JP2018052030A - 樹脂積層体の製造方法 - Google Patents

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【課題】樹脂積層体の局所的な剛性の低下を防止する。【解決手段】一実施形態に係る樹脂積層体の製造方法は、発泡体を表皮材で覆った樹脂積層体の製造方法であって、当該樹脂積層体には凸部又は凹部が形成されている。当該製造方法は、第1の分割金型の第1の形成面、及び第2の分割金型の第2の形成面に押圧させられた一対の溶融樹脂シートの間に発泡体を配置する工程と、第1の分割金型と第2の分割金型の型締めを行う工程と、を備える。第1の形成面には、樹脂積層体の凸部又は凹部を成形するための金型凹部又は金型凸部が設けられている。発泡体を配置する工程において配置される発泡体の、金型凹部又は金型凸部に押圧させられた溶融樹脂シートに対向する部分の体積は、型締めを行った後に一対の溶融樹脂シートの間で画定される容積のうち金型凹部又は金型凸部に押圧させられた溶融樹脂シートに対向する部分の容積よりも大きいことを特徴とする。【選択図】図7C

Description

本発明は、樹脂積層体の製造方法に関する。
従来から、樹脂積層体が、自動車用、建材用、スポーツ・レジャー用等、多用途に用いられてきた。樹脂積層体は、発泡樹脂からなる1若しくは複数の発泡体を含む発泡構造体を表皮材シートで覆った構成となっている。
かかる樹脂積層体の中には、凸部又は凹部が形成されたものが知られている。例えば特許文献1には、フックを収容し、かつ保持するフック収容部が形成されたデッキボード(樹脂積層体の一例)が記載されている。引用文献1によれば、フック収容部の凹形状の嵌合凹部において、深さ方向の入口側の幅寸法を深さ方向の奥側の幅寸法よりも小さくすることで、フックを確実に嵌合凹部に保持することができる、とされている。
特許第5797888号公報
従来、樹脂積層体において表面に凹凸が形成された部分の発泡体は、成形の際に型にビーズが入り難いために寸法ばらつきが大きくなる傾向にある。そのため、発泡体を覆う表皮材シートは、凹凸が形成された部分において、発泡体の寸法ばらつきを考慮し、発泡体との間で所定の隙間を確保するようにして成形される。また、樹脂積層体において表面に凹凸が形成された部分では、表皮材シート成形時に溶融樹脂シートが型の成形面に沿って均等に賦形されず、特に凹凸の角部が薄肉となりやすい。これらの理由から、樹脂製パネルにおいて表面に凹凸が形成された部分は、局所的に剛性が低下しやすくなる。
かかる観点から、本開示の目的は、樹脂積層体の局所的な剛性の低下を防止することである。
本開示の一観点は、発泡体を表皮材で覆った樹脂積層体の製造方法であって、当該樹脂積層体には凸部又は凹部が形成され、
前記製造方法は、
一対の溶融樹脂シートをそれぞれ、第1の形成面を有する第1の分割金型と、第2の形成面を有する第2の分割金型の前に一対の溶融樹脂シートを配置する工程と、
一対の溶融樹脂シートをそれぞれ、第1の分割金型の第1の形成面、及び第2の分割金型の第2の形成面に押圧させる工程と、
第1の形成面及び第2の形成面に押圧させられた一対の溶融樹脂シートの間に発泡体を配置する工程と、
第1の分割金型と第2の分割金型の型締めを行う工程と、
を備え、
第1の形成面には、前記樹脂積層体の凸部又は凹部を成形するための金型凹部又は金型凸部が設けられ、
前記発泡体を配置する工程において配置される発泡体の、前記金型凹部又は金型凸部に押圧させられた溶融樹脂シートに対向する部分の体積は、前記型締めを行った後に前記一対の溶融樹脂シートの間で画定される容積のうち前記金型凹部又は金型凸部に押圧させられた溶融樹脂シートに対向する部分の容積よりも大きいことを特徴とする、
樹脂積層体の製造方法である。
前記樹脂積層体の製造方法において、前記金型凹部又は金型凸部は、アンダーカット形状となっていてもよい。
前記樹脂積層体の製造方法において、前記樹脂積層体の凹部は、他部材を嵌合する部分であってもよい。
樹脂積層体の局所的な剛性の低下を防止することができる。
