JP2018048652A - 点火装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 吹き消えが発生した時期に応じて再放電の可否を適切に判別する点火装置を提供する。
【解決手段】 点火装置は、点火スイッチにより一次電流を遮断し、二次電流による点火プラグの放電を発生させた後の所定のエネルギ投入期間において、エネルギを投入する。また、点火装置は、点火プラグによる放電開始後のエネルギ投入期間IGWに放電の吹き消えが発生したことを検出する吹き消え検出部を備えている。吹き消え後の再放電が可能な「第1領域」の時刻tboにおいて二次電流I2が吹き消え検出電流閾値Iboを下回ったとき、吹き消え検出部は、吹き消えが発生したと判定し、点火装置は、エネルギ投入部から点火コイルへのエネルギ投入を継続する。こうして、吹き消え後の再放電が可能な期間には、積極的に再放電を行い混合気へのエネルギ供給を継続することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、点火プラグの動作を制御する点火装置に関する。
従来、点火プラグの電極間に放電を発生させ、混合気に着火させる内燃機関の点火装置が知られている。また、近年、燃費向上を図る希薄燃焼の内燃機関において、燃焼室内に強い気流を生じさせることにより燃焼性を向上させる技術が開発されている。このような内燃機関では、気流によって放電が引き伸ばされ、混合気への着火性が向上する。しかし気流が強いと、放電の吹き消えが発生し、その直後に再放電が生じる。そして、再放電の後、再度気流によって放電が吹き消えるといった現象が繰り返されるため、点火プラグの電極が消耗するという問題がある。
そこで、例えば特許文献1に開示された点火装置は、吹き消え発生後の再放電を禁止することで放電繰り返し現象の発生を回避し、点火プラグ電極の消耗を抑制している。
特開2013−100811号公報
非常に気流の強い環境下では、吹き消えの発生を避けることは困難である。特許文献1の従来技術では、吹き消えがどの時点で発生した場合にも必ず再放電を禁止するため、例えば吹き消え発生前に着火していない場合には、そのまま失火に至るおそれがある。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、吹き消えが発生した時期に応じて再放電の可否を適切に判別する点火装置を提供することである。
本発明は、内燃機関の燃焼室において混合気に点火する点火プラグの動作を制御する点火装置であって、点火コイル、点火スイッチ、エネルギ投入手段、及び吹き消え検出手段を備える。
点火コイルは、直流電源から供給される一次電流が流れる一次コイル、及び、点火プラグの電極に接続され、一次電流の通電及び遮断、より詳しくは、通電に続く遮断による二次電圧が発生し二次電流が流れる二次コイルを有する。
点火スイッチは、一次コイルの直流電源と反対側である接地側に接続され、点火信号に従って一次電流の通電と遮断とを切り替える。
エネルギ投入手段は、点火スイッチにより一次電流を遮断し、遮断による二次電圧で点火プラグの放電を発生させた後の所定のエネルギ投入期間(IGW)において、エネルギを投入可能である。好ましくは、エネルギ投入手段は、一次コイルの接地側から二次電流と同じ極性で重畳的にエネルギを投入可能である。
吹き消え検出手段は、点火プラグによる放電開始後、放電の「吹き消え」が発生したことを検出する。ここで、「検出」とは、直接的な検出に限らず、吹き消えに関連する情報に基づく間接的な推定を含む。
そして、本発明の点火装置は、エネルギ投入期間の開始から点火プラグの吹き消え後の再放電が可能な時間領域である「第1領域」において、吹き消え検出手段によって吹き消えの発生が検出されたとき、エネルギ投入手段によるエネルギ投入を継続することを特徴とする。
つまり本発明では、エネルギ投入期間を、開始時から所定の切替時までの「第1領域」と、切替時から終了時までの「第2領域」とに分けて扱う。第1領域では、点火コイルの誘導性エネルギが比較的多く残存しているため、点火プラグの吹き消え後の再放電が可能である。一方、第2領域では、点火コイルの誘導性エネルギがほとんど消費されており、一次コイルからエネルギを投入しても二次電圧が低いため放電にいたらず吹き消え後の再放電をすることができない。
