JP2003284479A - ネズミ捕獲監視システムおよび捕獲監視方法 - Google Patents

ネズミ捕獲監視システムおよび捕獲監視方法

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JP2003284479A JP2002092513A JP2002092513A JP2003284479A JP 2003284479 A JP2003284479 A JP 2003284479A JP 2002092513 A JP2002092513 A JP 2002092513A JP 2002092513 A JP2002092513 A JP 2002092513A JP 2003284479 A JP2003284479 A JP 2003284479A
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聡樹 黒澤
Hayashi Sha
林 謝
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邦夫 寺内
Tamaki Kanou
玉喜 叶
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネズミの捕獲を検知するセンサからの出力信
号を、ネズミの捕獲に起因するものか、外乱によるもの
か判別し、ネズミ捕獲監視システムの誤判定を抑制す
る。 【解決手段】 前記課題は、ネズミを捕獲する捕獲器2
と、該捕獲器2の振動を検知する振動センサ3と、前記
振動センサ3の出力データを解析して振動の発生時刻を
読み取り、振動が所定の時間以上断続的に継続して出現
した場合に、ネズミが捕獲されたと判別する判別手段1
3とを備えるネズミ捕獲監視システムを用い、前記捕獲
器2の振動が所定の時間以上断続的に継続して出現した
ことを検知した場合に、ネズミが捕獲されたと判別す
る。前記所定の時間は、3分間と設定することにより、
ネズミの捕獲を一層確実に検知することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物内に生息する
ネズミの捕獲および監視に用いられるネズミ捕獲監視シ
ステムおよび捕獲監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建物内に生息するネズミを捕獲し
監視するため、種々のネズミ捕獲監視システムが用いら
れている。この種のネズミ捕獲監視システムにおいて
は、ネズミが捕獲器に捕獲された場合、処理せずに放置
するとネズミの死骸が腐敗等して不衛生である。そこ
で、ネズミの捕獲を検知するため、該捕獲器に、赤外線
センサ、空気圧センサ、または、振動センサなどの検知
手段を取り付け、捕獲されたネズミの動き等を検知でき
るようにして、ネズミの捕獲を遠方の監視センター等か
ら監視できるようにしている。そして、前記検知手段か
らネズミの捕獲を示す信号が送られた時、監視員がこれ
を認識し、回収作業員に連絡して、回収作業員が前記捕
獲器に捕獲されたネズミを回収し処理するようにしてい
る。しかしながら、上記検知手段が、人や車両の往来、
工事、地震、ゴミの飛来など、ネズミの捕獲以外の外乱
に反応して誤作動することが多いという問題がある。
【0003】また、近年は、1匹でもネズミがいると、
大きな問題となる場合が多い。例えば、変電所、コンピ
ュータルーム等で配線等を齧って設備を故障させたり、
また、商店、飲食店、病院などにおいて、来客等に目撃
されることで営業イメージに決定的な悪影響を与えたり
するおそれがある。このため、ネズミを完全に根絶した
状態にするとともに、外部からのネズミの侵入を防止す
ることが望まれている。しかしながら、従来の捕獲監視
システムでは、検知手段の誤動作の可能性があり、ネズ
ミが捕獲されたのか否かを確実に判断することができな
い。このため、ネズミの侵入に対して徹底的な駆除を実
施するなど的確な対応をとることが困難であり、改善が
望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みてなされたものであって、検知手段からの信号を、
ネズミの捕獲に起因するものか、外乱によるものか判定
し、捕獲監視システムの誤判定を抑制し、ネズミの捕獲
を確実に検知することを容易にすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題は、ネズミを捕
