JP2018050540A - 監視装置および監視方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】罠に捕獲された鳥獣の種別に関する情報を通知する。【解決手段】監視装置100は、罠の加速度データを計測する加速度センサに接続する。監視装置100は、センサにより計測された加速度データを基にして、罠に鳥獣が捕獲されたか否かを判定し、罠に鳥獣が捕獲された場合に、加速度データの特徴を基にして、鳥獣の種別を判定する。監視装置100は、判定結果を管理サーバ200に送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、監視装置等に関する。
農作物や山林の環境にとって有害な鳥獣を捕獲するために、ハンターは、箱罠、くくり罠等を設置し、各罠を巡回している。以下の説明では、箱罠、くくり罠をまとめて、適宜、罠と表記する。罠は様々な場所に設置されるため、ハンターが直接、各罠を巡回する場合には、ハンターにかかる負担が大きくなる。
このため、遠隔地から各箱罠に鳥獣が捕獲されたことを自動的に通知する仕組みが求められている。また、単に箱罠に何かが捕獲されたことを通知することのみでは十分ではない。例えば、罠に猪が捕獲された場合と、鹿が捕獲された場合とでは、鹿が猪よりも弱る速度が速いため、優先的に、鹿を捕獲した罠に向かい保護する必要がある。
上記課題を解消するため、箱罠に、内部の画像を撮影するカメラを設置し、センサを用いて鳥獣が捕獲されたことを検出すると、3G(Generation)回線等を利用して、カメラの撮影画像の情報を管理装置にメール送信するという従来技術がある。
特開2015−122976号公報 特開2014−14310号公報 特開2015−159747号公報
しかしながら、上述した従来技術では、罠に捕獲された鳥獣の種別に関する情報を取得することができないという問題がある。
上述した従来技術は、各箱罠に設置された無線通信装置が3G回線に接続することが前提となる技術である。しかし、現実的には、箱罠は3G回線を利用できないエリアに設置される場合が多く、このような場合には通信性能の低い他の無線通信回線を利用せざるを得なくなる。鳥獣の種別を通知するべく、通信性能の低い無線通信回線を用いると、カメラの撮影画像の情報量が多いため、送信できない場合がある。
1つの側面では、本発明は、罠に捕獲された鳥獣の種別に関する情報を通知することができる監視装置および監視方法を提供することを目的とする。
第1の案では、監視装置は、センサと、判定部と、送信部とを有する。センサは、罠の加速度情報を計測する。判定部は、センサにより計測された加速度情報を基にして、罠に鳥獣が捕獲されたか否かを判定し、罠に鳥獣が捕獲された場合に、加速度情報の特徴を基にして、鳥獣の種別を判定する。送信部は、判定部の判定結果を送信する。
罠に捕獲された鳥獣の種別に関する情報を通知することができる。
図1は、本実施例に係るシステムの構成を示す図である。 図2は、監視装置の構成を示す機能ブロック図である。 図3は、加速度テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図4は、加速度データのデータ構造の一例を示す図である。 図5は、加速度平均テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図6は、平均値情報のデータ構造の一例を示す図である。 図7は、種別判定テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図8は、本実施例に係る管理サーバの構成を示す機能ブロック図である。 図9は、管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図10は、本実施例に係る監視装置の処理手順を示すフローチャートである。
以下に、本願の開示する監視装置および監視方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施例に係るシステムの構成を示す図である。図1に示すように、このシステムは、監視装置100a,100b,100c,100d,100e,100fと、管理サーバ200とを有する。
監視装置100d〜100f、管理サーバ200は、3G圏内エリア15に含まれ、監視装置100a〜100cは、3G圏内エリア15に含まれない。監視装置100d〜100fと、管理サーバ200は、3G回線を用いてデータ通信を行う。監視装置100a〜100cは、監視装置100dと無線通信可能な距離に配置され、監視装置100dを介して、管理サーバ200とデータ通信を行う。