そこで、第1領域において吹き消えの発生が検出されたとき、エネルギ投入手段によるエネルギ投入を継続する。これにより、吹き消え後の再放電が可能な期間には、積極的に再放電を行うことで混合気へのエネルギ供給を継続する。すなわち、第1領域で吹き消えが発生した場合は、点火プラグ電極の消耗抑制よりも着火性の確保を優先する。
また好ましくは、第2領域において吹き消えの発生が検出されたとき、エネルギ投入手段によるエネルギ投入を停止し無駄なエネルギ投入を回避することで、無駄な電力消費や点火プラグ電極の消耗を抑制することができる。
このように、吹き消えの発生時期に応じて再放電の可否を適切に判別し、着火性の確保と点火プラグ電極の消耗の抑制とを両立することができる。
さらに、本発明の点火装置は、エネルギ投入期間に二次電流を検出する二次電流検出手段を備え、吹き消え検出手段は、二次電流の絶対値が所定の吹き消え検出電流閾値を下回ったとき、吹き消えが発生したと判定することが好ましい。吹き消えが発生すると二次電流の絶対値が急激に低下することから、二次電流の絶対値を監視することで、吹き消えの発生を適切に検出することができる。
また、二次電流検出手段を備えることで、検出電流に基づくフィードバック制御により二次電流の制御性を向上させることができる。
本発明の一実施形態による点火装置が適用されるエンジンシステムの概略構成図。 本発明の一実施形態による点火装置の構成図。 図2の点火装置の基本動作を説明するタイムチャート。 第1領域で吹き消えが発生した場合の動作を説明するタイムチャート。 第2領域で吹き消えが発生した場合の動作を説明するタイムチャート。 (a)エンジン負荷と第1領域の期間との関係を示すマップ。(b)エンジン回転数と第1領域の期間との関係を示すマップ。
以下、本発明の実施形態による点火装置を図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
本発明の一実施形態による点火装置は、車両等に搭載されるエンジンシステムに適用される。以下の実施形態の説明では、特許請求の範囲に記載の「内燃機関」を「エンジン」という。
[エンジンシステムの構成]
まず、エンジンシステムの概略構成について図1を参照して説明する。図1に示すように、エンジンシステム10は火花点火式のエンジン13を備えている。エンジン13は、例えば4気筒等の多気筒エンジンであり、図1では1気筒の断面のみを図示する。以下に説明する構成は、図示しない他の気筒にも同様に設けられている。
なお、図1のエンジンシステム10は、EGR(排気還流)システムを有していないものとする。或いは、EGRシステムを有している場合でも、本実施形態の特徴とは関連性が低いため、図示を省略する。さらに、排気通路に設けられる触媒の図示も省略する。
エンジン13は、スロットル弁14を通じて吸気マニホールド15から供給される空気とインジェクタ16から噴射される燃料との混合気を燃焼室17内で燃焼させ、その燃焼時の爆発力によりピストン18を往復運動させる。このピストン18の往復運動は、クランクシャフト19により回転運動に変換されて出力される。燃焼ガスは、排気マニホールド20等を通じて大気中に放出される。
燃焼室17の入口であるシリンダヘッド21の吸気ポートには吸気弁22が設けられ、また燃焼室17の出口であるシリンダヘッド21の排気ポートには排気弁23が設けられている。吸気弁22及び排気弁23は、バルブ駆動機構24により開閉駆動される。吸気弁22のバルブタイミングは、可変バルブ機構25により調整される。
燃焼室17の混合気の点火は、点火装置30によって点火プラグ7の電極間に放電を発生させることにより行われる。点火装置30は、電子制御ユニット32の指令に基づき点火回路ユニット31を動作させて点火コイル40から点火プラグ7に高電圧を印加することにより、燃焼室17で火花放電を発生させる。
点火プラグ7は、エンジン13の燃焼室17で所定のギャップを隔てて対向する一対の電極(図2参照)を有し、上記ギャップで絶縁破壊が生じるだけの高電圧が一対の電極間に印加されると放電を発生させる。以下の説明において、「高電圧」とは、点火プラグ7の一対の電極間で放電が発生し得るほどの電圧をいう。
電子制御ユニット32は、CPU、ROM、RAM及び入出力ポート等からなるマイクロコンピュータによって構成されており、図中、「ECU」と表す。
