JP2018057187A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018057187A
JP2018057187A JP2016192508A JP2016192508A JP2018057187A JP 2018057187 A JP2018057187 A JP 2018057187A JP 2016192508 A JP2016192508 A JP 2016192508A JP 2016192508 A JP2016192508 A JP 2016192508A JP 2018057187 A JP2018057187 A JP 2018057187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
electronic component
cooling plate
plate
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016192508A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6631459B2 (ja
Inventor
和哉 竹内
Kazuya Takeuchi
和哉 竹内
弘洋 一条
Koyo Ichijo
弘洋 一条
慎吾 大野
Shingo Ono
慎吾 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2016192508A priority Critical patent/JP6631459B2/ja
Priority to US15/718,526 priority patent/US10136564B2/en
Priority to DE102017122746.6A priority patent/DE102017122746A1/de
Priority to CN202010811034.4A priority patent/CN111865123B/zh
Priority to CN201710907998.7A priority patent/CN107888099B/zh
Priority to CN202010810693.6A priority patent/CN111934544A/zh
Publication of JP2018057187A publication Critical patent/JP2018057187A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6631459B2 publication Critical patent/JP6631459B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】電子部品の冷却効率をより向上できる電力変換装置を提供すること。【解決手段】積層体10と、電子部品4と、該電子部品4を冷却する冷却プレート5とを備える。積層体10は、複数の半導体モジュール2と、複数の冷却管3とを積層してなる。電子部品4は、半導体モジュール2に電気接続している。積層体10と電子部品4と冷却プレート5とは、積層体10の積層方向に配列している。冷却プレート5内には、積層方向に直交する方向に冷媒11が流れるプレート内流路50が形成されている。冷却プレート5は、冷却管3よりも、積層方向から見たときの面積が大きい。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体素子を内蔵した複数の半導体モジュールと、該半導体モジュールを冷却する複数の冷却管とを積層した電力変換装置に関する。
直流電力と交流電力との間で電力変換を行う電力変換装置として、半導体素子を内蔵した複数の半導体モジュールと、該半導体モジュールを冷却する複数の冷却管とを積層して、積層体を構成したものが知られている(下記特許文献1参照)。この電力変換装置では、上記半導体素子をスイッチング動作させ、これにより、直流電源から供給される直流電力を交流電力に変換している。半導体素子をスイッチング動作させると、半導体モジュールが発熱する。そのため、上記冷却管を用いて、半導体モジュールを冷却している。
電力変換装置は、リアクトル、コンデンサ、DC−DCコンバータ等の電子部品をさらに備える。これらの電子部品は、半導体モジュールに電気接続している。電力変換装置を稼働すると、これらの電子部品も発熱する。そのため、近年、これらの電子部品を冷却することが検討されている。
例えば、金属板からなり、冷却管と同様の形状を有する冷却プレートを設けることが検討されている。そして、この冷却プレートと冷却管とによって電子部品を挟持し、冷却プレートを用いて、電子部品から発生した熱を放熱することが検討されている。このようにすれば、電子部品の温度を下げることが可能になる。
特開2015−220839号公報