第1の実施形態の樹脂製パネルの斜視図及びその一部の拡大破断図。 第1の実施形態の樹脂製パネルのフック収容部、及び、フックの斜視拡大図。 第1の実施形態の樹脂製パネルのフック収容部の一部の拡大平面図。 図3のA−Aの拡大断面図。 第1の実施形態の樹脂製パネルの表皮材を成形する工程を説明する図。 第1の実施形態の樹脂製パネルの表皮材を成形する工程を説明する図。 第1の実施形態の樹脂製パネルのフック収容部の一部についての成形工程を順に示す図。 第1の実施形態の樹脂製パネルのフック収容部の一部についての成形工程を順に示す図。 第1の実施形態の樹脂製パネルのフック収容部の一部についての成形工程を順に示す図。 第1の実施形態の変形例に係る発泡体を溶融樹脂シートに溶着させるときの工程を示す図。 第2の実施形態の樹脂製パネルの一部についての成形工程を順に示す図。
(1)第1の実施形態
以下、本発明の一実施形態である樹脂製パネル1(樹脂積層体の一例)、及び、樹脂製パネル1に内装されている発泡体2について説明する。本実施形態の樹脂製パネル1は、フックを取り付けるためのフック収容部10(後述する)が設けられている。
(1−1)樹脂製パネル1、及び発泡体2
先ず、図1〜4を参照して、本実施形態の樹脂製パネル1、及び、樹脂製パネル1に内装されている発泡体2の構成について説明する。
図1は、本実施形態の樹脂製パネル1の表側の斜視図及びその一部の拡大破断図である。図2は、本実施形態の樹脂製パネル1のフック収容部10、及び、フック20の斜視拡大図である。図3は、本実施形態の樹脂製パネル1のフック収容部10の一部の拡大平面図。図4は、図3のA−Aの拡大断面図である。
図1に示すように、実施形態に係る樹脂製パネル1の外形は、平坦面であるおもて面1a及び裏面1bと、おもて面1a及び裏面1bの間に介在する側壁面1cとからなる。おもて面1a、裏面1b、及び側壁面1cは熱可塑性樹脂の表皮材シートSによって構成されており、その内部には発泡体2が内装されている。つまり、樹脂製パネル1は、熱可塑性樹脂の表皮材シートSによって、発泡体2が覆われた構造となっている。
樹脂製パネル1の表側には、おもて面1aから凹んだ形態のフック収容部10が形成されている。フック収容部10は、フック20(図2参照)を収容するために設けられている。
実施形態の樹脂製パネル1において、表皮材シートとなる表皮材シートSは、その樹脂材料を限定しないが、樹脂製パネル1の剛性を確保するために非発泡樹脂から形成されることが好ましい。例えば、成形性を考慮して、表皮材シートSは、主材料であるポリプロピレン(PP)にポリスチレン(PS)とスチレンエチレンブチレンスチレンブロック共重合体樹脂(SEBS)を混合させてもよい。
実施形態の樹脂製パネル1において、発泡体2は例えば熱可塑性樹脂を用いて成形される。その樹脂材料は限定しないが、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィンや、ポリアミド、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等のアクリル誘導体のいずれか、又は2種類以上の混合物を含む。発泡体2の発泡倍率は特に限定するものではないが、例えば1.5〜60倍の範囲であり、代表的には20倍や30倍、好ましくは10〜45倍であり、より好ましくは15〜35倍である。なお、発泡倍率とは、発泡前の混合樹脂の密度を、発泡後の発泡樹脂の見かけ密度で割った値である。
実施形態の樹脂製パネル1において、発泡体2に使用されうる発泡剤としては、公知の物理発泡剤、化学発泡剤及びその混合物が挙げられる。例えば、物理発泡剤としては、空気、炭酸ガス、窒素ガス等の無機系物理発泡剤、及びブタン、ペンタン、ヘキサン、ジクロロメタン、ジクロロエタン等の有機系物理発泡剤を適用できる。また、化学発泡剤としては、例えば、アゾジカルボンアミド(ADCA)、N,N’−ジニトロソペンタメチレンテトラミン、4,4’−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)、ジフェニルスルホン−3,3’−ジスルホニルヒドラジド、p−トルエンスルホニルセミカルバジド、トリヒドラジノトリアジン又はアゾビスイソブチロニトリルなどの有機発泡剤、クエン酸、シュウ酸、フマル酸、フタル酸、リンゴ酸、酒石酸、シクロヘキサン−1,2−ジカルボン酸、ショウノウ酸、エチレンジアミン四酢酸、トリエチレンテトラミン六酢酸、ニトリロ酸などのポリカルボン酸と、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素ナトリウムアルミニウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸アンモニウムなどの無機炭酸化合物の混合物や、クエン酸ニ水素ナトリウム、シュウ酸カリウムなどのポリカルボン酸の塩が無機発泡剤として挙げられる。