破線矢印で示すように、電子制御ユニット32は、クランク位置センサ35、カム位置センサ36、水温センサ37、スロットル開度センサ38、及び吸気圧センサ39等の各種センサからの検出信号が入力される。電子制御ユニット32は、これらの各種センサからの検出信号に基づき、実線矢印で示すように、スロットル弁14、インジェクタ16、及び点火回路ユニット31等を駆動してエンジン13の運転状態を制御する。
[点火装置の構成]
次に、点火装置30の構成について図2を参照して説明する。
図2に示すように、点火装置30は、点火コイル40、点火回路ユニット31、及び、電子制御ユニット32を含む。
点火コイル40は、一次コイル41と二次コイル42と整流素子43とを有し、公知の昇圧トランスを構成している。
一次コイル41は、一端が、一定の直流電圧を供給可能な「直流電源」としてのバッテリ6の正極に接続されており、他端が点火スイッチ45を介して接地されている。以下、一次コイル41のバッテリ6と反対側を「接地側」という。
二次コイル42は、一次コイル41と磁気的に結合されており、一端が点火プラグ7の一対の電極を介して接地されており、他端が整流素子43及び二次電流検出抵抗47を介して接地されている。
一次コイル41に流れる電流を一次電流I1といい、一次電流I1の通電及び遮断によって発生し、二次コイル42に流れる電流を二次電流I2という。図中に矢印で示すように、一次電流I1は、一次コイル41から点火スイッチ45に向かう方向の電流を正とし、二次電流I2は、二次コイル42から点火プラグ7に向かう方向の電流を正とする。また、二次コイル42の点火プラグ7側の電圧を二次電圧V2という。
整流素子43は、ダイオードで構成されており、二次電流I2を整流する。
点火コイル40は、一次コイル41を流れる電流の変化に応じて電磁誘導の相互誘導作用により二次コイル42に高電圧を発生させ、この高電圧を点火プラグ7に印加する。本実施形態では、1つの点火プラグ7に対し1つの点火コイル40が設けられている。
点火回路ユニット31は、点火スイッチ(イグナイタ)45、エネルギ投入部50、二次電流検出抵抗47、二次電流検出回路48を有している。また、点火回路ユニット31は、本発明の特徴的構成である吹き消え検出部49を有している。
点火スイッチ45は、例えばIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)で構成されており、コレクタが点火コイル40の一次コイル41の接地側に接続され、エミッタが接地され、ゲートが電子制御ユニット32に接続されている。エミッタは、整流素子46を介してコレクタに接続されている。
点火スイッチ45は、ゲートに入力される点火信号IGTに応じてオンオフ動作する。詳しくは、点火スイッチ45は、点火信号IGTの立ち上がり時にオンとなり、点火信号IGTの立ち下がり時にオフとなる。一次コイル41における一次電流I1は、点火スイッチ45により点火信号IGTに従って通電及び遮断が切り替えられる。
「エネルギ投入手段」としてのエネルギ投入部50は、エネルギ蓄積コイル52、充電スイッチ53、充電スイッチ用ドライバ回路54、及び整流素子55から構成されるDCDCコンバータ51、並びに、コンデンサ56、放電スイッチ57、放電スイッチ用ドライバ回路58及び整流素子59を有しており、エネルギを一次コイル41の接地側に継続的に投入する。
DCDCコンバータ51は、バッテリ6の電圧を昇圧し、コンデンサ56に供給する。
エネルギ蓄積コイル52は、一端がバッテリ6に接続され、他端が充電スイッチ53を介して接地されている。充電スイッチ53は、例えばMOSFET(金属酸化物半導体電界効果トランジスタ)で構成されており、ドレインがエネルギ蓄積コイル52に接続され、ソースが接地され、ゲートがドライバ回路54に接続されている。ドライバ回路54は、充電スイッチ53をオンオフ駆動可能である。
整流素子55は、ダイオードで構成されており、コンデンサ56からエネルギ蓄積コイル52及び充電スイッチ53側への電流の逆流を防止する。