しかしながら、上記構成を採用しても、電子部品を充分に冷却することができない。すなわち、上記冷却プレートとして単なる金属板を用いても、電子部品から発生する熱を充分に吸収することはできない。また、冷却プレートを、冷却管と同じ形状に形成すると、冷却プレートの面積が小さいため、充分な放熱効果を得ることができない。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、電子部品の冷却効率をより向上できる電力変換装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、半導体素子(20)を内蔵した複数の半導体モジュール(2)と、該半導体モジュールを冷却する冷媒(11)が流れる複数の冷却管(3)とを積層した積層体(10)と、
上記半導体モジュールに電気接続した電子部品(4)と、
該電子部品を冷却する冷却プレート(5)とを備え、
上記積層体と上記電子部品と上記冷却プレートとは、上記積層体の積層方向に配列しており、
上記冷却プレートは上記冷却管と連結しており、上記冷却プレート内に、上記積層方向に直交する方向に上記冷媒が流れるプレート内流路(50)が形成され、
上記冷却プレートは、上記積層方向から見たときの面積が上記冷却管よりも大きい、電力変換装置(1)にある。
上記電力変換装置においては、冷却プレート内に、冷媒が流れる上記プレート内流路を形成してある。
そのため、プレート内流路を流れる冷媒と、電子部品との間で熱交換を行うことができ、電子部品を効果的に冷却することができる。
また、上記電力変換装置の冷却プレートは、冷却管よりも、積層方向から見たときの面積が大きい。
そのため、冷却プレートと電子部品とが熱的に接触する面積を増やすことができ、電子部品を効率よく冷却することができる。
また、冷却プレートの面積を大きくすると、冷却プレート内に大きなプレート内流路を形成することができる。したがって、電子部品の冷却効率を高めることができる。
また、冷却プレートの面積を大きくすると、空気との接触面積が増えるため、冷却プレートの放熱効率を高めることができる。そのため、冷却プレートの温度を低くすることができ、電子部品をより効率的に冷却することができる。
以上のごとく、上記態様によれば、電子部品の冷却効率をより向上できる電力変換装置を提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態1における、電力変換装置の断面図であって、図7のI-I断面図。 実施形態1における、冷却プレート及び冷却管の斜視図。 図1のIII矢視図。 図1のIV-IV断面図。 図4のV-V断面図。 図1のVI-VI断面図。 図1のVII-VII断面図。 実施形態1における、電力変換装置の回路図。 実施形態2における、電力変換装置の断面図。 実施形態3における、電力変換装置の断面図。 実施形態3における、冷却プレートの内部構造を説明するための断面図。 実施形態3における、冷却プレート及び冷却管の斜視図。 実施形態4における、電力変換装置の断面図。 実施形態5における、電力変換装置の断面図。 実施形態6における、電力変換装置の断面図。 比較形態における、電力変換装置の断面図。
上記電力変換装置は、ハイブリッド車や電気自動車等の車両に搭載するための、車載用電力変換装置とすることができる。
(実施形態1)
上記電力変換装置に係る実施形態について、図1〜図8を参照して説明する。図1に示すごとく、本形態の電力変換装置1は、積層体10と、電子部品4と、冷却プレート5とを備える。積層体10は、複数の半導体モジュール2と、複数の冷却管3とを積層してなる。
半導体モジュール2は、半導体素子20(図8参照)を内蔵している。冷却管3内には、冷媒11が流れる管内流路30が形成されている(図5参照)。この冷媒11と半導体モジュール2との間で熱交換を行うことにより、半導体モジュール2を冷却するよう構成されている。
電子部品4(4a,4b)は、半導体モジュール2に電気接続している(図8参照)。電子部品4は、半導体モジュール2よりも体積が大きい。
冷却プレート5は、電子部品4を冷却するために設けられている。
図1に示すごとく、冷却プレート5は、その厚さ方向が積層体10の積層方向(X方向)と一致するように配されている。積層体10と電子部品4と冷却プレート5とは、X方向に配列している。
冷却プレート5は、一対のパイプ14(14a,14b)によって、冷却管3に連結されている。図2〜図6に示すごとく、冷却プレート5内には、X方向に直交する方向に冷媒11が流れるプレート内流路50が形成されている。
図2に示すごとく、冷却プレート5は、X方向から見たときの面積が冷却管3よりも大きい。
本形態の電力変換装置1は、ハイブリッド車や電気自動車等の車両に搭載するための、車載用電力変換装置である。図1に示すごとく、本形態の電力変換装置1は、第1電子部品4aと第2電子部品4bとの、2個の電子部品4を備える。第1電子部品4aはリアクトルであり、第2電子部品4bはDC−DCコンバータである。図8に示すごとく、一部の半導体モジュール2aと第1電子部品4a(リアクトル)とフィルタコンデンサ19とによって、直流電源80の電圧を昇圧する昇圧回路100を構成してある。
また、他の半導体モジュール2bと平滑コンデンサ18とによって、インバータ回路101を構成してある。半導体モジュール2b内の半導体素子20をスイッチング動作させることにより、昇圧後の直流電力を交流電力に変換している。これにより、交流負荷81(三相交流モータ)を駆動し、上記車両を走行させている。
