JP2018057188A - 電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
Description
個々の上記冷却管に接続し、上記積層体の積層方向に隣り合う2つの上記冷却管の間における上記冷媒の流通経路をなすと共に、上記複数の冷却管のうち上記積層方向における一端に配された上記冷却管と外部装置との間の、上記冷媒の流通経路をなす複数のパイプ(4)とを備え、
上記冷却管には、上記流路の延出方向における両端に上記パイプが接続し、接続した全ての該パイプと上記流路とが連通した連通冷却管(3a)と、上記延出方向における一端に上記積層方向へ貫通した貫通孔(31)が形成され、該貫通孔と上記流路とをこれらの間に介在する隔壁(32)によって分離してある分離冷却管(3b)とがあり、
該分離冷却管の上記流路には、上記積層方向における上記分離冷却管の両側に、上記パイプである流路用パイプ(4a)がそれぞれ接続し、上記貫通孔には、上記積層方向における上記分離冷却管の両側に、上記パイプである貫通用パイプ(4b)がそれぞれ接続し、
上記積層方向における上記分離冷却管の一方側にて、上記流路用パイプは上記貫通用パイプから上記延出方向に離隔した位置に配され、他方側にて、上記流路用パイプは上記貫通用パイプに隣り合う位置に配され、上記延出方向において、上記流路用パイプと上記貫通用パイプとからなるパイプ対(40)に隣り合う位置に、上記電子部品が配されている電力変換装置(1)にある。
そのため、電子部品の冷却効率を高めることができる。すなわち、上記分離冷却管には、上記流路と貫通孔とが形成され、これら流路と貫通孔とが、上記隔壁によって分離されている。したがって、貫通孔を流れた冷媒と、流路を流れた冷媒とが混じり合わず、冷媒は、貫通孔および流路を素通りすることになる(図2参照)。そのため、分離冷却管において冷媒が分流することを防止でき、分離冷却管に流れる冷媒の量を増やすことができる。例えば、冷媒を先に貫通孔に流す場合は、冷媒は、貫通孔を通過した後、下流側の冷却管を流れ、その後、分離冷却管に戻って、該分離冷却管の流路を流れる。そのため、貫通孔に導入された冷媒を全て分離冷却管の流路に流すことができ、この流路に流れる冷媒の量を増やすことができる。したがって、電子部品の冷却効率を高めることができる。なお、冷媒を先に流路に流す場合も同様である。
そのため、パイプ対を構成する2つのパイプ(貫通用パイプと流路用パイプ)が纏まって配置され、上記延出方向における分離冷却管の、パイプ対を設けた側とは反対側の端部に、パイプが配されなくなる。したがって、この端部を、電子部品を冷却する部位として有効活用することができる。そのため、分離冷却管の、電子部品を冷却する面積を増やすことができ、電子部品の冷却効率を高めることができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記電力変換装置に係る実施形態について、図1〜図9を用いて説明する。図1、図2に示すごとく、本形態の電力変換装置1は、積層体10と、複数のパイプ4とを備える。積層体10は、複数の電子部品2と、複数の冷却管3とを積層してなる。上記複数の電子部品2により、電力変換回路11(図8参照)が構成されている。冷却管3内には、電子部品2を冷却する冷媒12が流れる流路30が形成されている。
図2、図4に示すごとく、分離冷却管3bは、貫通孔31と隔壁32とを備える。貫通孔31は、Y方向における分離冷却管3bの一端に形成されており、X方向に貫通している。冷媒12は貫通孔31内を、X方向に流れる。隔壁32は、貫通孔31と流路30との間に介在し、これらを分離している。
そのため、電子部品2の冷却効率を高めることができる。すなわち、分離冷却管3bには、冷媒12が流れる流路30と貫通孔31とが形成され、これら流路30と貫通孔31とが、隔壁32によって分離されている。したがって、貫通孔31を流れた冷媒12と、流路30を流れた冷媒12とが混じり合わず、冷媒12は、分離冷却管3b内の貫通孔31および流路30を素通りすることになる(図2参照)。そのため、分離冷却管3bにおいて冷媒12が分流することを防止でき、分離冷却管3bに流れる冷媒12の量を増やすことができる。したがって、分離冷却管3bに接触した電子部品2bの冷却効率を高めることができる。
