JPH0965812A - 衛生環境保持システム - Google Patents

衛生環境保持システム

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JPH0965812A
JPH0965812A JP22092695A JP22092695A JPH0965812A JP H0965812 A JPH0965812 A JP H0965812A JP 22092695 A JP22092695 A JP 22092695A JP 22092695 A JP22092695 A JP 22092695A JP H0965812 A JPH0965812 A JP H0965812A
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武雄 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速な害性生物の発見および的確かつ迅速な
駆除を行うことができる衛生環境保持システムを得るこ
と。 【解決手段】 本発明は衛生的な環境を保つ必要のある
施設に設けられた検知ユニット11〜1nと、捕獲信号S
k1〜Sknを5分毎に電話網33を介して監視施設に設け
られた監視端末装置34へ送信するネットワークユニッ
ト32とを有している。検知部41は害性生物の捕獲及
び振動音を検知する検知器21〜24と、振動音を集音し
てパルス状の出力信号S01〜S04を出力する増幅器31
〜33と、内部にコンデンサを有しコンデンサに蓄積さ
れる出力信号S01〜S04が一定以上蓄積されたとき当該
検知部(41〜44)に対応するランプ(L1〜L4)を点灯さ
せるとともに捕獲信号Sk1を出力する信号変換器5とを
有している。監視端末装置34は15分毎に捕獲信号S
k1〜Sknを集計して害性生物の捕獲の有無を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋内に生息する害
性生物(例えば、ネズミ)の捕獲監視に用いられる衛生
環境保持システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、衛生的な環境を保つ必要のあ
る調理場や食品加工工場等においては、工場人または委
託を受けた衛生業者により、捕獲器を設置して害性生物
の駆除を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の害性生
物の駆除方法においては、特に人目にふれない天井裏等
に捕獲器を設置した場合、捕獲された害性生物が長期間
にわたって放置されて死骸から悪臭が放たれるなどし
て、非常に不衛生であるという問題があった。
【0004】本発明は、このような背景の下になされた
もので、迅速な害性生物の発見および的確かつ迅速な駆
除を行うことができる衛生環境保持システムを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、害性生物を捕獲する捕獲手段と、前記捕獲手段と当
接するように設けられ、前記捕獲手段により捕獲された
害性生物が動くことにより生じる振動を検出する振動検
出手段と、前記振動検出手段の検出結果に基づいて、前
記害性生物が捕獲されたか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段の判別結果を表示する表示手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の衛生環境保持システムにおいて、前記判別手段の判別
結果をリセットして、前記表示手段の表示を未捕獲とす
るリセット手段を具備することを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の衛生環境保持システムにおいて、前記捕獲手
段は、複数設けられ、前記振動検出手段は、複数の前記
捕獲手段に対応して複数設けられていることを特徴とす
る。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の衛生環境保持システムにおいて、
前記振動をパルス信号に変換する振動/電気変換手段
と、所定時間あたりに前記パルス信号が所定以上入力さ
れると、捕獲信号を出力する信号変換手段とを有し、前
記判別手段は、前記捕獲信号が入力されると前記害性生
物が捕獲されたと判別することを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
4のいずれかに記載の衛生環境保持システムにおいて、
前記振動検出手段は、軟性チューブからなり、前記振動
/電気変換は、コンデンサマイクと該コンデンサマイク
の出力をパルス信号として増幅する増幅手段とからなる
ことを特徴とする。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の衛生環境保持システムにおいて、前記振動検出手段
は、蛇行形成されていることを特徴とする。
【0011】請求項7に記載の発明は、請求項5または
6に記載の衛生環境保持システムにおいて、前記振動検
出手段と前記振動/電気変換とは振動伝送手段を介して