充電スイッチ53がオンしたとき、エネルギ蓄積コイル52に誘起電流が流れ、電気エネルギが蓄積される。また、充電スイッチ53がオフしたとき、エネルギ蓄積コイル52に蓄積された電気エネルギがバッテリ6の直流電圧に重畳してコンデンサ56側へ放出される。充電スイッチ53がオンオフ動作を繰り返すことで、エネルギ蓄積コイル52にてエネルギの蓄積と放出が繰り返され、バッテリ電圧が昇圧される。
コンデンサ56は、一方の電極が整流素子55を介してエネルギ蓄積コイル52の接地側に接続され、他方の電極が接地されている。コンデンサ56は、DCDCコンバータ51によって昇圧された電圧を蓄電する。
放電スイッチ57は、例えばMOSFETで構成されており、ドレインがコンデンサ56に接続され、ソースが一次コイル41の接地側に接続され、ゲートがドライバ回路58に接続されている。ドライバ回路58は、放電スイッチ57をオンオフ駆動可能である。
整流素子59は、ダイオードで構成されており、点火コイル40からコンデンサ56への電流の逆流を防止している。
なお、図2では1気筒に対する構成のみを示しているが、現実には、放電スイッチ57以降の構成は気筒数分が並列して設けられており、放電スイッチ57の手前で電流経路が気筒毎に分岐され、コンデンサ56に蓄積されたエネルギが各経路に分配される。
二次電流検出回路48は、燃焼室17に設けられる二次電流検出抵抗47の両端電圧に基づいて二次電流I2を検出する。そして、二次電流I2を目標値(以下「目標二次電流I2*」という。)に一致させようとするフィードバック制御により、放電スイッチ57のオンデューティ比を演算し、ドライバ回路58に指令する。
「吹き消え検出手段」としての吹き消え検出部49は、点火プラグ7による放電の開始後、燃焼室17内に発生する気流等によって放電の吹き消えが発生したことを検出する。特に本実施形態では、吹き消え検出部49は、二次電流検出回路48が検出した二次電流I2の値に基づいて吹き消えの発生を検出する。吹き消えの発生を検出した場合の動作については後述する。
以上が点火回路ユニット31の構成である。
次に、電子制御ユニット32は、クランク位置センサ35等の各種センサから取得したエンジン13の運転情報に基づいて、点火信号IGT及びエネルギ投入期間信号IGWを生成し、点火回路ユニット31に出力する。
点火信号IGTは、点火スイッチ45のゲート、及び、充電スイッチ用ドライバ回路54に入力される。点火スイッチ45は、点火信号IGTが入力されている期間、オンとなる。ドライバ回路54は、点火信号IGTが入力されている期間、充電スイッチ53のゲートに対し、充電スイッチ53をオンオフ制御する充電スイッチ信号SWcを繰り返し出力する。
エネルギ投入期間信号IGWは、放電スイッチ用ドライバ回路58に入力される。ドライバ回路58は、エネルギ投入期間信号IGWが入力されている期間、放電スイッチ57のゲートに対し、放電スイッチ57をオンオフ制御する放電スイッチ信号SWdを繰り返し出力する。
また、ドライバ回路58には、目標二次電流I2*を指示するための目標二次電流信号IGAが入力される。
[点火装置の作動]
次に、点火装置30の作動について図3のタイムチャートを参照して説明する。図3のタイムチャートは、共通の時間軸を横軸とし、縦軸に上から順に、点火信号IGT、エネルギ投入期間信号IGW、コンデンサ電圧Vdc、一次電流I1、二次電流I2、投入エネルギP、充電スイッチ信号SWc、放電スイッチ信号SWdの時間変化を示している。
ここで、「コンデンサ電圧Vdc」はコンデンサ56に蓄電された電圧を意味する。また、「投入エネルギP」は、コンデンサ56から放出され、一次コイル41の低電圧側端子側から点火コイル40に供給されるエネルギを意味し、1回の点火タイミング中における供給開始(最初の放電スイッチ信号SWdの立ち上がり)からの積算値を示す。
図3中、「一次電流I1」及び「二次電流I2」は、図2に示す矢印方向の電流を正の値とし、矢印と反対方向の電流を負の値とする。以下の説明において、負の電流の大小に言及する場合、「電流の絶対値」を基準として大小を表す。すなわち、負領域において、電流値が0[A]から離れ絶対値が大きくなるほど「電流が増加又は上昇する」といい、0[A]に近づき絶対値が小さくなるほど「電流が減少又は低下する」という。さらに、後述する図4、図5における二次電流I2と負の閾値との比較において、「二次電流I2が閾値を下回る」とは、「二次電流I2の絶対値が閾値を下回る」ことを意味する。
