JP2018057188A - 電力変換装置 - Google Patents

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和哉 竹内
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Abstract

【課題】電子部品の冷却効率をより向上できる電力変換装置を提供すること。【解決手段】複数の電子部品2と、冷媒12の流路30を有する複数の冷却管3とを積層した積層体10を備える。冷却管3には、連通冷却管3aと分離冷却管3bとがある。分離冷却管3bは、流路30と分離して形成された貫通孔31を備える。分離冷却管3bの流路30には流路用パイプ4aが接続し、貫通孔31には貫通用パイプ4bが接続している。X方向における分離冷却管3bの一方側にて、流路用パイプ4aは貫通用パイプ4bからY方向に離隔した位置に配されている。他方側にて、流路用パイプ4aは貫通用パイプ4bに隣り合う位置に配されている。Y方向において、流路用パイプ4aと貫通用パイプとからなるパイプ対40に隣り合う位置に、電子部品2が配されている。【選択図】図1

Description

本発明は、電力変換回路を構成する複数の電子部品と、該電子部品を冷却する冷却管とを積層した電力変換装置に関する。
電力変換回路を構成する電子部品と、該電子部品を冷却する冷却管とを積層して積層体を構成した電力変換装置が知られている(下記特許文献1参照)。電子部品には、半導体素子を内蔵した半導体モジュールや、昇圧用のリアクトル等がある。この電力変換装置は、上記半導体素子をスイッチング動作させることにより、直流電力を交流電力に変換するよう構成されている。電力変換装置を稼働すると、上記電子部品が発熱する。そのため、上記冷却管によって電子部品を冷却している。冷却管内には、冷媒が流れる流路が形成されている。
上記積層体の積層方向に隣り合う2つの冷却管は、一対の連結パイプによって連結されている。また、複数の冷却管のうち、積層方向における一端に位置する端部冷却管には、導入パイプと導出パイプとが接続している。導入パイプから冷媒を導入すると、冷媒は、連結パイプと冷却管とを通り、導出パイプから導出する。これにより、電子部品を冷却している。
上記導入パイプ、導出パイプ、連結パイプ等のパイプは、流路の延出方向における、冷却管の両端に設けられている(図22参照)。また、上記延出方向における一対のパイプの間に、上記電子部品を配置してある。冷却管内の流路と、接続した全てのパイプとは連通している(以下、この冷却管を連通冷却管とも記す)。
特開2015−220839号公報
しかしながら、上記電力変換装置は、電子部品の冷却効率に改善の余地があった。すなわち、上記連通冷却管のみを用いて積層体を構成すると、導入した冷媒が全ての冷却管に分岐して流れることになる(図22参照)。そのため、個々の冷却管に流れる冷媒の量が少なく、電子部品の冷却効率を向上しにくい。
また、上記電力変換装置では、延出方向における冷却管の両端にパイプが接続しており、この一対のパイプの間に電子部品が配されている。そのため、冷却管のうちパイプが接続した部分(端部)は、電子部品を冷却する部位として利用することができない。したがって、電子部品を冷却できる面積が少なく、電子部品の冷却効率を充分に高めることができない。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、電子部品の冷却効率をより向上できる電力変換装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、電力変換回路(11)を構成する複数の電子部品(2)と、該電子部品を冷却する冷媒(12)が流れる流路(30)が形成された複数の冷却管(3)とを積層した積層体(10)と、
個々の上記冷却管に接続し、上記積層体の積層方向に隣り合う2つの上記冷却管の間における上記冷媒の流通経路をなすと共に、上記複数の冷却管のうち上記積層方向における一端に配された上記冷却管と外部装置との間の、上記冷媒の流通経路をなす複数のパイプ(4)とを備え、