獲する捕獲器と、該捕獲器の振動を検知する振動センサ
と、該振動センサの出力データを解析して振動の発生時
刻を読み取り、振動が所定の時間以上断続的に継続して
出現した場合に、ネズミが捕獲されたと判別する判別手
段とを備えるネズミ捕獲監視システムを用い、捕獲器の
振動が所定の時間以上断続的に継続して出現したことを
検知した場合に、ネズミが捕獲されたと判別することに
よって解決される。これにより、ネズミが捕獲された場
合には、ネズミが逃げようとして、少なくとも前記所定
の時間暴れて前記捕獲器を振動させるので、ネズミの捕
獲を確実に検知することができる。これに対して、人や
車両の往来等の外乱によって捕獲器が振動した場合、振
動が単発的なことから、ネズミの捕獲ではないと判別す
ることが可能となり、ネズミの捕獲と誤判定することが
防止される。ネズミの捕獲であるか否かを判別するため
の前記所定の時間は、3分間と設定することが好まし
い。
【0006】前記振動センサとしては、電気接点を備
え、前記捕獲器に振動が印加されたときに前記電気接点
の開閉が切り替わり、出力信号のON/OFFが変化す
るものとすることが好ましい。これにより、センサの出
力信号が単純な矩形波信号となるので、データ解析が容
易になる。また、出力信号を通信網などを用いて送信す
る際、該出力信号の強度情報を含まないのでデータサイ
ズが小さくなり、リアルタイムな送信が容易になる。し
かも、振動センサとして、より単純な構造のものを用い
ることができるので、装置の設置費用が低減される。
【0007】また、開閉によって傾斜角が変化するシャ
ッターを備える捕獲器と、前記捕獲器のシャッターの傾
斜角の変化を検知する傾斜センサと、該傾斜センサの出
力データを解析して、前記シャッターの傾斜角の変化か
ら、シャッターが閉鎖しネズミが捕獲されたと判別する
判別手段とを備えるネズミ捕獲監視システムを用いるこ
ともできる。これによれば、ネズミが捕獲されてシャッ
ターが閉鎖したことを確実に検知することができる。
【0008】前記傾斜センサは、電気接点を備え、前記
シャッターが閉鎖して、前記シャッターの傾斜角が変化
したときに、前記電気接点の開閉が切り替わり、出力信
号のON/OFFが変化するものであることが好まし
い。これにより、センサの出力信号が単純な矩形波信号
となるので、データ解析が容易になる。また、出力信号
を通信網などを用いて送信する際、該出力信号の強度情
報を含まないのでデータサイズが小さくなり、リアルタ
イムな送信が容易になる。しかも、傾斜センサとして、
より単純な構造のものを用いることができるので、装置
の設置費用が低減される。
【0009】前記判別手段は、前記捕獲器および前記振
動センサまたは傾斜センサから遠隔して設け、かつ、適
切な伝送手段を用いて、前記振動センサまたは傾斜セン
サの出力を通信網を介して前記判別手段に逐次伝送する
ことが好ましい。これにより、遠隔地から、ネズミが捕
獲されたか否かを監視することができるようになる。
【0010】上述のネズミ捕獲監視装置およびを捕獲監
視方法を効率的に実施するため、ネズミを捕獲する捕獲
器と、電気接点を備え、前記捕獲器の振動または傾斜角
の変化を検知して前記電気接点の開閉が切り替わり、出
力信号のON/OFFが変化するセンサとを備えるネズ
ミ捕獲検知装置を用いることが好ましい。これをネズミ
を駆除すべき施設などに配置することが好ましい。この
ネズミ捕獲検知装置には、さらに、前記センサからの出
力を送信する交換機とを備えることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に基づいて、本
発明を説明する。図1は、本発明のネズミ捕獲監視シス
テムの第1の実施の形態を説明するブロック図である。
図1において、符号1は、ネズミ捕獲検知装置であり、
ネズミを駆除すべき施設等に設置されている。ネズミ捕
獲検知装置1は、ネズミを捕獲するための捕獲器2と、
該捕獲器2の振動を検知する振動センサ3と、該振動セ
ンサからの出力信号を、通信網10を介して、当該施設
等の外部にある監視装置11に送信するための交換機4
とから構成されている。監視装置11は、前記交換機4
から送信された前記出力信号を受信するための受信手段
12と、前記出力信号に基づいてネズミが捕獲されたか
否かを判別する判別手段13と、前記判別手段13の判
別結果を表示する表示手段14とを備えている。