また、エネルギ投入期間信号IGWが出力されている時刻t3−t4の期間を、同じ記号を用いて「エネルギ投入期間IGW」といい、エネルギ投入期間IGWにおける二次電流I2の制御目標値を、「目標二次電流I2*」とする。目標二次電流I2*は、点火放電を良好に維持可能な程度の電流に設定される。
二次電流I2は、目標二次電流I2*を中間値とする制御範囲内で増加と減少とを繰り返す波状の波形となる。図3では、制御範囲の中間値を目標二次電流I2*として図示するが、制御範囲の最大値又は最小値を制御目標値としてもよい。
時刻t1にて点火信号IGTがH(ハイ)レベルに立ち上がると、点火スイッチ45がオンされる。このとき、エネルギ投入期間信号IGWはL(ロー)レベルであるため放電スイッチ57はオフである。これにより、一次コイル41における一次電流I1の通電が開始する。
また、点火信号IGTがHレベルに立ち上がっている間、矩形波パルス状の充電スイッチ信号SWcが、充電スイッチ53のゲートに入力される。すると、充電スイッチ53のオン後のオフ期間に、コンデンサ電圧Vdcがステップ状に上昇する。
このようにして、点火信号IGTがHレベルに立ち上がっている時刻t1−t2間に、点火コイル40が充電されるとともに、DCDCコンバータ51の出力によってコンデンサ56にエネルギが蓄積される。このエネルギの蓄積は、時刻t2までに終了する。
このとき、コンデンサ電圧Vdc、すなわちコンデンサ56のエネルギ蓄積量は、充電スイッチ信号SWcのオンデューティ比及びオンオフ回数によって制御可能である。
その後、時刻t2にて点火信号IGTがLレベルに立ち下げられ点火スイッチ45がオフされると、それまで一次コイル41に通電していた一次電流I1が急激に遮断される。すると、二次コイル42に高電圧が発生し、点火プラグ7の電極間にて放電が発生することにより、二次電流(放電電流)が流れる。
時刻t2で点火放電を発生させた後にエネルギ投入を行わない場合、二次電流I2は、破線で示すように、時間経過とともに0[A]に近づき、放電を維持できない程度まで減衰すると放電は終了する。このような放電による点火方式を「通常点火」という。
それに対し本実施形態では、時刻t2の直後の時刻t3にエネルギ投入期間信号IGWがHレベルに立ち上げられ、充電スイッチ53がオフの状態で放電スイッチ57がオンされる。すると、コンデンサ56の蓄積エネルギが放出され、一次コイル41の接地側に投入される。これにより、点火放電中に、「投入エネルギPに起因する一次電流I1」が通電する。なお、投入エネルギPは、時刻t2までに蓄積されたコンデンサ電圧Vdcが高いほど大きくなる。
このとき、二次コイル42には、時刻t2−t3間に通電していた二次電流I2に対し、投入エネルギPに起因する一次電流I1の通電に伴う追加分が同じ極性で重畳される。この一次電流I1の重畳は、時刻t3−t4の間、放電スイッチ57がオンされる毎に行われる。
すなわち、放電スイッチ信号SWdがオンになる毎に、コンデンサ56の蓄積エネルギにより一次電流I1が順次追加され、これに対応して、二次電流I2が順次追加される。二次電流I2が所定値になると放電スイッチ57がオフされ一次電流I1への重畳投入が停止し、I2が低下していき所定値になると再度放電スイッチ57がオンされる。これにより、二次電流I2は、目標二次電流I2*に一致するように維持される。
時刻t4でエネルギ投入期間信号IGWがLレベルに立ち下げられると、放電スイッチ信号SWdのオンオフ動作が停止し、一次電流I1、二次電流I2ともにゼロとなる。
このように、時刻t2における点火放電の後、「一次コイル41の接地側」から点火コイル40にエネルギを投入する制御方式は、本出願人が開発したものである。以下、本明細書において、単に「エネルギ投入制御」という場合、この制御方式を意味する。
一方、周知の多重放電方式のように、一次コイル41のバッテリ6側、或いは二次コイル42の点火プラグ7と反対側から点火コイル40にエネルギを投入する方式を包括して「従来のエネルギ投入制御」という。本出願人が開発したエネルギ投入制御では、従来の方式に比べ、低電圧側からエネルギを投入することで最低限のエネルギを効率良く投入しつつ、点火可能な状態を一定期間持続させることができる。