上記冷却管には、上記流路の延出方向における両端に上記パイプが接続し、接続した全ての該パイプと上記流路とが連通した連通冷却管(3a)と、上記延出方向における一端に上記積層方向へ貫通した貫通孔(31)が形成され、該貫通孔と上記流路とをこれらの間に介在する隔壁(32)によって分離してある分離冷却管(3b)とがあり、
該分離冷却管の上記流路には、上記積層方向における上記分離冷却管の両側に、上記パイプである流路用パイプ(4a)がそれぞれ接続し、上記貫通孔には、上記積層方向における上記分離冷却管の両側に、上記パイプである貫通用パイプ(4b)がそれぞれ接続し、
上記積層方向における上記分離冷却管の一方側にて、上記流路用パイプは上記貫通用パイプから上記延出方向に離隔した位置に配され、他方側にて、上記流路用パイプは上記貫通用パイプに隣り合う位置に配され、上記延出方向において、上記流路用パイプと上記貫通用パイプとからなるパイプ対(40)に隣り合う位置に、上記電子部品が配されている電力変換装置(1)にある。
上記電力変換装置は、上記連通冷却管と上記分離冷却管とを備える。
そのため、電子部品の冷却効率を高めることができる。すなわち、上記分離冷却管には、上記流路と貫通孔とが形成され、これら流路と貫通孔とが、上記隔壁によって分離されている。したがって、貫通孔を流れた冷媒と、流路を流れた冷媒とが混じり合わず、冷媒は、貫通孔および流路を素通りすることになる(図2参照)。そのため、分離冷却管において冷媒が分流することを防止でき、分離冷却管に流れる冷媒の量を増やすことができる。例えば、冷媒を先に貫通孔に流す場合は、冷媒は、貫通孔を通過した後、下流側の冷却管を流れ、その後、分離冷却管に戻って、該分離冷却管の流路を流れる。そのため、貫通孔に導入された冷媒を全て分離冷却管の流路に流すことができ、この流路に流れる冷媒の量を増やすことができる。したがって、電子部品の冷却効率を高めることができる。なお、冷媒を先に流路に流す場合も同様である。
また、上記電力変換装置では、積層方向における分離冷却管の一方側において、上記流路用パイプと貫通用パイプとを互いに離隔した位置に配置し、他方側において、流路用パイプと貫通用パイプとを互いに隣り合う位置に配置して、パイプ対を構成してある。そして、上記延出方向において上記パイプ対に隣り合う位置に、電子部品を配置してある。
そのため、パイプ対を構成する2つのパイプ(貫通用パイプと流路用パイプ)が纏まって配置され、上記延出方向における分離冷却管の、パイプ対を設けた側とは反対側の端部に、パイプが配されなくなる。したがって、この端部を、電子部品を冷却する部位として有効活用することができる。そのため、分離冷却管の、電子部品を冷却する面積を増やすことができ、電子部品の冷却効率を高めることができる。
以上のごとく、上記態様によれば、電子部品の冷却効率をより向上できる電力変換装置を提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態1における、電力変換装置の断面図であって、図2のI-I断面図。 図1のII-II断面図。 図1のIII-III断面図。 実施形態1における、分離冷却管および連通冷却管の斜視図。 図1のV矢視図であって、ケース外に配された電子部品を取り除いたもの。 図2のVI-VI断面図。 図1のVII-VII断面図。 実施形態1における、電力変換装置の回路図。 実施形態1における、冷媒の向きを逆にした、分離冷却管および連通冷却管の斜視図。 実施形態2における、電力変換装置の断面図。 図10の部分拡大図。 図11のXII-XII断面図。 図12のXIII-XIII断面図。 図12のXIV-XIV断面図。 図12のXV-XV断面図。 実施形態3における、分離冷却管および連通冷却管の斜視図。 実施形態3における、電力変換装置の側面図であって、ケース外に配された電子部品を取り除いたもの。 実施形態4における、電力変換装置の部分拡大断面図。 図18のXIX-XIX断面図。 実施形態5における、電力変換装置の側面図であって、ケース外に配された電子部品を取り除いたもの。 実施形態5における、分離冷却管の位置を変えた電力変換装置の断面図。 比較形態における、電力変換装置の断面図。