【0012】本実施の形態のネズミ捕獲監視システムに
おいては、捕獲器2により捕獲されたネズミが逃げよう
として暴れ、該捕獲器2を振動させると、その振動が振
動センサ3により検知され、振動センサ3から出力され
た信号が、交換機4により通信網10を介して当該施設
等の外部にある監視装置11に送信される。前記出力信
号は、受信手段12により受信されたのち、判別手段1
3に渡され、この判別手段13において、ネズミが捕獲
されたか否かを判別し、この判別手判別結果を表示手段
14によって表示する。これにより、常時、捕獲器2の
状況を監視装置11により感知することができる。ま
た、ネズミが捕獲された場合には、そのことが表示手段
14に表示されるので、捕獲を見逃すことがない。
【0013】図2は、ネズミ捕獲検知装置1の第1の実
施の形態を示す斜視図である。このネズミ捕獲検知装置
1においては、図1の捕獲器2として、図示の粘着式捕
獲器20が用いられている。この粘着式捕獲器20は、
概略板状の基台21の表面に粘着剤22が塗布され、該
粘着剤22にネズミが誤って触れることにより、ネズミ
を捕獲するものである。基台21の辺長は、アダルトク
マネズミの体長の数倍(2〜3倍)程度である。また、
基台21の縁部23は、人が触れても粘着しないよう
に、粘着剤22の面を内側にして折り返されている。基
台21の縁部23の一角には、振動センサ3が取り付け
られている。振動センサ3は、交換機4に接続されてお
り、この振動センサ3の出力信号を、交換機4により外
部に送信できるようになっている。また、前記振動セン
サ3や粘着剤22を、水や粉塵などから保護するため、
捕獲器2の周囲および上方をカバー(不図示)で覆うこ
とが好ましい。捕獲されたネズミが比較的容易に振動さ
せることができるように、捕獲器2の全質量は、180
〜240g程度とすることが好ましい。
【0014】振動センサ3としては、電気接点を有し、
振動が印加されたときに前記電気接点の開閉が切り替わ
り、出力信号のON/OFFが変化するものが用いられ
る。図3に振動センサ3の一例を示す。この振動センサ
3は、振動の印加と、傾斜角の変化との双方を検知可能
な振動傾斜センサ30であり、振動センサとしても傾斜
センサとしても使用できるものである。
【0015】図3の振動傾斜センサ30は、略円筒形の
ケース31と、該ケース31の内部空間を上下に二分す
る受け皿32と、該受け皿32の上を転動可能に載置さ
れたボール33と、前記受け皿32の下方に設けられた
スイッチ40とから概略構成されている。前記受け皿3
2は、上面が上方に向けて凹になっており、かつ、中央
に孔34が穿設され、この孔の周囲にスリーブ35が垂
設されている。ボール33は、所定の加速度以上の外力
が加えられたときに転動するようになっている。このた
め、微小な力に反応しにくいように、慣性を高めるた
め、鉄球や鋼球など高密度の材料から作られたものが用
いられる。
【0016】スイッチ40は、上下一対の絶縁板41
a、41bと、これらの絶縁板41a、41bの互いに
対向する面上に設けられた接点板42a、42bを備え
ている。下側絶縁板41bは、ケース31の底面上に固
定されている。前記一対の接点板42a、42bには、
導線43が接続されており、前記接点板42a、42b
が接したとき、該導線43に電流が流れるようになって
いる。
【0017】上側絶縁板41aは、上面中央に突起部4
4を有しており、上側絶縁板41aは、該突起部44が
前記スリーブ35内を摺動することにより、上下動可能
となっている。かつ、上側絶縁板41aはスリーブ35
より大きく形成されており、その上方への移動は、スリ
ーブ35の下端までに規制されている。さらに、上側絶
縁板41aと下側絶縁板41bとの間には、コイルバネ
45が接点板42a、42bを取り巻く形で装着されて
おり、上側絶縁板41aを上方に付勢している。このコ
イルバネ45には、接点板42a、42bの短絡を防止
するため、絶縁コーティングなどにより電気絶縁性が付
与されている。
【0018】次に、図3の振動傾斜センサ30の動作原
理について説明する。まず、この振動傾斜センサ30を
水平面上に静置すると、受け皿32の上面は凹になって
いるので、ボール33は重力に牽引されて、上側絶縁板
41aの突起部44の端面上に載るようになる。これに
より、ボール33は該突起部44を介して上側絶縁板4
1aを下方に押圧するようになるので、接点板42a、