そのため、2本のパイプ4aa,4bbが纏まって配置され、Y方向における分離冷却管3bの、パイプ対40を設けた側とは反対側の端部49に、パイプ4が配されなくなる。したがって、この端部49を、電子部品2(2ba)を冷却する部位として有効活用することができる。そのため、分離冷却管3bの、電子部品2(2ba)を冷却する面積を増やすことができ、電子部品2(2ba)をより効果的に冷却することが可能になる。
そのため、Z方向から見たときの、パイプ対40のY方向長さを短くすることができる。したがって、分離冷却管3bのうち、電子部品2(2ba)を冷却する部位のY方向長さを長くすることができ、この部位の面積を広くしやすくなる。そのため、電子部品2(2ba)を広い面積にわたって冷却することが可能になる。
この場合には、本発明の効果を充分に発揮させることができる。すなわち、大型部品2baは表面積が大きいため、広い面積にわたって冷却する必要がある。本形態ではパイプ対40を形成し、Y方向においてパイプ対40に隣り合う位置に大型部品2baを配置してあるため、分離冷却管3bの、大型部品2baを冷却する面積を広くすることができる。そのため、大型部品2baを広い面積にわたって冷却することが可能になる。
そのため、分離冷却管3bの、電子部品2(2ba)を冷却する面積を大きくすることができ、電子部品2(2ba)の冷却効率を高めることができる。
そのため、分離冷却管3bの流路30に流す冷媒12の量を、より増やすことができる。すなわち、後述するように、X方向における一端に配された冷却管3t以外の冷却管3を、分離冷却管3bとすることもできるが(図10参照)、この場合、導入用のパイプ4iと分離冷却管3bとの間に連通冷却管3aが存在するため、導入した冷媒12の一部がこの連通冷却管3aへ流れてしまう。そのため、分離冷却管3bに流すことができる冷媒12の量が低下しやすくなる。これに対して、本形態のように、X方向における一端に配された冷却管3tを分離冷却管3bとすれば、導入された冷媒12を全て分離冷却管3bの流路30に流すことができる。そのため、流れる冷媒12の量を増やすことができ、電子部品2(2ba)を効果的に冷却することができる。
そのため、ケース5の外側に配されている電子部品2(2ba)を、分離冷却管3bによって効率的に冷却することができる。
本形態は、分離冷却管3bの位置を変更した例である。図10、図11に示すごとく、本形態の電力変換装置1は、2本の分離冷却管3b(3ba,3bb)を備える。これら2本の分離冷却管3ba,3bbは、X方向における積層体10の中央付近に配されている。X方向における、分離冷却管3ba,3bbの、加圧部材13を設けた側には、複数の連通冷却管3aが配されている。また、X方向における、分離冷却管3ba,3bbの、加圧部材13を設けた側とは反対側にも、複数の連通冷却管3aが配されている。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
本形態は、パイプ対40を構成する流路用パイプ4aと貫通用パイプ4bとの位置関係を変更した例である。図16、図17に示すごとく、本形態では、パイプ対40を構成する流路用パイプ4aと貫通用パイプ4bとが、Y方向において互いに隣り合うよう構成されている。また、本形態では、実施形態1と同様に、複数の冷却管3のうちX方向における一端に位置する冷却管3tを、分離冷却管3bとしている。この分離冷却管3bにパイプ対40が接続している。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