上記電力変換装置は、電気自動車やハイブリッド車等の車両に搭載するための、車載用電力変換装置とすることができる。
(実施形態1)
上記電力変換装置に係る実施形態について、図1〜図9を用いて説明する。図1、図2に示すごとく、本形態の電力変換装置1は、積層体10と、複数のパイプ4とを備える。積層体10は、複数の電子部品2と、複数の冷却管3とを積層してなる。上記複数の電子部品2により、電力変換回路11(図8参照)が構成されている。冷却管3内には、電子部品2を冷却する冷媒12が流れる流路30が形成されている。
パイプ4は、個々の冷却管3に接続している。パイプ4は、積層体10の積層方向(X方向)に隣り合う2つの冷却管3の間における冷媒12の流通経路をなすと共に、複数の冷却管3のうちX方向における一端に配された冷却管3tと外部装置(図示しない)との間の、冷媒12の流通経路をなしている。外部装置は、冷媒12を冷却したり、冷媒12を循環させたりするための装置である。
冷却管3には、連通冷却管3aと分離冷却管3bとがある。連通冷却管3aには、流路30の延出方向(Y方向)における両端にパイプ4が接続している。連通冷却管3aに接続した全てのパイプと、連通冷却管3a内の流路30とは連通している。
図2、図4に示すごとく、分離冷却管3bは、貫通孔31と隔壁32とを備える。貫通孔31は、Y方向における分離冷却管3bの一端に形成されており、X方向に貫通している。冷媒12は貫通孔31内を、X方向に流れる。隔壁32は、貫通孔31と流路30との間に介在し、これらを分離している。
図4に示すごとく、分離冷却管3bの流路30には、X方向における分離冷却管3bの両側に、上記パイプ4である流路用パイプ4a(4aa,4ab)がそれぞれ接続している。また、分離冷却管3bの貫通孔31には、X方向における分離冷却管3bの両側に、上記パイプ4である貫通用パイプ4b(4ba,4bb)がそれぞれ接続している。
図1〜図4に示すごとく、X方向における分離冷却管3bの一方側S1にて、流路用パイプ4aは貫通用パイプ4bからY方向に離隔した位置に配されている。流路用パイプ4aと貫通用パイプ4bとの間に電子部品2(2bb)が設けられている。また、他方側S2にて、流路用パイプ4aは貫通用パイプ4bに隣り合う位置に配されている。そして、Y方向において、流路用パイプ4aと貫通用パイプとからなるパイプ対40に隣り合う位置に、電子部品2(2ba)が配されている。
本形態の電力変換装置1は、電気自動車やハイブリッド車等の車両に搭載するための、車載用電力変換装置である。図8に示すごとく、本形態の電力変換装置1は、昇圧部100とインバータ部101とを備える。昇圧部100は、フィルタコンデンサ84と、リアクトル29と、半導体モジュール2aとによって構成されている。半導体モジュール2aは、半導体素子20(IGBT)を内蔵している。この半導体素子20をスイッチング動作させることにより、直流電源81の直流電圧を昇圧するよう構成されている。
インバータ部101は、平滑コンデンサ85と、複数の半導体モジュール2aとからなる。昇圧部100によって昇圧した電圧を平滑コンデンサ85によって平滑化している。また、半導体モジュール2内の半導体素子20をスイッチング動作させることにより、昇圧後の直流電力を交流電力に変換している。これにより、交流負荷82を駆動し、上記車両を走行させている。
また、フィルタコンデンサ84に並列に、DC−DCコンバータ28が接続している。このDC−DCコンバータ28を用いて直流電源81の電圧を降圧し、低圧バッテリー83を充電するよう構成されている。
図7に示すごとく、半導体モジュール2aは、上記半導体素子20を内蔵した本体部21と、該本体部21から突出したパワー端子22と、制御端子23とを備える。パワー端子22には、直流電圧が加わる直流端子22p,22nと、交流負荷82に電気接続される交流端子22aとがある。パワー端子22は、本体部21から、X方向とY方向との双方に直交する直交方向(Z方向)に突出している。また、制御端子23は、制御回路基板14に接続している。この制御回路基板14によって、上記半導体素子20のスイッチング動作を制御している。