42bが接して、導線43に電流が流れる。このため、
振動傾斜センサ30の出力信号がONになる。
【0019】次に、振動傾斜センサ30が振動させられ
るか、傾斜させられると、図4に示すように、ボール3
3が揺動し、突起部44の端面上から外れて、受け皿3
2上に転がり出る。すると、コイルバネ45が、上側絶
縁板41aを上方に付勢して、接点板42a、42bを
離間させるので、導線43の電流が不通になり、該振動
傾斜センサ30の出力信号がOFFになる。
【0020】ネズミの捕獲をより確実に検知するため、
この振動傾斜センサ30は、所定の閾値以上の振動が印
加されたときに確実に出力信号のON/OFFを切り替
えるものとすることが好ましい。前記所定の閾値(振動
を検知すべき下限値)としては、駆除対象となるネズミ
の種類(マウス、ラット)によって平均体重が異なり、
また捕獲器2の質量などにもよって前後するが、例え
ば、90〜170cm/s2程度の加速度を閾値とし
て、この閾値以上の振動を検知可能とすることが好まし
い。これにより、微小な振動や傾斜には反応しにくくな
り、誤動作を抑制することができる。この閾値は、ボー
ル33の直径や密度、受け皿32の表面粗さ、ボール3
3と受け皿32との間の摩擦係数などを調節することに
よって適宜調整することができる。
【0021】交換機4としては、例えば、データサイズ
が所定の大きさになるまでメモリにバッファリングを行
い、所定の時間ごとに、前記メモリに蓄積されたデータ
をパケット交換により伝送するものを用いることが好ま
しい。これにより、通信網10との接続時間が短縮し、
通信付加および費用が軽減される。受信手段12として
は、モデムやルータ等を備える適切な通信装置が用いら
れる。また、判別手段13には、例えば、振動センサ3
の出力信号を入力として所定の判別処理を実行すること
が可能なコンピュータが例示される。また、表示手段1
4としては、モニタ、ディスプレイ、プリンタ、プロッ
タなどが用いられる。
【0022】次に、ネズミが捕獲されたか否かを判別す
る方法について説明する。まず、粘着式捕獲器20を、
ネズミの出没が期待される箇所に設置する。ネズミが粘
着剤22に触れると、該粘着剤22に手肢を粘着され、
逃げることができずに捕獲される。捕獲されたネズミは
逃げようとして、疲労などにより諦めるまで暴れもがき
続けるので、振動センサ3に断続的に振動が印加され
る。この振動を振動センサ3により検知し、該振動セン
サ3の出力信号を交換機4により通信網10を介して監
視装置11に送信する。
【0023】監視装置11は、交換機4から送信された
データを受信手段12により受信する。そして、判別手
段により、データを解析して、振動の発生時刻を列挙し
て、所定の時間、例えば3分間にわたって有意な振動が
断続した時に、ネズミが捕獲されたものと判別する。ネ
ズミの捕獲が認められた時、ネズミが捕獲された時刻や
施設の所在地などの情報を表示手段14に表示して、監
視員に報告する。この際、警報ブザーや警報灯などを用
いれば、一層効果的に通報が告知される。前記情報に基
づいて、作業員を当該施設に出動させ、捕獲されたネズ
ミの回収などの処理を行う。また、当該施設の衛生担当
者等に対し、ネズミが捕獲された旨の報告を行う。
【0024】ネズミの捕獲が認められない間は、例え
ば、監視員に対して何ら警報などを行わず、平常状態で
あるものとして判別結果を表示することができる。そし
て、例えば数日〜1ヶ月の間、データおよび判別結果を
保存して、このデータおよび判別結果に基づいて、顧客
に対し、前記期間中、ネズミが捕獲されなかった旨を、
郵便や電子メール等の連絡手段により報告することがで
きる。
【0025】このように、所定の時間、捕獲器2の振動
が断続した時をネズミの捕獲と判定することにより、人
や車両の往来、工事、地震、ゴミの飛来などによる突発
的、単発的振動を除外し、誤判定を抑制することができ
る。前記所定の時間は、3分間とすることが好ましい。
より好ましくは、5分間以上とすることが好ましい。前
記所定の時間が3分間未満であると、人などの往来や地
震などの外乱による振動をネズミの捕獲と誤って判定す
るおそれがある。また、前記所定の時間を30分間以上
とすると、その時間が経過する以前にネズミが疲労して
脱出を諦め、じっとして動かなくなることがあるので、
ネズミの捕獲を見逃すおそれがあり、好ましくない。
【0026】次に、ネズミ捕獲監視システムの第2の実
