と固形ドレッシング3とは、さらに良く混ざり合うことになる。
図12は、第1実施形態における包装袋の使用状態を示す説明図である。消費者は、包装袋1のティアテープ15の先端を引っ張ることにより、簡単にフィルムを剥くことができ、これにより、第1の収容部11の上部18が切り取られる。その結果、包装袋1が開封されることになり、消費者は、カット野菜2と固形ドレッシング3とが混合した状態で食べることができる。なお、ティアテープ15は片面タイプのものであってもよい。また、図1の第1の側壁部13a、13bの一端又は両端に切り込みが設けられているタイプであってもよい。具体的には、V字型の切り込み(側面Vノッチ)、ホームベース型の切り込み(側面ベースノッチ)、U字型の切り込み(側面Uノッチ)、直線状の切り込み(側面Iノッチ)の何れであってもよい。
以上、第1実施形態によれば、仕切り箇所に発生し得る不具合を回避でき、これにより余計な手間をかけずに別種の内容物を分離して収容できる。なお、第1実施形態では、第2の収容部21の底部が上部よりも広がりを有しており、自立可能とされているガセットタイプ(ボトムガセット)の包装袋を採用したが、両側壁側がガセットタイプ(サイドガセット)の包装袋を採用してもよい。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態では、第1実施形態と、同様な構成要素については同じ符号を付して説明を省略し、相違点について詳述する。また、後述する第3、4実施形態も同様とする。第2実施形態では、仕切部が特定の形状にヒートシール加工されている点を特徴とする。
図13は、第2実施形態における包装袋の一例を示す正面図(a)及びそのO−O線の断面図(b)である。図13では、包装袋1Aにおいて仕切部の一例としてヒートシールによるカットライン27が形成されている。そして、カットライン27は、開封用のカットラインであって、ヒートシール加工により、正面から見て左右方向に沿って中心にかけて略V字形状の窪みが形成されている。なお、包装袋1Aに適用されるフィルムは、第1実施形態と同じである。
第1実施形態と第2実施形態とでは、仕切部の構成が、チャック14であるかヒートシールによるカットライン27であるかの違いだけであるので、図4で説明した包装袋1に第1及び第2の内容物を収容する工程がそのまま包装袋1Aにも適用することができる。
また、仕切部の開封の仕方については、図10を転用して説明することが可能である。具体的には、図10に示す第1実施形態の包装袋1の第1の収容部11が、図13に示す第2実施形態の包装袋1Aの第1の収容部11aに置き換わる。これにより、図10(b)と同様にして、消費者が、例えば、自身の右手H1で第2のつまみ部26を摘まみ、自身の左手H2で第1のつまみ部25を摘まみ、力Fで引っ張ると、第1のつまみ部25と第2のつまみ部26とは、互いに逆方向に引っ張られることになる。すると、結果的に正面から見て左右方向に引き裂かれることになり、カットライン27の実線のラインは、このラインに沿って開封される。なお、カットライン27のような形状に仕上げるヒートシール加工を第2実施形態の包装袋1Aに適用することにより、開封時に第1の内容物が第2の収容部21に移動しやすくなるという効果が得られる。
以上、第2実施形態によれば、仕切部をヒートシール加工にすることによっても、仕切り箇所に発生し得る不具合を回避でき、余計な手間をかけずに別種の内容物を分離して収容できる。さらに、第1の内容物が、例えば、マヨネーズ、マスタード、マーマレード、ジャム、味噌のような粘性の高い物質の何れかである場合、開封時にカットライン27の窪みに向けて消費者が第1の収容部11aの外層のフィルムから指で押し出すことで第2の収容部21に移動しやすくなる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態では、仕切部がレーザー照射による切り込みにより、開封用のハーフカットの加工が施されている点を特徴とする。