また、上記第2電子部品4b(DC−DCコンバータ)は、フィルタコンデンサ19に並列接続している。このDC−DCコンバータを用いて、直流電源80の電圧を降圧し、低圧バッテリー82を充電するよう構成されている。
図7に示すごとく、半導体モジュール2は、上記半導体素子20(図8参照)を内蔵した本体部21と、該本体部21から突出したパワー端子22と、制御端子23とを備える。パワー端子22には、直流電圧が加わる正極端子22p及び負極端子22nと、交流負荷81に電気接続される交流端子22aとがある。また、制御端子23は、制御回路基板17に接続している。この制御回路基板17によって、半導体素子20のスイッチング動作を制御している。
また、図1に示すごとく、本形態の電力変換装置1は、積層体10と第1電子部品4aとを収容するケース6を備える。ケース6には、X方向に貫通した貫通穴60が形成されている。この貫通穴60を、冷却プレート5によって、ケース6の外側から塞いである。冷却プレート5は、ボルト69によって、ケース6に締結されている。
冷却プレート5と積層体10との間に、第1電子部品4aが介在している。また、冷却プレート5の、第1電子部品4aを配した側とは反対側に、第2電子部品4bを設けてある。冷却プレート5によって、第1電子部品4aと第2電子部品4bとの、2個の電子部品4をそれぞれ冷却している。
ケース6の壁部62と積層体10との間には、加圧部材16(板ばね)が配されている。この加圧部材16によって、積層体10を第1電子部品4aに向けて加圧している。これにより、半導体モジュール2と冷却管3との接触圧を確保しつつ、積層体10をケース6内に固定している。
X方向に隣り合う2本の冷却管3は、連結管15によって連結されている。連結管15は、パワー端子22の突出方向(Z方向)とX方向との双方に直交する幅方向(Y方向)における、冷却管3の両端にそれぞれ設けられている。
また、図1〜図3に示すごとく、冷却プレート5には、冷媒11を導入するための導入管12と、冷媒11を導出するための導出管13とが接続している。導入管12と導出管13とは、Z方向から見たときに、互いに重なり合う位置に配されている。
図1、図2に示すごとく、ケース6内に、2本のパイプ14(14a,14b)が設けられている。これら2本のパイプ14は、冷却プレート5と積層体10との間に介在している。パイプ14には、導入管12に連結した導入側パイプ14aと、冷却管3内を通過した冷媒11が通る導出側パイプ14bとがある。
2本のパイプ14は、積層体10を構成する複数の冷却管3のうち、X方向において第1電子部品4aに最も近い位置に配された端部冷却管3aと、冷却プレート5とを連結している。導入側パイプ14aは、Y方向における、端部冷却管3aの一方の端部38に接続している。導出側パイプ14bは、Y方向における、端部冷却管3bの他方の端部39に接続している。2本のパイプ14a,14bは、X方向における長さが、連結管15よりも長い。これら2本のパイプ14a,14bの間に、第1電子部品4aが配されている。
図2〜図6に示すごとく、冷却プレート5内には、冷媒11が流れるプレート内流路50が形成されている。プレート内流路50は、冷却管3内に形成された管内流路30(図5参照)よりも、X方向から見たときの面積が大きい。
図5に示すごとく、冷媒11を導入管12に導入すると、冷媒11は、導入側パイプ14aを流れ、連結管15を通って、複数の冷却管3(管内流路30)に分配される。その後、冷媒11は合流し、導出側パイプ14b、プレート内流路50を流れて、導出管13から導出される。このように、冷媒11を管内流路30及びプレート内流路50に流すことにより、半導体モジュール2及び電子部品4a,4bを冷却している。
次に、本形態の作用効果について説明する。図2、図5に示すごとく、本形態では、冷却プレート5内に、冷媒11が流れるプレート内流路50を形成してある。
そのため、プレート内流路50を流れる冷媒11と、電子部品4との間で熱交換を行うことができ、電子部品4を効果的に冷却することができる。
また、本形態の冷却プレート5は、冷却管3よりも、X方向から見たときの面積が大きい。
そのため、冷却プレート5と電子部品4とが熱的に接触する面積を増やすことができ、電子部品4を効率よく冷却することができる。
また、冷却プレート5の面積を大きくすると、冷却プレート5内に大きなプレート内流路50を形成することができる。したがって、電子部品4の冷却効率をより高めることができる。
また、冷却プレート5の面積を大きくすると、空気との接触面積が増えるため、冷却プレート5の放熱効率を高めることができる。そのため、冷却プレート5の温度を低くすることができ、電子部品4をより効率的に冷却することができる。
なお、本形態では、冷媒11がプレート内流路50を、X方向に直交する方向へ流れるよう構成してある。そのため、冷却プレート5の面積を大きくすることにより、電子部品4を冷却する効果を高めることが可能になる。すなわち、仮に図16に示すごとく、冷却プレート5内に、冷媒11がX方向に流れる流路95を形成したとすると、冷却プレート5内の冷媒11は、電子部品4の隣には流れないため、この冷媒11は、電子部品4の冷却に寄与しない。そのため、冷却プレート5の面積を大きくしても、電子部品4の冷却効率を充分に高めることができなくなる。