施の形態について説明する。本実施の形態のネズミ捕獲
監視システムは、ネズミの捕獲を検知するためのセンサ
として、振動センサ3に代えて、傾斜センサを用いるこ
とを除いて、図1のブロック図に示す第1の実施の形態
のネズミ捕獲監視システムと同様の構成を用いることが
できる。前記傾斜センサとしては、例えば、図3に示す
振動傾斜センサ30を用いることができる。
【0027】捕獲器2としては、開閉によって傾斜角が
変化するシャッターを備えたものが用いられる。そし
て、ネズミが捕獲器2に捕獲され、前記シャッターが閉
鎖した時、該シャッターの傾斜角の変化を前記傾斜セン
サにより検知し、傾斜センサから出力された信号が、交
換機4により通信網10を介して当該施設等の外部にあ
る監視装置11に送信される。前記出力信号は、受信手
段12により受信されたのち、判別手段13に渡され、
この判別手段13において、ネズミが捕獲されたか否か
を判別し、この判別手判別結果を表示手段14によって
表示する。これにより、常時、捕獲器2の状況を監視装
置11により感知することができる。また、ネズミが捕
獲された場合には、そのことが表示手段14に表示され
るので、捕獲を見逃すことがない。
【0028】図5に、第2の実施の形態のネズミ捕獲監
視システムに用いられるネズミ捕獲検知装置1の一例と
して、ネズミ捕獲検知装置1の第2の実施の形態を示
す。このネズミ捕獲検知装置1においては、捕獲器2と
して、カゴ式捕獲器50が用いられている。このカゴ式
捕獲器50は、針金からなるカゴ51と、このカゴ51
の開口部を塞ぐシャッター52と、このシャッター52
に固定されたハンドル53と、カゴ51の天面から吊り
下げられた鉤54と、前記ハンドル53を押さえる押さ
えバネ55とを備えている。シャッター52は、上端に
て図示しない蝶番などによりカゴ51に回動可能に軸支
されている。また、このシャッター52上には、傾斜セ
ンサ56が取り付けられている。この傾斜センサ56と
しては、例えば、図3に示す振動傾斜センサ30を用い
ることができる。前記傾斜センサ56には交換機4が接
続され、該傾斜センサ56からの出力信号を外部に送信
できるようになっている。
【0029】このカゴ式捕獲器50は、以下のようにし
て使用される。まず、押さえバネ55によりハンドル5
3を押さえ付け、鉤54の上部に引っ掛けると、シャッ
ター52は水平に吊上げられて、開いた状態で静止す
る。この状態では、傾斜センサ56は、水平を維持して
いるので、出力信号がONになっている。鉤54に餌を
取り付け、ネズミの到来を待つ。ネズミが餌に誘引され
て餌を手繰り寄せると、図6に示すように、鉤54が揺
動して、押さえバネ55は鉤54から外れて跳ね上がる
ので、シャッター52は押さえバネ55の抑止を失って
自重により降下し、カゴ51の開口部を閉鎖する。する
と、傾斜センサ56は、シャッター52の傾斜角の変化
を検知し、出力信号をOFFにする。この傾斜センサ5
6の出力信号の変化は、交換機4により通信網10を介
して外部の監視装置11に伝送される。
【0030】監視装置11においては、受信手段12に
よって受信された傾斜センサ56の出力信号は、判別手
段13に渡される。判別手段13が該出力信号の変化を
認識することにより、シャッター52が閉鎖され、ネズ
ミが捕獲されたことを判別する。そして、ネズミが捕獲
された時刻や施設の所在地などの情報を表示手段14に
表示して、監視員に報告する。この際、警報ブザーや警
報灯などを用いれば、一層効果的に通報が告知される。
前記情報に基づいて、作業員を当該施設に出動させ、捕
獲されたネズミの回収などの処理を行う。また、当該施
設の衛生担当者などに報告し、駆除の報告を行う。
【0031】このカゴ式捕獲器50においては、傾斜セ
ンサ56に代えて、振動センサを取り付けてもよい。こ
の場合は、第1の実施の形態に示すように、ネズミが捕
獲されたとき、ネズミが逃げようとしてカゴ51の中で
暴れるので、これによる振動を該振動センサで検知する
ことができる。そして、振動センサの出力信号を、第1
の実施形態に示したように図1の監視装置11に送信
し、判別手段13により、振動が所定の時間断続的に継
続したか否かを検討することによって、ネズミが捕獲で
あるか否かを判別することができる。
【0032】次に、ネズミ捕獲検知装置1の第3の実施
の形態を図7に示す。このネズミ捕獲検知装置1におい
ては、図1の捕獲器2として、シーソー式捕獲器60が