図1〜図3に示すごとく、本形態の電力変換装置1は、電子部品2として、上記半導体モジュール2aと、該半導体モジュール2aに電気接続し該半導体モジュール2aよりも体積が大きい大型部品2b(2ba,2bb)とを備える。第1の大型部品2baは、上記DC−DCコンバータ28である。また、第2の大型部品2bbは、上記リアクトル29(図8参照)である。これら2個の大型部品2ba,2bbを、上記分離冷却管3bによって冷却している。また、上記連通冷却管3aによって、半導体モジュール2aを冷却している。
本形態の電力変換装置1は、積層体10の一部を収容するケース5を備える。ケースの壁部50には、X方向に貫通した穴部51が形成されている。この穴部51を、分離冷却管3bによってケース外側から塞いである。分離冷却管3bは、ボルト39によってケース5に締結されている。
図5に示すごとく、本形態の分離冷却管3bは、連通冷却管3a(図7参照)よりも、X方向から見たときの面積が大きい。図1、図2に示すごとく分離冷却管3bによって冷却する2個の上記大型部品2ba,2bbのうち、第1の大型部品2baはケース5の外側に配されており、第2の大型部品2bbはケース5の内側に配されている。
また、図1〜図3に示すごとく、ケース5内には、加圧部材13(板ばね)が配されている。この加圧部材13を用いて、複数の連通冷却管3a及び半導体モジュール2aと、第2の大型部品2bbとを、分離冷却管3bに向けて加圧している。これにより、連通冷却管3aと半導体モジュール2aと第2の大型部品2bbとをケース5内に固定すると共に、連通冷却管3aと半導体モジュール2aとの接触圧を確保している。
上述したように、分離冷却管3bには、パイプ対40を構成する流路用パイプ4aと貫通用パイプ4bとが接続している。これらのパイプ4a,4bは、Z方向において互いに隣り合っている。図2に示すごとく、パイプ対40を構成する貫通用パイプ4baから冷媒12を導入すると、冷媒12は、貫通部31、ケース5内の貫通用パイプ4bbを通り、複数の連通冷却管3aに分配される。上述したように、連通冷却管3aは、内部に形成された流路30と、接続した全てのパイプ4とが連通している。そのため、パイプ4を通って連通冷却管3aに導入された冷媒12の一部は、流路30に流れ、他の一部は、導入側のパイプ4とはX方向において反対側に設けられたパイプ4に流れる。したがって、冷媒12は、複数の連通冷却管3aの流路30に分かれて流れる。
冷媒12は、連通冷却管3aの流路30を通った後、合流して、ケース5内の流路用パイプ4abを流れる。その後、冷媒12は分離冷却管3bの流路30に導入され、パイプ対40を構成する流路用パイプ4aa(図1参照)を通って導出される。このように構成してあるため、貫通用パイプ4baから導入した全ての冷媒12は、分離冷却管3bの流路30を流れる。これにより、分離冷却管3bの流路30に流れる冷媒の量を増やし、電子部品2b(2ba)の冷却効率を高めている。
次に、本形態の作用効果について説明する。本形態の電力変換装置1は、連通冷却管3aと分離冷却管3bとを備える。
そのため、電子部品2の冷却効率を高めることができる。すなわち、分離冷却管3bには、冷媒12が流れる流路30と貫通孔31とが形成され、これら流路30と貫通孔31とが、隔壁32によって分離されている。したがって、貫通孔31を流れた冷媒12と、流路30を流れた冷媒12とが混じり合わず、冷媒12は、分離冷却管3b内の貫通孔31および流路30を素通りすることになる(図2参照)。そのため、分離冷却管3bにおいて冷媒12が分流することを防止でき、分離冷却管3bに流れる冷媒12の量を増やすことができる。したがって、分離冷却管3bに接触した電子部品2bの冷却効率を高めることができる。