監視装置100a〜100fは、鳥獣を捕獲するためのくくり罠にそれぞれ設置された加速度センサに接続される。監視装置100aは、くくり罠1a〜1cに設置された加速度センサに接続される。監視装置100bは、くくり罠2a〜2cに設置された加速度センサに接続される。監視装置100cは、くくり罠3a〜3cに設置された加速度センサに接続される。監視装置100dは、くくり罠4a〜4cに設置された加速度センサに接続される。監視装置100eは、くくり罠5a〜5cに設置された加速度センサに接続される。監視装置100fは、くくり罠6a〜6cに設置された加速度センサに接続される。以下の説明では、監視装置100a〜100fをまとめて適宜、監視装置100と表記する。
監視装置100は、くくり罠に鳥獣が捕獲されたことを検知した場合に、鳥獣の種別を判定し、判定結果となる「鳥獣捕獲情報」を、管理サーバ200に送信する装置である。例えば、3G圏内エリア15に含まれる監視装置100d〜100fは、3G回線を用いて、鳥獣捕獲情報を、管理サーバ200に送信する。3G圏内エリア15に含まれない監視装置100a〜100cは、監視装置100dを介して、鳥獣捕獲情報を、管理サーバ200に送信する。
続いて、監視装置100の構成について説明する。ここでは一例として、監視装置100aの構成について説明する。なお、監視装置100b〜100fの構成は、監視装置100aの構成に対応する。
図2は、監視装置の構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、この監視装置100aは、通信部110と、加速度センサ120a,120b,120cと、記憶部130と、制御部140とを有する。
通信部110は、管理サーバ200との間でデータ通信を実行する処理部である。通信部110は、通信装置に対応する。例えば、図1に示したように、監視装置100aが、3G圏内エリア15に含まれていない場合には、通信部110は、親機となる監視装置100dを介して、管理サーバ200とデータ通信を実行する。監視装置100aが、3G圏内エリア15に含まれている場合には、通信部110は、3G回線を用いて、管理サーバ200とデータ通信を実行する。後述する制御部140は、通信部110を介して、管理サーバ200とデータをやり取りする。
加速度センサ120a〜120cは、くくり罠1a〜1cにそれぞれ設置される加速度センサである。以下の説明では、適宜、加速度センサ120a〜120cをまとめて、加速度センサ120と表記する。くくり罠1a〜1cをまとめて、くくり罠1と表記する。加速度センサ120は、設置されたくくり罠1の加速度を計測する。くくり罠1に鳥獣が捕獲されると、くくり罠1が各方向に引っ張られるため、くくり罠1の加速度を検出することができる。くくり罠1の加速度の情報を、加速度データと表記する。加速度データは、異なる3軸方向それぞれにおける時刻と加速度の大きさとの関係を有する。例えば、異なる3軸方向を、直交座標系のX軸方向、Y軸方向、Z軸方向とし、z軸方向を、垂直方向とする。
記憶部130は、加速度テーブル131、加速度平均テーブル132、種別判定テーブル133を有する。記憶部130は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子や、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置に対応する。
加速度テーブル131は、加速度センサ120に計測された加速度データを保持するテーブルである。図3は、加速度テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図3に示すように、この加速度テーブル131は、罠IDと、加速度データとを対応付ける。罠IDは、くくり罠1を一意に識別する情報である。例えば、くくり罠1aの罠IDを「kuku-1a」とし、くくり罠1bの罠IDを「kuku-1b」とし、くくり罠1cの罠IDを「kuku-1c」とする。加速度データは、くくり罠1に設置された加速度センサ120により計測された加速度データである。例えば、罠ID「kuku-1a」に対応する加速度データは、加速度センサ120aに計測された加速度データとなる。