表皮材シートS及び発泡体2は、剛性及び強度を増加させる目的で、ガラスフィラーを混入した樹脂材料を用いて成形するようにしてもよい。
ガラスフィラーとしては、ガラス繊維、ガラスクロスやガラス不織布などのガラス繊維布、ガラスビーズ、ガラスフレーク、ガラスパウダー、ミルドガラスなどが挙げられる。ガラスの種類としては、Eガラス、Cガラス、Aガラス、Sガラス、Dガラス、NEガラス、Tガラス、クオーツ、低誘電率ガラス、高誘電率ガラスなどが挙げられる。
なお、ガラスフィラーに限らず、剛性を上げるためのタルク、炭酸カルシウム、珪灰石(Wollastonite)、マグネシウム系材料等の無機フィラー、カーボンファイバー等を混入させてもよい。
図2に示すように、樹脂製パネル1のフック収容部10に収容されるフック20は、フック本体部22と、フック本体部22に連結された被連結部材24とを含む。フック本体部22は、略J字形状をなしており、例えば金属又はプラスチックで成形されている。フック本体部22の被嵌合部22aは、フック収容部10の嵌合凹部13によって嵌合される部位である。
図2及び図3に示すように、フック収容部10は、フック20のフック本体部22を収容する第1収容部12と、フック20の被連結部材24を収容する第2収容部14とを備える。
第1収容部12と第2収容部14の間には、フック本体部22の被嵌合部22aと嵌合してフック20を保持するための嵌合凹部13が形成されている。嵌合凹部13は、フック収容部10においてフック20が当接される当接面10sからおもて面1aに向けて突出した突出部16,18によって形成されている。
図4のA−A断面に示すように、嵌合凹部13は、フック20の被嵌合部22a(図4では仮想線で示す。)が収容されるように、底面130及び側壁面131,132からなる凹形状となっている。嵌合凹部13の深さは、被嵌合部22aの形状及び寸法に応じて設定されてよいが、例えば被嵌合部22aの厚さと同程度である。
嵌合凹部13の端部、すなわち、側壁面131,132とおもて面1aとの間には、角部133,134が形成されている。角部133,134はそれぞれ、突出部16,18の端部に位置し、互いに対向する方向に突出している。すなわち、図4に示すように、嵌合凹部13は、おもて面1a近傍の位置における幅が、底面130近傍の位置における幅よりも狭まっていることから、いったん嵌合凹部13に収容された被嵌合部22aを保持し、嵌合凹部13から被嵌合部22aが離脱し難くなるように構成されている。
(1−2)樹脂製パネル1の成形方法
次に、図5、6を参照して、実施形態の樹脂製パネル1を、金型を用いて成形する方法について説明する。図5、6はそれぞれ、本実施形態の樹脂製パネル1の表皮材シートSを成形する工程を説明する図である。なお、図5、6はそれぞれ、図3のA−A線を含む断面で金型を切断したときの断面を示している。
図5を参照すると、型締装置70は、押出装置(図示せず)から鉛直下方に押し出された溶融樹脂シートP,Pに対して略直交する方向に、開位置と閉位置との間で移動させられる一対の分割金型71A,71Bを有する。一対の分割金型71A,71Bは、各々に対応する形成面72A,72Bを対向させた状態で配置される。形成面72A,72Bは、樹脂製パネル1のおもて面1a及び裏面1bに対応した形状となっている。
一対の分割金型71A,71Bの各々において、各々に対応する形成面72A,72Bの上下端近傍には、ピンチオフ部74A,74Bが形成されている。このピンチオフ部74A,74Bはそれぞれ、形成面72A,72Bのまわりに環状に形成され、対向する分割金型71B,71Aに向かって突出する。これにより、一対の分割金型71A,71Bを型締する際、それぞれのピンチオフ部74A,74Bの先端部が当接し、溶融樹脂シートP,Pの周縁にパーティングラインが形成されるようになっている。