接続されていることを特徴とする。
【0012】請求項8に記載の発明は、請求項1ないし
7のいずれかに記載の衛生環境保持システムにおいて、
前記振動検出手段を支持する支持手段を有し、前記支持
手段は、前記害性生物の体高より低い高さとされている
ことを特徴とする。
【0013】請求項9に記載の発明は、請求項5ないし
7のいずれかに記載の衛生環境保持システムにおいて、
前記振動検出手段を支持する支持手段を有し、前記支持
手段は、スライド機構を有し、前記振動検出手段と同方
向の長手方向長さが伸縮自在とされていることを特徴と
する。
【0014】請求項10に記載の発明は、請求項1ない
し9のいずれかに記載の衛生環境保持システムにおい
て、遠隔地に設けられた監視端末装置と、前記判別手段
の判別結果を電話網を介して前記監視端末装置へ伝送す
る伝送手段とを有し、前記監視端末装置は所定の集計方
法により前記判別結果を集計し、集計結果を報知するこ
とを特徴とする。
【0015】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載の衛生環境保持システムにおいて、前記判別手段の
判別結果を一定時間毎に自動リセットして、前記表示手
段の表示を未捕獲とする自動リセット手段を具備するこ
とを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態
による衛生環境保持システムの構成を示すブロック図で
あり、この図において、11は、検知ユニットであり、
当該施設において害性生物の捕獲の確認が困難な場所に
設置されている検知部41〜44、および信号変換器5か
ら構成されている。また、上記検知部41〜44は、検知
器21〜24、増幅器31〜34から構成されている。検知
ユニット12〜1nも、上記検知ユニット11と同様の構
成とされている。
【0017】ここで、上述した検知器21の外観構成を
図2に示す。この図において、6は、支持基盤であり、
板材の両端部を略箱形状(箱部6a、6b)に折曲げ形
成してなるものである。この支持基盤6の箱部6a、6
bの側面略中央には、挿通穴6c〜6eが各々形成され
ている。また、検知器21の箱部6a、6bの高さは、
害性生物に警戒されない高さ(低いほどよい)とされて
いる。すなわち、該箱部6a、6bは、害性生物の体高
より低い高さとされている。7は、例えば、シリコン製
のチューブ(6φ)であり、支持基盤6の挿通穴6c〜
6eに挿通され、支持基盤6に支持されている。このチ
ューブ7には、柔らかく、かつ径の大きなものが用いら
れている。これにより、後述する害性生物の振動を高感
度で検出することができる。8は、チューブ7の一端面
を塞ぐメクラ板である。9は、互いに直径の異なるチュ
ーブ7と配管10bとを接続する異径フレヤードであ
る。上記配管10bは耐久性のよい硬い材質のものが用
いられている。
【0018】11は、害性生物を捕獲する捕獲器であ
り、略長方形の基板の表面に粘着剤が塗布されており、
その表面に害性生物が誤って粘着することにより該害性
生物を捕獲する。なお、この捕獲器11として周知のか
ご式、挟み式等のものを用いてもよい。捕獲器11は、
支持基盤6の箱部6a、6b間に、その底面がチューブ
7に当接するように設けられている。また、害性生物が
捕獲器11にて捕獲されると、害性生物があばれること
による振動音が発生し、該振動音は、捕獲器11を介し
てチューブ7に伝達される。
【0019】図1において、検知器22〜24は、図2に
示す検知器21と同様の構成であり、検知器21、検知器
22、および検知器23、検知器24は各々直列に接続さ
れている。増幅器31は、コンデンサマイクおよび増幅
回路を有しており、検知器21〜24により害性生物が捕
獲されたときに発生する振動音を上記コンデンサマイク
により電気信号に変換した後、増幅する。
【0020】ここで、上記検知器21〜24、増幅器31
の設置例を図3に示す。この図において、検知器21〜
24、および増幅器31は、天井裏に形成された点検穴1
2の周囲、すなわち、害性生物の生息場所であって、か
つ人目にふれない場所に設置されている。増幅器31の
筐体の一側面には、T字部材3aが取り付けられてお
り、T字部材3aの両端部には、上述したコンデンサマ
イク3b、3cが各々取り付けられている。
【0021】10aは、配管であり、その一端部がT字
部材3aの一端部に内部にコンデンサマイク3bを有す
るように接続されており、折曲げ形成された他端部が検
知器22のチューブ7の一端部に異径フレヤード9を介
して接続されている。さらに、検知器22のチューブ7
の他端部と、検知器21のチューブ7の一端部とは、異
径フレヤード9、配管10bを介して接続されている。
【0022】このように、検知器21、22の各捕獲器1
1のいずれかに発生する振動音が、コンデンサマイク3
bに集音されるように構成されており、増幅器31から
は、図4に示すように上記振動音に応じたパルス状の出
力信号S01が出力される。
【0023】一方、増幅器31のコンデンサマイク3c
側には、上述した検知器21、22と同様にして、配管1
0c、10d、異径フレヤード9、9を介して、検知器
23、24が直列接続されている。