これに対して、図2、図5に示すごとく、本形態のように、冷却プレート5内に、X方向に直交する方向へ冷媒11が流れる流路(プレート内流路50)を形成すれば、冷却プレート5内の冷媒11を、X方向において電子部品4に隣り合う位置に流すことができる。そのため、冷媒11によって電子部品4を冷却することができる。また、冷却プレート5の面積を大きくすることにより、プレート内流路50の面積を大きくすることができ、電子部品4と冷媒11との熱交換を行いやすくなる。したがって、電子部品4の冷却効率を高めることが可能になる。
また、図1に示すごとく、本形態では、ケース6に、X方向に貫通した貫通穴60を形成してある。この貫通穴60を、冷却プレート5によって塞いである。
このように貫通穴60を形成すると、ケース6を構成する金属材料の使用量を少なくすることができる。そのため、ケース6を軽量化することができると共に、ケース6の製造コストを低減できる。また、ケース6の側壁61に流路を形成することは困難であるが、ケース6とは別体に設けた冷却プレート5内であれば、流路を容易に形成することができる。そのため、内部に流路(プレート内流路50)を有する冷却プレート5を形成し、これをケース6に取り付ければ、流路を有するケース6を容易に製造することができる。
また、冷却プレート5とケース6とを接触させると、冷却プレート5の熱をケース6に伝えることができる。そのため、冷却プレート5の温度をより低減でき、電子部品4の冷却効率をより高めることができる。
また、本形態では、電子部品4の、冷却プレート5に対向する面積S1(S1a,S1b)は、半導体モジュール2の、冷却管3に対向する面積S2よりも大きい。
そのため、電子部品4の、冷却プレート5に対向する面積を増やすことができ、冷却プレート5による電子部品4の冷却効率を高めることができる。
また、図1に示すごとく、本形態の電力変換装置1は、第1電子部品4aと第2電子部品4bとの、2個の電子部品4a,4bを備える。これら2個の電子部品4a,4bの間に冷却プレート5が介在している。
そのため、冷却プレート5によって2個の電子部品4a,4bを冷却することができる。
また、本形態では、図1に示すごとく、端部冷却管3aと冷却プレート5とによって、第1電子部品4aを挟持している。
そのため、第1電子部品4aを、端部冷却管3aと冷却プレート5とを用いて冷却することができ、第1電子部品4aの冷却効率をさらに高めることができる。
また、本形態では図2、図3に示すごとく、導入管12と導出管13とを、Z方向から見たときに、互いに重なる位置に配置してある。そのため、図5に示すごとく、冷却プレート5のうち、X方向における、導出用パイプ14bに接続した側とは反対側の部位57を、第2電子部品4bを冷却する部位として利用することができる。したがって、冷却プレート5の、第2電子部品4bを冷却する面積を増やすことができる。
以上のごとく、本形態によれば、電子部品の冷却効率をより向上できる電力変換装置を提供することができる。
なお、本形態では、図2に示すごとく、導入管12から導入した冷媒11を、先ず冷却管3内に流し、その後、冷却プレート5内に流しているが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、導入管12と導出管13とを逆にし、冷媒11を先ず冷却プレート5内に流して、その後、冷却管3内に流しても良い。
また、本形態では、冷却プレート5によって冷却する電子部品4として、リアクトル及びDC−DCコンバータを採用したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、冷却プレート5によって平滑コンデンサ18(図8参照)等を冷却してもよい。
(実施形態2)
本形態は、電子部品4及び冷却プレート5の配置位置を変更した例である。図9に示すごとく、本形態では、ケース6を構成する壁部のうち、導入管12及び導出管13を取り付けた壁部(第1壁部61)とは反対側の壁部(第2壁部62)に、貫通穴60を形成してある。そして、この貫通穴60を、冷却プレート5によって塞いである。
冷却プレート5内には、実施形態1と同様に、プレート内流路50が形成されている。冷却プレート5と積層体10との間に、第1電子部品4aが介在している。また、冷却プレート5の、第1電子部品4aを設けた側とは反対側に、第2電子部品4bが配されている。これら2個の電子部品4a,4bを、冷却プレート5によって冷却している。
また、図9に示すごとく、本形態では、第1壁部61と積層体10との間に、加圧部材16を設けてある。この加圧部材16によって、積層体10を、冷却プレート5に向けて加圧している。これにより、積層体10をケース6内に固定している。
冷媒11を導入管12から導入すると、冷媒11は、複数の冷却管3と冷却プレート5とに分配される。その後、冷媒11は合流し、導出管13から導出する。これにより、半導体モジュール2及び電子部品4a,4bを冷却している。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