加速度テーブル131に格納された加速度データのデータ構造の一例について説明する。図4は、加速度データのデータ構造の一例を示す図である。図4に示すように、加速度データは、時刻と、各軸(X軸、Y軸、Z軸)の加速度の値とを対応付ける。なお、加速度の値の単位を「mGal」とする。
加速度平均テーブル132は、所定時間毎の加速度データの平均値を保持するテーブルである。図5は、加速度平均テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図5に示すように、この加速度平均テーブル132は、罠IDと、平均値情報とを対応付ける。罠IDは、くくり罠1を一意に識別する情報である。平均値情報は、所定時間毎の加速度データの平均値情報である。
加速度平均テーブル132に格納された平均値情報のデータ構造の一例について説明する。図6は、平均値情報のデータ構造の一例を示す図である。図6に示すように、平均値情報は、軸種別と、時間間隔毎の各軸の加速度の平均値とを対応付ける。軸種別は、X軸、Y軸、Z軸を識別する情報である。例えば、時間帯「15:00〜15:04」における、X軸、Y軸、Z軸の加速度の平均値は「000,000,000」となる。時間帯「15:04〜15:08」における、X軸、Y軸、Z軸の加速度の平均値は「333,33,33」となる。
種別判定テーブル133は、鳥獣の種別を判定する場合の条件の情報を保持するテーブルである。図7は、種別判定テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図7に示すように、この種別判定テーブルは、条件と、鳥獣種別とを対応付ける。
条件は、くくり罠1が鳥獣を捕獲した場合の加速度センサ120の特徴を示すものであり、係る条件に合致する場合には、対応付けられた鳥獣が捕獲されていることを示す。鳥獣種別は、鳥獣の種別を示すものである。
例えば、下記の条件a1、a2、a3を全て満たす場合には、くくり罠1に捕獲された鳥獣種別が「猪」であると判定する。猪はくくり罠1に捕獲されると、X軸方向、Y軸方向に繰り返し移動する習性がある。第1時間幅は、ユーザが予め設定しておく時間幅であり、例えば60分とする。
条件a1:第1時間幅において、X軸方向またはY軸方向の一方の加速度の平均値が200(mGal)以上である。
条件a2:第1時間幅において、X軸方向またはY軸方向のもう一方の加速度の平均値が100(mGal)以上である。
条件a3:第1時間幅において、Z軸方向の加速度の平均値が200(mGal)未満である。
下記の条件b1、b2、b3を全て満たす場合には、くくり罠1に捕獲された鳥獣種別が「鹿」で有ると判定する。鹿はくくり罠1に捕獲されると、X軸方向、Y軸方向と比較して、Z軸方向(垂直方向)に繰り返し飛び跳ねる習性があり、また、スタミナが少ないため、しばらくすると余り動かなくなる。第1時間幅および第2時間幅は、ユーザが予め設定しておく時間幅である。ただし、第1時間幅<第2時間幅とする。
条件b1:第1時間幅において、X軸方向およびY軸方向の加速度の平均値が200(mGal)未満である。
条件b2:第1時間幅において、Z軸方向の加速度の平均値が200(mGal)以上である。
条件b3:第2時間幅において、Z軸方向の加速度の平均値が200(mGal)未満である。
なお、上記の条件a1〜a3の組、条件b1〜b3の組に該当しない場合には、「猪」、「鹿」以外の鳥獣が捕獲されたと判定する。
図2の説明に戻る。制御部140は、登録部141と、判定部142と、送信部143と、更新部144とを有する。制御部140は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などによって実現できる。また、制御部140は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードワイヤードロジックによっても実現できる。
登録部141は、加速度センサ120から取得した加速度データを、加速度テーブル131に登録する処理部である。登録部141は、罠IDと、該当する罠IDの加速度センサ120から取得した加速度データとを対応付けて登録する。
登録部141は、加速度テーブル131を基にして、所定時間間隔毎にX軸、Y軸、Z軸の加速度の平均値情報をそれぞれ算出し、加速度平均テーブル132に登録する。登録部141は、加速度センサ120毎に、平均値情報を算出する。図6で説明した例では、登録部141は、4分間隔で、各軸の平均値情報を算出する。
