JP2001322145A - パネル状熱可塑性樹脂発泡成形品 - Google Patents

パネル状熱可塑性樹脂発泡成形品

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JP2001322145A
JP2001322145A JP2000369993A JP2000369993A JP2001322145A JP 2001322145 A JP2001322145 A JP 2001322145A JP 2000369993 A JP2000369993 A JP 2000369993A JP 2000369993 A JP2000369993 A JP 2000369993A JP 2001322145 A JP2001322145 A JP 2001322145A
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JP
Japan
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thermoplastic resin
panel
layer
rib
molded article
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JP2000369993A
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Nobuhiro Usui
信裕 臼井
Takeo Kitayama
威夫 北山
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】軽量で高剛性であり、しかもリブ、ボス部等の
突起部を形成した基材部にひけが発生することのないパ
ネル状熱可塑性樹脂発泡成形品を提供する。 【解決手段】基材部5と該基材部5に立設された突起部
7とを有し、前記突起部7の平均発泡倍率は1.1倍以
下であり、かつ前記基材部の平均発泡倍率が1.3以上
であるパネル状熱可塑性樹脂発泡成形品1とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネル状熱可塑性
樹脂発泡成形品に関し、詳しくは自動車内装部材等に適
した軽量で高剛性の樹脂成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】パネル状樹脂成形品は、特公平7−77
739号公報に開示されており、公知である。
【0003】上記公知技術により製造されたパネル状樹
脂成形品は全体が発泡体で形成されており、車体への取
り付け、平坦な基材部の補強のために、通常、非発泡の
樹脂にて形成されるリブ、ボス等の突起物が設けられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術に
より非発泡の樹脂にて形成されるリブ、ボス等の突起部
を有する立体的なパネルを製造すると、これらの突起部
を形成した基材部にひけが発生して外観不良の製品とな
るという問題が起こる。
【0005】本発明の目的は、軽量で高剛性であり、し
かも突起部を形成した基材部にひけが発生することのな
い、外観特性に優れたパネル状熱可塑性樹脂発泡成形品
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材部と前記
基材部に立設された突起部とを有するパネル状熱可塑性
樹脂発泡成形品であって、前記突起部の平均発泡倍率は
1.1倍以下であり、かつ前記基材部の平均発泡倍率が
1.3以上であることを特徴とする。
【0007】即ち、基材部の平均発泡倍率を高く維持し
てリブ、ボス部等の突起部の平均発泡倍率を1.1倍以
下の発泡体に形成することにより、軽量で高剛性であ
り、十分なリブ、ボス部等の突起部の強度を有し、しか
も突起部が形成された基材部にひけが発生することのな
いパネル状熱可塑性樹脂発泡成形品が得られる。
【0008】突起部は、それ全体が平均発泡倍率1.1
倍以下の発泡体であってもよく、また中心部に発泡層を
有し、その側面側が非発泡又はより低発泡倍率のスキン
層を有するスキン層/発泡層構造であってもよい。スキ
ン層/発泡層構造の場合には、突起部の中心部に形成さ
れる発泡層の厚みが、突起部の全厚みの60%以下の厚
さであることが強度上好ましい。
【0009】上述のパネル状熱可塑性樹脂発泡成形品に
おいては、さらに前記基材部表面に表皮材層が設けられ
ていることが、内装材としての高級感が自由に形成可能
であり、適用範囲が広くなるため好ましい態様である。
【0010】本発明のパネル状熱可塑性樹脂発泡成形品
は、特に自動車内装部品に好適に使用可能であり、具体
的には、インストルメントパネル、シートバック、パー
ティションボード、コンソールボックス、ドアトリム等
が例示される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1には突起部を有するパネル状熱可塑
性樹脂発泡成形品(以下、単にパネルという)の断面形
状の例を示した。パネル1は基材部5とこの基材部5の
裏面側に、強度の向上や取り付けの目的等により立設さ
れた突起状のリブ部7を備えている。
【0012】リブ部7の近傍を拡大して図1(b)に示
した。パネル1は表面側に表皮材16の層が設けられて
おり、基材部5は表皮材側スキン層14、発泡層11、
及び裏面側スキン層13から構成されている。基材部5
の構成としては、表皮材側のスキン層14の厚みが裏面
側スキン層13の厚みより薄いことが、表皮材層のソフ
トな感触が得られるため好適である。
【0013】図1(b)に示した例においては、リブ部
7は、低発泡ないし非発泡のスキン層9、10とその間
に形成された発泡層8により、スキン層/発泡層構造に
て形成されている。リブ7が非発泡である場合には、基
材部5のリブ7の立設面の反対面Pにはひけにより凹み
が発生しやすい。この図に示されたように、リブ7に形
成された発泡層8は基材部5との接合部において膨張し
ようとする力を生じる結果、P位置におけるひけの発生
が有効に防止されるものと考えられる。
【0014】リブ部7の発泡倍率を決定する上で、リブ
厚みの設定ならびに金型の冷却配管位置の設定が重要で
ある。
【0015】リブ厚みについては、通常7mm以下であ
り、好ましくは3mm以下である。リブ厚みが厚くなる
に従い、より金型の冷却配管位置をリブに近づけるこ
と、ならびに冷却配管本数を増やすことがリブ部の発泡
倍率を低下させるために必要となる。
【0016】リブ7の発泡倍率は、リブ等の突起部全体
としての発泡倍率が1.1倍以下であれば限定されるも
のではない。
【0017】本発明の表面に表皮材層を積層した突起部