ここで、本実施形態の点火装置30は、燃焼室17内に強い気流を生じさせることにより燃焼性を向上させる希薄燃焼エンジンに適用されることを想定している。このようなエンジンでは、気流によって放電が引き伸ばされ、混合気への着火性が向上する。しかし気流が強いと、放電の吹き消えが発生するおそれがある。また、放電の吹き消え後、無駄な再放電を行うと、点火プラグ7の電極が消耗するという問題がある。
そこで、本実施形態の点火装置30は、二次電流検出回路48が検出した二次電流I2に基づいて、吹き消え検出部49が吹き消えの発生を検出する。そして、吹き消えが発生した時期に応じて、エネルギ投入を継続して再放電を発生させるか、又は、エネルギ投入を停止して再放電を禁止するかを判定することを特徴とする。
次に、エネルギ投入期間IGWの間に放電の吹き消えが発生した場合の動作について、図4、図5を参照して説明する。図4、図5のタイムチャートの横軸における時刻t2、t3、t4は、図3で用いた記号を援用する。また、図4、図5の縦軸には、エネルギ投入期間信号IGW、二次電流I2、二次電圧V2、及び一次電流I1を示す。エネルギ投入による二次電流I2(実線)に対し、通常点火による電流を破線で示す。
ここで、図4、図5では、二次電圧V2による放電が開始されたタイミングで二次電流I2が立ち上がることを表すため、図3に対し、時刻t2と時刻t3との時間間隔を誇張して示している。
図4、図5に示すように、エネルギ投入期間IGWは、投入期間の開始時刻t3から所定の切替時刻txまでの「第1領域」、及び、切替時刻txから投入期間の終了時刻t4までの「第2領域」の2つの時間領域に分けられる。
第1領域では、点火コイル40の誘導性エネルギが比較的多く残存しているため、点火プラグ7の吹き消え後の再放電が可能である。一方、第2領域では、点火コイル40の誘導性エネルギがほとんど消費されており、エネルギを投入しても高電圧にいたらず吹き消え後の再放電をすることができない。
図4に示すように、第1領域の時刻tboにおいて二次電流I2が吹き消え検出電流閾値Iboを下回ったとき、吹き消え検出部49は、吹き消えが発生したと判定し、放電スイッチ用ドライバ回路58の動作をそのまま維持する。したがって、エネルギ投入部50から点火コイル40へのエネルギ投入が継続される。このとき、点火コイル40の誘導性エネルギは比較的多く残存しているため、二次電圧V2が瞬間的に立ち上がり、点火プラグ7の再放電が発生する。こうして、吹き消え後の再放電が可能な期間には、積極的に再放電を行い混合気へのエネルギ供給を継続する。
一方、図5では、吹き消えが発生しないときの波形を二点鎖線で示し、吹き消えが発生したときの波形を実線で示している。第2領域の時刻tboにおいて二次電流I2が吹き消え検出電流閾値Iboを下回ったとき、吹き消え検出部49は、吹き消えが発生したと判定し、放電スイッチ用ドライバ回路58の動作を停止させる。これにより、放電スイッチ57がオンオフ動作を停止するため、エネルギ投入部50から点火コイル40へのエネルギ投入が停止される。
第2領域では、吹き消え後の再放電を行う程の誘導性エネルギが残っていない。仮に、このような状態で吹き消え発生後もエネルギ投入を継続すると、着火に結び付かない無駄な電力を消費することとなる。
そこで、本実施形態では、吹き消えの発生を検出した場合、エネルギ投入部50からのエネルギ投入を停止し、再放電を回避する。
なお、吹き消え検出電流閾値Iboは固定値としてもよく、エンジン13の運転状態等に応じて可変としてもよい。
次に、第1領域の期間T、すなわち、エネルギ投入期間IGWの開始時刻t3から切替時刻txまでの期間Tの設定について、図6のマップを参照して説明する。
第1領域の期間Tは、図6(a)に示すように、エンジン負荷が高いほど、また、図6(b)に示すように、エンジン回転数が高いほど短く設定される。なぜならば、エンジン負荷又は回転数が高い状態ほど、再放電のために点火コイル40に残っているエネルギがより多く必要となり、エネルギ投入開始後の再放電可能な期間が短くなるからである。
点火装置30は、電子制御ユニット32が取得したエンジンの負荷及び回転数の情報に基づいて第1領域の適正な期間Tを算出し、例えば次の燃焼サイクルから吹き消え判定の切替時刻txを変更するようにしてもよい。
(効果)