【0024】図1において、信号変換器5は、その筐体
表面にリセットスイッチ13、検知部41〜44に各々対
応してランプL1〜L4が設けられている。この信号変換
器5は、コンデンサを有しており、入力される出力信号
S01〜S04により一定以上の電荷がコンデンサに充電さ
れたとき、害性生物が捕獲されたことを認識して、当該
ランプL1〜L4を点灯させるとともに、捕獲信号Sk1を
出力する。また、信号変換器5の出力線は、ノイズの影
響を低減する目的でできるだけ短くされている。
【0025】ここで、信号変換器5の電気的構成を図5
示す。この図において、信号変換器5は、出力信号S01
〜S04に対応して並列接続された信号変換部141〜1
44から構成されている。信号変換部141において、V
ccはバイアス電圧、151はベース抵抗、161は抵抗、
171はコレクタ抵抗、181はスイッチング用のトラン
ジスタである。191は抵抗、201は平滑用のコンデン
サである。
【0026】211は整流用のダイオード、221は抵
抗、231は平滑用のコンデンサであり、241は、コン
デンサ231に充電された電荷を放電させる放電抵抗で
あり、251はスイッチング用のトランジスタ、261
は、エミッタ抵抗、271はコレクタ抵抗、281は抵抗
である。
【0027】291はスイッチング用のトランジスタで
あり、301はランプL1に直列接続された抵抗である。
X1は電磁コイルであり、自身に電流が流れることによ
り励磁されa接点Xa1を閉とする。また、他の信号変換
部142〜144は、上記信号変換部141と同様の構成
とされている。
【0028】図1において、31は、各種センサであ
り、32は、当該施設側に設けられたネットワークユニ
ットであり、例えば、5分毎に捕獲信号Sk1〜Sknを時
分割(または周波数)多重により電話網33を介して、
監視施設に設けられた監視端末装置34に送信するもの
である。監視端末装置34は、例えば、15分毎に上記
捕獲信号Sk1〜Sknを集計して、同一の捕獲信号を3回
受信した場合に、当該検知ユニットで害性生物が捕獲さ
れたと認識してアラーム等により監視員に報知する。ま
た、監視端末装置34は上記集計結果を図示しないプリ
ンタによりリスト出力することも可能であり、この場
合、監視員は該リスト表示により害性生物の捕獲の有無
を判断する。
【0029】次に、上述した一実施形態による衛生環境
保持システムの動作について説明する。図3に示す検知
部41において、例えば、検知器21の捕獲器11に害性
生物35が捕獲されたとすると、該害性生物35は捕獲
器11に粘着した状態であばれる。このとき発生する振
動音は、チューブ7に伝達され、さらに配管10b、検
知器22のチューブ7、および配管10aを介してコン
デンサマイク3bに集音され、電気信号に変換される。
【0030】増幅器31は、上記電気信号を増幅して図
4に示すパルス状の出力信号S01を図5に示す信号変換
器5における信号変換部141の入力端子a1へ出力す
る。図4に示す出力信号S01においては、時刻t1〜t2
で害性生物35が検知器21の捕獲器11にわずかに触
れ、時刻t3以降で害性生物35が捕獲器11に完全に
粘着してあばれてれているときの波形を各々示す。
【0031】図5において、まず、図4に示す出力信号
S01のパルスP1が入力端子a1に入力されると、ベース
電流ibが流れることによりトランジスタ181がオンと
なり、コレクタ電流ic1が抵抗191を介してコンデン
サ201に充電される。充電が完了すると、コンデンサ
201に充電された電荷がコレクタ電流ic2としてダイ
オード211、抵抗221を介してコンデンサ231に充
電される。このときの充電される電荷量は、パルスP1
のパルス幅が狭いことから、コンデンサ231の静電容
量に満たない量とする。そして、充電が終了すると、コ
ンデンサ231からは、充電電荷が放電電流ic3として
放電抵抗241を通して放電される。
【0032】続いて、図4に示す出力信号S02のパルス
P2、P3、・・・が順次、入力端子a1に入力される
と、上述した動作を経て、コンデンサ201に電荷が充
電される。上記コンデンサ201が満充電となった後
も、出力信号S02のパルスが入力されるため、コレクタ
電流ic1がダイオード211、抵抗221を介してコンデ
ンサ231へ流れる。これにより、コンデンサ231は、
コンデンサ201と同様にして満充電となり、コレクタ
電流ic1は、放電抵抗231へ流れるとともに、トラン
ジスタ251のベースへ流れる。
【0033】これにより、トランジスタ251、トラン
ジスタ291がオンとなり、ランプL1が点灯するととも
に、電磁コイルX1が励磁されてa接点Xa1が閉とな
る。これにより、捕獲信号Sk1が”1”から”0”とな
る。この捕獲信号Sk1が”1”のときは、害性生物が捕
獲されていない状態を示し、”0”のとき、害性生物が
捕獲された状態を示す。
【0034】図1に示すネットワークユニット32は、
各検知ユニット11〜1nから出力されている捕獲信号S
k1〜Sknを5分毎に読み込み、電話網33を介して監視
端末装置34に送信する。そして、監視端末装置34
は、15分毎に3回入力される捕獲信号Sk1〜Sknの集