ここで仮に、図22に示すごとく、大型部品2baに隣接する冷却管3tを連通冷却管3aにしたとすると、この大型部品2baの冷却効率が低下しやすくなる。すなわち、上述したように、連通冷却管3aは、全てのパイプ4が内部の流路30と連通している。したがって、導入用のパイプ4iから冷媒12を導入すると、冷媒12の一部は流路30に流れ、残りは、上記パイプ4iの反対側に設けられたパイプ4oへ流れてしまう。つまり、冷媒12が分流してしまう。そのため、冷却管3tの流路30に流れる冷媒12の量は少なく、大型部品2baの冷却効率が低くなりやすい。
これに対して、図2に示すごとく、本形態のように、大型部品2baに隣接する冷却管3tを分離冷却管3bにすれば、この大型部品2baの冷却効率を高めることができる。すなわち、図2に示すごとく、分離冷却管3bには隔壁32が形成されている。そのため、分離冷却管3bの貫通孔31に冷媒12を導入すると、冷媒12は分離冷却管3bの流路30へ流れず、全て下流側の冷却管3(3a)へ向かう。その後、冷媒12は連通冷却管3aを流れ、分離冷却管3bに戻って、該分離冷却管3bの流路30を流れる。そのため、貫通孔31に導入した冷媒12を全て分離冷却管3bの流路30に流すことができ、この流路30に流れる冷媒12の量を増やすことができる。したがって、大型部品3baの冷却効率を高めることができる。
なお、本形態では、ケース5外から、分離冷却管3bの貫通孔31に冷媒12を導入しているが、冷媒12の向きを変えた場合も、同様の効果を奏することができる。例えば図9に示すごとく、分離冷却管3bの流路30に先に冷媒12を導入した場合、冷媒12は流路30を流れ、ケース5内の流路用パイプ4abを通る。分離冷却管3b内には隔壁32が形成されているため、冷媒12は流路30から貫通孔31に流れず、冷媒12は全て、下流側に設けられた連通冷却管3aに向かう。冷媒12はその後、複数の連通冷却管3aに分配され、貫通孔31を通って、導出される。そのため、導入した全ての冷媒12を、分離冷却管3bの流路30に流すことができ、流れる冷媒12の量を増やすことができる。したがって、大型部品2ba(図1、図2参照)の冷却効率を高めることができる。
また、図4に示すごとく、本形態の電力変換装置1では、X方向における分離冷却管3bの上記一方側S1において、流路用パイプ4abと貫通用パイプ4bbとを離隔した位置に配置し、他方側S2において、流路用パイプ4aaと貫通用パイプ4bbとを互いに隣り合う位置に配置して、パイプ対40を構成してある。そして、図2に示すごとく、Y方向おいてパイプ対40に隣り合う位置に、電子部品2(2ba)を配置してある。
そのため、2本のパイプ4aa,4bbが纏まって配置され、Y方向における分離冷却管3bの、パイプ対40を設けた側とは反対側の端部49に、パイプ4が配されなくなる。したがって、この端部49を、電子部品2(2ba)を冷却する部位として有効活用することができる。そのため、分離冷却管3bの、電子部品2(2ba)を冷却する面積を増やすことができ、電子部品2(2ba)をより効果的に冷却することが可能になる。
また、図1、図4に示すごとく、本形態では、パイプ対40を構成する貫通用パイプ4baと流路用パイプ4aaとは、Z方向において、互いに隣り合っている。
そのため、Z方向から見たときの、パイプ対40のY方向長さを短くすることができる。したがって、分離冷却管3bのうち、電子部品2(2ba)を冷却する部位のY方向長さを長くすることができ、この部位の面積を広くしやすくなる。そのため、電子部品2(2ba)を広い面積にわたって冷却することが可能になる。
また、本形態の電力変換装置1は、電子部品2として、上記半導体モジュール2aと、該半導体モジュール2aよりも体積が大きい大型部品2bとを備える。この大型部品2b(2ba)をY方向においてパイプ対40に隣り合う位置に配置してある。
この場合には、本発明の効果を充分に発揮させることができる。すなわち、大型部品2baは表面積が大きいため、広い面積にわたって冷却する必要がある。本形態ではパイプ対40を形成し、Y方向においてパイプ対40に隣り合う位置に大型部品2baを配置してあるため、分離冷却管3bの、大型部品2baを冷却する面積を広くすることができる。そのため、大型部品2baを広い面積にわたって冷却することが可能になる。