一対の分割金型71A,71Bには、形成面72A,72Bの周囲において、形成面72A,72Bから突出可能に摺動部75A,75Bが設けられている。摺動部75A,75Bは、形成面72A,72Bから突出した状態において、その端面を溶融樹脂シートP,Pに接触させ、それによって溶融樹脂シートP,Pと一対の分割金型71A,71Bの形成面72A,72Bとの間に密閉空間を形成するために設けられている。
一対の分割金型71A,71Bには、真空チャンバ(図示せず)が内蔵されている。真空チャンバは、真空ポンプ及び真空タンク(いずれも図示せず)と接続されている。真空チャンバと形成面72A,72Bの間には、真空吸引のための連通路(図示せず)が設けられている。
一対の分割金型71A,71Bは、金型駆動装置(図示せず)によって、開位置と閉位置の間を移動可能となるように駆動される。開位置では、一対の分割金型71A,71Bの間に、2枚の連続した溶融樹脂シートP,Pが、互いに間隔を隔てて配置可能となっている。2枚の溶融樹脂シートP,Pは、成形後に、樹脂製パネル1における表皮材シートSとなる。閉位置では、一対の分割金型71A,71Bのピンチオフ部74A,74Bが当接する。
次に、樹脂製パネル1の成形方法について説明する。
先ず、図5に示したように、押出装置から溶融樹脂シートP,Pが鉛直下方に押し出され、一対の分割金型71A,71Bの形成面72A,72Bの間に供給される。この時点で、一対の分割金型71A,71Bは開位置にある。
次に、形成面72A,72Bの周囲にある摺動部75A,75Bを突出させて、その端面を溶融樹脂シートP,Pに接触させる。これにより、溶融樹脂シートP,Pと一対の分割金型71A,71Bの形成面72A,72Bとの間に密閉空間が形成される。そして、真空チャンバと形成面72A,72Bの間に設けられた連通路によって、密閉空間内の空気を吸引する。この吸引により、2枚の溶融樹脂シートP,Pがそれぞれ、一対の分割金型71A,71Bの形成面72A,72Bに押圧させられ、図6に示すように、形成面72A,72Bに沿った形状、すなわち、樹脂製パネル1の略外形に賦形(形成)される。
次に、マニピュレータ(図示せず)を用いて一対の分割金型71A,71Bの間で、上述したようにして組み立てた発泡体2を位置決めし、図6に示すように、側方より一方の分割金型(図6では、分割金型71B)に押し付けるようにして挿入する。これにより、発泡体2が一方の溶融樹脂シートPに溶着され、形成面72A,72Bに押圧させられた一対の溶融樹脂シートPの間に発泡体2が配置される。
その後、一対の分割金型71A,71Bを開位置から閉位置まで移動させて、型締めを行う。これにより、一方の溶融樹脂シートP(図面右側)に対して溶着されていた発泡体2は、他方の溶融樹脂シートP(図面左側)に対しても溶着される。さらに、一対の分割金型71A,71Bのピンチオフ部74A,74Bにおいて、一対の溶融樹脂シートP,Pの周縁が溶着させられ、パーティングラインPLが形成される。
最後に、一対の分割金型71A,71Bを再び開位置に移動させ、成形した樹脂製パネル1を形成面72A,72Bから離間させ、パーティングラインPLまわりに形成されたバリを、カッター等で切断して除去する。以上で、発泡体2を表皮材シートSで覆った構造の樹脂製パネル1が完成する。
なお、上述した樹脂製パネル1の成形方法では、吸引により溶融樹脂シートPを一対の分割金型71A,71Bの形成面72A,72Bに押圧させる場合について説明したが、その限りではない。溶融樹脂シートPに空気等の流体を吹き付けることによって溶融樹脂シートPを一対の分割金型71A,71Bの形成面72A,72Bに押圧させるようにしてもよい(ブロー成形)。
(1−3)フック収容部10の嵌合凹部13の成形について
次に、図7A〜7Cを参照して、樹脂製パネル1の成形工程の中で、フック収容部10の嵌合凹部13の成形に注目してさらに詳細に説明する。図7A〜7Cは、樹脂製パネルのフック収容部10の嵌合凹部13について成形工程を順に(つまり、S1〜S5の順に)示す図である。
図7Aに示すように、分割金型71Aには、凹形状の嵌合凹部13に対応して周囲の形成面72Aから突出した金型凸部73が設けられている。金型凸部73は、嵌合凹部13の底面130に対応する頂面730と、嵌合凹部13の側壁面131,132にそれぞれ対応する側壁面731,732とからなる凸形状となっている。
