JP2018051030A - 石鹸液供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】きめ細かい泡を生成することができる石鹸液供給装置を提供することを目的とする。【解決手段】カウンタを貫く取付管と、カウンタの下方に設けられ、取付管と接続され、石鹸液がカウンタの上方から補充される石鹸液タンクと、少なくとも一部がカウンタの上方に設けられ、取付管と着脱可能に接続された本体部と、製泡部材と、を備え、本体部は、石鹸液を送る液ポンプと、空気を送るエアポンプと、を有するポンプユニットと、ポンプユニットの少なくとも一部を内部に収納する外郭部材と、ポンプユニットに対して着脱可能に設けられ、ノズルを有し、ポンプユニットを駆動するハンドル部と、を有し、ポンプユニットから送られた石鹸液及び空気の混合物は、製泡部材及びハンドル部を通ってノズルから吐出され、製泡部材は、ポンプユニットとハンドル部との接続部に設けられたことを特徴とする石鹸液供給装置が提供される。【選択図】図1

Description

本発明の態様は、一般的に、石鹸液供給装置に関する。
石鹸液と空気とを混合して、石鹸液を泡状にして吐出する石鹸液供給装置が、従来から用いられている。例えば、特許文献1には、液シリンダ、液ピストン、エアシリンダ及びエアピストンによって、水石けん液とエアを混合し、水石けん液をムース状となして吐出するソープディスペンサーが開示されている。
このような石鹸液供給装置は、例えば、水栓装置やボウル等が設けられたカウンタに設置される。石鹸液供給装置には、泡状となった石鹸液をボウル等へ向けて吐出するノズルが設けられる。
特許第4979602号公報
石鹸液を泡状にして吐出する石鹸液供給装置においては、荒く混合された状態の石鹸液及び空気が、ポンプユニットから上方に吐出される。その後、上方に吐出された石鹸液及び空気は、側方へ延びるノズルに導かれて、ボウルへ吐出される。このように、泡を吐出する石鹸液供給装置においては、泡を吐出しない従来の液体ポンプに比べて、ポンプユニットからノズルの吐出口までの距離が長い。このため、泡を吐出する石鹸液供給装置の使用後には、ポンプユニットからノズルの吐出口までの間に、多くの泡が貯留されている。この泡が液体に戻ると、ポンプユニットからノズルの吐出口までの間に大きな空間が生じてしまい、次の使用時に、石鹸の泡が出てくるまでの時間が長くなる場合があった。石鹸液の泡は、荒いと液体に戻りやすいため、きめ細かい泡を生成することが望まれる。また、石鹸液供給装置が駅や商業施設などの所謂パブリック空間で利用される場合、家庭用と比較して使用回数が多く、使用する期間も非常に長期にわたるため、きめ細かい泡を生成するためのフィルタ(製泡部材)をメンテナンスできることが望まれる。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、きめ細かい泡を生成することができる石鹸液供給装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、カウンタを貫く取付管と、前記カウンタの下方に設けられ、前記取付管と接続された石鹸液タンクであって、石鹸液が前記カウンタの上方から前記取付管を介して補充される石鹸液タンクと、少なくとも一部が前記カウンタの上方に設けられ、前記取付管と着脱可能に接続された本体部と、製泡部材と、を備え、前記本体部は、前記石鹸液タンク内の石鹸液を送る液ポンプと、空気を送るエアポンプと、を有するポンプユニットと、前記ポンプユニットの少なくとも一部を内部に収納する外郭部材と、前記ポンプユニットに対して着脱可能に設けられ、ノズルを有し、前記ポンプユニットを駆動するハンドル部と、を有し、前記ポンプユニットから送られた石鹸液及び空気の混合物は、前記製泡部材及び前記ハンドル部を通って前記ノズルから吐出され、前記製泡部材は、前記ポンプユニットと前記ハンドル部との接続部に設けられたことを特徴とする石鹸液供給装置である。
この石鹸液供給装置によれば、製泡部材がポンプユニットとハンドル部との接続部に設けられることにより、石鹸液及び空気は、ポンプユニットから吐出された直後に勢いよく製泡部材を通過し、泡に変換される。これにより、きめ細かい泡を生成することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記製泡部材は、前記本体部に対して着脱可能であることを特徴とする石鹸液供給装置である。
この石鹸液供給装置によれば、製泡部材を取り出して洗ったり、製泡部材を交換したりできる。したがって、メンテナンス性を向上させることができる。
第3の発明は、第2の発明において、前記製泡部材は、筒状であり、少なくとも2枚の網を有することを特徴とする石鹸液供給装置である。
この石鹸液供給装置によれば、製泡部材を取り出して、2枚の網の両方を洗うことができ、きめ細かい泡を生成できる。