判定部142は、加速度平均テーブル132を基にして、くくり罠1に鳥獣が捕獲されたか否かを判定する。判定部142は、くくり罠1に鳥獣が捕獲されたと判定すると、加速度テーブル131と、種別判定テーブル133とを基にして、捕獲された鳥獣の種別を判定する。判定部142は、判定結果を、送信部143に出力する。
判定部142が、加速度平均テーブル132を基にして、くくり罠1に鳥獣が捕獲されたか否かを判定する処理の一例について説明する。判定部142は、加速度平均テーブル132の所定時間幅の平均値情報を参照し、いずれかの軸の平均値情報が、閾値以上となる場合に、平均値情報が閾値以上となる最初の時間帯に、該当する罠IDのくくり罠1に、鳥獣が捕獲されたと判定する。判定部142は、最初の時間帯の先頭時刻を、鳥獣の捕獲時刻として特定する。
例えば、図6において、閾値を「100」とすると、時間帯「15:04〜15:08」、「15:08〜15:12」において、X軸の平均値情報が、閾値以上となる。また、図6の平均値情報を、図5の罠ID「kuku-1a」に対応する平均値情報とする。この場合には、判定部142は、初めの時間帯「15:04〜15:08」において、鳥獣がくくり罠1aに捕獲されたと判定し、捕獲時刻を「15:04」とする。
判定部142が、鳥獣を捕獲したと判定した後に、種別判定テーブル133を基にして、捕獲された鳥獣の種別を判定する処理の一例について説明する。ここでは一例として、くくり罠1aに鳥獣が捕獲されたものとして説明を行う。
判定部142は、罠ID「kuku-1a」に対応する加速度データを加速度テーブル131から取得し、捕獲時刻を始点とした第1時間幅におけるX軸、Y軸、Z軸の加速度の平均値を算出する。また、判定部142は、捕獲時刻を始点とした第2時間幅におけるX軸、Y軸、Z軸の加速度の平均値を算出する。
判定部142は、第1時間幅におけるX軸、Y軸、Z軸の加速度の平均値と、第2時間幅におけるX軸、Y軸、Z軸の加速度の平均値と、種別判定テーブル133の条件とを比較して、該当する鳥獣種別を判定する。判定部142は、判定結果を送信部143に出力する。判定結果には、鳥獣を捕獲したくくり罠1の罠ID、捕獲時刻、捕獲した鳥獣の種別の情報が含まれる。
送信部143は、判定部142により、鳥獣が捕獲されたと判定された場合に、鳥獣捕獲情報を生成し、鳥獣捕獲情報を、管理サーバ200に送信する処理部である。鳥獣捕獲情報には、上記の判定結果の情報と、監視装置100aを一意に識別する情報が含まれる。例えば、送信部143は、監視装置100aが、3G圏内エリア15に含まれる場合には、3G回線を用いて、鳥獣捕獲情報を、管理サーバ200に送信する。送信部143は、監視装置100aが、3G圏内エリア15に含まれていない場合には、親機となる監視装置100を介して、鳥獣捕獲情報を、管理サーバ200に送信する。
送信部143は、管理サーバ200に送信する場合の鳥獣捕獲情報のデータ容量を極力抑えるために、鳥獣捕獲情報を、テキストデータで生成してもよい。例えば、送信部143は、鳥獣捕獲情報の内容をテキストで記載したテキストデータを、管理サーバ200に送信する。
更新部144は、鳥獣捕獲情報に対する評価結果を、管理サーバ200から受信した場合に、種別判定テーブル133の条件の数値を補正することで、種別判定テーブル133を更新する処理部である。以下では、更新部144の更新ポリシーの一例を示すが、適宜変更してもよい。
例えば、更新部144は、判定部142が判定した鳥獣の種別を予め取得しておく。更新部144は、判定部142が判定した鳥獣の種別を「猪」とし、管理サーバ200から判定結果が誤っている旨の評価結果を受け付けたものとする。この場合には、例えば、更新部144は、条件a1、条件a2の数値に所定値を加算することで、更新を行う。
更新部144は、判定部142が判定した鳥獣の種別を「鹿」とし、管理サーバ200から判定結果が誤っている旨の評価結果を受け付けたものとする。この場合には、例えば、更新部144は、条件b1、条件b2の数値に所定値を加算することで、更新を行う。
なお、更新部144は、管理サーバ200から、種別判定テーブル133に登録する新たなレコードを受信した場合には、受信したレコードを、種別判定テーブル133に登録する。
次に、図1に示した管理サーバ200の構成について説明する。図8は、本実施例に係る管理サーバの構成を示す機能ブロック図である。図8に示すように、この管理サーバ200は、通信部210と、入力部220と、表示部230と、記憶部240と、制御部250とを有する。