(1)本実施形態の点火装置30は、点火プラグ7による放電開始後、放電の吹き消えが発生したことを検出する吹き消え検出部49を備えており、吹き消え後の再放電を実施不能な第2領域において吹き消えの発生が検出されたとき、エネルギ投入部50によるエネルギ投入を停止する。これにより、無駄なエネルギ投入を回避することで、無駄な電力消費や点火プラグ電極の消耗を抑制することができる。
また、吹き消え後の再放電が可能な第1領域において吹き消えの発生が検出されたとき、エネルギ投入部50によるエネルギ投入を継続する。吹き消え後の再放電が可能な期間には、積極的に再放電を行い混合気へのエネルギ供給を継続することで、着火性を確保することができる。
このように、吹き消えの発生時期に応じて再放電の可否を適切に判別し、着火性の確保と点火プラグ電極の消耗の抑制とを両立することができる。
(2)本実施形態の点火装置30は、エネルギ投入期間IGWに二次電流I2を検出する二次電流検出回路48を備え、吹き消え検出部49は、二次電流I2の絶対値が所定の吹き消え検出電流閾値Iboを下回ったとき、吹き消えが発生したと判定する。吹き消えが発生すると二次電流I2の絶対値が急激に低下することから、二次電流I2の絶対値を監視することで、吹き消えの発生を適切に検出することができる。
また、二次電流検出抵抗47及び二次電流検出回路48を備えることで、検出電流に基づくフィードバック制御により、二次電流I2の実値を目標二次電流I2*に精度良く一致させることができる。
(3)本実施形態の点火装置30は、エネルギ投入制御の方式として、DCDCコンバータ51で昇圧しコンデンサ56に蓄電した投入エネルギを、一次コイル41の接地側から投入する方式を採用している。これにより、多重放電等のエネルギ投入方式に比べ、低電圧側からエネルギを投入することで最低限のエネルギを効率良く投入しつつ、点火可能な状態を一定期間持続させることができる。
また、エネルギ投入期間IGW中、二次電流I2は、常に負の値となり、交番電流を用いる他の方式のようにゼロクロスしないため、吹き消えの発生を防止することができる。
(その他の実施形態)
(ア)上記実施形態のエネルギ投入部50は、本出願人が開発した「一次コイルの接地側からエネルギ投入する方式」を採用している。この他、本発明の「エネルギ投入手段」として、エネルギ投入期間の途中でエネルギ投入を停止可能な方式であれば、従来の多重放電方式や特開2012−167665号公報に開示された「DCO方式」等の方式を採用してもよい。
また、図2の構成の点火装置30によるエネルギ投入制御は、図3に示すように、点火信号IGTのHレベル中に充電スイッチ信号SWcをオンオフしてコンデンサ電圧Vdcを蓄積した後、エネルギ投入期間IGWに、一次コイル41の接地側にエネルギを投入する方法に限らない。例えば、エネルギ投入期間IGWに、充電スイッチ信号SWcと放電スイッチ信号SWdとを交互にオンオフ制御することで、充電スイッチ信号SWcがオンのときエネルギ蓄積コイル52が蓄積したエネルギを、その都度、一次コイル41の接地側に投入するようにしてもよい。その場合、コンデンサ56を備えなくてもよい。
(イ)上記実施形態の吹き消え検出部49は、二次電流検出回路48が検出した二次電流I2が吹き消え検出電流閾値Iboを下回ったとき、吹き消えが発生したと判定する。この他、本発明の「吹き消え検出手段」は、イオン電流等の他のパラメータに基づいて、吹き消えの発生を検出するようにしてもよい。
二次電流I2を吹き消え検出に用いず、且つ、二次電流I2をフィードバック制御しない(例えばフィードフォワード制御する)場合には、二次電流検出抵抗47及び二次電流検出回路48を備えなくてもよい。
(ウ)吹き消え検出部49は、上記実施形態のように点火回路ユニット31に含まれる構成に限らず、電子制御ユニット32に含まれてもよい。また、ハードウェア、ソフトウェアのいずれで構成されてもよい。
(エ)点火回路ユニット31は、電子制御ユニット32を収容するハウジング内に収容されるか、或いは点火コイル40を収容するハウジング内に収容されてもよい。
点火スイッチ45及びエネルギ投入部50は別々のハウジング内に収容されてもよい。例えば、点火コイル40を収容するハウジング内に点火スイッチ45が収容され、電子制御ユニット32を収容するハウジング内にエネルギ投入部50が収容されてもよい。