側壁面731,732と形成面72Aの間には、それぞれ嵌合凹部13の角部133,134に対応する隅部733,734が形成されている。図7Aに示すように、隅部733,734は、アンダーカット形状となっている。
図7AのS1は、金型凸部73が設けられた形成面72Aと、形成面72B(図7Aには図示せず)との間に、溶融樹脂シートPが供給された状態を示している。
図7AのS2は、上述した吸引によって溶融樹脂シートPが形成面72A及び金型凸部73に押圧させられ、形成面72A及び金型凸部73の形状に沿って賦形(形成)された状態を示している。このとき、図に示すように、金型凸部73の隅部733,734は、形成面72A及び側壁面731,732の間の表面形状の変化が大きい部分であり、隅部733,734に溶融樹脂シートPが十分に吸引されないことから、溶融樹脂シートPの厚さが他の部分と比較して薄くなる。金型凸部73の隅部733,734はアンダーカット形状であり、側壁面731,732よりも内側に奥まっていることから尚更である。
次に、一対の分割金型71A,71Bの間で発泡体2を位置決めし、側方より分割金型71Bに押し付けることで、図7BのS3に示すように、発泡体2を分割金型71Bにより成形された溶融樹脂シートPに溶着させる。
その後、一対の分割金型71A,71Bを開位置から閉位置まで移動させて、型締めを行う。一対の分割金型71A,71Bを型締する場合に一対の分割金型71A,71Bの間隔を狭めていくと、図7CのS4に示すように先ず、発泡体2の面2sが金型凸部73の頂面730に溶着されている溶融樹脂シートPと接触する。さらに一対の分割金型71A,71Bの間隔を狭めていき、型締めが完了したときの状態が図7CのS5に示される。
ここで、本実施形態の成形方法では、図7CのS4(又は図7BのS3)において一対の溶融樹脂シートPの間に配置される発泡体2の、金型凸部73に押圧させられた溶融樹脂シートPに対向する部分は、金型凸部73の側壁面731,732上の溶融樹脂シートPによって画定される面PH,PLに挟まれた発泡体2の部分2gである。発泡体2の部分2gの体積は、型締めを行った後に(つまり、S5において)一対の溶融樹脂シートPの間で画定される容積のうち金型凸部73に押圧させられた溶融樹脂シートPに対向する部分(面PH,PLに挟まれた部分)の容積PAよりも大きくなるように、成形されている。すなわち、発泡体2の部分2gの体積が容積PAよりも大きくなるように、発泡体2が成形されている。
発泡体2の部分2gの体積を領域PAの容積よりも大きくすることで、型締めを行った後に発泡体2の部分2gの余剰部分を金型凸部73の隅部733,734に効果的に入り込ませることができる。
本実施形態の一例に係る発泡体2は、図7CのS4に示すように、金型凸部73に対応する凹形状が形成されておらず、溶融樹脂シートPに溶着されている面とは反対側の面2sが平坦となっている。それによって、発泡体2の部分2gの体積が領域PAの容積よりも大きくなっている。
一対の分割金型71A,71Bの型締めでは、発泡体2には金型凸部73に対応する凹みがないために、発泡体2の部分2gの余剰部分が金型凸部73の側壁面731,732に回り込み、隅部733,734を充填するようにして、発泡体2が溶融樹脂シートP,Pの間で変形する。その結果、図7CのS5に示すように、他の部分と比較して溶融樹脂シートが薄肉となっている金型凸部73の隅部733,734に十分に発泡体2の一部が入り込むことから、完成後の樹脂製パネル1の角部133,134における局所的な剛性の低下を防止することができる。
樹脂製パネル1の嵌合凹部13は、他部材であるフック20を嵌合する部分であるため、上述した成形方法が特に有効となる。すなわち、図4に示したように、嵌合凹部13は角部133,134によってフック20の被嵌合部22aを保持する構成としているため、フック20の着脱を繰り返すと、被嵌合部22aが角部133,134に繰り返し干渉することになる。このとき、上述したように本実施形態の角部133,134は発泡体が十分に充填されることから、繰り返しの干渉があっても塑性変形を生じ難く、フック20の保持機能を長く維持させることができる。
(1−4)第1の実施形態の変形例
なお、図7Cでは、発泡体2において、溶融樹脂シートPに溶着されている面とは反対側の面2sが平坦である場合を例示したが、発泡体2の形状はその限りではない。