第4の発明は、第1〜第3のいずれか1つの発明において、前記ハンドル部は、押し込まれることで前記ポンプユニットを駆動させ、前記ハンドル部を押し込む力は、前記製泡部材を介して前記ポンプユニットに伝達されることを特徴とする石鹸液供給装置である。
この石鹸液供給装置によれば、ハンドル部を押し込んだときに、ハンドル部は、製泡部材に押し付けられ、製泡部材に密着する。また、製泡部材は、ポンプユニットに押し付けられ、ポンプユニットに密着する。このため、ハンドル部と製泡部材との間、及び、製泡部材とポンプユニットとの間のシール性能が向上する。
本発明の態様によれば、きめ細かい泡を生成することができる石鹸液供給装置が提供される。
図1(a)及び図1(b)は、実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する斜視図である。 図2(a)及び図2(b)は、実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する斜視図及び側面図である。 実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する断面図である。 図4(a)及び図4(b)は、実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する分解図である。 実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する断面図である。 実施形態に係る石鹸液供給装置の製泡部材を例示する斜視図である。 実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1(a)及び図1(b)は、実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する斜視図である。
図1(a)及び図1(b)に示すように、実施形態に係る石鹸液供給装置100は、カウンタ200に取り付けられる。この例では、カウンタ200は、ボウル210と一体に設けられている。カウンタ200とボウル210とは別々に設けられてもよい。カウンタ200の材料には、陶器、樹脂又は木材など任意の材料を用いることができる。
石鹸液供給装置100は、石鹸液を泡状に変換し、ボウル210へ向けて吐出する。石鹸液供給装置100は、例えば、駅や街の公共設備に設置されるパブリック用の装置である。
図1(a)及び図1(b)に示すように、カウンタ200には、水栓装置220が設けられていてもよい。水栓装置220は、ボウル210へ向けて水を吐出する。
図2(a)は、実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する斜視図である。
図2(b)は、実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する側面図である。
図3は、実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する断面図である。
石鹸液供給装置100は、取付管12と、石鹸液タンク14と、本体部15と、を有する。
図3に示すように、取付管12は、カウンタ200を貫く。取付管12は、カウンタ200の下方のナット22によって、カウンタ200に固定される。ナット22とカウンタ200との間には、ワッシャやパッキン21が設けられる。
石鹸液タンク14は、カウンタ200の下方に設けられ、継手23により、取付管12に接続される。継手23と取付管12との間や、継手23と石鹸液タンク14との間には、適宜パッキン23a、23bなどが設けられる。石鹸液タンク14の内部には石鹸液が収容される。
本体部15の少なくとも一部は、カウンタ200よりも上方に設けられる。本体部15は、取付管12に着脱可能に接続されている。
本体部15の下端には、石鹸液タンク14の内部まで延びるホース部25が接続されている。ホース部25は、ホース25cと、ホース25cの先端に継手25bを介して接続されたフィルタ25aと、を有する。
図4(a)及び図4(b)は、実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する分解図である。
図4(a)は、取付管12及び本体部15を分解した様子を示し、図4(b)は、図4(a)の断面を示す。
本体部15は、ハンドル部40と、樹脂部材42と、製泡部材44(フィルタ)と、外郭部材46と、パッキン48と、キャップ26と、ポンプユニット30と、カバー部材28と、Cリング29(抜け止め部材)と、を有する。