用いられている。このシーソー式捕獲器60は、一端が
開口し、他端が閉鎖した函体61と、該函体61の開口
部62を塞ぐことができる開閉自在の前蓋63とを備え
た装置である。
【0033】函体61は、プラスチックなど、軽量かつ
適度に強度のある素材から作られている。捕獲されたネ
ズミが比較的容易に振動させることができるように、函
体61の質量は、200〜300g程度とすることが好
ましい。開口部62の広さはネズミが入れる程度であ
り、函体61の長さはネズミの体長の数倍(1.5〜2
倍)程度である。そして、中央部で「く」の字型に折れ
曲がっており、開口部62側の函体前部61aと、閉端
部64に近い函体後部61bとで、底面の傾斜角が異な
っている。また、函体61の閉端部64は、取り外し可
能になっており、その内側に餌67を取り付けることが
できるようになっている。
【0034】そして、函体前部61aの天面上には、振
動センサ3が取り付けられている。振動センサ3は、交
換機4に接続されており、この振動センサ3の出力信号
を、交換機4により外部に送信できるようになってい
る。前蓋63は、上端の回動軸65を介して、函体前部
61aに上下方向に回動自在に軸支されている。また、
その下端に支持脚66を備えており、この支持脚66を
床面Fに突き立てることにより、ほぼ直角に開いた状態
で静止できるようになっている。
【0035】このシーソー式捕獲器60は、以下のよう
にして使用される。まず、函体61の閉端部64の内側
にピーナッツバターなどの餌67を付けたのち、函体前
部61aの底面を床面Fに当接させ、函体後部61bが
上方に浮き上がるような姿勢にて、ネズミの出没が期待
される箇所に設置する。ネズミが餌67に誘引されて函
体61内に侵入し、函体後部61bに達すると、図8に
示すように、シーソーのように函体61の重心が移動
し、函体後部61bが降下し、函体前部61aが持ち上
がるので、前蓋63は支持脚66の支持を失って閉鎖す
る。
【0036】さらに、函体61内に入ったネズミが函体
前部61aに戻った場合、図9に示すように、前蓋63
の支持脚66は自重により床面Fに当接していて容易に
持ち上がらないので、ネズミが前蓋63を内側から強く
押しても、前蓋63は開くことはない。ネズミは前蓋6
3や閉端部64などに内側から突撃を繰り返すなどし
て、脱出を試みるが、前蓋63等は内側から開かないの
で、逃げることはできない。この際、函体61は強く揺
動するので、振動センサ3に断続的に振動が印加され
る。
【0037】このようにネズミが捕獲されるなどして、
振動センサ3が振動を検知したとき、所定の出力信号を
出力する。この出力信号は、交換機4により通信網10
を介して監視装置11に送信され、受信手段12により
受信された後、判別手段13に渡される。この判別手段
13は、前記ネズミ捕獲監視システムの第1の実施の形
態に示した方法と同様にして、振動が所定の時間断続的
に継続したか否かを検討し、ネズミが捕獲であるか否か
を判別する。そして、その判別結果が表示手段14によ
り表示される。この表示に応じて、監視員は適切な処理
を執ることができる。
【0038】また、ネズミ捕獲検知装置1の第4の実施
の形態として、図7の装置において、振動センサ3に代
えて、傾斜センサ56を用いることもできる。この場
合、傾斜センサ56は、図7に破線を用いて示したよう
に、前蓋63の前面に取り付けられる。前蓋63を開い
て支持脚66を床面Fに突き立ててシーソー式捕獲器6
0を設置することにより、傾斜センサ56は水平に静置
されるので、信号はOFFの状態になる。
【0039】ネズミが捕獲され、前蓋63が閉じると、
前蓋63の傾斜角が変化するので、傾斜センサ56の出
力信号が変化する。この変化は、交換機4により通信網
10を介して外部の監視装置11に伝送される。監視装
置11においては、受信手段12によって受信された傾
斜センサ56の出力信号は、判別手段13に渡される。
判別手段13が該出力信号の変化を認識することによ
り、前蓋63が閉鎖され、ネズミが捕獲されたことを判
別する。そして、ネズミが捕獲された時刻や施設の所在
地などの情報を表示手段14に表示して、監視員に報告
する。この際、警報ブザーや警報灯などを用いれば、一
層効果的に通報が告知される。前記情報に基づいて、作
業員を当該施設に出動させ、捕獲されたネズミの回収な
どの処理を行う。また、当該施設の衛生担当者などに報