(実施形態3)
本形態は、冷却プレート5の構造を変更した例である。図10〜図12に示すごとく、本形態では、冷却プレート5に導入管12と導出管13とを取り付けてある。導入管12は、X方向から見たときに、導入側パイプ14aと重なる位置に設けられている。また、導出管13は、X方向から見たときに、導出用パイプ14bと重なる位置に設けられている。
図11に示すごとく、冷却プレート5内には、中板58が設けられている。この中板58によって、プレート内流路50を、第1部分50aと第2部分50bとに区画している。導出用パイプ14bを通過した冷媒11は、第1部分50aを流れ、折返部59、第2部分50bを通って、導出管13から導出される。冷却プレート5内を流れる冷媒11によって、2個の電子部品4(4a,4b)を冷却している。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
(実施形態4)
本形態は、冷却プレート5の形状および取付位置を変更した例である。図13に示すごとく、本形態では、冷却プレート5に、導入管12と導出管13とを接続してある。導入管12から冷媒11を導入すると、冷媒11は、プレート内流路50と、複数の管内流路30とに分流する。その後、冷媒11は合流して、導出管13から導出される。
このように、導入管12から導入した冷媒11の一部を、管内流路30に流さずにプレート内流路50へ流すことにより、プレート内流路50に温度の低い冷媒11を流すことができ、電子部品4a,4bの冷却効率をより高めることが可能になる。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
(実施形態5)
本形態は、電子部品4の数を変更した例である。図14に示すごとく、本形態では、冷却プレート5を用いて、1個の電子部品4のみを冷却している。電子部品4は、ケース6の内側に配されている。電子部品4は、冷却プレート5と冷却管3との間に介在している。これら冷却プレート5と冷却管3とによって、電子部品4を冷却している。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
(実施形態6)
本形態は、電子部品4の数を変更した例である。図15に示すごとく、本形態では、冷却プレート5を用いて、1個の電子部品4を冷却している。電子部品4は、ケース6の外側に配されている。冷却プレート5の、電子部品4を配した側とは反対側には、半導体モジュール2aが配されている。冷却プレート5を用いて、半導体モジュール2aと電子部品4とを冷却するよう構成されている。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
1 電力変換装置
10 積層体
11 冷媒
2 半導体モジュール
20 半導体素子
3 冷却管
4 電子部品
5 冷却プレート
50 プレート内流路

Claims (4)

  1. 半導体素子(20)を内蔵した複数の半導体モジュール(2)と、該半導体モジュールを冷却する冷媒(11)が流れる複数の冷却管(3)とを積層した積層体(10)と、
    上記半導体モジュールに電気接続した電子部品(4)と、
    該電子部品を冷却する冷却プレート(5)とを備え、
    上記積層体と上記電子部品と上記冷却プレートとは、上記積層体の積層方向に配列しており、
    上記冷却プレートは上記冷却管と連結しており、上記冷却プレート内に、上記積層方向に直交する方向に上記冷媒が流れるプレート内流路(50)が形成され、
    上記冷却プレートは、上記積層方向から見たときの面積が上記冷却管よりも大きい、電力変換装置(1)。
  2. 上記積層体を収容するケース(6)を備え、該ケースには、上記積層方向に貫通した貫通穴(60)が形成され、該貫通穴を上記冷却プレートによって塞いである、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 上記電子部品の、上記冷却プレートに対向する面積(S1)は、上記半導体モジュールの、上記冷却管に対向する面積(S2)よりも大きい、請求項1又は請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 第1電子部品(4a)と第2電子部品(4b)との、2個の上記電子部品を備え、該2個の電子部品の間に上記冷却プレートが介在している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電力変換装置。
JP2016192508A 2016-09-30 2016-09-30 電力変換装置 Active JP6631459B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016192508A JP6631459B2 (ja) 2016-09-30 2016-09-30 電力変換装置
US15/718,526 US10136564B2 (en) 2016-09-30 2017-09-28 Power converter