図4(b)に示すように、ポンプユニット30は、液ポンプ31と、エアポンプ32と、を有する。液ポンプ31は、石鹸液タンク14内の石鹸液をホース部25を介して下方から取り込み、取り込んだ石鹸液を上方へ送る。エアポンプ32は、空気を取り込み、取り込んだ空気を上方へ送る。これにより、ポンプユニット30は、石鹸液と空気との混合物(混合液)を、上方のハンドル部40へ送る。液ポンプ31及びエアポンプ32(後述するピストンやシリンダ)は、それぞれ、樹脂で構成される。例えば、液ポンプ31の材料及びエアポンプ32の材料のそれぞれには、ポリプロピレン(polypropylene:PP)を用いることができる。なお、本明細書における「樹脂で構成されている」とはその大部分が樹脂によって構成されていればよく、内部などに金属製の部材、たとえば逆止弁などが設けられているものを含む。
カバー部材28は、筒状であり、ポンプユニット30の少なくとも一部を覆う。例えば、図4(b)に示すように、カバー部材28は、ポンプユニット30の下部を覆うように取り付けられる。ポンプユニット30の上部には、キャップ26が取り付けられる。
カバー部材28及びキャップ26は、樹脂で構成される。例えば、カバー部材28の材料には、ポリフェニレンスルファイド(polyphenylenesulfide:PPS)を用いることができる。
外郭部材46は、筒状であり、カバー部材28及びポンプユニット30の少なくとも一部を覆う(図3及び図4(b)参照)。換言すれば、ポンプユニット30の少なくとも一部は、外郭部材46の内部に収納される。外郭部材46の少なくとも表面は、金属で構成される。例えば、外郭部材46は、金属製であるが、プラスチック等の非金属に金属メッキが施されたものであってもよい。外郭部材46に用いられる金属は、例えば、銅を含む合金(銅系合金)である。
Cリング29は、カバー部材28の外周と、外郭部材46の内周と、の間に取り付けられる(図3参照)。これにより、カバー部材28に覆われたポンプユニット30は、Cリング29によって外郭部材46から抜け止めされる。Cリング29を取り外すことにより、外郭部材46から、カバー部材28に覆われたポンプユニット30を抜き取ることができる。すなわち、ポンプユニット30は、外郭部材46に対して着脱可能である。
ハンドル部40は、ポンプユニット30に対して着脱可能に接続される。ハンドル部40の下部に設けられた凹凸40a(例えば溝やスナップフィットなど)と、ポンプユニット30の上部に設けられた凹凸30aとは、直接的又は間接的に係合する。ハンドル部40を回転させながら上方に引っ張ることで、ハンドル部40を取り外すことができる。外郭部材46と同様に、ハンドル部40の少なくとも表面は、金属で構成される。
ハンドル部40は、下方に押し込まれることで、外郭部材46に対して摺動し、ポンプユニット30を駆動させる。これにより、ポンプユニット30は、石鹸液と空気との混合物を上方へ送る。また、ハンドル部40は、ハンドル部40の上部から側方に延びるノズル41を有する。
樹脂部材42は、ハンドル部40の下方から、ハンドル部40の内側に嵌め込まれる。樹脂部材42は、ハンドル部40が押し込まれたときに、ハンドル部40と外郭部材46とが直接ぶつかることを防ぎ、摺動をスムーズにするガイド部材として機能する。
製泡部材44は、ポンプユニット30とハンドル部40との接続部に設けられる。製泡部材44は、複数の孔(例えば網)を有する。ポンプユニット30から送られた石鹸液及び空気の混合物は、製泡部材44を通ってハンドル部40内に導かれる。混合物は、製泡部材44を通ることにより、きめ細かい泡に変換される。その後、混合物(泡)は、ハンドル部40及びノズル41を通って、ノズル41の吐出口41eから吐出される。
本体部15は、取付管12と着脱可能に接続される。具体的には、図4(a)に示すように、ポンプユニット30の下部には凹凸30b(例えばスナップフィット)が設けられており、図4(b)に示すように、取付管12の上部の内側に凹凸12bが設けられている。凹凸30bと凹凸12bとが係合することで、本体部15は、取付管12に取り付けられる。本体部15を上方へ引っ張ることで、本体部15を取付管12から取り外すことができる。
本体部15を取り外した後、カウンタ200の上方に位置する取付管12の開口12aから、取付管12を介して、石鹸液タンク14に石鹸液が補充される。
図5は、実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する断面図である。
図5は、ポンプユニット30近傍の一部の拡大図である。ポンプユニット30は、ピストン33及びシリンダ34を有する。ピストン33及びシリンダ34により、前述の液ポンプ31及びエアポンプ32が形成される。
シリンダ34は、カバー部材28に支持されている。
ピストン33は、エアピストン33aとリキッドピストン33bとを有する。エアピストン33a及びリキッドピストン33bは、それぞれ、シリンダ34に対して上下に摺動可能である。リキッドピストン33bとシリンダ34とによって、石鹸液を内部に貯留する液室RLが形成される。エアピストン33aとシリンダ34とによって、内部に空気を溜める空気室RAが形成される。また、液室RL及び空気室RAの上方には、混合室RMが形成されている。