図14は、第3実施形態における包装袋の一例を示す正面図(a)及びそのO−O線の断面図(b)である。ここで、包装袋1Bは、一例として、第1の収容部11bのフィルムは単層フィルム(OPPフィルム)であり、第2の収容部21のフィルムも単層フィルム(OPPフィルム)である。但し、ドライラミネート加工された複合フィルムを採用してもよい。図14では、包装袋1Bにおいて仕切部の一例としてレーザー照射による切り込みにより、開封用のハーフカット28が形成されている。
図15は、第3実施形態における包装袋のハーフカットの状態を示す説明図である。ここで、図15では、ハーフカット28の拡大断面図を示している。ハーフカットの加工とは、フィルムの肉厚に切り込みを入れることにより、開封用のハーフカットの加工を施すことをいう。詳細には、ハーフカットの加工は、フィルムの内側面に貫通しない切り込みを入れて脆弱な箇所を形成する方法であって、例えば、フィルムに半抜き加工を施す。これにより、わずかな力でハーフカット28の箇所を切り離すことができる。
ハーフカット28を設ける方法は、例えば、レーザー照射により行われる。レーザー照射としては、用途に応じて、例えば、炭酸ガスレーザー、YAG(Yttrium Aluminum Garnet)レーザー、エキシマレーザーのうちの何れかが選択され、連続又はパルス発振形式の装置を用いて行われる。なお、上記のレーザーの中では、例えば、透明なプラスチックのフィルムが吸収しやすい波長(例えば10.6μmの赤外線)の炭酸ガスレーザーを使用することが好ましい。すなわち、炭酸ガスレーザーが、第1の収容部11bのフィルムの内層側に位置する折り目となる部分に照射されると、そのフィルムの照射された領域が、発熱し溶融する等してハーフカット28が形成される。ここで、レーザー強度や照射時間を調節することにより、ハーフカット28の深さの調節も容易となる。第3実施形態においてフィルムの脆弱部の形成にハーフカット法を採用する場合、各フィルムの厚みに対する切り込み部分の厚み(深さ)は用途に応じて適宜選択することが可能である。
ここで、第1実施形態と第3実施形態では、仕切部の構成が、チャック14であるかハーフカット28であるかの違いだけであるので、図4で説明した包装袋1に第1及び第2の内容物を収容する工程がそのまま包装袋1Bについても適用することができる。
また、ハーフカット28の開封の仕方については、図10を転用して説明することが可能である。具体的には、図10に示す第1実施形態の包装袋1の第1の収容部11が、図14に示す第3実施形態の包装袋1Bの第1の収容部11bに置き換わる。これにより、図10(b)と同様にして、消費者が、例えば、自身の右手H1で第2のつまみ部26を摘まみ、自身の左手H2で第1のつまみ部25を摘まみ、力Fで引っ張ると、第1のつまみ部25と第2のつまみ部26とは、互いに逆方向に引っ張られることになる。すると、結果的に正面から見て左右方向に引き裂かれることになり、ハーフカット28の破線のラインは、このラインに沿って開封される。第3実施形態の包装袋1Bにこのハーフカットの加工を適用することにより、消費者は、わずかな力でハーフカット28の箇所を切り離すことができる。
以上、第3実施形態によれば、仕切部をハーフカット28にすることによっても、仕切り箇所に発生し得る不具合を回避でき、余計な手間をかけずに別種の内容物を分離して収容できる。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態について説明する。図16は、第4実施形態における包装袋の一例を示す斜視図である。図16では、スタンディングパウチ方式の形状の包装袋1Cを例示している。包装袋1Cは、楕円状の底部29を有している。つまり、包装袋1Cは、第2の収容部21の底部29が上部よりも広がりを有しており、自立可能とされている。ここで、第1実施形態の包装袋1と第4実施形態の包装袋1Cとでは、底部の構成が異なるのみで、他の構成は同様であるので、第1実施形態の説明が適用できる。このようにして、様々な自立可能なスタンディングパウチ方式の包装袋に、本発明の包装袋を適用することができる。