図8に図7Cの発泡体2とは異なる形状の、変位例に係る発泡体2Aを示す。なお、図8では、図7BのS3と同様に、一対の分割金型71A,71Bの形成面72A,72Bに押圧させられた一対の溶融樹脂シートPの間に発泡体2Aが配置された状態を示している。図8に示す発泡体2Aでは、金型凸部73に対向して凹部2Ahが形成されている。
ここで、金型凸部73の側壁面731,732上の溶融樹脂シートPによって画定される面PH,PLの距離L1に対して、凹部2Ahの幅L2は小さくなっており(L1<L2)、それによって、発泡体2Aの部分2Ag(面PH,PLに挟まれた発泡体2の部分)の体積が領域PA(図7C参照)の容積よりも大きくなっている。この場合も、図7Cの場合と同様に、発泡体2Aの余剰部分を、他の部分と比較して溶融樹脂シートが薄肉となっている金型凸部73の隅部733,734に入り込ませることができる。
本変形例において凹部2Ahは一例に過ぎず、金型凸部73に押圧させられた溶融樹脂シートPに対向する、型締め前の発泡体の部分の体積が、当該溶融樹脂シートPに対向する部分の型締め後の容積PAよりも大きい限り、発泡体は如何なる形態であってもよい。
(2)第2の実施形態
次に、第2の実施形態について、図9を参照して説明する。第1の実施形態では、樹脂製パネル1の表面に凹部(嵌合凹部13)が形成されている場合について説明したが、本実施形態では、樹脂製パネルの表面に凸部が形成されている場合について説明する。
図9は、第2の実施形態の樹脂製パネルの一部についての成形工程を順に示す図である。図9のS3aは、図7BのS3と同様に、一対の分割金型71Aa,71Baの各形成面に押圧させられた一対の溶融樹脂シートPの間に発泡体2Bが配置された状態を示している。図9のS5aは、図7CのS5と同様に、型締めが完了したときの状態を示している。
分割金型71Aaには、本実施形態の樹脂製パネルの表面に凸部を成形するための金型凹部83が形成されている。分割金型71Baの形成面は、第1の実施形態の分割金型71Bと同様に平坦面となっている。
図9に示すように、金型凹部83は、底面830、側壁面831,832、及び、底面830と側壁面831,832の間に介在する隅部833,834を含む。側壁面831,832が湾曲しており、それによって側壁面831,832から隅部833,834に亘ってアンダーカット形状となっている。
金型凹部83において隅部833,834は奥まった位置にあり、溶融樹脂シートPが押圧され難いことから、隅部833,834に押圧させられる溶融樹脂シートPの厚さは、底面830や側壁面831,832に押圧させられるそれと比較して薄くなる。
ここで、図9のS3aにおいて一対の溶融樹脂シートPの間に配置される発泡体2Bの、金型凹部83に押圧させられた溶融樹脂シートPに対向する部分は、金型凹部83の隅部833,834上の溶融樹脂シートPによって画定される面PH,PLに挟まれた発泡体2の部分2Bgである。発泡体2Bの部分2Bgの体積が、型締めを行った後に(つまり、S5aにおいて)一対の溶融樹脂シートPの間で画定される容積のうち金型凹部83に押圧させられた溶融樹脂シートPに対向する部分(面PH,PLに挟まれた部分)の容積PAよりも大きくなるように、発泡体2Bが成形されている。すなわち、図9において、発泡体2Bの部分2gの体積が容積PAよりも大きくなるように、発泡体2Bが成形されている。具体的には、本実施形態の一例に係る発泡体2Bは、図9のS3aに示すように、金型凹部83の容積に比べて大きい体積の凸形成が形成されている。
発泡体2Bの部分2Bgの体積を容積PAよりも大きくすることで、型締めを行った後に発泡体2Bの部分2Bgの余剰部分を金型凹部83の隅部833,834に効果的に入り込ませることができる。
一対の分割金型71A,71Bの型締めでは、発泡体2Bの余剰部分が金型凹部83の隅部833,834を充填するようにして、発泡体2Bが溶融樹脂シートP,Pの間で変形する。その結果、図9のS5aに示すように、型締め後に、他の部分と比較して溶融樹脂シートが薄肉となっている金型凹部83の隅部833,834に十分に発泡体2Bの一部が入り込むことから、完成後の樹脂製パネルの凸部の角部(図示せず;金型凹部83の隅部833,834に対応して成形される部位)における局所的な剛性の低下を防止することができる。