計を行い、害性生物が捕獲されているか否かの判断を行
う。すなわち、監視端末装置34は、同一検知信号が3
回、”0”になっていると当該検知信号を出力した検知
ユニットで害性生物が捕獲されていると判断し、これ以
外のときは未捕獲と判断する。今の場合、捕獲信号Sk1
のみが3回、”0”となっているものとし、監視端末装
置34は、検知ユニット11で害性生物が捕獲されてい
ると判断して、監視員にアラーム等によりこの旨を報知
する。
【0035】そして、害性生物回収員は、当該施設へ出
向き、図1に示す信号変換器5のランプ(L1〜L4)の
点灯状態を確認する。今の場合、ランプL1のみが点灯
しているものとし、害性生物回収員は検知部41により
害性生物が捕獲されていることを知り、検知部41が設
置されている天井裏へ行き、図3に示す害性生物35を
除去する。続いて、害性生物回収員は、図1に示す信号
変換器5のリセットスイッチ13を押す。これにより、
図5に示すリセットスイッチ13が開となり、電磁コイ
ルX1の励磁が解除され、a接点Xa1がオフとなるとと
もに、ランプL1が消灯する。
【0036】以上説明したように、本発明の一実施形態
による衛生環境保持システムによれば、害性生物35の
捕獲時の振動を、空気を伝送媒体とする振動音としてコ
ンデンサマイク3b、3cにより検出しているため、振
動検出の構成を簡易にすることができるという効果が得
られる。
【0037】以上、本発明の実施形態を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があっても本発明に含まれる。たとえば、上述
した一実施形態による衛生環境保持システムにおいて
は、図3に示すように、直線状のチューブ7、7、・・・
を用いた例を示したが、これらに代えて、図6に示すよ
うに蛇行形成されたチューブ7’、7’、・・・を用いて
もよい。これにより、チューブ7’、7’、・・・と、捕
獲器11との接触面積が増え、より感度が向上する。
【0038】また、上述した一実施形態による衛生環境
保持システムにおいては、図3に示すように各々の長手
方向の長さが固定とされた検知器21〜24の例を示した
が、これに限定されることなく、各支持基盤6にスライ
ド機構を設けて長手方向長さを自由に変えることができ
るようにしてもよい。これにより、任意の大きさの捕獲
器11に対応することができる。
【0039】また、上述した一実施形態による衛生環境
保持システムにおいては、検知器21〜24にて発生した
振動音を配管10a〜10dを介してコンデンサマイク
3b、3cにより集音した例を示したが、これに限定さ
れることなく、配管10a〜10dを用いずに、各検知
器毎にコンデンサマイクを設ける構成としてもよい。
【0040】さらに、上述した一実施形態による衛生環
境保持システムにおいては、捕獲器11に捕獲された害
性生物35の振動を、空気を伝送媒体とする振動音とし
てコンデンサマイク3b、3cにより検出する例につい
て説明したが、これに限定されることなく、例えば、捕
獲器11に圧電素子を取り付けて振動を直接電気信号に
変換するようにしてもよい。
【0041】加えて、上述した一実施形態による衛生環
境保持システムにおいては、害性生物回収員が信号変換
器5のリセットスイッチ13を押すことにより、リセッ
トされる例について説明したが、これに限定されること
なく、信号変換器5にタイマを設けて、一定時間毎に自
動リセットされる構成としてもよい。これにより、捕獲
された害性生物35が逃げた場合に、これを監視端末装
置34側で知ることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
迅速な害性生物の発見および的確かつ迅速な駆除を行う
ことができるという効果が得られる。また、振動検出手
段が蛇行形成されているため、捕獲手段と振動検出手段
との接触面積が広くなるため、より高感度に振動音を検
出することができるという効果が得られる(請求項
6)。さらに、遠隔にて害性生物が捕獲されたか否かを
知ることができるという効果が得られる(請求項1
0)。加えて、記判別手段の判別結果を一定時間毎に自
動リセットする構成としたため、一旦捕獲された害性生
物が逃げたことを監視端末装置側で知ることができると
いう効果が得られる(請求項11)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による衛生環境保持システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す検知器21の外観構成を示す斜視図
である。
【図3】図1に示す検知器21〜24、および増幅器31
の設置例を示す斜視図である。
【図4】図1に示す増幅器31から出力される出力信号
S01の波形の一例を示す図である。
【図5】図1に示す信号変換器5の電気的構成を示す回
路図である。
【図6】図3に示す検知器21〜24の他の構成を示す斜
視図である。
【符号の説明】
11〜1n 検知ユニット 21〜24 検知器 31〜34 増幅器 3b、3c コンデンサマイク 41〜44 検知部 5 信号変換器 6 支持基盤 6a、6b 箱部 7、7’ チューブ 10a〜10d 配管 11 捕獲器 13 リセットスイッチ 201〜204、231〜234 コンデンサ 32 ネットワークユニット 33 電話網 34 監視端末装置 35 害性生物 S01〜S04 出力信号 Sk1〜Skn 捕獲信号