通信部210は、監視装置100とデータ通信を実行する処理部である。通信部210は、通信装置に対応する。通信部210は、通信相手となる監視装置100が、3G圏内エリア15に含まれている場合には、3G回線を介して、データ通信を行う。通信部210は、通信相手となる監視装置100が、3G圏内エリア15に含まれていない場合には、親機を中継して、監視装置100とデータ通信を行う。後述する制御部250は、通信部210を介して、監視装置100とデータをやり取りする。
入力部220は、管理サーバ200に各種の情報を入力する入力装置である。入力部220は、キーボードやマウス、タッチパネル等に対応する。
表示部230は、制御部250からの各種の情報を表示する表示装置である。表示部230は、液晶モニタ、タッチパネル等に対応する。
記憶部240は、管理テーブル241を有する。記憶部240は、RAM、ROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子や、HDDなどの記憶装置に対応する。
管理テーブル241は、各監視装置100から受信する鳥獣捕獲情報を保持するテーブルである。図9は、管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図9に示すように、この管理テーブル241は、監視装置IDと、設置場所情報と、鳥獣捕獲情報とを対応付ける。監視装置IDは、監視装置100を一意に識別する情報である。設置場所情報は、監視装置100が設置される場所を示す情報である。鳥獣捕獲情報は、監視装置100から受信する鳥獣捕獲情報であり、くくり罠で捕獲した鳥獣の種別等が含まれる。
制御部250は、受付部251と、表示制御部252と、通知部253とを有する。制御部250は、CPUやMPUなどによって実現できる。また、制御部250は、ASICやFPGAなどのハードワイヤードロジックによっても実現できる。
受付部251は、監視装置100から、鳥獣捕獲情報を受け付ける処理部である。受付部251は、受け付けた鳥獣捕獲情報を、該当する監視装置IDに対応付けて、管理テーブル241に登録する。
表示制御部252は、管理テーブルに格納された情報を表示部230に表示する処理部である。例えば、表示制御部252は、管理テーブル241に鳥獣捕獲情報が登録された場合に、登録された鳥獣捕獲情報と、この鳥獣捕獲情報に対応する監視装置ID、設置場所情報とを対応付けて、表示部230に表示させる。また、表示制御部250は、入力部220から表示要求を受け付けた場合に、管理テーブル241の情報を、表示部230に表示させても良い。ユーザは、表示部230に示された情報を基にして、監視装置100の設置された場所に向かい、各種の保護活動を行う。
通知部253は、鳥獣捕獲情報に関する評価結果を、監視装置100に通知する処理部である。例えば、表示制御部252によって、鳥獣捕獲情報が、表示部230に表示されると、通知部253は、かかる鳥獣捕獲情報に示される鳥獣種別が正しいのか誤っているのかの情報を、入力部220から受け付ける。通知部253は、受け付けた評価結果の情報を、鳥獣捕獲情報の送信元となる監視装置100に送信する。
次に、本実施例に係る監視装置100aの処理手順の一例について説明する。なお、監視装置100b〜100fに対する処理手順は、監視装置100aの処理手順に対応する。図10は、本実施例に係る監視装置の処理手順を示すフローチャートである。図10に示すように、監視装置100aの登録部141は、くくり罠1の加速度センサ120から加速度データを取得したか否かを判定する(ステップS101)。登録部141は、加速度データを取得していない場合には(ステップS101,No)、ステップS106に移行する。
一方、登録部141は、加速度データを取得した場合には(ステップS101,Yes)、加速度データを加速度テーブル131に登録する(ステップS102)。監視装置100aの判定部142は、鳥獣を捕獲したか否かを判定する(ステップS103)。判定部142は、鳥獣を捕獲していない場合には(ステップS103,No)、ステップS106に移行する。
判定部142は、鳥獣を捕獲した場合には(ステップS103,Yes)、鳥獣種別判定処理を実行する(ステップS104)。監視装置100aの送信部143は、鳥獣捕獲情報を、管理サーバ200に送信する(ステップS105)。
監視装置100aは、処理を継続する場合には(ステップS106,Yes)、ステップS101に移行する。監視装置100aは、処理を継続しない場合には(ステップS106,No)、処理を終了する。