次に、第1の比較例について説明する。第1の比較例として、特許文献1の混合袋を取りあげる。特許文献1には、一例として、混合袋のチャックを挟む両側の二辺のそれぞれを未だ開口部とする状態で両チャック部材を嵌合してチャックを閉じ、一方の開口部から収容室に内容物を充填し該開口部をヒートシールすると共に、他方の開口部から他の収容室に別の内容物を充填し該開口部をヒートシールする構成が開示されている。このような構成であれば、チャックを介さずに内容物を充填できるので、仕切り箇所に発生し得る不具合を回避できると思われる。
しかし、このような上下方向から内容物を充填する方式では、第1実施形態における包装袋1に第1及び第2の内容物を収容する工程と比較して、仮に機械作業で自動化した場合に混合袋の天地を逆転させなければならず、余計な手間がかかり、生産効率が下がるので好ましくない。そのため、この点に関し、第1実施形態の包装袋1の方が優れていると言える。なお、第2〜第4実施形態の包装袋1A、1B、1Cについても、同様に優れていると言える。
次に、第2の比較例について説明する。第2の比較例として、特許文献1のような混合袋において、仮に、当業者であれば、一方の側壁側がそれぞれ開口されていて、側壁側の開口部からそれぞれの収容室に別種の内容物をそれぞれ充填した後にヒートシールする構成も想到し得ると思われる。このような構成であっても、チャックを介さずに別種の内容物をそれぞれ充填できるので、仕切り箇所に発生し得る不具合を回避できると思われる。
しかし、このような側壁方向から別種の内容物をそれぞれ充填する方式では、第1実施形態における包装袋に第1及び第2の内容物を収容する工程と比較して、内容物を充填するのに重力作用を利用できず、手間がかかる。そこで、仮に、このような側壁側に開口部を有する混合袋を90度倒して、それぞれの開口部を重力方向に持ってくれば、重力作用を利用して別種の内容物をそれぞれ充填できるようにも思われる。
しかし、この場合、例えば一方の開口部が他方の開口部より狭い場合、一方の内容物を入れづらく、手間がかかる。また、混合袋を搬送するのに安定性を欠くので好ましくない。安定性を欠くという点においては、スタンディングパウチ方式の包装袋においても、側壁側に開口部を設ける方式を採用し、90度倒して、それぞれの開口部を重力方向に持ってきて搬送するようにしても同様のことが言える。したがって、第1実施形態の包装袋1の方が安定して第1、第2の内容物を収容できるので優れていると言える。なお、第2〜第4実施形態の包装袋1A、1B、1Cについても、同様に優れていると言える。
以上、本件に開示する実施形態について明細書及び図面等を用いて説明したが、本件開示の技術は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
また、明細書及び図面中において示した動作等の各処理の実行順序は、任意の順序で実行してもよい場合がある点に留意すべきである。例えば、第1実施形態では、第3工程103→第4工程104→第1工程101→第2工程102と順番を変更してもよい。また、発明の理解の容易のため、上記実施形態で挙げた各図面における各構成要素の縮尺は必ずしも実際のものと同じであるとは限らない場合がある。
[上記実施形態の補足事項]
(1)第1の内容物、第2の内容物について
上記実施形態では、第1の内容物として、固形ドレッシング、第2の内容物として、カット野菜を採用したが、これに限定されない。第1の内容物は、固形ドレッシングに限られず、例えば、サラダ用ドレッシング、マヨネーズ等の油脂加工食品であってもよい。第2の内容物は、例えば、ポテトサラダ、ツナサラダ、マカロニサラダ、和風サラダ等のサラダであってもよい。
また、上記実施形態の第1の内容物と第2の内容物との組合せとしては、例えば、第2の内容物は、から揚げ、天ぷら等のフライ食品から選択したものであって、第1の内容物は、第2の内容物に応じて、たれ、天つゆ、ソース等の調味料から適宜選択したものであってもよい。
また、上記実施形態の第1の内容物と第2の内容物との組合せとしては、第1の内容物が果実用ソース、第2の内容物が苺等の果実であってもよい。