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 害性生物を捕獲する捕獲手段と、 前記捕獲手段と当接するように設けられ、前記捕獲手段
    により捕獲された害性生物が動くことにより生じる振動
    を検出する振動検出手段と、 前記振動検出手段の検出結果に基づいて、前記害性生物
    が捕獲されたか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果を表示する表示手段と、 を具備することを特徴とする衛生環境保持システム。
  2. 【請求項2】 前記判別手段の判別結果をリセットし
    て、前記表示手段の表示を未捕獲とするリセット手段、 を具備することを特徴とする請求項1に記載の衛生環境
    保持システム。
  3. 【請求項3】 前記捕獲手段は、複数設けられ、 前記振動検出手段は、複数の前記捕獲手段に対応して複
    数設けられていること、 を特徴とする請求項1または2に記載の衛生環境保持シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記振動をパルス信号に変換する振動/
    電気変換手段と、 所定時間あたりに前記パルス信号が所定以上入力される
    と、捕獲信号を出力する信号変換手段とを有し、 前記判別手段は、前記捕獲信号が入力されると前記害性
    生物が捕獲されたと判別すること、 を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の衛生
    環境保持システム。
  5. 【請求項5】 前記振動検出手段は、軟性チューブから
    なり、 前記振動/電気変換は、コンデンサマイクと該コンデン
    サマイクの出力をパルス信号として増幅する増幅手段と
    からなること、 を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の衛生
    環境保持システム。
  6. 【請求項6】 前記振動検出手段は、蛇行形成されてい
    ること、 を特徴とする請求項5に記載の衛生環境保持システム。
  7. 【請求項7】 前記振動検出手段と前記振動/電気変換
    とは振動伝送手段を介して接続されていること、 を特徴とする請求項5または6に記載の衛生環境保持シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記振動検出手段を支持する支持手段を
    有し、 前記支持手段は、前記害性生物の体高より低い高さとさ
    れていること、 を特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の衛生
    環境保持システム。
  9. 【請求項9】 前記振動検出手段を支持する支持手段を
    有し、 前記支持手段は、スライド機構を有し、前記振動検出手
    段と同方向の長手方向長さが伸縮自在とされているこ
    と、 を特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の衛生
    環境保持システム。
  10. 【請求項10】 遠隔地に設けられた監視端末装置と、 前記判別手段の判別結果を電話網を介して前記監視端末
    装置へ伝送する伝送手段とを有し、 前記監視端末装置は所定の集計方法により前記判別結果
    を集計し、集計結果を報知すること、 を特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の衛生
    環境保持システム。
  11. 【請求項11】 その内部に計時手段が設けられ、前記
    計時手段の計時結果に基づいて、前記判別手段の判別結
    果を一定時間毎に自動リセットして、前記表示手段の表
    示を未捕獲とする自動リセット手段、 を具備することを特徴とする請求項10に記載の衛生環
    境保持システム。
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US7071829B2 (en) 2002-03-29 2006-07-04 Ecolab Inc. Light extinction based non-destructive flying insect detector
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JP2015159747A (ja) * 2014-02-26 2015-09-07 富士通株式会社 捕獲通知方法、捕獲検知器、捕獲器及び捕獲通知システム
JP2018050540A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 株式会社富士通エフサス 監視装置および監視方法

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