次に、本実施例に係る監視装置100の効果について説明する。監視装置100は、鳥獣を捕獲した罠の加速度センサ120の加速度情報の特徴を基にして、鳥獣の種別を判定し、判定結果を管理サーバ200に通知する。これによって、通信状態の悪いエリアに位置する各罠に捕獲された鳥獣の種別情報をデータ量の少ないテキスト情報のみで取得することができる。又、罠ごとにカメラ装置を設置する必要がないので安価に捕獲情報取得の仕組みを実現できる。
監視装置100は、3軸方向の加速度の平均値を基にして、罠に鳥獣が捕獲されたか否かを判定する。このため、例えば、くくり罠に捕獲された鳥獣が、猪であるのか、鹿であるのか、他の鳥獣であるのかを判定して通知することができる。
監視装置100は、判定結果に対する評価結果を受信した場合に、評価結果を基にして、種別判定テーブル133の条件を更新する。このため、鳥獣の種別判定の精度を向上することができる。
ところで、本実施例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部あるいは一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
例えば、上記の実施例では一例として、監視装置100が、鳥獣の種別を判定する場合について説明したがこれに限定されるものではない。例えば、管理サーバ200の制御部250に、監視装置100の登録部141、判定部142に対応する処理部を設け、鳥獣の種別を判定しても良い。この場合には、管理サーバ200は、監視装置100から、加速度データを受信し、受信した加速度データを基にして、上記処理と同様に、鳥獣の種別を判定する。
なお、各装置にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部がCPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
100a,100b,100c,100d,100e,100f 監視装置
200 管理サーバ

Claims (7)

  1. 罠の加速度情報を計測するセンサと、
    前記センサにより計測された前記加速度情報を基にして、前記罠に鳥獣が捕獲されたか否かを判定し、前記罠に鳥獣が捕獲された場合に、前記加速度情報の特徴を基にして、前記鳥獣の種別を判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果を送信する送信部と
    を有することを特徴とする監視装置。
  2. 前記加速度情報は、異なる3軸方向それぞれにおける時刻と加速度の大きさとの関係を示す情報であり、前記判定部は、前記3軸方向の加速度の平均値を基にして、前記罠に鳥獣が捕獲されたか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
  3. 前記判定部は、直交座標系の3軸方向の内、垂直方向の軸と異なる第1軸方向の加速度の平均値が第1閾値以上となり、かつ、前記垂直方向の軸と異なる第2軸方向の加速度の平均値が第2閾値以上となり、前記垂直方向の加速度の平均値が第3閾値未満となる場合に、前記罠に捕獲された鳥獣が猪であると判定することを特徴とする請求項2に記載の監視装置。
  4. 前記判定部は、第1の時間幅における前記垂直方向の加速度の平均値が第3閾値以上となり、かつ、前記第1の時間幅よりも長い第2の時間幅における前記垂直方向の加速度の平均値が前記第3閾値未満となる場合に、前記罠に捕獲された鳥獣が鹿であると判定することを特徴とする請求項2に記載の監視装置。
  5. 前記判定部は、前記第2の時間幅における前記垂直方向の加速度の平均値が第3閾値以上となる場合に、前記罠に捕獲された鳥獣が、鹿および猪以外の鳥獣であると判定することを特徴とする請求項4に記載の監視装置。
  6. 前記判定部は、前記判定結果に対応する評価結果を基にして、前記第1閾値、前記第2閾値または第3閾値を補正することを特徴とする請求項3、4または5に記載の監視装置。
  7. コンピュータが実行する監視方法であって、
    罠の加速度情報を計測するセンサにより計測された前記加速度情報を基にして、前記罠に鳥獣が捕獲されたか否かを判定し、前記罠に鳥獣が捕獲された場合に、前記加速度情報の特徴を基にして、前記鳥獣の種別を判定し、
    判定結果を送信する
    処理を実行することを特徴とする監視方法。
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