(オ)点火スイッチは、IGBTに限らず、比較的耐圧の高い他のスイッチング素子で構成されてもよい。また、充電スイッチ及び放電スイッチは、MOSFETに限らず、他のスイッチング素子で構成されてもよい。
(カ)直流電源は、バッテリに限らず、例えば交流電源をスイッチングレギュレータ等によって安定化した直流安定化電源等で構成されてもよい。
(キ)上記実施形態では、エネルギ投入部50は、DCDCコンバータ51によって、バッテリ6の電圧を昇圧している。その他、点火装置がハイブリッド自動車や電気自動車に搭載される場合には、主機バッテリの出力電圧をそのまま、或いは降圧して、投入エネルギとして用いてもよい。
(ク)電子制御ユニット32は、主に点火装置30を制御する部分の他に、上記実施形態の特徴とは比較的関連性の低い、エンジン13全体の運転状態を制御する部分を含む。これらは一つのユニットとして構成されてもよく、或いは、信号線等によって互いに通信される別体のユニットとして構成されてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
13 ・・・内燃機関、 17 ・・・燃焼室、
30 ・・・点火装置、
40 ・・・点火コイル、
41 ・・・一次コイル、 42 ・・・二次コイル、
45 ・・・点火スイッチ、
49 ・・・吹き消え検出部(吹き消え検出手段)、
50 ・・・エネルギ投入部(エネルギ投入手段)、
6 ・・・バッテリ(直流電源)、
7 ・・・点火プラグ。
また好ましくは、本発明の点火装置は、二次電流を検出する二次電流検出手段を備え、エネルギ投入手段は、エネルギ投入期間において、二次電流検出手段によって検出された二次電流に基づいて一次コイルへのエネルギ投入を制御する。そして、第2領域において吹き消えの発生が検出されたとき、エネルギ投入手段によるエネルギ投入を停止し無駄なエネルギ投入を回避することで、無駄な電力消費や点火プラグ電極の消耗を抑制することができる。
このように、吹き消えの発生時期に応じて再放電の可否を適切に判別し、着火性の確保と点火プラグ電極の消耗の抑制とを両立することができる。

Claims (4)

  1. 内燃機関(13)の燃焼室(17)において混合気に点火する点火プラグ(7)の動作を制御する点火装置(30)であって、
    直流電源(6)から供給される一次電流が流れる一次コイル(41)、及び、前記点火プラグの電極に接続され、前記一次電流の通電及び遮断による二次電圧が発生し二次電流が流れる二次コイル(42)を有する点火コイル(40)と、
    前記一次コイルの前記直流電源と反対側である接地側に接続され、点火信号(IGT)にしたがって前記一次電流の通電と遮断とを切り替える点火スイッチ(45)と、
    前記点火スイッチにより前記一次電流を遮断し、前記遮断による二次電圧で前記点火プラグの放電を発生させた後の所定のエネルギ投入期間(IGW)において、エネルギを投入可能なエネルギ投入手段(50)と、
    前記点火プラグによる放電開始後、放電の吹き消えが発生したことを検出する吹き消え検出手段(49)と、
    を備え、
    前記エネルギ投入期間の開始から前記点火プラグの吹き消え後の再放電が可能な時間領域である第1領域において、前記吹き消え検出手段によって吹き消えの発生が検出されたとき、前記エネルギ投入手段によるエネルギ投入を継続することを特徴とする点火装置。
  2. 前記第1領域が経過した後の第2領域において、前記吹き消え検出手段によって吹き消えの発生が検出されたとき、前記エネルギ投入手段によるエネルギ投入を停止することを特徴とする請求項1に記載の点火装置。
  3. 前記エネルギ投入期間に前記二次電流を検出する二次電流検出手段(48)を備え、
    前記吹き消え検出手段は、
    前記二次電流の絶対値が所定の吹き消え検出電流閾値を下回ったとき、吹き消えが発生したと判定することを特徴とする請求項1または2に記載の点火装置。
  4. 前記エネルギ投入手段は、前記一次コイルの接地側から前記二次電流と同じ極性で重畳的にエネルギを投入可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の点火装置。
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