告し、駆除の報告を行う。
【0040】以上、本発明を好適な実施の形態を参照し
て説明してきたが、本発明はこの実施の形態のみに限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々の改変が可能であることはいうまでもない。例え
ば、振動センサ3および傾斜センサ56としては、図3
に示す振動傾斜センサ30について説明したが、これに
限定されず、例えば、圧電素子などを用いた振動センサ
を用いることもできる。また、振動センサ3として、出
力信号がON/OFFのみならず、振動の強度レベルを
も検知可能なものを用いてもよい。これにより、ネズミ
が捕獲されたか否かの判別の精度が一層向上する。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のネズミ捕
獲監視システムおよび捕獲監視方法によれば、捕獲器に
ネズミが捕獲されたことを確実に判別することができ、
人の往来などの外乱による誤判定が極めて少なくなる。
これにより、ネズミの捕獲がない場合でも、これを判別
することができるので、ネズミが根絶された状態を維持
することが容易になる。また、判別手段を、前記捕獲器
および前記振動センサまたは傾斜センサから遠隔して設
け、かつ、適切な伝送手段を用いて、前記振動センサま
たは傾斜センサの出力を通信網を介して前記判別手段に
逐次伝送することにより、遠隔地から、ネズミが捕獲さ
れたか否かを監視し、判別することができるようにな
る。
【0042】また、振動センサまたは傾斜センサとし
て、電気接点を備え、捕獲器に振動などの異常が発生し
た時に前記電気接点の開閉が切り替わり、出力信号のO
N/OFFが変化することにより、前記センサの出力信
号が単純な矩形波信号となるので、判別手段によるデー
タ解析が容易になる。また、前記出力信号を通信網など
を用いて送信する際、該出力信号の強度情報を含まない
のでデータサイズが小さくなり、リアルタイムな送信が
容易になる。しかも、前記センサとして、より単純な構
造のものを用いることができるので、装置がより廉価に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のネズミ捕獲監視システムの一例を示
すブロック図である。
【図2】 本発明のネズミ捕獲検知装置の第1の実施の
形態を示す図である。
【図3】 本発明のネズミ捕獲検知装置に用いられる振
動傾斜センサの一例を示す斜視図である。
【図4】 図3の振動傾斜センサが振動または傾斜した
状態を説明する図である。
【図5】 本発明のネズミ捕獲検知装置の第2の実施の
形態を示す図である。
【図6】 図5のネズミ捕獲検知装置に用いられる捕獲
器にネズミが捕獲されたときの状態を説明する図であ
る。
【図7】 本発明のネズミ捕獲検知装置の第3の実施の
形態を示す図である。
【図8】 図7のネズミ捕獲検知装置に用いられる捕獲
器にネズミが侵入したときの状態を説明する図である。
【図9】 図7のネズミ捕獲検知装置に用いられる捕獲
器に捕獲されたネズミが、脱出を試みたときの状態を説
明する図である。
【符号の説明】
1:ネズミ捕獲検知装置 2:捕獲器 3:振動センサ 4:交換機 10:通信網 11:監視装置 12:受信手段 13:判別手段 14:表示手段 20:粘着式捕獲器 21:基台 22:粘着剤 23:縁部 30:振動傾斜センサ 31:ケース 32:受け皿 33:ボール 34:孔 35:スリーブ 40:スイッチ 41a:上側絶縁板 41b:下側絶縁板 42a、42b:接点板 43:導線 44:突起部 45:コイルバネ 50:カゴ式捕獲器 51:カゴ 52:シャッター 53:ハンドル 54:鉤 55:押さえバネ 56:傾斜センサ 60:シーソー式捕獲器 61:函体 61a:函体前部 61b:函体後部 62:開口部 63:前蓋 64:閉端部 65:回動軸 66:支持脚 67:餌
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺内 邦夫 東京都新宿区新宿3丁目23番7号 イカリ 消毒株式会社内 (72)発明者 叶 玉喜 東京都新宿区新宿3丁目23番7号 イカリ 消毒株式会社内 Fターム(参考) 2B121 AA03 BA17 BA22 BA58 EA01 FA14

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネズミを捕獲する捕獲器と、 該捕獲器の振動を検知する振動センサと、 該振動センサの出力データを解析して振動の発生時刻を