また、上記実施形態の第1の内容物と第2の内容物との組合せとしては、第1の内容物がブルーベーリ等のヨーグルト用のジャム、第2の内容物がヨーグルトであってもよい。
また、上記実施形態の第1の内容物と第2の内容物との組合せとしては、第2の内容物は、胡瓜、大根、茄子等の野菜を調味液に短時間漬けた浅漬けであってもよい。この場合、第1の内容物は、粒状体若しくは粉状体であり、例えば、粉末醤油、食塩、アミノ酸、酸味料、香料であってもよい。
また、上記実施形態の第1の内容物と第2の内容物との組合せとしては、何れか一方、又は両方が液体であってもよい。この場合、第1の収容部11のフィルム、第2の収容部21のフィルムは、液体を収容する場合、例えば、液体の封入に適しているフィルムとして、ONY(二軸延伸ナイロン:外層)/LLDPE(リニヤ低密度ポリエチレン:内層)であることが好ましい。
また、上記実施形態の1内容物と第2の内容物との組合せとしては、食品に限られず、化学品、医薬品、工業製品等であってもよい。例えば、これらの組合せとしては、二液混合接着剤等の混合タイプの接着材であってもよい。この場合、例えば二液混合接着剤は、エポキシ樹脂等の液状樹脂の主剤とポリアミド系の硬化剤とを常温域で化学反応(架橋)させることで硬化するものである。ここで、第1の内容物は硬化剤、第2の内容物は主剤であってよく、硬化剤と主剤とを混合することにより、接着剤としての機能が発揮される。但し、建築現場等で一度に大量に使用する場合に適用されることが好ましい。
また、上記実施形態の1内容物と第2の内容物との組合せとしては、混合医薬として、混合すると経時変化を起こす理由で使用時に混合することが好ましい各種薬剤(液剤、粉末若しくは固形剤)を分離して第1の収容部11、第2の収容部21に収容するようにしてもよい。
(2)フィルムの選択について
上記実施形態では、OPP/CPPフィルム、CPPフィルムを採用したがこれに限定されず、包装袋1の第1の収容部11、11a、11b、及び第2の収容部21のフィルムの選択として、用途に応じて、以下のフィルム(例えば軟包性フィルム)又は樹脂等を本発明のフィルムとして採用してもよい。
上記実施形態では、OPP/PE(ポリエチレン)、OPP/EVA(エチレン・酢酸ビニル共重合フィルム)、OPP/LLDPEを採用してもよい。OPP/PE、OPP/EVA、OPP/LLDPEは、例えば、比較的低コストの包装材料で、酸素の影響を受けにくい砂糖、塩、菓子、冷凍食品等に使用実績があることが知られている。
また、上記実施形態では、OPP/EVOH(ポリビニルアルコール)/PEを採用してもよい。OPP/EVOH/PEは、酸化透過度が低くバリア性等に優れており、例えば、削り節、漬け物、粉末スープ、高級菓子、珍味、茶葉等に使用実績があることが知られている。
また、上記実施形態では、OPP/VM(アルミ蒸着フィルム、透明蒸着フィルム)CPPを採用してもよい。OPP/VMCPPは、ガスバリア性、防湿性、光遮光性等に優れており、例えば、ポテトチップス等、光、酸素、湿気の影響を受けやすい食品に使用実績があることが知られている。
また、上記実施形態では、KOP(ポリ塩化ビニリデンコートOPP又はKコート二軸延伸ポリプロピレン)/PE、KOP/EVA、KOP/LLDPEを採用してもよい。KOP/PE、KOP/EVA、KOP/LLDPEは、防湿性、ガス遮断性等に優れており、例えば、高防湿性を要求する菓子、ふりかけ等に使用実績があることが知られている。
また、上記実施形態では、KOP/CPPを採用してもよい。KOP/CPPは、防湿性、透明性等が優れており、例えば、一般乾燥食品、菓子等に使用実績があることが知られている。
また、上記実施形態では、PET(ポリエチレンテレフタレート)/PE、PET/EVA、PET/LLDPEを採用してもよい。PET/PE、PET/EVA、PET/LLDPEは、耐熱性、耐寒性、保香性に優れており、例えば、PETの耐熱性によりレトルトパウチに適しており、また、PET/PEは、薬品、真空包装、冷凍食品等に使用実績があることが知られている。
また、上記実施形態では、PET/CPPを採用してもよい。PET/CPPは、水物用に使用実績があることが知られている。