以上、本発明の各実施形態について詳細に説明したが、本発明に係る樹脂積層体の製造方法は上記各実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのは勿論である。
上述した第1の実施形態では、平坦面に凹部が形成された樹脂製パネルを成形するために金型凸部を有する金型を用いる方法について説明し、第2の実施形態では、平坦面に凸部が形成された樹脂製パネルを成形するために金型凹部を有する金型を用いる方法について説明した。しかし、樹脂製パネルの凹部とそれに対応する金型凸部の形状、及び樹脂製パネルの凸部とそれに対応する金型凹部の形状は例示に過ぎず、樹脂製パネルにもとめられる外観や機能に応じて様々な形態を採りうる。例えば、樹脂製パネルの凸部の上面、及び/又は、樹脂製パネルの凹部の底面は平坦でなく湾曲していてもよいし、樹脂製パネルの凸部及び/又は凹部の側壁面に段差が形成されていてもよい。
上述した各実施形態では、金型凸部及び金型凹部がアンダーカット形状である場合について説明したが、その限りではない。金型凸部又は金型凹部がアンダーカット形状である場合には、アンダーカット形状がない場合よりも金型凸部又は金型凹部の隅部が奥まった位置にあるため、押圧させられる溶融樹脂シートが薄肉になりやすいが、その場合でも本発明の成形方法によれば、型締め前の発泡体の余剰部分によって当該隅部が発泡樹脂によって充填され、局所的な剛性の低下が防止される。
なお、図7及び図9にそれぞれ示した金型凸部及び金型凹部は、比較的浅いアンダーカット形状であるため、分割金型71A,71Bの型締め及び型開きに支障はないが、支障がある場合には、いずれかの金型を分割する等によって型締め及び型開きに支障がないようにする手段を採ってもよい。
1…樹脂製パネル(樹脂積層体の例)
1a…おもて面
1b…裏面
1c…側壁面
S…表皮材シート
2,2A,2B…発泡体
2g,2Ag,2Bg…発泡体の部分
2Ah…凹部
10…フック収容部
10s…当接面
12…第1収容部
13…嵌合凹部
130…底面
131,132…側壁面
133,134…角部
14…第2収容部
16,18…突出部
20…フック
22…フック本体部
22a…被嵌合部
24…被連結部材
70…型締装置
71A,71B,71Aa,71Ba…分割金型
72A,72B…形成面
73…金型凸部
730…頂面
731,732…側壁面
733,734…隅部
74A,74B…ピンチオフ部
75A,75B…摺動部
83…金型凹部
830…底面
831,832…側壁面
833,834…隅部
P…溶融樹脂シート
PL,PH…面
PA…容積

Claims (3)

  1. 発泡体を表皮材で覆った樹脂積層体の製造方法であって、当該樹脂積層体には凸部又は凹部が形成され、
    前記製造方法は、
    一対の溶融樹脂シートをそれぞれ、第1の形成面を有する第1の分割金型と、第2の形成面を有する第2の分割金型の前に配置する工程と、
    一対の溶融樹脂シートをそれぞれ、第1の分割金型の第1の形成面、及び第2の分割金型の第2の形成面に押圧させる工程と、
    第1の形成面及び第2の形成面に押圧させられた一対の溶融樹脂シートの間に発泡体を配置する工程と、
    第1の分割金型と第2の分割金型の型締めを行う工程と、
    を備え、
    第1の形成面には、前記樹脂積層体の凸部又は凹部を成形するための金型凹部又は金型凸部が設けられ、
    前記発泡体を配置する工程において配置される発泡体の、前記金型凹部又は金型凸部に押圧させられた溶融樹脂シートに対向する部分の体積は、前記型締めを行った後に前記一対の溶融樹脂シートの間で画定される容積のうち前記金型凹部又は金型凸部に押圧させられた溶融樹脂シートに対向する部分の容積よりも大きいことを特徴とする、
    樹脂積層体の製造方法。
  2. 前記金型凹部又は金型凸部は、アンダーカット形状となっていることを特徴とする、
    請求項1に記載された樹脂積層体の製造方法。
  3. 前記樹脂積層体の凹部は、他部材を嵌合する部分であることを特徴とする、
    請求項1又は2に記載された樹脂積層体の製造方法。
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