また、図5に示すごとく、分離冷却管3bは、連通冷却管3a(図7参照)よりも、X方向から見たときの面積が大きい。
そのため、分離冷却管3bの、電子部品2(2ba)を冷却する面積を大きくすることができ、電子部品2(2ba)の冷却効率を高めることができる。
また、図1に示すごとく、本形態では、複数の冷却管3のうちX方向における一端に配された冷却管3tを、分離冷却管3bとしてある。
そのため、分離冷却管3bの流路30に流す冷媒12の量を、より増やすことができる。すなわち、後述するように、X方向における一端に配された冷却管3t以外の冷却管3を、分離冷却管3bとすることもできるが(図10参照)、この場合、導入用のパイプ4iと分離冷却管3bとの間に連通冷却管3aが存在するため、導入した冷媒12の一部がこの連通冷却管3aへ流れてしまう。そのため、分離冷却管3bに流すことができる冷媒12の量が低下しやすくなる。これに対して、本形態のように、X方向における一端に配された冷却管3tを分離冷却管3bとすれば、導入された冷媒12を全て分離冷却管3bの流路30に流すことができる。そのため、流れる冷媒12の量を増やすことができ、電子部品2(2ba)を効果的に冷却することができる。
また、本形態の電力変換装置1は、積層体10の一部を収容するケース5を備える。このケース5の側壁50にはX方向に貫通した穴部51が形成されている。上記分離冷却管3bによって穴部51を塞いである。上記パイプ対40はケース5の外側に配されている。そして、ケース5外側であってパイプ対40に隣り合う位置に、電子部品2(2ba)を配置してある。
そのため、ケース5の外側に配されている電子部品2(2ba)を、分離冷却管3bによって効率的に冷却することができる。
なお、本形態では、分離冷却管3bを用いて上記穴部51をケース外側から塞いであるが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、分離冷却管3bを用いて穴部51をケース内側から塞いでもよい。
以上のごとく、本形態によれば、電子部品の冷却効率をより向上できる電力変換装置を提供することができる。
なお、本形態では、ケース5外に配した大型部品2baとしてDC−DCコンバータ28を採用したが、本発明はこれに限るものではなく、リアクトル29やコンデンサ等を採用しても良い。
(実施形態2)
本形態は、分離冷却管3bの位置を変更した例である。図10、図11に示すごとく、本形態の電力変換装置1は、2本の分離冷却管3b(3ba,3bb)を備える。これら2本の分離冷却管3ba,3bbは、X方向における積層体10の中央付近に配されている。X方向における、分離冷却管3ba,3bbの、加圧部材13を設けた側には、複数の連通冷却管3aが配されている。また、X方向における、分離冷却管3ba,3bbの、加圧部材13を設けた側とは反対側にも、複数の連通冷却管3aが配されている。
図12、図15に示すごとく、第1分離冷却管3baの貫通孔31には、第1貫通用パイプ4baと第2貫通用パイプ4bbとの、2つの貫通用パイプ4b(4ba,4bb)が接続している。同様に、第2分離冷却管3bbの貫通孔31には、第2貫通用パイプ4bbと第3貫通用パイプ4bcとの、2つの貫通用パイプ4b(4bb,4bc)が接続している。さらに、第2分離冷却管3bbの流路30には、第1流路用パイプ4aaと第2流路用パイプ4abとの、2本の流路用パイプ4a(4aa,4ab)が接続している。また、第1分離冷却管3baの流路30には、第2流路用パイプ4abと第3流路用パイプ4acとの、2本の流路用パイプ4a(4ab,4ac)が接続している。第2貫通用パイプ4bbと第2流路用パイプ4abとは互いに隣り合う位置に配され、パイプ対40を構成している。