DE102017122746.6A DE102017122746A1 (de) 2016-09-30 2017-09-29 Leistungsumwandlungsvorrichtung
CN202010811034.4A CN111865123B (zh) 2016-09-30 2017-09-29 功率变换器
CN201710907998.7A CN107888099B (zh) 2016-09-30 2017-09-29 功率变换器
CN202010810693.6A CN111934544A (zh) 2016-09-30 2017-09-29 功率变换器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016192508A JP6631459B2 (ja) 2016-09-30 2016-09-30 電力変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018057187A true JP2018057187A (ja) 2018-04-05
JP6631459B2 JP6631459B2 (ja) 2020-01-15

Family

ID=61837296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016192508A Active JP6631459B2 (ja) 2016-09-30 2016-09-30 電力変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6631459B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010200478A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Denso Corp 電力変換装置
JP2016005424A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 株式会社デンソー 電力変換装置
WO2016047117A1 (ja) * 2014-09-23 2016-03-31 株式会社デンソー 冷却器モジュール、および冷却器モジュールの製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010200478A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Denso Corp 電力変換装置
JP2016005424A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 株式会社デンソー 電力変換装置
WO2016047117A1 (ja) * 2014-09-23 2016-03-31 株式会社デンソー 冷却器モジュール、および冷却器モジュールの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6631459B2 (ja) 2020-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5423877B2 (ja) 積層型冷却器
JP4644275B2 (ja) 電力変換装置および電動車両
JP5725067B2 (ja) 電力変換装置
JP5699995B2 (ja) 電力変換装置
JP2017152612A (ja) 電力変換装置
JP2013055840A (ja) 電力変換装置
JP5531992B2 (ja) 電力変換装置
JP6136760B2 (ja) 電力変換装置
JP6036585B2 (ja) 電力変換装置
JP5326646B2 (ja) 電力変換装置
JP2015220839A (ja) パワーコントロールユニット
JP2019033670A (ja) 電力変換装置
CN111052585B (zh) 电力转换装置
JP2018126035A (ja) 電力変換装置
JP6451166B2 (ja) 電力変換装置
JP2016163478A (ja) 電力変換器
JP2014082840A (ja) 電力変換装置
JP6809096B2 (ja) 電力変換装置
JP5644643B2 (ja) 負荷駆動装置
JP2018057187A (ja) 電力変換装置
JP6350330B2 (ja) 電力変換器
JP6589801B2 (ja) 電力変換装置
JP2012070570A (ja) 電力変換装置
JP6589782B2 (ja) 電力変換装置
JP6439523B2 (ja) 電力変換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191125

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6631459

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250