を有するパネルを作製する例を図2に基づいて説明す
る。パネルの製造には雌金型23と基台26に固定され
た雄金型25から構成され、これら雌金型23と雄金型
25の相対移動により、キャビティークリアランス
(t)が任意に設定可能な1組の金型を使用する。雌金
型23と雄金型25の相対移動は、一方の金型のみを移
動させてもよく、また双方を移動させてもよい。
【0018】リブ形状が設けられた雄型25には、リブ
部の冷却を促進するためのリブ部専用冷却配管31が設
けられている(雄型ならびに雌型に設けられた製品全体
の冷却配管は図示していない)。
【0019】金型を開放して表皮材30を供給し、雌金
型23の端面とクランパー28により保持する(図2
(a))。クランパー28による表皮材30の保持は、
成形に際して表皮材30が金型凹部に引き込まれる場合
に、摺動可能な程度に行われる。
【0020】次いでキャビティークリアランスを縮小し
て樹脂供給開始クリアランスを形成する。樹脂供給開始
クリアランスが広すぎると樹脂の発泡が急速に起こり、
発泡剤がぬけて気泡が十分形成されない場合が有る。成
型前の表皮材30の厚さをCとしたとき、(C+5)m
m未満まで近接させることも好適な態様である。
【0021】図2(b)に示した工程は、発泡剤を含む
溶融熱可塑性樹脂33を樹脂供給通路32を通じて注入
する工程である。樹脂供給通路32の分岐通路32B
は、この例においては3本形成されているが、これに限
定されるものではなく、成形品の形状、大きさにより任
意に設定される。
【0022】発泡剤を含む溶融熱可塑性樹脂33を所定
量注入後、金型のキャビティークリアランスが成形品の
設定厚み以下となるように圧縮し、その状態で樹脂表面
層を冷却して樹脂のスキン層を形成する。この圧縮工程
にて表皮材と樹脂層とが接着され、同時に雄金型25に
形成されたリブ形成キャビティー35にも樹脂が充填さ
れ、リブ部が形成される。次いで金型のキャビティーク
リアランスが成形品の設定厚みとなるように開き、スキ
ン層の間の樹脂を発泡させて発泡層を形成することによ
って、最終製品であるパネル状熱可塑性樹脂発泡成形品
が得られる。
【0023】上記の製造方法において、金型キャビティ
ークリアランス縮小速度は適宜設定されるが、実用的に
は、例えば雌金型23を1〜50mm/秒の速度で移動
させることが好適である。また樹脂注入工程における溶
融樹脂の注入圧力は0.5MPa〜10Mpaであるこ
とが好ましい。
【0024】表皮材を積層しない成形品も表皮材供給工
程を除いた同様の工程によって製造可能である。
【0025】本発明のパネル状熱可塑性樹脂発泡成形品
を構成する熱可塑性樹脂は、従来から自動車内装部材等
に使用されている樹脂は限定なく使用可能であり、具体
的には、ポリプロピレン系樹脂やポリエチレン系樹脂等
のポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリメ
チルメタクリレート樹脂等のアクリル系樹脂、ABS、
ナイロン−6等のポリアミド系樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンエーテル系
樹脂等が例示される。これらのなかでも、成形性が良好
であり、低価格で高強度、高剛性のパネル状熱可塑性樹
脂発泡成形品を得ることができる等の観点からポリオレ
フィン系樹脂、とりわけポリプロピレン系樹脂の使用が
好ましい。
【0026】上述のポリプロピレン系樹脂においては、
成形時の気泡の破壊が防止され、平均発泡倍率1.3倍
以上の基材部、並びに平均発泡倍率1.1以下の発泡体
である突起部が確実に形成され、軽量化が達成されると
同時に、突起部を形成した基材部のひけの発生をより有
効に防止するために、メルトフローレート(MFR)値
が15以上、とりわけ25以上のポリプロピレン系樹脂
を使用することが好ましい。
【0027】上記の熱可塑性樹脂に添加する発泡剤は、
熱可塑性樹脂の発泡体を製造する際に使用されている公
知の化学発泡剤を使用することができる。具体的には、
発泡剤として重炭酸ナトリウム、重炭酸アンモニウム等
の無機系発泡剤、N,N’−ジニトロソペンタメチレン
テトラミン等のニトロソ化合物、アゾジカルボンアミ
ド、アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化合物、ベン
ゼンスルホニルヒドラジド、トルエンスルホニルヒドラ
ジド等のスルホニルヒドラジド類、p−トルエンスルホ
ニルセミカルバジド等の発泡剤が使用可能である。必要
に応じてサリチル酸、尿素並びにこれらを含む発泡助剤
を添加することは好適な態様である。
【0028】化学発泡剤の添加量は、目的とする成形品
の強度、密度等を考慮して調整されるが、一般的に樹脂
100重量部に対して0.1〜5重量部である。
【0029】また、前記化学発泡剤の他、液状またはガ
ス状の二酸化炭素および/または窒素等を直接溶融樹脂
中に圧入してもよい。
【0030】本発明のパネル用熱可塑性樹脂発泡成形品
の表皮材としては、公知の表皮材は限定なく使用可能で
ある。具体的な表皮材としては、織布、不織布、編布、
熱可塑性樹脂ないし熱可塑性エラストマーにて形成され
たフィルム、シート等が例示される。さらに、これらの
表皮材に、ポリウレタン、ゴム、熱可塑性エラストマー
等の非発泡シートを積層した複合表皮材を使用してもよ
い。
【0031】表皮材には、熱可塑性樹脂発泡体との積層
面側に、さらにクッション層を設けることは好適な態様
である。かかるクッション層を構成する材料は、ポリウ
レタンフォーム、EVAフォーム、ポリプロピレンフォ
ーム、ポリエチレンフォーム等が例示されるが、圧縮永
久歪が小さく、しかも圧縮弾性率が、表皮材層に好適な
ソフト感を与える0.3MPa以下の材料が最も好まし
い。
【0032】またクッション層の保護層として、織布、
不織布、編布、熱可塑性樹脂もしくは熱可塑性エラスト
マー等のシートもしくはフィルムがクッション層に裏打
ち材層として設けられていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】突起部の内部に発泡層が形成された例を模式的
に示した図
【図2】パネル状熱可塑性樹脂発泡成形品の製造工程の
例を示した図
【符号の説明】
1 パネル状成形品 5 基材部 7 突起部 8 発泡層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F202 AA11C AD08 AD16 AG20 AG28 AH26 CA11 CB01 CB12 CB30 CK11 4F206 AA11C AD08 AD16 AG20 AG28 AH26 JA04 JB12 JB30 JN33 JQ81