図10に示すごとく、パイプ4iから導入された冷媒12は、まず複数の連通冷却管3aに分配される。そして、残余の冷媒12は、図12〜図15に示すごとく、第1貫通用パイプ4ba〜第3貫通用パイプ4bcを通り、分離冷却管3ba,3bbの下流に配された複数の連通冷却管3aに向かう。冷媒12は、これらの連通冷却管3a内の流路30を流れた後、第1流路用パイプ4aa、第2分離冷却管3bbの流路30、第2流路用パイプ4ab、第1分離冷却管3baの流路30、第3流路用パイプ4acを流れる。これにより、電子部品2(2ba)を冷却するよう構成されている。
パイプ対40を構成する第2貫通用パイプ4bbと第2流路用パイプ4abとは、Z方向において互いに隣り合っている。また、Y方向においてパイプ対40に隣り合う位置に、電子部品2(2ba)が配されている。
本形態の作用効果について説明する。本形態においても、分離冷却管3ba,3bbの貫通孔31に導入された冷媒12が、全て、分離冷却管3ba,3bbの流路30に流れる。そのため、分離冷却管3ba,3bbの流路30に流れる冷媒12の量を増やすことができ、電子部品2(2ba)の冷却効率を高めることができる。
また、本形態では図10に示すごとく、複数の冷却管3のうち、X方向における両端に配された冷却管3(3t1,3t2)以外の冷却管3を、分離冷却管3bとしている。そのため、分離冷却管3bを設ける位置の自由度を高くすることができ、電力変換装置1の設計自由度を高めることができる。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
なお、本形態では、2本の分離冷却管3ba,3bbの間に大型部品2baを配置しているが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、2本の分離冷却管3ba,3bbの間に半導体モジュール2aを配置してもよい。特に、複数の半導体モジュール2aのうち発熱量が高い半導体モジュール2aを、2本の分離冷却管3ba,3bbの間に配すると、この半導体モジュール2aを効率的に冷却することが可能になる。
(実施形態3)
本形態は、パイプ対40を構成する流路用パイプ4aと貫通用パイプ4bとの位置関係を変更した例である。図16、図17に示すごとく、本形態では、パイプ対40を構成する流路用パイプ4aと貫通用パイプ4bとが、Y方向において互いに隣り合うよう構成されている。また、本形態では、実施形態1と同様に、複数の冷却管3のうちX方向における一端に位置する冷却管3tを、分離冷却管3bとしている。この分離冷却管3bにパイプ対40が接続している。
本形態の作用効果を説明する。上述したように、本形態では、パイプ対40を構成する流路用パイプ4aと貫通用パイプ4bとが、Y方向において互いに隣り合っている。そのため、実施形態1のように流路用パイプ4aと貫通用パイプ4bとをZ方向に隣り合わせた場合と比べて(図4、図5参照)、分離冷却管3bのZ方向長さを短くすることができる。そのため、電力変換装置1を小型化しやすい。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
(実施形態4)
本形態は、パイプ対40を構成する流路用パイプ4aと貫通用パイプ4bとの位置関係を変更した例である。図18、図19に示すごとく、本形態では、実施形態2と同様に、X方向における積層体10の中央に、2本の分離冷却管3ba,3bbを配置してある。これら2本の分離冷却管3ba,3bbを繋ぐ流路用パイプ4aと貫通用パイプ4bとによって、パイプ対40が構成されている。
パイプ対40を構成する流路用パイプ4aと貫通用パイプ4bとは、Y方向において互いに隣り合っている。そのため、実施形態2のように流路用パイプ4aと貫通用パイプ4bとをZ方向に隣り合わせた場合と比べて、分離冷却管3ba,3bbのZ方向長さを短くすることができる。したがって、電力変換装置1を小型化しやすい。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
(実施形態5)
本形態は、パイプ対40を構成する流路用パイプ4aと貫通用パイプ4bとの位置関係を変更した例である。図20に示すごとく、本形態では、パイプ対40を構成する流路用パイプ4aと貫通用パイプ4bとを、斜め方向において互いに隣り合わせてある。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