また、上記実施形態では、KPET(Kコートポリエチレンテレフタレート)/PE、KPET/EVA、KPET/LLDPE、KPET/CPPを採用してもよい。KPETは、PETの片面にK(PVDC)コートしたもので、PETよりもガスバリア性、防湿性が優れており、PETの特徴をもっているので、耐熱性、耐寒性、保香性に優れている。
また、上記実施形態では、ON(延伸ナイロン)/PE、ON/EVA、ON/LLDPEを採用してもよい。ONは、耐熱性、耐寒性、耐衝撃性、耐ピンホール性に特徴を有しており、液体に適していることが知られている。
また、上記実施形態では、ON/CPPを採用してもよい。ON/CPPは透明レトルトパウチに適していることが知られている。
また、上記実施形態では、KON(Kコート延伸ナイロン)/PE、KON/CPPを採用してもよい。KONは、ONの片面にK(PVDC)をコートしたもので、ガスバリア性、防湿性に優れ、ONの特徴も備えていることが知られている。
また、上記実施形態では、PET/VMPET/PE、PET/VMPET/EVA、PET/VMPET/LLDPEを採用してもよい。これらは、耐熱性、ガスバリア性、防湿性、遮光性に優れていることが知られている。
また、上記実施形態では、PET/AL(アルミニウム箔)/PE、PET/AL/CPPを採用してもよい。PET/AL/PE、PET/AL/CPPは、アルミ箔を使用することにより、ガスバリア性、防湿性、遮光性は、略完全であり、長期保存に特に優れていることが知られている。
なお、上記以外にも、ABS(アクリルニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)、PO(ポリオレフィン)、HDPE(高密度ポリエチレン)、EVAC(エチレン・酢酸ビニル樹脂)、E/P(エチレン・プロピレン樹脂)、EAA(エチレン・アクリル酸共重合物)、EMAA(エチレン・メタクリル酸共重合物)EEA(エチレン・アクリル酸エチル共重合物)、EMMA(エチレン・メタクリル酸メチル共重合物)、EMA(エチレン・アクリル酸メチル共重合物)、ION(アイオノマー)、PC(ポリカーボネート)、PA(ポリアミド)、PS(ポリスチレンフィルム)、PVC(ポリ塩化ビニル)、CNY(無延伸ポリプロピレン)、A−PET(アモルファス−ポリエチレンテレフタレート)、C−PET(結晶性−ポリエチレンテレフタレート)、OPS(延伸ポリスチレン)、MXD−6(二軸延伸メタキシレンダイアミン)フィルム、PVA(延伸ポリビニルアルコールフィルム)、PAN(ポリアクリルニトリル)フィルム、PT(普通セロハン)、MST(防湿セロハン)、SAN(スチレンアクリルニトリル)を用途に応じて適宜選択してもよい。
また、上記以外にも、BT(ビスマレイドトリアジン)、CA(セルロースアセテート)、CAB(セルロースアセテートブチレート)、CF(クレゾール樹脂)、CMC(カルボキシルメチルセルロース)、CN(ニトロセルロース)、CS(カゼイン)、DAP(ジアリルフタレート)、EC(エチルセルロース)、GL(オレフィンビニルアルコール共重合)、MF(メラニン樹脂)、PABM(ポリアミノビスマレイド樹脂)、PAI(ポリアミドイミド)、PAR(ポリアリレート)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PCTFE(三フッ化エチレン樹脂)、PDAP(ジアリルフタレート樹脂)、MDPE(中密度ポリエチレン)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PEI(ポリエーテルイミド)、PES(ポリエーテルサルホン)、PESF(ポリエーテルスルフォン)、PF(フェノール樹脂)、PIB(ポリイソブチレン)、PMMA(ポリメタクリル酸メチル)、POB(ポリオキシベンゾイル)、PPE(ポリフェニレンエーテル)、PPS(ポリフェニレンサルファイト)、HIPS(高衝撃性ポリスチレン)、PSF(ポリサルホン)、PTFE(四フッ化エチレン樹脂)、PUR(ポリウレタン)、PVAC(ポリ酢酸ビニル)、PVAL(ポリビニルアルコール)、PVB(ポリビニルブチラール)、PVCA(ポリ塩化酢酸ビニル)、PVF(ポリフッ化ビニリデン)、PVFM(ポリビニルホルマール)、SB(スチレンブタジエン樹脂)、SI(シリコーン素樹脂)、UF(ユリア樹脂)、UHMW(超高分子量ポリエチレン)、UP(不飽和ポリエステル樹脂)を用途に応じて適宜選択してもよい。