液室RLの下端には、ボール39(逆止弁)が設けられる。液室RLは、取付管12を介して石鹸液タンク14に接続されているが、石鹸液供給装置100の待機時においては、液室RLの下端はボール39によって塞がれている。
液室RLの内部には、インナーロッド35、プラグ37及びスプリング38が設けられる。プラグ37は、インナーロッド35及びスプリング38を保持する。スプリング38は、その弾性力によって、ピストン33を上方に付勢する。インナーロッド35の上部は、混合室RMまで延びており、混合室逆止弁36cとなる。
使用者がハンドル部40を下方へ押し込むと、ハンドル部40を押し込む力(操作力)がピストン33に伝達される。これにより、エアピストン33a及びリキッドピストン33bは下方へ移動する。すると、液室RLの容積が減少するため、液室RL内の石鹸液は、混合室逆止弁36cを通って混合室RMに流入する。このとき、液室RLの下端は、ボール39によって閉じられた状態である。またスプリング38は縮まっている。
同時に、空気室RAの容積が減少するため、空気室RA内の空気は、エアピストン33aに設けられた逆止弁36aおよび混合室逆止弁36cを通って、混合室RMに流入する。このとき、エアピストン33aに設けられた逆止弁36bは、閉じている。
混合室RM内では、空気及び石鹸液が混合される。そして、混合物は、混合室RMの上部に設けられた小孔Pから、製泡部材44及びハンドル部40へ吐出される。以上により、ノズル41から石鹸の泡が吐出される。
その後、使用者がハンドル部40から手を放すと、縮んでいたスプリング38の弾性力によって、エアピストン33a及びリキッドピストン33bは、上方へ移動する。すると、液室RLの容積が増大し、液室RL内に負圧が生じる。このとき、混合室逆止弁36cは閉まり、ボール39が上昇する。これにより、下方の石鹸液タンク14から液室RL内に石鹸液が供給され、液室RL内は石鹸液で満たされる。
同時に、空気室RAの容積が増大し、空気室RA内に負圧が生じる。このとき、逆止弁36aは閉まり、逆止弁36bが開く。これにより、空気室RAには、外部から空気が供給される。以上により、石鹸液供給装置100は、待機状態に戻る。
図6は、実施形態に係る石鹸液供給装置の製泡部材を例示する斜視図である。
製泡部材44は、少なくとも2枚の網と、筒部44cと、を有する。この例において、製泡部材44は、第1の網44a及び第2の網44bを有する。
第1の網44aは、筒部44cの一端に設けられ、第2の網44bは、筒部44cの他端に設けられる。ポンプユニット30から吐出される石鹸液の経路において、筒部44cの入口側に第1の網44aが位置し、筒部44cの出口側に第2の網44bが位置する。
図7は、実施形態に係る石鹸液供給装置を例示する断面図である。
図7は、本体部15の上部の断面を示している。図7に示すように、製泡部材44の下端は、ポンプユニット30の小孔Pが設けられた上端面と接している。また、製泡部材44の上端は、ハンドル部40と接している。
これにより、石鹸液と空気との混合物(混合液)は、ポンプユニット30の混合室RMから吐出されると、直接、第1の網44aに到達する。混合物は、第1の網44aを通過することで泡状となり、さらに、第2の網44bを通過する。これにより、泡が、よりきめ細かくなる。得られた泡は、図7に示す矢印Aの経路に沿って、ハンドル部40及びノズル41を通過し、ノズル41の吐出口41eから吐出される。
このように、石鹸の泡を吐出する石鹸液供給装置において、混合物(泡)の経路は、ポンプユニットからノズルまでの間に、上方に延びる部分を有する。
また、カウンタ200に固定された石鹸液供給装置においては、泡がボウル210に到達するように、ノズルの長さを確保する必要がある。このため、石鹸液と空気とを混合するポンプユニットから、ノズルの吐出口までの距離が長い。換言すれば、ポンプユニットからノズルの吐出口までの経路の体積が大きい。
このような石鹸液供給装置では、ポンプユニットからノズルの吐出口までの間に残留した泡が液体に戻ってしまうと、ポンプユニットからノズルの吐出口までの間に大きな空間が出来てしまう。その結果、次の使用時に、なかなかノズルから泡が出てこない可能性がある。
これに対して、実施形態においては、製泡部材44は、ポンプユニット30とハンドル部40との接続部に設けられている。これにより、石鹸及び空気の混合物は、ポンプユニット30の小孔Pから吐出された直後に、勢いよく、製泡部材44を通過することができ、きめ細かい泡を生成することができる。きめ細かい泡は、荒い泡に比べて液体に戻りにくい。したがって、ポンプユニット30からノズル41の吐出口41eまでの間に大きな空間が出来てしまうことを抑制でき、ノズル41から泡が出にくくなることを抑制できる。