    読み取り、振動が所定の時間以上断続的に継続して出現
    した場合に、ネズミが捕獲されたと判別する判別手段と
    を備えることを特徴とするネズミ捕獲監視システム。
  2. 【請求項2】 前記所定の時間は、3分間であることを
    特徴とする請求項1に記載のネズミ捕獲監視システム。
  3. 【請求項3】 前記振動センサは電気接点を備え、前記
    捕獲器に振動が印加されたときに前記電気接点の開閉が
    切り替わり、出力信号のON/OFFが変化するもので
    あることを特徴とする請求項1または2に記載のネズミ
    捕獲監視システム。
  4. 【請求項4】 開閉によって傾斜角が変化するシャッタ
    ーを備える捕獲器と、 前記捕獲器のシャッターの傾斜角の変化を検知する傾斜
    センサと、 該傾斜センサの出力データを解析して、前記シャッター
    の傾斜角の変化から、シャッターが閉鎖しネズミが捕獲
    されたと判別する判別手段とを備えることを特徴とする
    ネズミ捕獲監視システム。
  5. 【請求項5】 前記傾斜センサは、電気接点を備え、前
    記シャッターが閉鎖して、前記シャッターの傾斜角が変
    化したときに、前記電気接点の開閉が切り替わり、出力
    信号のON/OFFが変化するものであることを特徴と
    する請求項4に記載のネズミ捕獲監視システム。
  6. 【請求項6】 前記判別手段は、前記捕獲器および前記
    振動センサまたは傾斜センサから遠隔して設けられ、か
    つ、前記振動センサまたは傾斜センサの出力を通信網を
    介して前記判別手段に逐次伝送する伝送手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載
    のネズミ捕獲監視システム。
  7. 【請求項7】 ネズミを捕獲する捕獲器と、 該捕獲器の振動を検知する振動センサとを用い、 該振動センサの出力データを解析して振動の発生時刻を
    読み取り、振動が所定の時間以上断続的に継続して出現
    した場合に、ネズミが捕獲されたと判別することを特徴
    とするネズミ捕獲監視方法。
  8. 【請求項8】 前記所定の時間は、3分間であることを
    特徴とする請求項7に記載のネズミ捕獲監視方法。
  9. 【請求項9】 前記振動センサは電気接点を備え、前記
    捕獲器に振動が印加されたときに前記電気接点の開閉が
    切り替わり、出力信号のON/OFFが変化するもので
    あることを特徴とする請求項7または8に記載のネズミ
    捕獲監視方法。
  10. 【請求項10】 開閉によって傾斜角が変化するシャッ
    ターを備える捕獲器と、 前記シャッターの傾斜角の変化を検知する傾斜センサと
    を用い、 該傾斜センサの出力データを解析して、前記シャッター
    の傾斜角の変化から、シャッターが閉鎖しネズミが捕獲
    されたと判別することを特徴とするネズミ捕獲監視方
    法。
  11. 【請求項11】 前記傾斜センサは電気接点を備え、前
    記シャッターが閉鎖して、前記シャッターの傾斜角が変
    化したときに前記電気接点の開閉が切り替わり、出力信
    号のON/OFFが変化するものであることを特徴とす
    る請求項10に記載のネズミ捕獲監視方法。
  12. 【請求項12】 前記判別手段を、前記捕獲器および前
    記振動センサまたは傾斜センサから遠隔して設け、か
    つ、前記振動センサまたは傾斜センサの出力を通信網を
    介して前記判別手段に逐次伝送することを特徴とする請
    求項7ないし11のいずれかに記載のネズミ捕獲監視方
    法。
  13. 【請求項13】 ネズミを捕獲する捕獲器と、 電気接点を備え、前記捕獲器の振動または傾斜角の変化
    を検知して前記電気接点の開閉が切り替わり、出力信号
    のON/OFFが変化するセンサとを備えることを特徴
    とするネズミ捕獲検知装置。
  14. 【請求項14】 さらに前記センサからの出力を送信す
    る交換機とを備えることを特徴とする請求項13に記載
    のネズミ捕獲検知装置。
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