また、上記以外にも、フィルムにミクロの穴が空いており、カット野菜が呼吸可能な鮮度保持機能の高いフィルムを採用してもよい。
以上より、包装袋の用途により、最適な素材を適宜選択可能である。また、単層構造としてもよく、多層構造のフィルムとしてもよい。また、包装袋の形状及びサイズは、用途に応じて適宜変更してもよい。したがって、本発明の包装袋は、例えば、第1の収容部11及び第2の収容部21の容量が略同一のような形状の包装袋であってもよいし、手のひらサイズの形状であってもよい。また、本発明の包装袋は、ガセットタイプやスタンディングパウチ方式以外の形状の包装袋であってもよい。
また、上記実施形態において、ヒートシールを採用したが、用途に応じて、超音波シール、接着シールを採用してもよい。
1、1A、1B、1C…包装袋
2…カット野菜
3…固形ドレッシング
11、11a、11b…第1の収容部
12…第1の開口部
14…チャック
141…雄部材
142…雌部材
21…第2の収容部
22…第2の開口部
24…ガセット部
25…第1のつまみ部
26…第2のつまみ部
27…カットライン
28…ハーフカット

Claims (6)

  1. 第1の内容物と第2の内容物とを、軟包性フィルムから成る第1の収容部と第2の収容部とにそれぞれ分離して密封収容し、前記第1の収容部と前記第2の収容部との仕切りを開封することにより前記第1の内容物と前記第2の内容物とを混合可能とする包装袋であって、
    前記第1の収容部は、前記第1の内容物を収容した後に封止される第1の開口部と、前記第1の内容物と前記第2の内容物とを仕切ると共に開封する機能を有する仕切部とを含み、
    前記第2の収容部は、正面側又は背面側の何れか一方に、前記仕切部を介さずに前記第2の内容物を収容可能とし、収容後に封止される第2の開口部を含む、
    ことを特徴とする包装袋。
  2. 前記第2の収容部は、該第2の収容部の内側フィルムの一部が前記第1の収容部の外側フィルムの一部を取り囲むように重なり、
    前記内側フィルムの一部は、正面側又は背面側の何れか一方の面において、開封を容易とする第1のつまみ部を形成するように前記外側フィルムに貼着され、他方の面において、前記第2の開口部から前記第2の内容物が収容された後、開封を容易とする第2のつまみ部を形成するように前記外側フィルムに貼着され、
    前記第1のつまみ部と前記第2のつまみ部とを、引っ張ることにより、前記仕切部が開封されることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
  3. 前記仕切部は、開閉自在な一対の雄部材及び雌部材よりなる帯状の嵌合部を有するジッパーテープであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の包装袋。
  4. 前記仕切部は、ヒートシールにより開封用のカットラインの加工が施されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の包装袋。
  5. 前記仕切部は、前記フィルムの肉厚に切り込みを入れることにより開封用のハーフカットの加工が施されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の包装袋。
  6. 前記第2の収容部の底部が上部よりも広がりを有しており、自立可能とされていることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の包装袋。
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