また、石鹸液供給装置の使用期間が長くなると、製泡部材の網が詰まる場合がある。例えば、きめ細かい泡を生成するために、網を細かくすると、詰まりが生じやすい。
これに対して、実施形態において、ハンドル部40は、ポンプユニット30に対して着脱可能であるため、ハンドル部40を取り外せば、製泡部材44にアプローチすることができ、製泡部材44をメンテナンスすることができる。
さらに、製泡部材44は、ポンプユニット30とハンドル部40とに挟まれるように設置されており、ハンドル部40を取り外せば、本体部15に対して着脱可能である。これにより、製泡部材44を取り出して洗ったり、製泡部材44を交換したりすることができ、メンテナンス性を向上させることができる。例えば、製泡部材44を取り外すことで、第1の網44a及び第2の網44bの両方を洗うことができる。
図7に示す矢印F1は、使用者がハンドル部40に加える操作力を示す。使用者がハンドル部40に操作力を加えると、操作力は、図7に示す矢印F2のように、ハンドル部40から製泡部材44に伝達される。製泡部材44に伝達された操作力は、図7に示す矢印F3のように、製泡部材44からポンプユニット30(ピストン33)に伝達される。
このようにハンドル部40を上方から下方へ押し込む力は、製泡部材44を介してポンプユニット30に伝達される。同時に、図7に示す矢印F4のように、ピストン33には、スプリング38(図5参照)により、上方へ向かう力が加えられている。
このような構成により、ハンドル部40を押し込んだときに、ハンドル部40は、製泡部材44に押し付けられ、製泡部材44に密着する。また、製泡部材44は、ポンプユニット30に押し付けられ、ポンプユニット30に密着する。これにより、ハンドル部40と製泡部材44との間、及び、製泡部材44とポンプユニット30との間のシール性能を向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、取付管、石鹸液タンク及び本体部などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
12 取付管、 12a 開口、 12b 凹凸、 14 石鹸液タンク、 15 本体部、 21 パッキン、 22 ナット、 23 継手、 23a 適宜パッキン、 25 ホース部、 25a フィルタ、 25b 継手、 25c ホース、 26 キャップ、 28 カバー部材、 29 リング、 30 ポンプユニット、 30b 凹凸、 31 液ポンプ、 32 エアポンプ、 33 ピストン、 33a エアピストン、 33b リキッドピストン、 34 シリンダ、 35 インナーロッド、 36a 逆止弁、 36b 逆止弁、 36c 混合室逆止弁、 37 プラグ、 38 スプリング、 39 ボール、 40 ハンドル部、 41 ノズル、 41e 吐出口、 42 樹脂部材、 44 製泡部材、 44a 第1の網、 44b 第2の網、 44c 筒部、 46 外郭部材、 48 パッキン、 100 石鹸液供給装置、 200 カウンタ、 210 ボウル、 220 水栓装置、 P 小孔、 RA 空気室、 RL 液室、 RM 混合室

Claims (4)

  1. カウンタを貫く取付管と、
    前記カウンタの下方に設けられ、前記取付管と接続された石鹸液タンクであって、石鹸液が前記カウンタの上方から前記取付管を介して補充される石鹸液タンクと、
    少なくとも一部が前記カウンタの上方に設けられ、前記取付管と着脱可能に接続された本体部と、
    製泡部材と、
    を備え、
    前記本体部は、
    前記石鹸液タンク内の石鹸液を送る液ポンプと、空気を送るエアポンプと、を有するポンプユニットと、
    前記ポンプユニットの少なくとも一部を内部に収納する外郭部材と、
    前記ポンプユニットに対して着脱可能に設けられ、ノズルを有し、前記ポンプユニットを駆動するハンドル部と、
    を有し、
    前記ポンプユニットから送られた石鹸液及び空気の混合物は、前記製泡部材及び前記ハンドル部を通って前記ノズルから吐出され、
    前記製泡部材は、前記ポンプユニットと前記ハンドル部との接続部に設けられたことを特徴とする石鹸液供給装置。
  2. 前記製泡部材は、前記本体部に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1記載の石鹸液供給装置。
  3. 前記製泡部材は、筒状であり、少なくとも2枚の網を有することを特徴とする請求項2に記載の石鹸液供給装置。
  4. 前記ハンドル部は、押し込まれることで前記ポンプユニットを駆動させ、
    前記ハンドル部を押し込む力は、前記製泡部材を介して前記ポンプユニットに伝達されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の石鹸液供給装置。
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