なお、本形態では、複数の冷却管3のうちX方向における一端に位置する冷却管3tを分離冷却管3bとしたが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、図21に示すように、X方向における積層体10の中央に配された冷却管3を、分離冷却管3bとしてもよい。
1 電力変換装置
2 電子部品
3 冷却管
3a 連通冷却管
3b 分離冷却管
30 流路
31 貫通孔
4a 流路用パイプ
4b 貫通用パイプ
40 パイプ対

Claims (7)

  1. 電力変換回路(11)を構成する複数の電子部品(2)と、該電子部品を冷却する冷媒(12)が流れる流路(30)が形成された複数の冷却管(3)とを積層した積層体(10)と、
    個々の上記冷却管に接続し、上記積層体の積層方向に隣り合う2つの上記冷却管の間における上記冷媒の流通経路をなすと共に、上記複数の冷却管のうち上記積層方向における一端に配された上記冷却管と外部装置との間の、上記冷媒の流通経路をなす複数のパイプ(4)とを備え、
    上記冷却管には、上記流路の延出方向における両端に上記パイプが接続し、接続した全ての該パイプと上記流路とが連通した連通冷却管(3a)と、上記延出方向における一端に上記積層方向へ貫通した貫通孔(31)が形成され、該貫通孔と上記流路とをこれらの間に介在する隔壁(32)によって分離してある分離冷却管(3b)とがあり、
    該分離冷却管の上記流路には、上記積層方向における上記分離冷却管の両側に、上記パイプである流路用パイプ(4a)がそれぞれ接続し、上記貫通孔には、上記積層方向における上記分離冷却管の両側に、上記パイプである貫通用パイプ(4b)がそれぞれ接続し、
    上記積層方向における上記分離冷却管の一方側にて、上記流路用パイプは上記貫通用パイプから上記延出方向に離隔した位置に配され、他方側にて、上記流路用パイプは上記貫通用パイプに隣り合う位置に配され、上記延出方向において、上記流路用パイプと上記貫通用パイプとからなるパイプ対(40)に隣り合う位置に、上記電子部品が配されている電力変換装置(1)。
  2. 上記パイプ対を構成する上記貫通用パイプと上記流路用パイプとは、上記積層方向と上記延出方向との双方に直交する直交方向において、互いに隣り合っている、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 上記電子部品として、半導体素子(20)を内蔵した半導体モジュール(2a)と、該半導体モジュールに電気接続し該半導体モジュールよりも体積が大きい大型部品(2b)とを備え、該大型部品を上記延出方向において上記パイプ対に隣り合う位置に配置してある、請求項1又は2に記載の電力変換装置。
  4. 上記分離冷却管は、上記連通冷却管よりも、上記積層方向から見たときの面積が大きい、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  5. 上記複数の冷却管のうち上記積層方向における一端に配された上記冷却管を上記分離冷却管としてある、請求項1〜4のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  6. 上記積層体の少なくとも一部を収容するケース(5)を備え、該ケースの側壁(50)には上記積層方向に貫通した穴部(51)が形成され、上記分離冷却管によって上記穴部を塞いであり、上記パイプ対は上記ケースの外側に配され、該ケースの外側であって上記パイプ対に隣り合う位置に上記電子部品が配されている、請求項5に記載の電力変換装置。
  7. 上記複数の冷却管のうち、上記積層方向における両端に配された上記冷却管以外の上記冷却管を上記分離冷却管としてある、請求項1〜4のいずれか一項に記載の電力変換装置。
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