本形態は、パイプ対40を構成する流路用パイプ4aと貫通用パイプ4bとの位置関係を変更した例である。図18、図19に示すごとく、本形態では、実施形態2と同様に、X方向における積層体10の中央に、2本の分離冷却管3ba,3bbを配置してある。これら2本の分離冷却管3ba,3bbを繋ぐ流路用パイプ4aと貫通用パイプ4bとによって、パイプ対40が構成されている。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
本形態は、パイプ対40を構成する流路用パイプ4aと貫通用パイプ4bとの位置関係を変更した例である。図20に示すごとく、本形態では、パイプ対40を構成する流路用パイプ4aと貫通用パイプ4bとを、斜め方向において互いに隣り合わせてある。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
2 電子部品
3 冷却管
3a 連通冷却管
3b 分離冷却管
30 流路
31 貫通孔
4a 流路用パイプ
4b 貫通用パイプ
40 パイプ対
Claims (7)
- 電力変換回路(11)を構成する複数の電子部品(2)と、該電子部品を冷却する冷媒(12)が流れる流路(30)が形成された複数の冷却管(3)とを積層した積層体(10)と、
個々の上記冷却管に接続し、上記積層体の積層方向に隣り合う2つの上記冷却管の間における上記冷媒の流通経路をなすと共に、上記複数の冷却管のうち上記積層方向における一端に配された上記冷却管と外部装置との間の、上記冷媒の流通経路をなす複数のパイプ(4)とを備え、
上記冷却管には、上記流路の延出方向における両端に上記パイプが接続し、接続した全ての該パイプと上記流路とが連通した連通冷却管(3a)と、上記延出方向における一端に上記積層方向へ貫通した貫通孔(31)が形成され、該貫通孔と上記流路とをこれらの間に介在する隔壁(32)によって分離してある分離冷却管(3b)とがあり、
該分離冷却管の上記流路には、上記積層方向における上記分離冷却管の両側に、上記パイプである流路用パイプ(4a)がそれぞれ接続し、上記貫通孔には、上記積層方向における上記分離冷却管の両側に、上記パイプである貫通用パイプ(4b)がそれぞれ接続し、
上記積層方向における上記分離冷却管の一方側にて、上記流路用パイプは上記貫通用パイプから上記延出方向に離隔した位置に配され、他方側にて、上記流路用パイプは上記貫通用パイプに隣り合う位置に配され、上記延出方向において、上記流路用パイプと上記貫通用パイプとからなるパイプ対(40)に隣り合う位置に、上記電子部品が配されている電力変換装置(1)。 - 上記パイプ対を構成する上記貫通用パイプと上記流路用パイプとは、上記積層方向と上記延出方向との双方に直交する直交方向において、互いに隣り合っている、請求項1に記載の電力変換装置。
- 上記電子部品として、半導体素子(20)を内蔵した半導体モジュール(2a)と、該半導体モジュールに電気接続し該半導体モジュールよりも体積が大きい大型部品(2b)とを備え、該大型部品を上記延出方向において上記パイプ対に隣り合う位置に配置してある、請求項1又は2に記載の電力変換装置。
- 上記分離冷却管は、上記連通冷却管よりも、上記積層方向から見たときの面積が大きい、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電力変換装置。
- 上記複数の冷却管のうち上記積層方向における一端に配された上記冷却管を上記分離冷却管としてある、請求項1〜4のいずれか一項に記載の電力変換装置。
- 上記積層体の少なくとも一部を収容するケース(5)を備え、該ケースの側壁(50)には上記積層方向に貫通した穴部(51)が形成され、上記分離冷却管によって上記穴部を塞いであり、上記パイプ対は上記ケースの外側に配され、該ケースの外側であって上記パイプ対に隣り合う位置に上記電子部品が配されている、請求項5に記載の電力変換装置。
- 上記複数の冷却管のうち、上記積層方向における両端に配された上記冷却管以外の上記冷却管を上記分離冷却管としてある、請求項1〜4のいずれか一項に記載の電力変換装置。
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