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材部と前記基材部に立設された突起部
    とを有するパネル状熱可塑性樹脂発泡成形品であって、 前記突起部の平均発泡倍率が1.1倍以下であり、かつ
    前記基材部の平均発泡倍率が1.3以上であることを特
    徴とするパネル状熱可塑性樹脂発泡成形品。
  2. 【請求項2】 さらに前記基材部表面に表皮材層が設け
    られていることを特徴とする請求項1に記載のパネル状
    熱可塑性樹脂発泡成形品。
  3. 【請求項3】 前記熱可塑性樹脂がポリプロピレン系樹
    脂である請求項1又は2に記載のパネル状熱可塑性樹脂
    発泡成形品。
  4. 【請求項4】 前記ポリプロピレン系樹脂が、メルトフ
    ローレート(MFR)が15以上である請求項3に記載
    のパネル状熱可塑性樹脂発泡成形品。
JP2000369993A 2000-03-10 2000-12-05 パネル状熱可塑性樹脂発泡成形品 Pending JP2001322145A (ja)

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US09/795,398 US6660195B2 (en) 2000-03-10 2001-03-01 Process for producing a skin material-laminated foamed thermoplastic resin molding
DE2001110911 DE10110911A1 (de) 2000-03-10 2001-03-07 Verfahren zur Herstellung eines mit Hautmaterial laminierten geschäumten thermoplastischen Harzformartikels sowie geschäumte thermopastische Harzformartikel
CNB011109688A CN1196568C (zh) 2000-03-10 2001-03-08 制备层压了一层皮层材料的发泡热塑性树脂模制品的方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013169738A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Suzuki Motor Corp 樹脂成形品の成形方法

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